今までのひとりごと(03年10月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


10月8日のひとりごと
今週の月曜日の夜から、フジテレビ系列で、 「ビギナー」というドラマが始まった。
いわゆる月9と呼ばれる枠で、一番人気の高いドラマ枠だ。
普段、ドラマはもちろん、テレビすらあまり見ない。
ドラマは、一度見だすと次も見ないいけないという強迫観念にかられるので、
特に見ないようにしている。
しかし、それにもかかわらず、昨日はこのドラマを見てみた。
なぜなら、このドラマの舞台が司法研修所だったから。
今までは、キムタクが出た検察官ものや サスペンスなどでの弁護士ものなどはあったが、
司法研修所が舞台のドラマがしかも月9でということなので、 見てみた。
数年前に、あり得ない早さで司法試験に受かってしまうというストーリーで、
受験生からは悪名高いNHKの朝の連ドラで 少し修習の場面があったらしいが、
これだけ真正面から司法研修所を取り上げるなんてのはなかっただろう。
そもそも、司法研修所の存在自体世間の人は知らないだろうし。

で、見てみたのだが、予想通り、「んなあほなっ!」
というつっこみどころ満載の内容だった。
そもそも、主役の女の子が、「私、奇蹟で受かったから 法律知識なんて全然ないんですぅ。」
という時点で、「奇蹟では受からん!」とつっこみを入れてしまった。
司法試験に受かってるはずの人たちばかりなのに、
感情論で議論を戦わせたり、有名な判例が素材になっている 課題に答えられなかったりと、うそ〜ん!という場面が多かった。

とはいえ、司法研修所が舞台のドラマが出ることによって 司法に対する世間の関心が高まることはいいことやと思う。
そもそもこのドラマが作られたのはそういう意図が どこかにあったのだろうか?
でも、これから法科大学院が始まってその卒業生が出る頃には 修習の形態も変わっているだろうから、
今の形態での修習を知ってもらっても意味があるのか?
と思ったりもする。
修習でみんなすごく頑張ってますよ、だから司法を信頼してね。
というメッセージを伝えたいのか。
その陰で、司法研修所を運営している最高裁判所は 昨日過去最高の8人の任官拒否者を出している。
このドラマのあった次の日に任官拒否決定があるというのは 何かの因果か…。
(10/8)


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