仏教思想



現在、心の病気が多くなってきたが、これは仏教思想が廃れてきた
ことによる。

この心の病気の多くは、顕在意識が思う自分のイメージ(あるべき
姿)と潜在意識が思う本当の自分が大きく違うためにである。

この解決のためには、自分の潜在意識を知ることが必要になる。こ
の方法として、瞑想がある。

しかし、瞑想は、禅病などという精神疾患を引き起こす危険があり
、この危険をどう除去するかを仏教者は考えてきた。これは止観と
いうことで、どう妄想を止めるかとも言えるのである。

その1つとして、半座半行の称名念仏であり、日蓮の法華経を大切
にする日蓮宗と法然・親鸞の浄土宗と浄土真宗である。

また、座禅+内観と言い始めた白隠禅師の座禅などが出てきた。

内観を発展させたのが、チベット仏教であり、体の中にあるツボに
気を集めることで、体の持つ能力を引き出すことである。

そして、現在、脳科学が発展してきて、仏教が目指してきた心の構
造が徐々にわかってきたのである。

このため、仏教は、再度、脳科学で説明して、訓練法を説明すれば
復活できると思うが、残念ながら、現代の仏教者は、今までの宗派
に囚われて、何もできないし、改革者として出てくる宗教者は、そ
のことをわからないために、心の構造に沿った訓練や思想を見出し
ていないようである。

オウム真理教の麻原のような者が出てきて、信仰全体の価値を落と
してしまった。

このままでは、仏教は衰退し、そしてなくなることになる。そして
、心の病気を解決する方法も失う事になる。

0.はじめに
 ・自己紹介
 ・目標
 ・現在の問題
 ・現時点での思想上の問題
 ・日本人の重要視すること
 ・成功できるかどうかは努力が必要
 ・日本人の性格は何が影響したか?

1.インド古代思想
 ・古代の人類移動史
 ・アーリア人の移動
 ・インドの古代思想1
 ・インドの古代思想2
 ・バラモン・ヒンズー教

2.インド仏教
 ・ブッダとは
 ・ブッダの歩いた道
 ・仏教
 ・「縁起」とは
 ・因果応報:縁起から
 ・「四法印」
 ・「一切皆苦」
 ・「四聖諦しせいたい」とは
 ・中道とは
 ・「八正道」とは
 ・正定(瞑想法)
 ・輪廻からの離脱が目標
 ・ブッダの説法を仏典に
 ・当時、ブッダの仏教と他宗教との違い
 ・仏教の現代的な意味
 ・瞑想の方法(2分)
 ・消去動作
 ・アショーカ王とマウリヤ朝 
 ・紀元前3世紀:仏教の分裂
 ・テーラワーダ仏教(上座仏教) 
 ・大乗・上座以外の部派仏教思想
 ・部派仏教
 ・倶舎論
 ・部派仏教の問題点
 ・大乗仏教の誕生

3.大乗仏教
 ・大乗仏教の思想
 ・中観学派 :「般若経」 とは
 ・空とは
 ・華厳
 ・如来蔵思想
 ・唯識学派とは
 ・唯識とは
 ・八識説の概念図 
 ・論理学派とは
 ・唯識の発展
 ・有相唯識とは
 ・本当とあるべき自分の差
 ・自分のイメージ:我執
 ・自己肯定と自己受容の違い
 ・自己受容の方法
 ・密教
 ・密教の目的
 ・「印」「真言」「曼荼羅」
 ・仏教大学について

4.西域、海のシルクロード
 ・シルクロードを通って、仏教は伝播
 ・北伝仏教の道1
 ・ガンダーラ美術
 ・南伝仏教の道1
 ・南伝仏教が日本に影響

5.中国仏教
 ・初期の中国仏教
 ・大乗戒
 ・天台宗とは
 ・密教
 ・禅宗とは
 ・浄土教とは
 ・中国仏教とは
 ・中国の他の宗教
  ・道教
  ・儒教

6.日本仏教
 ・神道とは
 ・宇佐神宮
 ・初期仏教の導入は
 ・本地垂迹説(ほんちすいしゃく)
 ・奈良時代の仏教 
  ・国家仏教の理由
  ・南都六宗:六学派
  ・鑑真の渡来理由
  ・役小角(えん の おづの):民衆
  ・行基:民衆
 ・平安時代の仏教
  ・天台宗の考え方
  ・天台宗の瞑想法
  ・千日回峰行
  ・戒律を失う:天台最澄
  ・本覚思想:天台宗
  ・天台浄土教
  ・浄土教との違い
  ・密教
  ・密教:空海
  ・天台密教
 ・鎌倉仏教とは
  ・時宗
  ・浄土宗:法然
  ・親鸞・蓮如
  ・日蓮宗
  ・日蓮主義
  ・瞑想+称名念仏(2分)
  ・禅宗
  ・内倹の心(臨済禅とともに)
  ・道元・瑩山紹僅:曹洞宗
  ・常行三昧(武道)
 ・江戸時代
  ・宗教弾圧
  ・江戸・明治時代の仏教
  ・神道系新興宗教
  ・禅病
  ・内観
  ・瞑想+内観(2分)
  ・儒教
  ・江戸時代の儒学
  ・寺子屋について
  ・儒教と仏教の融合
  ・江戸時代末期
  ・仏教の違い
  ・日本は規範が複数で構成
 ・現在:仏教の状態

