吾日吾が身を三笑す

煩悩日記

2004年8月

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8月31日 ドクサ

 スティーブン・ピンカーの新刊「人間の本性を考える 心は「空白の石版」か」←イマイチの邦題(NHK出版、2004年)が出たので上巻と中巻を買ってきました。

 内田先生の本を読んでいたKちゃんが突然、ドグサってなによ」と聞いてきた。答えられない私を散々バカにしたKちゃんであったのでした。

 後でネット辞書で調べて、
 

「ドクサ  [(ギリシヤ) doxa]〔哲〕 プラトン・アリストテレスが学的な理性的知識であるエピステーメー(=認識)に対立させて、単なる感覚的知覚・日常的意見をさして呼んだ語。臆説。臆見(おつけん)。」


という意味だって、とメールで教えてあげました。「にゃは!なるほど。」と返事をくれたKちゃんであるが、夜には跡形もなく記憶から消えていたのでした。
 

8月30日

 にゃーんと阪神、5割に戻したわ
 

8月29日

 日曜なのに、夕方からお仕事。

 夜にKちゃんが買った内田樹先生の「街場の現代思想」(NTT 出版、2004年)を読みました。
 

8月28日

 夏風邪をひいてしまって、ダウン。一日中寝込んでいました。
 

8月27日

 夏風邪で咳が止まらず。フラフラしています。仕事にならず。
 
 昼ごはんをsunshine cafeでとる。なんと、日伊会館のホールでこれまで行われていた映画上映が8月末で終わるそうだ、、、 残念、、、
 

8月26日

 ヤフオクで古い Ernest Leitz のトーマ式の血球計算盤を落札しました。1600円。血球計算盤は新品だと通常2−3万円くらいするので、とてもお買い得でした。
 

8月25日

  信原幸弘編「シリーズ心の哲学 全3冊」(勁草書房、2004年)を買いました。

 ついでにKちゃんに頼まれた、マッキーのCDも買いました。
 
 
 
 
 

8月24日

 以前、eBayで落札したDAVIS社のANEMOMETER(風力計)が届きました。

 からからと廻って、とってもラブリー。しゃれたお部屋のインテリアね。←ホンマカイナ
 
 

8月23日

 お昼を食べに大学周囲のお店に行ったらどこもお休み。

 で、大学構内にしばらく前に出来たレストラン「カンフォーラ」に山下くんと入ってみました。初めて入ったのだけど、雰囲気は欧米の美術館の地下にある食堂のようでありました(良い意味で)。味は値段のわりには普通でした(愛校心のため評価は極めて甘い)。すぐに料理も出てくるし、便利かも。でも、時間に余裕がある時には、別の店で食べたいな、、、
 

8月22日

 今日は、鰻でした。
 

8月21日

 実家に戻っておりました。おばあちゃん(高齢のため、ちょっとボケてる)に会ってきました。ゴンちゃん(なまけ犬)にも会ってきました。

 夜、冬ソナ(最終回)の時間にあわせて京都に帰ってきました。
 

8月20日  Nature via Nurture

 「やわらかな遺伝子」を読みました。

 遺伝子研究から得られる様々な仮説を紹介しているのだけれど、提示の仕方がとても正確で且つ中立的でした。遺伝子と疾患などについての研究は、ネガティブな結果は論文になりにくく、ポジティブな結果が人目を引き易いため、単に論文(やニュース)を追っているとかなりバイアスがかかった認識に陥りやすいのですが、この本は、そういったズレた認識に読者を陥らせないようにと配慮がなされている良書でしたよ。
 
 
 

8月19日

8月18日

8月17日

 添削の赤ペン先生になってました。
 

8月16日 五山の送り火

 午後はずっと倫理関係の講演会をおとなしく聞いていました。一人毛色の変わったプレゼンをした先生がいて、それが一番おもしろかったです。「ハバーマス」より「ハーバーマス」が一般的な読み方だったのかあー、とかプチ発見が結構ある講演会でした。

 夜は、五山の送り火でした。京都にいられるのは今年が最後かもしれないので、ちょっとおセンチになっちゃいました。

 テレンス・W・ディーコン著「ヒトはいかにして人となったか 言語と脳の共進化」(新曜社、1999年)が古本屋から届きました。
 
 

