2005年1月
植村くん(ハンサムな好青年)も巧みなスピーチをしてました。お色直しの合間に卓くんのお父さんが、ビール瓶を持って、テーブルに回ってきて、私に「さっきスピーチをしてくれたのは、あなたですか?」と聞きました。やっぱり、わたくしとハンサムな植村くんはキャラがカブルのね。ふっふ。
リーガロイヤルのご飯、おいしかったです。お腹一杯。(昨日誓ったダイエットは2月からにしました)
その後、夜のお仕事。夜、眠れず、、、しくしく、、、
そこでは、若者向けのデザインの服を買おうとする無謀な私に対する、お店の人の容赦ない(私の体型についての)真実の指摘に、半ベソになりながら耐えていたのでした、、、
不満ながら、無難な値段の高めのスーツを一着買いました(ホントは安いのを2着買いたかった)。ウエスト廻りに屈辱的なお直しが必要でした。
吉田山のように高い私のプライドを挫かれ、経済的にも損失を被ったため、ダイエットの誓いを新たにしたのでした。
帰りにウエスト廻りを測るメジャーを買ってきました。
寺町で投げ売っていた黒沢清監督の「ドッペルゲンガー」(2002年)のビデオを買ってきました。見てみたけど、あんまり面白くないなあー。「回路」は気持ち悪くて面白かったのになあー。でも、永作博美はかわいいにゃ。
ついでに、うわさのジーン・ウルフ著「ケルベロス第五の首」(国書刊行会、2004年)とか萬年甫著「動物の脳採集記」(中公新書、1997年)も買う。
平積みしてある「現代思想」を見ると、今月の特集は「脳科学の最前線」。表紙を見るとお友達の美馬くんが書いている。美馬くんが書いているのと、テーマが興味深いので、これも買う。この特集はまとまりはない(編集部の力量のなさ?それとも達見?)とはいえ、色々興味深い論考が多いですね。
ヒル・オブ・タラでギネスを飲みながら二次会をしました。北川くんから、「悪魔のシスター」やら「分解された男」などマニアックな指南を受けました。
子どもたちに押しのけられながら、色々料理を取ってきて隅の方でもぞもぞ食べてきました。子どもや食べ盛りの若者には良い店ですが、ダイエット中でおいしい物を少し食べたい私(とKちゃん)にはうーむ?な店でした。安い店で、その上、京都シネマの会員なのでさらに一割引で食べておいて、文句は言えないのですが。
直すのに1時間ほどかかるので、待っている間にLOFTの最上階のHMVでエイリアン3と4のDVDを買ってきた。
夜、エイリアンにはまる。なんと私は3を見ていなかったようだ。4はなぜかロンドンで見ていた。←字幕なしでも安心して見られる唯一の映画だったので。
エイリアンの3は、なんとなく「薔薇の名前」に似てますにゃ。1や2に比べると評価の低い3ですが、私は結構好みの雰囲気の映画でした。4も強烈で、ラストのあたりをほとんど忘れていたので、最後に出てきたエイリアンにはうぎゃーとなりました。←あのエイリアンもギーガーのデザインなのだろうか??
