mixiの某コミュニティ上で見かけたこの名前。気になっていたら、本にも掲載されていました。「で、一体なんなのよ!」とお思いの方、実はラーメン屋さんの名前なのです。
で、近くにあるようなので本日午後に足を運んでみました。店は小さく、カウンターに6〜8名、小上がりに3〜4名が入れるくらい。店主1人でやっているので、水はセルフ、片付けもセルフというような感じ。まぁ、ラーメン屋ならごく当たり前ですけどね。
味はというと前評判通りで「かなり旨い!」と聞いていましたが、確かに美味しかったです。メニューは中華そば系とつけ麺系はありました。
中華そばは節系でコクはあるけどしつこくないスープに少し太めのもちもち感のある麺。で、麺が少なめなのでがっつり食べたい人は大盛りが良いかも。
つけ麺は中華そばのスープとはちょっとだけ違った感じで、ピリ辛さと節粉が加わっていました。麺はというと、これもまた独特でかなり太めなんですが、側面に溝があり、このおかげでスープがよく絡んで美味しく食べられました。どうやらこの麺は自家製らしいです。
何かで読んだ話では、この自家製麺がやっとお客さんに出せるレベルになったから店を開いたのだとか。確かにこの麺、旨いです! いやぁ、こんなに美味しい店がまた新たにできるなんて… リピーターになりそうですでも、自家製麺だけに、100食/日らしいんです。この希少価値も人気が出た理由の1つなのかな?
きょうは、労使が共同でW.L.B(ワーク・ライフ・バランス)のセミナーを社のホールで開いていました本当は休みには近寄りたくない会社ですが、非常に興味があったので、長期休暇の最終日でしたが、足を運んで参加してきました。うちの社も少しだけこういうことに目を向け始めたんだな、というのが率直な感想。でも、実態はまだまだそういう組織作りがされてないのが現状。
特にうちの職場は「ワークシェア」に無頓着で、担当者がいないと何も回りません。実際、セミナーが終わった後、「上野さんがいないから先に進められない案件があるから、明日出社後に確認させて」と声をかけられました。上司には説明したつもりだったのに、見事にNGでした… これじゃ、この先が思いやられます
講師がしきりに「こういう意識改革はトップダウンじゃないと」と言っていたけど、まさにその通り! 下から改革しようとしてもダメなんです。この機会に上が部下の仕事をしっかり把握して、効率よく回せる体制にしてほしいなぁ…
えっ、私? 私は今までもそういう意識は持っていましたから、今度はそれを少しずつ実行に移すことから始めてみますよ。どこまでできるかはわかりませんが。
成田に着いてからがまた大変でした。思った以上に帰国者が多く、入国ゲートは長蛇の列。でも、簡単な審査だけなのであっという間にゲートをくぐることはできました。その後、荷物の受け取りを待っている間に、例のマンゴスチンについて確認するために検疫センターに足を運びました。予想していた通りにマンゴスチンは待ちこみ禁止でした。これ、覚悟していたから納得したけど、納得できない人もいて騒動になったりするんだろうなぁ… センターの人も私が「これ持ち込めますか?」と質問した際に「真に申し上げにくいのですが…」というすごく柔らかな物言いをしてきて、穏便に済ませたいという気持ちが伝わってきましたね。
その後は、特に問題もなく荷物を受け取り、携帯を返し、成田空港を後にしました。9時過ぎに家に着いたのですが、そのままシャワーを浴びてベッドに倒れこみました。帰りの飛行機で眠れなかったのは正直しんどかったです。
本当はもっと寝ていたかった気もしましたが、夕方から近くのテニスコートで知り合いとテニスをする約束をしていたので、15時すぎに起きて身支度をして出かけました。久しぶりのテニスを楽しんだ後、一度家に帰ってシャワーを浴びて、そのまま近所の焼肉屋で帰国祝い。いやぁ、短い期間でしたが盛りだくさんなプーケット旅行でした。本当にお疲れ様でしたが、また行きたい国ですね、タイは。
プーケット滞在最終日は出かけることをせずに、ホテル内のプールでリゾート気分を味わうことにしてみました。プールは朝食を食べているレストランのすぐ横にA、昨日のフルーツ引換所の近くにBがあります。朝食を食べながら、プールAの利用状況を見ていると、すでにプールサイドのビーチベッドが満席。これならもう1つのプールBに行ってみることにしました。
朝食後に部屋に戻り、まずは水着に着替え。必要最低限のものをビーチバッグに入れて部屋を出ました。部屋からプールBまではこれがすぐなんですよね。着いてみてビーチベッドを確認すると、辛うじて空きがあるという状態だけど、完全に日陰。まぁ、ガリガリに焼こうって気はなかったのでそこに陣取り、さっそくプールに入りました。
最初はかなり冷たく感じてしまい、なかなか慣れませんでしたが、一度慣れてしまうとひんやりと気持ちが良いですね。海と違って波にさらわれるとか、得体の知れない生物に襲われるという心配もありませんし。^^; でも、ここのプールは結構深いんです。180cmの私でも普通に立つとあごまで水が達しています。このときばかりは背が高くて助かったと思いました。だって、泳げないんですもの。150cmの嫁さんはもちろん泳がざるを得ない状態でしたが、どこかのモデルさんのように顔を出しながら優雅に平泳ぎしていました。う〜ん、ちょっと羨ましい。
プールには小さなウォータースライダーもあったので試してみましたが、あまりスピードが乗らず、いま一つ盛り上がりにかけました。まぁ、子供用ということなのでしょう。あと、浮き輪や空気を入れて膨らませるサメもあったのですが、先客が使っていたのでしばし我慢。先客が飽きたところでゲットしてみましたが、ちょっと遊んだところで飽きてしまいました。^^; まぁ、疲れてきたというのもありましたが。
で、ちょっと休もうということでベッドに横たわり、ボーっとすることにしました。嫁さんは本を持ってきたらしくそれを読んでいました。私はそんなアイテムはなかったので、仮眠することに。でも、たまに来る虫や上から降ってくる木の葉が気になってしまい、深い眠りに落ちるまでには至りませんでした。
横たわりながらボーっとしていると、嫁さんが「お昼どうする?」と聞いてきました。確かにプールサイドに軽食が食べられそうな場所があるけど、よくよく考えたらプーケットでの食事はこのランチが最後です。とはいえ、夕方の出発時間までそんなに時間はなく、街中まで足を延ばすのはちょっと難しい状態。なので、ホテル近くのイタリアンレストラン「FRANCO ROMA」にて最後の晩餐ならぬ、最後の昼餐にしました。
