第61回(平成22年)雑記


トップページへ戻る


[ 歌合戦の歴史 ] [ 過去の出場歌手 ] [ 司会者 ] [ 審査員 ] [ 記録 ] [ できごと ] [ 思い出の紅白歌合戦 ] [ 雑記 ] [ リンク ]


雑記
歌合戦感想 | 出場しなかった歌手 | 出場歌手に関する雑文 | 戯言 | 出場歌手希望

歌合戦の感想
第73回(令和 4年) | 第72回(令和 3年) | 第71回(令和 2年) | 第70回(令和元年) | 第69回(平成30年) | 第68回(平成29年) | 第67回(平成28年) | 第66回(平成27年) | 第65回(平成26年) | 第64回(平成25年) | 第63回(平成24年) | 第62回(平成23年) | 第61回(平成22年) | 第60回(平成21年) | 第59回(平成20年) | 第58回(平成19年) | 第57回(平成18年) | 第56回(平成17年) | 第55回(平成16年) | 第54回(平成15年) | 第53回(平成14年) | 第52回(平成13年) | 第51回(平成12年) | 第50回(平成11年) | 第49回(平成10年) | 第48回(平成 9年) | 第47回(平成 8年) | 第46回(平成 7年)

かっこ内はおおよその歌唱時間です。

 見間違い、聞き違い、勘違いによる誤記や誤植もあると思いますが、発見し次第修正しますので暖かく見守っていただけるとありがたいです。

オープニング
 紅組白組の司会者に続いて、プロゴルファーの石川遼選手が登場して開会宣言をした後、テーマソング「歌の力」の演奏に合わせて出場歌手が登場。

Virgin Road/浜崎あゆみ(12) [5:00]
 3年連続のトップバッター。 ウェディングドレスを着て、観客席通路からの登場。 ヴェールの後ろがえらく長い。 3人がかりで持ち上げている。 観客の反応も「うわー↑↑」「うわー↓↓」「あ、私テレビに映ってる」など様々。
 年明けのチャートで「Virgin Road」を収録したシングル「L」がシングルチャート返り咲き。
 今回なぜこの曲を選んだのかと言えば、年明けに電撃結婚したからでしょうか。 歌合戦放送時はそんなこと知りもしませんでしたが。 今思うと、ウェディングエステもバッチリなお顔だったような。
 紅組司会の松下奈緒から「スペシャルステージ」と言われただけあり、歌唱時間5分の長舞台となりました。

I Wish For You/EXILE(6) [4:00]
 昨年と同様に白組司会から「日本レコード大賞受賞」と紹介される。 そして今回は「3連覇」。
 パフォーマンスは第54回(平成15年)の初出場のときのように、子供のダンサーが登場。 ここらへんも、トップバッターでの登場が増えた理由なのかな。 「I Wish For You」は年明けのシングルチャートでTOP 10に返り咲き。 「もっと強く」も再浮上。

紅白2010 AKB48神曲SP/AKB48(3) [4:14]
 「Beginner」~早がわりして人数が増えて「ヘビーローテーション」|さらに舞台袖で踊っていたメンバーもステージ中央に集合して「ポニーテールとシュシュ」というメドレー。 バックダンサーなしでも様々な衣装のメンバーでステージが埋め尽くされて華やかなステージ。
 この年はオリコン年間シングルチャートの1位と2位を独占しただけでなく、TOP 10に計4曲ランクインの大活躍。
 パフォーマンスの最後は人文字で「AKB RED V」。 これはちょっと見にくかったね
 年明けのチャートでは、シングルチャートTOP 10に4曲(「チャンスの順番」「ヘビーローテーション」「Beginner」「ポニーテールとシュシュ」)ランクインさせただけでなく、旧作がシングル、アルバムを問わず再浮上。 再浮上したシングルは「10年桜」「涙サプライズ!」「大声ダイヤモンド」「RIVER」「言い訳Maybe」「桜の栞」「会いたかった」など。
 ここまで前年と同じ順番で登場。 そして前年よりも長い歌唱時間が取られていました。

