第65回(2014年)雑記


トップページへ戻る


[ 歌合戦の歴史 ] [ 過去の出場歌手 ] [ 司会者 ] [ 審査員 ] [ 記録 ] [ できごと ] [ 思い出の紅白歌合戦 ] [ 雑記 ] [ リンク ]


雑記
歌合戦感想 | 出場しなかった歌手 | 出場歌手に関する雑文 | 戯言 | 出場歌手希望

歌合戦の感想
第73回(令和 4年) | 第72回(令和 3年) | 第71回(令和 2年) | 第70回(令和元年) | 第69回(平成30年) | 第68回(平成29年) | 第67回(平成28年) | 第66回(平成27年) | 第65回(平成26年) | 第64回(平成25年) | 第63回(平成24年) | 第62回(平成23年) | 第61回(平成22年) | 第60回(平成21年) | 第59回(平成20年) | 第58回(平成19年) | 第57回(平成18年) | 第56回(平成17年) | 第55回(平成16年) | 第54回(平成15年) | 第53回(平成14年) | 第52回(平成13年) | 第51回(平成12年) | 第50回(平成11年) | 第49回(平成10年) | 第48回(平成 9年) | 第47回(平成 8年) | 第46回(平成 7年)

かっこ内はおおよその歌唱時間です。 曲紹介の時間は含みません。 メドレーの場合、曲と曲の間の時間にナレーションなど歌以外の演出があっても歌唱時間に含めています。

 見間違い、聞き違い、勘違いによる誤記や誤植もあると思いますが、発見し次第修正しますので暖かく見守っていただけるとありがたいです。

オープニング
 ゲスト審査員のタモリと黒柳徹子を交えてのオープニングトークののち、出場歌手が集合したステージの幕が開きました。
 あら?この年も有働アナウンサーのドレスはセクシー系?

メロンジュース/HKT48(初)[1:59]
 前年は五木ひろしの応援で登場したグループが、めでたく初出場。
 パフォーマンスは、安定のお口パクパク(ちょっとスイッチの入ったマイクもあったみたい)。 そして早変わりあり。 脱いだのか、着込んだのかはわからず。 このグループは、間奏なしのいわゆる「1ハーフ」。

紅白にHITOMEBORE/Sexy Zone(2)[2:21]
 V6岡田准一からのメッセージあり。
 5人編成から、3人がフロントになったため、衣装の方も明らかにフロントの3人が豪華。 後ろの2人、バックダンサーと同じ白い衣装で、さらにバックダンサーの一部もマイクを付けているので完全に埋没しています。 こういうさ、公共の電波を使った嫌がらせみたいなことやめない?
 タイトルは「紅白にHITOMEBORE」だけど、歌った曲は「君にHITOMEBORE」1曲。 小太鼓、シンバル、そしてジャニーズといえばアクロバティックなダンスですが、器械体操そのまんまじゃないのか、という動きを交えてのステージでした。

Highschool♡love/E-girls(2)[2:03]
 この位置(前半2番手)はなんというか、人気が今一歩なアイドルの定位置。 もちろん、歌合戦に出場しているから、人気はあるんだけど、大丈夫か、E-girls
 今回初めて気づいたけど、26人いると、細くないメンバーもいらっしゃるのね。 あの運動量で…。 かつてのシンクロ日本チームだったか、「水を飲んでも太る」というくらい体重が増えやすくて、維持に苦労していた方がいたことを思い出しました。

さよならの前に/AAA(5)[2:03]
 前回は紅組からの出場でしたが、すぐに白組に復帰。 ハモッたり、かつてはラップ担当だったメンバーが少しメロディのついたパートを担当したり、成長ぶりをうかがえるステージでしたかね。 ダンスをしながらの歌唱なので、ボーカルは相変わらず危なっかしいけど、生歌というだけでも、今の歌合戦では評価すべきところ。
 そして、1ハーフで歌唱時間も2分ちょっとと短かったのに、それでもアウトロ終わる前に「ありがとうございましたー」と司会を挟んでくる有働アナウンサー。 待とうよ。

ゲスト審査員紹介

嵐meets妖怪ウォッチ①「ようかい体操第一」[1:58]
 結構時間取ってる妖怪ウィスパーとや吉高とのやりとりのあと、歌合戦出場歌手を交えてDream5のパフォーマンス。 Dream5はNHK教育テレビ出身のグループということで、凱旋出演という形。 でも、Dream5中央の男性は、完全にやることなし、といった感じ。
Dream5に加えて、妖怪着ぐるみや出場歌手のほか、振付師のラッキィ池田も舞台そでで踊ってました。
 Dream5、せっかくの凱旋出演だけど、舞台前方にがいる演出上、舞台中央ではパフォーマンスできず。

