★旅の思い出を写真でご案内します★
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2011年06月19日(日)〜06月26日(日)8日間
Ireland![]() |
正式国名…アイルランド 面 積…7万280平方km(北海道とほぼ同じ) 人 口…約445万人 首 都…ダブリン 人口121万人 政体…共和制・EU(欧州連合)に加盟 通 貨…ユーロ 公用語…ゲール語と英語 |
★北大西洋のアイルランド島に存在するアイルランド共和国。北東に英国北アイルランドと接し、アイリッシュ海をはさんで東には英国がある。古代遺跡がたたずむエメナルドの島・アイルランド島。バレン高原や大西洋に突き出たモハーの断崖、知人が在住の首都ダブリン、そして一番の楽しみは私が長く携わってきたニット・アランセーター発祥の地と言われているアラン諸島を訪れることです。 日本からの直行便がないため今回は南回りでトルコ経由。関西国際空港発22:30、トルコ航空にてイスタンブールへ。飛行時間:12時間30分。時差(日本/トルコ)-6時間。乗り継ぎアイルランドの首都ダブリンへ。飛行時間:4時間30分。時差(日本/アイルランド)-8時間(サマータイム中)。2日目AM10:40到着です。 首都ダブリンは晴天で明るい陽ざし、気温は16度。阪急トラピックス「アイルランド感動体験8日間」、ツアー仲間23名、添乗員は足立隆さん。大きくて綺麗な観光バスに乗車、日本と同じ左側通行。イギリスのコッツウオールズを思い出すようなのどかでモザイク模様に広がる緑の畑が美しく、小高い丘に放牧された牛の群れが見える。まず昼食場所のホテルレストランへ。レストランの壁にかかるお花や庭先に植えられた綺麗なお花、ゆっくりと美味しいお料理に旅の疲れも癒されます。首都ダブリンから西へ、時計と反対回りにアイルランド観光が始まりました。 アイルランドの国の色は緑、bgcolorを緑に初期キリスト教の遺跡・クロンマクノイズ見学から旅の写真をご覧ください。 写真の上にカーソルを乗せていただくと小さな説明文もご覧いただけます |
◆首都ダブリンから最初の宿泊地・アイルランド西部の中心都市ゴールウェまで200q。その中間地にある初期修道院跡・ケルト文化の遺跡「クロンマクノイズ」はアイルランドの十二支徒の一人、聖キアランが6世紀に建てたもので、初期キリスト教の中心地として栄えていた。古代ヨーロッパの中・西部に住み、やがてアイルランドにたどり着いたケルト人。ケルトの十字架は柱頭の十字部を「円環」でつないだ特長ある形で、この十字架はケルト文化圏だけに見られるもの。背丈の倍以上のものもあり「ハイクロス」とも呼ばれている。クロンマクノイズには大聖堂や3つの「ハイクロス」、2つのランドタワーがある。ハイクロスには全面に聖書の教えや物語が刻まれ、現在のものはレプリカで本物はビジターセンターに大切に保管されている。クロンマクノイズはシャノン川沿いに静かに佇み美しい風景だ。 |
![]() 大聖堂と模造のハイクロス |
![]() 静かに佇むクロンマクノイズ |
![]() シャノン川側にあるランドタワー |
![]() 全面に聖書の教えが刻まれている |
![]() 本物のハイクロス |
連泊したアイルランド第2の都市「ゴールウェイ」。大学の町として有名で人口約8万人のうち15%が学生で若者の町でもある。昔は小さな漁村であったが中世の時代に発展し、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリアなどと貿易、今でも桟橋に名残のスペイン門がある。 1963年にケネディ大統領が訪れ、記念のモニュメントがあるケネディ・パークあたりを見回すと綺麗でモダンな近代的なビルが建ち並ぶ。レストランやパブ・ショッピングエリアで多くの人が賑わう通りから、聖ニコラス教会、リンチ家の城などを見て回る。ゴールウエイは西部の中心都市として活気にあふれ、アラン諸島への中継地として観光客も多いそうだ。 |
![]() 聖ニコラス教会 |
![]() リンチ家の城・現在は銀行 |
![]() 賑わうウィリアム・ストリート |
![]() きれいなエア・スクエアの入り口付近 |
![]() エア・スクエア別名ケネディ・パーク |
