PCのHDに録画した「白い巨塔」をCLIE用のファイルに変換して、CLIEのメモリスティックに転送しました。CLIEで見る連ドラもなかなか良いです。会う人、会う人に見せたりしてます(←ハタ迷惑!)。でも、最新デスクトップ(ペンティアム4 2.4GHz)でも、1時間のMPEGファイルをクリエ用に変換して転送するのに30分以上かかるのが、難!(っていうか致命的)。SONYは、その作業が不要になるメモリスティック録画専用のPEGA-VR100Kを11月に発売する。30000円。
それに大容量のメモリスティックプロは結構なお値段、、、 もう一声安くなればね、、、 今持っている128MBだと1時間のドラマくらいしか入らないの。というか、いったいCLIEで録画したテレビ番組を見る必要性があるのかしらん?!(←正気になっている)
バスに乗って窓からボーっと外を見ていると、百万遍にムラサキのノボリがいっぱい立ってました。「古書市」って書いてありました。
午前中は大学で書類書き。今日が締め切り。どうにか仕上げてお昼に大学事務局に提出。ぎりぎり綱渡りの人生です、、、
昼休みに「昼食のために」百万遍に出て、たまたまやっていた古書市をのぞいてみることとする。
シルヴァン書房のコーナーでは、なーんと、アンダーウッドの「カーリエ・ジャーミィ」の第4巻が売っていました。1ー3巻までのボックスセットをすでに持っていて、4巻を探していた私は、即、買いました。8000円だったけど、ボロをまとっていて、夜勤明けの無精ヒゲとやつれた顔が効いたのか、500円多くおつりをくれました。7500円となったので、海外に頼んだ場合の送料込みのお値段より結構お得なお買い物になりました。
ちなみに500円を付けてくれたおばさまは、多分、10年以上前にお店で、「まかりませんかー?」とお願いした私に、「美大の学生さんですか?」と聞いて、「そうなんです」と答える私におまけをしてくれたお姉さん(当時)だと思われます。
14世紀のモスクワの教会建築についてのビジュアルな大型本もあったけど、半分朽ちていたので、諦めました。トレビゾンドのアヤソフィアについての本もありましたです。(これはネットでも手に入るし、買わなかった。買っても置くところがない、、、)
あと、ドーキンスの「ブラインド・ウォッチメイカー―自然淘汰は偶然か?」が半額で売っていたので、買い。ついでにトム・ウルフの本も、(以下略)
昼過ぎから再び書類書き、やはり今日が締め切りの研究費申請の書類。郵便で送ると間に合わない(なにせ今日が締め切り)ので、事務局へFAXを送りつつ、郵送となりました。グラントは出さないと当たらないし、出すことに意義があるのです、、、
夜は「白い巨塔」でしたことよ。今度は石川大学(金沢大のことか?)の心臓血管外科の菊川教授に(とりあえず)自己投影することにしました。でも、なんで消化器外科の後任教授候補に、心臓血管外科や呼吸器外科の医者がなるのだろうか?なぞ。難波大学(大阪大学のことか?)ではそうなのかしらん?
他にもアモツ ザハヴィ、アヴィシャグ ザハヴィ著「生物進化とハンディキャップ原理―性選択と利地行動の謎を解く」(白揚社)やら、岡田温司著「ミメーシスを超えて」(勁草書房、2000年)やらが届きました。
いつ読むんだろうか、、、
研究所で質量分析器を使っていると、解析ソフトが動かない。40桁のパスワードをDOS画面で要求してくる。先日、データ解析用の一般向けのPC(本体の制御はUNIXのシステムで別になっている)のHDが飛んだので、メーカーの技術士がセットアップをしなおしたのだけど、IPアドレスを入れない段階でソフトをインストールしたために、後日、私がIPアドレスを固定した(インターネット上のデータベースへのアクセスのために必須)ために、パスワードが再設定(ソフトが一箇所でしか使えないようにするための仕様)されてしまった模様、、、 と、そこまでわかるのに数時間が無駄に、、、ぶー。
ミラー著「恋人選びの心」(岩波書店、2002年)の2巻目379頁の「美術フォーラム」誌のためのアオアズマヤドリの雄(その名の通り、繁殖期に壁が青い吐液で塗られた「あずまや」を作る)への架空インタヴューは傑作。
色彩の豊かさで飽和した視野を、堂々とした、しかもミニマリストの舞台設定の中に閉じ込めたいという荒れ狂う渇望を、、、
雌たちがときどき私のギャラリーを訪れて、私の作品を鑑賞してくれるのはうれしい偶然ではありますが、私が、彼女らとセックスするために作品を作っているのだと言われたら、それは侮辱というものでしょう。私たちは、いまや、フロイト後のポストモダンの時代にいるのですから、芸術的な衝動を説明するのに乱暴な性的メタ言語を使うなんて、もはら誰も聞く耳を持ちません。」
以上引用。
それにしても、ちょっと勉強してみると、この手の理論から得られた仮説をゆがめて伝えている竹内久美○の犯罪性に強い怒りを感じてくる。伊藤先生も怒りまくっている。6年も前だけど。その後も竹内久美○はバンバン売れているのよね、、、
