第51回(平成12年)雑記


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雑記
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オープニング
 セリから長嶋茂雄さん、シドニー・オリンピックで金メダルを獲得した高橋尚子選手と田村亮子選手が登場して番組名を言うと、ステージ上の階段に出場歌手が並んでいるというおなじみの情景。
 安室ちゃんはこの回もぶちかましてます。 サングラスかけて、紅組司会の久保純子アナウンサーの「みなさん勝利を目指して頑張りましょう!」という呼びかけにも全くこたえず。
 この年のチームリーダーは紅組が和田アキ子、白組が北島三郎。 若手でどなたかお手すきの方はいらっしゃらないのでしょうか? まだ、NHKとしては広い世代に知られている歌手としては、ベテラン演歌歌手しかいないという判断だったのでしょう。 昭和40年代や50年代のチームリーダーと言われても、違和感のないお二人です。

ナンダカンダ/藤井隆(初) [3:10]
 余裕のない高音、尻餅を着くダンス、マイクが音を拾わない終わり間際の「ホット!ホット!」、ちらっと見えても色気も何も感じさせない腹。 なんかいいです。ひたむきさと、歌合戦の舞台でどこまでキレたらいいのかという戸惑いが伝わってきます。
 歌の後、あまり番組の進行に参加しなかったのが残念。 和田アキ子とのからみくらいでしょうか。 あれはインパクト大でしたが。

夏祭り/Whiteberry(初) [2:30]
 ボーカルの子、気合い入れて変な髪型やメイクにせんでもええよ。
曲の終わり、「空に消えてった打ち上げ花火」と歌う部分でステージ後方に花火が。 さすがに打ち上げ花火は無理でしたね。 電飾に打ち上げ花火を表示してもよかったと思いますが、本物の花火と見せかけの打ち上げ花火だったら、本物を選びますか。

サウダージ/ポルノグラフィティ(初) [2:55]
 曲の前に白組チームリーダーの北島三郎とのからみあり。
 曲名について説明は求められても、決してグループ名については説明を求められないのがNHK的。 第50回(平成11年)のSomething ELseのように正装で登場。

ボーイフレンド/aiko(初) [3:20]
 曲の前に紅組チームリーダーの和田アキ子とのからみあり。
 歌合戦の出場歌手選考時期に、「ボーイフレンド」の歌詞に登場する「テトラポット」が商品名にあたるため(正しくは「テトラポッド」)、aikoの歌合戦出場には課題があるとするスポーツ新聞の記事があり、「まあ、ヒットとは言っても50万枚くらいだから、出ても出なくても「テトラポット」は関係ないんじゃない?」と思っていいたのですが、問題なく初出場。 NHKも「歌を聴いてテトラポッドを買う人はいないと思いますので」と気の利いたコメントをしていました。
 普段テレビで歌っているバージョンそのままでしたか?

if.../DA PUMP(3) [3:17]
 通常のテレビバージョンより短い代わりに、歌合戦オリジナルの15秒のイントロがついたとのこと。 歌合戦出場決定時はTOKIOMAXと並んで崖っぷちトリオを形成しそうなシングル売り上げの低さで、この曲を初めて聴いた時も「なんか売れなさそうだな」と思いました。 実際、初登場11位と出足は決してよくなかったのですが、ねばり強く売れ続け、DA PUMPにとって最大のヒットシングルとなりました。
 いや、別に大ヒットではなくて、単に今までのDA PUMPのシングル売り上げが低かったということなので、「なんで出場しているの?」と言われないよう今後も売り上げを伸ばして下さい。

ゲスト審査員紹介
 この年は審査員レポーターという役があり、有働由美子アナウンサーが担当していました。

みれん酒/石原詢子(初) [2:40]
 デビュー12年にしてつかんだ初出場。 どなたかの歌合戦に関する著書の中に、歌合戦出場を夢見る歌手の一人として登場していましたが、本当に夢がかないました。
 応援のため登場した、石原詢子の出身地である岐阜県のからくり人形「春の高山祭・龍神台」がまき散らした紙吹雪が髪についたものの、ステージ中央に歩く最中に冷めた顔で払う落ち着きぶり。
 初出場で、歌合戦での知名度はまだまだということで、当然のように花柳糸之社中の踊りが付きます。

逢えてよかった/山川豊(8) [2:53]
 ヒット曲「アメリカ橋」と同じ山口洋子&平尾昌晃作品。
 後ろであんな寸劇されたら、誰も歌手を見ないのではないでしょうか。

