吾日吾が身を三笑す

煩悩日記
2003年8月

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2003年
(12月 11月) 10月 9月

8月31日 M11

 わーお、今日も勝ったわ。

 「カンパニー・マン」のDVDを借りてきて見ました。ルーシー・リューがヒロインだけど、なーんと意外と良かったです、彼女。

 この映画は結構好みだったので80点ですにゃ。
 

8月30日 M12

 ハリウッド版の「ザ・リング」を見ました。日本的な薄気味悪さはない映画でしたが、いずれにしても薄気味悪い映画ではありました、、、 でも、こう、迫ってこないん(怖くないん)だよね、、、70点です、、、

 夜に、ベトナム料理の「フォーンヴィェット」(Huong Viet)に行ったのですが、前はとても美味しく良かったのですが、今日は料理人が変わったのか?と思ったくらいに味が○×ていました、、、 

 それなりに高いお金を払ったので書かせてもらうと、まず、揚げ春巻きが真っ黒、、、これは油が悪いのではないかしらん? 実際、食べた後に気持ちが悪くなった、、、 私一人だけではなく、一緒に食べたKちゃんも吐きそうになっていた、、、 

 名物のバインセオも油が悪いのか、味がいまひとつ。それ以上に、フォーの変な味はちょっと許せませんでした。ぬるくて、にごった甘いスープに、生のビーフが入っているのだけれど、これがま○い。前に食べたときには麺がいまひとつだったけど、スープは美味しかった。今回のフォーは、前回とは全く別物でした。思わず、店員さんに、この味で良いのか?と聞いてしまいましたよ、、、 ほとんど残して、店を後にしました。しくしく、、、

 客に出す前に、味見をしてくださいよ、、、お願いします、、、 もう二度と行かないけど、、、

 (でも店は繁盛していたので、私の味覚がおかしいだけのかも知れません。上記は一人の客としてのあくまでも個人的な感想です。)

 阪神は好調!! すごーい。
 

8月29日

 セイコーの腕時計(AGSタイプ、自動巻きみたい時計を動かすと発電されて、蓄電されたキャパシタがクオーツ時計を動かすという仕組み)が蓄電できなくなったので修理に出していたのが、帰ってきた。

 なんとこの5年ほどの蓄電池(キャパシタ)の容量の進歩で、今まではフル充電で3日だったのが、40倍の120日に容量が増えているのでした。すごいねー
 

8月28日

 今日は、Kちゃんはお友達と甲子園で阪神の応援。負けないといいけど、、、 不安、、、

 なーんと快勝しました。広沢、すごい!! Kちゃんもご機嫌でご帰宅。しかし、その格好で、阪神電鉄はともかく、阪急に乗ってきたのか?! Kちゃん曰く、「帰る途中で、いろんな人に、『おめでとう!!』って言われた」とのことです。
 

8月27日 今日は火星が大接近 M16

 内田樹「ためらいの倫理学」角川文庫、2003年)が文庫になったので買って読んでます。

 なかなか良い感じですが、違和感もちょっとありますね、、、

 この本で提示されている著者の達観?は、著者のような思考のプロセスを経ていれば、まあ、よいのでしょうね、、、 

 私には、多くの人が直感的(または少々思索的)に選んでいる著者の中庸?のポジションから、「それでもあえてそこから踏み出す(踏み外す)一歩」が私達を私達たらしめているような気がするのですが、、、 (戦略的である場合がほとんどとはいえ、、、)  実存主義的でゴメンよ。

 なんかとっても村上春樹的です、、、 まだ途中までしか読んでないけど。

 でも、個人的にはとってもオススメの一冊なのです。特に書評はかなり笑えます。わんわん。

 お仕事で移動の途中でSOFMAPによって、中古のDVDをお安く買いました。「レッド・プラネット」「ミッション・トゥ・マーズ」の二つ。両方とも以前見たことがある。でも、今日は火星の日だし、、、 私は火星が好きだし、、、 「マーズ・アタック」はBookoffに持っていってしまったけど、、、

 それにしても、「ミッション・トゥ・マーズ」はひどい出来だなあー。そもそも、あの火星の人面岩(後の調査でなんでもない地形であることが判明)を使っているところからして、救いようがない、、、 染色体(クロモソーム)についての解釈も変てこだし、、、 進化論を認めつつも「人は別」なのかいな??って感じ。

 それでも宇宙船とかの作りはリアルでとても良い。私が見たいのはその辺のリアリティでもあるので、良いのです、、、 筋が破綻していても、、、 それにしても筋(テーマ)が「2001年」へのオマージュであるのは明らかなんだけどでも、説明過多で収拾がつかなくなってるなあー。

 一方、「レッド・プラネット」は映画としての出来は、「ミッション・トゥ・マーズ」よりかなりまし。でも、宇宙船の設計とか、宇宙服のデザインなどが、リアル(現実的)ではない(スタートレックまではひどくないけど)、、、 この辺やや残念。

