Xファイル―人名さくいん―



あかざわかへえ 赤澤嘉兵衛(真田昌幸の家臣。一生の内に二十五の首級を獲った豪の者)
あざいいより 浅井井頼(奔放な生涯を送った近江の戦国大名浅井長政の息子)
あざいすけまさ 浅井亮政(近江浅井氏中興の祖。小谷城を築いて主家に抵抗する)
あざいながまさ 浅井長政(信長の妹お市を妻とする、北近江の若き戦国大名)
あざいひさまさ 浅井久政(亮政の子。浅井氏滅亡の元凶といわれる人物)
あしかがよしつな 足利義維(阿波公方とも平島御所とも呼ばれた将軍候補)
あべさだよし 阿部定吉(戦国初期松平氏の家臣。松平清康横死に関与した謎の人物)
ありよしたつゆき 有吉立行(細川忠興のぬぼーっとした家臣)


いがさきどうじゅん 伊賀崎道順(城攻めを得意とする伊賀忍者)
いしだみつなり 石田三成(秀吉に見出され五奉行のひとりとして豊臣治世に辣腕をふるう)
いたがきのぶかた 板垣信方(信虎を追放し信玄家督に貢献した武田家の老臣)
いたくらかつしげ 板倉勝重(京都所司代を勤めた徳川家臣。父と兄が戦死したため還俗して家督を継承した堅物)
いちのみやずいはさい 一宮随波斎(今川氏真の家臣。軍配者として武田、上杉と戦う)
いなどめすけなお 稲富祐直(稲富流砲術の達人。細川ガラシャのガードマンをつとめる)
いまがわうじちか 今川氏親(北条早雲を叔父に持つ駿河の戦国大名。今川義元の父)


うめきたくにかね 梅北国兼(島津義久の家臣。梅北一揆の首謀者)
うめただみょうじゅ 埋忠明寿(新刀鍛治の祖と呼ばれた桃山時代三名人のひとり)
うんご 雲居(伊達政宗ら諸大名が帰依した禅僧。数々の武勇伝をのこす)


えんどうもとのぶ 遠藤基信(伊達輝宗の家臣。山伏の子といわれる、文武両道に通じた人物。輝宗が横死すると、これに殉じた)


おいちのかた お市の方(信長の妹。浅井長政夫人となった戦国時代を代表する悲劇の美女。秀吉も惚れていた)
おうごさだのり 淡河定範(秀吉に抵抗した播州の土豪)
おうばいいん 黄梅院(武田信玄の長女。政略結婚によって北条氏政に嫁ぐ)
おおうちよしたか 大内義隆(西の京都山口の戦国大名。ザビエルから男色をたしなめられた)
おおぎまちてんのう 正親町天皇(第106代天皇。信長や戦国大名とわたりあい、朝廷の権威回復につとめた)
おおたによしつぐ 大谷吉継(石田三成への義に殉じた武将。癩病を患っている)
おがさわらごんのじょう 小笠原権之丞(徳川家康のご落胤といわれたキリシタン。大坂夏の陣で豊臣方につく)
おかじのかた 於梶の方(太田道灌の末裔。家康の側室で関ケ原合戦にも従軍した)
おかべながもり 岡部長盛(徳川家康の家臣。父の死後、世評の重圧を受けながら家督を相続)
おくむらながとみ 奥村永福(前田利家の家臣。末森籠城戦で夫婦協力して佐々成政相手に奮戦)
おざきのつぼね 尾崎局(毛利元就の長男隆元の妻。舅元就の相談相手となる)
おたけのかた お武の方(南部利直室。蒲生氏郷の養妹でムカデ姫と異名をとる)
おだながます 織田長益(茶人有楽斎として著名な信長の弟。東京有楽町の名のおこりとなった)
おだのぶかつ 織田信雄(織田信長の二男。秀吉によって失脚させられたが、御伽衆として妙脈を保ち、近世大名として存続)
おだのぶたか 織田信孝(織田信長の三男。秀吉に敵対し殺された)
おだのぶやす 織田信安(尾張岩倉城主。織田家の嫡流・伊勢守家の当主で信長に対抗するが追放された)
おつきこれはる 小槻伊治(公卿。ヒマな時は地方へ下って大名にたかる)
おまんのかた お万の方(徳川家康の側室となり、紀州頼宣・水戸頼房を生む)



