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かっこ内はおおよその歌唱時間です。
愛のために。/上戸彩(初) [2:53]
同じ事務所の美少女クラブ31を従えての歌唱。
ご本人は「歌は苦手」と公言しているけど、リハーサル直前に高熱を出して倒れていたらしいから、低い音がちゃんととれていないとかかすれているというつっこみはだめです。
自分のために/TOKIO(11) [3:02]
11回目の出場にして初のトップバッター。
そして歌合戦に出場するジャニーズ事務所のグループが彼らだけというのは3年ぶり。
曲の最後の方の長瀬智也の動き、歌合戦しょっぱなから「白組勝たせて!お願い!」と懇願しているみたいで気になりました。
CDが売れない時代なので、デビュー12年目にして初めてリリースしたシングルが1作も10万枚を突破しない年になる(アルバムはチャート1位になったし売り上げも10万枚を突破しているけど)と思ったら、11月に発売したこの曲が年をまたいで売れ続け10万枚を突破。
2004年 愛・涙・キッス 紅白スペシャル/モーニング娘。(7)・W(初) [4:12]
「愛あらばIT’S ALL RIGHT」~「涙が止まらない放課後」~「ロボキッス」~「愛あらばIT’S ALL RIGHT」というメドレー。
モーニング娘。を卒業したWとの合体企画という特別編成。
当サイトとしては、Wの出場回数の計算をどうしようか悩みましたが、公式のNHKの記録と同じように初出場としています。
実際はWの辻希美も加護亜依もモーニング娘。として過去4回出場経験あります。
2組とも早がわりあり。
持ち時間は1組よりは長く、2組分よりは短く。
「涙が止まらない放課後」と「ロボキッス」を生歌で聴けたのは私にとっては初めて。
紅組2番手なんて、NHK側が彼女たちのことを人気がいまいちなアイドルだと言っているようなものだけど視聴率は前後と比較してアップ。
四季/w-inds.(3) [2:52]
2003年は伴奏に比べてボーカルが小さすぎた彼ら、というか慶太。
今回はまともな音量。
バックにダンサーが4人ついたがクレジットはなし。
ひょっとして7人構成に?
そんなはずは。
うまい具合にデビュー当時の高音を強調した曲から現在の音域の曲に移行している感じ。
この曲は2004年発売した3枚のシングルで唯一10万枚突破。
発売するシングルすべてTOP10の上位に入るグループだけど、もっと大きなヒットを出して序盤よりも後ろの方に登場することを期待。
審査員紹介
野口みずき選手の後ろにいたのはよく似ていたがお姉さんか妹さんか。
花風/aiko(3) [3:14]
この年はNHKが行った「歌合戦で見たい歌手」調査で上位にランクインし早々と出場内定。
2003年の返り咲きもこの年と同様に調査で上位にランクインしていたからなんだろうと推測。
安定したボーカルが彼女の特長の一つ。
でも今回は高音がちょっとつらそうでした。
そして紅組3番手という順番の場合、オープニング時の衣装を大急ぎで着替えることもあるけど彼女は着替えなし。
普段着のような衣装。
さらには当時の彼氏との交際が順調なのか、肌の状態がとても良さそうに見えました。
桜/河口恭吾(初) [2:59]
この年を代表するヒット曲の一つ。
ホール2階の特設ステージで歌唱。
生ギター。
伴奏はギターだけ。
きゅんきゅん鳴ってた。
曲はあれね、サビがそっくりな曲があるってやつね。
あなたが好きで/森山良子(9) [3:41]
ピアノの伴奏つき。
約30年ぶりとなる新曲(1998年に発表した曲をドラマチックなアレンジにして再レコーディングしてシングル発売)での出場。
ベテランでヒット曲を出してしかもその曲を歌合戦で歌うという、私が思うところの歌合戦出場の理想型。
惜しむらくは出番がとてつもなく早いこと。
でも持ち時間は、イントロ、2番の一部をカットしたものの、前半戦で最長(氣志團の方が長いけど、これはセリから登場するときの音楽も含めたもの)。
新選組! メイン・テーマ/ジョン・健・ヌッツォ(2) [3:23]
NHK大河ドラマのメインテーマを歌ったことにより2年ぶりの出場。
東京混声合唱団(出演していたのは男性だけだったように見えたけど)のコーラスつき。
私はこのドラマをちゃんと見たことがないので、てっきりずっとハミングなのかと思っていました。
それよりも、あまり評判がよくなかった大河ドラマのメインテーマをこんなところでこんな長い時間歌わせちゃっていいのだろうか。
ジョン・健・ヌッツォのようなクラシック歌手が出場すること自体には異論はありません。
アテネオリンピック金メダリストのコーナー
TOKIOが進行の手伝い。
女子柔道70キロ級の上野雅恵選手が柔道界のあややに見えるのは私だけ?
