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日記:トムディックハリー

10月28日(木)

 有朋自遠方来不亦楽乎

 

 神田古本まつりだというのに生憎の雨のため非常に店は閑。店は暇なんだけど今週はやたら友人が訪ねに来る。火曜日の午後には秋田のK氏、メーカー系のソフト請負会社なんで彼も暇そう。夕方になって大阪のマンガ家S氏来る。6時に電話がかかってきて、8時の新幹線には乗らなきゃならないと…。相変わらずのめちゃくちゃスケジュール。茶店でお互いの近況を話して別れる。水曜日にはNEC時代のA氏が晩になってくる。下の子どもが4歳になったというから5年ぶりかな。アキバにいる大学時代の友人Mも含め3人で餃子を食べる。本日はカシオ時代の友人O氏が訪ねてくる。近所の水道橋で仕事の打ち合わせがあったとのこと。彼とは1年ぶりくらいかな。WEBデザインの仕事はこのご時世にもかかわらず、堅調なようだ。羨ましい。

 今週は暇そうなので同人誌の原稿書きに精を出さねば。締切りは来月5日。図書館に行ってもうちょっと資料読まなきゃなぁ。

 おまけ:イーモバイルが2年ぶりでスマートフォンを発表。いい加減ペース遅すぎ。

 HTC社の”htc aria”。すでにAT&Tのモデルとして発表されているので基本のハードスペックは既知。3.2インチハーフVGA、CPUは600MHz。Desireに比べるとちょっとプアーだけど値段が安ければこれもありかもしれない。現行のOSはAndroid2.1だけど発売される年末には2.2にアップデートされる可能性もある。まあauへの乗換も含め検討していこうかな。

 

 

 

10月11日(月)

 追悼 みやわき心太郎氏

 

 10月9日午前、みやわき心太郎氏が永眠されました。

 みやわき心太郎氏とは7年ほど前に「桜井昌一を偲ぶ会」ではじめてお会いした。その場でいきなりマンガ談義に花が咲き、以来親交を深めるようになった。そうしたキッカケから私が遊びでコミケにサークル参加した際に、氏の麻雀漫画をコピー誌で出させていただいたりもした。コミケやコミティアのような同人誌即売会を随分と気に入られたようで、毎回足げく通っては若いマンガ家のエネルギーに影響を受けていたようだ。

 年に一度くらいのペースでコミティア終了後や神保町で氏とマンガ談義をした。いつも話が熱中し過ぎ、終電ギリギリまで、一度は終電が間に合わず我が家に泊まって一晩中漫画の話で盛り上がったこともあった。

 最後にお会いしたのは8月29日のコミティア93だった。会場で電話をもらい合流してサークルをうろうろした後、夕刻になって神保町の米沢嘉博記念図書館で行われた作画グループ主体のトークイベントに出かけた。トークイベント終了後にはそのまま神保町で晩飯を食べ、店に戻ってあいも変わらずのマンガ談義を始めた。この時の話は、竹書房で執筆予定の江戸時代を舞台にした「レイプマン」の話題だった。昔わたしが提案したネタだったので、上手く実現するといいですねぇとか、浮世絵師を絡ませたいというので蔦屋重三郎の資料でも用意しましょうか、とかとかの話をした。結局帰りは随分と遅い時間になってしまったように思う。帰り際に店の棚にあった、わたなべまさこの怪奇漫画が気になったようなので1冊さし上げた。「じゃあ、お礼に今度色紙書いてくるよ」というので「じゃあ、その色紙を店で売って、また一杯やりましょう」と返事した。それが最後の会話になったように思う。

 みわわき氏の代表作といえば、「はつ恋アルバム」「ハートコレクションシリーズ」「レイプマン」等が挙げられる。氏の代表作に「レイプマン」をあげるとそれまでの「ハートフルコレクション」等とは真逆の方向性を持つ作風に顔をしかめる識者もいるが、みやわき氏自身は自分の描いた「レイプマン」という作品を気に入っていた。少なくとも自分の他の作品と別け隔てなく愛着を持っていた。レイプマン(強姦魔)というタイトルは内容を判断する以前にタイトルだけで誤解を受けるのに十分な刺激を持っている。しかし内容をちゃんと読めば「レイプマン」もまた、愛がテーマであることがわかるはずだ。形こそ色々違えど、みやわき心太郎氏の作品は常に男女の愛がテーマだったと思う。

 氏とは、そのうち同人誌で出したいと描きかけの原稿を見せてもらっていた。出来上がったらコミティアあたりで出しましょうよ、なんて話もしていた。まだまだ漫画の話に花を咲かせたかったし、まだまだ即売会などで遊びたかった。残念で残念でならない…

 ご冥福をお祈りいたします。

 

 左は、雑誌COM別冊「ぐらこん」掲載の「ハートフルコレクションNo.1 あざみ」。右は単行本「THE レイプマン2巻」から。

 最後に一つだけ余談を。Wikipediaのレイプマンの項目に本作品の原作者はおらず、みやわき心太郎氏が原作者との記述があるが、これは完全な憶測で間違った記載です。私は本当の原作者を知ってはいるのですが、本人が名前を明かされるのを嫌がっているので、残念ながら事実を公表できません。

 

 

 

10月5日(火)

 バイオハザードW 3D字幕版 & Android2.2 その後

 「バイオハザードW アフターライフ」3D字幕版を有楽町で鑑賞。W位になると息切れしてるかと思ったけど、結構気合が入っていた。
  3D映画は10数年前に新宿のアイマックスシアターで観た以来の久しぶり。当時はごついゴーグル式だったけど、いまでは大きめサングラスだしチラツキもなくて、あまり目に負担はない。理屈的には同じものでも技術的には大分進歩している。3Dの映像も最初から考えて作っているので結構な迫力。でも派手なシーンよりは水しぶきや雨の立体描写にちょっと感動。

 でも3D映画を観るのならば字幕ではなくて、吹き替えのほうが良いとは思う。字幕見るたびに焦点が移動するケースも出てくるし、背景に地面が写っているシーンの下の方に字幕が写っていると、字幕の文字が地面に転がっているみたいに見える(^^;。

 ストーリー的にはあまり破綻はないのだけれど、アリスがどうやって日本に来て、アメリカに戻ったのかとか、アメリカ移動中のプロペラ機の燃料はどうしてるのかとか、移動手段に関しては色々と気になる。後半は物体Xとマトリックスみたいだし!

 

 S21HTのAndroid2.2だが、最新の10月1日のリソースを追加。SIMEJIと着信音に関しては相変わらず改善されず。SIMEJIを導入してもwnnの固定のままだし、着信音は相変わらずサイレントモードのみ。動作自体は起動後10分ほどすると落着くがやはりモッサリ感が否めない。どうもメモリが足りないような気がする。