2004年1月
寺町の青葉でランチ後、向かいの骨董屋でドイツ製のリンゴ芯抜き器を買う。ラブリー。
夜のお仕事に行くと、受付で I 君が美術書を読んでいたので、「へー、美術専攻なのですかー」とお話をしたのですが、なんと彼の指導教官の一人は、私が日記(11月)で言いたい放題に書いた岡田温司センセイでちた。
世間は狭いので気をつけよう、、、岡田センセイは金髪だそうです。で、神戸大学の某センセイもすごいらしいね、、、と話は流れてゆくのでちた。
話の中で、某指導教官のテーマの話になった時に、 I 君が
「美学をベルクソンの、、、」
というので、
「ベルクソン??? ベルクソンって? あ、ベルグソンのこと?」
と反応してしまいました。昔はよく、ベルグソンって呼ばれていたのだけど、正確にはベルクソンの方が正しいらしく、最近ではもっぱらベルクソンらしい!!!
発音されて初めて事態に気がついた。本も知らぬ間にほとんどベルクソンでちた。
怪物クンがいつの間にか「怪物ランドの王子」から「プリンス」になっていた以上のショックです、、、
夜中にBSでエリック・ロメールの「聖杯伝説」と「コレクションする女」がやっていたので録画。こんなマニアックな2作が全国放送されるのもすごいにゃ。
妹のポンちゃんによると、再び横浜の実家の周囲に反町くんらが出現するようになったそうな。びっくり、まだやるのか? 「ホットマン」の続編? 子役の女の子のかわゆさに全ておんぶにだっこだったあの連ドラの続編をやるの?
夜は探偵ナイトスクープを見る。仮面ライダーになりたい主婦の話は絶品でした。
先日オークションで負けたので、ふらふらとebayをみたら、あの究極の、幻の、手廻し計算機、アルピナちゃんが出てる!!!!!それも超ー、すんばらしいコンディション!!!!! お値段が、、、あと1日以上あるというのに、、、(ebayは終了直前に激しく跳ね上がる)(結局40万円になってました。手が出ない、、、)
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=3269629364&category=414
白い巨塔、今回はイマイチだけど、次回以降再び面白くなりそう。
ラピッド・コンピュータに嫉妬したのか、iBook の ethernet (LAN)が繋がらなくなった。設定をチェックしてもどこもおかしくない。再起動してもダメ。OSXの代わりにOS9で起動してもダメ。電池を抜いてしばらく放置して再起動してもダメ。(クリーンインストールをしても多分ダメだろう、、、)
問題はつい一ヶ月前に保証期間が切れたばかりだということ。きー。多分、アップルの修理基準(2万円か4万7千円の二本立て)だと47000円(以上)かかるわー!!!
むしろアップルの無線のカード(一万円)を買って、無線LANにしてしまうほうがましか。はたまた下取りに出して新しいG4のiBook を教育関係割引(12万以下)で買いなおした方が良いのか、、、
ついでにKちゃんのフルラのバッグの取っ手が取れたし、お気に入りの古伊万里がなんの衝撃も加えていなのにきれいに真っ二つに分かれた。怖い、、、なんなんだ、、、
ついでにガラスのボールも(これは落として)割れた。あ、車のバッテリーもあがりました。シクシク、、、
先輩が、「これ買いましたよ!」と東芝のGenioを見せてくれました。「もう少し待って、新しいクリエ(TH−55)にしたら?」とアドバイスしていたのだけど待てなかったみたい。最初はTJ−25にしようかと言っていたのに、、、やはりPalm陣営はジリピンなのかにゃー。
風邪なので早めに帰宅。草なぎくんのドラマを後半だけ見る。子供がかわゆい。
ともちゃんから、長らく借りていた「ハイ・フィデリティ」をついに見ました!! 風邪で寝込んでいたので、ベッドの上でノートパソコンで見た。
いやーあのレコード屋、すごい。ありそう、、、 色々な曲がじゃんじゃんかかるけど、知っている曲は皆無。映画の最後で結婚を決めたオタクな主人公が、観念したように堅気の婚約者(弁護士)に気に入られるようなテープを作るシーンで使われていた、通俗曲って位置付けの曲だけ唯一知っている曲でしたわ、、、
最近、昔買った神経心理学の本を読んだりしてます。先日、テレビでシュリをやってました。これらを読んで、見て、考えて、私、思いました。自分はもしかしたら、軽度の相貌失認 Prosopagnosia があるんじゃないかって、、、