釧路湿原/水森かおり(2) [2:42]
シングル売り上げで見れば現在の女性演歌界の第一人者。
オリコンシングルチャートに初登場でTOP10入りする人気ぶり。
2003年はヒット曲でありながら2コーラス歌えなかったが、今回はちゃんと2コーラス歌えました。
それよりもドレス。
おそらく釧路の氷をイメージしたのだろうが、なんかクモがたくさんドレスに張り付いているように見えました。
と思ったのは私だけらしい。
ふるさとの話をしよう/山本譲二(13) [2:36]
なつメロではなく、2004年に発売したシングル。
この年は「倖せあげたい」というもう1枚のシングルの方が売れたんだが、番組の演出にあわせて郷土色の強いこの歌を歌唱。
オリジナルは40年以上前に歌合戦に出場していた北原謙二(昭和40年代の懐メロはそれなりに知っているつもりだけどこの曲はわからんかった。いかーん)
北原謙二は演歌歌手というより青春歌謡歌手だったという印象。
その彼が歌えば似合うかなと思うのですが、山本譲二の渋いコブシはこの曲に似合わないかな、と思いました。
でも何度か聴くと彼のイメージには合っているなと思うようになりました。
おもろい女/川中美幸(17) [3:12]
この時間帯の演歌のバックに恒例となった「人情芝居」つき。
今回は細川たかし、坂本冬美、鳥羽一郎、藤あや子、そして氣志團の2トップ。
いやー。
第54回(2003年、平成16年)はトリ前だったのですよ。
でも2004年はヒットがなかったからこんなものか。
ベテランであっても新曲がヒットしなかったらばんばん番組前半に登場させてよいと思うんだがね。
ヒット曲がなくても後半での歌唱にこだわり続ける一部のベテラン歌手にも同じ扱いを期待。
カラスの女房/堀内孝雄(16) [2:56]
1998年に当時モーニング娘。だった中澤裕子のソロデビュー曲として作られた曲。
1998年にもセルフカバーしているが、この年再びセルフカバー。
わざわざ2回もセルフカバーするほどの曲ではないと言ったら失礼か。
この曲まで人情芝居は続き、堀内孝雄の妻として小林幸子が登場。
QUINCY/BoA(3) [2:22]
この年は冬にリリースしたスローな「メリクリ」がロングセラーに。
しかし歌合戦では歌われず。
だってBoAとEXILEで「紅白ダンスバトル」だから。
BoAが腰を振るシーンはアップで映すけど、ほどなく紅組の応援で登場する小川直也の「ハッスル!ハッスル!」は上半身しか映さないんですけどね。
大昔に「腰の動きが卑わいすぎる」とアメリカのテレビでは上半身しか映してもらえなかったエルヴィス・プレスリーみたい。
Carry On/EXILE(2) [3:06]
この年活躍したグループの一つだけど前半戦に登場。
ただし持ち時間は初出場した前回第54回に歌った「Choo Choo TRAIN」よりも40秒ほどアップ。
扱いとしてはEvery Little Thingみたいになるのでしょうか。
つまりはミリオンセラーを出そうが第1部が定位置、その変わり歌唱時間は長めということ。
いいえ、もっと重鎮扱いされるようになります。
冬の童謡~メリークリスマス~ハッピーニュー2005年~/後藤真希(5)&松浦亜弥(4) [3:56]
「ママがサンタにキスをした」~「風も雪も友達だ」~「奇跡の香りダンス。(松浦亜弥)」~「手を握って歩きたい(後藤真希)」~「お正月」
ダンスはハロー!プロジェクト・キッズ。
後藤真希は歌合戦でソロとして初めてオリジナル曲を歌唱。
しかし2年前に発表した曲。
この選曲の意図は・・・。
この年発売した曲では世間への浸透度で松浦亜弥の「奇跡の香りダンス。」には勝てない、かといって後藤真希の最大のヒットである「愛のバカやろう」では対抗意識見え見えだから、「奇跡の香りダンス。」よりもやや売り上げが多い、そして子供との共演という演出内容と合う(と主張できる)「手を握って歩きたい」となったのだろうか。
いや、ひょっとしたら第53回(2002年、平成14年)にソロとして初出場して歌うつもりだった曲だろうか(実際にはCD売り上げが劣る藤本美貴が初出場となり、後藤真希は初出場ならず)。
ところで、無理に童謡を歌わずに単純に二人のソロ(必要なら、本来歌う予定だったであろう「恋愛戦隊シツレンジャー」もつけて)ではだめだったのでしょうか。
ココロオドル/nobodyknows+(初) [3:01]
お年寄りが拒否反応を起こしそうな曲、と書いてはお年寄りにもnobodyknows+にも失礼か。
歌詞は早いし字幕を読まないとわからないけど、思わず体を動かしたくなるような曲。
有線で流れると問い合わせが殺到したというのもよくわかります。
そしてうまいことタイトルを付けたなと思いました。
納沙布みれん/美川憲一(21) [3:03]
予想外の前半戦での登場。
今回のコンセプトはクラゲ?たこ?と思ったら歌詞に出てくるハマナスなんだそうで。
電飾はちゃんとついていたね。
