今までのひとりごと(98年9月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


9月24日のひとりごと
 今週の火曜日(22日)、台風7号が我が家の上を通っていった。
 自分の家付近(大阪府吹田市)では、久しぶりに台風が直撃した様な気がする。
 かなり激しい雨と風やった、勉強も忘れて外を眺めていた。
 不謹慎な話、このとき、自分はちょっと「うきうき」していた。
 もちろん、これは、自分が高台のマンションに住んでいて、絶対大丈夫という安心感があったからだが、 台風のあまり来ないところに住んでいると、こういう気持ちが沸いてくるようだ。
 それは、その日の夕刊を見て思った。
 その記事は、夕刊の中の台風に関する写真記事の中の、「決死の脱出」という写真である。
 確かその写真は、神戸市あたりで、冠水した店か家からロープを使って救出される住民を撮ったものだった。
 なんと、その写真の救出される住民(おばちゃん)は、「決死の脱出」という記事にもかかわらず、皆笑っているんである。
 その写真を見て、「ああ、やっぱりこのおばちゃん達もちょっとうきうきしてるんやん!俺と同じやん!」と妙に納得してしまった。
※不謹慎な話で申し訳ありません。大阪は今日も雨です。
(9/24


9月20日のひとりごと
 先日、大阪の梅田に「シティーオブエンジェル」という映画を見に行った。
 その帰り、梅田の「ホワイティー梅田」という地下街でトイレに入った。
 そのトイレは、ちょっと奥まったところにある小さいものであった。
 そのトイレに入ってみると、便器や洗面器のいくつかには、脇にパイプがあるいわゆる車椅子用のものであった。
 それはいいんやけど、そこには問題があるように思えた。
 なぜなら、そのトイレの入口には3段ほどの階段があった。
 しかも、中にはいるまでは曲がりくねっていて、車椅子を利用したことが無い自分が見ても、明らかにそこを車椅子で利用することは困難に思えたからである。
 「なめとんかい!!」
 どう考えても、トイレ設置の際の規定か何かで、車椅子用を何台か設置しなければならないという事が決まっていて、それがあるから無理矢理つけたという感じやった。
 多分あれは、大阪市かどこかの公共団体が作ったと思われるので、税金の無駄遣いであることはもちろんである。
 それよりも、あのトイレを作っといて、誰も実際に車椅子に乗って入ってないんちゃうかと思う。
 そのトイレから出てしばらくは怒りというよりあきれてしまった。
 ※トイレの話題になってしまって恐縮ですが、ちょっと書きたかったので御了承下さい。
(9/20)


9月15日のひとりごと
 今日は敬老の日やったのね。
 プータローをしていると年中お休みみたいなものやから、いつが祝日かなんて気にしなくなってしまう。

 ところで、先日の日曜日(13日)、伊藤塾大阪校に無料公開講座を聞きに行った。
 講師は岡講師、講義は「会社法弱点補強講義」やった。
 伊藤塾の講義は伊藤先生以外は聞いたことがなかったが(実は「伊藤塾」言うぐらいやから伊藤先生以外は大したことないやろうという先入観があった。)、 「無料」ということと、今ローラーも会社法ということで、聞いてみた。
 内容は、受験生の多くが苦手とするような所を中心としたものだった。
 岡講師は、重要なところを抽出した講義で、とてもわかりやすかった。
 先入観はいかんね。
 いろんな人の講義は聞いてみるもんやなあと思った。
(9/15)


9月9日のひとりごと
 今日は、辰巳大阪10周年記念講演の伊藤真先生の講義を聴いてきた。
 「辰巳で伊藤先生って!」っていう感じやったので前から楽しみにしていた。
 さすが辰巳大阪という感じやね。
 みんなも珍しがって見に来るのか、整理券が配られる2時間前からあの狭い辰巳に人がいっぱい。
 自分もローラー答練の解説を途中で抜け出して見に行った。
 講演が始まって最初は、辰巳大阪の生所長の挨拶から。
 なんか気合いが入ってるという感じが伝わってきた。
 伊藤先生も大盛況に迎えられて、「辰巳専任講師になれるよう頑張ります。」とか言って笑いをとっていた。
 今日の講演の題は、伊藤先生の得意分野の「憲法の答案の書き方」。
 休憩時間もサイン攻めで休憩できないような状態やった。
 予定の時間を過ぎても全員の質問に答えていらっしゃったので、30分以上延長していた。
 マスコミの報道などに対して、反対当事者からの見方をする必要を説いていらっしゃったのには大変共感が持てた。
 別に自分はよく言われている伊藤教の伝道師ではないが、伊藤先生の講義の話術は本当にすごいなあと思った。
 塾講師をしている関係上そういうところに目がいったが、人を引きつけるあの教え方は学ぶものが多い。
 というわけで、今日は朝から9時間近く辰巳にいたので疲れた。
 他にも書きたかったことがあったような気がしたが、また今度。
(9/9)


