★旅の思い出を写真でご案内します★
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2013年03月30日(金)〜4月5日(木)7日間
◆2012年3月のアメリカ西部の旅で、同じツアーの人から「ワシントンの桜は最高に素晴らしいですよ!!是非見に行って下さい。」と言われました。 今年のワシントン桜祭りは「3月23日〜4月14日」、この開催期間に合わせ、アメリカを代表する4つの都市と美術館・博物館をも巡るアメリカ東部周遊の旅を選びました。 以前ロシアを訪れた時、政治の中心地モスクワのクレムリン宮殿見学の際「只今プーチン大統領はここで執務中です」と聞き、世界のもう一方の雄、アメリカの歴代大統領が住み数々の歴史的決断がなされてきたホワイトハウスも是非見たいと思っていました。 「台湾漫遊の旅」と同じチャイナエアラインの関西国際空港⇔ニューヨーク間往復直行便。 飛行時間は乗り継ぎなしで大幅短縮の往路11時間50分、復路13時間20分。 関西国際空港PM1:00発チャイナエアライン0020便、阪急トラピクス・添乗員は長元さん、30名のツアー仲間(私達は旅友6人で参加しました。)で出発です。約4時間後日付変更線を通過、アンカレッジ上空を経て快晴で視界良好、眼下にオンタリオ湖が良く見える。あと残り1時間のフライト、ニューヨークは夏時間中で日本とは時差−13時間。昼夜が反対になりお昼の12時、ジョン・F・ケネディ国際空港に到着する。 入国審査、手続きを経て専用バスに乗車、ニューヨークのミッドタウンから繁華街を通り一路ワシントンのホテルへ向かう。 キリスト教では最も重要な祭典の一つ「イースター」復活祭が2013年は3月31日に開催、イースターの祭日中で金・土・日は休日、繁華街では車が渋帯してなかなか進まない。トンネルを抜け高速道路に入ると3車線の広いまっすぐな道路が延々と続き、たくさんの車が昼間でもライトをつけて走っている。山はなく雑木林や広々とした大地が延々と続く。 新しい大きな建物が多く見えてくるとワシントン入り。長い一日、疲れもなく全員元気にヒルトン・アーリントン・タワーズ・ホテルに到着する。 アメリカ東部周遊の旅を写真でご覧下さい。 |
●アメリカの首都ワシントン、正式名称は"Washington,Distric of Columbia" 「ワシントン・コロンビア特別行政区」。全米50州のどの州にも属さず、連邦政府の立法、行政、司法の機能だけが存在し人口は約60万人、住民のほとんどが公務員と弁護士と言われている。 ワシントンDCは世界最大のスミソニアン協会が保有する博物館群を有する町でもある。 バージニア州アーリントンのホテルから旅の2日目、アメリカの首都としての顔、連邦政府の建物・ホワイトハウスや国会議事堂、大統領のモニュメント、スミソニアン航空博物館などワシントン市内観光の始まりです。 |
ゆったりとした美しい町並みに豊かな緑にあふれたワシントンD.C。 36本の大理石の円柱に支えられたリンカーン記念館。建物の36本の円柱は1865年に暗殺された当時の合衆国の州の数である。階段を上り記念館に入ると椅子に座った第16代大統領エイブラハム・リンカーンの像があり、ワシントン記念塔と国会議事堂を真っ直ぐ見詰めている。「奴隷解放宣言」や「人民の人民による人民のための政治」など国民に愛された大統領の一人である。 |
![]() リンカーン記念館 |
![]() 高さ5.8m第16代リンカーン大統領の像 |
リンカーンがポトマック河畔を背に東に向いて真っ直ぐ見詰めている国会議事堂とワシントン記念塔。周りは緑に囲まれ広々とした大きな公園の様な緑地帯で、よく手入れされている。 国会議事堂は白亜の殿堂で高さ88m、直径29mの大きなドームがあり上には高さ6mのブロンズの自由の女神像を頂く。正面には桜並木が続き右手が下院、左手が上院の棟である。50州のひとつづつが自治権を持つアメリカでは正式には「連邦議会議事堂」である。 ワシントン記念塔は169mの大理石の石柱で初代大統領のジョージ・ワシントンの偉業を称えて建てられ、ワシントンDCを象徴するメモリアル。2011.8.13に起きたM5.8の地震で一部損傷し来年まで改修中、工事の足場が組まれて遠くから見る。中には898段の階段があるそうだが今は入れません。 |
![]() ドームが目印の国会議事堂と桜並木 |
