吾日吾が身を三笑す

煩悩日記

2003年1月


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2003年
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 1月31日

 ピングーパジャマが届いた。とっても良い感じ。サイズもぴったり。ふっふっふ。

 古本屋に頼んでいた展示会のカタログ「ロシアのこころ・イコン展」が届く(←安かった)。なかなか良い内容。
 

1月30日 シッキムの消滅

 ともちゃんがふらりとやって来て、原稿をくれて「今晩10時までにチェックして」と言って去っていきました。今、8時だけど、、、

 古書店に頼んでおいた落合淳隆「植民地主義と国際法」 (敬文堂、1986年)が届く。とってもマニアックな本、、、 シッキムがインドに併合された経緯についての本なのだけど本の箱には「植民地主義と国際法」とだけあって「シッキム」のシの字もない、、、(店頭で客に手にとってもらうことは想定外なのかしら?) 本の中には「シッキムの消滅」とサブタイトルがついているのだが、、、著者の博士論文のようです。
 

1月29日 アレルギーの季節

 旧東海道沿いにある某大学の大きなネズミ小屋を見てきました。

 かわいいモルモットや正体不明の丸っこい動物(今まで見たこと無い)がいました。しかし、ネズミ・アレルギーの私は途中からクシャミが止まらなくなり、眼もしょぼしょぼになりました。

 これから、花粉の季節も始まり、辛い日々が再び始まるかと思うと、、、空気清浄機のフィルターでも掃除するか、、、
 

1月28日 ピングーパジャマ

 ヤフオクでピングーのパジャマ→を競り落とした。うれしいなー。着くのが楽しみ!

 1月26日 いかりや長介の遺伝子とキムタク

 行きがかり上、キムタクのドラマを見ることに、、、 なーんと、長さん、今度はキムタクの親です!!! どうして、いかりや長介の遺伝子から、キムタクが出来るんだ?! 今度は、私も結構ひっかかりました。 どうよ?愛子ちゃん?!(cf. 1月17日)

 寝る前に、ともちゃんから借りっぱなしになってしまっている "Hedwig and The Angry Inch" のDVDを半分ほど見る。強烈、、、 なかなか寝付けませんでした、、、
 

1月25日 オリヴィエ・オリヴィエ

 夜中に「オリヴィエ・オリヴィエ」を見る。これって結構評価が高いのだけど、なんか私にはぐっと来るところがなかったなあー。私が、深い情感を解せないタイプの人間だからかなあー?

 お父さんに(激しく)同情してしまう一方、息子を溺愛し感情的な言動ばかりに終始するお母さんにはかなりゲンナリ(そこで私は思考停止)。観客の視点と重ねられる(ように演出されている)姉もなにやら了解不能で、しまいには超能力を発揮して、物を動かしたいるのでした。うーむ、どういう演出上の意図が???

 結局、犯人はいかにも犯人らしく映画の合い間合い間に(ちょっと不必要に)現れて、「ああー、やっぱりー」だし、再び現われた「オリヴィエ」も、どう考えても○○で、でもそれは最初から「ええー?!意外!」ではなく「ああー、やっぱりー」を意識した演出だったことからも、監督の意図なのだとわかる。では、一体どこを楽しんでもらうことを監督は期待していたのかしら? 誰か教えて。

 ちなみに、実話を元にした映画らしいけど、どこからがフィクションなのかしら? もしや、(演出上不自然な)超能力のくだりは「実話」なのか?!
 

1月24日

 某大学へ助教授として転出する某先輩の送別会でした。ああ、回りはみんな偉くなってゆくのだなあー。じっと、手を見る。

 1月23日

 多田智満子氏が亡くなってしまいました。彼女のユルスナールの「ハドリアヌス帝の回想」は名訳、というか他には誰も訳せないです。あの訳の後では、、、

 菜々子ちゃんのドラマ、あまりにありがちな安易な展開に驚愕。
 

1月21日 舟和の芋羊羹

 会合があったので、日帰りで東京に行ってきました。ずっと会場に缶詰だったので疲れまちた、、、 一緒に行ったじーじは東京駅で奥様へのお土産に舟和の芋羊羹を買っていました。愛妻家です、じーじ。

 1月20日

 安原顕氏が亡くなった。彼が編集をしていた頃のマリ・クレールはすごかったです。今でも実はとってあるのですが、、、(場所を取って困るのだけど、捨てられない、、、)

 仕事帰りにともちゃんに会いました。勉強会をさぼったのをしかられました。
 

1月19日

 今日からキムタクの新しいドラマ。なんかこれはついていけないものがあるぞ、、、 今シーズンもダメか、、、 あ、でも火曜日にやってる草なぎくんの「僕の生きる道」は、なんとなく見てます。

 1月18日

 二日酔いで、早朝の勉強会をサボってしまいました、、、 反省。ゴメンヨ、ともちゃん。

 おとといビデオに撮った本上まなみ主演の「恋は戦い!」を見る。絶句。まなみちゃんにコメディは、、、
 

1月17日 いかりや長介の遺伝子と竹野内

 じーじの学位審査を聞きに大学に行ってきました。なかなか華麗なプレゼンでした。その後、大学の研究室の皆様と一緒に打ち上げに、、、 八坂の近くのふぐ料理でした。

 竹野内の連ドラの話をしていたら、愛子ちゃんが、「父親がいかりや長介だったのが解せない。どうして、あの親(いかりや)の遺伝子から、あの息子(竹野内)が出来る??」と怒っていました。そう言われてみると、確かに変です。でも、あまりそんなことが引っかかる人はいないんじゃないかしらん、、、