7.チベット仏教
 ・初期の仏教
 ・密教の導入
 ・インド仏教を引継ぐ
 ・日本密教との違い
 ・密教の発展段階
 ・現在のチベット仏教
  ・生起次第
  ・究竟(くきょう)次第
  ・チャクラとは
  ・ナーディー(経脈)
  ・クンダリニー・ヨガと同じ

8.近代の心理学
 ・仏教心理哲学の継続
 ・仏教の影響1
 ・精神分析学
 ・ユング心理学
 ・精神分析の大家2人
 ・ユング心理学
 ・仏教の影響2
 ・トランスパーソナル心理学 

9.心の技術
 ・自己受容
  ・本当とあるべき自分の差
  ・意識の構造
  ・まずは、自己受容が必要
  ・自分の感情に耳を傾ける
  ・「自分とのコミュニケーション」
  ・マインドフルネスとは
  ・自己受容が難しい人
  ・自己肯定と自己受容の違い
  ・自己肯定も重要
  ・自己強化
  ・自己教示
  ・自己教示のイメージ療法
  ・潜在意識の力
  ・潜在意識の怖さ
  ・自己確立
 ・自分の生きている意味とは
  ・生まれてきた意味
  ・人生の送り方
  ・トランスパーソナル心理学
  ・人生の送り方
  ・病気、事故、失敗など
  ・トランスパーソナル心理学
  ・「風の中のマリア」
  ・自分がなすべきこと:やりがい意識
  ・自信を育てる4つのポイント
 ・他者と自分の関係
  ・幸福になるには: 「縁起」
  ・自己受容と他者受容の関係
  ・他者と自分の潜在意識
  ・ストローク(言葉を掛ける)
  ・ストロークは増大する
  ・ストロークを豊かにする方法
  ・ストロークを豊かにする
  ・ストローク
  ・ストロークの種類
  ・演習(ストローク)
  ・演習の前に
  ・良いストロークにするには、相手の話を聴くこと
  ・「聞く」と「聴く」
  ・聴く前には「問う」ことが必要
  ・ディスカウント
  ・過去の失敗は?(演習)
  ・答えは
  ・自分が失敗したとき
  ・原因追及ではなく目的達成を探す
  ・『ピグマリオン効果』
  ・アドラー心理学
  ・要するに
 ・瞑想法の実践
  ・自己へのトレーニング環境
 ・感覚を磨く
  ・感覚・知覚・認知
  ・スキーマ(枠組み)
  ・偏見
  ・意図と感情の認知
  ・集団内判断
  ・感覚を磨くとは

10.脳・人体科学と仏教
 ・脳の構造
 ・2つのルートで体を制御
 ・神経系の化合物質
  ・エンドルフィン
  ・化学物質で心を解明
 ・凝視すること:脳科学的意味
 ・脳科学での意味を探る
  ・「デフォルト・モード・ネットワーク」
 ・脳科学と仏教


5941.地産地消経済の思想とは2017.09.02F
5517.正法眼蔵エレファント2015.10.12得丸
5448.タントラの統合について2015.07.28F
5444.最後の審判にどう準備しておくか?2015.07.23F
5441.僧侶の価値とは2015.07.20F
5434.上座仏教の問題点2015.07.13F
5430.脳科学でのクオリア2015.07.10F
5427.瞑想と使命の関係2015.07.07F
5421.仏教集団の意味2015.07.01F
5420.ローマ法王「最後の審判の日が到来」2015.06.30F
5407.Re: no.5406.立正安球論2015.06.15匿名希望
5406.立正安球論2015.06.14F
5356.将来が見える仏教の歴史2015.04.27F
5353.瞑想のレベル2015.04.24F
5320.仏教には段階がある2015.03.24F
5292.神の神経学−脳に宗教の起源を求めて2015.02.24F
5263.空とは何か?2015.01.28F
5259.仏教とキリスト教の違い2015.01.23F
5252.生まれている意味2015.01.17F
5250.潜在意識の力2015.01.15F
5249.仏教を心理学+実践にする2015.01.14F
5238.日本衰退で何が起きる2015.01.03F
5114.未来はわかるが時間がわからない理由2014.08.29F
4965.神仏習合とは何か?2014.03.27F
4955.人間の魂の構造と鍛え方2014.03.18F
4494.禊修行と脊髄反射2012.10.15得丸
4372.新しい仏教の動きか?2012.06.11F
3861.上座部仏教2011.01.10F
3858.ヒンズー教と仏教2011.01.08F
3853.インドのアグラ・バラナシ事情
3299.東アジアと日本の絆
2948.日本の主知主義、欧米の理念主義
2799.日本文化優位の根源は
2740.ベトナム中部の旅
2736.仏教思想史1/ / / / / / /
2729.仏教とその可能性について
2682.北伝仏教の道(仏教史)
2659.インドからムラユへ、そして日本へ(東南アジア史)
2653.チャンパ史の発掘(日本への道)
2648.インド文化伝来の道(東南アジア史)
2641.アンコールワットへ
2601.インドとヒンズー教
2586.現代と仏教について
2543.日本仏教の特徴
2479.中国儒教文化で発展した大乗仏教


本門仏立宗
日蓮宗総本山 身延山久遠寺

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