やはりあの人の時は誰かが電源を引っこ抜いていたのでしょうか。
恋文/Every Little Thing(8) [3:00]
約2年ぶりのシングルチャート1位となった曲。
この年発売されたシングルは売り上げがいまいちだった「ソラアイ」と売り上げ10万枚突破のこの曲。
持田香織の歌唱法やメイクはどこへ向かっているのだろうか。
それよりも阿部アナ、曲が終わる前に話し始めるんじゃない。
阿部アナじゃなくて阿部アナにキューを出したスタッフが悪いのか。
ロコローション/ORANGE RANGE(初) [3:23]
沖縄市の空港通りからの中継。
歌唱曲が「花」だったら後半戦の登場だったのかな。
気になる歌詞の変更はなかったようで、
「刺激たっぷりの」と「穴」でテレビ画面に表示する歌詞テロップを区切ったことでNHK的には問題なしという判断か。
指の形は完全アウトのようにも思えるが、中指を突き立てただけで手にぼかしが入るアメリカのテレビ番組とは違い、日本は指先の表現には寛大なのね。
予想外に歌手別視聴率が低いのは、彼らのパフォーマンスに抵抗を感じた視聴者がチャンネルを変えたからだろうか。
それとも裏番組の注目シーンが重なったからか。
もともとはアメリカのオールディーズ「ロコモーション」にインスパイアされたORANGE RANGEのオリジナル曲という扱い(作詞作曲はORANGE RANGEと表記)だったと思ったが、いつの間にかORANGE RANGEは日本語詞担当ということになり、「ロコモーション」のカバーみたいになってた。
そんな表記にするにしては「ロコモーション」のメロディーはあまり使っていないような(「ロコモーション」と同じく、メロディーが似ていると言われた「トラブル」を歌っていたShampooは怒らないのか?という意見も)。
「ロコモーション」の作者であるキャロル・キングもこれがカバーだと言われてもびっくりするでしょう。
ANGELUS-アンジェラス-/島谷ひとみ(3) [2:41]
ブラスつきのアレンジ。
ORANGE RANGE中継の余韻に浸るまもなくイントロスタート。
第53回(2002年、平成14年)の初出場時を上回るヘソ出し、そしてその時を上回るミニスカート。
スカートには孔雀の羽根。
さらに「亜麻色の髪の乙女」では見られなかった腰振り。
紅組で安心して歌を聴くことができる若手歌手の一人。
「アンジェラス」って吸血鬼ですか?というボケがわかるのはごく一部の人か。
波田陽区と青木さやか登場
波田陽区よ、北島三郎もよいしょせずに斬ってくれよお。
青木さやかは波田陽区の横で赤いドレスの隙間から黒いスパッツ(?)をちらつかせる勢いでセクシーダンスを披露しているばかり(決めゼリフへの導入のためにドレスの肩ひもがはずれた際には客席からどよめきが)でしゃべりはほとんどなかったが、彼女の持ち味は歌合戦の1分そこらという限られた時間では活かされないだろうから「ちょっとどこ見てんのよ!」一発で終わらすという判断は正しかったのかも。
個人的には紅組出場歌手に毒を吐く紅組応援団長・青木さやかを見てみたいが。
実はこの時間、関東地区や名古屋地区では第1部の最高視聴率をマークしたらしいです。
One Night Carnival/氣志團(初) [3:42]
このグループを選出するセンスが25年ほど前にあれば横浜銀蝿ファミリーも歌合戦に出場できていたのだろうか。
なぜか(歌詞に同じフレーズが登場するからか、それとも彼らのライブではつきものなのかもしれないけど)COMPLEXの「BE MY BABY」にのせてセリから登場。
彼らの時だけ、画面には80年代の歌合戦につきものだった出場回数と出身地が表示されました。
パフォーマンスはバックダンサーに釘付け。
最初は歌合戦の名場面集かと思いました。
アッコさん(曲の終わりにはご本人もダンスに参加)、サブちゃん、X JAPAN(TOSHIばかり3人)や背中に「受信料を払おう」と書いたとんねるずに扮したダンサーが踊っている。
間奏ではバスタブに入った宮沢りえ(バスタブ、ブラシ、泡がわりの毛布の3点セットで私は第41回の宮沢りえと判断したけど、金髪&両脇にベースとギターがいるところから浜崎あゆみという意見も多い)まで。
でも、よく見るとチェッカーズ(ボーカル3人)や中森明菜、松田聖子、小泉今日子は歌合戦の衣装ではないし、歌合戦出演依頼を蹴った「冬ソナ」のペさんなんて景気よく7人も動き回っていました。
そして綾小路翔が以前NHKの番組で「すべて自毛」と言っていたはずの金髪リーゼントをひっぺがすとはげ頭が(これもヅラ)。
苦情がこない範囲で最大限の働きをしたグループ。
河内おとこ節/中村美律子(11) [2:49]
前年綾戸智絵に奪われた(?)「浪花のおかん」枠を奪還。
毎年この曲を歌っている印象があるが、実はそんなことはありません。
11回の出場中たったの5回だけ。
11回中5回。