おんなの純情/中村美律子(8) [2:29]
 ついに花柳糸之社中とのつきあいが切れました。 横から突風にあおられた、ついでに枯れ枝が突き刺さったような髪型。 脇では森進一小林幸子布施明鈴木あみがマジックを披露していましたが、カメラはあまり写さず終い。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の田村亮子選手と。 現時点での勝敗を聞かれ、「両チームとも一本勝ちばかりを決めているので」とコメント。 こんな初めの段階で勝敗聞かれても困るわな。

水・陸・そら、無限大/19(2) [2:55]
 初出場の時と比べてビジュアル面が大きく変化。 シドニー・オリンピック日本選手団公式応援ソングということで、シドニーへ行き、田村亮子選手の金メダルに触らせてもらったそうです。 田村亮子選手にとっても、歌合戦における思い出の曲だそうです。

宮川大助・花子、山田花子登場
 次に登場するのが花*花ってことで、宮川花子と山田花子が花*花を名乗り、歌を歌うと宮川大助が止めに入るという。

あ~よかった/花*花(初) [3:00]
 バックで花束を持った紅組出場歌手が応援。 最初わずかに笑ったものの、どんどん無表情になっていく安室奈美恵と、カメラがアップでとらえようとすると、下を向いて花束をひたすら振り回す持田香織に視聴者の目はくぎづけ。
 aikoは「ボーイフレンド」歌った時と同じ色ですが、違うシャツを着ていました。
 花*花のお二人は、他の歌手の曲紹介に2度登場、タイムマシーンをテーマにしたショーで「タイムマシンにお願い」を歌うなど、初出場としては登場回数が多かったようで。

中村勘九郎登場
 前年の白組司会者が登場。 白組の応援です。

ショーコーナー(ディズニー) [3:16]
小柳ゆき「星に願いを」~
前川清細川たかし西城秀樹八代亜紀坂本冬美天童よしみ和田アキ子「SING SING SING」~
「ROCK AROUND THE CLOCK」(モーニング娘。のダンス)~
「LET'S GROOVE」(DA PUMPのダンス)~
松田聖子「CONGA」~
「MICKEY MOUSE MARCH」(Whieberryも加わって全員でパラパラ)
 珍しく、全曲英語歌詞でした。 でも、「星に願いを」と「MICKEY MOUSE MARCH」以外の曲は、ディズニー作品やディズニーキャラクターとは関係ないような。ひょっとして、ディズニー・リゾートでよく使われる音楽のメドレーってこと?

シドニー・オリンピック ソフトボール日本代表のみなさん登場
 銀メダル獲得だそうです。

孫/大泉逸郎(初) [2:40]
 演歌として久々のミリオンセラーとなった曲。 なんで、この大ヒット曲がこんな位置に出てくるのでしょうか。 早く寝てしまう高齢世代への配慮なら、他の演歌歌手も前半に出さないと。

桜金造、魁三太郎、由紀さおりえなりかずき登場
 「コメディーお江戸でござる」のみなさん。 21世紀の自分のイメージを、漢字一文字で表します。 魁三太郎は「笑」、由紀さおりは「生(うまれる)」、えなりかずきは「☆」(名前がえなりだから、漢字じゃなくて絵にしたんだそうだ)、そして桜金造は「一」。 まとまらないので、由紀さおりが話をまとめることになり、強引に紅組勝利ということにします。

満月/伍代夏子(11) [2:35]
 第47回(平成8年)にヒット曲「鳴門海峡」で紅組トリの一つ前に登場して以来、ヒットに恵まれなくなってしまいましたが、大ヒットを引っさげて番組終盤に復帰して欲しいところ。 じりじりと登場位置が前に移動しています。 だって、TOKIOの前なんだもの。 そして歌は短く1ハーフ。 バックで変な動きをしていたKMSダンサーズもよくわかりませんでした。

コロッケ登場
 ブルース・リーがロボットだったら、みたいな物まね。 なんでブルース・リーかというと、次のグループがこの年初の香港公演を成功させたから。

みんなでワーッハッハ!/TOKIO(7) [2:49]
 この年が、歌合戦における彼らの谷だった年ですかね。 数年ぶりにジャニーズJr.が歌合戦にカムバック。 メンバーも完全に吹っ切って歌っていたような。 例えヒットしていなくても、バンド色の強い曲にした方がよいのでは?と放送前は思っていましたが、おちゃらけに徹するグループも必要ですかね。
 この年の年末にレコード会社を移籍、日本だけでなくアジアのマーケットを対象にしたプロモーションをしていくそうです。