その後、TOMさまからいただいた「木の葉の家」の第二話から最後の第六話までぶっとおしで見る。なかなかおもしろく途中で止められなくて。
空が白み始めた頃、もぞもぞとベッドに入って怖い夢を見ながら眠ったのでした、、、
夜にコンビニでフリスクの革ケースが売っていたので買う。オレンジ色で私好みだわ。
夜に河野くんの博士号審査の第二回目の予行がありました。
その後は、がっちゃん主催の「のざきさん一時帰国記念オフ会@うしのほね」でした。遅刻してゆくと、がっちゃんとTOMさま、そして主賓ののざきさん(寝違えて首がまわらない)が上品に飲んでいました。Kちゃんも遅れて出席。
ぢつは、私はのざきさんのことをプリングルが止められない、自己管理が出来ていない人かと思っていたら、なんと長身、スリム、知的、ハンサム、紳士的な好青年でした。びっくり。
がっちゃんとのざきさんは大学で研究室が一緒だったりして、また共に当時岩倉の住人だったりして、とても仲良しさんでした。うらやましいなあー。
TOMさまは、私にそれはそれは貴重な「木の葉の家」の録画をくれました。この昔(1972年)のテレビ番組、私の伯母(役者をしている)が主人公の妊娠した若妻(星由里子)をいびり倒し、恐怖のどん底に陥れるという話なのです、、、
TOMさま、ありがとー。心して見るわ。
お昼は会議。午後はネズミ。夜は夜のお仕事、、、 私の日曜が、、、
夜にテレビを付けると、私の愛する高橋様の特命課長の新シリーズ?をやっていましたが、眠いのでビデオ録画をして寝ました。
ついでに実家にも帰省しました。弟のポンちゃんからお古の洋服を沢山もらいました。ズボンの裾を(ずいぶんと)切らないといけないのは屈辱的だけど、、、
それにしてもこの歳になって、弟のお古を着ているとは、、、
カンファレンスにセミナーに学会発表の予行などがあり、全てが終わったのが夜の10時半過ぎでした。
皆はその後、大龍亭へ。ダイエット中の私はチャリンコで帰りました。
古本屋にたのんだ「書斎曼荼羅
―本と闘う人々」の1−2巻が届きました。イラストなので、各人の書斎にどんな本が置いてあるかはわからないけど、楽しい内容と語り口で読ませますね。
朝から吹雪。窓の外は真っ白。
Kちゃんは宿泊にセットされている朝食にバイキング形式を主張。せっかくの金沢だし、私は朝粥定食を主張するが負ける。ぶー。イマイチのエスプレッソなどを飲みながら、ベーコンをつつく。金沢なのに、、、
お決まりのコースだけど東郭に行く。写真は一瞬雪が止んだ瞬間に撮ったKちゃん。この後、下の浅野川のような吹雪に戻り、濡れた靴を履いたKちゃんは不機嫌になって(冬の日本海のように)荒れる。
古本屋(あうん堂)ではなぜかKちゃんは漱石の初版の復刻版を二冊買う。持つのは私。重い、、、
浅野川を渡って、雪宿りを兼ねて「金沢蓄音器館」に入る。ラヴリーな空間で私はくつろいだのだが、Kちゃんの不機嫌はさらに増幅。
外へ出ると雷が鳴り響き、雹のような雪がガンガン降っていました。
タクシーに乗って香林坊に退去する。
昼飯も、和食を主張する私は負け、Kちゃんの主張に従い金沢なのにパスタを食べる。シクシク、、、金沢なのに、、、
武家屋敷の中にある庭園は素晴らしかったなあー。
犀川を渡って室生犀星記念館を覗く。当然のようにお客は私たち二人のみ。静かで良かったです。
その後、お約束の小山神社を見てきました。今回は、あまりの寒さに、金沢をじゅうぶん廻れなかったなあー。ま、しょうがないにゃ。
お土産(柴舟などなど)買って帰ってきました。京都が暖かく感じましたよー。
京都のアパートを出るときに、Kちゃんの足元を見ると、ヒールの付いた革靴を履いている。
??冬の金沢に行くのに??
サンダーバードに乗ってたどり着いた金沢駅ではイケテナイ名古屋万博のマスコット達が迎えてくれました。なぜ??