ゲスト審査員紹介
 AKB48の盛り上がりを下げるようなタイミング。

よく遊びよく学べ100%NYC/NYC(2) [2:25]
 前年初出場したNYC boysから中心メンバーの3人がNYCとして連続出場。
 「よく遊びよく学べ」と前年もちらっと披露した「勇気100%」のメドレー。 NYCって、もともとNの方をプッシュするためのグループではなかったのでしたっけ? いまはグループ名通り、Yの方がセンターっぽいですね。
 「よく遊びよく学べ」「勇気100%」共に年明けのシングルチャートを再浮上。

輝く人/アンジェラ・アキ(5) [2:31]
 今回はえらく早いタイミングで登場。 前々年、前年と2年連続で披露した「手紙~背景 十五の君へ~」の続編となる歌なんだそうです。 ピアノではなくギターの弾き語り(当て振りだったように思いましたが)
 年明けのチャートでは、この曲を収録したアルバム「LIFE」がアルバムチャートに返り咲き。 シングルは「手紙~背景 十五の君へ~」の方がチャートに再登場。

逢いたい理由/AAA(初) [2:07]
 デビューした2005年にレコード大賞最優秀新人賞を受賞するなど、それなりに脚光を浴びてきましたが、「男性アイドル」と考えると(男女混合グループだけど)と某大手男性アイドル事務所から圧力がかかるし、エイベックスというレーベルでみても枠があってなかなか出られず。 この年「逢いたい理由」がシングルチャート1位となったことで、めでたく初出場。 無理矢理枠を決めるなら、mihimaru GTGIRL NEXT DOORと続いた「そこそこ売れているポップスグループ枠」ってところでしょうか。
 メンバー構成はボーカルもとれる女性2人と男性2人+ダンス専門の男性3人って感じでしょうか。 すみません。 よくわかりません。 白組の歌って踊れるグループとしては、w-inds.以来?
 ところで、歌唱時間がかなり短いです。 往年の歌合戦での初出場したアイドルみたいな。
 年明けのチャートでは最新シングル「PARADISE/Endless Fighters」が再浮上。

河内おとこ節/中村美律子(15) [2:46]
 3年連続、通算8回目の歌唱。 うーん。 うーん。 この選曲は個人的には納得できません。 3年連続で、TOKIOが応援に参加。 今回は花柳糸之社中とはるな愛とウタ・ウッキーも。
 間奏で早がわりあり。以上。

君に届け/flumpool(2) [2:25]
 2年連続の出場。
 シングルは年明けのシングルチャートに返り咲き。
 このグループ、デビューした年(10月デビューで翌年の新人扱い)から歌合戦に出場していますが、何枠なのでしょう。 新人の頃からTOP 10入りしているにはいるけど、大ヒット連発タイプでもないし、強烈な個性があるグループでもなく。 いや、さわやかサウンドのグループがなぜか歌合戦では新鮮なのかしら。

Voyagers/平原綾香(7) [2:21]
 ここ数年、シングルヒットがないため「今年は何を歌うんだろう?」と悪い意味でどきどきさせる平原綾香
 今回はNHKの番組「ダーウィンが来た!生き物新伝説」主題歌を歌唱。 当然のように、ステージ後方のスクリーンには野生動物の映像。 ちなみに、シングルの発売は2006年。 その年は…、そうか、オリンピックのテーマソングを歌ったのか。
 クラシックを歌う歌手としての需要は相変わらずのようで、年明けのチャートで「my Classics!」と「my Classics 2」がアルバムチャートに返り咲き。

ひと/遊助(2) [2:15]
 地味に羞恥心で初出場してから3年連続となる出場。
ダンサーを交えて「人」という人文字からスタート。
 のどの調子悪そう。 そして、歌唱時間短いね。
 この曲は年明けのチャートで再浮上。

キャラクター紅白歌合戦 [10:02]

