第72回(令和3年)雑記


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雑記
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かっこ内はおおよその歌唱時間です。

 見間違い、聞き違い、勘違いによる誤記や誤植もあると思いますが、発見し次第修正しますので暖かく見守っていただけるとありがたいです。

オープニング
 東京上空からの映像に続いてカメラは楽屋前の通路から。 司会の川口春奈と和久井麻由子アナウンサーが楽屋から出てこない大泉洋を呼ぶと、出てきた大泉洋はパープルのスーツ。 その後、オープニング映像へ。
 NHKの4K放送の高精細さをアピールするイメージCMを思い起こさせるカラフルな映像。
 映像の間に司会者3名はステージに移動し、「第72回NHK紅白歌合戦」と宣言。 すぐに1曲目が始まります。

明け星/LiSA(3) [2:57]
 花魁の着物がベースみたいな衣装。 衣装はモノトーンが基調で、髪の色と同じ赤がちらほらと。 対照的にステージには色とりどりの生け花。
 1ハーフでアウトロなしと思わせて最後の一節とアウトロ。
 「明け星」は年明けのシングルチャートを再浮上してTOP 20入り。 デジタルシングルチャートもTOP 10返り咲き。

2億4千万の瞳 -エキゾチック・ジャパン-/郷ひろみ(34) [2:41]
 ホール外の通路からパフォーマンスを開始してホールへ向かうという、この時期の彼にとっては定番と言えるスタイル。 彼がホールに入ると、今回はゲスト審査員がステージ横や別スタジオではなく客席の正面に座っている姿が見えます。 1階席の前方座席と真ん中の座席の間にある通路を隔てた区画の中央あたり。 郷ひろみが通ってきた通路に1番近かった小池栄子をはじめゲスト審査員たちと、握手ではなく肘をつぎ合わせてました。 小池栄子のほか坂口健太郎もノリノリ。 郷ひろみがステージに上がると、ここでステージ上に出場歌手が集まっています。
 1ハーフとおなじみの長さ。
 年明けに誰かが「ベテラン歌手がいつも廊下で歌わされている」と発言したらしいですが、彼のことを指しているのかな? イントロ部分で触れられていましたが、デビュー50年なんすよ。

 ここでこれまでのオープニングのように、出場歌手をステージ上に集めて司会者が話すシーンとなります。 この年は司会陣は紅組や白組に分かれていないということや、テーマが「カラフル」である説明があります。
 さらには、日本全国の様々な場所から音楽を届けると。 さっそく渋谷のNHKからからはPerfumeNiziUの姿が。 大泉洋から「ずいぶん殺風景」「すごい殺風景」と言われますが、スタジオ内の超大型(おそらく8Kかそれ以上の解像度)モニターが大活躍します。

ゲスト審査員紹介
 最初に紹介された三谷幸喜は、「審査委員長の」と自己紹介して大泉洋から訂正され、「審査副委員長の」と再びぼける。 三谷幸喜を呼ぶからにはぼけてもらわな、という脚本でしょうか。
 三谷幸喜の時からわかるように、ゲスト審査員が一言ずつしゃべります。 最後に紹介された小池栄子も「審査委員長の」とぼけてます。
 密を避けるために間隔をおいて座っています。 だから6人と少なかったのかな。

猫/DISH//(初) [2:12]
 曲前に曲を作ったあいみょんとのトークあり。 それよりもオーバーサイズなDISH//の皆さんの衣装が気になります。
 アカペラでサビの後半を歌って演奏スタート。 アレンジは令和2年にYouTubeで再生されまくったTHE FIRST TAKEバージョンではなくオリジナルバージョン、カラオケではなくオケ録り直しかな? アカペラ後は1コーラスと短かったのが残念。
 会場で見ていた方の話では、あいみょんが緊張しながらDISH//のパフォーマンスを見守っていたそうです。

Take a picture/NiziU(2) [2:04]
 NHKのスタジオから。 大型モニターに映し出された渋谷の風景をバックにパフォーマンス。 大型モニターが高精細なので、モニターの枠が見切れなければ渋谷でパフォーマンスしているようなイメージ。 実際にはモニターが左右に分かれ、さらに後ろに別の大型モニターがあったり、渋谷の風景が映し出されていたのは短い時間でした。
 年明けのシングルチャート返り咲き。

ガラス棟から
 司会の大泉洋がこの年の会場である国際フォーラムのガラス棟からパフォーマンスする歌手がいると。 さっそく次の2組がガラス棟からのパフォーマンスとなります。。

有楽町で逢いましょう/山内惠介(7) [1:59]
 ガラス棟の渡り廊下から。 この人のスーツもパープルかな? ステージで歌ってたら大泉洋とかぶってたね。 有楽町の待ち灯りをイメージしてキラキラしたスーツをオーダーメイドで作ったそうです。 そのキラキラ具合はかぶってなかった。
 オリジナルは昭和32年に発売されたフランク永井のヒット曲。 フランク永井は昭和48年の第24回歌合戦で歌唱しています。
 山内惠介もその時と同じ2コーラス。 2コーラス歌うことが難しくなった歌謡曲・演歌勢ですが、山内惠介はフルで4コーラスだった「流転の波止場」や今回のようにフルコーラスが短い「有楽町で逢いましょう」で2コーラス歌える機会がある珍しい存在。

