神々の住む島インドネシア |
神々の住む島・リゾートの島インドネシア・・・ ボロブドゥール遺跡とプランパナン遺跡。 感動のエジプト旅行に続き2つの世界遺産を巡る旅。 3月は雨季の最後。雨季といっても日本のつゆと違い突然スコールがやってきて、あっという間に晴れ間がのぞく。熱帯雨林気候とサバンナ気候に属して湿度が高く一年中暑い。 13,667の島々からなるインドネシア。住む人々を細分化して3,000以上もの言語と民族に分かれる。多様な文化や雄大な自然とのふれあい・信仰心の厚い人達との出会いを楽しみに。 AM.11時関西空港からガルーダ・インドネシア航空に乗り7時間。 インドネシアの旅をご覧下さい。・・・・ |
バリ王宮料理・リスタフェル料理 |
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「ダヤン・ダヤン」(宮廷の女官達)が運んで来る王宮で行われていた、バナナの葉に料理を盛る「リスタフェル」料理です。これで一人分。全員の料理が出来るのを待ってガムラン音楽に合わせ、民族衣装に身を包んだ女性達が一列に並び目の高さにかかげ運んできますので壮観です。バリ島に来たことを実感しました。焼鯛、エビ、焼き鳥、から揚げ、ナシゴレン、ミーゴレン、生・温野菜などがあります。 ●ナシゴレン=インドネシア版チャーハン●ミーゴレン=塩味のやきそば ●ガドガド=サラダのこと。 |
◆ 野菜・果物・魚などの朝市へ…マンゴスチンやサラなど熱帯の果物の試食をしました。 ◆バリ博物館…宮殿と寺院の様式をしていてバリ島古来の祭りの道具や仮面などが展示されています。 ◆トパティ村のバティック工房…ろうけつ染の実演。 ◆バリ民家の訪問…実際に生活しているところを見せていただきました。 丁度女性がもち米を蒸して直径12〜13センチ・長さ30センチほどの筒に入れ、切って乾かして揚げるお菓子を作っていました。 ◆バリ陶器・ジンガラ焼の見学…私の大好きな焼き物がたくさんあります。 |
ソロのフルーツ市 |
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インドネシアは熱帯のフルーツ天国!!
ドリアン・ランプータン・マルキッサ・マンゴー・ココナッツ椰子・モンキーバナナ・マンギス・ジャックフルーツ等など・・・珍しい果物がいっぱい。 もちろんイチゴやリンゴ・みかんもあります。初めてのものがたくさんあり色々買って味わってみました。 雨季と乾季の境目は比較的なだらか。 雨季は熱帯のフルーツやシーフードがおいしいシーズンです。 |
■サンギラン考古博物館…人類の遠き祖先・ジャワ原人の頭蓋骨が発見され展示されています。 ■ラダヤプッサカ博物館…ガムラン楽器が展示してあります。青銅打楽器を中心として、弦楽器、木管楽器、木琴、太鼓、大きなドラなどです。ホテルのロビーでも、夜演奏されていました。美しい音色と歌声です。 ■骨董市へ…インドネシアの骨董品が所狭しと置かれています。 ■マンクヌラガン王宮…開放的なジャワ建築様式の王宮。大理石の豪華な大広間にはビックリです。 ■本場ジャワ更紗工房見学…伝統芸術で最も知られているのがろうけつ染「バティック」(ジャワ更紗)。手書きで手の込んでいるものは高価です。伝統的に使われる色は、青・茶・黄色でこれらの色はジャワでは生命の象徴とされているそうです。 |
世界遺産ボロブドゥール遺跡観光 |
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南国の情熱が生んだ壮大な大乗仏教Mahayanaの石像の建築物Borobudur。 椰子の樹海が広がるケドウ盆地に世界最大級の仏教遺跡はそびえていました。 | ●遺跡は自然の丘に盛り土をし、その上に高さ23cmで統一された安山岩のブロック100万個を接着剤など使わずにただ積み重ねた「空積」で作られています。 下部方形の6層と上部円形の3層からなっています。 |
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![]() | 登場人物は1万人! | 最後の階段を上がると急に視界が開け、ストゥーパが林立する広々とした円壇に出ます。眼下には樹海が広がり遠くムラピ山やスンビン山が望まれます。 修学旅行生で大混雑していました。 |
824年の建造物と考えられているボロブドゥール寺院。なぜか1,000年以上も密林の中で火山灰に隠れ眠り、今なお秘密のベールに包まれ多くの謎が残っています。 名前の由来は? またこの巨大な建築物がなんであったのか? なぜ1,000年以上の永きに亘って歴史から消え去っていたのか? 現地ガイド・ワルーノさんの熱心な説明に色々と想像をめぐらして聞きました。 |
●ムンドゥツ寺院…内部に安置された巨大な石仏三尊像はジャワ美術の最高傑作と言われているそうです。 ●パオン寺院…ボロブドゥール寺院のすぐそばにある小さな寺院。中はなにもありませんが、側壁のレリーフが見応えありました。 |
世界遺産プランバナン(Purambanan)遺跡観光 |
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プランバナンはいくつもの遺跡が残る巨大な寺院群で、その中心がヒンズー教の寺院でシヴァ神殿のあるロロ・ジョングラン寺院です。856年に建てられたと推定されています。シヴァ神殿は天に燃え盛る焔のようで近くに立つととても大きくて圧倒されてしまいます。ヒンズー教寺院としては、東南アジア最大規模です。神殿の外壁には緻密なレリーフや石像が彫られており、その規模には驚かされます。 寺院の周囲には1584年の火山爆発などで半壊した小祠堂が224棟も転がり今だ修復されていません。壮麗な寺院群と広々とした史跡公園は 時間があればのんびりゆっくり過ごしたい所です。 |
