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年度別マイベストシネマ

キネマ旬報や朝日新聞にあやかって、私の年度別ベストを発表します。ベスト10はもう一度見たい映画ばかり。期待外れの作品は、もう2度と見ることはないでしょう。

2000年 東京国際映画祭に行きまくった年。

  1. 「アメリカン・ビューティー」5.0 アメリカ映画を見直させてくれた作品
  2. 「ダンサー・イン・ザ・ダーク」5.0 話の破綻をものともしないビョークの凄まじい魅力
  3. 「マルコヴィッチの穴」5.0 この独創的な雰囲気をご堪能あれ。
  4. 「アモーレス・ぺロス」4.9 メキシコ映画の底力を見せた傑作。
  5. 「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」5.0 ヴェンダースの渾身のドキュメンタリー
  6. 「グラディエーター」5.0 歴史スペクタル!!
  7. 「花様年華(原題)」5.0 大人になったウォン・カーウァイ
  8. 「インサイダー」 5.0 社会派映画のお手本
  9. 「ハリケーン」5.0 デンゼルワシントンの円熟した演技。
  10. 「EURIKA」 4.9 久々に気合いの入った邦画。
次点

期待外れ

 

1999年 大学入って、東京で映画を堪能した一年。

  1. 永遠と一日 5.0 アンゲロプロスの魔術を御堪能あれ!!
  2. アイズ・ワイド・シャット 5.0 巨匠の渾身の作。SEXを扱った最高傑作。
  3. 黒猫白猫 5.0 エミール・クストリッツァのバイタリティが光る逸品
  4. 御法度 5.0 大島ワールドのセクシュアリティ!!
  5. ライフ・イズ・ビューティフル 5.0 イタリアのノスタルジィとチャップリンのコメディ!
  6. 風が吹くまま 4.9 初めてのイラン作品に少々戸惑った。
  7. シュリ 4.9 韓国映画の意地を見せた大作!
  8. 雨あがる 4.6 黒澤ファンのための同窓会。
  9. 菊次郎の夏 4.6 プリミティブな魅力とすがすがしい感動。いやし系の映画!?
  10. ノッティングヒルの恋人 4.3 イギリス人俳優のコメディセンスが光る。

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期待外れ

1998年 受験勉強中にもかかわらず映画を見ていた一年。

  1. プライベート・ライアン 5.0 スピルバーグが黒澤にまた一歩近づいた。
  2. 恋愛小説家 5.0 抜群のストーリー展開とニコルソンの名演。
  3. HANA-BI 4.9 北野監督の優しさ、残酷さ。
  4. グッド・ウィル・ハンティング 4.7 ベン・アフレックの何気ない演技が気に入った。
  5. ビッグ・リボウスキ 4.5 おじさんパワー爆発のジェフ・ブリッジスが良い。
  6. アルマゲドン 4.6 ハリウッド的と言われながらも良いシーンが結構あってかなり好き
  7. Godzilla 4.2 旧態依然のゴジラ像を打ち壊してくれた作品。批判する人は古いんだろうなあ。
  8. 踊る大捜査線 The MOVIE 4.7 刑事映画の新しい姿。
  9. ライアー 4.8 うそについての壮絶なサスペンス。ティム・ロスのアブなさ。
  10. メリーに首ったけ 4.2 下品この上ないストーリーだが、無視できない魅力。

次点

  • 4.1 なぜ、ラストがうまくいかないのだろう。
  • Mr.ビーン 4.1 アメリカナイズされてはいたが、しっかりローワン頑張りました!

    期待外れ
  • カンゾー先生 4.2 前半部はめちゃめちゃ良かったのに・・・。

1997年 映画を見よう見ようと頑張る一年。

  1. トレイン・スポッティング 4.9 イギリスからキューブリックが生まれた!!
  2. ブエノスアイレス 4.7 ウォン・カーウェイのセンスにただただ驚かされる。
  3. ロミオ&ジュリエット 4.8 斬新!
  4. コンタクト 4.9 ジョディ・ファンもそれ以外も考えさせられる大作。
  5. タイタニック 4.7 そりゃ、こんな映画が作られちゃたまらんでしょ。
  6. セブン・イヤーズ・イン・チベット 4.6 ヨーヨーマーとジョン・ウィリアムズの音楽が良い。
  7. Cure 4.7 鮮烈な邦画のサイコホラー。「羊たちの沈黙」に次ぐ面白さ。
  8. 誘拐 4.8 刑事映画へのオマージュ。
  9. ザ・エージェント 4.7 レニー・ゼルウィガーの魅力。
  10. フィフス・エレメント 4.5 フランスらしいバカSF。