シュリを見るのは3回目だったのですが、今回は色々進歩・発見がありました。まず第一に男性主人公(ハン・ソッキュ)とその同僚(ソン・ガンホ)の区別がつくようになったことです。今までは、どっちがどっちだか途中からわからなくなり筋がこんがらがったのですが、今回はどうにか判別がついたので、矛盾無く筋が追えました。
ストーリーが分かってきたことで、さらに発見がありました。ヒロインの北朝鮮の女スパイ(キム・ユンジン)がなりすましたのは韓国の(サナトリウムに入りっぱなしの)病気の少女だったのですが、男性主人公は2回病気の少女に会いに行きます。ここで私、ハッと気付きました。整形後の女スパイは病気の少女に似ているはずだ!と。(←あたりまえだろ)
注意して見るとどうも、やはり病気の少女と女スパイは少し似ているようです。似た女優さんを使ったのかな?と思いました。でも、よく考えてみると、同じ女優さんの可能性もあります。(←あたりまえだろ)
1回目のシーンでは、はっきりしませんでしたが、2回目のシーンをよく観察してみると、特徴のある耳の形状などからどうも同じ女優さんのようです!! (結局、顔全体では判らなかった、、、)
びっくり。今までそれに気付かなかった自分にメタびっくりです。
私のオツムが今ひとつなのもありますが、原因の一つには顔の判別能力が弱いこともありそうです。
呆けてきたのかな?とも思いましたが、思い返すと昔からです。中高校生時代もクラスメートの顔と名前を覚えられなくて、ずいぶん大変でした。顔がよく判別できないのでは、名前も覚えられません(もっとも記憶力も悪いのですが、、、)。学校だと、いる教室とか、話している話題でなんとなく大丈夫なのですが、学校の外で(例えば休日の電車などで)外見が個性的でないクラスメートと出会うと、混乱しました、、、 気をつけないと、「外見が似てる人は人間としても似ているのであろう」、と直感的に判断してしまいそうになるので危険です。(Aさんで通用したことは、Aさんに似ているBさんにも通用すると思ってしまう)
テレビを見ていても、加護と辻の区別がつかないのは当たり前としても、格さん、助さんも全く区別がつきません。両方、お侍さんです。黄門は高齢で頭に黄色い頭巾をかぶっているのでわかります。年齢層の近い人物が多く出てくるドラマはわけがわからなくなります。学園ものドラマは、苦痛以外のなにものでもありませんでした。(大学時代はテレビを全く見ませんでした。というか、テレビ自体がアパートにありませんでした。)
客商売と政治家には向かないな、、、と思う今日この頃なのでした。
あ、ついでにダチョウ倶楽部の太った人と西田敏行の区別もあんまりつかないです。でも、古典的な「早見優と松本伊代」(でしたっけ?)は簡単に区別がついたから、認知の際に使っている脳内のモジュールが違うのかな、、、
なんか上に書いたことを改めて読み直すと、かなり壊れている人みたいに読めるなあ、、、 どうにかそれなりに適応しているのだけど、、、
私は寝不足だとキーンという高周波な耳鳴りがするのです。そこから、さらに無理をすると、人の声が聞こえてくることも、、、 最近は、そんな無理もしないようになりましたが、、、
早めに切り上げて帰ることにする。帰り道にBookoffによったら思わぬ掘り出し物が! 散財。
白い巨塔でした。すぐ、寝る。
夜のお仕事、、、 眠れなかった、、、
要約してしまうと、(私の勝手な要約です)
などなどなのですが、上の点では東大や慈恵会医大などにより植民地化された悲哀(というかルサンチマン)を織り交ぜて語ってしまったり、下の点では医師の中での二極分化を肯定してしまいかねないなど、ちょっとなあーって思いました。でも、言っていることは(どこかで聞いたような)正論だし、(良い意味でも悪い意味でも)二心がなさそうな文章で好感は持てました。聖マリアンナ医大の助教授在職中に出版していたらホンモノなんだけどね、、、
それにしても、医者の世界(の悪いところ)は、医者がどうにかすべきって考え(180ページ)であるかのようにも読めるのは致命的(におめでたいところです。残念ですが)。 この手の本を読むと、心がすさむなぁ、、、 もっと楽しい本を読もう、、、
古本屋からトール・ノーレットランダーシュ著「ユーザーイリュージョン―意識という幻想」(紀伊国屋書店、2002年)が届いた。おもしろそう。(Bereitschaftspotentials についての本)
今日は早めに帰れたので、草ナギくんのドラマを見ました。子供がかわいい、、、
今日は岩館真理子著「アマリリス(第三巻)」の発売日。帰り道に書店で買って、スキップしながら帰宅。アマリリスを手にアパートに戻ると、テレビでスマスマをやっていて、草ナギくんが女子十二楽坊に変身していました。
