吾日我が身を三笑す

煩悩日記

1999年7月

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7月26日

 ポール・オースター「ムーン・パレス」を読み終えた。この作品は、どこからどこまでもオースターらしい彩りで、酔わせてくれる。ちょっとご都合主義な展開で、後半ちょっと息切れしているけれど、なんとも言えない切ない読後感を残す。
 

7月25日

 以前の職場でお世話になったAさんが、京都に遊びに来てくれました。私が京都案内をしたのだけど、京都フリークの彼女の方が詳しいくらい!!で、ちょっと変わったところに行きましょう、ということで「天神の骨董市」に!でも、今日もやっぱりろくな物がありませんでした。Aさんも「これは、、、」と言ってました。同感。

 その後、彼女が一度も行ったことがないという鞍馬へ。二人とも歳には勝てず、鞍馬寺に登るのに迷わずモノレールを使いました。それでも京都市内では35度を超えた日に山登りをするのは、ちょっときつかったかな。山の反対側の貴船にたどり着いたときには、ひざが笑って止まりませんでした。

 ところでAさんはまんぷくくんともお友達。ハイキングの最中(息が切れてないときは)二人でまんぷくくんの思い出話に花が咲きました。
 

7月24日

 喜田くんと一緒に京都観光。大仙院高桐院光悦寺などを見にいきました。喜田くんも「やっと日本に帰ってきたんだ」と涙くんだりしてました(脚色)。喜田くん、大変だったんだね、、、、

 その後、インドネシアのチモール島から一時帰国中の喜田くんのお友達と北大路で落ち合って、最新チモール情報などを聞いてきました。

 夕方、喜田くんは次の訪問地、高槻へと阪急電車に乗って旅立っていきました(20分で着くけど)。
 

7月23日

 エジプト(アレキサンドリア)で二年間のお勤めを終えた喜田くんが京都に遊びに来てくれました。お土産にはすてきな「アザーン時計」。目覚まし時計なんだけど、時間になると「アザーン」を大音響で響かせて起こしてくれて、すてきな朝を迎えるのに最適の時計。重宝しそうです。ありがとう。

 喜田くんは阿登くんから預かってきたお土産(なかなか良いエジプト音楽のCDなどなど)も持ってきてくれました。阿登くんは非常に大切な用事が東京であるとのことで、今回は欠席。とっても残念です。でも、こんど今日の成果を聞かせてね!

 さて、夕食には喜田くんと京都の夜景を見下ろす中華料理店で、積もる話をしました。思い出話を語る歳でもないのですが、過ぎ去った日々が思い起こされて楽しかったです。
 

7月20日

 今日は海の日だよー。私の一日は、朝のゴミ出しから始まりました。
 

7月19日

 今日も昼から雨が強くなってきた。これって、梅雨なのかしら?明日は晴れてくれー。洗濯物が乾かないぞー。最近くらあーい話題が多いなあ。

 そうそう、そんな中で明るい話題といえば、徹也くんのところの美紀さん、今回はもう帰ってきたんだって!すごーい。徹也くん、やったね!ファービーは、またダンボール箱に逆戻りかな?
 

7月18日

 小雨の京都。「都に雨の降るごとく」、って感じ(ご存じのように、「わが心にも涙ふる」と続く)。午後は、祭りの後のふとした虚脱感の漂う街に出て、こまごまとした買い物をしました。
 

7月17日

 お昼頃、エジプトから帰ってきた喜田くん、阿登くんが成田空港から電話をくれました。ありがとー。ご帰国おめでとー。よかったねー。いままで、おつとめご苦労様でした(でも、本当の苦労はこれからだよ、なんちゃって)。彼らの声は、本当にうれしそうでした。もう、エジプト人に悪いくらい。今度は二人で京都にも遊びにきてねー。

 夕方に研究室によると、卓くんが一人、Every little thing を聞きながらもくもくと仕事をしている。ちょっと暗い。二人で岡本真夜(おいおい)の話をする。やはり暗い。阪神は今日も負けている、、、 
 

7月16日

 今日は宵山。バイトから帰って、ちょっと宵山に出かけようかなあ、と思ったが、テレビで芋を洗うような混雑の映像を見た瞬間、行く気が失せてしまった。どうもパワー不足だ、、、 ちなみに卓くんは出かけたそうだ。やはり基礎体力が違う。
 