 ウタウッキーのウーとターが審査員を務めますが、当然のように引き分け。
 本当は、の出番を増やすための「怪物くん」と、「ゲゲゲの女房」と関連のある「ゲゲゲの鬼太郎」を白組が歌った時点で、白組優勢かなあ。 どうせ最後白組が勝つんだから、やらせでいいから「紅組優勢」ってしてあげればいいのに。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の武良布枝と。 アニメ版「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を歌う歌手が決まったときのエピソードを披露。

朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」出演者登場。
 旦那役の向井理、母親役の古手川祐子、父親役の大杉漣が登場。 この流れ、「ゲゲゲの女房」主題歌のあの曲へつなぐのかと思いきや・・・。

ひとり酒/伍代夏子(17) [2:40]
 前年同様、過去のヒット曲を歌唱。 以前歌われたのは、この曲がヒットした年の第45回(平成6年)。 10年ほど前は香西かおりが「無言坂」をよく歌い、その次は藤あや子坂本冬美が過去のヒット曲をよく歌っていたから、「かつての『美人演歌娘』のなつメロ枠」ってところでしょうか。 そろそろ育休明けの長山洋子が「じょんから女節」を歌いに枠争いに参戦しそうな。
 今回はバックにAKB48の選抜メンバー6名が登場。 AKBの中からお酒もおっけーな年齢の人達なのでしょうか。
 2コーラス目、誰がフロントに来るかは、間奏部分のくじ引きで決めたのですが、6名の誰かが、リハーサルの段階で当たりくじの見分け方を知ってしまい、本番でも見事夏子のすぐ近くという好位置をゲットしたそうです。

浪花節だよ人生は/細川たかし(34) [2:22]
 昭和59年のヒット曲を披露。 歌合戦で歌われるのは、第35回(昭和59年)、第54回(平成15年)、第57回(平成18年)に続いて4回目。 多いです。
 紅組夏子のときよりも、バックで応援するAKB48メンバーが増えている。 最初に「飲めと言われて」とお酒に関する歌詞があるものの、歌全体としてはお酒をテーマにしていないから、年齢制限なしなのか。 だからって、紅組よりも白組の方が応援多いのはなんだかなあ。

地デジのこと(地上アナログ放送終了)のお知らせ
 草彅剛と地デジしんご(香取慎吾)で淡々とした脱力系コントのようなやりとり。

君は100%/ポルノグラフィティ(9) [2:48]
 この年、病気のためカウントダウンライブをキャンセルした桑田圭祐のピンチバッターとしてカウントダウンライブを引き受けた彼ら、てっきり歌合戦は辞退かと思いきやちゃんと連続出場。 そしてカウントダウンライブをキャンセルした桑田佳祐もこの後実は…。
 ボーカルの岡野昭仁、1番の歌詞を間違えて正直に告白。
 曲は年明けのシングルチャートを再浮上。

Best Friend/西野カナ(初) [2:15]
 「ケータイ世代の歌姫」という触れ込みで初出場。 「恋人に逢いたいのになかなか逢えない」という内容の歌詞が多いといわれる彼女、初出場の歌合戦で歌唱したのは親友をテーマにした曲。
 ファルセットが多く、一般人が歌うのは難しそうだ。 登場時間は意外と早く、歌唱時間は意外と短かったね。
 年明けのチャートでは「Best Firend」やこの曲を収録したアルバム「to LOVE」だけでなく、彼女の過去の作品が軒並み再浮上。 「if」「会いたくて 会いたくて」「君って」、平成21年発売のアルバム「Love one.」も。

あとひとつ/FUNKY MONKEY BABYS(2) [2:23]
 「応援ソングといえばこの3人」らしい。 ミュージックビデオにも登場した楽天の田中マー君と、ファンモンの出身地八王子在住という白組の大物演歌歌手が曲紹介に参加。 そうか、一部分だけやたら聞き覚えがあると思ったたら、夏の全国高校野球のテーマソングか。 だからバックダンサーが学生服着ていたのか。
 1番だけ歌った、みたいな印象。

