NO.10


2003年07月08日から
オアフ島・ハワイ島へ 4泊6日の旅


ワイキキの海岸線に沿って立ち並ぶ高層ホテルやビーチでの日光浴風景などは映像でよく目にします。多くの方が2度、3度と出かけられるハワイの魅力はなんでしょうか?
のんびりと過せるから・・・ショッピング・・・ビーチでの日光浴・・・ハワイの海を楽しみに・・・それともゴルフ・・・マラソン・・・
私達の目的は、観光とハワイの歴史に触れてみたくて、20回目の海外旅行は初めてのハワイの旅を選びました。
夜9時関西国際空港を飛び立ち7時間あまりの搭乗で午前10時ホノルル国際空港へ到着です。



澄み渡った青い空にまぶしく暑い日差し、でもちょっと陰に入るとカラッとした心地よい風がほほを伝います。
初めてのハワイ!! まずはリムジンに乗って半日ホノルル市内観光へ。


黄金に輝くカメハメハ大王像・ホノルル
ハワイの島々を統一という偉業を成し遂げた偉大なるカメハメハ一世。今もハワイの人々から敬われています。
ハワイ島カバアウのオリジナル像、ハワイ島ヒロにある最新の像、そして写真のホノルルにある像、とハワイには3体の王銅像が建立されています。
写真の後に写っているハワイ州最高裁判所一階にはカメハメハ大王の歴史資料館がありますが、顔が銅像と全然違います。
ボストン出身の彫刻家が側近の美男子をモデルにしたためとかで西洋人に近い顔をしています。

大王の誕生日とされる6月11日はハワイの祝日になっています。


ヌウアヌ・パリ展望台…カメハメハ大王がハワイ島からオアフ島征服の最後の戦場となった所。常に強風が吹く名所でコインを投げても戻ってくるとか…、グライダーが飛んでいました。眺めは抜群で眼下にはゴルフ場、遠くに目をやると美しさはハワイ随一とも言われるカイルア・ビーチや高級住宅街などが見られます。
ヌウアヌ・パリからの下り坂では高いビルの向こうに水平線が広がって見られ、とても美しいパノラマ風景です。
パンチボウルの丘…火山の噴火口の跡で、底がへこんでいるパンチボウルのようになっている事から名付けられました。第一次世界大戦以降、ベトナム戦争までの戦没者を祀った国立太平洋記念墓地になっています。
ジャングル探険…8000種類の植物が生えています。竹もありました。圧巻は野生のポトスにインディアンバニアン(空中根)のつるがまつわりついている大きな樹が多いことです。

夜は南国ムード満点のアロハディナーショー…サモア・マウイ・タヒチ・オアフなどのフラダンスやファイアーダンス。ニュージランドのマオリ族が舌を出して踊るマオリダンスもありました。




2日目はオアフ島一周観光と、
夕方5時半からはサンセットディナークルーズです。


ダイアモンド・ヘッドを望むワイキキの浜辺 ハナウマ ・ ベイ

ハワイ諸島(ハワイ州)には132の島があり、そのうち人が住んでいるのは8島、うち一つのニウハウ島は個人の所有です。ワイキキがあるのはオアフ島で多くの日本人で賑わって日本語があふれていました。ワイキキビーチではサーフィン、日光浴、泳いでいる人などハワイの海を楽しんでいる人が大勢いました。日中の日差しはかなりきついので、とても泳げませんでした。 オアフ島bPのビーチで海洋保護地区となっています。ワイキキの浜辺は観光客で賑わいますが、ハナウマ・ベイは現地の人が一番よく行く所とか。アメリカ本土が夏休みで、駐車場は満車状態でした。湾内には珊瑚礁が広がり、白い砂浜、コバルトブルーの海はとても美しく透き通っています。シュノーケルやスキューバ・ダイビングを楽しんでいる人が見られます。

アリゾナ記念館
記念館から見たパールハーバー

1941年12月7日の旧日本軍による真珠湾攻撃で海中に没したアリゾナ号。1177名の犠牲者を弔う為に建てられたアリゾナ記念館。日本人として入館は複雑ですが、平和の大切さを実感しました。パールハーバーは上空から見るとあこや貝の形をしており現在も米国海軍、太平洋艦隊の基地になっています。



「この木なんの木…」日立の樹
淡いピンクの花が満開!!
この木なんの木気になる木、名前も知らない木ですから、名前も知らない木になるでしょう!
この木なんの木気になる木、何とも不思議な木ですから、何とも不思議な木になるでしょう!
この木なんの木気になる木、見たこともない木ですから、見たこともない花が咲くでしょう!!