![]() ワシントン記念塔 |
アメリカの政治の中枢と象徴たる大統領官邸ホワイト・ハウスは歴代大統領が居住し、数々の歴史的決断がなされてきたところである。一般公開されていないためフェンスの外から建物の外観だけ見学する。ワシントンDCでも一番古い建物で3階建ての低層建築。2万坪に132部屋ありうち62室が大統領が使えるそうだ。2階が大統領の住居で現在第44代オバマファミリーの家である。モスクワのクレムリンや赤の広場と共にホワイト・ハウスをバックによくテレビニュースが配信されるので外観の見学だけでも嬉しい。 |
![]() ホワイト・ハウスは合衆国大統領官邸で米国の中枢である |
今年のワシントンの桜祭りは3月23日〜4月14日に行われています。1912年ソメイヨシノやしだれ桜、八重桜など2000本の桜が日本から米国に寄贈され、2012年の昨年100周年を迎えました。日本郵便から「米国への桜寄贈100周年」「Japan U.S Cherry Blossom Centennial」の記念切手が昨年発売されています。私達が歩いたポトマック河畔沿いや国会議事堂、ワシントン記念塔、トーマス・ジェファーソン記念館周辺、バスの車窓からも綺麗な桜並木が多く見られました。 「ワシントンD・Cは天気が変わりやすいところで今日は13℃、1週間くらい前から1月の気候に逆戻りして、冬物で十分です。」とコート姿の現地ガイドのさえこ・リマイアさん。去年は桜祭りより早く咲き終わり、今年は桜祭り中なのにツボミが硬くいまだ開花せず。2週間程遅れているようで自然のなせるワザですね。記念切手の綺麗な絵柄の様にポトマック河畔に続く満開の桜並木、国会議事堂の白い建物とピンクの満開の桜・・・美しいでしょうね。 米国からお返しに1925年白花種の花ミズキが日本に寄贈されています。我が家の白い花ミズキは25年前に洋風建築の新居に合わせ植えました。今年も丁度今綺麗な花がいっぱい咲いています。そういえばアメリカ花ミズキと言う名前でした。いまでは街路樹や庭木に多く植えられている花ミズキと桜の不思議な縁を感じています。 |
![]() ポトマック河畔の満開の桜は美しいでしょう・・・ |
スミソニアン航空宇宙博物館は歴史的な航空機や宇宙船などに関する世界最大のコレクションを所蔵している。入り口で厳しいセキュリティ・チェックを受け、中に入ると丁度イースターの休日中で大勢の人達で混雑していた。一番の見どころは月の石、入り口付近に展示され黒い石で三角形に切り取られた小さなもの。手で触れるのでデコボコであったらしいがつるつるして月の石に思えない。 25年後にリンドバーグのような飛行機が出来るきっかけになったライト兄弟が初飛行した飛行機、日本が誇る三菱の0戦、アーム・ストロング船長のアポロ11号など展示物は全て実物で、空と宇宙の夢がいっぱい詰まった博物館である。 |
![]() スミソニアン航空宇宙博物館 |
![]() 触る事が出来る月の石 |
![]() ボーイング747の操縦室の見学 |
![]() ソ連のミサイル2つ |
![]() 月面着陸したアポロ11号司令船 |
![]() ライト兄弟の飛行機 |
★ワシントンから一路フィラデルフィアへ向かう。ペンシルバニア州フィラデルフィアは東海岸の真ん中でニューヨークとワシントンの中間に位置し、市域人口150万人、@ニューヨーク、Aロス、Bシカゴ、Cヒューストン、Dフィラデルフィア・・・とアメリカで5番目の都市である。 1776年7月14日植民地だったイギリスから独立を宣言し、13州からなる新しい国家がここフィラデルフィアで誕生した。ワシントンD.Cの町が首府として完成するまでの間、1790年〜1800年までの10年間首都で、大統領の家や上下院両議会があり憲法の制定もこの地でおこなわれた。 政府のアメリカ独立の象徴ともいえる歴史的な「自由の鐘」やバルコニーで独立宣言をした「独立記念館」、「フィラデルフィア美術館」などを観光する。 |
メトロポリタン美術館、シカゴ美術館と共に米3大美術館の一つフィラデルフィア美術館は200を超える展示室と22万5000点以上の作品が収蔵されている。海外旅行では芸術家たちの足跡をたどったり、美術館で絵画鑑賞をする機会が多い。美術館ではそれぞれ多くの収蔵品があり、的を絞って見たい画家の絵を重点に鑑賞する。 フィラデルフイア美術館では私の好きなゴッホの作品でも初期の作品と言う「ひまわり」が展示されていた。12本のひまわりが絵の具の量もたっぷりに描かれていた。「雨」も線でなくすじで描いてあり印象に残る作品です。フランスでセザンヌのアトリエに行ったが、ここでも同世代のモネなどと共に多くの作品が展示されていました。 |