ただ、足を運んだ時間がちょっと遅かったので店内は閑散としていました。まぁ、そんなことは気にせずにいくつかの料理を注文。タイでのイタリアンなのでそんなに期待はしていませんでしたが、そこはホテル提携店ということでそれなりに美味しく食べられました。
せっかくなのでタイで取れるロブスターを使った料理や海産物を使った料理ということで、ロブスター入りラビオリとシーフードのごった煮みたいなものを頼んでみました。ラビオリというと一口サイズ的なものを想像していましたが、ナイフで切らないと口に入れられないくらいのものが10数枚入っている特大のものが運ばれてきました。その量の多さに持て余していたらシーフードごった煮が運ばれてきましたが、こちらにもロブスターが… どちらも美味しいのですが量に難ありです。完全にディナーサイズでしたね。
食後にはエスプレッソと思っていて、メニューを確認して頼んだら「エスプレッソ無理なのよ。この時間はコーヒーオンリーね」と絶妙の笑顔で言われてしまいました。そんな顔されたら何もいえませんわ、ということで、コーヒーを頼んで締め。
会計を済ませるとホテルに連絡してくれて車を呼んでくれました。何というサービス! でも、待っている時間が結構長くて、歩いて帰った方が早かったかもという思いもありました。まぁ、ちょっとした上客気分を味わえたから良いんですけどね。
部屋に戻ってからは帰りの身支度。出発予定まで30分程度という時間の中、部屋中に展開しまくっていた荷物を片っ端からスーツケースに入れました。このとき、何故かエアコンの効きが悪く、今までで一番汗をかいてしまいました。シャワー浴びて着替えたかったけど、着替えはすでにスーツケースだし、時間はないし。荷物をしまい終わってから、少しだけエアコンに当たったあとはすぐにホテルのロビーに移動を開始しました。
と、思ったら最後の最後にスコール! 何故にこの時間のない時に!と思って雨の当たらない場所で待機していたら、都合の良いことに無線を持ったホテルの人が我々を見つけてくれました。すぐに無線でカーゴ車を呼んでくれて、そこに重たい荷物を載せてくれました。これには私も心の底から感謝しチップを奮発しました。やっぱり、タイの人って素敵です。
そんなスコールの中をフロントまで車で移動し、フロントについた後はチェックアウトの手続きをしつつ、昨日撮影した民族衣装の写真をもらいました。しばらく待つと添乗員さんが到着し、簡単なアンケート調査に協力した後、ワゴン車で空港に移動しました。空港に着いて手続きを済ませて添乗員さんと別れた後、ふと外を見るとまたスコールが。う〜ん、タイミングよかったなぁ…
プーケットからバンコクまでの飛行機も若干の遅れ。でも、バンコクではまた長時間待つことになるのでまったく問題なし。バンコクについて驚いたのが、国際線施設の充実度。着いたときは国内線フロアにすぐ移動してしまったので気づきませんでしたが、恐ろしいほどの広さです。途中途中で搭乗案内を確認しながら、買い物をしたり、お茶をしたり… かなりの時間を潰すことになりました。搭乗口は結構遠そうなので1時間ほど前から移動を開始しました。遠いのもそうなんですが、移動までの通路がずっとショッピングモールのようになっているので、これでもかというほど買い物ができます。お土産はさんざん買ったのでもういいかな?と思いつつも思わず寄ってしまいます。で、ある店に入ってみたら何と「マンゴスチン」が売っていました。「ん? 日本への持込ってNGじゃなかったっけ?」と思いつつも、わずかに残る希望に望みを託して買ってしまいました。レジで「日本へ持って帰れる?」と聞いてみたけど、あまり要領得ない返答だったしダメなんだろうなぁ…
機内に入ってもしばらくは飛ぶ気配がない。おかしいなぁ、と思っていたらアナウンスがありました。まだ乗り込んでいない人が20名ほどいる様子。嫁さんと「あの広さは予想以上だし、寄り道しちゃってる可能性もあるよね」と話していました。我々も1時間の余裕を見ておいたのに搭乗口に着いたのは20分くらい前でしたからね。普通の空港なら30分あれば楽勝なのに、バンコク国際空港恐るべし。
何とか乗客も揃ったようで出発しましたが、夜中の出発なのでドリンクとお茶菓子が振舞われた後は就寝タイム。すぐに寝られれば良かったのですが、空腹感で目が冴えてしまいました。ウトウトできたかと思っても、近くの人の動きが気になったりと全然眠れません。結局、イライラしながら朝まで起きていることになってしまいました。朝になって食事が振舞われ、やっと食欲が満たされたところでイライラも収まりました。こんなことなら飛行機に乗る前にしっかり食べておけば良かった…
7/14 SAT |
トゥクトゥクってなんか(・∀・)イイ! |
プーケット3日目は案の定ちょっと遅くまで寝てしまいました。で、朝食を済ませた後は、ハネムーナー特典でもある「フルーツ1kg無料サービス券」を引き換えに行くことにしました。この時期のタイは雨季ということでフルーツが美味しいらしいので余計にラッキーです。確かに、毎日新鮮なフルーツが部屋に置かれているんですけど、美味しいんですよね。さて、1kgもあるし何を選ぼう…
引換所はフルーツ屋さんのようでした。係の女性が1人いたのですが、とりあえず自由に選ばせてくれるようです。並んでいたのは、パイナップル、ザボン、マンゴー、マンゴスチン、ロンガン、ランプータン、ドラゴンフルーツ、ローズアップル、グァバ、バナナなどなど… とにかくいろいろなものが並んでいます。部屋でも何種類か食べていて、どれが美味しいかはある程度わかっていたのですが、これだけあると未食のものもあるわけで。そういったのも踏まえて、選んだのはマンゴー(黄&緑)、マンゴスチン、ロンガン、ローズアップル、ランプータン。1kgって意外と少ないんですね。
フルーツをもらい受けた後、今度はタイの民族衣装を着ての撮影会。(笑)これもハネムーナー特典の1つのようです。ここの受付の人は日本人女性。しかも、結構若い。きっと学生時代に旅行来て、国柄の良さに惚れ込んでこちらに就職したんでしょうね。う〜ん、若さって素晴らしい。いいよね、夢があります。