紅白ウラトークチャンネル、ラジオ中継チャンネル放送席からの中継
 ウラトークチャンネルの席にはSMAP稲垣吾郎香取慎吾

Faith/miwa(2)[2:03]
 水色のドレス。 マニキュアも水色。 時期的に、「アナと雪の女王」のエルサのようなイメージも。
 サビから始まって1番だけ。
 出場はするけど、2分くらいの歌唱時間という彼女の歌合戦における位置づけって、なんなんだろう。

ゲスト審査員とのトーク
 黒柳徹子をステージ上に招いて。
 昔司会を担当した歌合戦(第9回)では、出場歌手が大みそかに複数のテレビ局の歌番組を掛け持ちしており、会場に歌える歌手が誰もいない状況があったりして、司会者が適当に話をして場を持たせた、なんてエピソードを披露。 その中で、誰かもわからず会場に到着した歌手を「次はこの方です」と送り出し、「今の誰ですか?」とスタッフに聞いたら「赤坂小梅さんです」と言われたと、徹子言ってたけど、第9回は赤坂小梅出ていないみたいなんだけど。 神楽坂浮子と間違えたかな。

東京五輪音頭/福田こうへい(2)[2:15]
 この年のヒット曲「峠越え」ではなく、昭和38年のレコード会社各社競作の曲を歌唱。 この選曲理由って一体、と思ったら、東京オリンピック開催から50年という意味合いだそうで。 前年の「南部蝉しぐれ」はヒット曲なのに1ハーフでしたが、今回は3コーラスの歌唱。 それでも歌唱時間は前回出場のときより短いけどね。 その代わり?演歌歌手憧れの花柳糸之社中の踊りつき。 花柳糸之社中、普通は着物の色のパターン一つか二つなんですけど、五輪ということで5パターンくらいあったのかな。

ウラトークチャンネルのバナナマン登場

不器用太陽/SKE48(3)[1:29] ・イビサガール/NMB48(2)[1:32]
 曲順が発表される前は、ここにHKB48も突っ込まれるかと思っていたよ。
 SKE48のメンバーだったかな、歌唱時間が短くて1ハーフも歌えない、と嘆いていたのは。 1コーラスも満足に歌えていなかったような気もするけど(ちゃんと聞いていないと、「サビだけで終わった?」と思うかも)、スローな曲調で他のAKBグループとの違いは出せていたと思うよ。 歌唱の方は安定のお口パクパクだけどね。
 NMB48はこれぞAKBグループといった感じで元気いっぱい。 もちろん、お口パクパク。

99は終わらない/郷ひろみ(27)[2:03]
 99って、ひろみの大ヒット「GOLDFINGER’99」の意味合いも少しはあるんでしょうか。 曲調は全く関係ないけど。
 そして、ステージにバナナマンの日村乱入。 事前の許可はとっていたのでしょうが、でもひろみ笑っていたし、ひょっとして?
 登場順が早くなり、歌唱時間も短くなるHIROMI GO。 次なるヒットが望まれます。

あや子のお国自慢だよ~がんばろな東北!!~/藤あや子(20) [2:21]
 歌合戦でこの曲が歌われるのは、東日本大震災が発生した第62回(2011年)のこと。 それから3年たって、再びの歌唱となるということは・・・。 はい、東日本大震災はまだ終わっていません。
 会場を盛り上げるために登場したのはふなっしーと東北のゆるきゃら勢。 そしてTOKIO。 だから、「合戦」なんだから、紅白の垣根を越えての応援とかいうのは…(以下略)。
 そして、すべてを持っていくのは、やはりふなっしー。

アポロ/ポルノグラフィティ(13)[1:59]
 ポルノと同じく広島出身のPerfumeが曲紹介に登場。 だからこーゆー…
 デビュー15周年、出場13回を数えるポルノ、ついに始まりました過去の曲の選曲が。 中堅~ベテランどころの過去の曲の選曲にはいくつかパターンがありますが、この回のポルノは「デビュー曲」。 初出場となる第51回(2000年)の前年、1999年のヒット曲です。 そういや、そのころは3人組だったね。。。 当時の映像が手元にないので、あくまで推測なんだけど、サビから始まる曲で1番の2回目のサビから間奏なしでまたサビを歌っていたので、デビュー当時より歌唱時間短かったんじゃないかな。 アウトロは長めで、歌合戦恒例のアキヒトのメッセージは今回はアウトロでした。