![]() 美術館の内部 |
![]() ドガの踊子 |
![]() ルノアールの花 |
![]() モネの橋 |
![]() モネのスイレン |
![]() ゴッホの子供 |
![]() セザンヌのビクトリア山 |
![]() セザンヌの大水浴 |
![]() ゴッホの雨 |
![]() ムーアの主張 |
![]() モネのポプラ並木 |
![]() ゴッホ初期の作品ひまわり |
独立宣言をし自由のシンボルである「自由の鐘」がリバティ・ベル・センターに収められている。 町中に独立宣言の採択を知らせた自由の鐘の音、大きなひびが入り今は音色が聞こえなくなっている。 「独立記念館」に入り議会席に座って係員の説明を聞く。2階に上がり壁面に13州の星の絵があり1790年から使っている椅子やペンが当時のままに保存された議事室を見学する。初代大統領ジョージ・ワシントンの銅像がある外に出ると足元にリンカーン(1861年)とジョン・F・ケネディ(1962年)の記念プレートが埋め込まれていた。石畳の上を観光客を乗せた馬車が通り過ぎて行きます。周りを見渡すと落葉樹の芽はまだ遅いですが快晴の空に白い雲が浮かび、落ち着いた町並は古都をイメージする風情がありました。 |
![]() 独立記念館 |
![]() 自由の鐘の展示場は イースターの休日で 大勢の観光客が 訪れています。 |
![]() 独立記念館周辺の風景 |
![]() 議事堂入場は人数制限があります |
![]() 議事堂に入り、議会席に座る |
![]() 初代ジョージ・ワシントンの像 |
![]() 観光客の乗った馬車が通過します |
![]() 落ち着いた町並が美しい |
フィラデルフィアのアムトラック・サーティース・ストリート駅から次の訪問地ボストンまでアメリカ大陸横断鉄道「アムトラック」にて移動。普通車の自由席でも予約は必要で乗務員が時々検札に回っている。綺麗でアメリカサイズのゆったりとした二人掛けのシート、アメリカは飛行機や車社会で汽車の移動はよく空いている。内陸部や海岸沿いの風景を眺めながらPM1:55〜7:45まで約6時間の列車の旅である。昼食はフィラデルフィア名物の「チーズステーキサンドウィッチ」とケーキ、ポテトフライ。炒めた薄切り肉と溶けたチーズを長いイタリアンブレッドに挟んだサンドウィッチ、1700年創業とかの有名なレストランで作られたあつあつのできたてを頂き、アムトラックに持ち込んで賞味する。世界の列車の旅もまた楽しい。 アメリカ到着の日からずっとお世話になり、荷物と共にフィラデルフィアで別れたバスのドライバー・オスカーさんはボストンの駅にすでに到着、私達を出迎えてくれました。 私達はラクラク移動でしたが長距離運転お疲れ様でした。 夜のボストンは寒く華氏46°Fの表示が見える。大雑把な華氏から摂氏換算式は30をマイナスして2で割るらしい(華氏46°F−30=16÷2=摂氏8℃〜7℃)ので今は8℃〜7℃。 夜の8時前ですでに人通りは少ない。ガス灯に照らされた大きな公園やボストン・レッドソックスのフェンウェイ野球場、新旧の建物など夜のボストンの町を車窓から眺めながら約30分、宿泊先の「フォーポインツ・バイ・シェラトン」に到着する。 |
![]() アメリカ大陸横断鉄道「アムトラック」 |
![]() サーティース・ストリート駅の入り口 |
![]() 大勢の人が行き交う大きな駅構内 |
![]() 綺麗で広いアムトラックの車内 |
![]() あつあつのチーズステーキサンドウイッチ |
◆4月2日(旅の4日目)、一夜明けたマサチューセッツ州ボストンは晴天で空気は澄み渡り気温は華氏21°F(−2℃)、想像していたより寒い朝です。寒い時は−14℃、−20℃も珍しくないそうで港風が吹くと特に寒いそうです。1775年イギリスの13植民地の中で一番早く独立戦争が始まり、アメリカ建国の舞台になった歴史的な街である。演劇や音楽の都としても有名で多くの日本の若い人達が勉強に励んでいます。有名なボストン交響楽団は1973年〜2002年まで小澤征爾氏が音楽監督で現在は名誉音楽監督をされています。 近代的なビルと英国特有の重厚感あふれる建物、石積みやレンガ積みの建物が調和し町並はゆったりと落ち着いた雰囲気である。「ビーコンヒル」の美しい町並、超名門のハーバード大学や、マサチューセッツ工科大学、アメリカを代表する美術館「ボストン美術館」などを観光します。 |
