今までのひとりごと(98年10月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


10月28日のひとりごと
 先日、久しぶりに早稲田セミナーに行って、本を眺めていたら、なんと!題名は正確には忘れたが、「司法試験用語辞典」なる本が売ってあった。
 はっきり言って、「やられた!」と思った。
 自分は、ここのホームページで、「試験に出ない司法試験用語辞典」というものを前から作っている。
 最近は雑誌にも載ったりして、受験生には好評を頂いていた。
 よって、大手の予備校にこういったものをちゃんとした本という形で出されたのは正直ショックであった。
 別に、パクられたとか思っているわけではない。
 内容は、向こうの方がはるかにしっかりしているし、形式も異なることは確認している。
 ただ、この司法試験用語辞典という形は、自分独自の、独創的な物だと思っていたから、同様の企画を考えられたことに対するショックである。
 例えれば、両端使えるつまようじを発明したと思ってよろこんで特許申請にいったら、同様の物は年間数万件も申請があると言われたときのようなショックである(よくわからん例えか…)。

 こうなったら、ここの司法試験用語辞典の売りは、ただでいくらでも見られるということと、書籍ではできない頻繁な改訂、質問があれば答えられるということぐらいであろうか。
 そこで、早速今日は、項目の書き直し及び追加というちょっとした改訂を行ってみた。
 これからも、受験生の好評を得るように改訂し続けるつもり。
(10/28)


10月22日のひとりごと
今日は、インターネットを通して知り合った人と会ってきた。
待ち合わせは梅田の早稲田セミナー大阪校。
択一合格経験者の方なので、すごくまじめな方を想像していたら、 いい意味裏切られた。
自分と合いそうな感じの人で良かった。
その人も自分のことを、もっとまじめ君やと思っていたらしい。
バイク関係でオフ会のようなものをしたときにも言われた。
このホームページで自分ってそんなまじめな奴やと思われてるんやろうか。
話は、司法試験の勉強の仕方や、予備校のこと、講師のことなどいろいろであった。
3時間ほど話したが、時間の長さはそんなに感じなかった。
そして、今度また会う約束をして分かれた。
普段答練などでも一人で寂しく受けている自分にとって、いい刺激になった。
それにしても、こうやって今まで全然知らなかった人と出会うことができるのだから、インターネットってすごいなあと思った。
それだけでも、こうやってホームページを作った甲斐はあると思う。

ところで、話は全然変わるが、最近判例百選出まくってないか。
民訴に刑訴に会社法。
そんないっぺんに買われへんっちゅうねん。
事実買ってないけど。
択一の過去問も買わないかんし、判例付き六法も今年版が出てきた。
さて、どうしよう。
(10/22)


10月14日のひとりごと
 先日、「季刊 本とコンピュータ6」(トランスアート)という雑誌に、このページの司法試験用語辞典のURLが載った。
 ホームページ上の辞典を紹介する記事で、ほんとにURLが載ってるだけなのだが、本なんかに載るのは初めてだったので、高い本だったが思わず買ってしまった。

 それは、そうと、今週は、論文の答練の前期と後期の間で、ちょっと暇である。
 そこで、昨日と今日はパソコンの前にへばりついて遊んでしまっている。
 昨日は、ホームページから音を配信できるようにしたし、今日は、ハードディスクを増設した。
 ホームページから音を配信できるようにするため、コンピューター関係の本をいろいろ調べていたのだが、 ホームページと音の関係には、まだまだ法律上多くの検討する余地があるらしい。
 特に、音楽に関しては、日本には日本音楽著作権協会(JASRAC)という団体があるらしくて、これがまた問題が多いらしい。
 コンピューター分野には、法律上問題がたくさんありすぎて、考えると頭が痛くなる。
 よって、考えていない、と言ういいわけ。
  (10/14)


10月7日のひとりごと
 今日は、「プライベートライアン」という映画を見に行った。
 行ってみて分かったのやけど、今日は映画サービスデイだったらしくて、 1000円で見られる日だったので、平日にもかかわらずかなりの人やった。
 映画自体は3時間近くあるもので、かなり迫力があり、"これぞ戦争映画"という感じの映画やった。

 戦争と言えば、ちょっと前、話題の「あの国」が、テポドンとかいうかわいい名前のかわいくないものを打ったとかいう話があった。
 その話に関して、情報の真偽という観点から以前ここでも書いたことがあった。
 しかし、今日はもし仮に「あの国」が攻めてきたら、日本という国はどうなるかという話。

 「そんなもん、そんなときのために自衛隊があるんやろっ!」と思うかもしれない。
 しかし、実際現役自衛隊員から聞いた話だから間違いないが、 「あの国」が攻めてきたら自衛隊は驚くべき行動をとらないといけないんである。
 なんと、みんなで「笛」を吹いて牽制するというんである。
 もう一度言うが「笛」である。
 自衛隊員がみんなで笛を吹く光景というのも、戦時中の竹槍に通じるものがあってある意味怖いが、 要は武器を使えないんである。
 大学時代にある教授が、「自衛隊が軍隊でない最大の理由は、独自の軍法を持たないことだ。」とおっしゃっていたが、全くその通りだと思う。
 今の法律では、ある国が攻めてくるといった事態に対応する法律は全く整備されていないんである。
 「憲法9条があるから当たり前やないか」と思うかもしれないが、もしそういった事態になったときに、防衛費世界第3位でアジア1の軍事力を持つ 日本という国の矛盾が明らかになることは間違いない。
 これに関して、「宣戦布告」(麻生幾 講談社)という小説が、この日本の現状をうまく表していて非常におもしろい。
 自分は、だから戦争をしろとか憲法を改正しろとか言ってるんではなく、法律という観点から、今の日本は矛盾が多いですよということが言いたかっただけである。
(10/7)


10月2日のひとりごと
 あれ?気がついたらもう10月。
 早いもんやね。
 もうすぐ後期答練も始まる。
 後期からは、論文受験者も受けてくるからますます点が伸びひんやろうなぁ。

 ところで、おとついの9月30日に論文試験の合格発表があったようやね。
 自分には関係ないもんで、本当に忘れてた。
 次の日の新聞のちっちゃいちっちゃい記事で知った。
 やっぱり850人近くになってるね、合格者。
 これが来年は1000人以上になるねんなあって考えたらやっぱり結構すごいことやなあと思う。
 来年は発表をドキドキしながら待てるようにがんばらな。
 (おっ、今日は結構前向きでさわやかな締めくくりやったね。その分本文に中身がなかったけど…。)
※論文合格された方、本当におめでとうございます、口述に向けてがんばってください。
 ダメだった方、来年の最終合格に向けてがんばりましょう。
(10/2)


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