7月14日

 今日は「飲まなきゃやってられないよねー」っていう日(別に阪神が連敗しているせいではない)だったので、海外研修で一ヶ月日本を留守にする博美ちゃんの「行ってらっしゃい会」の名目で皆で(と言っても徹也くん、卓くん、北川くんといったいつものメンバー)飲む。輝之せんせの引率でお勧めの美人ママのいる居酒屋で飲みました。
 
 ところで、ミクロマンの話になって、

私と博美ちゃん:「それって吉本の池乃めだかのギャグでしょ?」
北川くん:「違うんです。そのころ流行った透明のおもちゃで、、、」
私と博美ちゃん:「知らんなあー、そんなん」
北川くん:「で、ミクロの星が爆発して、ミクロマンがやってきたって筋なんです」
博美ちゃん:「だからそれって池乃めだかと同じやん」

と、さっぱりかみ合わないのでした。

 宵々々山なので四条界隈は浴衣姿の娘さんたちで賑わってました。阪神は今日はやっと勝ちました。明日はいい日だといいな。
 

7月13日

 さて、もう夏だし怖い話を一つ。

 先日、年下のお友達のコーノくんとお話してたら、ちっちゃかった頃のテレビ番組の話になった。

 「怪物くん」の主題歌のメロディを一緒に歌ったんだけど、なんかちょっと違うんだ!!!!
 わたしが「怪物ランドの王子だぞ〜」と歌っていると、彼は横で「怪物ランドのプリンスだ〜」とか歌ってんの!!! なんか、彼がパラレルワールドからやって来た「少し違う」人のような気がした。こわーい!(怖くないって?)

 その後、ともちゃんにその話をしたら、やっぱり、ともちゃんは私と同じ地球人(王子だぞ〜派)だと判明。でも、その後調子に乗ったともちゃんは、皆の知らないふるーいテレビ主題歌を歌い出して一人浮いてました。

7月12日

 研究室に行くと、落ち込んでいる私と徹也くんを励まそうと、ともちゃんがいろいろな物まねをしてくれた。ともちゃんのだじゃれより質が高かった。ともちゃんありがとう。

 ところで、奥様に逃げられた徹也くんは、一人になったアパートに戻ってきて、箱の中から久しぶりにファービーを日の当たる所に出したんだって。出されたときは物を言えなくなっていたファービーなんだけど、徹也くんの心中を察してか、少しずつしゃべり始めたそうです(美談!)。がんばれ、徹也くん!ファービーもついている!
 

7月10日

 夕方、研究室で仕事をしてると、徹也くんがやってきてコンピューターの前に座り、無言のまま菓子パンを食べ始める。私が通りすがりに「徹也くん、奥さんまた出てちゃったの?」って聞くと、徹也くん驚いて「どうしてわかるんですか?!」だって、、、わかるよ、誰でも。

 「なんか(いなくなる)インターバルが短くなってない?気のせいかな?」って聞くと、寂しそうに「気のせいです」だって、、、 今日から徹也くんはファービー(やかましいので徹也くんによって箱に閉じこめられている。最初は暗い箱の中で一人で歌ったりしていたそうだが、最近は静かになったとのこと)と二人きり、、、 美紀さん、早く帰ってきてあげてね。

 真夜中に薄暗い部屋で借りてきた「リング2」を見る(めちゃくちゃ恐がりなんだから、そんなの見ちゃダメ!)。夜中なのでヘッドホンをしてボリュームを上げたので効果ばっちり。いやー、全身総毛立ちました。あまりの怖さのあまりお腹が空いたので、買っておいたエクレアを冷蔵庫に探すがない!(もうそれだけで怖い!!)ゴミ箱を見るとエクレアの包みが、、、そういやビデオを見る前にバクバク食べたっけ、、、自分の食欲と記憶力の悪さが怖い、、、
 

7月9日

 妹(ポンちゃん)からの電話によると、
 ポンちゃんが「三神さん(ご近所)の家からメダカもらってきていい?」ってかあちゃんに聞いたら、
 かあちゃん、「そのメダカ、カエルになるんじゃないでしょうね!」って言ったんだって、、、そんなメダカおらんて、、、