楽屋ロビーからの中継
 吉高、相葉二宮、コロッケ。 吉高とコロッケでアイーンやってます。

紅白2014スペシャルコラボレーション/T.M.Revolution(5)・水樹奈々(6) [2:22]
 「禁断のレジスタンス」(水樹奈々)~(ここで水樹さん早変わりして、TMさんがステージ下から登場して)「Preserved Rose」(T.M.Revolution 水樹奈々
 1曲ずつの歌唱時間をちゃんと見ていないんだけど、この回の歌合戦で一番歌唱時間が短かったのって、ひょっとしてTMさん

朝の連続テレビ小説「マッサン」の泉ピン子、シャーロット・ケイト・フォックス、玉山鉄二登場。
 ピン子、もともと女芸人だから、あくまで芸なんだろうけど、ドラマのキャラを演じつつクリス・ハートを除け者にしてる。
 一応、マッサンとエリーも、クリス・ハートのとこも国際結婚というところと、まっさんの主題歌もクリス・ハートの歌唱曲も中島みゆきの作品と共通点があります。

糸/クリス・ハート(2)[1:56]
 前回は松田聖子との共演により、ほぼ紅組歌手扱いだったクリス、今回は堂々の白組からソロとして出場。 おそらくバンドの生演奏だけど、歌を引き立てるためというよりは、カラオケそのままではカットが難しいイントロや間奏をカットするためだったのではないかな。 もう少し歌唱時間長くしようよ、NHK。

こっから、3曲続けて。

ひとり酒/伍代夏子(21)[2:18]
 V6が和服姿での踊りで参加(夏子の昔の男、という設定だそうだ。 夏子との年齢差が・・・)。 悪くないんだけどさ、歌合戦という対戦を歌っている以上、白組が紅組の応援をするのは…(何回書かせるんだNHK)。 曲の前に、三宅さんが「伍代さんの後ろで踊らされている」と発言。 すぐに突っ込まれて「踊らせていただく」と訂正したけど、実は本心?
 歌の方は、間奏が短かったので、2コーラスあるかなと思ったら1ハーフでした(「1ハーフ」という言い方、演歌でもするのかな)。

R.Y.U.S.E.I./三代目J Soul Brothers(3)[3:03]
 この年のレコード大賞受賞曲(え?) レコ大受賞歌手ってことで、パフォーマンス時間も伸びて3分を突破。 いや、レコ大受賞が決まったのは前日だから、レコ大受賞歌手になる前からパフォーマンス時間が3分超えることは決まっていたんだろうけど。
 イントロで、暗闇の中電飾をつけて踊っている人たちが三代目JSBかと思ったら違いました。

Darling/西野カナ(5) [2:13]
 JSBは大所帯、でもJSBパフォーマンスとの曲間なしってことで、ステージの上の方で歌唱。 生演奏じゃないだろうけど、楽器を演奏するスタイルの方々との共演。 長い脚もロングドレスで隠し、そろそろ若さは卒業して大人っぽさをアピールですかね。

関ジャニ∞と桃組(KABA.ちゃん、クリス松村、IKKO)のプロデュースした酒にちなんだステージ

酒のやど/香西かおり(18)[2:13]
 まさかの3年連続の歌唱。 2年連続だった前回以上に、まっとうな選曲理由がわからん。 酒にちなんだステージと言っても、かおりは酒にちなんだヒット曲をいろいろ持ってるよ。 まだ歌合戦で歌っていないデビューヒットの「雨酒場」とか、初出場曲の「浮恋草」とか。
 そして、関ジャニ∞と桃組が絡みまくって、1番ほとんどカメラに映してもらえないかおり。 そりゃこの年ヒット曲なかったけどさ、出場歌手として選んだからには最低限の敬意は払おうよ。

応援歌、いきます/細川たかし(38) [2:21]
 ヒット曲ってわけでもないけど、第42回(1991年、平成3年)に歌唱した曲。
 たかし、髪が!髪が! 声はいいよ。声はいいよ。 この方は、「倒れるまで歌合戦に出場する」と言っているけど、倒れるまで高音の張りはそのままなんじゃないかと思ってしまう。
 このベテラン歌手も1ハーフですけど、アウトロ長め。

