★旅の思い出を写真でご案内します★
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2015年6月22日(月)〜6月29日(月)8日間
◆今回は北イタリア「大自然の絶景〜世界遺産ドロミテ街道とリヴィエラの真珠チンクエ・テッレ、イタリア湖水地方を巡る8日間の旅」です。 南北に細長いイタリアは日本の気候とよく似て四季がはっきりしているが梅雨がないという。 イタリア北部の大自然、ヨーロッパを横断するアルプス山脈、6月〜7月は気候と共に高原の花や木々の緑が美しくハイキングシーズンでもある。3,000m級の山々が連なるドロミテ山塊、スイスで見たマッターホルンをイタリア側からもう一度、そしてアルプスの南山麓に散らばる美しい湖水地方を巡ります。 4回目となるイタリアはベスト・シーズンに行く北イタリアハイライト。 阪急トラピックス、添乗員野田鮎宇さんと共に33名で9:30/関西国際空港出発、ソウルで乗り継ぎミラノへ。翌日は5〜10月迄イタリア・ミラノで開催中の地球に食を問う国際博覧会会場を眺めながら一路南へ145km、ジェノバ市内観光から始まりです。 旅行中は全日快晴の天候に恵まれ、大自然の絶景観光を堪能でき素晴らしい旅となりました。 旅の写真と共にどうぞご覧ください。 |
ジェノバは人口585000人、前が港、背後に山が迫り、丘に上ってビューポイントのカステレッソの見晴らし台から眺めると段々畑のように山に沿って町が広がり、神戸のような趣の町。夾竹桃が満開できれいだ。町の中を歩くと港の東側に旧市街があり、内部が美術館となっている宮殿や市庁舎、古い重厚な邸宅群、広場などがある。ガリバルディ通りは「黄金の通り」と言われ1500年代ジェノバの黄金期を象徴する通りで、世界遺産に登録されたロッリの邸宅群や宮殿が集中している。旧市街の中心地、フェラーリ広場の近くにはジェノバ生まれで大航海時代にアメリカ大陸を発見した英雄「コロンブス」が暮らした蔦のからまる家がある。 |
![]() カステレッソの展望台から港をのぞむ |
![]() 旧市街の中心広場・フェラーリ広場 |
![]() 元総督の宮殿だったドュカーレ宮殿 |
![]() 探検家・コロンブスが暮らした家 |
![]() 右・白の宮殿、左・赤の宮殿 |
![]() 世界遺産・ロッリの邸宅群 |
ユネスコ世界遺産チンクエ・テッレはジェノバから海岸沿いに南へ約80km、レバント駅からローカル列車に乗り世界遺産の美しい村巡りに向かう。 チンクエ=5 テッレ=土地・村 の意味でリビエラ海岸に出来た5つの村がある。11世紀に要塞都市として海岸線の断崖・絶壁に寄り添うようにできた小さな村々。「モンテロッソ・アル・マーレ」「ヴェルナッツア」「コルニリア」「マナローラ」「リオマッジョーレ」と並び、私達は「ヴェルナッツア」と「マナローラ」の2つの村を巡る。 レバント駅から2つ目・ヴェルナッツア駅下車。チンクエ・テッレの代表的な村「ヴェルナッツア」は人口は1000人にも満たずほとんどが観光客、大変な人出で賑わっている。村の中には1216年築のサンタマルゲリータ教会や鐘楼、お土産やさんもある。この日は海が荒れ交通手段も船便が使えず陸路しかなくて列車も大変混んでいた。 |
![]() ヴェルナッツア駅のプラットホーム |
![]() 大変な人出、ヴェルナッツアの村 |
![]() 波荒らし!ヴェルナッツアの海岸 |
ヴェルナッツア駅から再び列車に乗りマナローラへ。チンクエ・テッレで2番目に小さな村「マナローラ」は村人450人、切り立った崖の上に張りつく様に、村の人しかわからないような可愛らしいカラフルな家々が建ち並んでいる。チンクエ・テッレは岩が多くやせた土地で作物が育たず、段々畑には唯一成功したと言うぶどうが栽培されている。希少なぶどうから作られたワインは量も少なく、シャッケートラの甘口ワインはとても美味しく有名だそうです。 |
