今までのひとりごと(98年1月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


1月31日のひとりごと
 最近は、大阪府が私立高校入試前で、塾と家庭教師が大変忙しい。
 でもって、択一の答練も始まるし、論文の答練はまだ続くし、択一の過去問やらなあかんし、復習たまるし…。
 しかし、こうやってHPを更新なんてしちゃっている。
 まさに現実逃避。

 ところで、今日司法試験関係のHPのリンクを追加して、ついでに今までリンクしている人のページをざっとチェックしてみた。
 URL変更や題名変更があるかも知れなかったので。
 そこで、気づいたのが、「File Not Found」のページの多いこと。
 そう、跡形もなく閉鎖されてしまっているんである。
 最近でも有名なページがいくつか閉鎖するとメールがあったりして、寂しいなあと思っていたが、こんなに閉鎖されているページがあったとは。
 でも、新しくできていくページも多い。
 輪廻転生である。
 ということは、そんな中ずっと生きながらえているこのHPは…。
 え?
 勉強してないだけ?
 いつまでも受験生のページやっているということは大変寂しいことなんだと感じる。
 今日チェックしたページの中にも、受験生のページが、修習生のページに変わっていたりして大ショック。
 こんなことしてていいんかなあとちょっとブルーになった今日。
(1/31)


1月20日のひとりごと
 何度か書いているが、自分は、いつも予備校に行くときはバイクで行っている。
 予備校は町中にあるので、渋滞の多い国道を通っていく。
 最近よく感じるのは、バイクを降りて顔を洗ったりして、外気に触れる首筋などをふいたりすると、拭いたタオルが真っ黒になる。
 排気ガスである。
 それも、主としてトラックなどの大型車のディーゼルエンジンのものである。
 日本では、ディーゼルエンジンの大型車に対する規制が非常に甘い。
 JAFによると、ディーゼルエンジンの大型車1台で普通車200台分の排気ガスを出しているという。
 自分もバイクに乗っていて、少なからず排気ガスを出しているのであまり大きな顔は出来ないのだが、それにしても日本の現状はひどすぎるといわざるを得ない。
 あからさまに黒煙をはいているトラックが多いことは、ちょっと注意して町を走る車を見ればよく分かる。
 日本の流通システムをトラックが支えているということは分かっているし、容易にそのシステムが変わらないのであろうことも想像できる。
 しかし、何かもう少し出来ることはないかと、バイクを降りた後ですすけた顔で考えてしまう。
(1/20)


1月12日のひとりごと
 先日、伊藤塾で、土井香苗さんという方の講演会を聞いてきた。
 土井さんは、新聞などにもたまに載っていたりしたので、知っている方もいると思うが、大学3年で司法試験に合格して、単身アフリカのエリトリアという国に渡ってボランティアをされていた方である。
 土井さんの講演会を聞いて、土井さんがとてもすばらしい方だと思ったのもあるが、それと同時に、物事を「知らないことの怖さ」のようなものを知った。
 まず、土井さんの存在を知るまで、アフリカにエリトリアという国があることすら知らなかった。
 自分の無知もあるのだが、エリトリアはエティオピアから93年に独立したばかりの新しい国で、日本ではそれがほとんど報道されていなかったと言うこともある。
 エリトリアは、それまでの30年もの間、独立のために戦争をしていたのだが、米ソなどの大国の支援を受けなかったために、報道機関なども相手にせず、あえて知らされなかったというところもある。
 これは知らない事というか知らされないことの怖さでもあるのが、これがまず、知らないことの恐ろしさの一つである。
 さらに、講演を聞いて、自分として知らないことにショックを受けたことがもう一つある。
 それは、日本の難民制度である。
 恥ずかしながら、自分は、現在の日本に、難民制度があることすら先日まで知らなかった。  そして、その難民制度が、難民条約を批准しているから採っているという形だけのものに近いと言うことも。
 現在の日本で難民申請をする人は年間200人ぐらいいるらしいが、認められるのはそのうち2人ぐらいだという。
 確かに、日本人は、外国人に対して排他的なところがあるから、難民制度が受け入れられにくいと言う背景はあるにしても、もしそういった事実を みんなが知っていたら、事態はもう少し変わっているかも知れない。
 事実、戦前の日本では、ナチスに追われたユダヤ人の難民を大量に受け入れたという事実があるのだから。
 知らないことの怖さは、現在の法律や司法制度にも言える。
 憲法をちゃんと理解していたら、和歌山の事件でも報道機関は「被告は依然として黙秘を決め込んでいる。」などという様な報道はしないだろう。
 ソクラテスは「無知の知」という有名な言葉を残したが、講演会を聞いていろいろ考えて、まさにそれを実感した。
(1/12)


1月1日のひとりごと
みなさま、あけましておめでとうございます。
旧年中は「がんばれ!司法試験受験生」をご愛顧いただき大変ありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

さっき、インターネットにつなげようとしたら、つながらなかった。
「なんでやねんっ!」って思って気づいた。
今日から電話番号が変わっていることを。
大阪は頭に「6」が付いたのである。
昨年は郵便番号や車のナンバーの桁が増えて、今年は電話番号。
数字の弱い人にはつらい世の中になってきたのではないだろうか。

こうやって書いているが、いまいち正月という気がしない。
なぜなら、昨日、今日と予備校に行っているからである。
辰巳の大阪校はなんと、お正月も休まずやっているんである。
しかも、論文と択一の無料の実力診断試験。
今日は朝から論文の試験を受けて、昼から択一の試験を受けてきた。
朝から論文を書いていたということもあるし、ほんとに久しぶりに択一の試験を3時間30分で解いたのでめちゃくちゃ疲れた。
明日も、論文だけは書きに行ってくる予定。
これで成績上位になったら無料割引クーポンがもらえる太っ腹さ!
さすがに、「らしくない」予備校、辰巳大阪校である。
こうやって勉強で始まったから、今年は勉強三昧の一年に、なるわけ無いか…自分のこの性格やし。
(1/1)


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