朝の連続テレビ小説「てっぱん」出演者登場。
 瀧本美織、富司純子、赤井英和の3名。 今回はちゃんと「てっぱん」に出演中の出場歌手へつがなります。

二輪草/川中美幸(23) [2:21]
 ここ数年明るい夫婦演歌として「二輪草」と「ふたり酒」ばかり歌っている印象がある美幸。 「遣らずの雨」のようなしんみりした曲も聴きたいが、NHKが美幸に求める歌手像が「しあわせ演歌の女王」に固定してしまったらしい。
 年明けのヒットチャートでは、歌合戦で歌わなかったこの年の代表曲「ふたり花」が返り咲き。 そして新曲も上位にチャートイン。 次回は是非新曲で。

平和への祈りを込めた歌対決

時をこえ/HY(初) [3:51]
 インディーズで活躍している、結成10年を迎える沖縄のグループ(何年も前からご存知な20代30代の方々も多いかと)。
 女性ボーカルの方のおばぁの体験をベースにした歌なんだそうだ。
 舞台を沖縄のエイサー隊が盛り上げる演出。
 年明けのチャートでこの曲を収録したアルバム「Whistle」が返り咲き。

INORI~祈り~/クミコ(初) [3:23]
 こちらは長崎で被爆した少女の実話をテーマにした歌。 少女が亡くなるまで折鶴を折り続けたということで、クミコのドレスは肩に折鶴、スカート部分は折り目つき。 ちょっとがんばりすぎた感もあるが、それくらいの力の込めようが歌合戦。
 演出はバックに無数のろうそくという幻想的なもの。
 この曲は年明けのシングルチャートに返り咲き、最高順位を更新。

Wコロンのなぞかけ
 「紅白歌合戦」とそして次に歌う水森かおりお題にしたなぞかけ。 その場でなぞかけをやってのけるのがねずっちのセールスポイントでしょうが、歌合戦のことだから、台本に書いてある通りに言っただけかも。

松島紀行/水森かおり(8) [2:46]
 前年久々に後半戦に登場したものの、この年はまた前半戦へ。 前回と同じだったのは、バックのアクロバティックなダンサー G-Rockets。 歌の舞台が海のきれいな松島ということで、G-Rocketsは青を貴重にした衣装。
 かおりは毎年決まってボリュームのあるスカートのドレス。 この方は衣装も歌唱も、安心して見ていられる。
 この曲も、この曲を収録したアルバム「歌謡紀行Ⅸ ~松島紀行~」もチャートを再浮上。

ゲスト審査員とのトーク
 大河ドラマ主演女優・上野樹里をステージ上に招いて。 前の主演俳優福山雅治からのエールも。

時の流れに身をまかせ/徳永英明(5) [2:31]
 この年、アルバムチャート1位を獲得した「VOCALIST 4」収録曲。 オリジナルはテレサ・テンで、歌合戦の舞台でも第37回(昭和61年)と第42回(平成3年)に歌唱。
 この方も安心して見ていられる。
 年明けのチャートでこの曲を収録した「VOCALIST 4」が再浮上しただけでなく、「VOCALIST」もアルバムチャート返り咲き。

ラジオ中継席から
 マツジュンと紅白応援隊のテリー、関根麻里。

PHANTOM MINDS/水樹奈々(2) [2:17]
 おっと、奈々もボリューム感のあるドレスだ。
 この方も安心して見ていられる。 ただ、歌唱時間が短いね。 前年とは違って2分は超えましたが。
 年明けのチャートでこの曲やこの曲を収録したアルバム「IMPACT EXCUTIER」がチャートに返り咲き。
 ところで、声優さんの曲のタイトルって、なんで変な英単語使うんでしょう。 現実離れしたアニメの雰囲気を出すため?