澄みきった青い空に浮かぶ白い雲、晴天のボストン観光は、レンガ造りの建物と歩道、石畳、ガス灯、街路樹が美しいビーコン・ヒル「Beacon Hill」の美しい住宅街の散策から始まりです。小高い丘になって緩やかな坂道が続き、住宅街の道幅は狭く、通りの両側にはレンガ敷きの歩道が備えられ夜になるとガス灯がともる。 金色に輝くドームがひときわ目立つマサチューセッツ州議事堂はビーコン・ヒル最古の建物で傍にはジョン・F・ケネディの銅像があり、アメリカの国旗がたなびいています。 |
![]() 狭い坂道の両側に続くレンガ造りの家並 |
![]() 綺麗にレイアウトされたお花 |
![]() 趣を添えるガス灯 |
![]() 広い通りに並ぶ高級車 |
![]() 金色に輝くマサチューセッツ州議事堂 |
![]() 州議事堂の前は大きな公園 |
ボストンの町をバスで移動したり、歩いていると4月15日に開催される第117回ボストンマラソンの「2013 BOSTON MARATHON」と書かれたフラッグが沿道にたくさん飾られているのが目に入る。あと2週間後にはこの道をエントリー数27,000人というマラソンランナー達が走り、沿道には多くの応援や見物客で賑わう事だろう。ゴール地点の道路には太い黄色い線が真横に引かれているのが見える。 帰国後の4月15日ボストン・マラソン開催日午後2:45分頃「ボストン・マラソン爆弾テロ事件」がゴール付近2ヵ所で起こり死者3人と多くの負傷者が出ました。犯人は沿道の監視カメラの映像などで特定され逮捕されたが、つい先日訪れたばかりのゆったりと落ち着いた美しいボストンの町を思い、悲しい出来事になりました。 |
![]() 沿道にたくさんの第117回ボストン・マラソンの旗がたなびく |
ボストンの町からチャールズ・リバーに架かるケンブリッジ橋を渡り、しばらく行くと超名門のエリート校ハーバード大学があります。1636年に創立され30人以上のノーベル賞やピュリッツアー賞の受賞者、8人の合衆国大統領が誕生しています。ギリシャ語で「VERITAS」"真実"と書かれた正門からキャンパスに入る。大学は13のCollegeやSchoolから構成され約90の図書館、7つの博物館や美術館、研究所、など約460の校舎があり神話学、科学、医学、コンピューターなど41の専攻がある。オールドヤードキャンパスには創立者で土地の寄贈者「ジョン・ハーバード」の座像がある。100ヵ国以上から集まっている生徒数は2万人。雅子さま、楽天の三木谷氏、作家の村上春樹氏、建築家の安藤忠雄氏、バイオリニストの五島龍さんなどが卒業生である。 |
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チャールズ・リバー橋を渡ってすぐの所にマサチューセッツ工科大学「MIT」の校舎があります。創業1861年、大学生4,000人、大学院生6,000人、校舎880、ノーベル賞受賞者が77名、ハーバード大学と並び全米指折りのエリート名門校の一つです。同じケンブリッジ市にあるハーバード大学とはライバル校でありながらお互いの学校で学ぶことができ、単位互換制度も確立している。マサチューセッツ工科大学は車窓見学でしたが、キャンパスを歩いたハーバード大学と共に世界最高の学びの環境を目の当りにしてきました。 |
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50万点を数える所蔵品を持つボストン美術館は2年前に新館が出来ている。一番有名なものはモネやルノワールをはじめとするフランス印象派のギャラリー。また1980年アジア・ウイングができ日本の展示場には寺院の中の様に作られた部屋に大日如来他多数の仏像の展示や、浮世絵、かってアジアの講師をしていた岡倉天心の「天心園」という庭、焼き物など数多くみる事ができます。ボストンは貿易港としてアジア諸国と関係が深く中国、日本、インドなどアジア地域の美術収集に力を入れており、10万点を超える日本の美術品が収蔵されているそうです。 2013年4月2日(火)〜6月16日(日)まで大阪市立美術館でボストン美術館「日本の至宝特別展」が開催中です。 |