![]() マナローラの段々畑 |
![]() 可愛い集落、マナローラ |
![]() マナローラの村はビーチがない |
●北イタリア絶景の山塊世界遺産「ドロミテ」は切り立った崖や絶壁、峠、湖、深い渓谷が連なる3000mを超える山が18峰あり、美しい渓谷美をもつ絶景エリア。ドロミテは学者デオダ・ドロミューが石灰石(イタリア語ドロミーテ)を発見。そのドロマイトでできた山ということからドロミテ(イタリア語ドロミーティ)と呼ばれるようになったそうだ。 昨日はチンクエ・テッレから北上し、パルマで1泊。 旅の3日目・4日目は一番楽しみにしていた世界遺産ドロミテ山塊観光。ドロミテの西の拠点がボルツアーノ、東の拠点がコルティーナ・ダンペッツォで、この間をドロミテ街道が通じている。 7:30分快晴に恵まれパルマを出発、ドロミテ街道の西の拠点ボルツアーノからトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードに向ってドライブ。牧草地や緑豊かなぶどう畑・リンゴ畑が続き、ギリシャのメテオラのように岩山の上に教会が建っていたり、麓には村が点在している。真っ青な空に突き刺すようにそびえ立つ雪をかぶったドロマイトの質でできた青白い山々。左右にドッピアーコ湖、ランドロ湖、アングロニ湖などを見ながら徐々に高地へ。トレ・チーメ山麓に到着する。 |
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トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード(ドライチンネという呼称でも有名)は3つの岩峰「チマ・オヴェスト2973m)」「チマ・グランデ(3001m)」「チマ・ピッコラ(2857m)」からなる。 麓のアウロンツオ小屋(2320m)からラヴァレード小屋(2454m)まで約1時間、色とりどりの高山性のお花畑の中、絶壁の麓の広い道を歩く。途中眼下を望めば今通って来た村が遠くに小さく見え、随分高い所まで来たものだ。 小さな教会が建ちここがハイキングの中間点、左手にトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードがそびえている。トレ・チーメとは「3つの山」と言う意味で丁度山の字のように見える。綺麗な青空が広がりさらに別の岩峰・岩塔が周囲を取り巻くようにそびえ、進むにつれて少しずつ違った山容を見せてくれる。ラバレード小屋に着くとすでに大勢の人達が来て賑やかだ。ここから1周するルートがあるそうだが私達はここまで。 世界でただ一つ、大自然が作り出したドロマイトの岩峰群の数々をまじかに見ながら、もと来た道をゆっくりアウロンツオ小屋へもどる。 |
![]() アウロンツオ小屋から出発 |
![]() ハイキング道路をゆく |
![]() 眼下に通ってきた村が見える |
![]() 教会とトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード |
![]() トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード |
![]() 2344mラヴァレード小屋の前で |
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トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの岩峰が威容を見せるミズリーナ湖は海抜1754m。透明な湖水、水深が深いところはエメラルド色に輝き、絵に描きたいような絶景と素晴らしい眺めの湖である。 1956年コルティナ・ダンペッツオ冬季オリンピックでスピードスケートのリンクとなり、自然の氷の上で競技が行われたのはこの時が最後である。 ここはイタリアで空気が一番きれいなところと言われ、湖のそばには気管支ぜん息の子供のための施設がある。冬はスキー・スノボー、夏はハイキング、ドロミテ街道の東の拠点コルティナ・ダンペッツオへのリゾート地として湖畔には10軒のホテルがある。南チロル・オーストリアとの国境にも近いミズリーナ湖、綺麗な空気をいっぱい吸いながら約1時間かけ湖畔を散策する。 |