流れ弾/櫻坂46(2) [2:10]
 渡り廊下の山内惠介が下の方を指さし、カメラが下を向くとパフォーマンス開始。 ガラス棟の1階で素足でのパフォーマンス。 「生で歌えるわけねーだろ!」と言わんばかりの激しいダンス。 マイクがオンになるのはパフォーマンスが終わった直後。 息が切れてます。
 テレビバージョンよりもサビを短くしたバージョン。
 年明けのシングルチャートでTOP 50に返り咲き。

カラフル特別企画 川口春奈×SDGs
 司会の川口春奈が故郷である長崎県五島市福江島をたずねる映像の後、ステージでYOASOBI with ミドリーズのパフォーマンスへ。

ツバメ/YOASOBI with ミドリーズ [2:23]
 NHKのこどもSDGsの番組のテーマソングなんだそうだ。 ステージ左右には司会陣のほか乃木坂46郷ひろみBiSH鈴木雅之三山ひろみと主に後半に登場する皆さんが一緒にダンスしてました。 三山ひろしはダンスじゃなくてけん玉だったけど。

勿忘/Awesome City Club(初) [2:32]
 NHKから。 最初屋外で撮影した事前収録映像かと思ったら、夜景はスクリーンに映し出された映像で、スタジオでのパフォーマンス。 歌前の東京国際フォーラムの司会陣とのやり取りの時にセットが見えているから、ちゃんと見ている人にはわかるのか。
 3人はこの後東京国際フォーラムへ移動します。 前半最後の「マツケンサンバⅡ」に間に合った様子。
 「勿忘」は映画「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング。 アメリカでは10年以上前から使われていましたが、ついに日本にも上陸したか、この言葉。
 テレビバージョンから1番と2番のAメロを短くして、2番のあとのギターソロがある代わりにそのあとのサビを短くした感じでしょうか。 ややこしい。
 年明けのデジタルシングルチャートでTOP 10返り咲き、ストリーミングチャートでもTOP 20返り咲き。

Make Me Better/GENERATIONS(3) [2:04]
 白基調の衣装。 ダンスグループなもんで、いつも通り激しいダンスなんですが、サビの一部にダンスが苦手な人でも真似しやすい振付がある曲。
 テレビバージョンからイントロ全カットになっちゃったのかな。

はーちゃんが紅白本番中の楽屋をレポート
 三山ひろしと共にギネスに挑戦するけん玉ヒーローズ2021。 DJ KOOの姿も。 彼は大皿の練習をせずにけん玉を磨いています。

君しか勝たん/日向坂46(3) [2:04]
 サビから始まって1コーラス。 テレビバージョンは1番の後に間奏なしでサビがもう1回ありますが、サビが1回になった代わり、曲の終わりの「Ooh LaLaLa」というところは2回繰り返しに。 日向坂46のファンの方が「歌合戦のステージではカットされてこんな感じになるかな」と思っていた通りになったとおっしゃってました。 ほとんど間奏もない短いパフォーマンスの中で、衣装の色を変えることに成功。
 年明けのシングルチャート返り咲き。

君がそばにいるから/純烈(4) [2:03]
 ゲスト審査員席前の通路に即席で作られたと思われる台の上でサビを歌ったのち、台から降りて「ファンとのふれあいの新しい形」へ。 東京国際フォーラムの観客とマジックハンドで握手。 握手後のマジックハンドはもちろん消毒。 マジックハンドを持ちながら歌う白川裕二郎と共に消毒液が入ったスプレー容器を持つ小田井涼平は長身だし立ってるしスプレー容器を持つ位置も高いので、消毒液が観客にかかったんじゃないかと心配しました。
 もう一方の酒井一圭後上翔太組はゲスト審査員にも握手。 おそらく何か小ネタを披露したであろう三谷幸喜が握手する前に、カメラはステージに上がる白川小田井ペアに戻りました。 大泉洋はしっかりマジックハンドと握手していたのに、川口春奈の方は指2本だけ使ってマジックハンドを軽く握っていたのがよかったです。
 曲の方はサビから始まって1コーラス。 いつも思いますが、もうちょっと長いといいのに。 このあたり、2分くらいしか持ち時間がない皆さんが多いです。

ゲスト審査員とのトーク
 清原果耶と。 いつもテレビで見ていた歌合戦をこんな間近なステージで見ることができて楽しいと。

マスカラ/SixTONES(2) [2:27]
 NHKのスタジオから。
 曲前に司会陣ととトーク 同じ事務所の先輩の名前を出した方がよいのではないかという場面でも大泉洋の名前を出すほどの大泉のファンという松村北斗。 大泉洋の魅力を聞かれたところ、うまくまとめられず「この世に存在してくれてありがとうございます。」と発言。
 「マスカラ」はKing Gnu常田大希作詞作曲。 ギターの音色が印象的な曲なので、ギターを弾くような振付が頻繁に出てきます。
 年明けのシングルチャートでTOP 20返り咲き。

