今までのひとりごと(01年7月分)

ひとりごとを書き換える度に消すのはもったいないので、残すことにしました。
思ったことをそのまま書いた、まさにひとりごとです。よって、書いたことに責任は持てません。
なお、ひとりごとの更新は不定期です。たまにチェックしてくれるとうれしいです。


7月23日のひとりごと
あ゛〜っ!やっと終わった〜!!
いろんな意味で終わりました、論文試験。
というわけで今回は論文試験レポートです。
(問題はこちらを参照してください。)

7月21日(土)【第1日目】
朝5時45分に起きる。
柄にもなく前日は緊張していたのか、そんなに熟睡できなかった。
電車に乗って京都の同志社大学に行く。
それにしても朝から暑い。
教室はクーラーが効いているが、試験直前まで入れないので、 教室前で汗をかきながら待つ。

1教科目(憲法)
一問目は択一でも出ていた超ベタベタ論点。
労働組合については考えたことがなかったが、 何とか脱退の自由と団体の性質を比較の視点にして無難にまとめた(つもり)。
二問目は、何を一番聞かれているのかはよくわからなかったが、 何とか淡々と問題となりそうなところを書いた(つもり)。

憲法は二問とも4ページ目まで書いたし、 答練でも2時間以上受けたことがなかったので、午前中だけでもう結構疲れた。
そして昼休み、この時点ではまだ「結構イケてるんちゃう?」などと思っていた。

2教科目(民法)
一問目
なんだか何を聞きたいのかわからない問題やった。
思いつくことをつれづれと書いたが、なんだかまとまりの悪い、 読みにくい文章になってしまったような気がする。
二問目
は?なんすか?
過失概念の変容??
初めは旧過失論から新過失論って書こうとも思ったが さすがにそれは違うやろうと思って、なんかよくわからないことを書いてきた。

3教科目(商法)
一問目二問目とも、何を書いたらいいかよくわからなかった。
一問目は、親会社P社の責任を問う必要があるのはわかったが、 それを問うべき法律構成がなかなか考えつかなくて、かなり悩んだ。
結局、法人格否認の法理とか変なことを書いてしまった。
二問目は、これまたさっぱりわからなかった。
とりあえず手形の交付欠缺の論点は書いたが、 当然、場屋営業主の責任が問題となっていることなど気づきもせず、 不法行為責任などといって民法のような答案を書いてしまった。

1日目が終わったときは、本当にふらふらだった。
精神的にも肉体的にも、疲れはこのときはピークだったような気がする。
前の論文の時はこんなに疲れへんかったような気がするんやけどなぁ・・・。
家に帰って風呂に入り、晩ご飯を食べた後、 民訴の定義を暗記していたはずなのだが、気付いたら朝だった。
10時過ぎには寝ていたらしい。
ちなみに、この時点ではまだ商法二問目が場屋営業主の責任 だったことに気付いていない。

7月22日(日)【第2日目】
昨日早くに寝たにもかかわらず、昨日と同じ朝5時45分に起きる。

4教科目(刑法)
一問目はヤマ通り原自行為と不作為の共犯。
これはいけると思って攻めすぎた結果、甲の罪責で3ページ目までいってしまい、 乙の罪責の不作為の共犯についてはスペースがなくなって、 答案構成で書いたことすらあまりかけなくて終わってしまった。
二問目は、情報窃盗(背任)と、2項強盗殺人についてだと思う。
まあ、何とか一通りのことは書いたと思うが、 他の受験生はもっと書いているかもしれない。

5教科目(民事訴訟法)
一問目は辰巳の日曜答練がばっちり的中していた。
かといってばっちり書けたわけではなく、あまり書くことがなかった。
二問目は、ヤマといわれていた補助参加、しかし、 参加的効力とかよくある論点ではなかったので、 ちょっと何を書いたらいいねんという感じだった。

6教科目(刑事訴訟法)
一問目は、典型論点を組み合わせたような問題。
オウムの判例をベースにしたような問題だったので、 出来るだけ判例を意識してますよと言うことをアピールしてみた(つもり)。
二問目はヤマだと言われ続けた伝聞法則についての問題やった。

そしてついに試験終了。
今年から司法試験用法文を持ち帰ることが出来るようになった。
1ヶ月前に司法試験用六法を3,000円かけて買ったばっかりやのにぃ。
言っといてくれたらよかったのに。
帰り道、会場前で配っていた解答速報を見ずに帰ろうと思っていたが、 電車の中で暇だったのでちょっと見てしまった。
そこで初めて商法二問目で場屋営業主の責任が問われていたことに気付いた。
かなり疲れが倍増した。
しかし、今回の試験は終わった後もなんか気持ちわるーい終わり方だった。
終わってからもあまり遊んだりしようとか言う気持ちがわいてこない。
何でかなあと思って考えてみると、なんだか題意がわからないまま 何となく書いた答案が多かったので、自分の力を出し切ったという感じが 全然しなかったからやと思う。
はっきり言ってかなり悔しい終わり方やった。
そんなことを言っていてももうどうしようもないので、 しばらく休んでまた勉強を再開しようと思う。
(7/23)


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