フィフス・エレメント

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　舞台は23世紀の地球。古代から神として地球を見守ってきた、宇宙人モンドジャワン人が予言した通り、未知の巨大有機体が地球目掛けて迫ってきた。全生物を全滅しにきたのだ。モンドジャワ人は再び地球に訪れるが、武器商人のゾーグの部下になっていた戦闘民族マンガロワ人に撃墜され、唯一その細胞だけが残る。地球で組成されたその細胞はみごとに一人の女性になった。彼女こそ、地球を救う五つめのエレメント・リールーなのだ。ゾーグは彼女のほかの四つのエレメントである石を狙っていた。組成された彼女は、外に逃亡し、偶然会ったタクシー運転手ゴーベンに救われる。ゴーベンは、もともと部隊で活躍していた軍人だった。彼の腕を買って政府が四つのエレメントを発見するよう命じられる。ゴーベンとリールー、ゾーグの部隊、マンガロワ軍、の戦いが始まった。
　荒唐無稽なストーリーだが、すばらしい美術センスと、エリック・セラの奇抜な音楽、さまざまな未来のアイデアであふれ、肩の力を抜いて楽しめる作品。ゲーリー・オールドマンのこっけいなゾーグがGood!!