シドニー・パラリンピック 競泳の成田真由美選手登場
 金メダル6個、銀メダル1個の大活躍だったそうです。

バラ色の日々/MAX(4) [3:25]
 お茶の間に突っ込みの機会を与える国旗を使った振り袖つきはっぴのような衣装。 そしてイントロと間奏に歌合戦オリジナル?のダンスを入れる構成。
 海外の人気アイドルグループであるBackstreet Boysの曲をカバーしたことに関しては、なかなか世間の意見が厳しかったようですが(個人的には、歌唱の問題ではなく、中途半端にオリジナルを意識したアレンジが問題だと思います)、ダンスの方はさすがというか、評判よかったようです。
 最後、歌詞テロップのタイミングがずれて、次の歌手である山本譲二の名前が表示される不手際あり。

花も嵐も/山本譲二(10) [2:49]
 2年ぶりの歌合戦。 憲三郎&ジョージ山本としての出場も加えると、今回でめでたく10回目。
 なんというか、普通に譲二です。

ふたり花/藤あや子(9) [3:01]
 譲二のバックにあった大きな木のセットが二つに分かれると、後ろからあや子登場。  後半のさらに後ろの方が定位置だった数年前までに比べるとなんか扱いが地味です。 曲の終わりがあまりカットされていないから(歌唱時間は3分あるし)、位置づけは後半に登場する歌手並みなんでしょうけど。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の井上康生選手と。 柔道にひっかけて「これぞ一本という方はいらっしゃいましたか?」という問いに、「女性派なので、紅組を応援しています」とコメント。

無縁坂/さだまさし(12) [3:43]
 なんで、この歌手、この曲がこの位置に出てくるのでしょう。 さだまさしと言えば、長い歌詞、そして2コーラス以上と、いつも歌唱時間が長いので、イントロや間奏が削られることが多いのですが、イントロがいつも以上に短い気がしました。

紅い雪/長山洋子(7) [2:41]
 コスプレキャンペーンをやった曲です。
 もう、アイドル時代のような軽い声質では歌ってくれないんでしょうね。

ブルースカイブルー/西城秀樹(17) [3:23]
 同郷のポルノグラフィティ19があっさりと曲紹介。
 第29回(昭和53年)の歌合戦以来となる歌唱。 大ヒットというわけでもなく(「ザ・ベストテン」では、彼にとって一番長い期間ランクインした曲なので、ロングヒットだったようです)、派手なアクションがあるわけでもないこの歌を選ぶなんて、渋い選曲。 歌い方も渋い。 パイプオルガンを使ったイントロや、第29回はやたらテンポアップした後半もテンポをキープした落ち着いたアレンジに合わせたのかな。

愛のカケラ/Every Little Thing(4) [2:55]
 今回もステージ上の隙間を埋めるようにCAGRのダンスあり。
 持田香織、前年に続きこの年も風邪をひいていたとかでのどの調子が悪かったそうです。 「透明感のある歌声」という久保純子アナウンサーの紹介もサビが近づいてくると苦しくなります。 平成13年も出場する機会があったら、今度こそ万全のコンディションで本番に臨んで下さい(出場してます!)。

兄弟船/鳥羽一郎(13) [2:20]
 応援に駆けつけたウルトラマンファミリーに会場はほとんどと言っていいほど反応せず。 兄弟だけではなくウルトラの父や母まで登場したのがまずかったか。
 普通のダンサー(俳優?)が漁師の格好でパフォーマンスするので体が貧弱すぎ。

夢ひとすじ/原田悠里(2) [2:24]
 この人が今後、花柳糸之社中と絡んでゆくのでしょうか。
 曲調が前回の「津軽の花」と酷似しているような。
 テレビを見ていた妹が冷めた口調で「女の幸せ(演歌の世界では結婚のこと)よりも夢を選んだじゃなくて、最初から夢しかなかったんだろ?」

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の渡辺謙と。 現時点での勝敗については明言せず、最後まで見て決めたいとコメント。

ショーコーナー(劇団四季ミュージカル「ライオンキング」から「サークル・オブ・ライフ」) [2:48]
 劇団四季としての出演なので、主に歌っていた女性についてもお名前の表記はなし。 主要な役(メイクとか、器具の操作が難しいキャラクター)は劇団四季の方、その他は歌合戦出場歌手のみなさん。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の岡本綾と。 先ほどのショーを見て、21世紀には自分もミュージカルに挑戦してみようかな、と思ったとコメント。

長嶋一茂、仁科貴登場
 岡本綾と朝の連続テレビ小説「オードリー」で共演している2人だそうだ。 「白」と書かれたシャツを着た仁科貴を長嶋一茂が叩っ切ったから、紅組の応援なのかな。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の長嶋茂雄と。 長嶋一茂の演技について、「よくやってます」とコメント。