ゲスト審査員とのトーク
 バンクーバー五輪で日本男性フィギュアスケート選手として初のメダルを受賞した高橋大輔選手と。 NHKのバンクーバー五輪テーマソングの次の曲へつなぎます。

BLESS/L'Arc~en~Ciel(4) [3:00]
 第51回(平成12年)以来10年ぶりの歌合戦出場。 もうそんなになりますか。
 当然のように、バンクーバーオリンピックの名シーンやステージ上の高橋大輔選手の映像が組み込まれます。

中間審査のお知らせ
 投票時間1分間って、短すぎないかい?

綾小路きみまろ登場
 前半戦最後の対決の曲紹介は彼が担当。

人生みちづれ/天童よしみ(15) [3:01]
 この年の女性演歌のヒット曲なのに、前半戦に登場ですか…。
 よしみ、少し痩せた?
 年明けのチャートでシングルが再浮上し、アルバム「天童よしみ 全曲集2011」がチャートに登場。

襟裳岬/森進一(43) [3:21]
 昭和49年に発売され、日本レコード大賞など数々の音楽賞を受賞した曲。 歌合戦で歌われるのは、第25回(昭和49年)、第48回(平成9年)に続いて3回目。 今回はバックに合唱団ERM48を従えての歌唱。
 し、進一? 曲の出だしから声に力がなかったので気になっていたが、サビの歌唱で声がひっくり返るとは・・・。 はじめて森進一の「声の」衰えを感じてしまいました。
 そして、お顔がだんだんミコに・・・。 口元のつっぱり感なんか特に。

審査の中間発表
 いつもどおり白組優勢。 Wコロンのねずっちが「白組とかけまして、優秀な弁護士とときます。 そのココロは、こうはん(後半/公判)もがんばります」となぞかけ。 これって、紅組優勢でもそのまま使えますな。 台本に書いてあったのかな。

紅白テーマソング「歌の力」歌唱 [4:32]
 後半戦スタートは、前回同様に「歌の力」から。
 この時間って、ひょっとして女性歌手のスペシャルゲスト用に用意されていたもの?と思ってしまうくらい、ソロで歌う皆様の歌声に心がこもっていない(つまり練習不足)と感じました。

ゲスト審査員とのトーク
 審査員席の伊勢谷友介、寺島しのぶと。

GO!GO!イヤー紅白スペシャルメドレー/郷ひろみ(23) [3:46]
 9年ぶりの出場。
 新曲「愛してる」ではじまり、往年のヒット曲を加えたメドレーかと思いきや、次の「僕らのヒーロー」も2010年の曲、最後の「男願Groove!」も2009年の曲。 どれも聴きなじみないわあ。 ファンや視聴者のための選曲というよりは、この年発売されたオリジナルアルバム(メドレーで披露した3曲とも収録)のプロモーションの一環かなあ。
 歌合戦のステージでジャケットアクションを拝めただけでよしとしましょう。

舞台裏からの中継
 ニノリーダーAKBの一部、さかなクン。

向かい合わせ/aiko(9) [2:53]
 2年連続紅組後半戦トップバッターのaiko。 いわゆる勢いをつける意味でのトップバッター向きではないと思うのですが、NHKはどういう意図で?
 ご本人のかわいらしさは相変わらず。

ねぇ/Perfume(3) [2:34]
 後半一組だけ白組先攻ですぐに攻守交替、なんじゃそりゃ。
 初出場した2008年と同じく、マイクのスイッチが入っていた感じ?
 年明けのチャートで「ねぇ」だけでなく、2009年発売のアルバム「⊿」や2008年発売のアルバム「GAME」もアルバムチャートに返り咲き。 前年発売した別のシングル「VOICE」も。

advance/TOKIO(17) [2:27]
 そろそろ何のネタかもわからないし、現在のルックスとの違和感もないのに毎年使われる「リーダーの朝ドラ出演時の写真」。
 この曲は年明けのテレビでよく聞いた。 ナイス選曲や。