20年ぶりの金沢駅周辺は以前の面影は全くなく、ビルが林立していてすっかり変貌してしまっていました。
ホテルにチェックインすると、ロビーでなあんと10年ぶりに拓ちゃん(ブータン難民キャンプで1ヶ月一緒だった)に会いました。拓ちゃん、変わらない、、、 向こうもそう思ったらしいが、、、 拓ちゃんは良い意味で変わらないけど、私は悪い意味で変わらないのであった、、、
閑散として、冷たい風の吹き荒れる町へ出て、近江町市場に行って寿司を食べました。その店にはキムタクも来たらしい。店主が自慢をしていた。誰も尋ねてないのに、、、
雪がちらつく中、金沢城跡に入ると、以前は大学の建物が密集していたのに、なあーんにもない。どうも大学は郊外に追いやられたらしい。大学の難易度が下がりそう、、、
兼六園はさすがに以前と変化なし。
変わったことは、夫婦松の雄松(黒松)が枯れていたことですね。
もっと雪が積もっていたらよかったのになあー。(翌日の積もるとは予想できなかった)
成巽閣を覗いてから、隣接する石川県立美術館に古九谷を見に行くけど、建物に全く見覚えがない。受付のお姉さんに聞くと20年前に建て替えられたらしい、、、 すっかり今浦島状態、、、 古九谷以外では、土井宏二氏のブロンズ(「西の雲」の小型ヴァージョン)が結構好みでした。
でも、なにより印象的だったのは昨年10月に開館したばかりの21世紀美術館。これはなかなか素晴らしかったです。家族連れやカップルでにぎわっていました。閑古鳥が鳴いていた県立美術館とはえらい違い。やはり作品に夢があるからかなあー。
香林坊の周囲もずいぶんと垢抜けてました。
ヴィレッジ・バンガードに入ってチェブのマスコットを買う。これじゃあ、京都での休日にやっていることとほとんど同じじゃないの、、、
夜になり街は雪が降り、風も強くさらに寒い、、、
そんな季節なのでホテルもガラガラ。
(Kちゃんご希望の)ホテルの2食付のお得なコースにしぶしぶ納得して私は宿泊したのですが、結果的に良かったです。なにせ、街のおいしい和食の店に行くには、あまりに寒すぎたので、、、ホテルのいまいちの和食をびしょぬれにならずに食べられて良かった、って感じでした。
華やいだ雰囲気のホテルを期待していたKちゃんは、閑散としたホテルに肩透かしをくらったようでした。
明日の金沢行きのために切符を買いに京都駅に行きました。
講義は例によって参加者は少数だけど、参加型の良い授業をされていました。
夜は近所に新しく出来た「柿沼」でタカコ先生と少し飲みました。いない者の話題をしました。「柿沼」はお金持ちそうなお客ではやっていました。おいしいものを少しずつ雰囲気を楽しみながら食べたい人向けですね。
とのことであった。絵本を私にも見せてくれたけど、この「ごろう先生(仮名)」は確かに私たちの同級生の某色平くん。彼は以前から良く新聞やテレビに出ているのを私は知っていたけど、あやえちゃんは知らなかったらしい。とうとう、子供向けの絵本にまでなったか、、、
それにしても、子どものための送られてきた教育絵本の主人公が同級生ってどうよ?
舞台は2055年なんだけど、設定では東チモールが独立するのは2040年だったり、コンゴ民主共和国も旧称の「ザイール」のまま。現実はSF以上に意外性があるのかも知れない。
終盤では「物理的現象」と「情報」が混合化する状況が描かれるけど、これはイーガンの作品のコアであるアイデンティティーについてのヴァリエーションであると言える。
神経伝達物質を介したシナプス伝達という物理的現象と、内省的に見る「私」=情報の統合(混合化)であり、いうなればイーガン流の「心脳問題」解決への夢を語っているわけなのである。作者は明らかにそれを十分に認識してやっているけれど、読者のどれだけがそれに気付くのかしら、、、
振り向くと私が乗っていたバスが黒煙を上げて停まっています。
やがて乗客がぞろぞろと降りてきました。もちろん運賃は払う必要はないはず。さっき運賃を払って降りた私はなんか損をしたような気がしたのでした、、、 正月からセコイ私、、、 これも貧乏がいけないのね、、、
Kちゃんに連れられて、近所の某神社に初詣にいってきました。おみくじをひきました。「半吉」でした。半吉ってなによ?!
元旦なのに夜のお仕事でした。
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