で、私の方はスーツみたいな感じなので、あっという間に着替え終わりました。嫁さんは少しだけ手間取っているようで、しばらく1人で待つことに。待っている間にお客さん(若い女性3人組)が来たんですけど、この3人組が何と受付の女性の友達みたいで「きゃー、久しぶり!」「その格好似合ってるよー」「ちゃんと仕事してるのー?」と大盛り上がり。受付の女性は「ほら、お客さんいるし、あんたたちもさっさと選んで!」とちょっとだけ困った様子。そうこうしているうちに嫁さんも着替え終わって、さっそく撮影。着ている衣装がタイの正装のようなので、イメージは結婚式の写真撮影。2枚撮ったのですが、1枚目は嫁さんが椅子に座って私がその後ろに位置するもの、2枚目は二人で並んで立って手は合掌。夕方には出来上がり、フロントで受け取れるようにしておくとのこと。こういう撮影会もなかなか記念になりますね。
撮影が終わり、さて観光に出かけるか、となりました。近くなら歩き回れば良いんですが、今回出かけようとしているのはタイの寺院。2つほど有名なところがあって、1つは「シャロン寺院」でパトンビーチから南側に位置しています。もう1つは「プラ・トン寺院」でパトンビーチから北側に位置しています。共にプーケットからちょっと離れていて、1日だけだと両方は難しいかな?という感じ。どちらにしても足を確保しなくてはなりません。何が良いかなぁ、と悩んで「フロントに聞いてみよう!」ということになりました。フロントで日本人スタッフに繋いでもらって、「寺院に行って、その後パトンビーチに戻ってきたい」と伝えると、「ソウテウ(バス)は使いにくいので、トゥクトゥク(簡易タクシー)が良い、さらに言えばチャーターしてしまった方がお得だし、無難」とのこと。ひとまず、その情報を胸にして、手に持ったままのフルーツ1kgが入った袋を手に部屋に戻りました。
部屋に戻ってシャロンとプラ・トンのどちらにするかを再度検討。ガイドブックを見ていたら、プラ・トン寺院近辺にはもう1つ「プラ・ナン・サン寺院」というのがある様子。であれば、2ヶ所まとめて回れた方が良いかな?ということで、トゥクトゥクをチャーターして北に向かうことにしました。プランも決まったしフルーツでも食べて一息つくか点、と思っていたらまたスコール! ゆっくりしていて正解でした…
スコールが上がったところでホテル近くに待機しているトゥクトゥクの運転手と交渉。ここで英会話を習っている嫁さんがまたしても活躍。ガイドブックの地図を見せながら説明していると1,200BHTで落ち着いた。この運転手さんがなかなかハンサムで丁寧。タイに来てから人に恵まれている気がしますわ。
乗り心地はそんなに悪くありません。排ガスが…という声を聞きましたが、そんなに気になりません。嫁さんとも「いい感じだね♪」などと話していたら、急に路肩に止まりました。何かな?と思ったら、スコールよけのビニール(私の後ろにある水滴がついているもの)を上げてくれるとのこと。あ、さっきまで思い切り降ってたもんね… これを上げると景色も良く見えるようになるし、風通しも良くなるので快適なんだとか。確かに、上げてみると途端に視界がクリアになりましたし、気持ちの良い風も入ってきました。あぁ、本当に良い旅だ…
トゥクトゥクに乗ってみて改めて思ったのが、日本車とバイクの多さ。車はトヨタにホンダ、いすゞにダイハツ、とにかく日本車だらけです。バイクはというと、2人乗りは当たり前で3人乗りしている強者もいます。ヘルメットはかぶっていない方が多いかも?^^; これは違法なのかどうかはよくわかりませんが危ないことは間違いないです。あと、日本と同じ左側通行だから違和感があまりしません。しいて言えば信号が違うということ。矢印で示され、あとどのくらいで変わるのかがわかるようになっていました。まぁ、すべてがこのタイプかというと違うのかもしれませんが。
それから、道を走っていて気づくのが、道の端にある津波からの避難についての看板。やっぱり津波災害があったばかりなだけに死活問題なのでしょうね。実際、津波の被害の後が明らかにわかるような場所もいくつか見えました。そういやホテルでも「ここは高台だから津波きても心配するな」とか書いてましたね。
そうこうしているうちに第一目的地の「プラ・ナン・サン寺院」に着きました。運転手はバックミラー越しに「俺はここで待つから行ってきな」と合図。それを確認してトゥクトゥクを降りて寺院敷地内を散策することにしました。この寺院、すごく寂れているというか、廃れているというか、ボロボロな感じ。やっぱりスマトラ沖地震の被害なんでしょうか? 復旧作業もしているようなのですが、なかなか追いついていないんでしょうね。ひとまず寺院に寄付して中を少しだけ見て、次の「プラ・トン寺院」に向かうことにしました。
プラ・トン寺院は本当にすぐ近くであっという間に着いてしまいました。こちらはシャロン寺院に次ぐ規模だけあって復旧に力を入れたのか綺麗でした。本堂と思われる建物に入ると、金箔をたくさん貼り付けた仏像が目に飛び込んできました。これかぁ…、と思いながら見ていると、嫁さんが「お線香とかあげたいよね」と一言。確かにそんな気分です。どうしたら良いのかなぁ?と困っていたら、管理しているおばちゃんが「線香もろうそくもあるよ、でも寄付してね。金箔も付いているから、それは自分の生まれた曜日の仏像に貼るんだよ。わからなきゃ好きな仏像に貼って」と説明してくれました。金箔、自分で貼れるんですか! 日本と変わらないんだなぁと思っていたけど、予想に反したイベントがありましたね。
はやる気持ちを抑えて、まずはろうそくを空いているところに立てて、お線香をあげて合掌。その後、自分の生まれたと思われる木曜日の仏像に金箔を貼りました。金箔は3枚あったのですが、1枚目は金箔自体に糊を付けてしまったがためにくしゃくしゃになり失敗。2枚目は1枚目を教訓とし、指で仏像に糊を塗りそこに貼ろうとしましたが失敗。ここで閃きました。3枚目は糊を仏像に塗るところまでは一緒。でも、金箔は紙に乗せたまま仏像に貼り付けたところ見事なまでに綺麗に貼れました。最初からこの方法に気づいていれば、もっと綺麗に飾ってあげられたのに… すまん、木曜の人。
本堂から出る直前にお坊さんに声をかけられました。何か失礼なことでもしたかな?と思ったら、「向こうにミュージアムもあるからぜひ」ということでした。どんな物が飾っているのかな?と期待して行ってみると、よくわからないけど、古いものをかき集めてみました、というような感じでした。ありがたさとかそういうのはほとんどなし。^^;