アマリリス、おもしろいです。
新聞に昨日のセンター試験の問題が出ていた。ちらと見ると、なんと世界史Bの問題にはブローデルの「地中海」が引用されている。イスラムについての出題も多いみたい。××年ぶりに(というか選択していなかったので、初めて←言い訳)試しにちょっとやってみた。
(間)
シクシク、、、 あまりの得点に自己嫌悪に陥る、、、 そういえば、高校時代は世界史は赤点ぎりぎりだったなあー、とあまり愉快でない記憶まで甦りました。
諸先生方の立派なプレゼンと(かなり突っ込んだ)質疑応答の後に、私の番が回ってきました。隣に座っていたボスに「もし突っ込まれたら、会場から助け舟を出してくださいね」とお願いしましたが、ボスは淋しげに笑って「ハハ、出せないよ、、、」と言って、私を壇上に送り出してくれました。シクシク、、、
(間)
焦げた尻尾をいたわりながら、実家(横浜)に帰りました。
ポンちゃんによると、先日、はとこがやってきたそうな。なんと彼女は同じ血が流れているとは思えない程グラマラスだったそうな、、、
ポンちゃんは、首に巻いていた手ぬぐいを胸に入れて、「こんな感じだった」とやっていました。首に手ぬぐいを巻くのは止めて欲しいなぁ、、、 ちなみにポンちゃんはブラジャーを買いに行って、店の人にサイズを告げると大体一種類くらいしか出てこないそうな、、、そのうちそのサイズは無くなってしまうのではないかと不安をもらしていました、、、
話は変わるけど、車に轢かれて犬猫病院に運び込まれたクロちゃん(享年18歳)を見て、獣医さんはポンちゃんに「名前と歳はわかりませんね。」と言ったらしい。どうも(クロちゃんのあまりのみすぼらしさに)車に轢かれた野良猫を運んできたと思った様子。ポンちゃんが、以前ここで避妊手術をうけたクロであると告げると、カルテが出てきて、獣医も驚いていたそうな、、、
夜、ちょっと好奇心から新番組「エースを狙え」を見てしまいました。最初の10分でリタイア。ゴンちゃんと遊ぶ。
ハイイロオオカミは、一見、角が取れて以前の怪しさは減じていましたが、話しているとやっぱり少しビザールな感じがしました。大学が独立法人化で大変だ、業務に忙殺されて研究が出来ない、有能は人が軒並み流出している、新しい人も来ない、これから一体どうなるんだ?などという話を、薄ら笑いを浮かべて、なにやら周囲(私を含む)を警戒しながらも話してくれました。
夜、愛子ちゃんの博士号の審査会の発表の予行練習がありました。予行でありながら、鋭くバシバシとやられ、愛子ちゃんはグロッキーになりました。その後に私の東京でのプレゼンの予行。皆が幸運を祈ってくれました(他にどうしようもない、、、)
養老孟司編「脳と生命と心 第一回養老孟司シンポジウム」 (哲学書房、2000年)も届く。こちらは定価で買いたくない、でも流し読みしたい書物(というか資料)なので、古書店で買いました。
今日から始まったキムタク主演の月9は、スゴイ。ちょっと見ただけだけど、「うひゃー」と声が出てしまうほどのスゴサ。これを快感と感じるまでの自己鍛錬は、今の私にはどうも無理のようです、、、
朝からコックピットのような自室にこもって、発表原稿作り。バックの音楽はキロロとか小松未歩とか岡本真夜とか、もうかなりやばい時しか聞かない音楽。
Kちゃんに「人間の共感性にはミラーニューロン参考が関与しているかもしれなくて、、、」と話をすると、
「で?」(so what?)
と言われました。あまり共感は得られなかったようです。
夕からお仕事、、、、
真夜中にNHKで世界の美術館の特集の再放送を何本もまとめてやっていて、蛸部屋で、つい見てしまう。その中でベルギー王立美術館もやってて、例のクノップフの愛撫の動物はNHKでも「豹」だって言っていました。「チータ」なのににゃー、、、
夕飯に先斗町のりとる琉球おやじゃに行く。グルクン、美味。
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12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
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12月 11月 10月 9月〜5月はお休み 4月 3月 2月 1月
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