3つの島からなるアラン諸島、中でもイニシュモア島は長さ14q、面積39平方km、アラン諸島最大の島。ゴールウェイからフェリー乗り場ロッサヴィール港へ行く途中には、アメリカのジョン・フォードの父親が住んでいたスピダルの町、ヒースが生える嵐が丘のような風景、牛の放牧、コッツウォールズのような家並の風景が見られる。 観光客で満席の高速艇に乗船し約45分、イニシュモア島へ。 ミニバスに分乗してイニシュモア島ツアーに出発。レンタル自転車やのんびり島を満喫できるポニーの周遊ツアーもある。最大の見どころは南岸の丘にある半円の古代遺跡ドン・エンガス。 アラン諸島はケルト文化をかたくなに守ってきた島。イニシュモア島は人口約900人。日常的にゲール語を使い、本土からゲール語の勉強に来ている学生達を見かける。島を覆い尽くす石灰岩の岩盤、大地と海、2つの恵みが美しい島を造っている。島での畑を維持する石垣、土がないのにジャガイモ畑が広がっている。海藻と石灰岩と砂で作っているそうだ。 |
![]() 乗船した高速艇 |
![]() イニシュモア島の埠頭付近の風景 |
![]() ポニーの周遊ツアーも |
ドン・エンガスビジターセンターから石道を歩いて約30分。崖に建てられた半円状の石積みの古代遺跡ドン・エンガス。堅牢な石垣を持ち、砦とも神殿ともいわれている。石垣の中央に長方形の石板、何を目的に作られたのか全てが未だ解明されていない謎に包まれた古代遺跡、不毛な大地が広がる。砦の先は大西洋に面する断崖。海面からの高さは90mありすごい迫力。風が吹き、足元はデコボコの岩場でコワイ!! 断崖から下を眺める時は寝そべって。それでもこわごわで手を差し出すくらいしかできない。 |
![]() ドン・エンガスに向かって歩く |
![]() 小高い丘の上に建てられている |
![]() 前方に見えるのが遺跡 |
![]() ドン・エンガスの絵はがきです |
![]() 90mの断崖は迫力満点 |
![]() 断崖から寝そべって下を眺めるがこわい! |
アラン諸島は6世紀の昔から編み続けられているアランセーターの故郷としても知られている。島の暮らしを支えている漁業。アラン諸島の漁師とその家族たちが舟と共に守ってきたアランセーター。その独特の編み柄には、大西洋の荒波や風に向かって漕ぎ出す漁師、その無事と豊漁を願う妻達の祈り、家族の強いきずなをつなぐ意味が込められているのです。ロープや命綱、生命の木、元気で働けるように、富が得られるように…と一つ一つその意味のある柄の組み合わせは家々の編み手によって家紋のごとく異なり、柄が浮き出すように入ったセーターは母から娘へと受け継がれている。荒海に漕ぎ出す男たち、それを優しく包む家族の愛。油分を抜かず羊毛のままで水をはじく最高の防雨具・防寒具でもある。 私も夫のために、健康(生命の木)や生命の安全(命綱は縄編み)、富(ダイアモンド)、元気で働く(アランハニカム・働き蜂)など色々ないわれのある柄を組み合わせて編んでいますのでご覧ください。アランセーターの故郷であり発祥の地アラン諸島訪問は、私のライフワークでもある編み物を訪ねる旅でもあり一番楽しみにしていました。アランセーターは伝統的な編み柄と共にこれからも長く多くの人に編み続けられる事でしょう。 |
![]() 手編みアランセーターを売っているお店 |
![]() 私が編んだ夫のアランセーターです |
![]() 柄や色を変えて編んでいます |
アイルランド西海岸、ゴールウェイ湾をはさんで南にあるバレン高原には、太古の時代に海が隆起した石灰岩が広がる不思議な丘陵がある。バレン高原では地中海やアルプスでしか見られない花などの植物も見られる。石灰岩の高原様地形に巨大なテーブルがありひときわ目を引く。名前や見た時は先住民の巨人たちが食事をするときのテーブルかと思ったが・・・自然の石を立てた巨人のテーブルはドルメンという高さ1.5mほど?、重さ1.5dもある大きな支石墓らしい。基礎となる支石を数個埋葬地を囲むように並べ、その上に巨大な天井石をのせる・・・というドルメンの説明を聞くと納得。イギリスで見た謎の巨大遺跡・世界遺産のストーンヘンジも不思議な景観だったが、どのようにしてこのような巨大な石を積んだのでしょう。 |
![]() ドルメンという不思議な巨人のテーブル |
多くの観光客が訪れる断崖絶壁のモハーの断崖はバレン高原南東の端にある。海面からの高さ230m、8qにわたって大西洋に突き出しているモハーの断崖は、まるで大西洋にいどみかかるようにそびえ、人間を拒絶するような圧倒的な存在感を誇っている。 断崖には多くの動物が生息し、絶壁には海鳥が多く巣を作りアイルランド最大のコロニー、たくさんの海鳥たちの命を守る砦となっている。 私達が訪れた6月22日は大西洋からの風も少ない方だったが、秋から冬になると強風で海水の水しぶきが雨の様に降り、すばらしい眺望が楽しめるオブライアン塔に通じる坂道は歩くというより転げるようになるそうだ。転落事故もあったそうで最近は柵が設けられ、ドン・エンガスのように絶壁の傍まで行けないようになっているが、息をのむような迫力だ。 |