![]() 絵に描きたい珠玉の風景 |
![]() 湖畔のホテルとドロミテアルプス |
![]() ミズリーナ湖から見たトレ・チーメ |
![]() ドロミテ山岳地帯の自然湖 |
![]() 湖畔のホテル |
![]() 高山植物の花が咲いて |
ミズリーナ湖の絶景を楽しみながらドロミテ街道の東の拠点コルティーナ・ダンペッツオへ。 1224m〜3200mの谷間に位置し、町にいながらドロミテ特有の景観を目にすることができる。オーストリアと北東の国境を接し、1918年までオーストリア領であった。人口6000人、1956年の冬季オリンピックが開催され、冬はスキーなどのウインタースポーツ、夏は初心者から上級者までのトレッキング愛好家を満足させるハイキングコースが用意されている。この季節、気候もよくお花や周りの山々がとてもきれいである。ここからポルドイ峠を越え、サッソ・ポルドイにいく。 |
![]() 山小屋風、ホテル・ヨーロッパに宿泊 |
![]() 窓際の真っ赤なゼラニウム |
![]() 部屋の窓から見た風景 |
![]() 町の中心は教会 |
![]() 町のメイン道路を散策 |
![]() 綺麗な町とドロミテの山々 |
標高1211mのコルティーナ・ダンペッツオの町からボルドイ峠に上って行く。日光のいろは坂の何倍もひやひやするつづれおりの道をツアーバスはどんどん上る。垂直に切り立つドロミテの風景、かわいい小さなパカラ村、杉の原生林、1552mの所にあるコルバラの町、いくつかの峠越えをしながらドロミテ街道の最高標高の峠・ポルドイ峠に到着する。 |
![]() ポルドイ峠へ向かう、ドロミテ山塊の風景 |
![]() 息をのむようなつづれ織りの峠が続く |
![]() さっき通った小さな町が谷間に見える |
ポルドイ峠(2239m)からロープウェイに乗りサッソ・ポルドイ(2950m)へ。 標高差約700m、一気にあっという間の4分で到着する。凄い絶壁の上に造られている大きいロープウェイの山頂駅に驚き息を飲む。サッソ・ポルドイはブラボー!!すばらしい!!大きなテラスがあり、360度見渡せる視界良好! ドロマイトの青白い灰色の岩肌、所々に残る雪原、遠くに見えるドロミテ街道の最高峰マルモラーダ山(3343m)。サッソ・ポルドイのテラスの先に目をやると、遠くに歩いている人影が見える。ロープウェイの山頂駅からハイキングの登山道のルートがいくつかあるらしい。ここは5月〜10月までのオープン。風もなく晴天のテラスを歩き、所々に残る雪原に立ち、ビューポイントからマンモラーダ連峰やドロミテ山塊の絶景を楽しむ。 |
![]() ロープウェイで一気にサッソ・ポルドイへ |
![]() 360度見渡せる大きなテラスがある |
![]() ポルドイ峠と絶景マンモラーダ連峰 |
![]() 荒々しく切り立った岩肌 |
![]() テラスにて、後はロープウェイ山頂駅 |
![]() サッソ・ポルドイからの景色 |
ボルドイ峠を後にして昼食はカナツェイの町で済ませドロミテ街道を西へ走ること30分、カレッツア湖へ。駐車場の先にある地下道を抜けると目の前にエメラルド色のカレッツア湖(水面標高1519m)が現れる。湖は濃緑の針葉樹林に囲まれ、後にあるラマテール山(2846m)の山姿と共に神秘的で美しい。絶景ポイントに造られた見晴らし台から、静かで落ち着いた綺麗なカレッツア湖の写真を撮る。 |
