ワンダー・ボーイズ
Wonder Boys

僕の点数:4.9
見た日:2000.9.22

2000
Country: 米国
ドラマ コメディー

映画館で見た


キャスト マイケル・ダグラス
トビー・マグワイア
ロバート・ダウニーJr
フランシス・マクドーマンド
監督 カーティス・ハンソン
音楽 クリストファー・ヤング
備考 今日、上映が終わるということで、慌てて見にいった作品。
 かつて文学賞を受賞し、2本目が書けない教授(実際には書いているが2000ページを越えて収拾がつかない)と、その次回作を期待する編集者、教授の講義を受けている学生。それぞれ一癖も二癖もある人物の悲喜こもごもをペーソスたっぷりに、ほんわかと描く力作。ハンソン監督の新たな一面を見た。
 教授をマイケル・ダグラスが、両刀遣いの編集者をロバート・ダウニーJrが、教授の子を妊娠している人妻の学長を、フランシス・マクドーマンドが、そして、空想しか語らずに奇行を繰り返す学生を、注目の新人トビー・マグワイアが演じるのだから、これほど俳優陣に恵まれた映画も少ない。そしてそのキャラクターが生き生きと書き込まれた脚本。二転三転し、飽きさせない作りである。音楽もボブ・ディランをはじめ、選曲も素晴らしい。演出面での巧みさにも、この監督の熟練の技を見た。
 いい映画だけに、上映期間の短さが気になった。こういう小粋な人間ドラマこそ、ヒット作に埋もれずに、上映してもらいたいものである。

written by Hideto Miyai's "映画スタック"


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