![]() オブライアンの塔から東を望む |
![]() 北の方を望む |
![]() アイリッシュハープの路上ライブも |
観光客に人気の高い村「アデア」。1976年「アイルランドで最もかわいい村コンテスト」で優勝しました。アイルランドの原風景ともいえる愛らしい家、かやぶき屋根の家屋や石造りの建物、庭には赤や黄色・紫の花が咲いています。ブティックやお土産やさん、インフォメーションセンターもあり、多くの人達でにぎわっています。 |
![]() 良く手入れされた庭 |
![]() 観光客が多く、たくさんの車が行き交う |
![]() かやぶき屋根のかわいい住まい |
湖と小高い山々に囲まれた豊かな自然、起伏に富んだ地形、アイルランドの湖水地方と呼ばれるキラーニー。キラーニーの手つかずの大自然は岸辺が緑で埋め尽くされた美しい景観。豊かな森と3つのつながった湖があり、アイルランドで一番最初に国立公園になったキラーニー。キラーニー国立公園にあるマックロク・ハウスはヴィクトリア王朝風の美しい外観と庭園。政治家の邸宅だったがギネス家に渡っている。 |
![]() マックロス・ハウスの外観 |
![]() 庭園に湖と森が借景になって美しい |
![]() 手入れの行きとどいた庭園 |
キラーニーから車で一時間半、アイルランド南部の中心都市コーク。アイルランド第2の都市コークは古くからの港町として発展している。コークの人口は70万人、街中には12万人が住んでいる。2005年に欧州文化都市に選ばれ、遊歩道や街並みが綺麗に整備されている。 今年2011年5月17日、英国君主として100年ぶりにエリザベス女王がアイルランドを訪問。首都ダブリンのトリニティ・カレッジや独立記念碑に加え、コークのイングリッシュ・マーケットを訪問されました。1610年に始まり魚、肉、チーズ、フルーツ、パン、果物などあらゆる食材が揃い、見ているだけでも楽しい。乾燥イチジクやナッツ、果物を買いました。 |
![]() イングリッシュ・マーケット入り口 |
![]() 新鮮な食材が揃っています |
![]() 美味しいパンが並ぶお店 |
![]() リー川とジョージア調のアパート | ![]() 右手奥の尖塔がシャンドン教会 |
![]() 整備された綺麗な街並み |
コークの町から北東へ、首都ダブリンとのほぼ中間地点にあるキルケニーは、多くの歴史的建造物が中世の雰囲気を残している。石畳の路地を通り、今はレストランなっている「Kyteler's inn」、1710年創業のビール会社「SMITHWICK’S」醸造所、中世の暮らしぶりを知る上で貴重な石造りの裕福な商人の家「ロス・ハウス」、修道士が黒衣を着ているからと名付けられたドミニコ派修道院の「ブラック・アビー」、町の語源の由来となった「聖カニス大聖堂」、最後は均衡のとれた建築美で名高い古城「キルケニー城」を入場観光する。キルケニーは歩いてまわって楽しい、まるで中世に迷いこんだような、活気ある声が今も聞こえてくるような町でした。 |
![]() 14世紀の建物、今はレストラン |
![]() 16世紀裕福な商人の建物ロス・ハウス |
![]() 町名の語源となった聖カニス大聖堂 |
![]() キルケニー城入り口付近 |
![]() 庭園側から見た美しい建築美 |
![]() 広大な敷地に広い庭園 |
2日目・6月20日にダブリンに降りたってから4日ぶりにまたダブリンに戻ってきました。 アイルランドの首都ダブリンは人口の3割が集中し、活気あふれる大都会である。 ダブリン市街の中心地にあるアイルランドの最高学府「トリニティ・カレッジ」。 1592年に英国のエリザベスT世により設立されたアイルランド最古の大学で400年以上の歴史と伝統を誇っている。トリニティ・カレッジの図書館は400万冊以上の蔵書があり8つの図書館に分かれて収められているが、中でも「オールド・ライブラリー」は1712年トーマス・バーグによって建てられた最も古い建物。有名な福音書「ケルズの書」は、豪華な装飾が施された装飾写本のひとつで、9世紀初めに修道士たちがひと筆ひと筆丁寧に鮮明に複写しているケルト美術の最高傑作、約300年にわたって保管されている。オールド・ライブラリー2階にあるワンフロアーのロングルームに天井までびっしりの蔵書がありそこの一角に展示され、見事な装飾写本「ケルズの書」を見学できる。「ケルズの書」は全部で340枚、展示ページは半年ごとに変えられるそうだ。 ここには15世紀ごろに製作されたアイルランド最古のハープも展示されている。ハープはアイルランドのユーロ硬貨のデザインになっている。 この日卒業式がおこなわれており、トリニティ・カレッジの広場では黒いマントに女性は帽子、男性は黒いマントで家族や友人の祝福を受け、あちらこちらでおめでたい喜びの輪が見られ嬉しい光景に出会えました。 |
