2020TOKYOオリンピック
セーリング競技、江ノ島開催への道
2017/7/14
江ノ島ヨットクラブ会長・ジュニア部会長
・ナショナルレースオフィサーA級ジャッジ青山 篤
オリンピックが8月に設定されたのはテレビ放映権の関係だという。8月は他のプロスポーツが無い月だから、穴埋めに4年に1回開催しようというわけで選手
にとっていいわけはない。コストもかかるということでオリンピック開催に手を上げる国は東京の後のパリ以降はないとみられているくらいである。
江ノ島ヨットハーバーの現在のディンギー置き場は選手用地、大型艇用ハーバーはサポート艇係留地とするという。現在の駐車場などはコンテナー置き場、婦人会館解体後の空地はプレスセンターになるという。
レース予定地は茅ヶ崎海岸は米軍の航空路があるとの理由で江ノ島より、東の七里ヶ浜沿いの鎌倉海岸で水深30mより浅い海域に3ヶ所、葉山沖の60mより浅い海域に2ヶ所
設ける計画である。この場所では定置網との干渉はほとんどないので漁業保証はしてもオリンピック期間だけと言うことになっている。
この場所なら望遠レンズを使えば競技の動画も撮影できる。素人が撮影した動画もUtubeなどにアップしても問題ないという。
オリンピックでトップを狙う国は英国、米国、オランダ、北欧諸国である。選手はチームを組んで3年前から開催地で訓練を始める。すでに英国は
葉山の某企業の保養施設を借り上げて訓練を開始した。彼らはボートもサポートのゴムボートもすべてコンテナーに収納して持ち込む。
オリンピックが始まれば入場券を持たない人は江ノ島には立ち入れないので、選手をまじかに見たい人や交流したい人はこれからの4年間の夏がチャンスだ。
宿舎の葉山から江ノ島は選手は自転車で通うので、そこでも会える。
今後4年間の計画は
2017/8/16-9/2 470 Junior World
2017/9/15-9/25 RS:X級 World Championship(ウィンドサーフィン)
2017/10/27-10/29 Asia Cup Olympic Week (レーザー級、ラジアル級、スター級、49er級)
2018/9
World Cup/ Test Event
2018/9
Asia Cup Olympic Week
2019/7-8
World Cup
2019/8
Test Event
2020/6-8
Test Event
2020/7/24-8/9 Olympic
2017/7/16
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