![]() エメラルドグリーンのカレッツア湖 |
![]() 3つのコントラストが美しい |
ドロミテ渓谷への西の入り口にあたるボルツァーノ。人口約10万人、南チロルとも呼ばれ1918年までオーストリア領でドイツ語を話す人が多く、人々もオーストリアと同じように育ってきているという。 アルプスに近く、町並やお花がきれいでかわいい町。町の中心となるヴァルター広場にはこの広場の名前にもなっている中世ドイツの詩人ヴァルター像がある。14世紀にオーストリアのステファン教会を模して建てられたドウォーモ大聖堂もあり入場観光する。 近くのエルベ広場には綺麗で新鮮な果物や野菜、お花の市が立ち大勢の人でにぎわっていた。大急ぎで大好きな干しイチジクや干しアンズ、バナナなどの果物を買う。 |
![]() 町のシンボル ドウォーモ大聖堂 |
![]() 中世ドイツの詩人ヴァルター像 |
![]() 中世の建物とオープンカフェ |
![]() 広場の綺麗な花 |
![]() 彩り豊かな果物 |
![]() たくさんの野菜が並ぶ |
★ボルツァーノからアディジェ川に沿って延々と続くぶどう畑を見ながら南へヴェローナに向かう。 2004年4月イタリア・ルネッサンス紀行で訪れてから久しぶりのヴェローナ。足早に旧市街の中世の建物や円形闘技場の前を通り、シェイクスピアのロミオとジュリエットの舞台でおなじみの「ジュリエッタの家」の前に通りかかる。中庭に入ると大変な人出で賑わっているが蔦のからまるバルコニーも懐かしく、前回と同じように前庭にあるジュリエッタの像の右胸に触る。幸せになると言われているのです。 今回の旅ではヴェローナの街は宿泊だけ、ジュリエット像との再会は、丁度夕食のレストランへの通り道にあり、私にとってとても嬉しい想定外の出来事でした。 |
旅の5日目はゆっくりの9時出発、ヴェローナのホテルから30分でシルミオーネに到着。 ガルーダ湖はイタリア国内最大の湖で、シルミオーネの町はガルーダ湖の南岸にあり、旧市街は湖に突き出た半島の上にある。ローマ時代の最初の温泉地であったとされ、景勝の保養地として観光客であふれている。北側のドロミテ山塊が壁となり、冷たい風を防ぐため温暖な気候で、たわわに実った大きなレモンの木や、建物の壁をつたう大きなブーゲンビリア、赤や白の夾竹桃の花が綺麗に咲いている。 町には沢山のお店があり、色とりどりの種類のジェラートを売っているお店もある(もちろん買いました)。町を歩いてから、城門のそばのスカラ家の城塞に入る。お城の上からはぐっと眺望が開け、ガルーダ湖が美しくキラキラ光って輝いていた。 |
![]() 夾竹桃が満開のガルーダ湖岸 |
![]() 町中のお店 |
![]() 旧市街にある城門 |
![]() スカラ家城塞の上から見るガルーダ湖 |
![]() キラキラ光って輝くガルーダ湖 |
![]() 大きなレモンを売っている |
ガルーダ湖から高速道路を西へ、ミラノから北へ50qの所にある人口82000人のコモの町。コモはアルプスを背に自然豊かなイタリアきっての優雅なリゾート地で、コモ湖はヨーロッパ最深の湖ともいわれ、人の字の形をしていてガルーダ湖、マジョーレ湖と共にイタリア三大湖と呼ばれている。久しぶりに湖畔を散策。中世の城壁、ドゥオーモ、オリーブの木、きれいで歴史ある落ち着いた町並み、美しい別荘が建ち並ぶコモ湖畔の風景は2004年に訪れた時と変らない。前回遊覧船に乗った折、夫は帽子を飛ばしてなくしてしまった。もう一度訪れた思い出にコモのロゴ入り帽子を買ってきました。 |
![]() ステンドグラスが綺麗なドゥオーモ |
![]() 湖畔には有名人の別荘が |
![]() 思い出深い遊覧船 |
