マイケルコリンズ

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　イギリスの圧制に苦しむ、アイルランドでマイケル・コリンズ（リーアム・ニーソン）は、友人のハリー（エイダン・クイン）、リーダーのデ・バレラ（アラン・リックマン）と共に、IRBを率いて、イギリスに立ち向かう。コリンズを尊敬（？）するＧメン（IRB対策用の警察部隊）のブロイ（スティーブン・レイ）は、コリンズに警察の情報を与えていく。キティ（ジュリア・ロバーツ）をめぐって、コリンズとハリーは争いになるが、キティはハリーを選ぶ。警察の情報収集力に危険を感じたコリンズは、次々とＧメンを暗殺していく。ところが、ブロイは途中で裏切りがばれて殺されてしまう。コリンズは顔を知られていないため、逃げ仰せてゲリラ活動を続ける。そして、ついにアイルランドは、イギリスから自由を勝ち取る。ところが、イギリスとの条約はアイルランドの南部のみを、しかも、自由国としてのみ、認めるという内容であった。そのため、条約に対し、デ・バレラを中心とする反対派と、コリンズを中心とする賛成派に国中が分裂し、内乱状態に陥る。さらにはキティに振られた、ハリーまで反対派に加わり、内乱は激化する。その内乱の中で、ハリーが死に、コリンズはデ・バレラと交渉しようと、故郷まで、足を伸ばすが、そこで一青年に射殺されてしまう。
　俳優陣が豪華で、素晴らしい演技を見せてくれる。コリンズを助けるブロイを演じるスティーブンレイが、ここでもいい味を出している。