一応満足できたので、トゥクトゥクに戻ると、運転手が「象でも見に行くか?」と急な提案。何やらこれから戻ることになるパトンビーチの近くで象が見られるのだとか。象見てもなぁ…と思ったのですが、せっかく提案してくれているし、「見るだけだよ」とわざわざ強調しているので寄ってみることにしました。
着いてみると確かに象がいます。せっかくなんで写真でも撮ろうかな?と車内からカメラを構えると、そこの人が近づいてきました。シャッター切った瞬間に「写真撮ったなら金だしな」なんてことになるのでは?と思い、ひとまずカメラはしまいました。で、このまま車内にい続けるのも不自然なので、ひとまず降りてみたのですが、降りたところから「象乗ろうよ」攻撃が始まりました。こちらが「いや、乗らない」と言っても「せっかくだし」「安くするよ」としきりに乗せようとしてきます。「ノーサンキュー!」と言ってもお構いなしです。このままでは本当に乗せられてしまい、パトン内の観光もできなくなってしまうので、車内に戻りました。運転手は例のごとくミラー越しに「いいのか?」と合図。こちらが頷くと当初の予定通りにパトンの中心部と思われるところまで連れて行ってくれました。名残惜しいなぁ、と思いながらチップと合わせて料金を支払うとハンサムな運転手は走り去っていきました。
車を見送って振り返ると、そこにはまさしくリゾートビーチという光景が広がっていました。しかも、昨日できなかったパラセーリングをしている姿も目に飛び込んできました。いやぁ、うらやましい…
で、よくよく考えたら昼食を摂っていないことを思い出しました。そこで街に移動してまずは食事をしようということに。ガイドブックを見て一番近くて良さそうな店に行ってみましたが、地図上ではあるはずなのに見当たりません… ん〜、なくなったか? 仕方がないので他の店が近くにないか調べたら、ありましたよ、すぐ近くに「ダン・レストラン(Dang Restaurant)」。早速移動して入ってみると、店の人にニューハーフらしき姿が… さすがはタイです。^^;
英語のメニューを見て適当に注文してみましたが、これまた全部美味しいんです! 本当にタイは食事に困りませんね。しかも、このレストランが非常に安かった。今までのところはそれなりの値段だったのでこういうの待ってたんですよね。安くて美味い! これに尽きます。
おなかが満たされたところで、今度はお土産探し。まずは近くのタイシルク専門店や、ショッピングセンターを見て回ってみました。途中、ショッピングセンターでマッサージサービスがあったのですが、日本と比べて超お得な値段! 昨日してもらったのに思わず飛びついてしまいました。^^; その後、さらにいろいろ見て回ってから、今度はスーパーマーケットにも行ってみました。ここでやっと物価の違いみたいなものを把握することができました。やはり、観光客相手の店と地元のスーパーとじゃ全然違いますね。おかげでタイっぽいお土産を安く仕入れることができました。
その後は、西日を思い切り受けながらビーチに戻ることにしました。ビーチは夕方なのにかなりの人。波もだいぶ高くなってきています。でも、まだまだ遊び足りない人が多いようで、先程見ていたパラセーリングも続いているようです。しかも、夕陽を背にして飛んでいるので、非常に絵になる光景。素晴らしいですね、このリゾート感。あぁ、自分も飛びたかった…
そんなビーチをサンダルを脱いで裸足で歩きながらホテルを目指しました。ホテルまでは歩いて20分くらいの距離。遅めのお昼のせいでそんなにおなかは空いていないのですが、夕食はホテル近くのタイレストラン「BAAN RIM PA(バーン リン パ)」で、と決めていたので、何とかおなかを空かせようとしているわけなんです。まぁ、20分程度じゃそんなにエネルギー消費しませんけどね。^^;
それにしてもビーチを歩いているといろいろな光景を目にします。ちょっと変わったところでは、新婚らしいカップルの男性が女性をモデルに見立てて撮影会に興じているとか、子どもを乗せた警備用ジープがある家族のところで止まったので何かな?と思ったら実は迷子のお届けだったとか。やはり全体的にのんびりしていますよ、リゾートビーチだけあって。
で、マッサージした足がだんだんと悲鳴を上げ始めたころに、やっと「BAAN RIM PA(バーン リン パ)」に着きました。この店、眺望がプーケットでも1、2を争うらしく、予約しないと入れないこともあるらしいのですが、この日は何とか入ることが出来ました。まぁ、窓側ではなく、奥になってしまいましたが。まぁ、辺りが暗くなって景色もほとんど見えていなかったので良いですけどね。味のほうは相変わらず美味しいものが多かったのですが、嫁さんとの意思疎通が上手くいかず、ちょっとだけ消化不良… すまん、嫁さん。で、驚いたのがデザートとアイスコーヒー。デザートにマンゴーを頼んだのですが、そのつけ合わせ(?)にもち米を甘く炊いたものがでてきました。また、アイスコーヒーも激甘! よくよく考えたら、タイ料理って辛いのがやたら多いからその反動なのかも… 途中まで辛い、辛いと言っていたのがウソのように、口の中が甘ったるくなってしまいました。店を出ると、外には待っている人たちが何人もいました。やっぱり人気店なんですね。良かった、待たずに入れて。
部屋に戻った後は、早めに汗を流してベッドに入りました。きょうはいろいろ回ったけど、何といってもトゥクトゥクですね。
プーケット2日目はコーラル島という近くの島でビーチリゾートを堪能することにしました。島に渡るにはホテルのあるパトンビーチからシャロン湾に車で移動して、ジェットボートで渡る必要があります。
ホテルでバスタオルを借りて、出発したのが8:30頃。30分くらいでシャロン湾にたどり着き、ちょっと待った後にボートに乗り込みました。乗り込む前にRさんから「波飛沫がすごいのでバスタオルを用意しておいた方が良い」と聞いていたのですが、まぁ気にならない程度だったので、途中までは何もせずにいました。ほら、どうせ濡れるわけですし。^^;
で、かなり離れたところまできたなぁ、と思っていたら突然の雨。しかも、どんどん強くなります。そう、これがスコールの初体験となったのです。そんな土砂降りの中、ボートは何とか島に到着。叩きつけるような激しい雨の中、ボートから降り、海の家みたいな場所へ。嫁さんと、「スコールってすごいね」なんて話をしながら島でできることや、食事のことなどの説明をRさんから受けているうちに、スコールは上がってしまいました。うん、こういうことか!