6日目、連泊するミラノから、スイス旅行で見たマッターホルン(4477m)をイタリア側から見るアルプス観光へ。チェルヴィーノ(マッターホルン)の山麓にある町チェルビニアへ向かう。山道をくねくね上ると、左手に雲をかぶったチェルヴィーノが見えてくる。マルボノ川の水が勢いよく流れ、3000m級のスキー場や村の隣ににゴルフ場もある。山岳リゾート地というより夏スキー、スノースポーツが盛んな拠点となっていて、雄大なヘリスキーなども楽しめる。北欧的な街並みで、山小屋風のホテルやレストラン、民芸品などのおしゃれなお店があって散策も楽しい。 |
![]() 雲をかぶったチェルヴィーノが見える |
![]() マルボノ川の水、冷たそう |
![]() 町の後ろにそびえるチェルヴィーノ |
![]() 町の通りにレストランやお土産やさん |
![]() 良いものがいっぱい、楽しいお店 |
![]() 泊まってみたい…山小屋風ホテル |
スイスで有名な山マッターホルンはイタリア側では、モンテ・チェルヴィーノと呼ばれている。 スイスで見たマッターホルンは見事なピラミッドの形をし、綺麗でアルプスの王者の風格を持っていました。イタリア側から見るモンテ・チェルヴィーノは巨大な山塊の山のように見える。チェルヴィニアの近くの「ラーゴ・ブルー」と言う小さな湖で逆さマッターホルンが見えるらしい。 ラーゴ(Lago)=湖 10:20分到着、5分ほど山道を登りラーゴ・ブルーに着き少し歩くと、湖の波も静かで見事なまでの逆さマッターホルンが湖面に浮かんでいる。絶好の快晴、太陽光線の位置、穏やかな湖面、周りの風景、刻々と変わる雲の行方…、全ての条件が揃って嬉しい。感激!感激!の逆さマッターホルン。 傍の牧草地では放牧された牛がカウベルの音を響かせながら遊んでいるのです。 |
![]() 小さな湖ラーゴ・ブルーとチェルビーノ |
![]() 湖面に映る逆さマッターホルン |
![]() きれいな逆さマッターホルン |
![]() モンテ・チェルヴィーノの威容 |
![]() カウベルの音が懐かしい傍の牧場 |
![]() モンテ・チェルビーノに咲く花 |
チェルビニアのマルボノ川の傍のレストランで昼食後、約2時間南へ山を下ってトリノへ。 幅100mの大きなポー川が満々と水をたたえ流れている。橋を渡ると車窓からバロック様式の建物が見え、石畳の歴史地区に入る。ここで現地ガイドさんと合流してカステッロ広場から観光スタート。 世界遺産に登録されたサヴォイア家の宮殿だった王宮、石畳、路面電車、17世紀に雨の時も濡れないようにと造られた1.4kmある綺麗なアーケード、ネオクラッシック様式の教会、トリノのシンボル・モーレ・アントネッリ(国立映画博物館)などがある。カステッロ広場の周りにはトリノ歴史上の重要建物があり美しい街並みが造られている。 ルネッサンス様式の大聖堂・ドゥオーモの傍からガリバルディ通りに向かっていると着飾った紳士・淑女の乗ったフェラーリの高級クラッシックカーが50台近くも華やかにパレードして来る。カーマニアにはたまらない出来事に遭遇。トリノはフィアット・クライスラー、フェラーリなど有名な自動車の街。 コーヒーメーカーのエスプレッソやフィアットと共にイタリア代表する歴史的会社・コンピューターのオルベッティなども有名でミラノに次ぎ第2の工業都市となっている。 ハンドメイドのお店が多いサンテグレコ・ガレリア、インダストリア・ガレリア、エジプトに次ぎ第2位のエジプト考古学博物館、エマニエル2世がここで生まれたというカリニャーノ宮殿など見ながらカステッロ広場やサン・カルロ広場など美しい広場周辺を歩く。 又トリノはチョコレート発祥の街。チョコドリンク「ビチェリン」、「ヌッテラ」と言うチョコレートペースト、カファレル(Caffarel)のヘーゼルナッツチョコなどが有名。30℃越える夏のこの季節、チョコのお土産は溶けるので諦めることに・・・・サン・カルロ広場にあるカファレルのお店でカフェタイムを楽しむ。 |
![]() アーケードが綺麗なポー通り |
![]() 4階建ての王宮・サヴォイア家の一部 |
