いつか晴れた日に<BR>Sense and sensibility

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　広大な土地を持つヘンリー・ダッシュウッドが亡くなった。息子ジョンしか屋敷を相続できないので、ダッシュウッド夫人と三人の娘達は年500ポンドの年金生活を強いられることになる。長女エレノアはおしとやかで、そのお人好しの性格から行き遅れていた。次女のマリアンヌは活発な性格だが若さゆえ、少々冷たかった。末娘のマーガレットは地図帳を見るのが好きな女の子。
　ジョンの嫁のファニーは意地悪な女で彼女らを邸から追い出しにやって来る。その時ファニーの弟エドワードにエレノアはひとめぼれしてしまう。しかし落ちぶれたエレノアに姉のファニーは冷たかった。ダッシュウッド夫人と娘達はしょうがなくジェニングス夫妻のコテージを借りる。ジェニングス夫人は人柄は良かったがゴシップの好きなおしゃべりなおばさんで、マリアンヌ等は辟易していた。
　ジェニングス氏はブランドン大佐を紹介する。ブランドンはマリアンヌに恋するが、彼女はその気はなかった。ある日、マリアンヌが草原で足をくじいたのを、その土地の領主ウィロビーに助けられる。彼女はウィロビーに恋してしまう。しばらく二人はアツアツだったが、ある日ウィロビーは急にロンドンに行ってしまう。マリアンヌは待ち続けるが、いっこうに帰ってこないので、姉妹はジェニングス夫妻と一緒にロンドンに行くことになる。ロンドンでのパーティー中に、ウィロビーが５万ドルの持参金の女と婚約を結んでいたということを知り、マリアンヌはショックを受ける。またジェニングスの親戚のルーシーがエドワードと婚約をかわしていたことをしり、今度はエレノアもショックを受ける。失意のうちに二人は田舎に帰るのだが・・・。
　エレノア役のエマ・トンプソンはやはりうまい。ブランドン役のアラン・リックマンもいい味を出している。
　