NO.11


2003年10月04日から10日間
メープル街道をドライブしながら紅葉の6大ポイントへ




カナダで有名なメープルリーフの紅葉が見たくて2度目のカナダの旅が始まりました。東部にある「ナイアガラ」から「ケベック」を結ぶセントローレンス川沿いの全長800kmを「メープル街道」と言います。晴天と暖かい日々に恵まれ、豊かな自然の中にメープルリーフの紅葉・黄葉が延々と続くさまは、それはそれは「半端ではない!!」美しさでした。カナダの光り輝く美しい紅葉と名所旧跡の旅をご一緒にお楽しみください。





ナイアガラのカナダ滝・・五大湖のエリー湖からオンタリオ湖に注ぐナイアガラの滝は落差50m。展望テラスから見おろすとものすごい音と迫力で水しぶきを上げています。渡される青いレインコートを着て霧の乙女号に乗船。アメリカ滝を見てからカナダ滝へ。滝壷に近づくにつれ激しい水しぶきをたっぷり浴びて迫力満点。滝の真下から見上げるカナダ滝は目を開けていられないほどの凄さです。
「メープル街道の旅」はここナイアガラから始まります。


モンモラシー滝・・ケベック・シティの北東にあるこの滝は落差83m(ナイアガラの滝は落差50m)。ロープウエイで滝の上に出て、滝を跨ぐように架けられた吊り橋の上からは迫力のある滝の様子を真下に見下ろすことが出来ます。冬にはこの滝が凍り、大勢の人がそりやロッククライミングを楽しむそうです。 キャニオン・サンタンヌ滝・・モンモラシーの滝からもう少し東へ車で約30分の所にあるサンタンヌ滝。サンタンヌ自然公園の美しい風景と見事な紅葉・黄葉に照らされ思わず息をのむような素晴らしさ。滝に架かるスリル満点の3つの吊り橋を40分ほどかけて歩き、美しい風景を楽しみました。


ローレンシャン高原
イースタンタウンシップス

サンタンヌ自然公園
アルゴンキン州立公園

イースタンタウンシップス・ノートンの町
イースタンタウンシップス・ノースハートリー

ナイアガラからトロント、オタワを経てモントリオール、ケベックシティまでの800kmに及ぶメープル街道沿いには10月初旬から中旬にかけて美しいメイプルリーフの紅葉・黄葉が見られます。カナダではこの季節の暖かい日を「インディアン・サマー」と言うそうですが、旅行中ずっと暖かく晴天に恵まれ、大自然の中に延々と続く紅葉が美しく感嘆の声をあげっ放しでした。まぶたの裏にはしっかり焼きついているのですが、写真ではその美しさが十分に表現できないのがとても残念です。とにかく綺麗であざやかで延々と続きます。遠くに見える小高い山も全山深紅と真っ黄に染め上げ、ところどころに残る緑とのコントラストで目の覚めるような見事さです。もみじは世界で140種類あり、カナダではそのうち80種類ほどあるそうです。有名なメープルシロップは「さとうかえでの木」からしか取れず、1年のうちほんの1ヶ月雪解けの頃に取られるそうです。


シャトー・フロントナックケベックの港

セント・ローレンス川を見おろす高台にあるケベックシティを代表する豪華ホテルがシャトー・フロントナック。1893年に創建されフランスの古城を模したデザインになっています。急傾斜した青銅の屋根とレンガ造りの外観は街のどこからでも見えてシンボルでもあります。そばには石畳で「北米最古の繁華街」と言われているプチ・シャンブラン通りもあり、城塞に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されています。セントローレンス川から大西洋に続く港には豪華客船がゆったりと横たわっていました。


町の中心地プリンス・オブ・ウエルズホテル

ナイアガラ滝から北へ20km、ナイアガラがオンタリオ湖に合流する地点にナイアガラ・オン・ザ・レイクがあります。温暖で美しく楽しい町で定年退職後に住みたい所bPに選ばれているそうです。プリンス・オブ・ウエルズホテルはイギリスのエリザベス女王が泊まられるホテルで有名。ワインつくりが盛んで、有名なカナダのアイスワインはこの地区で多く作られています。ぶどうは2月の真夜中に収穫され(寒い時に水分を失いながら熟成するのでとても美味しい)一粒からほんの一滴しか取れないそうです。芳醇な香りと甘くて濃密な味わいは忘れがたい美味しさです。



モントリオールの市街・・モントリオールはトロントに次ぐ2番目に大きな街で、セントローレンス川に浮かぶ島に出来た都市です。北米のパリとも言われ人口320万人の大都会、モンロワイヤルの丘から市街地が一望できます。遠くに見える傾いた塔の所が1976年に開催されたオリンピックスタジアムです。 オタワ国会議事堂・・カナダの首都オタワ。本当はトロントにしたかったそうですが、カナダ国内のイギリス圏とフランス圏の境界に作って中立を保っています。オタワ川を見おろす丘の上に建つ重厚な雰囲気の国会議事堂はこの写真の大時計塔を中心に、ネオゴシック様式の建物が左右にあります。




10月31日のハロウィンに向けて、街のあちらこちらで楽しい飾り付けが見られました。写真を撮りましたので旅の終わりに少しご覧下さい。




旅の撮影:OLYMPUS CAMEDIA デジタルカメラ
(update:2003/11/04)



       
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