男子フィギュアスケート羽生結弦選手の映像
 この年のNHK杯のエキシビションで使われた歌ということで、次の歌につなぎます。
 この年、NHKでも短い番組を組んで何度も「花は咲く」をバックにスケートをする羽生選手を放送しているので、当然ながら、NHKからの大プッシュがあって競技会のエキシビションでもこの曲が使われたと推測されます。

花は咲く/徳永英明(9) [2:36]
 NHKの東日本大震災復興支援ソング。 センバツ高校野球の入場行進曲に選ばれたりして、またの名を「現在のNHKのゴリ押し曲」。 でも、カバーソング王である徳永英明が正式にレコーディングした曲でもあります(この年リリースしたシングル「さよならの向こう側」のカップリング曲)。
 歌唱中も、バックに羽生選手の映像が使われていました。

やっぱ好きやねん/天童よしみ(19) [3:13]
 この年亡くなった歌手のやしきたかじんの代表曲。 やしきたかじんと歌合戦とは、何の関係もなかったけど。 よしみが歌合戦の初出場を決めた際、たかじんは号泣してくれたらしい。
 なんか、いつのまにか前半戦での登場が当たり前になってしまったな、よしみ

嵐meets妖怪ウォッチ②「A・RA・SHI」[2:54] ~「ゲラゲラポーのうた」[1:55]
 「A・RA・SHI」は最初、が歌うとみせかけて妖怪5人(アラシニャン)が歌唱。 その時の観客(要はファン)のテンションの下がりっぷりと言ったら。 サビだけアラシニャンが歌い、に引き継ぐことで、ようやくファンによって冷め切った会場の空気も回復。 でも、こっから「って、今年は何曲歌うの?」と感じるような展開に。
 「ようかい体操第一」同様に、「出場歌手と一緒に歌う」という名目の上でをステージ前方に出す演出上、キング・クリームソーダの皆様はステージ中央では歌えず。

楽屋ロビーからの中継
 総合司会の有働アナウンサーとSMAP草彅剛ゴールデンボンバー

男の火祭り/坂本冬美(26)[2:23]
 2年連続の歌唱。 これも、なんで2年連続?という気もしましたが、この年シングル発売がなかったためかもしれません。
 ももクロとダンサーの応援つき。 収穫祭みたいな雰囲気です。 冬美の着物も、田植えは無理でも収穫祭くらいできそうなデザインでした。
 歌唱時間は、前回と同じかな、と思ったら、アウトロがちょっと短めだったような。

日本エレキテル連合登場
 この年の流行語大賞となった「ダメよ~ダメダメ」。 その45年前にも同じく「だめよ だめ だめ」というフレーズでヒットした曲が次の曲となります。

年上の女(ひと)/森進一(47)[2:37]
 ここまで、バックに応援やダンサーが登場しなかったのは、徳永英明森進一くらい?

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の阿部寛と。

古い日記~2014紅白スペシャル~/和田アキ子(38)[3:07]
 紅組の前半ラスボス登場。
 ラスボスっぽく、バックに紅組、白組の出場歌手を従えて。 バックの夏子、「ハ!」と掛け声を入れるところを間違えて(いや、夏子以外がやらなかった?マイクが拾ってないから、パフォーマンスには関係なしだけど)恥ずかしがってた。

WAになっておどろう/V6(初)[2:33]
 かつてTOKIOの応援やスペシャルゲストとしての出演はあるけど、正式な出場歌手としては初出場という事実に驚いてしまうグループ。
 ジャニーズ系としては珍しく生歌かつマイクの音量大きめ。
 冒頭の坂本昌行のクセのない伸びる声に、V6というグループへの歌手としての評価がアップ。 そういえば、坂本さんといえば、過去にディズニー映画主題歌の日本語バージョンを歌い、ディズニーから表彰されたことがあるとか。
 こちらは、バックの紅組、白組の出場歌手と一緒に、という感じのステージ。 でも、出場まで時間のかかったジャニーズ事務所のグループとしては、歌唱時間短かったね。

中間審査
 白組優勢。 でも、白組と紅組の票の差は例年より小さ目。

「花子とアン」特別編
 放送時間を気にする歌合戦で、まさかの生ドラマ? 歌合戦の台本を想定しての事前収録かなあ。 でも、白組優勢とかアイーンとか言ってたしなあ。
 紅白の朝ドラ出演メンバーのステージ乱入後は当然ながら生。 吉高には知らせず深夜にドラマのけいこをしていたそうで、共演者との久々の再会となった吉高は涙を流しながらも「みんな暇なの?」とすっとぼけたコメント。

にじいろ/絢香(7) [3:10]
 年末におめでたを発表した絢香、ちょっと体型もふっくらした?
 ところで、白組の対戦相手はだあれ(いや、絢香が悪いわけじゃないよ)?