まずはビーチを適当に散歩。砂はかなり細かく、裸足が非常に気持ち良いんです。よくよく考えたら、周りはサンゴ礁なのでそれが波で削られたものなので砂じゃないのかも? 海は南の島のものといわんばかりの綺麗なブルー。でも、水自体の透明度はそうでもなく、水中で砂が舞っているのでそんなに見通しは良くないんです。こういうサンゴ礁のビーチってそんなもんなのかな?
歩いた後は、ビーチベッドを適当に確保して寝転びました。しばらくボーっとしていると、えなり君にちょっとだけ似ている日本人らしきマリンスポーツ担当の人がやってきました。今回の主目的である「パラセーリング」を申し込んだら、何やら風が強くダメな様子。仕方がないのでオススメは?と聞くと「体験スキューバダイビング」「水中散歩」が良いとのこと。嫁さんはライセンス持ちなので良いのですが、私は完全に初チャレンジ。不安もあって、嫁さんもやったことのない「水中散歩」にしようかなぁ、と思っていたら、嫁さんが「体験ダイビングしてみようか」と笑顔で提案。ん〜、確かにやってみないとわからないし、意外と楽しめるかも、と思いチャレンジすることにしました。
まずは基本の説明から。レギュレーターはこう使うとか、フィンを付けた泳ぎ方はこうだとか、OKや異常のサインはこうだとか、短時間ではありましたが、いろいろ教えてもらいました。教える人(えなり君)も慣れていて、非常にわかりやすい説明でした。経験者の嫁さんも「この人の説明はわかりやすい」と一言。
説明後はウエットスーツを着て、BCジャケットを身につけ、最後にボンベを背負って準備完了。カメラを渡すと撮ってくれるらしいので渡してみたが撮影タイミングはなし…T-T 同行カメラマンはしきりに撮影していましたが。まぁ、あとで買わされることになるだろうけど、記念だからねぇ…
装備が出来上がって歩き始めてみたら、ボンベが重いのなんのって! アルミ製だから軽いのかなぁ?と思っていたけど、そんなことはないのね。^^; で、何とか海までたどり着いて入ってしまったら、ボンベの重さは気にならなくなりました。でも、この特殊な状況に身体は拒否反応気味で、心拍は上がっています。むぅ、やばい…
参加者は10人くらいなので、3組に分かれて行動することになりました。私の組は私と嫁さん、そして見知らぬ日本人女性が3人。見ているとみんなレギュレーターを口にし、呼吸の練習をしている様子。私も真似してみたけど上手くできているか不安… 今度は周りが順番に練習がてら水の中に潜っている様子。私もそうしてみたけど、やっぱり不安… そうこうしているうちに、インストラクターが順番にフィンをつけ始めました。私は再度潜ってみて少しだけでも慣れようとしたのですが、やはり息苦しさを感じてしまいます。「こりゃ、厳しいなぁ…」と思っていたら、今度は私がフィンをつけてもらう順番になってしまいました。はぁ、また潜らないとダメるんですね、これ…
潜ってからレギュレーターで必死に呼吸しましたが、呼吸が浅くなってしまってやっぱりダメ。息苦しさが解消することはなく、それどころか呼吸そのものも難しい状態。慌ててインストラクター(外国の人)に「異常」を知らせるサインを送って、海面に顔を出しました。「どうした?」と聞いてくるけど、状況説明はもちろん不可。だから必死にハンドサイン。^^; (嫁に聞いたらこの異常サインの応酬は爆笑物だったらしい) 意思疎通ができないと判断したインストラクターはビーチで待機していたえなり君を呼んで、私と嫁さんの二人は特別対応でえなり君と一緒に行動することになりました。
言葉のわかるえなり君の登場でも不安な気持ちは継続していて「これ以上は無理。置いて行ってくれ」と弱気発言。これにはえなり君も困ったようで、「何がダメなんですか? 不安なのは何ですか?」と柔らかい口調でヒアリング。私が状況を説明すると、「慣れていないとそうなるんです。ゆっくり練習しましょう。エアはどんなに吸っても問題ない。なくなることもないですよ」とのこと。この「エアはどんなに吸っても問題ない」という言葉を聞き、少し安心できました。どこかで「今吸い過ぎたら、海中で大変なことに!」と思っていたので。^^; で、ゆっくりとそして思い切り呼吸を繰り返しているうちに、だんだんと胸の苦しさが解消してきました。これなら何とかなるかな?と思っていたら、「じゃあ、行ってみましょうか」とゆっくり潜行開始。
潜行中はえなり君と嫁さんの真ん中で二人に手をつかまれているので、自由度はほぼゼロ。しかも、えなり君が細かくチェックしてくれるという超VIP待遇。(笑) OK?とサインを送られても、両手を掴まれているのでまともに動かせず、マネーサイン(OKサインで形のまま手のひらを上に向けた状態)にしかならない。でも、その気持ちは汲んでくれているようで、どんどん潜って行きます。途中、嫁さんが「魚がいるよ」と指差して教えてくれますが、やはりマネーサインで返答… 何だこの状況は…
