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1106

損保業界あれこれ

2007/03/19

プロバス卓話 (株)エリアサポートジャパンロイド取締役営業部長渡辺靖之

○損保業界は一昨年より「保険金不払い問題」で新聞紙上を賑わせていますが、他の業界の不祥事と大きく違う点は、今回の「不払い問題」不祥事は、一社の問題ではなく、業界全体の問題であることです。これは、平成8年以前の、「どこの保険会社でも、同じ保険料で同じ保険商品であった」損保業界の護送船団体質が、自由化になっても依然変わっていないことに起因すると思います。今回の問題を業界は、深く反省しつつ、前向きに受け止め、体質改善をしていかなければならないと思います。

○火災保険でご自身のご自宅の保険金額(全焼になった場合、いくら保険金が出るか)をご存知の方は多くいらっしゃると思いますが、万一の保険金が「再調達金額」ベースで支払われるのか、「時価」ベースでの支払いなのかは、ほとんどの方がご存知でないのが現状です。「再調達価額」か「時価」かでは、万一の事故の際には、保険金に大きな違いが生じる可能性があり(「時価」ベースですと、万一の事故の際に、支払保険金だけでは損害が補填できず、自己負担金が生じる可能性があります。)一度、ご自身の火災保険が「再調達価額」でのご契約になっているか確認してみてください。


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