![]() 入り口のトリニティ・カレッジの案内板 |
![]() 「ケルズの書」を収めるオールド・ライブラリー |
![]() 「ケルズの書」の看板 |
![]() コンサートホール |
![]() 2011.6.24 喜びの卒業式風景 |
![]() 色んな国の衣装も見られました |
おしゃれなアートの中心「テンプル・バー」はダブリン市街地を流れるリフィ川の南側に広がる石畳の通りの名称。綺麗でモダンなビルにギャラリーや劇場、インテリアやアート、ブティック、家具などのお店があり、一筋入るとさまざまな人気のレストランやパブがたくさん並んでにぎやかで楽しい通りが続く。パブを覗くとアイルランドの伝統的楽器フィドル(=バイオリン)のビートを刻む音が聞こえてくる。パブには仕事を終えた人々が色々な楽器を持って集まってきます。アイリッシュ・パブは街角のいたる所に音楽の気配があふれ、ビールやウイスキーなどのアルコールやソフトドリンクを飲みながら話が弾む楽しい場所のよう。音楽大好き、生演奏大好き、お酒は少々の私…でもウキウキ心躍る場所。アイルランドは夏時間中、夜10時頃まで明るい。 |
![]() 1198年創業パブ「ザ・ブレイズン・ヘッド」 |
![]() テンプルバーのアイリッシュ・パブ |
![]() 夜遅くまで賑やかなパブ&レストラン街 |
![]() 夜になるとにぎやかなアイリッシュ・パブ |
![]() よりどりみどりのお酒の種類 |
アイルランドと言えば世界的にも有名なギネス。1759年、ギネスの歴史はダブリンから始まっています。本場ギネスビールの博物館「ギネス・ストアハウス」を見学する。7階建ての最新でモダンなデザインのビルの中には、製造過程や歴史などが紹介されている。7階のギネスをサービスする無料試飲会場は総ガラス張りのパノラマで、ヨーロッパ最大の醸造所が眼下に広がる。大勢の来場者でとても賑やかな試飲会場だ。ギネスはスタウトという種類の黒ビール。良く冷やしゆっくりゆっくりグラスに注ぐと茶色っぽい色なので黒い色に変わるまでばらく待つ。上にクリーミーな泡ができさあ飲み頃。アルコール度数はやや高めながらとても美味しい本場のビール。ダブリンの街を高い所から眺めながらギネスビールを味わう。 |
![]() ギネス・ストアハウスの見学です |
![]() アイリッシュ・ハーブが目印のギネス |
![]() 本場のギネスをサービスする店員 |
![]() ダブリンバス |
![]() 聖パトリック大聖堂入場観光 |
![]() レース模様のドアが美しいお金持ちの家 |
アイルランドは16%が農地、47%が牧場並びに牧草地で農業や牧畜業が多く、乳製品や肉、その加工食品が多く食されている。ミルクチョコレートやDAIRY CREAM …FUDGE…のキャラメル、朝の牛乳、ヨーグルトなど美味しい。石灰岩のカルスト地形の所でもジャガイモ畑が見られるように、ジャガイモは色々な料理法で食事に添えられ、それぞれいい味でジャガイモにも存在感がある。いたのファームのジャガイモも帰国後7月初めには収穫、美味しいジャガイモ料理はとても参考になりました。海に近く新鮮な海産物、新鮮な野菜や乳製品、ラムやポーク、肉。メイン料理は好みで何種類かのなかからチョイスできたり食材も豊富でパン、前菜、スープ、メインディッシュからデザートまできれいに美味しく調理されている。 ギネスビールはそれぞれ各自でパブ・カウンターまで注文に行くと、最適に冷やされたギネスは細長いグラスにそそがれる。上に乗っかるクリーミーな泡をこぼさないよう座席まで戻り、ギネスを美味しそうにのどを潤す…旅仲間の幸せいっぱいの様子…アイルランドならではの情景でした。 |
![]() ラザニア 野菜とフライドポテト添え |
![]() シチュー |
![]() 2種のポテトとミックスベジタブル |
![]() 前菜・パンに燻製の魚が乗って |
![]() サーモンのグリル |
![]() 新鮮な野菜のサラダ |
![]() 私は白いパンがお気に入り |
![]() アイリッシュシチュー |
![]() チキンの胸肉ベーコン巻 |
![]() フィッシュパイ |
![]() チキンカツ |
![]() デザート |
(update:2011/08/14)
旅の撮影:CASIO EXILIM-Z300 10.1MEGA PIXELS
bgsound:アイルランド民謡 ダニーボーイ(ロンドンデリーの歌)