中間審査
 客席の観客が持つライトの色が赤くなり、紅組優勢らしいです。

あんたの花道~ブラバンSP~/天童よしみ(26) [2:19]
 大阪桐蔭高等学校吹奏楽部との共演。 「あんたの花道」は甲子園で高校球児の応援として演奏されたことがあるんだそうだ。
 曲が終わってから司会の大泉洋が大阪桐蔭高等学校吹奏楽部の部員に台本にない「今年一年を漢字一文字でたとえると(要確認)」と質問をして川口春奈から「台本にないくだりはやめましょう」と怒られていました。 聞かれた学生はちゃんと答えてました。

Real Face#2/KAT-TUN(初) [2:35]
 曲前にKAT-TUNの紹介映像、司会陣とのトークあり。 デビューから15年経っての初出場。 この事務所よくある、デビュー当時の大ヒット連発の頃は歌合戦に出場するグループが固定されていてカウントダウンライブ組だった皆さん。 初の単独ライブが今回の歌合戦の会場である東京国際フォーラムだったんだそうです。
 デビュー曲という紹介。 もちろんデビュー曲は「Real Face」 ですがタイトルは「Real Face#2」 3人体制になってレコーディングし直したバージョンだとか。
 パフォーマンスの途中に生け花のセットが撤収し、階段とスクリーンに映した映像とライト、炎というシンプルな演出。 1ハーフ。 もうちょっと長くてもよかったのに。

ゲスト審査員とのトーク
 石川佳純とのトーク すごく楽しい。 アーティストの皆さんの豪華な迫力のある演奏を聴けて感動していると
 三谷幸喜とも。 圧倒されました。 司会は意外にうまいけど、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第1話の最後のセリフはちょっとイメージと違うと。

夜明けをくちずさめたら/上白石萌音(初) [2:07]
 NHKのスタジオから。 曲前に司会陣とのトークあり。 朝ドラで共演した稔さんことSixTONES松村北斗とすれ違ったと。
YouTubeピアニスト 角野隼斗との共演。 ピアノのほかに弦楽器つき。
 歌番組では昭和や平成のヒット曲をカバーする機会も多く、歌合戦で何を歌うのか読めなかった歌手のひとり。 令和2年にみんなのうたで流れたオリジナル曲。 いきものがかり水野良樹作品。
 イントロ、アウトロ、間奏なしで1番の途中で2番に飛んでサビで転調が入る実質1コーラス。 大河ドラマに出演し、NHKの歌番組の司会を務め、朝ドラヒロインも務め、本人は「今が人生のピーク」と囲み取材で話していたそうですが、後半で歌う、1ハーフや2コーラス歌うなどもっと上がありそうです。
 この後、東京国際フォーラムへ移動。

恋降る月夜に君想ふ/King & Prince(4) [2:39]
 衣装(ジャケット部分)に翌年の干支である虎の刺繍。 大型スクリーンの映像、階段、銀色の紙吹雪
 テレビバージョンから間奏を10秒くらいカットしたのかな。
 パフォーマンスが終わると、当然のようにゲスト審査員である清原果耶や坂口健太郎との絡みあり。 永瀬廉も出演していた朝ドラ「おかえりモネ」つながり。 清原果耶は役の愛称である「りょーちん」呼び、坂口健太郎は「れんれん」呼び。
 「恋降る月夜に君想ふ」は年明けのシングルチャートでTOP 50返り咲き。

北京オリンピック・パラリンピックの選手紹介映像
 翌年には北京オリンピック・パラリンピックが開催されますので、こんな映像も流れるわけで。 そしてバック流れていた曲から次の曲も予想がつくわけで。

Fly High/milet(2) [2:10]
 初出場だった前回はNHKホールの2階席に設けられたルールステージから、今回は東京国際フォーラムのステージ上の階段の一番高い場所からの歌唱。
 NHKウィンタースポーツテーマソングとしてNHKの番組では何度か歌っていますが、この時点ではまだYouTubeでMVが公開されていただけだったような。 冬季オリンピックパラリンピックに関連する楽曲の場合、バックに北京オリンピック、パラリンピックでの活躍が期待される選手の競技映像が映し出されそうですが、そのような演出はされず。

命に嫌われている。/まふまふ(初) [2:26]
 曲前に「インターネットからきました」と紹介映像あり。 階段セットの前に大型スクリーンが登場し、歌詞が映し出される演出。
 マスクをはずしての初歌唱とか。 めちゃハイトーン。 歌い終わった後の声が思ったよりも低くてかすれていて、ギャップがでかい。
 進行が遅れていたため、まふまふとのやりとりはあまり粘らなくていいと司会陣が事前に指示されていたようです。 粘ってたらまふまふの声はさらにかすれたかもしれないので、ほんとに粘らなくてよかった。
 YouTubeを主な活躍の場としている人なので、年明けの反応もYouTube再生数が一番大きくてTOP 20返り咲き。