KODA KUMI 2010 Special Medley/倖田來未(6) [2:43]
 「好きで 好きで」と「Lollipop」のメドレー。 「Lollipop」では早がわりを試み、マイクにドレスがひっかかりひやひや。 とっさに倖田が左手に持っていたマイクを右手に持ち替えることで、早がわり成功。
 「Lollipop」は歌唱時間的にとって付けたような感がある。 「好きで 好きで」一本で行きたかったところを、「エロいパフォーマンスしてください」ってNHKから頼まれたのでしょうか。
 年明けのチャートでカバーアルバム「ETERNITY ~Love & Songs~」もチャートを再浮上。

おしろい花/五木ひろし(40) [3:37]
 前回は三木たかしの追悼で歌唱したひろし。 めでたく40回目の出場です。 今回歌唱した「おしろい花」は、平成8年に亡くなった木村好夫の作品なんだとか。
 ひろしとしてはかなり登場が早い気がしますが、その分演歌の定番2コーラスよりも長く歌っていました。
 シングルは年明けのチャートを再浮上。 それまでチャートインしていなかったアルバム「五木ひろし 全曲集2011」もアルバムチャートに登場。

僕たちのふるさとニッポン [6:00]
 のためのコーナー。 この時間で紅白一組ずつ増やせます。

ゲスト審査員とのトーク
 審査員席の岩崎夏海、湊かなえと。

AKKOイイッ!紅白2010スペシャル/和田アキ子(34) [3:30]
 この年の新曲「人生はこれから」と歌合戦初出場時の第21回(1970年、昭和45年)や第24回(1973年、昭和48年)に歌唱した「笑って許して」、そして1974年の曲ながら歌合戦初披露となる「古い日記」のメドレー。 「笑って許して」「古い日記」は女性歌手による掛け声つき。
 1曲目は必要やったのかな。。。 1曲目だけでなく、「笑って許して」までうまく音が取れていなかったように思えたけど、大丈夫?

若大将50年! スペシャルメドレー/加山雄三(17) [3:27]
 第52回(2001年、平成13年)以来の出場。 14歳のときにはじめて作曲したという「夜空の星」と、最新作「座・ロンリーハーツ親父バンド」のメドレー。 バックバンドにはワイルドワンズをはじめ、いろいろいらっしゃったらしいですが、テロップは出ず。 2曲目は画面だけ見ると実質「featuring 氷川きよし」。 でも、きよしも生で歌っていたかと言われると・・・?
 意外なことに、この方も年明けのチャートに影響があり、アルバム「若大将50年!」とシングル「座・ロンリーハーツ親父バンド」がともにチャートに返り咲き。

福山雅治の断髪式
 「龍馬伝」で共演した俳優が福山の髪にはさみを入れました。 中継を見ていたNHKホールの客席からも悲鳴があがったとか。

道標/福山雅治(3) [5:07]
 横浜のカウントダウンライブ会場からの中継。
初出場の時が3分弱、2回目の出場だった前回が3分強、今回は5分と長い歌唱時間でした。
年明けのチャートでは、シングルだけでなく、ベストアルバム「THE BEST BANG!!」も再浮上。

母ちゃんのひとり言/小林幸子(32) [3:02]
 今回は大きな鶴に乗っての歌唱。 鶴は左右にクビを振りつつ、上下にも動きつつ、幸子は気持ち悪くならなかったのでしょうか。

ゲスト審査員とのトーク  審査員席の野口聡一と。 そのとなりにはなぜかキムタク

流星/コブクロ(6) [3:47]
 ゴローちゃんが曲紹介。 彼が出演したドラマの主題歌だったんだそうだ。
 年明けのチャートで、2006年に発売された「ALL SINGLES BEST」も再浮上。 シングルは年末からずっと上位なので再浮上なし。

トイレの神様/植村花菜(初) [7:52]
 本人のギターとオーケストラ演奏の共演。
 イントロや間奏など、歌以外の部分は短くアレンジされたものの、歌詞はカットなしだったとか。
 年明けのチャートで「トイレの神様」はシングルチャート1位を獲得。 そのほか、「トイレの神様」を含むアルバム「わたしのかけらたち」「花菜~My Favorite Things~」もチャート返り咲き。