 ふっふっふ、金本、頑張ってるねー。
 

8月26日

 車に乗ろうとしたら、エンジンがかからない、、、 バッテリーが上がっている、、、 JAFに電話。始動してもらって、結局、近所のガソリンスタンドでバッテリーの交換となりました。突然の出費、、、しくしく、、、
 

8月24日

 10年以上ぶりに御池のイタリア料理屋「チポラ」に行ってみました。なかなか繁盛していました。馴染みのお客さんが多い店みたい。なんか懐かしい雰囲気、懐かしい味のお店でした。
 

8月23日

 今日はやっと勝った、、、

 大野彩著「フレスコ画への招待」(岩波アクティブ新書、2003年)を買いました。読みやすいです。でも、99ページの「キリスト教」の記載は「キリスト教=カトリックのみ」という著者の価値観を反映しているのか、かなりひっかかりますね、、、
 

8月22日

 ああ、なんてこと、、、 

 写真は部屋に放り出されたままのKちゃんの阪神観戦お出かけセット。なんか今宵はトラッキーが寂し気に見える、、、
 

8月21日 ラーメン屋

 時々、味噌ラーメンを食べに行く「新進亭」には近くの俵屋(超高級旅館)からキアヌが先の来日の時にお忍びでやってきて、白味噌ラーメンを汁まで全部食べたらしい。

 私とキアヌの共通のなじみの店がまた一軒増えた。ただそれだけなのだけど。

 写真は自慢げに週刊誌のコピーを貼る「新進亭」お盆期間中はお休みであった。それにしても4時に閉めるのはなー。

 今日は昨夜のお仕事と、もらったお仕事やら心労やらでへろへろになってます。今晩は早寝しまし。
 

8月20日 大阪ドーム 阪神にいい所なし、、、

 Kちゃんは今夜は大阪ドームにたのでした、、、 機嫌が悪いでしゅ。

 写真は大阪ドームに出現したカツ丼弁当を売るおじさん人形、、、変、、、
 

8月19日 SOBIGはぼっけぇきょうてぇ

 岩井志摩子著「ぼっけぇきょうてぇ」読みました。なかなかでした。でも、お姉さんは出てこないほうが怖いのに、、、ね。

 いやー、 いっぺんにウイルスメールが200通来ました。全部、SOBIGです。中には「私のアドレス」を詐称したメールがサーバーで撥ね返されて私のアドレスに返送されてきたのもある、、、ぶー、私じゃないのに、、、ちなみにローマの宿泊予約のためのアドレスへ送られていた。

 うーむ、200通もあると(ウイルスによって詐称されたアドレスが200も列挙されるわけだから)誰のPCが感染したかが大体わかるなあー。これを見て、感染しないようにしないと!と思いました。アドレスから活動範囲が丸見えだもの、、、

 で、みゃーちゃんに、「もしかして感染した?!」ってメールを送ったら、「ピンぽーん、お察しの通り、わたしが犯人です。」ってメールが帰ってきました。
 

8月16日

 ちなみに、夕ご飯は、大丸裏にできた行列の出来る博多ラーメンの店、一風堂に行って、赤玉全部入り1000円を頼んで汁まで残さず食べました。90点でした。
 

8月14日

 ピングー、間違っている、、、、 

 ミス○もひどいけど、S○NYもひどい、、、これじゃ、ピングーがあんまりだわ、、、
 

8月13日 M24

 やっと「ウィトゲンシュタインはこう考えた」を読み終えました。かなり勉強になりましたです(元が白紙状態だからにゃ)。写真は下の籠に入っていたにゃんこさま。

 ふっふ、マジック24だわ。
 

8月12日

 やっと本屋に頼んでいたアガンベン著「アウシュヴィッツの残りのもの−アルシーヴと証人」月曜社、2001年)が大学生協に届いた。

 夕方からUCLAから一時帰国中の徹也くんの学術講演会だったので、拝聴。徹也くん、頑張っているようです。お子さんは、名詞は日本語、形容詞は英語、語尾は関西弁、つっこみは英語で喋っているそうです。スゴイ。

 講演会を終えてから、研究室の皆で街に繰り出しました。町屋のフランス料理屋 o mo ya (大丸裏のセカンドハウスの奥の店)に行きました。一番安いコースだったけど結構おいしかったです。

 マジック25だわ。
 

8月10日

 朝から会合の司会。

 昼過ぎからは、自宅にこもって部屋の掃除。大量の本とファイルの整理。ホコリだらけになる。ちょっと床が見えてきたので、掃除機を久しぶりにかけてみる。

 なんてこと、、、 4連敗
 

8月9日

 山下くんと、ちゅーちゅーちゃんとお仕事。ちゅーちゅうーちゃんは言うことを聞かず勝手気ままである。

 夜、仕事を終えてから、飲み会に参加するために、電車で「ウィトゲンシュタインはこう考えた」を読みながら街中へ出る。

 頭の中はすっかり「探求」についての諸問題について一杯になったところで、飲み会に合流。皆、すでにかなり出来上がっている。乗り損ねて損した気分。

 そこの飲み屋は、大阪テレビが写らないといって阪神戦中継をやってないの。なんてこと!(負けちゃったからイイケド、、、)
 