しかし今回は前回4回とは違い客席2階の特設ステージでの歌唱、踊りは花柳木糸之社中ではなく流石組河内隊(かけ声も担当)、ご本人の衣装も祭りのはっぴのようなコンセプトで太ももを披露。
この太ももはどこかに需要があるでしょうか。
私はやはりしっとりした曲を聴いてみたいです。
MY WAY/布施明(20) [3:16]
第23回(1972年、昭和47年)以来32年ぶりの歌唱。
なつメロであってもこれくらい間があけば複数回歌われても苦にならない。
第23回は「マイ・ウェイ」と日本語表記だった気がするが。
ひょっとして英語で歌うのか?と思ったら、歌詞は日本語のままでした。
最初、彼にしては珍しく音をはずしたと思ったがシャンソンっぽく語りかける感じの歌い方だったからでしょうか。
そして持ち時間は32年前よりも長くなっていますが、歌詞は若干短くなっていたりします。
人生いろいろ/島倉千代子(35) [3:23]
歌手デビュー50周年のこの年は、NHKの「歌合戦で見たい歌手調査」で上位にランクインし久々の出場。
「この曲なら歌詞を間違えないから」というのは前回出場時に歌詞カードを隠し持ちながらも歌詞を忘れた苦い思い出を受けてのコメント。
19年ぶりの芸者姿。
そしてバックに紅組歌手が集って「いろいろ」と声援を送るのは2回目にこの曲を歌った第45回(1993年、平成5年)と同じ。
でも「いろいろ」と言うタイミングが違うような。
歌合戦では日本髪のかつらだったけど、これより前に出演した「年忘れにっぽんの歌」では「がんの闘病後、この日初めて自毛で髪がセットできた」と告白。
上を向いて歩こう [2:41]
前半戦のトリ直前に紅組白組の出場歌手による歌唱。
この曲が歌合戦で歌われるのは4年ぶり。
ほとんどの歌手が体でリズムを取りながら歌う中、手は叩くものの体は微動だにしなかったのは松平健。
直立不動と言えば前川清だけど、彼はこの直後に歌うためこの場にはいなかっただけで。
そして神戸/前川清(25) [2:42]
ソロとして初出場した第42回(1991年、平成3年)に初めて歌唱(この曲がヒットした1972年には歌合戦に出場せず)。
その後阪神・淡路大震災の年に被災地からのリクエストが多く第46回(1994年、平成6年)に再度歌唱。
そしてこの年は阪神・淡路大震災からもうすぐ10年ということで歌唱。
今回はゴスペラーズがバックコーラスを担当し、内山田洋とクールファイブ的な趣向。
涙そうそう/夏川りみ(3) [2:59]
まさかの3年連続同一曲の歌唱。
2002年から売れはじめ、2003年、2004年と売れ続けたから選曲的にはおかしくはありません。
千昌夫だって足かけ3年ヒットした「北国の春」を第28回(1977年、昭和52年)から第30回(1979年、昭和54年)まで3年連続で歌唱しています。
今回は2004年もヒットした曲というよりも、21世紀のスタンダードナンバーとしての選曲だった模様。
このとき既にレコード大賞で最優秀歌唱賞を受賞していたが、当然現在の歌合戦ではそんなことには触れられない。
演出はひたすらシンプル。
バックには誰もつかず、彼女専用のセットも無し。
「素材の味をそのままお楽しみください」と言っているかのよう。
3回目の歌唱ではあるけど、初出場した第52回(2002年、平成14年)は2番の歌詞がウチナーグチになるバージョンで、第53回(2003年、平成15年)はこの曲の作者である森山良子やBEGINとの共演なので夏川りみが全部の歌詞を歌ったわけではありませんでした。
2コーラスちゃんとオリジナルの歌詞で歌ったのは今回が初めて。
「涙そうそう」が名曲であることはわかっているので、今後出場機会があるなら是非別の歌を。
Jupiter/平原綾香(初) [2:58]
歌合戦恒例となりつつある「ニュース明けの後半戦はいきなり曲紹介なしで無伴奏の歌からスタート」スタイル。
この年の上半期の大ヒット。
この曲の大ヒットを受け、一時クラシック曲に日本語歌詞をつけて歌うことがはやりましたが、この曲に続くヒットは出ませんでした。
そうしているうちに年末に入りこの曲だけが再びチャートを再浮上してTOP10入り。
黄昏ロマンス/ポルノグラフィティ(3) [3:03]
過去第50回(2000年、平成12年)と第52回(2002年、平成14年)に出場。
1年おきにヒットを出しているわけはなく、ヒットはデビューした1999年から出し続けているのですが、歌合戦出場はなぜか1年おきということ。
地味な曲(悪い曲という意味ではなく)なので後半戦トップというのはどうかと思いましたが、あまり派手にしないという今回の演出もあっての選出だったのでしょうか。
地味にメンバーも1人減って2人組として出場。
本当に地味だけどええ曲や。
売り上げも彼らにしては地味だったけど。
さくらんぼ/大塚愛(初) [2:22]
この年ブレイクした歌手の1人。
レコード大賞で最優秀新人賞を受賞しましたが、当然現在の歌合戦ではそんなことには触れられません。
ていうか持ち時間が短くないでしょうか?