呼吸はひたすら深呼吸。だから、吸い込んだ直後にふわふわ浮くんです。^^; そのたびにえなり君がBCの浮力を調整してくれるんですけど申し訳ないんですよね。でも、その他のポイントとなる耳抜きは問題ないし、ゴーグルへの水侵入も特になし。耳抜きは鼻をつままなくても楽にできる体質のようで助かりました。もし、これができなかったらさらに大変だったんでしょうね。
で、休憩ポイント(?)にたどり着いたようで、「サンゴに掴まれ」と指示されました。ここでサンゴの質感を感じてみたり、近くの魚を観察したり、海兵の帽子みたいな形をした物体を頭に乗せたりといろいろ遊んでみました。ここでも、深呼吸するとちょっと浮いてしまうので、必死にサンゴを掴み直しました。その後、ポイントを移動しながら、ニモのモデルになったカクレクマノミとか、つぶつぶ状のイソギンチャク(?)とかに手を触れたりして、初のダイビングを堪能しました。
ビーチに戻ってきて水から上がるとあんなに軽かったボンベが急に重量を増したかのように感じました。また、レギュレーターを外して本物の空気を思い切り吸い込み、地に足が着いた状態になって、やっとホッとすることができました。やっぱり、私は海は苦手なようです。
くたくたになった状態でシャワーを浴び、ビーチベッドで身体を休めていると、添乗員のRさんが「もうすぐ食事の準備ができるから一息ついたら来てください」と声をかけてくれました。もうそんな時間?と思いながら、食事用の席に移動しました。テーブルにはタイ料理が所狭しと並べられていました。事前に「辛いものばっかりはやめてね」と頼んでいたので、なかなか良いバランスのようでした。味も良いものが多く、ダイビング後で空腹だったということもあり、嫁さんと二人で物凄い勢いで食べてしまいました。やっぱり美味しく楽しい食事ができると旅行の評価って上がりますよね。
おなかが満たされたあとはビーチベッドで休憩。しばらくボーっとしたところで今度はバナナボートに誘われました。何とも楽しそうな響きだったので申し込みを済ませて、順番待ちをしていました。しばらく経ってから呼ばれたのでボート近くに行ってみると、私と嫁さんの二人だけ… これでバランスは大丈夫なんだろうか、と不安になったのですが、まぁ、握る部分もあるし、足を乗せられる場所もあるので大丈夫だろうとひとまず跨ってみました。
でも、バナナボートが引っ張られて初めて気づきました。名前ほどかわいいものじゃないことを… はっきり言って、下手な絶叫マシンよりも怖い! しかも、波飛沫がかかるのでまともに目を開けられないから、動きの予測ができず身体が振り回される始末。嫁さんは水に対する恐怖感がそれほどないようですが、私はダイビングのところでも書いたように海が苦手です。それだけに、「落ちたら、死…」という思いがあり、必死にロープ(?)を握っていました。途中、恐怖感と体力的な疲れで意識が緩んだ瞬間はありましたが、すぐに意識を覚醒させ、事なきを得ました。はぁ、楽しいはずのビーチリゾートが拷問ツアーになってしまうとは…-_-;
そんな感じで体力を限界まで使ってしまったので、帰りのジェットボートは死んだようになっていました。実際、後半は酔っていましたし。^^; で、シャロン湾にたどりついてみると、案の定、写真販売がありました。でも、私たちの写真は出港前に撮ったものの1つだけ。ヲイ! スキューバのときの写真は? あの苦労したスキューバの証拠は? これだけが非常に残念でした。まぁ、私と嫁さんの心にはしっかりと刻み込まれているので写真がなくても思い出せますけどね。
で、戻ってきたのが14:30過ぎ。18:00にタイ式マッサージの予約をしているので、それまでは適当にRさんのオススメスポットを案内してもらうことになりました。まずはタイシルクなどを扱っている観光客向けのお土産店です。他にも置物やら銀細工やらありましたが、そんな骨董品は興味ありません。目指すはタイシルクオンリーです。安かったらオーダーメイドもありかと思ったのですが、換算するとそんなでもないんですね。まぁ、日本で買うよりは安いんでしょうけど、価値を見出せないというか… なので、比較的安いパンツやらスカーフやら小物系を買いました。
買い物を済ませた後は、ガンシューティングができる場所がある(!)ということでそこに向かってもらいました。ずっと憧れていた本物の銃を撃つということができる!ということで一気にテンションが上がりました。着いたのは「Phuket Shooting Range」というところ。中からは銃声がすでに聞こえています。う〜ん、これこれ!