ハッピーサマーウェディング大晦日スペシャル/モーニング娘。(3) [4:08]
 「ハッピーサマーウェディング」~「LOVEマシーン」~「I WISH」のメドレー。 この年一番売れた「恋のダンスサイト」は含まれませんでした。 「恋愛レボリューション21」は早変わり中のBGMとして少しだけ登場。
 Hello! Project、12-DOS、BEANS-DOSが踊りで参加。 モーニング娘。は曲ごとに衣装を変えたので早がわりは2回。

楽園/平井堅(初) [3:30]
 CDデビュー後なかなか大きなヒットに恵まれなかった平井堅が6年目にして初出場。
間奏がスティービー・ワンダーっぽいと初めて思いました。 こういう曲が日本でヒットして、歌合戦に登場するのは意外です。

いっこく堂登場
 前年に続いての出演。 人の心を読む力を身につけたということで、紅組司会の久保純子アナウンサーや白組司会の和泉元彌の「心の声」を腹話術で代弁していました。

風鈴/坂本冬美(13) [2:54]
 番組後半での登場が当たり前だったこの人まで前半に登場とは、後半にはどんなメンツがいるのやら。

津軽平野/吉幾三(15) [2:47]
 第48回(平成9年)は後半での登場でしたが、その時と比べると演出が地味。

シドニー・オリンピック 競泳女子 中村真衣選手登場
 銀メダリスト。 4歳で水泳を始め、12歳でオリンピックに出たいと思ったんだそうです。

無言坂/香西かおり(9) [2:29]
 前半の紅組トリ。 初めて歌った第44回(平成5年)は2コーラスを3分に収めるために、イントロ、間奏、アウトロをカットしまくっていましたが、今回はイントロのカットなし。 さすが前半トリだと違う、と期待していたら、カットされていたのは2番でした。 時間が押した関係でカットされたのでしょうか。 でも、この後何度も「無言坂」を歌合戦で披露するのですが、いつも1ハーフなんですよね。 レコード大賞受賞曲でもあるし、もうちょっと長い時間取ってほしい。

東儀秀樹、市川染五郎登場
 当時、白組司会の和泉元彌と同じ番組を担当していた間柄だそうです。 「男としては紅組を応援したいよね」などと発言して、白組の応援になっていません。

海、その愛/加山雄三(15) [2:50]
 まずアカペラで歌いだすので、出だしの「海に」の「に」が微妙に下がりきっていないような気も。
 しかし、ギターも弾けてピアノも弾けて、サーフィンもできて、船の操縦もできて、曲も作れて、多彩な方です。
 前半の大トリなら、この曲を初めて歌合戦で披露した第29回(昭和53年)のようにコーラス隊を従えての登場でもよかったと思います。

ショーコーナー(上を向いて歩こう) [3:30]
 ソロパートはなく、全員合唱。 安室ちゃんもぶちかましてません。
 「着物の時とは違う魅力があるでしょ!」といわんばかりに豪華なドレスで登場する女性演歌歌手。 ポップス系歌手も負けずに意味もなく着物を着てくれぇ。

ゲスト審査員とのトーク
 後半のスタートはゲスト審査員席の長嶋茂雄と中居正広とのトークから。 「まだ中盤なので、勝敗は五分五分」とコメント。

SEASONS/浜崎あゆみ(2) [3:36]
 後半はayuからスタート。 ボリューム感たっぷりのドレス。 ポスト松山恵子は君しかいない。

STAY AWAY/L'Arc~en~Ciel(3) [3:04]
 曲紹介には2年連続でキムタクが登場。
 歌唱時間は3年連続でちょっとずつ長くなっています。
 歌い終わると、hydeはとっとと退場。 機嫌を害する出来事でもあったのでしょうか。
 この後、歌合戦には出場するのは10年後となります。

THANK YOU 4 EVERYDAY EVERYBODY/鈴木あみ(2) [2:59]
 チアリーダーのようなダンサー(ミュラーズ・ダンサーズとスティルツ4だから、歌合戦でよく見かけた大学のチアリーディングチームではなさそう)が踊る中、セリから飛び出してきました。 大ヒットに恵まれなかったけど、この位置で歌えるとは。 少し前のMAXみたい。
 この頃、すでに所属事務所との関係がこじれており、歌合戦出場はいったん終わります。

優香登場
 前年は紅組の応援ゲストでしたが、この年は白組応援。

Chicken guys/野猿(2) [3:20]
 今回の衣装はフロントの4人が長嶋茂雄、後ろは一人を除いて高橋尚子のコスプレ。 そして、後ろで一人違う格好をしていた人は田村亮子選手のコスプレだったらしいです。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の高橋尚子選手とのトークだったようですが、まず長嶋茂雄監督とのトーク。 「本当に素敵でした」とコメント。
 続いて高橋尚子選手と。 レースの前に聴いていた曲と、その曲を聴いていた理由について。