「FNS歌謡祭」と同じ長さですが、この年を代表するヒット曲なんすよ。
白の吐息/CHEMISTRY(4) [3:16]
雪つき。
曲紹介は氣志團と美川憲一。
「氣志團作文」ってそれまでTOKIOがらみでよくやっていたやつです。
最後に「ん」がくるから難しそう。
肝心の歌の方はどうも思い出せない。
Heaven 2004/イ・ジョンヒョン(初) [3:10]
ドラマ「美しき日々」の挿入歌「Heaven」と韓国での彼女のデビュー曲「ワ~Come On~」のメドレー。
ただしどちらも日本語バージョン。
小指の先にマイクをつけて歌う姿が特徴的です。
そして早がわりあり。
2曲とも、この年の12月15日に日本で発売されたデビューシングル収録曲なので、歌合戦の場でデビューキャンペーンをやったような感じです。
なぜか歌声がBoAとかぶります。
声質というわけではなく、雰囲気が。
韓国の女性が日本語でポップスを歌うと同じように聴こえるのかもしれません。
ところでこの曲、歌合戦後にそれまでのシングルチャートの最高順位を大幅に更新。
毎年何例かあるけど珍しいこと。
そして、翌年「NHK歌謡コンサート」で全く同じステージを披露していました。
最初から今まで/Ryu(初) [2:53]
日本中のおばさまを虜にした韓流ドラマ「冬のソナタ」主題歌。
もはやすっかりおなじみとなった倉本裕基のピアノ伴奏つき。
当日NHKホールでの出演がならなかったペさんとチェさんの代わりに「冬ソナ」の映像に日本語で歌合戦用のせりふ(声は萩原聖人と田中美里)をあてて対処。
ついでにRyuが歌うバックに「冬ソナ」映像も流しちゃえ、てな感じ。
対戦相手のイ・ジョンヒョンは日本語の歌唱、こちらはオリジナルのまま。
Ryu本人は度重なる来日でかなり日本語が話せるようになっているので、あくまで「冬ソナ」のイメージを損なわないように、という意向があったと思われます。
世間の浸透度やCD売り上げでは勝るRyuよりもイ・ジョンヒョンの方が持ち時間は長め。
やはりNHKとしては人気は衰えずとも過去のものとなりつつある「冬ソナ」よりも今売り込み中の「美しき日々」をプッシュですか。
デジタルお茶の間審査員による中間審査
この時点では紅組優勢。
紅あげ白あげ紅白ハタ合戦
赤い旗と白い旗を「赤上げて、白上げないで」とやるやつ。
やさしいキスをして/DREAMS COME TRUE(9) [3:43]
この年上半期のヒットの一つ。
アメリカ進出と前後して歌合戦から遠ざかり、いつの間にか3人から2人になっていた人気グループが第48回(1997年、平成9年)以来となる歌合戦復帰、そして生演奏での歌唱はうれしい限りです。
吉田美和の「ドレスだけじゃ寒いからそこらにあった着物を羽織りました」みたいな衣装もドリカムっぽいです。
さて、曲の最後の方ではアドリブでなんと歌っていたのでしょうか。
君に逢いたくて/Gackt(4) [3:16]
前回同様ホール2階の特設ステージでの歌唱。
ステージ付近からは流石組流星隊のライティング。
客席の人にはまぶしそう。
初出場の第51回(2001年、平成13年)にステージで歌って以来、ステージ以外の場所で歌ってばかりです。
早いもので彼も4回目の出場。
大ヒットはないものの独特の存在感と安定した人気で出場を続けるポップス系には珍しい存在。
Web上を探すと、歌詞の最後「温かかった」を「あたたかった」と歌っているように聞こえることを気にする人が少なくない模様でした。
Moments/浜崎あゆみ(6) [3:40]
そう来たか、とうならせる変な衣装、ダンサー、振り付け。
彼女としては歌合戦初となる早がわりあり。
「韓流をayuの解釈で取り込んでみました」的な印象。
韓国のみならずモンゴル方面まで包含していそう。
だって第41回(1990年、平成2年)に出場したモンゴルのオユンナが着ていた民族衣装を思い出したんだもの。
しかし美しい。
目の下のクマさえも(いやそんなことはない)。
冬をテーマにした「CAROLS」ではなく「Moments」を選曲した理由はここらへんにあるのでしょうか。
「CAROLS」にはこういう演出は似合わないでしょうし。
動きがあるステージは初出場以来でしょうか。
歌合戦ではバラードシンガーのイメージが定着しつつあったから、彼女としても自分のポジションに変化を求めたのかもしれません。
ミモザ/ゴスペラーズ(4) [2:38]
歌合戦では初めてとなる黒沢薫を前面にしたボーカル。
曲のラスト、その黒沢薫のボーカルが終わった瞬間に「ありがとうございました!」と村上てつやの声。