私は名物の塩ラーメン、Kちゃんはしょうゆラーメンをたのみました。味は、Kちゃん評価は85点、私は70点かなあー。凝った味だけど、個人的にはもっとすっきりした味が好きなので、、、
夜は「白い巨塔」を見ましたことよ。
岡田先生の「ミメーシスを超えて」も買いたかったけど、あの本、高いよ、、、
ボスに書類のチェックをしてもらったり、プレゼンしたり、勉強会をしたりしていました。
町でマトリックス・リローデッドのDVDを買っちゃったりしました。
夜は出先で、お留守番仕事。途中まで試合を見ていたんだけど、あまりの展開に痛々しくて見ていられず、マトリックスの世界に逃避していました。うーむ、やっぱり第一作の方が、洗練されているなあー。
近所のまがいフランス料理店で昼飯。まわりの客はみな女性。インテリアも蛍光パステルカラーで、ちゃらちゃらした雰囲気。味は結構良いのになあー。でも、女性がターゲットなのだからこれはこれで良いのかも、、、
同期のヒロカズくんからメールが来た。なんと彼は今リベリアにいるらしい、、、あの、内戦でぐちゃぐちゃで、米軍も上陸してぐちゃぐちゃになるのが嫌で沖合いに戦艦を待機させていたけど、そのうち仕方なく上陸して首都周囲に展開したけど、なんだかんだと言ってあっという間に撤退しちゃって、今はアフリカ中心の多国籍平和維持軍(多分指示系統はぐちゃぐちゃ。モラルも悪そう、、、)が展開して治安維持をしているっていう、もうなにがなんだかわからない状況のあのリベリアにいるわけですか、、、 前のトンデモ大統領は亡命して、今度暫定政府が発足するっていうあのリベリアですね、、、彼はメールで隣のシエラレオネにはさくらちゃんもいると行っていたけど、遠いよねー
ヒロカズくんは、上司から、「反乱軍の支配地域に事務所をセットアップする仕事をしない?」って言われているそうな、、、 そこでは、多くの少年兵がシャブ漬けにされているそうな、、、
三條のIdeeでパフェを食べながら一休み、その後、縄手を下がって寺町の電気屋街に行って、疲れた体をマッサージ器にゆだねていました。ファミリーのメディカルチェアD・1ってすごい。なんかSF映画に出てくるようなハイテクな感じ。一度座ると、そこから立てなくなる快適さなのよ。
私は、昨日のドラマ「恋文〜私たちが愛した男」では渡部篤郎に自己投影し、今日の「白い巨塔」では、江口洋介にさらに激しく自己投影して、「彼はまさに私そのもの!」と言ったりして、家人より冷笑を買っていましたことよ。
でも、今期の竹野内には期待できそうにないなあー。さやかもでるし、、、
その後、先日結婚されたあけみちゃんのホームパーティに行く。あまーい生活を垣間見る。
帰りの新幹線などでは、ジェフリー・ミラー著の「恋人選びの心 性淘汰と人間性の進化」(岩波書店、2002年)を読んでました。ピンカーの「心の仕組み」の次に読むと良い感じ。なぜって、ピンカーが遠慮をしていたか、慎重になって記述が不自然になっていた点を、この本では大胆に進化心理学を推し進めた視点から、(推論が多いけれども)ずばずば切っているからなのよ。
今まで、生物の進化について漠然と「なんでかなあー?変だなあー?」と思っていた諸点が、「性淘汰」を介して見事に説明されるのは、読んでいて気持ちがよいです。
一部を書き出すと、
進化心理学から見て、フロイトのエディプスコンプレックスの概念は、勘違いの「トンでも」であるというのは、「心の仕組み」の下巻にも出てくる。誰でも、変だ変だと思いながらも、中学生の頃から何度も本で読んでいるうちに、信じてしまっているんですよね、、、 数十年したら笑い話になるのかもね、、、
夜に京都に戻ってきました。やっぱり京都は落ち着く、、、テレビでやっている世界遺産「ラヴェンナの初期キリスト教建築群(イタリア)」にぎりぎり間に合った、、、
なんか垢抜けない○急に乗って学会会場へ。かなり地味な学会なのだけど、今回は下町で開催されたので、なんか地味さが際立ったにゃー。会場で植村くんから、ボスから回ってきたお仕事の書類をいただく。ボスはすでに学会会場から、どこかへ消えてしまった様子。
で、買ったのはIBMのThinkPad X31(JHJ)。701(バタフライ)以来7年ぶりのThinkPadなのでうれしい。かわいいにゃ。
2002年
12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
2001年
12月 11月 10月 9月〜5月はお休み 4月 3月 2月 1月
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12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
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12月 11月 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月 2月 1月
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