LOVE2000/hitomi(初) [2:55]
 シドニー・オリンピックの女子マラソンで金メダルを獲得した高橋尚子選手が、レース前によく聴いていたという曲。
 hitomiの衣装はもっとセクシーなものを予想していましたが、なんかぶりぶりのアイドルみたいでした。
 途中でこの曲を口ずさむ審査員席の高橋尚子選手のアップは、アングルのせいかメイクのせいか少し恐かったです…。

ビートたけし、志村けん登場
 半次郎(氷川きよし)を切るためにやってきた2人組(志村けんが親分)という設定なのですが、志村けんがいくら半次郎を切れとビートたけしに命じても、ビートたけしは勘違いして志村けんを切るというベタな展開。 最後は2人とも半次郎に切られて退場。

箱根八里の半次郎/氷川きよし(初) [2:45]
 この年デビューして、デビュー曲が大ヒットして歌合戦にも初出場。 名付け親(デビュー当時はそういう触れ込みでしたが、実は事務所社長が決めてからビートたけしに「名付け親ってことにしてくれ」と頼んだそうです)ビートたけしが公約通り応援に駆けつけました。
 それにしても、氷川きよしって、顔が小さいからか、えらく背が高く見えました。 最初、誰かが肩車しているのかと思いました。 後日、当時を振り返って氷川きよしは「曲前にビートたけしと志村けんを切ったところは、緊張して意識ももうろうとした状態だった」と。 後に紅組司会を務める小野文惠アナウンサーから「もうろうとしながら叩き切ってたんですか」と突っ込まれていました。

ショーコーナー(未来を開こう 21世紀スペシャル) [5:11]
 プレゼンターはSMAP
 モーニング娘。鈴木あみ花*花で「タイムマシンにお願い」
 SMAPのダンス
 藤あや子伍代夏子も加わって「鉄腕アトム」
 ここで、当時の最先端技術を使った二足歩行ロボットASIMOが登場。
 そして最後に「夜空ノムコウ」
   正式な歌唱以外に自分の歌を歌ったのは第35回(昭和59年)の都はるみ以来の快挙?
 このあと10数年すると、もっとたくさん歌うグループが現れます。 他の出場歌手と一緒に、なんてごまかしもなく、持ち歌を別枠でフルで歌うグループが。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の木村佳乃と。 次に出てくる歌手を楽しみにしているんだそうだ。
 ちなみに、この時、トークとも次の曲とも関係なく、客席から笑いが。 ASIMOの退場方法が意外だったからかな(会場で観覧した方の話では、歩いて退場したわけではなく、梯子にひっかけて、何人もの人が気をつけて運んでいたそうです)。

あなたのキスを数えましょう~You were mine~/小柳ゆき(初) [3:20]
 「宇多田ヒカルみたいに、親から英才教育を受けたわけでも、海外で音楽の勘を養ったわけでない普通の日本人の女の子なのよ」的な宣伝文句が話題になった歌手。 前年にリリースした曲が平成12年に入り大きなヒットとなり、他の曲も大ヒットして初出場。
 バックの電飾に映し出された映像が意味不明。 そんな演出など気にしないメイクと歌唱が見事。

浅野温子登場
 翌年のNHK大河ドラマで白組司会の和泉元彌の母親を演じるんだそうだ。 ゲスト審査員席の渡辺謙は父親役ってことで、脅すように白組票を一つ獲得していました。

東京ホテル/美川憲一(17) [3:22]
 今回もプリンセス天功のイリュージョンあり。 早がわりの際、鉢に入れられたのは身代わり? 美川憲一というよりは市村正親に近い顔だったような。 そう言えば、第50回(平成11年)も身代わりさんがいましたね。
 しかし奥さん、プリンセス天功ーの飛ぶ演出はこれで3度目ですぜ。 今度は空中浮遊ではなく水中脱出をやっていただきたいです。

あなたに逢いたくて~Missing You~/松田聖子(14) [3:41]
 この曲がミリオンセラーとなった第47回(平成8年)以来の歌唱。 生で歌ってます。 変に崩して歌っています。 発表されてから既に4年経つので、歌い方が変わっても不思議はないです。
 イントロに、デビュー20周年記念曲の「20th Party」がちょっとだけ使われていたからか、アウトロが中途半端にフェイドアウトしていました。
 密かに2年連続でなつメロだったりします。

シドニー・オリンピック 競泳女子 田島寧子選手登場
 シドニー・オリンピックでは銀メダル獲得。 でも、「やっぱ金がいいですー」という発言が話題となりました。 そこで、白組応援なので、「やっぱ白がいいですー」とコメント。
 この方、3年連続の歌合戦出演で、翌年からは女優としてしばらく活動していました。