ゲスト審査員とのトーク
 総合司会の有働アナウンサーとV6イノッチという「あさいち」コンビと、ゲスト審査員席の中園ミホと。 急きょ「花子とアン」特別篇の脚本も書いたってことで、吉高の反応を見て中園ミホも泣いてました。

ゲスト審査員とのトーク
 タモリをステージ上に招いて。 ついでに松田聖子も。
 タモリ、いきなりステージ上で歌い出し「司会も審査員も歌もやったのは私だけでしょう」と発言していたけど、西田敏行がいるよ。

Let It Go~ありのままで~/May J.(初)[2:44]
 映画「アナと雪の女王」テーマソングの「負の部分」を全て一人で背負って立つ女、May J.。 日本での本家松たか子が生歌を披露しない関係で、May J.が生歌を披露する度に、「聞きたいのはこっちのバージョンじゃなーい」と彼女が叩かれる展開になり、NHKの歌番組出演時には彼女をフォローするシーンが設けられるほど。
 往年の歌合戦の女性歌手っぽく、ドレスがでかい。 すそがステージを埋め尽くしている。 コーラスのTSMスペシャルクワイアとの共演という、正統な歌の演出。 意見が違う人も、何も気にしていない人も多いと思うけど、私が思うに2014年歌合戦の名歌唱の一つ。

Dragon Night/SEKAI NO OWARI(初)[2:18]
 デビュー3年で歌合戦初出場。 チャートでは、1年くらい前から新旧のアルバムが売れ続けていたバンド。 歌合戦のスペシャルステージ。 え?どこらへんが? 電飾やレーザービームで光いっぱいだったということかな。

カウントダウンライブ会場の福山雅治とのトーク
 吉高、「なんか起こったら連帯責任でお願いします。」と福山雅治に無茶振り。 どこまで天然なのか…、と思ったら同じ事務所に所属している縁もあって、赤の他人ではないのね。

近藤春菜とのトーク
 春菜、持ち芸である「顔ネタ」で紅白司会者からいじられつつ「○○じゃねえよ イン紅白!」と連発して会場を盛り上げます。

Cling Cling/Perfume(7)[2:33]
 Perfumeも、もう出場7回になるのね。
 歌唱曲はあれか、ドリンク剤のCMソングか。 衣装は今までの歌合戦でのイメージから変わり、かなり暗めの色。 そして、暗闇の中を色が変わる照明が浮遊。 この照明は「ドローン」という小さな無人飛行機に取り付けられていたようですが、ドローンは翌年個人所有のドローンが屋外のいろいろなところに落下したことで一躍有名になります。
 歌合戦で使われていたのはドローンは小型なので、動作音(モーター音)が大きいだろうから、Perfumeはおそらくお口パクパクかと。

女々しくて/ゴールデンボンバー(3) [2:18]
 まさかの3年連続となる「女々しくて」の歌唱。 初出場からずっと同じ歌。 他のヒット曲があるのに、歌合戦で同じ歌を歌わされることは、個人的には好きではないけど、このグループの場合、なんか歌合戦においては一種の様式美のように「女々しくて」と歌い続けるような気がしないでもない。
 「今年も奇跡的に出れたよ、ありがとー」と言ってはいましたが、前年同様歌唱曲が「女々しくて」だっただけで、「ローラの傷だらけ」というヒット曲もあったり。
 曲の途中で樽美酒いなくなったと思ったら、羊のコスプレ(なんか、結構NHK的にギリギリ感がある扮装)でセットを壊して再登場し、ステージ上で毛刈り歴50年という床屋さん山崎龍一さんに丸刈りにしてもらって(毛刈り全然完了していないんだけど)、年賀はがき型の顔の穴が開いた大きな板に4人で顔突っ込んで終了。
 歌の方は、だんだんボーカルの鬼龍院翔のハイトーンが出にくくなっているような。 喉のケアの方、よろしくお願いします。