いろいろある銃の中で私が選んだのは38口径のリボルバー。嫁さんは22口径のライフル。話では、女性は22口径のライフルくらいでちょうど良いのだとか。スナイパー好きの私としてはライフルも撃ちたかったのですが、「22口径は女性向け。男ならでかいのぶっ放せ!」と言われてしまうとねぇ…^^
ゴーグルとイヤープロテクターを装着し、射撃場へ。立って撃つのかと思ったら、ここは座って台座に銃を固定して撃つという方式。おかげで微調整が楽でしたね。使える弾は10発なので5発×2回できました。ターゲットは厚紙でできているもので、10mくらい先にセットされます。これを順次撃ち抜いていくわけですが、やはり固定されている分ぶれが少ないみたいです。最初に銃のくせみたいなものを知るために自分が真ん中と思う場所を狙って撃った後、微調整をしながら撃ってみました。が、結局真ん中を撃ち抜くことはできませんでした。まだまだ修行が足りません。まぁ、リボルバーだけにぶれはあるでしょうから仕方ありません。今更ですが、ライフルも試してみるべきでした… きっとプーケットはまた来るだろうからそのときにリベンジですな。あ、ハワイって手もあるけど。^^;
その後はカシューナッツ工場とか、宝石屋とかを回って時間を潰し、いよいよ限界が近づいてきた頃、マッサージが受けられるスパに着きました。まずはジャグジー&サウナで汗を流して、着替えをします。リラックスするつもりでいたのに、韓国家族のせいで台無し。親は大きな声で携帯で話してるわ、子供はジャグジーに飛び込むわ、サウナもバタバタと出入りするわで迷惑極まりない最悪の状態。海外旅行のときは毎回、他アジア系の無遠慮な行為が気になります。日本人は言葉がわからないから静かなんだろうけど、彼らはそんなの関係ないようで… まぁ、日本人で女遊び目的で来てるオッサンも最悪の部類でしょうけど、私とは行動範囲が違うようなので実害受けないんですよね。
で、スパで汗を流した後は、専用の服に着替えます。このとき、下着の着用はNG。私は男なのでそんなに気になりませんでしたが、嫁さんを待っている間に女性が近くを通ることになるのですが、ちょっと気まずい感じでした。変に視線をそちらにすると痴漢騒ぎになりかねないので、身体全体の向きを変えて、視線も遠くに移していました。そうこうしていると嫁さんが出てきて、準備が整ったということでマッサージルームに案内されました。
部屋には2つのベッドがあり、それぞれに担当者がついています。今回申し込んだのは「トラディッショナル・タイ・マッサージ」、「アロマテラピー・マッサージ」、「フット&レッグ・マッサージ」の3つ。合計時間は2時間半。昨日までの疲れときょうのアクティビティ疲れをすべて吹き飛ばしてもらおうという思いです。マッサージが始まって、しばらくするとあまりの気持ち良さと疲れから落ちてしまいました。^^; 途中、寝てしまったせいで足がびくっと痙攣してしまい、マッサージ師を驚かせてしまいました。その後もうつらうつらしながら、マッサージを受けていましたが、タイ式は途中アクロバチックな動きをするので無理やり起こされました。^^; でも、受けた後は身体全体がほぐれて、肩なんて自分のものとは思えないほどにふにゃふにゃでした。これで3,000BHTなら安いもんですよ。もうね、通おうかなと思いました。
マッサージが終わって、ホテルに着いたのは21時半過ぎでした。一度部屋に戻り、すぐに敷地内の高級タイ料理屋に駆け込みました。まもなく店を閉める時間帯だったらしいのですが、快く迎え入れてくれました。驚いたのは、レストランなのに土足厳禁だということ。やっぱり風習はいろいろと違うんですね。3品程度注文して食べ始めましたが、ここもまた美味しいんですね。しかも、ウエイトレスの人がすごくいい! 優しくてかわいくて癒されます。嫁さんも同意見だったようです。
そんな最高の気分で部屋に戻り、シャワーを浴びてベッドに倒れこみました。明日は完全フリーの日ということで、朝もちょっとだけゆっくりできそうです。
まずは成田へ。準備を念入りにしたため、特に混乱もなく出かけることができました。成田についてすぐにDoCoMoの携帯レンタルカウンターでローミング用の携帯を受け取る。前回のイタリアの時とは違って、QRコードを使った「クイック受取機(無人受け渡しロッカー)」を使ったものになっていた。う〜ん、さすがは大手IT企業… 未来はそこまで来ているって感じ。ちなみに機種は「N900iG」。
その後、当座の資金としてYEN⇒BHTに両替(レートは4.29!)し、嫁さんの海外旅行保険の手続き。私はゴールドカード保持者ということで保険は常に加入しているような状態なのだ。これ、意外と便利よ。
各種手続きを済ませて、最後にツアーカウンターでチケットやらしおりやらを受け取りつつ、簡単な説明を受ける。とにかくシールを胸に貼り、現地空港に降り立てば現地添乗員が捉まえてくれるそうだ。う〜ん、個人旅行と比べたら何と楽なんだ。前回のイタリアは不安でたくさんだったけど、今回は大船に乗った感じでいけちゃうのかな?
搭乗したのは成田10:00発バンコク14:30着のTG643。バンコクでプーケット行きに乗り換えるんだけど、18:20発のTG223という便なのでかなりの待ち。プーケットへの直行便があればいいのに…、ってみんな思ってるんだろうな。
バンコクまでの機内、てっきりCA全員が日本語OKなのかと思っていたら、そうでもなくタイ語が標準。まぁ、タイ国際航空だから当たり前のことだろうけど。機内食を肉か魚かどっちにするのか?と聞かれたときもちんぷんかんぷんで… 悩んだ挙句に会話集を引っ張り出したら、隣のタイ人らしき女性がぺらぺら〜と助け舟を出してくれた。ちょっとだけ警戒していたら、この会話をきっかけに簡単な自己紹介をしてくれた。それにより、タイのチェンライ出身で日本人と結婚してU山という姓となり、中学生の娘がいる、これからチェンライに帰省するんだということが判明。まさに「旅は道連れ、世は情け」ですな。
バンコクの「スワンナプーム国際空港」についてパスポートチェックを受けた後はひとまず自由の身。とはいえ、空港内での行動範囲は限られているという点では真の意味で自由ではないけど。でも、あらゆるチェックが入っている空港内であれば安全に関してはある程度保証されているので安心かな。この時点でU山さんともお別れ。