かがづめまさなお 加々爪政尚(徳川家康の家臣。大地震で圧死した。)
かがのいしげもち 加賀野井重望(関ケ原前夜、西軍がはなった刺客といわれる)
かきざきかげいえ 柿崎景家(越後上杉氏の家臣。分別があれば敵うものはいないと謙信が評した)
かきみいえずみ 垣見家純(石田三成の腹心で豊後七人衆のひとり)
かしいまさのぶ 樫井正信(小川祐忠、山内一豊らに歴仕した和泉国の土豪)
かじゅうじはるこ 勧修寺晴子(新上東門院。後陽成天皇の生母)
かたくらしげつな 片倉重綱(伊達氏の家臣片倉小十郎景綱の子。美丈夫ぶりで評判)
かとうきよまさ 加藤清正(豊臣秀吉子飼いの武将。長雪隠、虎退治、地震加藤など逸話多数)
かとうよしあき 加藤嘉明(三加藤のひとり。賤ヶ岳七本槍。水軍を率いる)
かねまつまさよし 兼松正吉(織田信長家臣。信長から褒美に足半をもらった)
かみいずみよしたね 上泉義胤(剣聖上泉伊勢守の孫。資質はなく陰流奥義は継げなかった)
がもううじさと 蒲生氏郷(器量抜群といわれた信長の婿。茶道やキリスト教にも帰依)
がもうさとなり 蒲生郷成(律儀で照れ屋のいくさ人。蒲生氏郷の家臣)
がもうさとよし 蒲生郷可(蒲生氏郷の家臣。同僚の郷安とは犬猿の仲)
かわくぼのぶとし 川窪信俊(武田信玄の甥。武田家滅亡後、旗本として存続)



きそよしまさ 木曽義昌(信玄の女婿。武田勝頼から離反し、信長の甲州征伐を先導)
きたじょうたかひろ 北条高広(上杉謙信に仕え、上野厩橋城代となる。世渡り上手)
きっかわおきつね 吉川興経(藤原姓吉川氏最後の当主。尼子・大内両勢力の間で揺れ、毛利氏に謀殺される)
きむらしげこれ 木村重茲(豊臣秀吉、秀次らに仕える。木村重成の父とも言われる)
きよたまさしげ 清田正成(立花宗茂の家臣。清田の兜割りと異名をとる豪の者)
きよのながのり 清野長範(蘆名氏の遺臣で、のちに上杉景勝のお気に入りとなる)
きらちかざね 吉良親実(長宗我部元親の甥。剛毅な性格が災いして弑され、怨霊となる)


くじょうたねみち 九条稙通(古典研究に没頭した元・関白)
くぜたじまのかみ 久世但馬守(佐々成政の家臣。結城秀康をして召抱えて幸せと言わしめた智将)
くにひめ 国姫(胸毛があったという岡崎信康の娘)
くぼひめ 久保姫(奥羽の小大名岩城家の娘。エクボがチャームポイント)
くるまつなただ 車斯忠(佐竹義宣の家臣。会津征討で上杉方に味方し、敗戦後は水戸奪還を企てる叛骨者)





こうぞうず 孝蔵主(蒲生家臣川副氏の出身で、秀吉夫妻の絶大な信頼をかちとる)
ごうのめさだしげ 郷目貞繁(寒河江大江氏の家臣。武人画家として多くの作品をのこす)
ごうひめ 豪姫(宇喜多秀家の室。前田利家の娘で豊臣秀吉の養女となる)
こだまなりひで 児玉就英(毛利家の家臣。水軍を指揮し、木津川口で信長軍を破った)



さくらだうへえ 桜田宇兵衛(津軽為信の家臣。敵国で諜報活動中、帰る家が消失)
ささきこじろう 佐々木小次郎(巌流と称する一派をたて、秘太刀「燕返し」を駆使して武蔵と試合する)
さたけよしひさ 佐竹義久(佐竹義重・義宣に仕え、東殿と奏される御三家の一)
さとみよしたか 里見義堯(安房の戦国大名。北条氏と対抗し、上総下総に勢力を伸張した)
さなだのぶつな 真田信綱(長篠合戦で戦死した真田家当主。昌幸の長兄)
さなだのぶまさ 真田信政(真田信之の次男。真田騒動の一因をつくった一族中の鬼っ子)
さなだのぶよし 真田信吉(真田信之の嫡男。大坂の陣で叔父幸村と対峙)
さのまさつな 佐野昌綱(下野唐沢山城に拠り、謙信や北条氏と対峙した)