シクラメンのかほり/布施明(17) [3:30]
 少し声質が枯れたかな、と思うものの、相変わらず余裕の歌いっぷり。
 1ハーフという、第26回(昭和50年)、第41回(平成2年)と同じ構成だったのが惜しまれますが、テンポがゆっくり(過去2回はレコードよりも若干早め)だったため、歌唱時間は長め。 アウトロが終わる間際まで声を伸ばし続けるその肺活量(そして全然苦しそうじゃない)には脱帽です。

なみだ恋/八代亜紀(22) [2:57]
 第24回(昭和48年)に初出場した際に歌った、初めての大ヒット曲。 個人的には「雨の慕情」が好きなのですけど、喉の手術をされてから歌い方が変わったので聴きたくなくもあり。 「なみだ恋」ならオリジナルの歌唱に近いので安心。
 今回は3コーラスでした。

長崎は今日も雨だった/前川清(21) [2:22]
 八代亜紀はちゃんと「初出場の時の曲」と紹介されていたけど、実はこちらも内山田洋とクールファイブとして初出場した第20回(昭和44年)の曲。
 細川たかし山本譲二鳥羽一郎吉幾三DA PUMPがバックコーラスを担当。 少し外れたように聴こえたのはDA PUMP? でもね、あの若さでバックコーラス参加依頼が来るのは彼らだけでしょう。 TOKIOでもバックコーラスできると思いますが、ファンの声援がでかくなりそうで。

スペシャルメドレー ピンクレディー2000/ピンク・レディー(4) [4:42]
 「ペッパー警部」~「UFO」~「サウスポー」というメドレー。
 「ウォンテッド」や「カメレオンアーミー」の伴奏もちょっとだけありましたが、選曲は初めて再結成して歌合戦に出場した第40回(平成元年)の「昭和の紅白」の時と同じ。 でも歌われた歌詞は多少違いました。 そして、「UFO」と「サウスポー」は50-DOSの踊りつき。 ひょっとしたら、このダンサーたちはリアルタイムで子供の頃ピンク・レディーを歌って踊っていたかもしれんね。
 スリット入りまくりのミニスカートがめくれてドキドキ。
 冷静に見ると、スリット以上に驚いたのがハイヒール。 あの高さのヒールをはいたまま、よく歌って踊れたものです。

アリス・ミレニアムスペシャル/アリス(初) [5:56]
 「冬の稲妻」~「ジョニーの子守歌」~「チャンピオン」というメドレー。
再結成するも、カメラが主にとらえるのはソロとして何度も出場している谷村新司堀内孝雄
 ちょっと長い。 かなり長い。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の内藤國雄棋士と。 大阪を中心に活動されているということと、次の曲が大阪を舞台にしているということで、大阪のいいところを挙げています。

なにわの女/川中美幸(13) [2:49]
 泣かないで欲しかったけど、2番のサビ部分から泣いてしまいました。 旦那様の一日も早い更生を。 って、その後どうなったのかしら。

終列車/森進一(33) [3:05]
 普段の川中美幸との対戦であれば、余裕で森進一の勝ちだったかもしれませんが、今回は川中美幸の涙に持って行かれた感じでした。

FAX紹介
 SMAP香取慎吾がFAXを紹介する前に、当時流行語となっていた慎吾ママの「おっはー」だけ披露(歌はなし)。 一足早く21世紀を迎えた海域でカツオ・マグロを追い求めている第75隼丸乗組員から届いたのは、「紅も白もがんばれ」という両軍への応援のメッセージ。

ショーコーナー(各地のまつり) [4:27]
 まずは紅組が高知県のよさこい鳴子踊り。 民謡出身の香西かおり藤あや子長山洋子がいると、歌も安心。
 白組は北海道のソーラン節。 こちらはやはり民謡出身の大泉逸郎の歌がメイン。 細川たかしはもうすぐ出番だったので、このコーナーには参加していなかったのでしょう。
 続いて、白組応援として、当時話題だった津軽三味線・吉田兄弟の津軽じょんから掛け合い曲弾き。 最初「三味線の演奏は10秒くらいで」とNHKから言われ、「そんな長さでは津軽三味線の良さを伝えられない。 30秒は欲しい」と主張したとか(秒数は不確かです)。
 再び紅組に戻って、沖縄の唐船ドーイで園田青年会のエイサー踊り。
 最後は紅組白組そろって青森ねぶた囃子。 東京活彩あおもり会の大きな山車も出てきます。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の池内淳子と。 「審査員であることを忘れて堪能させてもらっています」とコメント。 なるほど、そういう言い方があるね。