次点


1996年 相変わらず映画を見まくった一年。

  1. アンダーグラウンド 5.0 この映画を見たのはもっと後になってからだが、すぐにクストリッツァのファンになった。
  2. ファーゴ 5.0 オープニングの音楽、俳優の奇怪な演技、素晴らしかった。
  3. 秘密と嘘 4.8 マイク・リーの極上の人間ドラマ。
  4. 八日目 5.0 映像のインパクトは新たなフランス映画を思わせた。
  5. ユリシーズの瞳 4.9 この映画も後になって見た。大傑作だが、シンプルな「永遠と一日」の方がやや勝る。
  6. 身代金 4.5 誘拐を扱った最高のエンターテイメント!
  7. マイケルコリンズ 4.9 ニール・ジョーダンが織りなすシャープな男のドラマに感動。
  8. シャイン 4.8 ピアニストの人生を丁寧につづった傑作。
  9. ケロッグ博士 4.9 淀川長治さんこの年のナンバー1であったが、その通り面白かった。
  10. チェンバー 4.6 ジーンハックマンの名演を見る。

次点

  • ミルドレッド 4.6 母ジーナ・ローランズとカサベテスの息子が作った父ちゃんの遺作。
  • Shall we ダンス? 4.8 「しこふんじゃった」よりはこなれちゃったが、面白い!
  • コーリャ・愛のプラハ 4.8 コーリャがかわいい。チェコの情勢が分かってよかった。
  • 心の指紋 4.5 チミノの力作。
  • THE ROCK 4.7 ショーンとエドとニコラスのハゲ頭突き合わせた共演が見事。
  • 天国の約束 4.5 アル・パチーノのじいさんが良かった!
  • 白い嵐 4.8 リドリー健在! 大自然を扱った素晴らしい映像美と人間ドラマ。
  • アンカーウーマン 4.6 ベテラン二人のラブストーリーは見物。
  • 戦火の勇気 4.6 デンゼルの渋い演技が良かった。メグのシリアスな演技にびっくり。
  • インデペンデンスデイ 4.0 SFへの愛が感じられてよかった。

期待外れ

  • スカーレットレター 3.9 完全にデミ・ムーアが主導権握っていて最低!
  • イングリッシュペイシェント 4.1 これがオスカーなのは認めるが、長すぎ、詰め込みすぎ。「シェルタリングスカイ」に比べればそうとう落ちる。
  • セブン 4.5 斬新ではあったが、「羊たちの沈黙」と比較してしまい期待外れ。
  • 12モンキーズ 3.8 これも「未来世紀ブラジル」を期待していただけに残念。
  • ヒート 4.5 この共演を実現したマイケル・マンはえらいが、共演のさせ方にもう一工夫欲しかった。
  • ツイスター 3.9 竜巻はすごかったが、人間ドラマはちゃちでした。
  • 訣別の街 4.0 豪華キャストでも今一歩。ゴールドスミスの音楽は良かった。
  • ザ・ファン 4.3 時間もなかったらしくデ・ニーロにしては付け焼き刃。

1995年 映画を見まくった一年。いい映画が多すぎて困りました。

  1. スモーク 5.0 卓越した俳優陣の演技とストーリー展開のうまさ。
  2. ユージュアル・サスペクツ 5.0 私完全にだまされました。
  3. キッズ・リターン 4.8 すごく大切な邦画。
  4. 天使の涙 4.9 ウォン・カーウェイの演出の冴えと、金城のコミカルな演技。
  5. レオン 5.0 そりゃ、最初は感動しましたよ。
  6. リービング・ラスベガス 4.8 ニコラスケイジ、うまいなあ。
  7. エドウッド 4.8 ジョニー・デップのぶっ飛びぶりが大好き。
  8. スピード 4.8 すごく洗練された芸術品のようなアクション映画。
  9. 太陽と月に背いて 4.5 ディカプリオもさることながら、シューリスの卓越した演技が忘れられない。
  10. キャリントン 4.3 危ない演技を見せるジョナサン・プライス。

次点、といっても好きな作品ばかり。

期待外れ

  • ダイハード3 3.8 ラストのしょぼさでシリーズ最大の駄作になってしまった。
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