いい日旅立ち/水森かおり(19) [3:00]
 カラフル特別企画の一つ、「水森かおり 日本各地の絶景で歌う!」というものらしいです。 歌の前半は出場歌手発表からの1か月の間に収録した日本各地の観光地の映像。 間奏明けからは京都の清水寺での生中継。 この日、京都は雪降ってめちゃ寒かったんですよ。 歌の前後も雪がかなり降ったそうですが、歌っている時はほとんど降らなかったと。 ウエディングドレスのような白いドレス。
 当日までどこで歌うかは明かしていなかったため、東京から京都への移動時にバレないように、とNHKスタッフから言われていたそうです。 だったらハイヤー手配するなり、NHKが気を遣わんかい。
 個人的にはこの年の「鳴門峡」を歌ってほしかったのですが、そうすると巨大化したり消えたりという演出になったかもしれないので、なんとも複雑な気持ちです。

D.D./Snow Man(初) [2:36]
 前年パフォーマンスする予定だった曲。 前年の1月発売ですから、もう2年近く歌い踊っているわけで、安定のパフォーマンス。 間奏部分でのグループであることを活かしてメンバーが入れ代わり立ち代わり複数人で披露するダンスに見入ってしまいます。
 年明けのシングルチャートでTOP 20返り咲き。

途中経過
 客席のペンライトが赤くなったので、また紅組優勢かと思ったら白色に。 そして紅白に点滅したり他の色になったり、劇団ひとりがいたずらしているようです。 司会の大泉洋だけライトを消したり明るく照らし過ぎたり。 色々やっていた劇団ひとりがあれこれいじっていた操作パネル?の横に置かれているどーもくんのぬいぐるみをどけると、そこには金色の大きなボタンが。

カラフル特別企画「マツケンサンバⅡ」
 劇団ひとりが金色の大きなボタンを押すと、東京国際フォーラムが金色に光り。 金色のバイクを運転する人の姿が。 バイクを降りると、置いてあったスケボーをつかみ、スケボーに乗って東京国際フォーラムのホールAへ。

マツケンサンバⅡ ザ・カラフルREMIX/松平健(2) [3:33]
 ステージ上に松平健がスケボーに乗って登場。 1番は普通の腰元ダンサーズを従えたパフォーマンス。 間奏になると様々なダンサーが登場。 そして間奏が明けると司会陣や出場歌手もステージ中央に集まり、ステージ後方の大型スクリーンには劇団ひとりの姿も。
 年明け、NHKの歌合戦公式サイトには「NHKが企画、制作したものです」とコメントが。 そして番組内でもテロップが出ましたが、東京国際フォーラム敷地内でのスケートボードは禁止。 特別に許可を取ったということです。
 松平健によると、スケボーは今回の登場で使うまで乗ったことはなく、NHKのスタジオ内で練習した時に初めて乗ったそうです。 馬にも乗れる、殺陣もできる方なので、スケボーもすぐに乗れるようになったものの、前日の東京国際フォーラムでのリハーサルでバランスを崩してずっこけそうになったので、本番で成功してよかったと後日話していました。

途中経過
 ちゃんとした途中経過は白組優勢

後半の予告
 残り時間30秒以上あるのに、司会陣が急いでいるような時間かせぎをしているような様子が気になっていたところ、後半の見どころを紹介する予告映像へ突入。 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサトを担当した声優・三石琴乃によるナレーション。 最後には「サービス、サービスゥ!」とエヴァファンにはおなじみの言葉も。 私は新世紀エヴァンゲリオンを見ていないので、最初何のことなのかわからず。

特別企画~明日への勇気をくれる歌~
 まずはゲーム「ドラゴンクエスト」から。 歌合戦のステージがドット絵に、司会陣がドット絵のゲームキャラになっています。 ドラクエをはじめとする昔のゲームの世界ですね。

序曲~そして伝説へ/東京都交響楽団 [4:48]
 東京都交響楽団の演奏。 「序曲」は東京オリンピックの開会式でも流れた曲らしいです。 曲間のナレーションは山田孝之。 2曲の間にも「あおぞらをとぶが」が少し使われていました。
 東京都交響楽団が演奏しているスタジオの後ろの方にはスクリーンがあり、ドラゴンクエストのプレイ画面が映し出されていました。 「そして伝説へ」のラスト、東京都交響楽団の方々の名前がたくさん流れるのですけど、小さすぎてわからんのですよ。 それでも最後の最後、すぎやまこういちの名前だけはアップではっきり映す。 この人のコーナーと言っても過言でもないので、名前なくてもわかるのに。