で、3時間以上も時間があるため、まずは散策して、その後お茶でも飲むことに。適当にお土産屋を見て、タイっぽさを満喫しながらも、BHTをYEN換算しては「う〜ん、あまり安くない…」「観光客向け?」などと話していました。広い広いと思っていたけど、実際には国内線ゾーンということであまり店はなく、あっという間にめぼしいところを見て回ってしまいました。仕方がないのでお茶をすることにしましたが、これまた店が…^^;
どうしようかなぁ、とウロチョロしていたら、U山さんに遭遇。彼女も時間を持て余してフラフラしていた様子。3人でフラフラしているのも変なので、近くのフードコートに入りました。フードコートの仕組みがいま一つ理解できていなかったのですが、そこはタイ語ペラペラのU山さんがカバーしてくれました。何やら受付でプリペイドカードを買い、そこにチャージされているお金を使って各カウンター別に支払いをしていく仕組みだとか。わかってしまえば早いけど、やっぱり字が読めないのは厳しいです…
で、結局食事もしちゃいました。食べたのはタイのラーメンぽいもの。米麺を使ったもので麺の太さは3種類(細い順にセンミー、センレック、センヤイ)から選べます。基本的なスープはありますが、あとで自由に味付けをナンプラーや生唐辛子入りの酢などで調整できます。トッピングはミートボール、焼き豚、鶏肉の3種類から選べますが、すべて入れてみました。で、食べてみると、これがまた美味い! こんな空港のフードコートで美味しいんだから、街中の店ならさらに美味しいんだろうなぁ、と今後の食生活に期待してしまいました。で、支払いをと思ったら、U山さんがせっかくだから♪とおごってくれました。う〜ん、どこまで良い人なんだ、この人は。旅は道連れ、世は情け… 嬉しいことです。
ゆっくり食事をしているうちに、U山さんの出発時刻になったので見送りのために移動。移動も広いせいでかなり時間を要しました。う〜ん、広さを知らないと遅刻してしまいそうです。この辺が3時間以上待ち時間を設けている理由でしょうか?^^;
U山さんを見送ったあとは、またしても待ち。今度は自分たちの搭乗口近辺に移動して待つことにしました。ここまで暇つぶしがしにくいとは思ってもみなかったので、本もDSも持ってこなかったんですよね。しょうがないので、レンタルしたN900iGに入っていたアプリで時間つぶし。
かなり経った頃、急に慌しくなったと思ったら「△※□○!〜 delay … 1 hour …」と放送。さらに1時間待ちですか…、としょんぼりしていたら、軽食とドリンクの配布がありました。そりゃそうだよねぇ、19:00だもの。
やっとのことで搭乗して、あっという間にプーケットに到着。荷物を受け取り、外に出ると何をどうして良いかという感じの混み具合。添乗員さんは…、と思っていたら胸のステッカーを見た空港の係の人が「外に行け。行けばわかる」というようなゼスチャー。外に出てみると、ステッカーに気づいた女性が「上野さんですか?」と近づいてきました。どうやら現地添乗員さんのようです。しかも日本語…、やっぱり言葉がわかるとほっとしますね。(笑)
ひとまず車に乗り込み宿泊ホテル「Diamond Cliff Resort Spa」に向かうことになりましたが、道中添乗員Rさんから様々な確認。特に明日以降のスケジュールを決めることになりました。途中までは大丈夫だったのですが、あまりの揺れと疲れで気分が悪くなり、残りは後日にしてもらうことにしました。嫁さんは疲れてはいましたが、酔いに関しては全然平気そう… あんた、意外とタフだね。
ホテルに着いてその部屋の素晴らしさに圧倒されました。しかも、どこでどう間違ったのかハネムーナープランが適用されて、フルーツてんこ盛りとか、飾り付けとかがとっても良い感じ。小さいことですけど嬉しいですね、こういうの。でも、疲れきっていたので、さっさとシャワー浴びて寝ることにしました。明日は朝からコーラルビーチに移動してのリゾート満喫♪ですからね。
きょうは有休を使って会社休んで明日からのプーケット旅行の準備。今回は滞在時間が短いし、ドレスコードを気にするような店には行かないし、極力荷物を減らしました。おかげでスーツケースは結構空きがある状態。でも、これだけ空きがあると忘れ物がないかが心配… あとでもう一度チェックしてみるか。
で、前回のイタリア旅行時と違うのが機内持ち込み制限がきつくなったところ。ハンドクリームや化粧水もジップ付きビニール袋に入れないとダメだったりして結構面倒です。まぁ、目薬くらいは問題ないようですが。
ということで、明日からしばらくの間はネットにも顔を出さなくなります。帰国したら、多少の写真を交えて報告してみようかと思っています。まぁ、力尽きていないことが条件ですが…^^;
ウィンブルドン、男子はフェデラーが連覇を決めたようですね。昨夜は何とか3セット目のタイブレークの結末(2時過ぎ)までは見ていたんですけど、力尽きてしまいました。でも、すごかったなぁ、2人の試合。まさに頂上決戦という感じ。テレビ見ていて、深夜なのに感嘆の声を上げてしまいました。(ご近所さん、申し訳ない…)
ちょうどスクールでトップスピンを練習しているんですけど、ナダルのエッグボールには圧倒されます。あんなに急激に落ちるもんなのですね。私も精進して早く自分の武器にしたいものです
何がって、私の目の悪さです。
きょう、旅行用にと思って使い捨てコンタクトを買いに行ったんですけど、「視力が悪すぎて1Dayは無理ですね」と言われてしまいました。それでも諦めきれずに試してみたら、見事に見えていません。ん〜、ここまで悪いとは…
それでも使い捨てがどうしても欲しかったので2Weekでは?と思って聞いてみたら、「ギリギリかも?」と出してくれました。そちらも試してみましたが、やっぱり今の通常コンタクトよりも見え方は落ちてましたが、何とか使えるレベル。ということで、初めての使い捨てレンズは2Weekタイプになりました。
技術は進歩しているのでしょうけど、私の目はそれを置き去りにするほど悪かったんですね… 無念です。
ふとそんな気にさせられてしまうソフトが発売されました。その名も「地球の歩き方DS」。ちょうど12日から出かけるプーケット(タイ)の製品も出ています。
地図を使ったナビゲーションや、観光や食事のガイドなんかをしてくれるようです。さらに、初歩的な会話やレート換算、スケジュール機能なんかも備わっている様子。まぁ、なかなか便利そうではあります。
会話部分は本命の「旅の指さし会話帳DS」には負けるんでしょうけどね。私が出かける1週間前にこれを出してくるってのは何か意図があるのかと勘繰ってしまいます(笑)。単純に夏休み客狙いというだけでしょうけど。
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