◆◇〓観光地の売り子は、非常にしつこくて一人二人三人とどんどん膨らんでついてくるのでそれには少し閉口しました。大人も大勢いますがとてもかわいい顔をしている子供達が多くて、断るのに大変でした。 |
バリのお祭り |
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専用バスでキンタマーニ高原へ行く途中、バリ農村部のお祭りに出会い思わずシャッターを切りました。写真に写っていないのが残念ですが、列の中央には神輿のようなものを担いでいました。。男性達が正装のコスチュームで頭に白い布をむすび、白いシャツに黄色地の長い更紗を巻スカートにしてはいています。バリは約9割がヒンズー教で、牛肉が食べられません。前日までオダラン(寺院の建立を記念する祭礼)が行われていたそうで、各家の前にはお祭りの名残のお供えの飾りがありました。 |
タンパクシリンのおばあさん |
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タンパクシリンのティルタ・エンプル寺院で頭に荷物を載せた元気なおばあさんに出会いました。私には到底考えられないのですが、10s・20sではなく100sを運ぶ女性もいるそうです。そんな重たいものをどのようにして頭にのせるのでしょうか?頭に載せて運ぶ習慣は女性だけで、男性は載せないそうです。 何人かに出会いましたが、やっぱり女性だけでした。 |
ウブド北側・テガラランの棚田 |
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南部リゾートエリアとはまるで違う美しい棚田の風景。バリ島では稲田がたくさんあります。田植えをしたばかりの所…だいぶん大きくなっている所…頭をたれている所…刈り入れた後の様子…とさまざまあり、一年中稲作できそう。赤道直下なので1年を通して暑いからでしょうね。この棚田は田植えをしたばかりです。 周囲には木彫りなどの工房や民芸品店、国際的にも評価の高いバリ絵画の村があります。バリ絵画は緻密で多彩で大胆な構図のものが多く見られました。 |
バリ伝統舞踊・ケチャックダンス |
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松明の火を囲んで白黒の格子柄の腰巻を着ただけの男性が100人以上も輪になり、「チャッチャッ」とか「チョッチョッ」とサルの鳴き声を真似し、声色だけでガムランのような複雑なリズムを合唱します。バリ伝統舞踊で夜6時半からはじまり1時間半あまり華やかな舞台が繰り広げられました。ケチャックダンスは物語の踊りになっています。舞台の近くで見ましたので、踊り手の表情がよく判り大熱演でした。 |
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世界遺産のボロブドゥール遺跡とプランバナン遺跡を見たくて選んだインドネシア旅行。世界最大級の仏教遺跡は、予想通り見る者に人知の底知れなさと、かってジャワに咲いた仏教文化の成熟を伝えてくれました。 まだ寒い冬の日本から30度を越える暑い国へ、蒸し暑さには少し驚きましたが、楽しみにしていたスコールに旅行中1度も遭わず少々残念でした。 熱帯のフルーツはとても豊富で道ゆく所あちこちに椰子の木やランプータン・マンゴ・バナナなどの木がたくさんあり実がついています。 なるほど熱帯雨林の国にいる実感です。 インドネシアの人達はとても明るくどこに行っても私達にやさしく好意的です。スマトラ島の「アチェ」のように民族問題で紛争が続いている所もありますが、ツアーで行く所は紛争のない平穏な所ばかりです。 丁度卒業旅行のシーズン中で、大学生の若者達で往復の飛行機は満員。 彼らはサヌール海岸での泳ぎ、クタの海岸でのサーフィンなど楽しんで真っ黒に焼けて元気いっぱい・・・もう今は社会人として頑張っているのでしょうね。・‥…━━━★ |
インドネシアの思い出に・・・ |
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♪バリ島の織物の代表「イカット」はトゥガナン村が有名で伝統的な柄が多く見られました。写真の品物は35センチ×100センチのテーブルセンターです。 ♪インドネシアは熱帯のフルーツ天国で、ドリアン・マンゴ(Manga)・モンキーバナナ・ランプータン・サラ・マンゴスチン(Manggis)の7種類のオーナメントを買ってきました。やはり木彫りで木の葉の形をした明るい黄色の器に載せています。フルーツの王様として有名なドリアンはキンタマーニ高原のお店でたくさん売っていました。トゲトゲでグロテスクでもあり、恐ろしげでもあります。香り、匂いが独特です…。 ♪インドネシアのスラウェシ島(セレベス島)中央山岳地帯から産出されるトアルコ・トラジャコーヒーは世界的にも有名です。…海抜1400メートルの高地で温度差が激しく、1日1度は霧が降りるという条件でおいしいコーヒー豆が栽培できるそうです。今まで味わった事のないトラジャのコーヒーはさすがおいしく、記憶に残るようなコーヒーです。 ♪バリ陶器ジンガラ焼の絵皿のような鍋敷きは 17センチ×17センチの大きさです。セラミック入りのしっかりした焼き物で色がとてっも綺麗でしょう!! トルコブルーの地色に南国のフルーツが描かれています。下に3aほどの足が4本ついていて感じいいのです。 小鉢はやはりセラミック入り焼き物で、綺麗なレンガ赤をして地模様が彫ってあります。ジンガラ焼の工房には色・形がとてもおしゃれで感じのいい物がたくさんありました。 ♪バティックなどの布製品、伝統的な木彫りや銀製品などもあります。 |