ゲスト審査員との話
 審査員席の上野樹里、仲間由紀恵と。 仲間由紀恵はコメントではなくBSプレミアムチャンネルで放送予定のドラマの番宣のみ。 「トイレの歌で感動したのに、番宣しかさせないのかよ?」といわんげの表情(いや、冗談です)。

2010紅白オリジナルメドレー/(2) [5:01]
 「Troublemaker」~「Monster」の2曲のメドレー。 お口パクパク?
シングルは「Monster」、「Lφve Rainbow」「To be free」が再浮上。 アルバムではメドレーで歌った2曲を含む「僕の見ている風景」だけでなく、2009年に発売されたベストアルバムもチャートを再浮上。

ありがとう/いきものがかり(3) [3:30]
 紅組司会の松下奈緒の「ありがとう」ピアノ演奏、ドラマ「ゲゲゲの女房」名シーン集、さらに曲紹介で、改めて「ゲゲゲの女房」から大杉蓮と古手川祐子が登場・・・、あれ?おとうちゃん(向井理)はいませんでした。 裏番組出演?それともお泊まりデート? おとうちゃんのスケジュールの問題で、「ゲゲゲの女房」出演者3人の応援が前半でしかできなかったのかもしれません。
 年明けのチャートでシングル「ありがとう」と同年リリースされたベストアルバム「いきものばかり~メンバーズBESTセレクション~」だけでなく、2009年にリリースされたアルバム「ハジマリノウタ」も再浮上。

それ行けベイビー!!~本当は怖い愛とロマンス/桑田圭祐 [7:00]
 サザンオールスターズとして第34回(1983年、昭和58年)に出場して以来となる歌合戦。 奥様は第42回(1991年、平成3年)にソロとして紅組から出場しています。
 都内のスタジオ(デビュー当時、アルバム製作で缶詰にされてノイローゼになったというところ?)からの中継。 「本当は怖い愛とロマンス」では、トラとウサギの着ぐるみ、バニーガール姿のダンサー、そして鼓を打つ女性も登場してよくわからない、良い意味で桑田さんっぽい演出でした。
 「本当は怖い愛とロマンス」は年明けのシングルチャートに返り咲き。
 サザンとしては、もう歌合戦はないよな、と思っていましたが、もう少しあとの歌合戦に特別ゲスト枠で出演することになります。

追悼 吉岡治・星野哲郎
 次の2曲は、この年亡くなった吉岡治、星野哲郎の作品なんだそうだ。

天城越え/石川さゆり(33) [3:53]
 今回は能の舞をバックに従え、能の時の音楽っぽいアレンジでの歌唱。
 頭でかっ。 「あなたを殺していいですか」の歌詞通り、凶器の一つや二つ入れられそうです。
 歌唱は安心して見ていられます。 でも、「天城越え」「津軽海峡・冬景色」以外の歌を聴きたいところです。

風雪ながれ旅/北島三郎(47) [3:48]
 いつもどおりの大量の紙ふぶきでしたが、サブの鼻や口に紙が入ることを避けるためか、ステージの後ろのほうにのみ紙を舞わせていたっぽいです。 ご本人の周辺はパラパラ、後ろは猛吹雪。
 年明けのチャートでは、この年のヒット曲「夫婦一生」が返り咲き。 そう、「夫婦一生」がヒットしたんだから、それを歌合戦で歌えばいいのに。

また君に恋してる/坂本冬美(22) [3:15]
 個人的には、この曲はこの年最も世代を超えて聴かれた歌だと思うので、大トリがよかったんだが。。。
 あれ?ヒットしたのに前年と同じで2コーラス歌えないの? と思わせて、前年歌った1ハーフのあとに、間奏とサビ1回追加されました。 1ハーフよりは長く、2コーラスよりは歌唱時間が短いアレンジでした。
 年明けのチャートではシングル、収録アルバム「Love Songs~また君に恋してる~」ともに再浮上。 ついでに最新作のシングル「ずっとあなたが好きでした」とアルバム「ずっとあなたが好きでした~Love Songs2」も再浮上。