「お前ばっかり目立たせるか」という考えが読みとれたような。
いや、秒刻みの進行では曲が終わって「ありがとうございました」というまでに間があるとすぐに司会者の声が入ってしまうからかもしれません。
ここから4曲は松坂慶子の進行により日本の情景を歌った曲の対決。 そして紅組2曲連続、白組2曲連続という構成。
雪荒野/藤あや子(13) [3:27]
一噌幸弘の笛と田中傳次郎の鼓つき。
1コーラス歌ってから民謡のようなフレーズが入るからか、1コーラスとサビという構成。
じょんから女節/長山洋子(11) [3:20]
前回第54回(2003年、平成15年)にも歌った曲。
この年は「おんなの炭坑節」という新曲もリリースしましたが、2003年発売の「じょんから女節」の2004年のみの売り上げの方が上。
春にチャートを再浮上したので、「ひょっとしたら今年もこの曲を歌うのかも」と思ったことがありましたが、本当にそうなりました。
2年連続で歌うから前年についた三味線部隊がもっと増えたりするのかと思いきや、三味線部隊ではなく藤原道山の尺八がつきました。
そして間奏では長山洋子の三味線と藤原道山の尺八のかけ合いもつきました。
大阪湾/鳥羽一郎(17) [3:07]
「兄弟船」ばかり歌っていると思われがちな彼もこの年は新曲を披露。
ただし、一人では絵が弱いからか白組歌手がバックで応援するという演出は今回も同じ。
今回は山本譲二、堀内孝雄、氷川きよし、氣志團が応援。
堀内孝雄の旗持ちはちょっと無理があったような。
肉体的に。
顔も元気そうじゃないし。
こういうときには細身筋肉質の山川豊でもいれば適任なんですが、この年は出場してないし。
もう一人旗を振っていた山本譲二はさすがめ組の親分ということで似合っていました。
下北漁歌/細川たかし(30) [3:13]
浅野町子の太鼓つき。
この曲よりは「夫婦ごころ」の方がヒットしたのですが、日本の情景を歌った曲の対決ですからね。
マツケンサンバII/松平健(初) [4:07]
NHKが一番手をかけたという大ステージ。
普段の公演よりも多かった「FNS歌謡祭」よりもさらに多いという腰元ダンサーズ、さらには白組歌手も参加してのサンバ大会。
イントロのみ短め。
なぜか「マツケンサンバ」のフレーズで画面を4分割したり5分割したり(ミュージックビデオと同じタイミングで画面を分割していたそうですが、別に歌合戦で同じ演出にしなくても)。
あれ?さっき紅組の応援をしていたはずの小川直也がいたりするが気にしない。
コーラスはいつもよりボリューム抑えめで松平健の弱いボーカルを強調。
いいの。
歌だけでなく衣装、メイク、踊りを含めての「マツケンサンバII」だから気にならない。
曲の後でコメントを求められた森光子は「ノッていられない人はおかしいですよね」と発言。
それじゃ森光子の隣であっけに取られて動きが止まっていた(ノッていなかった)日野原先生は・・・。
「マツケンサンバII」のインパクトがすごくて見落としがちですが、紅組2曲対白組2曲の対戦の後で攻守交替しているので、3曲連続白組だったりします。
ハナミズキ/一青窈(2) [3:07]
この曲の作曲者であるマシコタツロウのピアノ伴奏付き。
ですが、生演奏ではなく弾いているふりだったという話も。
「火サス」主題歌で毎週テレビから流れるということもあり、春先の発売以来ずっとチャートインを続けたロングセラー。
なんてことは当然歌合戦では触れられず、「結婚式でよく歌われた歌」という紹介。
結婚式で歌うためにとか、結婚式で聴いてという理由でCDを買った人も多そう。
初出場した第54回(2003年、平成15年)は彼女の激しい動きにカメラが追いつかず、しょっちゅう顔が画面からはみ出していました。
今回はバラードだから動きもおとなしめ、スタッフも安心してアップを撮っていたようですが、曲の後半に入ると動きが激しくなり、またもや顔が画面からはみ出していました。
次回はもうちょっと引いて撮りましょう。
イ・ビョンホンからのメッセージ
テレビ放送では、当然ハングルで話す彼のメッセージの日本語字幕が表示されましたが、会場にいた日本人には内容がわかったのでしょうか。
あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子(28) [3:49]
歌合戦では4回目の歌唱。
2回目の歌唱だった第45回(1994年、平成6年)と同じようにバックコーラス付き。
ピアノベースで1コーラス歌った後、ストリングスが加わるというアレンジ。
ラストはアッコさんの「あーなーたはははははは」という歌声とほぼ同時に伴奏も終わり。