ウラトーク席からの中継
 田中将大投手とT.M.Revolution

My Dear Fellow with Momonofu JAPAN/ももいろクローバーZ(3)[2:15]
 前年に引き続き、曲紹介にはももクロファンとして大変有名な、メジャーリーガーの田中将大投手が曲紹介。
 シングル「泣いてもいいんだよ」収録曲(シングルの曲名は「My Dear Fellow」)。  衣装の早変わりもなく、正統派なステージ。 途中、重厚なコーラス(ライブで収録されたファンの声だとか)がかぶさる部分もあり、なんか、こう、重たいものがきました。 メンバーの一人、有安杏果はインフルエンザのため残念ながら欠場。
 翌年はまさかの落選、そしてももクロも歌合戦からの卒業宣言をしたことで、元メンバーとの約束はどうなるの?というファンの声も。

オモイダマ/関ジャニ∞(3) [3:04]
 デビュー10周年、3回目の出場にして、1曲を落ち着いて披露。 高校生との共演。 そしてV6に続いて、ジャニーズとしてはマイクの音量大き目なパフォーマンス。 渋谷すばるさん、ちょっと歌のアドリブきつすぎない?
 テレビでは、次に備えて舞台そでに控える大きなひょっとこ(おかめだったかな)が映りこんでしまい、関ジャニ∞のパフォーマンスとのギャップがすごいことに。

バナナマンと、ゲスト審査員席の黒柳徹子を交えてのトーク
 徹子、いつきよしに「きよし」コールをするか、考えているんだとか。

ちょいときまぐれ渡り鳥/氷川きよし(15) [2:38]
 久々の股旅もの。 ん?曲の持ち味を消していないか?このひょっとことおかめ。
 そんなことはさておき、間奏と曲の終わりで徹子が「きよし!」コール。 そんなこともあって、きっちり2コーラス歌唱(アウトロは初出場のときみたいに短かったけどね)。

島根恋旅/水森かおり(12) [2:38]
 幸子から巨大衣装を引き継いだかおり。 この年は、桂由美デザインの巨大ドレスを着用。 純白から真紅のドレスへの変身。 でも、事前にマスコミが撮影してネットに公開した写真があまりにきれいだったので、「あれ?この程度?」と思ってしまったのが正直なところ。
 てゆうかかおり、歌合戦後半で歌うために、何か大事なものを失ってしまった気がするのはおじさんだけかい?

よこはま・たそがれ/五木ひろし(44) [2:57]
 この年亡くなった作家・作詞家の山口洋子追悼で、彼女の作品にして五木ひろし歌合戦初出場時の歌唱曲でもある「よこはま・たそがれ」を第22回(1971年、昭和46年)以来43年ぶりに歌唱。 ってことは、指揮はこの曲の作曲家で、近年「蛍の光」の指揮も務めている平尾昌晃?と思ったら、ステージ上への登場はなし。 そうだった。 現在の歌合戦は、バンドは離れたところで演奏しているので(事前収録という話もあるし)、ステージ上で指揮を担当、という演出はできないんだ。 「蛍の光」だって、平尾先生がバンドの指揮をしているわけじゃなくって、バンドの演奏に合わせて指揮棒振っているんだよ。

朝ドラヒロインのトーク
 「マッサン」のシャーロット・ケイト・フォックス、来年4月からの朝ドラ「まれ」ヒロインの土屋太鳳、そして「花子とアン」の吉高。 まだ放送が始まっていない朝ドラヒロインが応援ゲストとして登場って珍しいかも。 ほら、応援ゲストって、多少なりとも知名度のある人がやるものじゃない。 と思ったら、土屋太鳳も全くの新人ではなくて、「花子とアン」にヒロインの妹役で出演していて、朝ドラファンにはおなじみだったのね。

GOLDEN GIRL/いきものがかり(7)[2:25]
 すっかり歌合戦紅組の重鎮となりつつあるいきものがかり、この年はベテラン演歌歌手ひろしと対戦。 曲名にちなんでか、ゴールデンのドレス。 首飾りも何気に豪華。
 曲は、通信教育のCMソングだっけ。 いや、違うのか。

きらきらキラー/きゃりーぱみゅぱみゅ(3)[1:58]
 中堅どころにありがちな、レコード大賞と歌合戦で歌唱曲が違うパターン。
 出演順でいうと、西野カナより扱いいいんだよね。 歌唱時間は意外なことに2分いかなかったけど。

