今までのひとりごと(00年6月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


6月19日のひとりごと
先週から、前期の論文答練を受け始めている。
論文を書くのは、久しぶりだったので、まだいまいち勘が戻っていない感じで、 しかも、4ページ目まで行かなくても手がだるい。
まあ、初めは憲民刑からなので、全く書けないと言うことはないが、 書いてみた手応えとしては、まあ、こんなものかと言ったところ。
それに、当たり前だが、去年と違って、論文のヤマ当てとか 予想論点とかに全く疎い。
「そう言えば去年もこの論点ヤマやったなぁ」と思い出すので精一杯である。

前にも、書いたが、最近は本を読んだり、映画を見たりと 頭を柔らかくすることに熱心で、ちょっと頭が柔らかくなり過ぎで溶けてきている気すらする。
そんな中で、最近は、「乙武レポート」(乙武洋匡 講談社)を読んだ。
知っての通り、「五体不満足」の著者である乙武洋匡氏が書いたものだ。
これは、発売してすぐ買って、その日に読んだが、さすがに氏は何か不思議な魅力を持った人だと思った。
他には、「日本の公安警察」(青木理 講談社現代新書)という本を読んだ。
これは文字通り、刑事警察とは異なる日本の公安警察について、その歴史と活動を書いたものだ。
司法試験をやる上では、直接は関係ないが、 名前しか知らない警察法改正事件について、警察法改正がなぜ起こったか、 それに対してなぜ裁判になったのかといった背景が分かった。
そのほかにも、東大ポポロ事件、三鷹事件などの判例を勉強する上でも その背景が分かってさらに興味を持って勉強できる様になったと思う。
それに、最近はいわゆる盗聴法や住民基本台帳法の成立など、 国家による監視管理システムともとれる法律が成立しているが、 そのことについても、その是非は別としても、いろいろ考えさせられる本だった。
(6/19)


6月10日のひとりごと
最近は、時間があるときに出来ることを徹底的にしている。
法律以外の本を読み、バイクを磨き、映画を見たりしている。
そんな中、先日、「グリーンマイル」という映画を見た。
まだ見ていない人にはネタばれになるので、 内容は大して書かないが、 トムハンクス主演の、刑務所の死刑囚棟で起こった物語である。
そこに、不思議な力を持った死刑囚ションコーフィーが来て・・・。
という話。
3時間以上もある映画だったので、さすがに見るだけで疲れたが、 内容は良くできていて、面白かった。
あまり内容の予習をせずに行ったので、 泣くことは出来なかったが、 泣く気満々で行ったらかなり泣けていたのではないかと思う。
単純に映画を楽しむために行ったのだが、 やはり、映画を見た後に、「死刑は残虐な刑罰か。」 とか、冤罪の可能性とか法律に絡んだことを考えてしまう。
どうやら、勉強のことを忘れるつもりでも もう無理な身体になっているらしい。

話は変わって、来週から、論文答練をまた受け始める。
前期答練は予想答練と違って憲民刑からなので、 まだ何とか書けるんちゃうかなぁと ちょっとたかをくくっている。
でも、かなり久しぶりに書く論文やし、 最近全くと言っていいほど勉強してなかったから、 多分痛い目見るんやろうなぁ・・・。

ちなみに、今日、択一の成績通知が来た。
憲法A、民法D(!)、刑法Aの総合Bやった。
やはり、民法がかなりあかんかった。
しかし、総合Bと言うことは、今年の合格点は46点ぐらいか。

※がんばれ!司法試験受験生は、本日(6/10)で50000アクセスを突破いたしました。
 これも、自分では勉強しないくせに「がんばれ!〜」などとほざく管理人にもかかわらず、
 ご覧になって下さった皆様のおかげです。
 本当にありがとうございます。
 そしてこれからもよろしくお願いいたします。
(6/10)


6月1日のひとりごと
今日は、発表の日。
万が一も受かっていないだろうと思っていたから、特別に何ともなく普通の日だった。
まあ、もし受かっていたらどうしようもないぐらいに、ここ最近は試験と関係ないことをしていた。
全く受験生らしくなく、バイク関連で新聞に載ったり雑誌に載ったりしていた。
今日も、発表のある4時には、バイクで山道を攻めていた。
まあ、帰ってきてインターネットのアクセスがちょっと空いた頃に見たらいいかなと思ってのことだ。
そして、6時過ぎにインターネットで発表を見た。
やはりなかった。
掲示板ではどうか知らないが、インターネットでは番号だけの発表だったので、 知り合いが受かっているか確かめようもなく、自分の不合格を一瞬で確かめてからは 特に見るものもなかった。
ただ、合格者が例年並みの人数になっているなと思った。
正直、発表を見たらもうちょっと落ち込んで、来年に向けてのやる気がわいてくるものかと思っていた。
でも、今年は、試験を受けた日の自己採点でほぼ希望がないことが分かっていたので、 ドキドキもせず発表を見たためか、発表を見ても何とも思わなかった。
ああ、やっぱりと思っただけだ。
当然、ちょっとだけ、「もしかしたらどういう訳かマークミスで正解が2,3問増えていて 受かってるんじゃないか。」と思ったのも事実である。
でも、マークとはいえさすがに良くできた試験、まさかで落ちることはあってもまさかで受かる事はないようだ。
ちょっと、最近字を読んだり書いたり全くしていないので、頭がフニャフニャになっている。
これを機にちょっと勉強し直して、前期答練に備えないと。

それにしても、最近このページへのアクセスが以上に多い。
毎年、この時期は新入生が多いのでアクセスが多いのだが、 今年は、択一直後からめちゃくちゃアクセスが増えた。
何でやろう。
あかんかった奴を見たら安心するんかなぁ。
(6/1)


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