しおうてんまさざね 四王天政実(越前松平家の橋奉行をつとめる明智旧臣)
しおざわそうかん 塩沢宗閑(信濃伊奈谷の庄屋。養命酒生みの親)
しながわだいぜん 品川大膳(山中鹿助と一騎討ちを演じて敗れた毛利方の将)
しばたかつさだ 柴田勝定(柴田勝家の重臣。明智光秀と勝家を結ぶ謎のパイプ役?)
しまづとしひさ 島津歳久(薩摩の戦国大名島津貴久の三男。豊臣秀吉に対し反抗的な姿勢を崩さない)
しょうえい 尚永(琉球第二尚氏・第六代の王。二千円札とも関わりあり)
しんかいさねつな 新開実綱(長宗我部氏に騙し討ちにされた阿波の武将)
しんじょうなおただ 新庄直忠(領内にある万葉の時代の名所保全につとめ、江戸時代には管理人になった)
しんじょうなおより 新庄直頼(豊臣秀吉・秀頼に仕えた後、家康のお伽衆となる。直忠は弟)
しんどうまさつぐ 進藤政次(宇喜多秀家の家臣。関ヶ原敗戦後、家康に対し秀家死亡の虚偽の報告をしたとされる)



すいばらちかきよ 杉原親清(杉原親憲に従って長谷堂合戦に参加。のち小浜酒井家に仕官)
すいばらちかのり 杉原親憲(上杉謙信・景勝二代に仕えた武将。江戸時代初期にはもはや生きてる伝説?)
すがわらためしげ 菅原為繁(武将歌人・東常縁の流れを汲む武蔵木戸氏の一族。上杉謙信に従って最後まで北条氏に抗戦)
すすきだかねすけ 薄田兼相(講談の豪傑岩見重太郎の後裔か?。大坂冬の陣のしくじりで、橙武者と渾名された)
すわべさだかつ 諏訪部定勝(北条氏家臣。二日酔いで出陣不能になったこともある)



せんしゅうすえただ 千秋季忠(熱田神宮の神主でありながら信長の部将として桶狭間で戦死)



そうぎ 宗祇(中世連歌師の最高峰といわれた男。古今伝授を受け、戦国大名とも交流)
そごうかずなが 十河一存(鬼十河と呼ばれた三好長慶の弟。頭のおできに悩んでいる)



だいれんいん 大蓮院(真田信之の正室。猛将本多忠勝を父に持つ)
たかぎひろまさ 高木広正(徳川家康の家臣。叛骨心旺盛な男)
たかはしあきたね 高橋鎮種(紹運の号で知られる猛将。島津勢と戦って岩屋城で玉砕する)
たきがわかつとし 滝川雄利(織田信雄の家臣。のち秀吉に仕え御咄衆のひとりとなる)
たけいせきあん 武井夕庵(織田信長の家臣。ちょっとお婆さんっぽい老人)
たけだかつより 武田勝頼(武田信玄の後継者にして戦国大名武田氏最後の当主)
たけだのぶかど 武田信廉(武田信玄の弟で時には影武者をつとめる。画技に秀でておりいくつかの作品が伝わる)
だてこじろう 伊達小次郎(伊達輝宗の次男。兄政宗を廃そうとする陰謀に連座して殺害される)
たにもりとも 谷衛友(豊臣秀吉の家臣。播州三木城で討死した父の仇を即座に報じた豪の者)
たもんいんえいしゅん 多門院英俊(大和興福寺の僧。多門院日記を残す)


ちょうそかべのぶちか 長宗我部信親(元親の長男。将来を嘱望されながら九州で討死)
ちょうつぐつら 長続連(能登畠山家を牛耳る重臣。七尾城に籠り、上杉謙信に抵抗)


つきやまどの 築山殿(徳川家康の正室。長男もろとも殺害される)
つだまさゆき 津田政之(徳川家お抱えの御時計師)
つのちかただ 津野親忠(長宗我部元親の子。弟盛親によって幽閉・殺害された悲劇の人)


てんかい 天海(長寿で有名な天台宗の僧。明智光秀の後身ともいわれる江戸幕府ブレーン)