![]() ドゥオーモ(大聖堂)は工事中 |
![]() フェラーリのクラッシックカーのパレード |
![]() メイン通り・ガリバルディ通り |
![]() カファレル(Caffarel)のチョコレート |
![]() エジプト考古学博物館 |
![]() 1831年くねくねした建物・カリニャーノ宮殿 |
![]() インダストリア・ガレリアを通る |
あっという間にイタリア北部の旅の最終日を迎える。もう少し居たいな〜〜 でも夕刻18:30ミラノ・マルペンサ空港チェックインまでルガーノ湖、マジョーレ湖と最終日も「北イタリアの湖水地方」観光できる!! 5日目、6日目とミラノ連泊。ミラノから北へ約1時間、ルガーノ湖に向かう。 ルガーノ湖はコモ湖とマジョーレ湖との中間にある氷河期によるせき止め湖。複雑な形をしていて北側の一部と南西部の湖畔がイタリア領で、ほとんどがスイス領となっている。EUはシェンゲン条約により国の往き来ができている。国境の検察のみ受け、スイス領にある中央部西岸のルガーノの町に到着。レストランやホテル、お土産物、湖と教会など久しぶりのスイスを思い出す。大きくて綺麗な花が咲き、明るく落ち着いたおしゃれな街並みである。湖には観光用の赤い足漕ぎのボートがあり、晴天で穏やかな湖面に漕ぎ出して楽しんでいる人達がいる。 |
![]() ルガーノの町を歩く |
![]() スイス領の中央部のルガーノ湖畔で |
![]() ルガーノ湖の景色 |
オートグリルで昼食、西方へマッジョーレ湖のあるストレーザの町に向かう。ストレーザはイタリア・アルプス山脈の南にあり、マジョーレ湖に面した有名な保養・観光地。気温33℃、ホテルの窓際には綺麗なお花が咲き、庭にはフェラーリの車が集まって大勢の人が取り囲んでいる。 マジョーレ湖はガルーダ湖に次ぎイタリア第2の大きい湖で、いくつかの島が点在する。貴族・ボッロメオ家所有であったところからボッロメオ諸島とよばれる「イゾラ・ベッラ」「イゾラ・ペスカトーリ」「イゾラ・マードレ」の3つの島がある。イゾラ(Isora)=島 私達はストレーザの町から15〜16人乗りの船に乗りイゾラ・ベッラへ。イゾラ・ベッラには17世紀のボッロメオ家の宮殿がある。宮殿内には広い部屋に絵画や豪華な調度品などが展示され、地下には小さなモザイクタイルを天井から床までびっしり敷き詰めた部屋もある。庭園に出ると良く手入れされた珍しい木々や植物が沢山ありとても美しい。イゾラ・ベッラの思い出にパイプをくわえたサンタさんを買いました。またクリスマス・バージョンで皆さまにお目にかかります。 |
![]() 船でベッラ島へ渡る |
![]() ボッロメオ家の前景 |
![]() ボッロメオ家の展望台 |
![]() 展望台の一番上から湖を一望する |
![]() 綺麗に手入れされた豪華な庭園ばかり |
![]() 庭の装飾も美しい |
![]() 船からイゾラ・ベッラの庭園側を |
![]() イゾラ・ペスカトーリ(漁師達の島) |
![]() イゾラ・マードレ |
![]() ストレーザの広い通り |
![]() 沢山の品揃えのお店 |
![]() 賑やかな通りでジェラートを味わう |
![]() ジェノバ、ジェノベーゼパスタ |
![]() パルマ、ベジタブルスープ |
![]() ボルツアーノ、ベジタブルリゾット |
![]() ターキーミンチ |
![]() カナセで美味しいラザニア |
![]() ピザマルゲリータ | ![]() 本場のティラミス |
![]() ミラノで魚料理 |
![]() チェルビニアのラザニア |
![]() トウモロコシ粉、肉、グリンピース |
![]() サフランのリゾット |
![]() ミラノ風カツレツ・コトレット |
(update:2015/08/23)
旅の撮影:CASIO EXILIM-Z300 10.1MEGA PIXELS