![]() ゴーギャンの何処から来たのだろう… |
![]() モネの親子 |
![]() モネの風景 |
![]() ベラスケスのカルロス王子と使用人 |
![]() ゴッホの家並み(最後の作品) |
![]() ミレーの革命の種をまく |
![]() ピカソ |
![]() ジョージ・ワシントンの肖像画 |
![]() ルーベンスの夫婦像 |
■ボストン⇔ニューヨーク間は東京⇔名古屋間と同じ距離で約4時間のバス移動。夕刻ニューヨークのティーネック・マリオット・アト・グレイポイント・ホテルに到着する。あらゆる分野で世界をリードする大都市、ニューヨークの地に足を踏み入れました。 4月3日(5日目)AM8:00出発、ニューヨーク市内観光の始まりです。 ニューヨークに毎朝入って行く人800万人、マンハッタンに住んでいる人150万人、朝の通勤時間帯は大渋滞で、通勤者用の大型バス専用レーンが一つできどんどん行っている。ハドソン川の下を通っているリンカーン・トンネルを越えると超高層ビルが目に飛び込んでくる。 2001・9・11テロの「グランド0」に建設中の「ワン・ワールド・トレードセンター」が目の前に見える。アメリカ独立にちなみ1776フィート(541m)の高さになり、未だ工事中です。 |
![]() ワンワールド・トレードセンター |
現地ガイドのコールマン・久代さんの案内でフェリーに乗りマンハッタン島南端から約3qはなれたリバティ島にある世界遺産 自由の女神観光をする。 2012年10月に発生したハリケーンの被害に遭い修復工事中、現在上陸しての内部観光は出来ませんが今夏以降オープンの予定です。 自由の女神はアメリカ合衆国の独立100周年を記念して独立運動を支援したフランス人の募金によって贈られ1886年に完成している。右手にたいまつを空高く掲げ、左手にアメリカ合衆国の独立記念日「1776年7月4日」と刻印された銘盤をもっている。女神の台座の内部は博物館となっています。3階建てのフェリーで1時間ほどかけてゆっくり自由の女神像の周りをまわります。リバティ島には上陸出来ず残念でしたが、船上から名だたる世界金融の中心地ウォール街などのマンハッタンの高層ビル群やイースト・リバーに架かる大きな3本の橋など見る事ができました。 |
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![]() ハーバークルーズのフェリー |
![]() 船から見る金融の中心・ウォール街 |
![]() イースト・リバーに架かるブルックリン橋 |
クラッシック芸術の総合施設があるリンカーンセンター。メトロポリタン歌劇場、アメリカン・バレエ・シアター、オーケストラハウス、ジュリアード・スクールなどが集まっている。大きな噴水がある広場やジュリーアード・スクールの前では学生たちのパフォーマンスもみられる。オーケストラハウスの地下に下りて行くと、列を作って入場を待つ大勢の人達がいた。 |
![]() リンカーンセンターの建物 |
![]() オーケストラハウス |
![]() ジュリアード・スクール |
世界3大美術館は「メトロポリタン美術館」、フランスの「ルーブル美術館」、ロシアの「エルミタージュ美術館」である。今回ニューヨークのメトロポリタン美術館に来て世界の3大美術館を見る事ができました。 カフェテリアで昼食の後、猛勉強されて難しい美術館のガイド資格を収得された現地ガイドのコールマン久代さんによるハイライトツアーに参加する。コレクションの幅がきわめて広く膨大な収集があり、コールマンさんがポイントを絞って案内して下さる。とても判り易い案内で疲れずに美術鑑賞できました。宝飾店の息子であるティファニーのステンドグラスやモザイク画、フランクロイドの日本の邸宅の部屋、エジプトの巨大な遺跡の神殿、大好きなフェルメール、19世紀印象派モネ、ロダン、ゴッホ、ドガなどあらゆる時代、地域、文明、技法による作品収集は膨大である。コールマンさんのガイドが楽しく印象に残るメトロポリタン美術館でした。 |
![]() メトロポリタン美術館正面 |
![]() 中に入ったところ |
![]() ヨーロッパの甲冑の展示 |
