★旅の思い出を写真でご案内します★

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2017年5月13日(土)〜17日(水)5日間



Philippinens
フィリピン国旗
正式国名…フィリピン共和国
面 積…29万9404平方km(日本の8割の広さ)
……7109の島で成り立っている
人 口…1億100万人
首 都…メトロ・マニラ(通称マニラ)
政体…立憲共和制
通 貨…フィリピンペソ
公用語…公用語はフィリピノ語、英語は共通語
  

久しぶりの海外旅行は、世界最小の原始猿「ターシャ」と円錐形の丘が延々と連なる「チョコレート・ヒルズ」を見に、まだ行った事のないフィリピンに決まりました。
フィリピンは年間を通して平均気温は25℃〜30℃と高く、雨季と乾季がはっきりしている。
6月〜10月は雨量が多く、台風シーズンには通過点ともなり毎年被害が大きい。
旅のベストシーズンは乾期の12月〜5月という。
5月13日(土)早い目に15時半自宅を出発、関西地方は午前中の雨も止んで晴天に。
関西国際空港20時40分発「セブ・パシフィック航空」の直行便にて空路4時間のフライト。ルソン島にあるマニラ、ニイノ・アキノ国際空港へ到着。時差は−1時間、現地時間は24時30分、空港を出るとそこはメトロ・マニラ(通称マニラ)。
宿泊のホテルへ向かう車窓からは、深夜だというのに沢山のカジノのネオンがきらびやかに輝き、にぎやかな遊びの町…に驚く。
阪急トラピクス、25名のツアー仲間で旅の始まり・はじまりです。



マニラ市内観光

マニラはルソン島中西部に位置するフィリピンの首都、産業や文化の中心都市であり最も賑わっており、16世紀スペイン植民地時代の街並みが残る城塞都市イントラムロスもある。ここには城塞都市として12の教会、大学、病院などがあったと言われているが第2次世界大戦時、日本軍とアメリカ軍との戦闘で殆んど破壊されてしまった。だが、石畳や重厚な建物など、スペイン時代の面影がまだあちらこちらに残っている。「イントラムロス」はオールド・マニラ、スペイン語で「壁に囲まれた町」という。フィリピンの歴史は「イントラムロス」に有り…と。
リサール公園
リサール公園
世界遺産サン・オウガスチン教会
世界遺産・サンオウガスチン教会
カーサ・マニラ
カーサ・マニラの庭
旅の2日目は5月14日・日曜日。道路はスイスイ、民族劇場や文化センター、セントラル・バンク、博物館など車窓見学しながら「リサール公園」に着く。フィリピン独立の英雄、ホセ・リサールのモニュメントがあり、地下には彼の遺体が葬られている。
1599年〜1606年に建てられたフイリピン最古の石像教会「世界遺産サン・オウガスチン教会」。屋上のレッドクロスで病院と間違われ幾多の爆撃に耐え、今なおその姿を残す事が出来ている。
典型的なスペイン風邸宅「カーサ・マニラ」。16世紀スペイン統治時代の特権階級の暮らしぶりが見える。

乗合バス・ジプニー
ジプニー
サンティアゴ要塞
サンティアゴ要塞>
マニラ大聖堂
マニラ大聖堂
フィリピンを代表する乗り物「乗合バス・ジプニー」。昔、米軍が使っていたジープを乗合バスに改造。派手な塗装が目を引き24時間運行している。他のアジア諸国と比べ、オートバイが大変少ないので驚く。
「サンディエゴ要塞」はイントラムロスの一番端にある。城塞都市の面影を残し、第2次世界大戦中に日本軍が占領、多くのフィリピン人が命を失い、今も大きな鉄砲が見られる。
フィリピンで最も重要な教会「マニラ大聖堂」は第2次世界大戦で破壊されたが60年前に再建。アジア最大のパイプオルガンを持ち、ドーム型の屋根とベルタワーが美しい。



ルソン島のマニラから空路セブ島へ

マニラのニイノ・アキノ国際空港から1時間20分、セブ・シティの対岸マクタン・セブ国際空港へ。マクタン島から橋を渡ってセブ市内へ約1時間。夕刻6時半で車が多く渋滞中。

サンペドロ要塞の入り口
サンペドロ要塞
サンペドロ要塞の内部
サンペドロ要塞の内部
1565年から建築が始まり、門には幼いキリストの像がある。マニラのイントラムロスのサンティアゴ要塞と並ぶフィリピン最古の要塞である。第2次世界大戦中は日本軍による捕虜収容所として使われていた。今は敷地内にバナナやヤシなどの木が植えてある。