炎/LiSA [2:42]  「鬼滅の刃」映像が終わると炭次郎の着ぐるみが司会陣の横にいて、司会陣とやり取りをした後にLiSAのステージへ。
 LiSAはこの曲では黒地に赤のドレス。 当然のようにバックに「鬼滅の刃」映像。
 この年、LiSAは前半も後半も最初に歌った歌手でした。
 年明けのシングルチャートでTOP 50返り咲き。

残酷な天使のテーゼ/高橋洋子 [2:30]
 東京国際フォーラムに使徒襲来だとか。 エヴァンゲリオンの映像に歌合戦仕様のオリジナル吹き替えでシンジの代わりに大泉洋を闘わせようとしている。 ステージ脇にはエントリープラグが黒子によって運び込まれ、結局シンジと大泉洋が一緒に闘うという展開に。 シンジと大泉洋が「A.T.フィールド全開!」と叫ぶと高橋洋子の歌へ。
 高橋洋子の衣装は初号機をモチーフにしているとの声あり。 ダンサーもコスプレしてるのかな。 もちろん、バックには「新世紀エヴァンゲリオン」の映像あり。
 多分、この方の場合アニバーサリーイヤーだからという理由での出演ではないと思いますが、この年デビュー30周年。

アルデバラン/AI(4) [2:49]
 この時放送中だった朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」主題歌ということで、NHKから東京国際フォーラムに移動してきた初代ヒロイン上白石萌音が曲紹介に参加。 初代ヒロインの相手役だったSixTONES松村北斗はおらんかったね。 グループごとカウントダウンライブへ行ってしまったか。 だから上白石萌音の曲前に「稔さん」という松村北斗が演じた役名を出して話をしたのかな。
 AIが歌唱するバックには、「カムカムエヴリバディ」オープニング映像拡大版と、もちろんドラマの名場面も。
 年明けのデジタルシングルチャートでTOP 10返り咲き。

ゲスト審査員とのトーク
 谷真海と。 感動の連続、胸がいっぱい、1年分の夢や勇気を頂いていると。
 そして北条政子(小池栄子)と。 政子非常に感動しています。 歌手、パフォーマーだけでなく演出もすばらしいと。

Re:LIVE/関ジャニ∞(10) [2:41]
 この年のジャニーズ勢で1番出番が遅かったのがこの年出場したジャニーズ勢で1番のベテランだった彼ら。 バックのスクリーンは使われず、照明だけというシンプルな演出。
 「Re:LIVE」を収録したアルバムが年明けのアルバムチャートを再浮上。

プロミスザスター/BiSH(初) [2:46]
 曲前のトークはいたってまとも。 パフォーマンスもいたってまとも。 まさか気合いを入れるためにあのような言葉を口にする人たちとは。
 紅組の若手グループ歌手は歌よりもダンス重視というパフォーマンスが多かったですが、このグループは歌が多少乱れてもライブ感を重視するようで。 考えてみると、こういうタイプのグループって紅組には珍しいかも。

浮世傘 ~第5回 けん玉世界記録への道~/三山ひろし(7) [2:19]
 曲前に映像あり。 ガラス棟の渡り廊下から。 有名人枠はぺこぱの松蔭寺太勇、DJ KOO鈴木福、ムック。 東京国際フォーラムガラス棟の広さを利用し、1番から126番の三山ひろしまで緩やかに曲がる一続きの線になっていたので、進行に合わせて立ち上がる必要がなかったり、観客の目もなかったため、いつも通りの実力を発揮できたようです。 ギネス更新2年連続は初。
 毎年日本全国からけん玉エキスパートを集めてけん玉マスターズを編成する人は、今回ムックをブッキング。 ムックは大柄なので、一般よりも大きなけん玉を特注で作ってもらったそうです。
 年明けにNHKの番組に出演した三山ひろし。 視聴者から「歌合戦でけん玉以外に披露してみたい趣味や特技」と聞かれ「歌をしっかり歌いたい」と回答。 そりゃそうだよね。 私もそう思う。

Stand by me, Stand by you./平井大(初) [2:26]
 曲前に紹介映像あり。 花がステージに出ていた エレキギター弾きながらの歌唱。
 年明けのデジタルシングルチャート返り咲き。

ライフイズビューティフル/ケツメイシ(初) [5:28]
 デビュー20年のケツメイシにとって、初のNHK出演が歌合戦。
 司会の川口春奈が一番好きな曲。 和久田麻由子アナウンサーは学生時代に毎日聴いていたとか。
 国際フォーラムのステージでパフォーマンス。 彼らにとっては、この日とステージがこの年の初仕事であり仕事納め。

ポリゴンウェイヴ/Perfume(14) [2:33]
 ゲスト審査員の清原果耶の芸能界入りのきっかけがPerfumeらしい。
 NHKのスタジオから。 ダンサーが背丈ほどのスクリーンを移動させ、バックの大型モニターと合わせてポリゴンの映像をPerfumeの前後左右に表示させながらのパフォーマンス。
 ここ数年パフォーマンス時間が3分を超えていたPerfume。 この曲はフルコーラスでも3分ちょっとなので、フルでもよかったのに。