虹色のバイヨン/氷川きよし(11) [3:26]
 白組でこんな衣装を着られるのは彼しかおらんやろうな。
そして、相変わらずの客席からの声援です。
 年明けのチャートでシングルを収録したしたアルバム「演歌名曲コレクション13~虹色のバイヨン~」もチャートを再浮上するのも相変わらず。

ゲスト審査員とのトーク
 審査員席の北大路欣也と。 欣也、マイクを返すとみせかけてなかなか返さない。

生きていくのです♡feat. ザ紅白スペシャルブラスバンド/DREAMS COME TRUE(14) [4:20]
 2年連続の紅組トリ。 ステージ上に大人数のブラスバンドを従えてのパフォーマンス。 ここ20年くらいのなつメロや演歌で落ち着いて閉めるトリのイメージとは正反対の明るい歌。 一応補足しますと、過去に演歌歌手ながらテンポのよい曲でトリを務めたケースはありますし、山口百恵も「プレイバックPart2」でトリを務めています。

This is love ’10 SPメドレー/SMAP(18) [4:59]
 第56回(2005年、平成17年)以来となる3回目の大トリ。 「This is love」と前回大トリをとったときの歌唱曲「Triangle」のメドレー。
 「This is love」はチャートを再浮上。

エンディング
 審査結果はいつも通り白組の勝利。 ただ、点差はいつもよりだいぶ縮まっていたように思います。
 「蛍の光」の指揮をしたのは前回と同じく平尾昌晃


司会
 まあ、よかったんじゃないの?

進行
 出場歌手が少なかったからか、常に巻きの進行ではなかったね。 のコーナーなんて、がセリフを早くしゃべりすぎたのか変な間が生まれていました。

歌唱順
 大トリが白組なのは6年連続です。 そこが相変わらず気に入らん。
 白組6連勝の理由の一つが白組を優先した歌唱順だと思います。

選曲
 演歌はなつメロが多いです。 特に、この年ヒット曲があるのになつメロを歌うというケースがわけわかりません。
 あとは、大トリも新曲だけにしてくれたらよかったのに。 ポップス系に特に印象に残らないメドレーが多かった気がします。

歌唱時間
 出場歌手がニュースを挟む2部制になってから最小の22組となったので、歌唱時間が長くなったのは事実。 個人的には、第46回(1995年、平成7年)みたいに、ポップス系は短くても3分前後は歌えるくらい長くなると期待していましたが、前半戦では2分30秒未満の曲もちょろちょろありました。 さすがに「1番だけ」という歌手はほとんどいませんでしたが、もう少し歌唱時間長くしてもよかったのに、というのが正直な意見です。
 その代わり、「トイレの神様」の約8分をはじめ、4分以上の長い時間を割り当てられた歌手も結構いました。 空いた時間をみんなで分けたんじゃなく、「歌力」(?)のある曲に時間を割いたのか。

審査方法
 審査時間1分というのは、短いと思うんですよ。 アメリカのオーディション番組みたいに番組放送後2時間とは言わないけど、3~5分は用意しないと、ちょっと操作を誤ったら審査に参加できないんじゃないの?
 審査時間はNHKにチャンネルを合わせないといけない(ここ数年番組終盤の審査結果前あたりが瞬間視聴率最高)という効果はあるものの、無理に視聴者参加型にしなくて良いと思うのですよ。

全体として
 白組の6連勝ということで、白組歌手はおめでとうございます。 紅組は歌手は残念でした。 でも、前半も後半も白組が大トリで(前回もそうやったなあ)、スペシャルゲストは男性のみで、構成からして白組有利です。 今回も紅組歌手の歌唱がまずかったせいではないよ。

もし62回目の歌合戦があるなら
 曲目は、新曲をメインで。

 曲順は、今度こそ紅組大トリで。

お願いしますm(_ _)m