8月15日 ロシアの懐中時計型計算尺

 久しぶりにカソリック教会南のNinoで食事。まあまあ。料理が出てくるのが少し速くなったです。

 ロシアから怪しげな小包が届く。中身はKL−1というソ連邦時代の懐中時計型の計算尺。意外としっかり作られていていい感じです。

 今夜は夜のお仕事、、、 
 

8月14日 祇園で同窓会

 お昼は祇園(四条より北側ね)の京麹で大学時代のサークルの同窓会でした。

 みんな、良い感じに歳を取っていました と、言いたいところですが、日本経済の失われた10年をもろに被って来たせいで、くたびれた感じのおじさんになっている人も多かったです(特にUFJ信託の社員の、なげやりな雰囲気が、、、)。

 河岸を変えるため白川沿いを皆でぞろぞろと移動していたら、通行人に「なんの集まりですか?」と尋ねられるくらい変な集団でした。多くの通行人は目を合わせないようにして足早に通り過ぎて行きます。写真は集合写真@白川。ちなみに私が写したので、私はいません。真ん中で扇子を振っている和服は、怪しい幹事さん。

 皆様はカラオケへと流れていきましたが、私は疲れていたので早退して、縄手通りの骨董品屋などを冷やかしながら帰ってきました。
 
 

 夜中に「冬ソナ」を見ました、、、 

 チュンサンのお母さんに矛盾が集約されているにゃー。すべてのボタンの掛け違いは、お母さんの思わせぶりな変人さが原因なのですか。うーむ。

  外傷後の「慢性硬膜下血腫」が「眼球を圧迫」というのも、聞いたことがない、、、、 「交通事故」→「失明」を強引に結びつける為の解剖学的位置を無視した理由付けだなあー

 古本屋からジョン・オルコック著「社会生物学の勝利 批判者たちはどこで誤ったか」(新曜社、2004年)が届いた。結構、おもしろそうです。
 
 
 

8月13日 飲んでいました、胃カメラを


 午前中に京都の街外れにある某病院で胃カメラを受けてきました。

 15年前に飲んだときは嘔吐反射で大変苦しい思いをしたのですが、今回は歳を取ったので嘔吐反射も弱くなっているんじゃないかなあーって期待していたのですが、とんでもなかったです。

 ゲロゲロ、ゼロゼロで大変でした。

 途中から身体も観念したのか「もう好きにして状態」になりました。
 
 
 

 お昼に大学に戻って、生協で、知らないうちに日本語版が刊行されていたジャッケンドフ著「心のパターン 言語の認知科学入門」(岩波書店、2004年)を買いました。

 午後はネズミさんと戯れていました。

 夜は大学近くの mark で夕飯を食べました。こんな所にこんな店があるなんて知らなかったにゃ。一品ごとの量が多めで、味も意外においしかったです。女性が好きそうな店、、、

 古書屋からエルンスト・キッツィンガー著、辻佐保子訳「ビザンティン美術の二潮流 ユスティニアヌス大帝からイコノクラスムまで」(創文社歴史学叢書、1971年)が届いた。長らく探していた本なのでうれしいな。
 

8月12日

 翌日の胃カメラのために夜の8時以降絶食絶飲なのですが、暑い真夏に8時以降、水分を取るなというのは無理ですよねー。10時頃に麦茶を飲んじゃいましたよ。

 どうやら真夜中にオリンピックのサッカーがあったようなのですが、翌日の胃カメラが心配な私はさっさと早寝したのでした。(見ないで良かったですよ。)
 

8月11日

 おとなしく生活しています。
 

8月10日

 チョムスキー著「生成文法の企て」(岩波書店、2004年)を買ったりしました。

 ちゃんと読むのか?→自分
 
 
 
 

8月9日

 朝に7日に乗り捨てた自転車を回収して、大学へ。路駐禁止の警告シールがついてました。午前中は勉強会。お昼はサンシャイン・カフェ。
 

8月8日

 スゴ録、大活躍。韓国ドラマ「美しき日々」「冬のソナタ」「ホテリアー」などを、突っ込みつつ(かなり)早回しで見てます。時々、筋が追えなくなります。

 「美しき日々」は視聴者の意見で当初のストーリーが大改編されたらしく、収拾がつかない展開になっていました。

 個性的な人々のはずが、最後の方ではみんな「いい人」になってしまっていて、そりはないでしょ、、、、と思われました(現実には変な人はドンドン変な人になっていくケースが多いような、、、 表面上は繕っていても)。その上、生き残った人々は皆仲良く成功して、幸せになっていました。

 さらにはチェ・ジウが骨髄移植を受けるシーンでは、なんと手術室に入っていって、しばらくして出てきました。きっと、シナリオをチェックしておかしくないようにしようっていう気が、多分そもそもないんだろうなあー。(骨髄移植のレシピエントは無菌室には入るけど、手術室には入らないのでは?)