 ところでポンちゃんが電話してきたのは、彼女が使っているコンピューターの使い方がわからなくなったため。私が、「そうそう、ブラウザーは立ち上がってる?じゃあ、アドレスのところにカーソルを持っていって、、、」と説明してると、ポンちゃん、「そこで、ダブルブロック?」って。それじゃ、ナロン・エースだよ、、、
 

7月8日

 (元)同志ドラえもんより、メールをもらう。彼女は以前は某外資系銀行(シ×ィバ×ク)でデリバティブとかやっていたのだが、なにを血迷ったか、某国際医療援助団体に転職してしまい、今は流れ流れて地の果てカザフスタンのアルマティにいる。

 そこで毎日、天山山脈を見て過ごしているらしい。

 彼女のメール曰く
 

あの日記はまさに同志らしくて、いいと思ってたんですけど。そうよ、まさにあれが同志の姿をあらわしてるよぉ…。
もし、あれが不評だっていうのなら、日記が不評=同志が不評だと思うんですけどね・・・。
 
と鋭くも暖かい?お言葉、、、心にしみいります。

 再び話は変わって、今日は平野さんち(在ジュネーブ)の智也くんの一才の誕生日!おめでとー。
 

7月7日

 さてこの日記であるが、ちょっと鬱モードであるために各方面に評判が悪い。ところで、今日の「笑う犬」は今ひとつだなあー。その上、ともちゃんの寒いギャグも今日は不発だったし、、、(絶好調でも始末に困るが、、、)
 

7月6日

 夜中に(あちらの夕方に)、アレキサンドリアのS先生宅にお電話する。奥様のみどりさんがでるかな?と思っていたら、出てきたのはハナちゃん!(二才)。10ヶ月ぶりにハナちゃんと話してしまった、と言っても10ヶ月前はあんまり話せなかったけどねー。彼女はなんと濃ーいエジプシャンの男性が好みで、見ると大喜び(ついでに面食い)。お醤油顔の青年海外協力隊の喜田くん(在アレキ)を見ると激しく泣く。
 

7月5日

 研究室に行くと、ともちゃんが続けざまにさむーいギャグを飛ばし、ついでに踊りも見せてくれた。明日は良い日だといいな。

7月4日

 今日は日中を(天気が良いのに!)バイトでつぶされてしまったので、気を取り直して読書。今、読んでいるのは、「イギリス人の患者」(マイケル・オンダーチェ)。昔、アレキサンドリアでシリア人の上司が、読むのを勧めてくれた本。余り、自分の趣味とかについては語らない人だったのに、「この本を週末に読むと良い。映画化されたけれど、映画より良い」と英語版を貸してくれた。彼はシリアのエリート一家の出身で、兄は大臣を務め、彼自身もシリアの大学の学長だった人物。魅力的で快活な性格、独身で、歳を取った美しい姉と祖国を離れ、彼が大学院時代を過ごしたアレキサンドリアで暮らしていた。

 「イギリス人の患者」は、その詩的な言葉で、私をイタリア中部へ、そしてアフリカの砂漠へと誘惑する。
 

7月3日

 ああ〜。今日も早く起きるつもりが、お寝坊。雨の合間の晴れ間をねらって、チャリンコで研究室に向かう。が、途中で滝のような雨と雷に見舞われる。濡れネズミとなって、大学にたどり着く。びしょびしょの服を脱いで、ちょっと露出した格好で研究室をうろうろ、見苦しくて皆さん失礼しました、、、
 

7月2日

 ああ〜、今日も寝坊して危うく電車に乗り遅れそうになる。でも、ぎりぎりでセーフ。バイト先のタイムカードは9時前に押せました。めでたし、めでたし。いつもはサービス(迷惑?)残業で夕の7時すぎまで働かされるのでけど、今日はワーイ、7時前に終わりました。あんまり、うれしくてさっさと逃げ支度をしてバイト先を後にしたのだけど、机の中に隠しておいたあんパンクリームパンを置き忘れてしまった!えーん。ショック!!
 

7月1日

 バイトでボロボロになって、家に着く。疲れたのでふにゃふにゃ仮眠を取った後、研究室に行く。生活に潤いが欲しい、、、 くすん。

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