 ひれ酒を飲みすぎました、、、、
 

1月16日

 ヤフオクで競り負けました。しくしく、、、

 パサジェルカなどをビデオで見ました。昔、樹村みのりの漫画(知らんか、誰も)で読んだなあー。
 

1月15日

 なにを血迷ったのか、ジーパーズクリ−パーを見ました(やれやれ、、、)。コッポラくんにゴッド・ファーザー・パート3なみのガッカリだったと伝えてやりたい。

 1月12日

 街へ出たので、川ともでお昼を取りました。落ち着いていて良い感じです。

 1月11日 ふや町映画タウン

 パリに住んでいるゆきさん(サーシャとピエンシュのおかあさん)が、日本に帰省しているので、Kちゃんに引き連れられて私もお昼をご一緒させていただきました。なあーんと、グルジアイコンの本をもらっちゃいました。ラッキー。彼女のパートナーのペーターさんからだそうです。うれしいな。ありがとー。

 エリゼでお茶した後に彼女は次の約束へと向かってゆきました。忙しい中、時間を作ってくれてどうもありがと。

 その後は、散歩を兼ねて、新門前町をうろうろ。古道具屋などを冷やかしてまわる。お腹が減ったので、祇園の権兵衛でうどんを食す。

 夜は久しぶりに「ヨコチョウ」に行きました。川端二條から東に入ったところに移転してからは初めて。ちょっと広くなってましたが、味は変わらずに良い感じでした。

 そうそう、以前、きさらぎ。さんが教えてくれた市役所近くの名作中心のレンタルビデオ屋さんをやっと見つけました。行ってみてビデオの品揃えを見ていると「おー、これはなくなってしまった百万辺のビデオ屋みたいだ!」と思ったのもそのはずで、あそこの在庫を元の店員さんが買って始めたお店らしいです。↓

     http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2002oct/17/W20021017MWE1K1C0000067.html

     http://www.tekipaki.jp/~f_eigatown/
 

1月9日

 ピングーのDVD欲しさにヤフオクに登録したら、なにやらいろいろ欲しくなります。手始めにのれんなどを買ってみました。これはイヴォよしちゃんへのプレゼントなんだけど。

 1月3日 「回路」

 がっちゃん推薦の黒沢清の「回路」を見ました。この映画は、幽霊が現世にまであふれてきて、人々が飲み込まれてゆく終末論的な映画で、超ー、暗い。場面も暗い場所が多いので、ブラウン管になにが映っているかわからない。で、電気を消して真っ暗にして見ていると、大変なことに!

 見終わって、くらーい気持ちになったので、ピングーのDVDでリフレッシュしてから眠りました。

 こんな解釈もあるらしい。おもしろいなあー、そうなのかも。
 

1月3日 なにかが違う秋葉原

 用があって、東京に出たついでに、秋葉原の電気屋街をうろうろしました。とちゅうで入ったCD屋には、「夏川りみ」がキャンペーンに来てました。まあ、それはともかく、なんか秋葉原が違う。なんか違うのである。正月だからか?とも思ったけれど、やっぱり違う、、、 こういうことであったか、、、↓

 http://www.shopbiz.jp/contents/SB20030116/81_001.phtml

 京都に戻って来ました。やっぱり京都は良い、、、

 今回の帰省の往復の新幹線の中で、中井久夫氏の「治療文化論―精神医学的再構築の試み」(岩波現代文庫)を再読。さすがに二度読んだら、なんか少し内容がわかってきた(気がする)。それにしても、中井久夫の文章・文体は「味がありすぎて」、私にはちょっとつらい(正直言うとかなりつらい)。私のようなオツムの人間が彼の著作を読むというのは、まあ樹海の中に不用意に入るようなものなので、方向感覚を失って居心地が悪いのは当然ではあるのだが、、、

 実を言うと彼の名訳とされるコンスタンディノス・ペトルゥ・カヴァフィスの詩も今ひとつピンとこない、、、ダレルの「アレキサンドリア四重奏」の中でしばしば引用されるカフヴァフィスの「神々はアントニウスを見棄てたまう」(かな? 今、手元に本が無くて)は、英語訳からの二重訳だと思うけど、こちらの方が私には素直に入ってくるのです。まあ、中井久夫訳の方が忠実で良い訳なのでしょうが、、、
 

1月2日

 ←ごんちゃんと遊んでいました。

1月1日

 父親に連行されて、伯父さんのお家に新年のご挨拶に行ってきました。コンクリート打ち抜きの邸宅に、ミース・ファンデル・ローエのバレンシアやら、イームズのチェアやら、色々ありました。日頃の環境とかなり違うので、私にはちょっと落ち着かない感じでした。多分、伯父さんもそんな感じ。でも、(リッチな)若いいとこ達はなじんでいて、快適みたいでした。

 精神科医の従兄弟とは、連ドラで竹野内の演じた精神科医について論じたのだけど、彼は「竹野内は漢字が読めないから、台本の漢字は全部カナがふってあったんだってさー」と言っていました。私は、「いいじゃない。漢字ぐらい読めなくても!あんなに美形でかっこいいんだから!ぷりぷり。」と思いましたが、はしたないのでおとなしくしていました。

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