どいとしかつ 土井利勝(家康の庶子といわれる江戸幕府老中)
どうけろくろうざえもん 道化六郎左衛門(斎藤道三・義龍の家臣。道化者の語源となったといわれる)
とうつねより 東常縁(古今伝授をおこなった美濃の武将)
とうぜんじかつまさ 東禅寺勝正(最上義光の家臣。上杉の部将本庄繁長を狙って失敗)
とがわさだやすしつ 富川定安室(宇喜多家の家臣富川定安が主君から拝領した妻)
ときわ 常盤(戦国島津氏を中興させた日新斎忠良の母)
とくながながまさ 徳永寿昌(柴田勝豊、豊臣秀吉に仕え、三法師のひとりと呼ばれた)
とだかつしげ 戸田勝成(関ヶ原合戦で戦死し、敵からも惜しまれた)
とよとみひでより 豊臣秀頼(秀吉の子。父に似ず六尺五寸の体躯だが運動不足で肥満気味。大坂落城とともに自刃)
とりいかつあき 鳥居勝商(強右衛門という名で知られる。磔刑にされた長篠合戦の立役者)



ないとうまさなり 内藤正成(徳川家康の家臣。言われたことをただひたすら守る融通のきかない男)
ないとうまさひで 内藤昌秀(武田信玄の家臣として西上野支配を担当。長篠の合戦で討死)
なおえかねつぐ 直江兼続(上杉家を仕切る名家老。直江状や閻魔大王への手紙、小判を扇ではじくなど逸話多数)
ながおためかげ 長尾為景(越後守護・関東管領の両上杉氏を討ち越後の実権を握った猛将。謙信の父)
なかじまべくのすけ 中島可之助(信長に会いに行き、珍妙な問答をかわした長宗我部家臣)
なかのうちそうえもん 中内惣右衛門(長宗我部盛親の家臣。大坂の陣後、主人とともに逃亡失敗)
なべしまきよひさ 鍋島清久(肥前竜造寺氏を助けて活躍する土豪。鍋島直茂の祖父)
なべしまなおしげ 鍋島直茂(肥前竜造寺氏の家老でのちに自立)
なんぶのぶなお 南部信直(陸奥の北部を支配した大名。垢抜けない理由は交際ベタ?)


にいくにさだみち 新国貞通(秀吉から会津を与えるといわれたが失言によってヌカ喜びに・・・)
にしおむねつぐ 西尾宗次(大坂夏の陣で真田幸村を討った越前松平家臣)


ぬまたあきやす 沼田顕泰(万鬼斎と号する上野の土豪。先祖は蛇だった?)




のうひめ 濃姫(斎藤道三の娘で信長に嫁ぐが、その後の消息は不明)



はちやよりたか 蜂屋頼隆(織田信長・豊臣秀吉に仕え敦賀を支配。太閤検地反対派)
はらごうざえもん 原郷左衛門(海野能登守の孫で、真田家の家臣)
はらたねのぶ 原胤信(千葉家に原氏あり、といわれた実力者)
ばんなおゆき 塙直之(夜討ちの大将塙団右衛門として名を馳せた豪傑)


ひえやまちかおき 比江山親興(長宗我部元親の家臣にして従兄弟。世継をめぐって主人と対立)
ひこつる 彦鶴(賢夫人とうたわれた鍋島直茂の後妻)
ひさたけちかなお 久武親直(長宗我部元親・盛親の寵臣。主家滅亡の張本人とされる)
ひねのひろなり 日根野弘就(美濃斎藤家の家臣。武芸に長じ当世冑を工夫したと伝えられる)
ひびやりょうけい 日比屋了珪(キリシタンに帰依した堺の商人)
ひらつかためひろ 平塚為広(豊臣秀吉に仕えた馬廻り。大谷吉継の与力として関ヶ原で奮戦)
ひらばやしまさつね 平林正恒(上杉景勝家臣。奉行として家老直江兼続を支えた)
ひろせかげふさ 広瀬景房(武田旧臣で井伊直政の部隊に編入された)


ふじわらせいか 藤原惺窩(冷泉家出身の朱子学者。大名たちも競って教えを受けた)
ふたつぎしげたか 二木重高(信濃小笠原氏の家臣。主君亡命中も地道に主家再興に励む)



へちかん 丿貫(奇行をもって知られた茶人。北野茶会で秀吉に賞賛される)