U/millennium parade × Belle(中村佳穂)(初) [2:50]
 曲前に紹介映像あり。
 millennium paradeは歌合戦にも出場経験のあるKing Gnu常田大希のソロプロジェクト。 他のメンバーはその都度召集するということで、King Gnu新井和輝勢喜遊もいたような。 召集するメンバーは常田大希と同い年の平成4年生まれの人が多く、中村佳穂も同じく。 中村佳穂はテレビ番組では初歌唱。
 演出でステージが暗いんですよ。 バックのスクリーンが一番明るい。 中村佳穂の姿も暗い。 ミレパも推測するしかない。
 曲の方はフルコーラスで3分ちょっとなので、最初のサビの後の間奏を短くしたほぼフルコーラス。
 年明けのシングルチャートに返り咲き。

夜明けのうた/宮本浩次(3) [2:30]
 東京湾を航行する遊覧船から。 気温1℃だったとか。
 この方もカバー曲を収録したアルバムがヒットしたこともあり、歌唱曲がどうなるかわからなかったのですが、オリジナル曲を披露。

きっかけ/乃木坂46(7) [2:59]
 生田絵梨花にとっての乃木坂46でのラストステージ。 生田絵梨花がステージ中央でピアノ弾き語り、 周りを囲む形で他のメンバー。 最初からいたメンバーが生田絵梨花と同じ第1期、その後第2期、第3期以降という感じで出てきたのかな。 バックのスクリーンにはこれまでの乃木坂46の歩みのような映像。
 シングルではなくアルバムの中の1曲。 ファンにとってはよく知ってる曲なのでしょうか。 ファンじゃなくても知っている曲を選曲される歌手が多い中、ファンしか知らないような曲を歌うのはなかなかのこと。
 「きっかけ」を含むベストアルバムが12月に発売されており、年明けのアルバムチャートで1位返り咲き。

望郷じょんから・北酒場/細川たかし [3:45]
 カラフル特別企画「細川たかし 北海道に歌でエールを!」
 「望郷じょんから」は1コーラスが長いため、出だしを短くカットした1コーラス。 細川たかしの弟子である彩青が三味線で参加。 「北酒場」ではバックに花柳糸之社中の踊りが入り、司会の大泉洋も歌で参加。 大泉洋はカラオケでいつも歌う大好きな曲なんだそうだ。
 細川たかしは70代とは思えない張りのある歌声。

夜桜お七/坂本冬美(33) [3:11]
 NHKのスタジオから。 最先端技術との共演で。 ウォーキングマシンを用いて歩くシーンもあるように見せつつずっと定位置、グリーンバックに合成した映像でカメラの向きが変わる、建物内を移動するように見せる演出になっていました。 扇子、傘、カメラアングルでモニターが見えなくなるタイミングがあり、そこで場面転換もやってのかな?
 歌合戦のリハーサルは通常1回だけなのですが、これは何回もやったそうです。

きらり/藤井風(初) [3:59]
 曲前に藤井風の紹介映像あり。 デビューのずっと前からYouTubeに弾き語り動画をアップしていたということで、彼の活動の原点である実家から「きらり」。 ひざの上に置いたキーボードを弾き、スマホで音声と映像を撮っているようでめっちゃ粗いの。 「きらり」を1コーラス歌ったらカメラに手をかけ角度でも調整するのかなと思ったら服でカメラが一瞬暗くなり、明るくなると実家とは違うところになっていて。 国際フォーラムのステージに登場して「燃えよ」を1コーラス。 実家と同じ部屋着のような衣装。 パフォーマンス後に司会陣とのトークあり。
 「きらり」は年明けのストリーミングチャートやデジタルシングルチャートでTOP 10返り咲き。 「燃えよ」もデジタルシングルチャートを再浮上。
 最近の歌合戦は生放送の場合はLIVEの文字が出るので、藤井風の番になったらLIVEの文字が消えていたことから「これはひょっとして…」と気づいていた人もいたようです。

群青/YOASOBI(2) [4:11]
 ガラス棟から。 ikuraがエスカレーターを降りながら歌い出し、下に着くとオーケストラ、ダンサーとの共演。 けん玉よりちょっと多い人数。
 年明けのデジタルシングルチャートでTOP 10返り咲き、ストリーミングチャートでもTOP 20返り咲き。

め組のひと 2021紅白ver./鈴木雅之(5) [2:46]
「め組のひと」は昭和58年に大ヒットしたRATS & STAR時代の曲。 ということでRATS & STARメンバーである桑野信義佐藤善雄も参加。 なにが「2021紅白ver.」なのかな、と思ったら、冒頭にRATS & STARのさらに前、シャネルズ時代の大ヒット「ランナウェイ」を一節歌いました。 ここのことかな?
 TikTokでは何年か前からはやっていると言われ、NHKの「うたコン」という歌番組でも若い女性歌手が歌ったりしていたこの曲、ようやく歌合戦でも披露されました。 サビの「めッ!」というところ、大泉洋だけでなくゲスト審査員の坂口健太郎もノリノリで振付をやっていて、坂口健太郎をゲスト審査員にしたのが盛り上げ役として成功だったようです。 菅波先生とはまた違う一面。
 「め組のひと」の「め」は正しくは〇のなかに「め」です。