9月5日のひとりごと
 な、な、なあんと!
 今話題の毒物事件が、自分の家のすぐ近くで起こった!
 しかも、混入された飲み物は自分の好きな「マミー」。
 テレビでは、モザイクがかかってたけど、あれは森永の「マミー」だ、間違いない!
 あ、こんな事熱く語っても全然面白くないね。
 自分の近くでこんな事が起こるとは思っていたかったので、ちょっと興奮してる。
 飲み物の中に毒物を入れるなんて卑劣なやり方だ。

 こうやって連続して同じ様な犯罪が起こるのを「コピーキャット犯罪」というらしい。
 こういう犯罪は誰かが捕まるとそれ以上の犯罪は止んでしまうらしい。
 というようなことを夜の11時過ぎに木村太郎という人が言っていた。
 そこで、「早く犯人が捕まって欲しいですね。」というような結びでニュースは終わったわけだが、またここでちょっと自分はひねくれた。
 そういう気運が高まると、警察は「犯人らしい」人を捕まえるんじゃないかと。
 松本サリンの河野さんがまた出て来ちゃうんじゃないかと憂慮してしまう。
(9/5)


9月2日のひとりごと
 今日は、参議院議員定数不均衡訴訟の最高裁判決が出た。
 判決は、やっぱりというか、1対4.97倍の格差を合憲とするものであった。
 そして、新聞の判旨を、「なんか『国会の裁量権内である』みたいなことばっかり書いてあって、そのままじゃちょっと論証としては使えんなぁ。」などと思いながら見ていた。
 いわゆる「参議院の特殊性」みたいな事も書いてあったが、結論先にありきというような感じで、あまり説得的なものとは思えなかった。
 まぁ、自分ごときが天下の最高裁の判決文にどうこう言うなんて全く恐れ多いけど…。

 先日は、近くのあまり評判の良くない国からミサイルが飛んできたとかでわぁわぁ言っていたが、あの事件の報道も自分はどうも素直に受け入れることが出来ない。
 まぁ、ミサイルが飛んできたことはほんまやろうけど、信用はしてない。
 情報の発信先が米軍だけというのがどうも臭い。
 しかし、ほんまやったら余りにもむちゃくちゃすぎる話や。
 それよりも、今後の日本政府などの動きの方が心配や。
 これを機に、防衛費増加、軍事衛星打ち上げ、さらには憲法改正なんて事にまでなってしまうんやないかと言うことが懸念される。
 さらに、これでアメリカが、「ほら、あんな危険な国が近くにあるんやから俺らの言うことを聞いときなさい。」といってガイドラインの審議をスムーズに押し進める危険がある。
 別に自分は右にも左にも寄っているつもりはないが、今回のあの事件の報道で、たった一つの事件からいろんな事が始まってしまうんやないかと、極端な話、戦争なんてこんな事から始まってしまうんやないかと、 いろいろなことを想像してしまってちょっと恐ろしくなった。
(9/2)


9月1日のひとりごと
 もうご存じの方も多いと思うが、先日の30日、司法試験関連のホームページ(以下HPと略記)ではかなり知名度・人気共に高かった「とさか幼稚園」というサイトが突然閉鎖になった。
 これを知ったときはかなりショックであった。

 確かに、司法試験の勉強とHPの更新を両立することは難しい。
 しかも、往々にして、HPの更新をしているときの方が楽しいので、ついついそっちに力を入れてしまう。
 そして、終わってから、過ぎた時間の長さに自己嫌悪になるのである(なんか、自分の反省に変わってきてるような気がする。)。
 特に、日記を載せている場合、更新が義務感になってしまい、つらくなるものである。
 この「ひとりごと」も日記形式ではあるが、自分の無責任缶を自覚しているので、はじめから「日記」という言葉を使わないようにしていた。
 だから、更新をさぼりすぎて見てくれる人も少なくなってしまったが、自分に対する義務感とはなっていないのでこれでいいかなぁと思う。

 これから司法試験関係のサイトでは、サイト管理者の勉強が進んできたりするに連れて、このような閉鎖が増えてくるものと思われる。
 自分だって何度も止めようと思ったことがあるが、HPによって勇気づけられたことも数知れずあるので続けている。
 しかし、これから閉鎖しないという保証はないし、逆にずっと司法試験受験生のサイトを続けているのもかなりかっこわるいのでほどほどにしたいと思う。
(9/1)


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