2003年6月
t.A.T.u.を生んだロシアを感じさせる本であります。
お仕事の合間に講談社現代新書の秋山さと子著「ユングとオカルト」(1987年)を読みました。これがまた、この本自体がオカルトでは?といったまとまりのない、著者のオツムの具合がわかる本でした。(まあ、この本を書いたのは死ぬ5年程前の64歳だから仕方ないのか?)
錬金術の性格を表すものとして「曖昧なることを説明するに一層曖昧なることを以って、未知なるものを説明するに一層未知なるものを以って」という一文を引用(142ページ)しているのだけど、だからといってそれに倣って新書を書いて良いというわけでもあるまい。
最近、なんかトンデモ本にあたる率が高いと思ったら、BOOKOFFの100円コーナーで買った本を読んだりしているからなのだと思い当たりました。
でも彼女の「チューリッヒ夢日記」はちょっと読んでみたい。かなりすごくて重版されなかったらしいので、、、
私は冷房の効いた部屋でビールを飲みながら応援するほうがいいなあー。
個人的には夢を映像化したり、映像を脳に送り込む話は好き。ジェニファー・ロペスの「THE
CELL」とか、ヴェンダースの「夢の涯てまでも」(駄作だけど)だとか。
第二章に「言葉はもともと何か、おたがいの心の中に共通の記憶心像があって、それを記号化する、という過程を経て誕生したのです。ある必然性が言葉を発明したのです。」とあるけど、これ、よくわかりませんでした。本当にそうなのかしらん??
谷徹著「これが現象学だ」を読み始めました(がっちゃんの影響?)。本棚に読まれていないフッサールがあるのですが、簡単な新書を読むことにしました。でも、よくわからんにゃー。なんか堂々巡りの理論なので、、、
いやはや、失敗を覚悟していたイベントでしたが、がっちゃんとTOMさんの(サクラ)参加もあり、無事に終われましたわ。ありがとー。うるうる。二次会にも来てくれてありがとね。
がっちゃんとは色々お話できておもしろかったです。いつも人とそういった話題について話すことはないので新鮮でした。がっちゃんが大きかったのもびっくりでした。
TOMさんは今回は豹柄ではなかったでした、、、とってもおしとやかなお嬢さんのイメージ。うーむ、これでホラー映画マニアなのか、、、今度、にゃんこを見せてねー。
中を見ると、「萩尾望都先生」にカラーでアップでデカデカ一面を使っているではないですか! それもバックは宝塚のキラキラ。
まるでグラビアアイドル(背景は宝塚)。 すごい。 意外なものの中に意外なものを見つけました。
今日は夕方から夜のお仕事。
はっはっは、阪神、さよなら勝ちでした。
しかたがないので、谷徹著「これが現象学だ」(講談社現代新書)と、丸山圭三郎著「言葉と無意識」(講談社現代新書、1987年)を買って来ました。
ちょっと「言葉と無意識」を読んでみたのですが、これって、、、なんか変な本です。私にはトンデモ本のようにも思えます。
「まともな時期のソシュール」と「おかしな時期のソシュール」の二人のソシュールがいたとしたならば、丸山先生が注目しているのは、ひたすら「おかしな時期のソシュール」のような、、、、
いろんな人の意見を引用して、それを援用して自説を展開するんだけど、援用された意見から丸山氏の意見がどう考えても論理的につながらない例が多い。いっちゃってたのだろうか?
脳梅毒にやられておかしなことを書いていたころのニーチェの手紙を(確信犯的に)引用して「非人称的言語空間」に生きた例として挙げていたり、、、 UFOの部分もすごい。心を病んだ人の治療に関する部分も、、、ようするに具体的な事例を引いたところは大体、破綻している、、、
読んでいると数ページごとにカチンときちゃう。多分、偉大な丸山大先生と凡人の私のオツムの出来が違うせいだとは思いますが、、、 それにしても、、、
まあデカルト的論理を否定したとうれしがって書いているのだから、すでに怖いものなしというか、すでに絶対的に勝っているというか、、、
聞いてみると、売れ線の音作りが、大昔とても流行り、グラミー賞まで取ったミリ・ヴァニリを思い出させれました。ちなみにミリ・ヴァニリは、コンサート中の突然の停電で口パクがばれて消えてゆきました(ドラマだなあー)。全く歌っていなかったらしい、その後、本当に歌っていたリアル・ミリ・ヴァニリ が売り出されたけど、さっぱり売れなかった。ルックスが悪いおじさん集団だったからなあー。
岩波新書の長尾真著「『わかる』とは何か」(岩波書店、2003年)を買って読んでみたが、うーむ、あまり得るところのない本でした。書いてあることは、どれももっともなのですが、、、 それらは(岩波新書を手に取るような)それなりの良識を持っている人の多くが、当然と考えていることばかりのような、、、
夜は、みゃーちゃんと一時帰国のヴァレリさん、それとKちゃんとで新風館の中華料理店「Hu
Tong Mandarin」でお食事をしました。例によって飲みすぎました。辛い料理が多かったからにゃ。味はなかなか美味でした。ちと高いけど。
内田樹氏著「寝ながら学べる構造主義」(文春新書、2003年)、なかなかストレートな本で一気に読ませてくれます。
なんか単純化された実存主義対、変に科学的な構造主義的価値観を対比しているような映画でもありました。(説明しろと言わないでね) チョイスとか言っても、選択肢が2つしかなかったりするのが、また、、、
夕ご飯は、丸善裏のラーメン屋であった、、、
いやはや阪神なんか強すぎて、こういう時の表現を阪神ファンはもっていないので、どう表してよいかわからなくなります。
一部では、わたなべオーナーが強権を発動して今年のペナント・レースをちゃらにしてしまうのではないか?などという危惧までささやかれる始末です。
ああ、このような夢のような状態はホントウなのだろうか?(マトリックスみたいに、阪神ファンがまとめて眠らされている
のでは?!)
特に、高橋(巨人)がサヨナラホームランを打った日曜はKちゃんが大荒れ。
手に負えないため、知人の阪神ファンと電話で話して不満をぶつけ合うことで解消してもらおうと、東京のよっちゃんに電話しました。
すると、電話に出たよっちゃんはパートナーのゆたかさんと二人で東京ドームから帰ってきた所だったのでした。大暴れのゆたかさんをなだめすかして、やっと鎮めて、家まで連れて帰ったとこだったのに、、、>ごめんよ、よっちゃん、、、、
でも、よっちゃん言っていました。ドームではもっとひどく暴れている人たちがいたから、それに比べれば、、、と。ちなみにゆたかさんは金曜日にもドームにいたそうです(負け試合)。
Kちゃんは、自分よりもっと不幸な人(ドームにいた阪神ファン)がいる、、とわかってなんか憑き物が取れたようでありました。
2002年
12月 11月 10月 9月 8月 7月
6月 5月 4月 3月 2月 1月
2001年
12月 11月 10月
9月〜5月はお休み
4月 3月 2月 1月
2000年
12月 11月 10月 9月 8月 7月
6月 5月 4月 3月 2月 1月
1999年
12月 11月 10月 9月 8月 7月
6月 5月 4月 3月 2月 1月
1998年
12月