2004年12月
慌てて年賀状を書きました。
おけらまいりに行こうと思っていたけど、あまりの寒さに挫折しました。ダメな私、、、
あ、TOMさまからHP用の扉の絵をいただきましたー。ありがとー。今度、レイアウトを変えるときにアップしますね。
夕方に先日壊れたiBookの電源アダプタを修理に出しに寺町のニノミヤに行きました。iBookを前に寺町にあったにニノミヤのマック専門館で買って、延長補償に入っていたので。
でも、修理に出そうとすると店員さんが、「ここでは受け付けられない。マック部門は円町に移ったからそっちに出してくれ」と言い出し、私は激怒。寺町のマック専門館を閉めるときにちゃんと残った店で対応すると言っていたのに!!
怒った私を見て、店員は態度を変えたけど、今度は「電源アダプタだけ出されてもダメ。本体ももってこい」と言う。私は「壊れたのは電源で、友人の電源を使えば本体は全く問題なく動く。なんで本体が必要なんだ?」と言うと、ニノミヤは「マックはそうなんだ」とのこと。仕方ないので、激しく反論すると、今度は
「ニノミヤの延長補償は本体だけが対象で、付属品である電源アダプタは補償の対象外だ」
と言い出した。もしそうなら円町に行けとか言う前に、最初からそう言えよ。って言うか、延長補償に入る時、そんな説明聞いてないよ。思わず、「それじゃあエアコンの室外機が壊れても本体の故障じゃないから延長補償の対象外とか言い出すんじゃないのか」と文句を言ってしまいましたよ。
この場合、補償外なので、電源アダプタ一個変えるのになんと20000円かかるという!!!(ちなみにアップルストアで買えば、9000円。サードパーティ製で5−6000円。)
言っていることが二転三転するので、店長さんに出てきてもらいました。
年末なのにいやあな気分になりました。(延長補償の問題云々より、店員さんの不誠実な接客態度のために。)
うーむ、大丈夫なのか?ニノミヤ、、、(と思っていたら、やはりやばかったらしくて、年明けに「大口債権者であるモルガン信託銀行は10日、同社およびグループ会社の会社更生手続き開始を大阪地裁に申請し、同日保全命令を受けた。」となって、つぶれちゃいました。そうなると、あんなに怒って悪かったかな?というか修理に預けた電源アダプタは帰ってくるのかな?)
横浜の下町が、なぜかコテコテの大阪の下町に変容していて、全く違和感を感じさせないのは、ちょっと驚きましたが、そんなことよりなにより素晴らしいのは子役の神木隆之介クン。もうホントに食べちゃいたいくらい可愛いのです。
ストーリー自体は、もう予想通りのベタな展開なんだけど、それを素直に楽しめたのは、神木隆之介クンに惚れてしまって、彼を支えたくなっているからですね。こういう娯楽作品(泣くことが娯楽)がしっくりくるようになった私は歳を取ったってことなのだろうか、、、ふと考えちゃいました。
映画の前に京都シネマが入っているcocon烏丸の地下の天天有でラーメンを食べました。チャーシュー大盛りにしたけど、チャーシューはイマイチね。
寺町によって、1GのSONYのメモリスティック・プロが安く(17K)売っていたので買ってきました。
CLIE(TG50)に今までは128Mのメモリスティックを挿していたのだけど、辞書を何種類か入れると一杯になって、音楽や動画を入れるには何かを消去しないといけなくて貧乏感大だったけど、1Gになって一挙にお金持ちになった気分。
夜はヨン様でしたー。
オークションに負けた、、、Carl ZEISS Jena Theatis を1ドル差で逃した、、、シクシク、、、
夜はヨン様でした。
それから年末恒例の同窓の勉強会にでる。その後、同窓の人々が集まる同窓会がありました。これに合わせて帰国した二人の教授など、偉い諸先生方が数多く集い、下っ端の私には気疲れしてしまう集まりでした。
帰りは街で、ストレスからポテチを買ってしまいましたよ、、、
その後、ネズミにまみれました。
夜はなか卯のカルビ丼のテイクアウトでちた。
今回も期待を裏切らない仲居さんぞろいでした。
ある仲居さんは、若くさわやかな葛谷くんを捕まえて、
仲居さんはなんですが、鶏鍋はおいしかったですよ。一人当たりの量が少ないので追加しないといけないけど。
夜、中古で買ったER(緊急救命室)のDVDを見たりしてましたよ。