ゲスト審査員とのトーク
 坂口健太郎と。 楽しいし元気も出るしパワーもらえるし最高、と。

虹/ゆず(12) [3:18]
 この回のステージ上の生け花も担当したフラワーアーティスト東信の演出。 北川悠仁岩沢厚治のスーツにも花や緑があしらわれ、映画「天空の城ラピュタ」に出てきた自然に同化しつつある巨神兵のような。 1番の転換する前のセットも壁に草花が生えているようで、ますますラピュタ。
 この方々もデビューから20年以上経って人生経験を積んでいるのに歌声は若さいっぱい。

不思議/星野源(7) [4:48]
 ガラス棟から。 トークは生なんですけど、パフォーマンスは事前収録なので、トークの時からLIVEの文字はありません。 そしていつも通りのフルコーラス。
 司会の川口春奈が主演したドラマ「着飾る恋には理由があって」の主題歌。 年明けのシングルチャート返り咲き。

愛を知るまでは/あいみょん(3) [3:20]
 曲前に司会者とゲスト審査員の石川佳純とのトークあり。 彼女はあいみょんのファンらしい。
 ステージはバックバンドと照明メインの演出というシンプルなもの。
 曲の最後、ギターをかき鳴らした後にマイクに向かって「イェー」と歌うところ、リハーサルではやっていなかったのか、音声が慌ててマイクのボリュームを上げていたようです。 音声さん、ドンマイ。

天体観測~なないろ/BUMP OF CHCKEN(2) [6:17]
 ゲスト審査員の清原果耶と坂口健太郎がステージ上に登場し、清原果耶が「天体観測を含む紅白スペシャルパフォーマンス」と紹介。 天体観測を間奏なしの1ハーフ、朝ドラ「おかえりモネ」の出演者が「なないろ」を吹奏楽で演奏するスペシャル映像を挟んで「なないろ」。 12月30日に気仙沼で収録したらしいです。 こちらは2番の後の間奏がちょっとカットほぼフルコーラス。
 「なないろ」はデジタルシングルとして5月発売ということで、年明けのデジタルシングルチャートに返り咲き。 CDシングルは12月発売で、年末のシングルチャートで初登場1位だったため、年明けの再浮上はなし。
 「なないろ」の間奏部分で「おかえりモネ」出演者の映像や声が入るので、後日NHKでこの時の映像を放送するときどうするんだろう、ということが貴重な映像を再利用してほしい者としての心配事。 「おかえりモネ」出演者出演部分のない映像を別途NHKの番組で放送するのかな。

ゲスト審査員とのトーク
 谷真海と。 「なないろ」を撮影した宮城県気仙沼の出身なので、驚いたし感動したと。

道化師のソネット/さだまさし(21) [4:39]
 カウントダウンライブ会場である両国国技館から。
 前年に引き続いての特別企画での出場。 前年は出場回数については触れられていなかったのですが、今回は「昨年に続いて21回目の出場」と歌合戦の公式サイトにあったため、出場回数を明記しています。
 白組から出場していた時期の最後の方、喉の調子が悪いかなと思うことが何度かありました。 前年とこの回はいつものさだまさしという安定した歌唱。 キーはちょっと下がってますけど、よい声です。 テンポをちょっと速くしたフルコーラスかな。

緑酒/東京事変(2) [4:04]
 曲前に椎名林檎とのトークあり。 コロナが落ち着いたら豪遊をしたいと。 温泉に入って食っちゃ寝と。
 前年に続いて和装。 椎名林檎がソロで出場しているときも和装が多いです。
 椎名林檎は拡声器を使っての歌唱。 MVと同じで、この曲独特の演出というわけでもないようで。
 まずはステージ後方の大型モニターには株価表示のような赤い文字が左右に流れる映像(よく見ると歌詞です)、間奏で桜吹雪が舞う映像、そして後半には大量の紙吹雪。 この曲のMVやこの年NHKの別の歌番組でパフォーマンスした時と同じ演出ですが、違ったのは紙吹雪の量。 NHKの番組企画で東京事変が歌合戦スタッフをたずねた際に、北島三郎と同じくらいの量の紙吹雪を降らせてほしいとお願いしたそうです。