ほいだもときよ 穂井田元清(毛利元就の四男。秀吉に信任され、子孫は長府藩として存続)
ほうじょううじなお 北条氏直(小田原北条氏最後の当主。実は器用で遣り繰り上手?)
ほうじょううじまさ 北条氏政(とかく愚鈍と評判される小田原北条氏の四代目)
ほうじょううじやす 北条氏康(小田原北条五代の最盛期を築いた文武両道の名君)
ほそかわいや 細川伊也(細川忠興のオテンバな妹。最初の夫を父と兄によって殺害され傷心の身)
ほそかわおきあき 細川興秋(細川忠興の次男。人質として江戸へ赴く途中、出奔。後に大坂城に入る)
ほそかわがらしゃ 細川ガラシャ(名は玉。明智光秀の娘で、細川忠興夫人。関ヶ原合戦直前に非業の死を遂げる)
ほそかわただおき 細川忠興(細川幽斎の子。芸達者な戦国大名。妻ガラシャに関する嫉妬は常軌を逸する)
ほりなおまさ 堀直政(秀吉にも評価された堀秀政の家老)
ほりなおより 堀直寄(戦国堀一族最後の逸材。直政の子)
ほりひでまさ 堀秀政(信長・秀吉に仕えて名人久太郎と呼ばれた人材活用のプロ)
ほんいでんげき 本位田外記(新免伊賀守の家臣。宮本無二之丞の弟子)
ほんだしげつぐ 本多重次(鬼作左と異名をとる家康の奉行。一筆啓上の手紙で有名)
ほんだただとも 本多忠朝(徳川四天王本多忠勝の次男)



まえだとしつね 前田利常(前田利家の四男。兄利長の跡を受けて加賀藩主となる)
ましたもりつぐ 増田盛次(増田長盛の子。長宗我部勢に従って大坂の陣で奮戦)
まつだいらいえただ 松平家忠(『家忠日記』の著者。関ヶ原戦いの直前、伏見城を守って戦死)
まつだいらのぶやす 松平信康(信長の命により自刃させられた家康嫡男)
まつやまだいきち 松山大吉(催眠術まがいの「二階堂流平法」をつかう妖剣士)


みうらよしおき 三浦義意(三浦同寸の嫡男。とてつもない怪力の持ち主)
みぞぐちひでかつ 溝口秀勝(丹羽長秀の家臣であったが、後に大名として自立)
みついよしもり 三井吉盛(武田家臣山県昌景の同心。少し露出癖あり)
みやもとむにのすけ 宮本無二之助(新免伊賀守の家臣。当理流剣法の達人)
みよしよしふさ 三好吉房(豊臣秀吉の姉瑞龍院の夫。義弟の出世に人生を狂わされた?)







もうりてるもと 毛利輝元(関ケ原で転んだ毛利元就のお人好しな孫)
もうりもとなり 毛利元就(ぼやく権謀家。中国地方に覇を唱えた戦国大名)
もがみよしもり 最上義守(権謀術数にたけた出羽の武将。最上義光の父)
ももちたんば 百地丹波(伊賀流忍者百地三太夫のモデルとされる喰代党の地侍。美人の妻を持つ)
もりながよし 森長可(鬼武蔵と呼ばれる信長家臣。森可成の子で、乱丸の兄)



やぎゅうとしよし 柳生利巌(石舟斎の孫。その道統を継いで尾張藩指南役となる)
やぎゅうむねのり 柳生宗矩(将軍家指南役。のちに大名に列す)
やすだくにつぐ 安田国継(本能寺の変で先手をつとめた明智光秀家臣)
やまざきながのり 山崎長徳(一万四千石を領した明智光秀旧臣中の出世頭)
やまなとよくに 山名豊国(かつては六分一殿といわれた山陰地方の名家の末裔)
やまなとよくにしつ 山名豊国室(山名豊国の側室。膂力があって機転もきくが、そそっかしい)
やまのてどの 山手殿(真田昌幸室。実家は京都の公家だといわれる)
やまもとかんすけ 山本管助(武田信玄の家臣。天才的軍師として江戸時代に甦る!?)



ゆあさたかさだ 湯浅隆貞(大谷吉継の家臣。病気の主人の首を敵に奪われないように隠した)
ゆうきひでやす 結城秀康(徳川家康の二男。越前松平氏の祖)
ゆふこれのぶ 由布惟信(立花道雪・宗茂の二代に仕えた忠臣)


よしおかなおつな 吉岡直綱(憲法。足利将軍家師範・吉岡道場の当主。若き日の宮本武蔵の挑戦を受ける)
よだやすのぶ 依田康信(北条氏の家臣。評定衆として活躍)




りおういん 理応院(田原甚兵衛の妻。宮本武蔵の養子伊織の生母)
りゅうぞうじいえかね 龍造寺家兼(水ケ江龍造寺氏中興の祖。大内義隆と戦い、龍造寺氏覇権の確立を図る)
りゅうぞうじたかのぶ 龍造寺隆信(大友・島津と九州を三分した肥前の戦国大名。でぶっちょ)








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