![]() モネの海辺にて |
![]() エジプト館にある神殿 |
![]() フェルメールの水差しを持つ女 |
![]() ゴッホの糸杉 |
![]() ゴッホの自画像 |
![]() ゴーギャン二人のタヒチの女 |
![]() ティファニーのステンドグラス |
![]() ロダンの考える人 |
![]() クリムトの9歳の女の子 |
政治、経済、芸術、文化、多民族、超一流の頭脳と才能の集積地、・・・テレビ、本などで見ていた景色を実際にみてみたい、本物を感じてみたいと訪れたニューヨーク。マンハッタンの中央を南北に貫く大通り、ティファニーやシャネルなど有名な店が軒を連ねる5番街、車窓見学や街歩き、地下鉄に乗り、ニューヨーカーの憩いの場「セントラル・パーク」そばにある地元の人達の台所「ホール・フーズ・マーケット」に入り、トップ・オブ・ザ・ロックからイルミネーションに輝くマンハッタンの夜景に歓声をあげ、ギュッと凝縮したニューヨークの時間。もう一度ゆっくりと来てみたい。 |
![]() 百貨店THE WORLD'S LARGEST STORE |
![]() 5番街の通り |
![]() 1等地ニューヨーク5番街のユニクロ店 |
![]() 自然豊かなセントラル・パーク |
![]() セントラルパークは人工の公園 |
![]() 7Fにオノ・ヨーコさんが住む高級マンション |
1931年4月1日に出来たエンパイヤ・ステート・ビル。午後3時過ぎ、セキュリティテェックを受け観光写真を撮り地上320m、86Fの展望台へ昇る。風はあるが空気が澄み渡り晴天で視界良好、窓がなく360度直接展望出来る。ハドソン川、国連本部、「グランド0」に建設中の「ワン・ワールド・トレードセンター」、緑がいっぱいですぐ判るセントラルパークの大きな公園、クライスラーの斬新な社屋、リバティ島に建つ自由の女神像などはっきり見える。 |
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5番街・5AV・48STW近くの日本料理「かつ濱 KATSUHAMA」で夕食、のち1時間の自由行動で町を散策、夜7時50分集合してロックフェラー・センターの中心トップ・オブ・ザ・ロックへ。エンパイヤステイトビルと同様にセキュリティ・チェックを受け69階の展望台へ。地上258mの展望台はここも窓の無いところでの眺め。イルミネーションで輝く夜景の眺めは息をのむようなマンハッタンの最高の眺め。南にはお昼間に行ったエンパイヤステートビルが目の前です。右のとがっているビルはクライスラー社の斬新なビルです。 |
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●フィラデルフィア名物「クラブケーキ」はカニのほぐし身を贅沢にたっぷり使いハンバーグのようにしたシーフード料理。宿泊したホテル「ヒルトン フィラデルフィア」のレストランでの夕食に、ご一緒した旅友6人で名物料理に舌鼓を打ちながら楽しいひとときを過ごしました。 フィラデルフィアからボストンへのアムトラックで移動の昼食は有名な老舗レストランの「チーズステーキサンドウィッチのランチボックス」。あつあつのフライドポテトはケッチャップを付けるのがフィラデルフィア流食べ方と。同じくあつあつのチーズステーキサンドイッチは私の好みです。 ボストン「クインシーマーケット」前のレストランでの「クラムチャウダー」はボストン名物。スープの具はジャガイモ、人参、玉ねぎ、セロリにうまみたっぷりのあさり。クリーミーに仕立てた食感は訪米前にアメリカ通の友人から聞いていた通りで納得の美味しさです。 写真は一部ですがアメリカ東部の旅は美味しいお料理に満足の旅でした。 |
![]() ワシントンで魚料理 |
![]() 野菜サラダ |
![]() カニのシチュー |
![]() フィラデルフィア名物クラブケーキ |
![]() チーズケーキ |
![]() ボストン名物クラムチャウダー |
![]() 1/4サンドイッチとポテト |
![]() サラダ |
![]() サラダとパン |
![]() エビのパスタ |
![]() チョコレートケーキ |
![]() ニューヨークステーキ |
(update:2013/05/14)
旅の撮影:CASIO EXILIM-Z300 10.1MEGA PIXELS