 視聴者の意見に従って、ドラマの筋を変えてゆくと、こんなにシュールな世界になるのかあ、と新たな発見でありました。人々の理想の物語とはシュールな物語なんでしょうね、、、 (寝ている時に見る)夢も往々にしてシュールなわけだしね。

 ホテリアーはヨンさまの逆三角形の裸体が見られるのですが、すごーいです。
 

8月7日 夕方に豪雨

 久しぶりに、二条のアントニオで昼飯。

 夕方に大学に行こうと自転車を走らせていると、豪雨。そのまま、最寄りの地下鉄駅(丸太町)に足止め。結局、自転車を乗り捨てて、地下鉄で帰宅。鴨川の河川敷に置かれた自動車も流されそうな増水。仕事できず。

 「魚 波波」で夕食をとりました。おいしいけれど、ちょっと落ち着かないなあ、、、値段も手頃で良い店です。

 今日はサッカー決勝戦でしたが、飲み屋から帰ってきたらすでに試合は始まっていました。飲んだのは生ビール一杯だけだったのですが、ハーフタイムになるまえに眠くなって寝てしまいました。結局そのまま朝まで寝ていた私でした。

 どうも私はサッカーを見ていると眠くなるようです、、、 ついでに緊張するとアクビが出る体質です。こんな私は変なのでしょうか?

 どうやら犬も緊張するとアクビがでるらしい。
 

8月6日

 Kちゃん探偵ナイト・スクープの公開収録に行って、ご機嫌で帰ってきました。探偵ナイト・スクープのステッカーをもらってました。

 私はネズミさんと過ごした後、なか卯で豚丼を食べていました。
 

8月5日

 「ヤヌスの顔 第5巻」(科学評論社、2004年)を買いました。マニアックな世界だ、、、
 

8月4日 甘い誘惑

 ああ、、、誘惑に負けて、「あら切りポテト こんがりベーコン味」に手を出してしまった。すでに袋には半分しか残っていない、、、

 ジーパンに少し余裕ができたせいで、気が緩んでいる、、、 このままじゃリバウンドしてしまう。それは避けないと、、、

 図書館で雑誌に収録されている論文を捜すが、その号だけが欠落している。まあ、よくあることだけど、、、
 

8月3日 サッカー準決勝

 お昼に大学生協で「やわらかな遺伝子」「ナショナルジオクラフィック日本版」を買いました。今号はギリシャのきれいな地図が付いているので。

 セミナー室で皆とこっそりサッカー(日本VSバーレーン)を見ていたのですが、周りが激しく熱中している中、私は途中で寝てしまった、、、、 「愛国心」がないから? はは。

 中国も勝った。日本対中国で決勝、、、 こわいにゃー。でも、ちょっと楽しみ。
 

8月2日 探偵ナイトスクープ

 Kちゃんは、テレビの番組収録のスタジオ見学に当たったのでゴキゲン。

 何通も葉書を出していたらしい。私の名前も勝手に使っていたそうな、、、オイオイ、、、

 それも「探偵ナイトスクープ」、、、 Kちゃんは、私に、仕事をサボって一緒に行こうと誘ってくれました。ありがとう、、、でも、ネズミさんの世話があるから、、、

 夜に、録画した「美しき日々」を見る。なかなかおもしろいけど、ちょっとのめり込めない。チェ・ジウは相変わらずウルウルしている。私はウルウルしている動物がとても好き(例:あざらし)。
 

8月1日

 烏丸御池近くの「串くら」で焼き鳥を食べました。生ビール付き。鶏の首周りの肉(名前は忘れた)がなかなか美味。つくねもおいしいにゃ。

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