オリジナル(1972年発売のレコード)も歌声と伴奏がほぼ同時に終わっていたけど、今回とは比べものにならないくらいのロングトーンでした。
つまりは肺活量の低下を考慮したアレンジだったのすね。
栄光の架橋/ゆず(2) [3:55]
まさかの2年連続出場(出場依頼に応えるのは1回限りだと勝手に思っていました)。
今回は正装してNHKホールでの歌唱。
編曲を担当した松任谷正隆のピアノやストリングス付き。
そして当然のようにアテネオリンピックで金メダルを獲得した男子体操チームやそのとき実況を担当した刈屋アナが曲紹介に参加。
刈屋アナが紹介する限りは「栄光の架橋」ではなく「栄光への架橋」になります。
マイクを食いそうなくらいに口を近づけて歌うゆうじんと高音を張り上げるほどマイクから口を遠ざける岩ちゃん。
でも声量は一緒。
アテネオリンピックは主にNHKを見ていたものとしてはさまざまなシーンが思い出されてぐっと来ましたわ。
選手たちはそのときは現地にいた(NHKのオリンピック番組は見ていない)ので、あまりぴんと来ていない感じでしたが、かなりの日本人はこの曲を聴くとパブロフの犬状態で涙を流しそうになるのです(勝手に断言)。
朧月夜~祈り/中島美嘉(3) [3:39]
当然のように、この年コラボした葉加瀬太郎のバイオリンつき。
葉加瀬太郎はでぶでぶ。
実は彼はマトリョーシュカで中に工藤静香と共演した頃の体型の彼が入っていそう。
中島美嘉はいつになく感情が表にあふれ出しており、いつも以上に強い霊がとりついたような感じ。
そして胸がな・・・(自粛)。
ポスト伊東ゆかりは君だ。
遙かなるクリスマス 紅白歌合戦バージョン/さだまさし(16) [4:41]
「遙かなるクリスマス」はこの年発売されたアルバム「恋文」に収録されている曲だそうですが、紅白歌合戦バージョンということは、歌詞が違うのでしょうか。
なぜこの曲を選んだのか、曲を聴くまでわかりませんでしたが、メッセージ色の強い歌詞だったからですかね。
忘れていました。
2004年は天災も多かったけど、自衛隊がイラクで平和活動を続けています。
全員無事で帰ってきてね。
そしてイラクに1日も早く平和な日がおとずれますように。
明日へ架ける橋/倉木麻衣(2) [3:29]
ゆず同様に2回連続の出場が意外だった方。
今回は午後11時過ぎに登場。
紅組ポップス歌手としては一番遅い出番。
そしてピアノとコーラスのみというシンプルなアレンジ。
第54回(2003年、平成15年)に初出場した際、「大学生活を送っている京都からの中継」という演出に対して「冬休みなのにNHKホールまで来られないのか」とコメントしていた和田アキ子に応えるかのように、今回はNHKホールで歌唱。
ちゃんと挨拶に行ったのかな。
さらば青春の影よ/森進一(37) [3:02]
前回は長渕剛の作品。
この年はZARDの坂井泉水作詞。
暗い。
ここ2年前半戦の大トリだったので久々の後半戦での歌唱。
しかも後半戦の後ろの方。
倉木麻衣vs森進一というのは昔でいうところのビーイング対決でしょうか。
播磨の渡り鳥/坂本冬美(16) [2:57]
歌合戦では3年ぶりとなる新曲。
花柳木糸之社中の踊り付き。
峠/北島三郎(41) [3:10]
歌合戦では6年ぶりとなる新曲披露。
なつメロばかり歌っているので、新曲は売れていないと誤解されそうなおやじさんだが、この曲も2004年男性演歌シングルでTOP10に入る売り上げ。
一葉恋歌/石川さゆり(27) [3:18]
歌合戦では3年ぶりとなる新曲披露。
樋口一葉がモデルということで、髪型が5千円札の樋口一葉チック。
番場の忠太郎/氷川きよし(5) [3:10]
この年、そろそろトリかな?という予想も多かったのですが、後ろから3番目という位置。
股旅ものとはおよそかけ離れたユーロピアンな衣装でしたが、そんな衣装を着て演歌を歌うのが歌合戦における彼の持ち味。
瞳をとじて/平井堅(4) [3:58]
この年を代表する曲の一つ。
この位置にその年を代表とするポップスが来るなんてすばらしい。
第48回(1997年、平成9年)には安室奈美恵が紅組トリ、第49回(1998年、平成10年)はSMAPが白組の後ろから3番目で安室奈美恵は紅組トリの前(ただし前年の曲)、第51回(2000年、平成12年)は2組が後ろから3番目で対戦し、第54回(2003年、平成15年)はSMAPが大トリと、ポップス系も終盤に登場するようになってはいますが、白組でソロでポップスでトリの前なんて第27回(1976年、昭和51年)の布施明以来では?
