★旅す★


NO.2



花と運河と風車の街
春のオランダ・ベルギー周遊の旅
2000年5月13日から8日間

オランダの「リーフデ号」が大分の臼杵に漂着してから今年で400年。
各地で日蘭交流の行事が開かれています。
風車・チューリップ・花・チーズ・水の都のイメージのオランダ。ベルギーなら、中世の街・宗教絵画・チョコレートにワッフル。やっぱり一度は訪れて街の人たちと出会いたい。オランダってどんな国かしら?ベルギーは?


2000・5・14 (オランダ)

キンデルダイクの風車

ロッテルダムの南東10kmの所にあるキンデルダイクの郊外には、18世紀に作られた19基の風車が残っています。
オランダにはたくさんの風車があると思っていましたが、少ないのですね。これだけ並んでいるのはキンデルダイクの他にはないそうです。 この風車は観光客に公開されている一つです。

2000・5・15(ベルギー)

ブルージュの運河めぐり

フランドルの「水の都」ブルージュは中世の景観をそのままにとどめ、 石畳の広場や小路、階段状の切妻屋根、赤褐色のレンガ造りの家並みが残り、 きれいで可愛い街でした。
朝の澄み切った空気を感じながら、40分ほどの楽しい運河クルーズです。

2000・5・15(ベルギー)

ゲントの聖バーフ寺院

ファン・アイク「神秘の仔羊」の祭壇画がある聖バーフ寺院はゲントの街にあります。レイエ川に架かる聖ミヒエル橋の上から見たグラスレイは、水面に美しい影を映し、たくさんのギルドハウスが並んでいます。

2000・5・15(ベルギー)

ブリュッセルの小便小僧

「ブリュッセルの最長老市民」のキャッチフレーズで、世界的に有名な小便小僧。別名ジュリアン君としても親しまれています。愛らしい像に世界中から衣装が送られ、現在世界一の衣装持ちだそう。グランプラスの広場のすぐそばにあり、想像していたよりずっと小さな像でした。

グランプラスのゴディバ本店

世界で一番美しい広場「グランプラス」は、職人の家(ギルドハウス)で囲まれた約110m×70mの広場です。世界一おいしいチョコレート「ゴディバ」の本店は写真右の建物です。ベルギーワッフルの「マネケン本店」もすぐ傍にあり、本場のワッフルを食べてきました。お料理もお菓子もおいしいグルメの国ベルギーです。

旅の4日目 2000・5・16(オランダ)はブリュッセル〜ナミュール〜デュルビュイ〜マーストリヒト。
アルデンヌの古城散策をし、世界で一番小さな町「デュルビュイ」から国境を超えて再びオランダのマーストリヒトへ。
オランダの南端にある古い街マーストリヒト。ドイツ、ベルギーとの国境に近くに位置しているため、中世から交通の要所、城塞都市として栄えた街です。ガイドの可愛いクリスティーヌさんと街中を散策しました。

2000・5・17(オランダ)

ユトレヒトのデハ-ル城

ユトレヒト郊外にあるデハ-ル城は14世紀のお城。バラの花咲く庭園、そびえたつ尖塔、赤と白のよろい戸と、まるでメルヘンの世界です。

2000・5・18(オランダ)

アールスメアの花市場

アムステルダム・スキポール空港のすぐ南にあるアールスメア花市場は 世界最大の花せり市場です。規模の大きさにびっくり。 オランダから日本へ鮮度のいい花々がたくさん届いています。

2000・5・18(オランダ)

花の公園キューケンホフ

春のオランダ最大の楽しみは、世界最大のチューリップ公園見学。 開園は3/25〜5/19まで。今年は花が早くチューリップは終わっていましたが、ヒヤシンス、アイリス、しゃくなげ、つつじ等満開。広大な園内は白鳥などの水鳥の泳ぐ池や花壇がありとてもきれいです。
チューリップは4月下旬から5月初めが最も見頃のよう。

2000・5・19(オランダ)

ゴーダチーズ工房

なめらかでクリーミーなナチュラル・チーズで、オランダで最も一般的なゴーダチーズ。燻製にしたスモークチーズ、にんにく入り、ハーブを混ぜたもの 等さまざまなチーズが作られていく様子を見学しました。 本場のチーズカッターを買いました。薄くスライスできておいしいです。





☆・‥…━━━☆ 旅の感想 ☆・‥…━━━☆

  花と風車と緑に包まれたベネルクスの旅。
画家フェルメールの住んでいたデルフトの街を訪れました。4月4日に天王寺の大阪市立美術館で見た傑作、「青いターバンの少女」や「台所女中」に思いを馳せました。また、ゴッホ美術館で代表作「ひまわり」など炎の画家の生涯をたどりながら、多くの芸術家達の作品を堪能しました。
オランダ最後の日、トラムに乗りツアーの人達10人でアンネ・フランク・ハウスにいきました。ナチスドイツに追われアムステルダムに逃げてきたアンネ・フランク一家の隠れ家です。アンネの日記は小さい頃読んでいましたが、 戦争の悲惨と狂気が改めて実感として迫ってきます。
ベルギーの本場のワッフルは日本で食べるものと全然違っています。 私はフルーツがたくさん乗っているワッフルを食べました。とてもおいしいです。気候はオランダが寒く、反対にベルギーはTシャツ一枚でいいくらい暑く異常気象だそうです。夜は9時過ぎまで明るく、観光に十分時間をかけることが出来ます。友人がベルギーに住んでおり、より身近な素敵な国でした。


(Update:2000.11.6)



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