Globe & Wernicke の Bookcase は、バブルの頃の六本木のアンティークショップなどで法外な値段で売っていたけど、最近日本のアンティークショップではあまり見かけなくなってました。
でも、今回はとてもお安く手に入れることができました。ラッキ。
ボロアパートには、すでに10年以上前に某地方都市のアンティークショップで購入した Globe & Wernicke があるので、今回が2つ目。
以前から持っているのはタイガーオーク Tiger oak で作られた米国・オハイオ州シンシナティ製で、サイドに金属の補強がされているモデル。(左上の写真はこちらのモデル)
今回はダークなオークのイギリス(本家)製です。
ついでに折りたたみ式のライティングビュローが一段ついているモデル。ちょっとレアもの。エンブレムもかなり違う。
個人的には米国製の方が好みだけど、eBayとかで落札しようとすると(輸送費を含めないで)30万もする、、、こりは、いくらなんでも高すぎ、、、
夜にテレビでやっていた「千と千尋」を30分見ました(以前、なんと劇場で見ているので)。
この映画の中で、すごーく汚い妖怪が風呂に入りに来て風呂場が汚物やガラクタであふれるシーンがあって
私の漫談のような授業を聞いてくれた学生さん、ありがとう。
後日で、学生側の評価が返ってくると思うけど、気にしないようにしよう、、、
夜のお仕事、、、 空いている時間に明日の講義の準備をしてました。
だそうです。
私は今日昔のナショナルジオグラフィックを見ていて、トラがフレーメン反応(英語だとFlehmen Response)で、「くっさー」って顔をしている写真とその説明を見て初めて知りましたー。
下のサイトは実演。
http://www.asahi-net.or.jp/~QP7T-KRTN/kusai.html
午後は死んだように寝てました。休日を返して、、、
夜のお仕事。大雨だったのでお客さんが少ないです。
この「お客さんが少ない」と書いた後に、お客さんが次々に現れて、次から次へとボトルが20本ほど空いて、そりゃまあ朝まで一睡も出来ないトキメキナイトとなりました。シクシク、、、
大量のいらない書類や本、コンピュータやら測定器機、ボロ書棚などを捨てました。
あんなに大量に捨てたのに、研究室の様子は不思議なくらい全く変わりません。
「来週はエントロピーを下げる作業をしよう」と植村くんはつぶやいていました。
私は隣のラボが出したゴミのなかにアメリカ製のかわいいカウンターを見つけて、拾ってきました。
本日の収穫はそれだけでした、、、
古本屋に注文していたジャン・ピエール・シャンジュー著「ニューロン人間」(みすず書房、2002年新装版)が届いた。
このジャン・ピエール・シャンジュー先生、アセチルコリンに関する膨大な論文を書いていることは知っていたけど、こんな啓蒙書というか哲学的な書物を書いていたなんて、、、びっくり。
日本とフランスの文化の蓄積の違いを感じさせる一冊です。
私は講義を引き受ける前に、他の非常勤講師はどんな人物なのかを聞きました。秘書さんの口からその某有名人先生の名を聞いた瞬間、
と要求し、その条件(情けない条件だ、、、)で引き受けたのでした。
ところが、学内の人間である私は他の講師の先生方の都合でコロコロと日程を変更され、結局、その某有名人先生の直後にされてしまったのでした、、、シクシク、、、
で、その某有名人先生、思ったよりかなり変わった人でした。なにか成し遂げるような偉い人は、その辺のちっこい人間(私のこと)とは全く違う考え方をし、行動するのだということを知ったのでした。勉強になりました。私は自分の身の丈にあった生活をしよう、、、
そんな授業を聞きにいったこともあり、仕事が終わらず、夜中に帰宅、、、木枯らしがチャリンコをこぐ私の心をさらに凍えさせたのでした、、
古本屋に頼んでいた、廣松渉先生著「身心問題」(青土社、1996年増補新装版)が届きました。読むのだろうか、、、この本を。
夜に京都は2回の地震に見舞われました。震度1と3でしたが、下から突き上げるようないやあな揺れ方でした。
私のボロアパートは激しくゆれ、本棚の上においてあった清の時代の阿片吸入用の陶器(染付け)が転落。バラバラに壊れました。人が怪我をしなかったのを喜ぶべきなのですが、心の貧しい私は、割れた阿片壷とそれにまつわる思い出を思って泣いたのでした。
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