泣かせ雨/小林幸子(22) [3:13]
 大型衣装(セット)は今年が最後だとか。 ド派手衣装の度に「歌で勝負しろ」と言っていた和田アキ子が今度は「お客様を喜ばすため、と言っていたのは何だったの?」と正反対の発言をして、さらには本人に直接言わずにマスコミに言ったため小林幸子を怒らせたとか。
 和田アキ子はド派手衣装が嫌いなんじゃなくて、小林幸子が嫌いなんでしょう。
 ちなみに、今回は美川憲一よりも歌唱時間が短かったようです。

爆笑問題、山田まりや登場
 世界に誇る日本の20世紀の発明品TOP 3を紹介。 ヘッドフォン・ステレオ(ウォークマンと言えばすぐわかるけど、それは商品名でNHKでは言いづらいから)、カラオケ、インスタントラーメンだそうです。

なかったコトにして/郷ひろみ(21) [2:55]
 若いです。 5年ほど前にバラード路線で歌合戦に復帰した頃とはまた違う魅力。 この年は、この曲(「郷ひろみ with HYPER GO号」名義)と、松田聖子とのデュエット「True Love Story」がTOP 10入り。
 この位置にこの曲を配置したNHKは素晴らしいです。
 特に、演奏を務めるダンス☆マン&ザ バンドマンの一員なのかガングロギャルがドクター中松の「スーパーピョンピョン」で飛びながらギター弾いてました。
この年、安室奈美恵SMAPが更に後に登場しましたが、言うならば「Chase the Chance」や「がんばりましょう」のようなアップテンポな曲がこの時間帯で歌われたことが、この当時としては珍しかったのです。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の佐々木主浩と。 「現在7回裏くらいですが」と現在の勝敗を聞かれ、「ここから抑えた方が勝ちでしょう」とコメント。 今回のゲスト、返しがうまい方多いですね。

赤とんぼ~どこかに帰ろう/由紀さおり(21)・安田祥子(9) [3:43]
 赤井英和を涙させた第45回(平成6年)と同じ、ミュージカルで使うような小型ワイヤレスマイクを髪に仕込んでの、マイクなし歌唱スタイル。
 ところで、なんでいつも「赤とんぼ」と「どこかへ帰ろう」がセットなんでしょう?

荒城の月/錦織健(初) [3:03]
 ステージ後方に大きく映し出された満月をバックに。 ハープの演奏は朝川朋之。
 平成6年からNHKで放送されていた「ときめき夢サウンド」によく出演していたので、歌合戦にも出るだろうな、と思っていましたが、初出場は思っていたよりずっと遅いこの年となりました。
 さて、この人は歌合戦に定着するのでしょうか? 20年ほど前の菅原洋一のように、その年話題になった洋楽を歌わせてもよいと思います。

津軽海峡・冬景色/石川さゆり(23) [3:11]
 初出場した第28回(昭和52年)、当時としては珍しくなつメロもOKだった第33回(昭和57年)、そして紅組のトリを務めた第44回(平成5年)と、過去3回この曲を歌ったときは、歌うたびに歌唱時間が長くなっていきましたが、さすがに今回はトリを務めた第44回には及びませんでした。 基本的なアレンジは第44回と同じで、テンポがちょっとだけ速かったような。
 この曲って、フルコーラスでも3分43秒なんだから、フルコーラスにすればいいのに、歌合戦だと2番と最後のサビの間の間奏がカットされるんですよね。 今回も、対戦相手は4分超える歌唱時間なのに、何をケチっているんだか。

望郷じょんから/細川たかし(26) [4:38]
 長いこの曲をきっちり2コーラス、そして大人数の栗原光康社中の三味線を従えて歌えるのはベテランの証でしょう。 ラストで不必要に上がっていく音程が個人的に気になりまるところです。 そのままの音程でも、十分高いのよ。 豊かな声量で同じ音をキープし続けるだけで、たかしのすごさは伝わるのよ。

NEVER END/安室奈美恵(6) [3:32]
 小室哲哉がピアノで参加。
 安室奈美恵の声は、いつも以上に無理して高音部を出している感じがしました。 喉を傷めないうちに発声法を変えてください。 いや、もう傷めているのか。 でも大丈夫、十年後にはもう自分の発声法を身につけているから。

らいおんハート/SMAP(10) [3:35]
 この位置(白組ラストから3番目)で振り付きパフォーマンスはうれしい限りです。 中居正広のボーカルは相変わらず不安定ですが、前に比べたらかなりよくなっているのではないでしょうか? それでも、客席からは失笑が漏れていたそうです。
ちなみに、歌の前には草彅剛が「来年も紅白に出たいです」と言っていました。