Woman "Wの悲劇"より/薬師丸ひろ子(2) [4:01]
 NHKのスタジオから。 ずっとLIVEの文字が出なかったけど、司会陣とのやりとりがあったことから、少し長めの曲前のトークは生で歌が事前収録かな。
 この年で歌手デビュー40周年。 前回出場と同じ昭和59年発売のヒット曲。 今回は東京フィルハーモニー交響楽団の演奏、そして前回と同じく松任谷正隆がピアノで参加。 イントロに使われた曲はなんだろう。
 前回は当日に曲のテンポがオリジナルより速いことを知って緊張したということを話していたそうなので、今回リベンジの意味をこめて同じ歌にしたのかも。 そして安全を期すために事前収録にしたのかも。 前回より落ち着いた歌唱にきこえました。
 「Woman "Wの悲劇"より」を収録したベストアルバムが年明けのアルバムチャートを再浮上。

火事と喧嘩は江戸の華~津軽海峡・冬景色/石川さゆり(44)[4:00]
 「火事と喧嘩は江戸の華」は令和2年に発売したアルバム収録曲。 KREVAとMIYAVIとのコラボ。 石川さゆりが歌合戦で「津軽海峡・冬景色」と「天城越え」以外の持ち歌を披露するのは平成19年の第58回以来。 歌合戦では歌っていない曲を披露するとなると平成16年の第55回以来。
 「津軽海峡・冬景色」ではバックには墨絵の映像。 「津軽海峡・冬景色」は2コーラスでした。
 今回「」火事と喧嘩は江戸の華」で共演したKREVAは第53回(平成14年)にKICK THE CAN CREWとして出場して以来、MIYAVIは第65回(平成26年)にSMAPと共演して以来の歌合戦となります。

歌は我が命/氷川きよし(22) [3:32]
 ここで生け花をふんだんに取り込んだセットが戻ってきます。
 22回目の出場にして、自分のオリジナルではなく美空ひばりの昭和51年の曲を歌唱。 ここ2年、「限界突破サバイバー」を歌っていて、あの曲のテレビバージョンは1ハーフだったから、久々の2コーラス。 そして年が明けた1月22日に翌年末をもって歌手活動をいったん休止することを発表。

さらば青春の光 <紅白SP>/布袋寅泰(初) [4:05]
 曲前に紹介映像あり。 NHKのスタジオから。  映画「キルビル」のメインテーマ「BATTLE WITHOUT HONOR OF HUMANITY」と「さらば青春の光」のメドレー。

道標 ~紅白2021ver.~/福山雅治(14) [5:19]
 この曲は亡くなったおばあ様のために作った曲だとか。 歌合戦での歌唱は2回目。 メドレーというわけではなく、歌合戦の特別アレンジだったそうで、アルバムに収録されているバージョンのフルコーラスよりも長くなっています。

TOKYO2020オリンピック・パラリンピックを振り返る映像。
 ゲスト審査員の選び方もそうですけど、今まで当たり前のように金メダリストにスポットライトを当てて来た印象がありますが、今回の映像は競技に失敗した選手とその選手を迎えるライバル選手、パラリンピックで身体障害以外の障害も乗り越えてきた選手など、別方面から選手を振り返っていました。

明日へ 2021/MISIA(6) [6:31]
「明日へ」と「Higher Love」のメドレー。 「Higher Love」では曲を作った藤井風のピアノとコーラスあり。 MISIAによると、「Higher Love」を歌うことが決まった時点では藤井風との共演は決まっていなかったものの、ライブで「Higher Love」を披露した際の観客の反応を見て、歌合戦での共演を実現させたいと藤井風にラブコールを送ったのだとか。 ということは、MISIAが何もアクションを起こさなかったら、藤井風は岡山の実家から歌うだけだった?
 「Higher Love」を収録したアルバムが年明けのアルバムチャートを再浮上。

エンディング
 投票の結果、ゲスト審査員が6人全員白組に投票という珍しい事態。 見直すと、全出場歌手のシーンを振り返る前にゲスト審査員が全員ペンライトを白くしてました。
会場は紅組1,110、白組1,000と僅差で紅組優勢。
視聴者は紅組2,189,150、白組1,956,996で紅組優勢。
結果、紅組優勝となりました。 前年は視聴者は最大で5票投票できましたが、全部の票をひとつの組に投票するしかありませんでした。 だから白組がダブルスコアに近い差で負けた、と大泉洋がクレームをつけたからか、今回は持っている票を1票ずつ好きな組に配分できる方式に変更されました。 このため前回ほどは差がつかなかったのかな。
 優勝した紅組への優勝旗授与はなし。 時間がなかったのではなく、最初からなかったそうです。
 ラストの「蛍の光」の指揮は都倉俊一。 今回も1回限りの契約だったのでしょうか。
 NiziUも国際フォーラムまで移動してたみたい。

 どちらかの組から2曲連続、もう一方の組からさらに2曲連続だけでなく、3曲連続という攻守交代をどうやっても実現できない歌唱順です。 もう1組ずつの対戦ではなく、紅組と白組全体としての対戦、さらに言えば対戦形式は番組タイトルと投票には残っているものの、出場歌手のパフォーマンスを楽しみましょうということでしょう。

 適当に調べたパフォーマンス時間はこちらをどうぞ。