白組でソロでポップスで大トリなら第29回(1978年、昭和53年)の沢田研二が最初で最後。
何気に衣装が普段着っぽいです。
第2ボタンまで開けた白いシャツとジーパン。
トリの一つ前でこの衣装はかなりの冒険。
第51回で紅組トリの2つ前に登場した安室奈美恵もかなりラフだったけどもっと金かけてた印象があります。
いや、それこそ瞳をとじて歌を聴けば衣装なんてどうでもいいんだけど。
男の夜明け/天童よしみ(9) [3:30]
この曲もこの年を代表する演歌のヒット曲の一つ。
決めのメロディーくらいしか頭に残りませんが。
歌合戦ではなつメロ(第51回の「道頓堀人情」)や、ヒットしていないけどトリ向きな曲(第54回の「美しい昔」)を歌っていて、ヒット曲連発の印象がないかもしれんが、2000年以降毎年10万枚を突破するシングルを発売している現在の演歌界の大黒柱の一人です。
雪燃えて/五木ひろし(34) [3:52]
新曲。
歌手生活40周年記念曲。
でも相変わらず敗戦処理投手っぽい扱い。
第49回(1998年、平成10年)以降、紅組が勝利した回(49回、51回、53回、そして今回…)の白組トリは全て五木ひろしなので。
雪椿/小林幸子(26) [3:22]
図らずも私の希望通り第40回(1989年、平成元年)以来となるド派手舞台装置を封印した衣装に。
そして第33回(1982年、昭和57年)以来2回目となるなつメロ。
出場回数26回の演歌歌手にしては奇跡的な少なさ。
他のベテラン歌手も最近の歌合戦に苦言をたれる前に幸子を見習えー!
なつメロなんてしょっちゅう歌わんでいいんじゃー。
というのは歌手ではなく歌唱曲の決定権があるというNHKに言うべきことか。
「泣かないで歌います」と公言した通り、歌い終わるまでは泣かず。
「蛍の光」では泣いていたみたいだけど。
今後はトリ争いに参戦できる程度の派手な衣装で、ヒット曲を出してのトリ登板を望みます。
エンディング
お茶の間審査員票はかなりの大差で白優勢(白組に2票、あれ?客席審査員票はなかったの?)。
特別審査員票を加えた計13票は紅8対白5で紅組の勝利でした。
曲順を見た段階で、前半・後半ともにトップバッターと大トリが紅組だったので(例年前半のトップバッターのみ紅組で前半の大トリ、後半のトップバッターと大トリは白組というケースが多いです)、今回は紅組をプッシュしているんだなと感じました。
前年と比べると、出場歌手が少なくぎりぎり感は少なくなりましたが、いつも通り何か所かは歌が終わる前に次の進行へ移ってしまうことがありました。 特に歌い終わった歌手の顔がアップになっている状態で司会者が話し始めてしまうシーンがあったのは残念。 もっとゆとりを持った進行にした方がよいのでは。
歌そのものよりも衣装や演出に関する記述が多いのは、歌そのものに感じるものが少なかったからです。 聴き手(私自身)の精神状態など様々な要因があると考えられますので、どうぞご理解ください。
視聴率は過去最低となりましたが、個人的には例年通り歌合戦として楽しめました。
辞退者も多かったもののヒット曲も多く、さらにはベテラン演歌歌手も新曲を歌うことが多かったですし、番組終盤にもポップス歌手が配置されていましたから。
2003年は結構いた1コーラスとサビという扱いが悪い演歌歌手がほとんどいませんでした。
生演奏も多かったような気がしました。
もう少し懐メロを歌う歌手が少なくなって、スポーツに頼らなければなおよし。
歌合戦で歌唱した後にCD売り上げが盛り返し(もしくは安定した売り上げを続け)、めでたくオリコンでの歌唱曲の売り上げが10万枚を突破したのはTOKIO、w-inds.、Every Little Thing、ゴスペラーズ、天童よしみ。 これでこの年の歌唱曲が10万枚を突破したのは全58組中25組。