もう一度ふたりで歌いたい/和田アキ子(24) [3:56]
 歌合戦で歌うのは久々の返り咲きだった第37回(昭和61年)、紅組トリを務めた第46回(平成7年)に続いて3回目。 今回も大人数のコーラスを従えています。 今回のコーラスはM.F.Q.。
 歌合戦で歌った3回ともエンディングが異なるアレンジ。 個人的には、今回のエンディング(「レッツ・シンガソン!(ドン!)」と終わるアレンジ)が一番好きです。

帰ろかな/北島三郎(37) [4:04]
 歌合戦で歌うのは4回目。 トリが2回、トリ前が2回という重鎮ぶり。

道頓堀(とんぼり)人情/天童よしみ(5) [3:12]
 初のトリ。
 曲の紹介の際、うしろで密かに天童よしみのドレスの裾を直すのは、着物姿の松田聖子
 最初、NHKからこの曲を歌ってほしいと依頼されたとき、天童よしみは「夜明け」(この年発売して10万枚を超えたヒット曲)は歌えないの?と思ったそうです。 「道頓堀人情」でのトリはインパクトが弱いのではないかと思いましたが、トリにつきものの大エンディングも派手でめでたしめでたし。

山河/五木ひろし(30) [4:55]
 ネットでは20世紀を締めくくるにふさわしいという意見が多かったのですけど、意外と心に届くものがなかったと感じました。 個人的に「追憶」が好きで、それと比べてしまうからかな。 それとも、声量のある天童よしみの後に繊細な歌声を聴いたからでしょうか。

エンディング
 観客の審査は、パッと見たところ1階は紅優勢、2階は白優勢、3階は半々か、やや白が多いように見えました。 集計は、おなじみの麻布大学野鳥研究部のみなさんと、珠算有段者の会のみなさん。
意外なことに?観客票は
 紅組 1,325
 白組 1,283
と僅差で紅組。 この差で紅組にボールが2個入ってしまうのは、ちょっと白組かわいそうな気も。 でも、逆のケースで、僅差で白にボールが入ったこともあったので気にしない。 そして、ゲスト審査員票を加えた計13票は紅9対白4と紅組の圧勝。
 最後の「蛍の光」の伴奏は、もちろん宮川泰。 左右に指揮棒を持ち、指揮棒から小さな光る粉を出していたような。 さすが歌手より目立とうとする先生。


 天童よしみは久々の「初めてトリを務めた年に勝利した紅組歌手」。
 過去に初めてトリを務めた方々を見ていくと、

第48回(平成 9年) 安室奈美恵
第47回(平成 8年) 坂本冬美
第43回(平成 4年) 由紀さおり
第42回(平成 3年) 谷村新司
第39回(昭和63年) 小林幸子
第38回(昭和62年) 和田アキ子
この和田アキ子までさかのぼらないと、初トリで勝利という紅組歌手はいらっしゃいません。
 それ以前も
第34回(昭和58年) 水前寺清子細川たかし
第32回(昭和56年) 森昌子
第29回(昭和53年) 山口百恵沢田研二
第28回(昭和52年) 八代亜紀
第27回(昭和51年) 都はるみ
ここまでさかのぼる必要があります。 さらにその前になると、 第8回(昭和32年)の美空ひばりまで初の紅組トリで紅組優勝ということはありません。 第8回から26回までは、美空ひばり島倉千代子しかトリを取っておらず、島倉千代子が初めてトリを務めた第11回(昭和35年)は白組優勝でした。

 印象に残ったのが、松田聖子が積極的に番組に参加していたこと。
他の歌手の曲紹介に登場することは前からあったけど、ショータイムで進行の手伝い(ミッキーマウスのパラパラの際の「今年はこれ!(そのあと聞き取れず)」や、まつりをテーマにしたショーコーナーの「紅組は沖縄からの応援、園田青年会のエイサー踊り」)をしたのは初めてではないでしょうか?

 ベテラン歌手の歌に感動することがなかったという印象が強いのですが、私の感受性が低くなったのかもしれません。 とりあえず、歌合戦で何度も同じ歌を歌うのはやめて、その年に売り歩いた曲を歌って欲しいです。 その年ヒット曲がありながら、なつメロを歌う(歌わされる?)ケースが少なくないので。

 ショーコーナーの意図がよくわかりませんでした。 特に前半。
Walt Disney生誕100年や、ミュージカル「ライオンキング」がヒットしたという理由は、20世紀最後の歌合戦としては弱い気がします。 出場歌手で「青い山脈」「東京音頭」など20世紀の流行歌をまとめて振り返ってもよかったのではないかと思いました。
 歌合戦でありながら、なぜかその年活躍したスポーツ選手にスポットを当てたショーコーナーがなかったのはよかったと思います。