LOVE YOU ONLY/TOKIO(21)[2:30]
 前年から、ヒット曲のない中堅~ベテラン歌手にありがちな、過去のヒット曲の持ち回りが始まったような気がするTOKIO(それでもこの年はベストアルバムがアルバムチャート1位を獲得したし、サマーフェスでも大人気)。
 前年は「代表曲」である「AMBITIOUS JAPAN」、この年は「デビュー曲」であり、「歌合戦初出場曲」でもある「LOVE YOU ONLY」。
 観客に丁重に起立をお願いし、ジャニーズメンバーはステージバックに呼び、サマーフェスのような盛り上がり。 歌唱時間は、初出場の時よりも短いんだけど、限られた時間の中で最大限会場を盛り上げました、というパフォーマンス。
 最初、長瀬が観客に起立をお願いした時には、「一階観客席には起立がしんどいじーちゃんばーちゃんばっかじゃないの?」と思ったんだけど、(じーちゃんばーちゃんと比べて)若い人も多かった。 貴重な短い歌唱時間の中で、サビの繰り返しとなる終盤ではマイクを会場に向けて合唱を誘導。 そんな、いくら知名度が高いTOKIOといえども、20年も前の曲を合唱なんて、と思ったら、意外と会場の歌声大きかったよ。 そしてテレビには親子と思われる女性2人が合唱している姿が映っていたよ。 CDデビュー前からメンバーの誰かを親子で応援してるんだろうな、と勝手に推測。

みんなで歌おう!アナと雪の女王
 ニューヨークからの中継でイディナ・メンゼルと神田沙也加登場。 沙也加、普通にイディナ・メンゼルの通訳をこなしているよ。
 歌の方は、残念ながら事前収録とのこと。 まあ、時差があってベストコンディションでは歌えないからね。 それを考えると、由紀さおりとピンク・マルティーニのプロ根性はすごかった。

生まれてはじめて/神田沙也加(2) イディナ・メンゼル[2:35]
 まさか実力で、そしてその実力がNHKにまっとうに認められて歌合戦に返り咲くことが、こんなに早く実現するとは、沙也加。 事前収録だからかな、お口パクパクっぽく見えたのは。 でも、イディナの方は生歌っぽく聴こえたしなあ。 まあ、一方がお口パクパクで一方が生歌というのは、沙也加のお母さんも経験あるから、技術的には不可能ではないのだけど、ちゃんと生歌だったのかなあ。
 さて、知名度があり実力も認められたけど、オリジナルのヒットがない沙也加。 歌合戦には定着するのかな。 定着するとしたら、毎年何を歌うことになるんだろう。

Let It Go/イディナ・メンゼル&紅白出場歌手[4:24]
 日本語版オリジナル歌手である松たか子が歌唱を固辞したので、NHKが持ち出したのはご本家アメリカのオリジナル歌手であるイディナ・メンゼル。 “Let It Go”は、この年のアカデミー賞の主題曲賞受賞。 アカデミー賞の舞台では、やけにてんぱって歌っていたので、表舞台で歌う機会があまりない歌手なのかと思いきや、舞台女優としてミュージカル出演多数のベテランシンガー。 今回も、歌唱はやや走り気味だったけど、ドンマイ。
 “Let It Go”フルコーラスの後、まさかのイディナ・メンゼルも含めての日本語歌唱でサビを合唱。 日本語でサビを歌唱するのは1回だけなので、本来はハイトーンにならない「風よ吹け」という歌詞ですぐにハイトーンになってしまいますが、それは致し方なし。
 印象に残ったのが、イディナ歌唱時に字幕に登場した英語詞と日本語詞の長さの違い(日本語詞の字数が極端に少ない)。 有名な話ですが、各国語に訳されるにあたり、ディズニーから出た縛りが「一つの音符には一つのワードしか載せないこと」。 一つの音符に一つのワード(単語)を乗っけられる英語と違い、複数の音符を使わないと一つのワード(語)を表せない日本語にはこの縛りが厳しく、訳詞家の方々は日本語詞の作成に苦労されたとか。
 英語に詳しい方の受け売りになりますが、最後の歌詞「少しも寒くないわ」は、英語版の日本語歌詞字幕だと「寒さなど平気よ」となっています。 「少しも寒くないわ」だと、寒さという障壁を乗り越えそうな強い意志を感じることもできます。 でも、エルサは寒さを感じないので、「どっちみち寒さなんて感じない(障壁じゃない)から」と、ちょっと意地悪というか茶目っ気のある意味も含まれているそうなんですが、そこらへんの細かいニュアンスは取っ払って、ひらすら前向きに生きることに決めた歌詞になっています。
 でも、おかげで子供にも歌いやすくなったよ。