8月8日

 夜、お仕事をしていたら、終バスを逃してしまった。外は台風、雨と強風。しくしく、、、
 

8月7日 野矢氏と野家氏

 鬼界彰夫著「ウィトゲンシュタインはこう考えた―哲学的思考の全軌跡」(講談社現代新書)が新刊で出ていたので読んでいます。なかなか丁寧で緻密な解説書でミステリーみたいに楽しく読めます。

 「論考」を買ったは良いけど、読み始めて眩暈に悩まされた経験のある人には、オススメ。(あの頃を思い出して、ちょっとセンチになったりもします、、、)

 著者の原典にそった読み込みの姿勢にも好感を持てます。膨大なウィトゲンシュタインの遺稿にアクセスしやすくなったのも理由のようです。

 今月20日には、岩波文庫で、野矢茂樹訳「論考」が出るんですね。楽しみです。今、新書版で手に入る中央公論新社版の方は野家啓一氏が解説をしているので、なんとなく買いたくないし。野矢氏と野家氏、分野が近いし混乱しやすいけど、実はずいぶんと違うよね、、、

 写真は、台風で倒れた自転車の籠でくつろぐにゃんこ。

 川尻、、、、
 

8月5日

 ケニヤにいると思われたYちゃんからメールをもらった。

 なんとこの一年ほどニジェールにいたらしい。

 さすがに耐え切れずに一年休職してフランスと日本でリフレッシュするらしい。いやー、ニジェール、、、頭の論理構造が壊れそうな土地だ、、、彼女によると「思考の論理構造なんていう概念自体が通じない環境」だったそうだ、、、 そうだろうなあー。
 

8月4日

 アメリカにいるマキコちゃんから女の子を無事出産したんだって、よかったです。おめでとう!!

 Kちゃんは、仕事のお昼休みに、職場の友人達とトラ・ショップに繰り出していたそうな、、、(Kちゃんが携帯で送ってきた写真)
 

8月3日

 お昼はTeatrinoで食事。

 夜は野球の中継を逃さないように早めにヒル・オブ・タラで急いで食事。隣席は、離婚して別に住んでいる父親と耳にピアスをつけた息子の二人。ちょっと遠慮がちのよそよそしい会話をしていました。

 ふっふっふ、マジック29でしゅ。
 

8月2日 猫社会

 某所でお仕事してます。

 実家に電話したらポンちゃん(妹)が出た。彼女の情報によるとクロちゃんが亡くなった翌日から、クロちゃんの定位置であった見晴らしの良い塀の上に、隣家の猫がやって来て座っているらしい。

 隣家の猫も、クロちゃんと同様の白黒猫なんだけど、クロと呼ぶわけにもいかず、隣家では「シロちゃん」と呼んでいるらしい。白い部分より黒い部分の方が多いんだけど、、、

 「さまざまの働きを持った個人の場合でも、その背後には必ず社会の用意した控えの人間が待機しているのであり、後者の目から見た前者は、始めから死期が来るのを待つばかりの、しかし当面は自分の働き場を占有している邪魔者でしかない。」(Th.W.アドルノ著、三光長治訳「ミニマ・モラリア」148節より、法政大学出版局、1979年)

 猫の世界も人間同様、厳しいのね、、、

 今日も井川くんは頑張ってくれました。ふっふ、マジック31でしゅ。
 

8月1日 阪神=アルジャーノン仮説

 なんか阪神、横浜に3連戦を負け越したり、中日に零封負けしたり、急激に元の阪神に戻りつつあるような怖い予感がするの。

 で、思いました、もしかして今年の阪神はダニエル・キイス著「アルジャーノンに花束を」(早川書房)みたいに治療で超人的な能力を獲得して強くなったのだけど、その治療の効果は時限的で、徐々に獲得した能力を失ってゆき、それまでの活躍がウソであったかのように、元の定位置に戻って行ってしまうんじゃないか?!って、、、 名付けて、阪神=アルジャーノン仮説

 そういえば、先日阪神ファンが丸ごとマトリックスに眠らされて驚異の阪神快進撃の夢を見せられているとい阪神ファン=マトリックス仮説を立てたばかりでしたね。

 そんなことを考えながら10年分を今のうちに楽しもうとしているのかも。今年の強さが信じられない阪神ファンの心理ね、、、

 夜に久しぶりに「特命係長・只野仁」を見ることができました。東京じゃすでに5回放送なのに、なんで関西ではまだ3回なのよー。ぶー。しかし、3回にして、そのマンネリズムで水戸黄門をしのいでいます。
 

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