フルーツ フルーツ フルーツ
フィリピン各地のフルーツが揃っている大きなマーケットがある。マンゴーやドリアン、マンゴスチン、ランプータン、もちろんバナナも…南国のフルーツが沢山食べられる。

六角堂
六角堂
マゼラン・クロス
マゼラン・クロス
冒険家マゼランが1521年に造ったという大きな木製の十字架が納められている六角堂。奇跡をを呼び、万病を治すと信じられたマゼラン・クロス。フィリピンにおけるキリスト教の第一歩がここにある。祈りのロウソクが売られている。

サントニーニョ教会
サントニーニョ教会
幼きイエスの像
幼きイエスの像
1565年に建てられたフィリピン最古の教会の一つ。サント・ニーニョとは「幼きイエス・キリスト」の意味。フィリピンではサント・ニーニョ信仰が盛んで大勢の熱心な信者が礼拝中でした。フィリピンではカトリックのキリスト教が83%、そのほかのキリスト教が10%で国民のほとんどがカトリック系キリスト教徒です。

セブ・シティの台所「カルボン・マーケット」へ。ダウンタウンで港のすぐ近く、80%が中国系の人と。魚介類、野菜、果物、籐製品、服、生活必需品など何でも有り、ものすごい買い物客で賑わっている。車が多く、道路は狭く、バスの駐車場がない、色々な人が集まり治安が良くない…らしく、車窓観光となる。
古くから貿易で栄えてきたフィリピン最古の街。首都マニラに次いで賑わっている。



ボホール島

pm4:20発、高速船にてセブ港から南東に浮かぶ自然豊かなボホール島のタグビララン港へ。座席指定で船は満席、地図の上ではすぐのようだが1時間半もかかった。フィリピンは7109の島々があり、飛行機や船での移動となる。

ボホール島コレリャにあるターシャ・ビジター&リサーチセンターでは体長約10cmの世界最小の原始猿「ターシャ」に会える。夜行性で木の上でおとなしくじっとして、きょとんとした大きな目が愛らしい。大きな目は正面しか見ることができないため、首を180度回してあたりをうかがう。殆んど動かないが右の写真は珍しく大きなあくびをした所。旅のハイライト、世界最小のメガネザル「ターシャ」は可愛い。
ターシャ入り口ビジター&リサーチセンター
I Love Boholの看板

ターシャ
ターシャ
あくび


○「チョコレート・ヒルズ」はボホール島のほぼ中央、カルメンの町近くにある。220段もある丘の展望台に上ると、高さ30〜40mの円錐形の小高い丘が見渡す限り延々と続く。1,268個もあるとか、幻想的な景観が目に飛び込んでくる。3〜5月の乾季に色がグリーンから茶色に変色し、チョコレート色になることからこの名がついている。大昔は海底だったらしく、塩分を含んでいるから木が育たない。
長年の地殻変動で円錐形に盛り上がったの?? 不思議な光景である。
チョコレートヒルズ
チョコレートヒルズ
チョコレートヒルズ


○「ロボック川のジャングル・クルーズランチ」タグビラランからチョコレート・ヒルズに向かう途中のロボック川。屋形船に乗り、ヤシの木で縁取られる熱帯の緑のトンネルをくぐり抜け、ゆったりと進む1時間半。フィリピン伝統の料理と生演奏の音楽を聞きながらのクルージング。途中、川沿いの船上ステージで踊る地元の子供たちの可愛いダンスも見ながら…… フィリピン最後のスケジュールでした。
ヤシの木のトンネル
屋形船
ランチをいただきながら




料理
スペイン料理と中華料理とベトナム料理を合わせたようで、魚介類、豚肉、鶏肉、麺類と色々出てくるが、油がよく使ってある。味付けは塩、タマリンド、ココナッツミルクなどと思うが濃い目で主食のご飯にかけ、混ぜ合わせると丁度良くなる。暑い国ならではと思われる。ご飯はかためでパラパラしている。現地の人は大皿にご飯を置き、色々な料理を周りに乗せ混ぜて食べている。デザートはやはり豊富な果物でケーキは大変甘い。料理の名前は言われるが現地の公用語でもあるタガログ語なのか?メモをとる事に慣れている私でも、この度は一部しか正しく聞き取れず、書ききれず…写真だけになりました。








(update:2017/07/26)
旅の撮影:CASIO EXILIM-Z300 10.1MEGA PIXELS


 

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