プロバスクラブ(Probus Club)は1920年代にロータリークラブの支援の下にカナダで誕生し、現在ヨーロッパ諸国はじめ、世界各国に約4,600のクラブが存在し、成長している団体である。日本では60数クラブあり会員数は約1,600名である。
プロバスとはプロフェッショナルとビジネスマンをくっつけた造語である。知能も体力もまだ現役で通用する各界の高齢者が 一堂に会して、新しい友人をつくり、相互の親睦を保ちながら、個々の貴重な体験と知識を交換しながら、快適な人生を創造し、何らかの形で社会へ貢献しなが ら、楽しく意義のある人生をまっとうする趣旨で設立された。 いわばロータリークラブメンバーの引退後の受け皿である。
鎌倉プロバスクラブ例会 2003年
鎌倉プロバスクラブは2001年12月に鎌倉西ロータリークラブの支援のもとに同クラブの社会奉仕活動の一環として設立された。
グリーンウッド氏は同クラブの趣旨に賛同し、ご町内のメンバーの推薦を受けてこのクラブに2003年夏加入、毎月1回、鎌倉プリンスホテルで開催される例会に参加している。
2011年 鎌倉プロバスクラブ10周年記念誌向け原稿 「先祖がえり」
同じくロータリークラブが青少年を組織しようと始めたのはインターアクトクラブである。International(国際的)action(活動)を意味 し、年齢14歳から18歳までの青少年または高校生のためのロータリークラブ提唱の奉仕クラブという。世界の114カ国に9000ものクラブを擁し、会員 数は21万人を超えており、国際的な現象となっている。世界各地で青少年がさまざまなインターアクト奉仕活動を通して、国際理解を深めている。
プロバスクラブは会員相互の卓話を聞くのが主要行事だが、識者にお話を依頼することもある。メモを残したいくつかここに紹介する。
2019/3/8 堀清弘「日本の常識、世界の非常識」
2019/3/8 青木一三「トピックス グローバリゼーションと原発敗戦のフォローアップ」
2018/11/9 吉野忠彦「幕末・維新に現れたもう一人の天皇」
2018/10/12 吉川尤雄 「自己紹介 私とアジア」
2017/7/14 江ノ島ヨットクラブ会長・ジュニア部会長 ・ナショナルレースオフィサーA級ジャッジ青山 篤「2020TOKYOオリンピック:セーリング競技、江ノ島開催への道」
2017/6/9 高橋忠生「多文化との共生がもたらしたもの」
2016/11/11 青木一三「ジャック・アタリの21世紀の歴史 ダロン・アセモグル&ジェイムス・ロビンソンの視点加味 トランプ大統領の意味」
2016/9/9 鎌倉高校石川雅之、木浪信行「鎌倉高校における“たたら製鉄”の研究」
2014/10/10 吉野忠彦「フルベッキ群像写真」
2014/3/14 Mr Bent Lindblad 「デンマークの現状」
2014/3/14 村松康行「福島原発事故による環境汚染の現状と今後の問題点」
2013/11/8 根本忠弘「ついていない男の航跡 家は三代でつぶれた」
2013/06/14 青木一三「『原発敗戦』を書いた背景」
2013/04/12 橋本久美子「元ファーストレディーのこぼれ話」
2013/02/08 鬼頭健介「一幼稚園児がみた二二六事件」
2012/06/08 元迎賓館館長「旧赤坂離宮」
2011/05/10 青木一三「Post Atomic Age 原子力から再生可能エネルギーへ」
2010/03/12 吉野忠彦「モーツアルトの死因」
2010/03/12 弓狩康三「人工括約筋」
2010/1/13 内海恒雄「日本に伝わるトラに因む言葉」
2009/12/11 萩原定秀 「新幹線の軌条の開発」
2009/10/11 小川恭助 「オペラあれこれ」
2009/9/8 リンカン・ベル「外国人の見た日本人の奉仕の考え方」
2009/4/8 鳥居邦夫 「おいしい味の意味」
2009/3/10 徳網実男 「香りについて」
2009/2/10 塚越敏夫 「裁判員制度について」
2009/1/13 内海恒雄 「干支の牛に因む諺」
2008/11/28 武智親睦委員長 「三渓園」
2008/7/8 山下良作 「山の写真について」
2008/7/8 山重美登士 「’08北京オリンピック水泳水着問題」
2008/7/8 斉藤弘 「アメリカそぞろ」
2008/6/10 内海恒雄 「唯一の武家の館と北条氏常盤亭跡」
2008/4/8 正山堯 「メタボの新概念 その診断と治療」
2008/4/8 荻原定秀 「ゴルフボールの開発に関係して」
2008/3/11 内海恒雄 「鎌倉市の平和都市宣言50周年記念について」
2008/3/11 弓狩康三・荻原定秀 「不受布施(ふじゅふせ)」
2008/2/12 2008/5/13 エバーフィールド 「南米大陸クルージング ”ホーン岬を廻って”」
2008/1/8 内海恒雄 「鼠に因む言葉・話」
2007/12/11 山内静夫 「谷戸の風を終わって」
2007/12/11 正山堯 「横須賀海上自衛隊を視察して」
2007/11/13 大崎康博弁護士 「オウム真理教の総括」
2007/10/9 内海恒雄 「浄光明寺」
2007/9/11 野村欣司 「エべレストの話」
2007/8/31 武智親睦委員長 「アサヒビール神奈川工場見学」
2007/7/12 福原敬造 「鉄鋼産業の概況」
2007/3/13 グリーンウッド「我々が引き起こした気候変動とその対策について」その後タイトルを「グローバル・ヒーティングの黙示録」 と変更
2007/2/13 渡辺靖之 「損保業界あれこれ」
2006/10/10 高田会員 「医薬品業界の現状」
2006/9/12 寺下英明 「エルトゥールル号」
2006/7/11 弓狩康三 「腎不全と食品」
2006/6/13 木村貞夫 「議会活動を振り返って」
2006/5/25 八木勝吉 「横浜山手西洋館と外国人墓地」
2006/5/9 正山堯 「克山病」
2006/4/11 薫宏女史 「中国のメディア事情と対日報道」
2006/1/10 吉野忠彦 「『杉原ビサ 』の周辺」
2005/12/13 内海恒雄 「鶴岡八幡宮寺」
2005/10/11 正山堯 「メタボリックシンドローム」
2005/09/13 小倉和夫 「ハムの製法」
2005/5/30 萩原定秀 「ボーイスカウトの『ちかい』」
2005/05/10 正山堯(たかし) 「鎌倉英人殺害事件」
2005/04/12 内海恒雄 「鎌倉大仏は誰が建立したか」
2005/04/12 グリーンウッド 「太陽由来エネルギーだけで生きる」
2004/1/14 萩原定秀 「文明が滅びる6つの兆候」
2003/11/11 内海恒雄 「鎌倉五山」
2003/11/11 内海恒雄 「若宮大路」
December 7, 2003
Rev. September 2, 2019