ハルの春待ち日記

Nov 2015

三ヶ月

事故から四十九日が過ぎ、二ヶ月が過ぎ
保険会社にさんざんせっついて
ようやく事故を起こした運転手が
会社の上司二人と共に謝罪に来ました。

ハンナの使っていた沢山の首輪類とか
着ないけど増えてた服とか
プロに撮ってもらった分のフォトブックとか
見せてるうちに、涙が止まらなくなり
言いたいことの10%も言えませんでしたが
少しはこちらの悲しみが伝わったでしょうか。


三ヶ月が過ぎましたが、
どうしてゴミを前日の夜に出さなかったのか
(予め出していたらあの時間に散歩に出なかっただろう)
どうして曇りだったのか
(晴れたらもっと早く行くし雨なら出なかっただろう)
どうしていつもと逆のコースに行きたがったハンナを
止めなかったのか、未だに後悔するばかりです。
きっと一生後悔し続けるんだろうな、と思います。

色々な方から頂いた暖かいお心遣い、
本当にありがとうございます。

これが最後のドライブで最後の写真となってしまいました。
IMG_0490
               城ヶ島にて

今回の事故ではヒトは骨折すらしなかった為
(頭打ったところにハゲができたけど)
運転手は不起訴処分となりました。
家族もいるらしいですから、ハンナは
この人達も救ったことになります。

いつかスペインのどこかの地域のように
伴侶動物にも人並の権利が認められる日が、
せめて、ただの動産から、
災害時も含め家族として扱ってもらえるような日が
日本にも来ますように。

それから予防安全性能が向上し
いずれ安全な自動運転になり
交通事故がなくなりますように。