テレビ「世界ふしぎ発見」のCMで有名な樹、ハワイに行ったら是非見てみたいと思っていました。オアフ島ホノルル近くのモアナルア公園(個人所有)で見ることが出来ます。「アメリカねむの木」で南米が原産、別名「モンキーポットツリー」といい、6月から9月が花ざかり。ピンク色の淡い色がきれいな花がたくさん咲いていました。この木は樹齢130年でとても大きく、日立の広告としては初代と現在の5代目になります。オアフ島にはアメリカねむの木がたくさんありましたが、日立の木は、姿・形、まわりの雰囲気とも最高ですね。実物を見て触れて、テレビCMの映像を思い浮かべ歌を口ずさんでしまいました。



サンセットディナークルーズ・船上より見たダイアモンドヘッドと裏側

ワイキキのシンボル的存在のダイアモンドヘッド。ワイキキビーチの東端にあります。「レアヒ」といいマグロが海の方を向いておでこを出しているように見えます。10万年前に噴火したしたとされる直径1200mの噴火口で、ダイアモンドはありませんが、光る石をダイアモンドと間違ってこのような名前がついたようです。夕方5時半からのサンセットディナクルーズで船上からからゆっくり全景を見ることが出来ました。ダイアモンドヘッドを裏側から眺めると違った形に見えます。
また、オアフ島の稜線に沈むサンセットはとても美しいオレンジ色に輝き、宵闇へと溶け込んでいく様は絶景で感動しました。




3日目はホノルル沖を巡るハワイアンランチクルーズと
夜はロブスター&ステーキのディナーです。

紺碧の空と綺麗な海の色、雄大なホノルル沖を巡るクルーズ船上では、フラダンスやウクレレのレッスン、魚の餌つけ、きれいな花でレイ作り、木の葉の編物などがありました。午前9時から午後2時頃まで約5時間のクルージングでしたがハワイの文化に触れ楽しい時間を過しました。


乗船した STAR OF HONOLULU号



4日目はキラウエア火山の島、ハワイ島へ。
オアフ島ホノルル空港からハワイ島ヒロ空港までアロハ航空で約40分。


ハレマウマウ火口を火山研究所から望む
ハレマウマウ火口そばの展望台から見ると

ハワイ島は四国の半分くらいの大きさでハワイ諸島の中では一番大きく、5つの火山があります。
広大なハワイ・ボルケーノ国立公園にあるキラウエア火山。 キラウエアには35の火口がありハレマウマウ火口はそのうちの一つです。キラウエア本火口は今は休んで別のところで噴火しています。上の写真はトーマス・A・ジャガー博物館から見たハレマウマウ火口の全体像と、火口すぐそばの展望台から見た所です。
急に噴火が止まり中がトンネルになったという「サーストン・ラバチューブ」。100mほどの長さの暗い溶岩洞窟のトンネルを歩きました。
キラウエア・イキ火口をぎりぎりの所から見ましたが、火口の中を歩いている人が何人も見られました。深く広いクレーターで許可が要るそうですが、火口の中なのでガスがたまりやすく、心臓の悪い人にはよくないそうです。ジグザグに下まで降りるので2時間半もかかるそうです。


ガスが噴出しているキラウエア火口の一部
カラパナ

危険な所にはロープが張ってありますが、いたる所で火山ガスが噴出して熱いです。キラウエア火山の現在噴火している所はかなた向こうの方で、噴煙を上げています。自然のエネルギーにただ驚くばかりです。 カラパナはキラウエア火山が噴火してできたところで、溶岩が海まで流れています。海水により急激に冷やされ波に洗われて溶岩は丸く黒砂の海岸です。 20分ほどかけて海岸まで黒い溶岩の上を歩きました。

ハワイ島・マウナケア山頂には日本の天文台「すばる」ほか、世界各国の天文台が集まり宇宙基地のような天体観測所があります。標高4205m、ハワイ諸島の最高峰で、安定した気流と澄み切った空気、光害のなさなど、天体観測に最高の環境が整っているそうです。
天候は晴れ、視界良好!!
往路飛行機・右側の座席に座ると「すばる」天文台が眼下によく見えました。復路も右側の席がいいそうで、マウイ島、ラナイ島、モロカイ島などのハワイ諸島が上空からよく見えました。(飛行機は自由席です。オアフのドライバーさんに教えていただきました。)


旅の撮影:OLYMPUS CAMEDIA デジタルカメラ
BGM:ハワイ民謡 「アロハ・オエ」
ハワイ王国最後のリリウオカラニ女王が残した歌曲です。
♪Toyoaki Midi Box より、使わせていただきました。

(update:2003/08/02)



    
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