みんなで歌おう!SMAPメドレー/SMAP(22)[6:24]
 「SHAKE」~「世界に一つだけの花」~「Top Of The World」のメドレー。 メドレーラストの「Top Of The World」ではギタリストのMIYAVIが登場。
 ごめん、MIYAVIがギターソロまで披露した最後の曲はみんなで歌えなかったよ。 2曲じゃだめだったのかな。
 ステージ上には、当然紅組白組の歌手が勢ぞろいしたんだけど、紅組はAKBグループが大人数で押し寄せ、白組は大人数のEXILEがこの後に登場ということで、どちらかというと紅組の方が多かったような。

 ここ、タイトルからしてわかるように、「みんなで歌おう!」をキーワードとした対戦なのですが、イディナ・メンゼルはゲスト扱いのため、歌合戦の記録としてはSMAPだけが「みんなで歌おう!」がついて浮いています。

ゲスト審査員とのトーク
 尾上松也と蜷川実花をステージ上に招いて。 蜷川実花さん、「紅組を応援したい」と言ってくれた。 そして最後までそれは貫いてくれたぞ!

NIPPON -紅白ボーダレス篇-/椎名林檎(2)[3:32]
 もともとはNHKのサッカーワールドカップテーマソング。 でも、ワールドカップが残念な結果だったので、その後もスポーツ番組のサッカー関連のコーナーではいろいろと使われていました。
 歌合戦の舞台に合わせて、紅白の着物姿での歌唱。 ステージ上を埋めた他の方々も紅白もしくは赤か白を基調とした衣装。 歌詞に登場するブルーはステージ上には登場せず。

NEW HORIZON/EXILE(10) [3:41]
 そのうち48人体制とかなるのかなあ。 マイクは2本だけあればいいから、スイッチ入っていなくても24本くらい必要なAKBさんより楽なんだけど。

ゲスト審査員とのトーク
 ゲスト審査員席の山中伸弥教授と。 山中教授の(特に顔が)好きだという、徹子との絡みはなかったね。

Woman “Wの悲劇”より/薬師丸ひろ子(初)[4:04]
 前年はNHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」のキャラクター・鈴鹿ひろ美として出演して歌声を披露。 意外にも、正式な出場歌手としての歌唱は今回が初めて。 そのため、デビュー曲「セーラー服と機関銃」が大ヒットした昭和57年(ご本人は受験勉強中のため辞退)には、「セーラー服と機関銃」を桜田淳子が歌う、なんてできごともありました。 でももし、当時から歌合戦に好意的に出場していたら、この曲が発表された昭和59年の歌唱曲は「メインテーマ」、翌年の歌唱曲は「あなたを・もっと・知りたくて」だったと思うので、30年待ったかいがあったというか。
 歌合戦のオリジナル演奏をつけてのステージ。 ピアノは松任谷正隆。 薬師丸ひろ子はかなり緊張していたようで、見ている方も「ひろ子はもっとできる子なんです!」と思いながらハラハラドキドキ。

ゲスト審査員とのトーク
 ステージ上で井上真央と。
 過去に白組司会のに唯一勝ったことがある紅組司会者であること、大河ドラマの宣伝も含めて。

天城越え/石川さゆり(37)[3:49]
 またしても天城を越えてしまったー! この年は、椎名林檎が提供した「闇夜の心中立て」を発表していたので、「天城越え」「津軽海峡・冬景色」のヘビーローテーションから脱することができるかと思ったのですが・・・。
 日本画家、千住博さん監修のスペシャルステージ。 監修って、さゆりのバックに流れる映像の白い滝が赤くなるってやつ。
 イントロの部分のさゆり、着物の上に羽織ってるやつがうまいこと脱げなくてもがいているように見えたんですけど、見間違いかな。 歌唱時間は、最初に鼓を打つ音が入ったりして、いつより長め。

明日へ続く道/長渕剛(4)[5:02]
 ニノがメッセージを代読。 この年の災害を振り返る映像付き。
 ピアノとブルースハープだけの演奏。 ということは、生演奏か。

中森明菜登場[3:21]
 紅組白組を越えての出演という話でしたが、テレビ画面に表示された出場回数は1回カウントアップして「8回」になっていました、明菜。 ニューヨークのレコーディングスタジオからの生中継。 当初は事前収録の予定が、明菜側の意向で生中継に変わったとか。 そんなリスキーなことを、明菜・・・。
 往年の歌合戦での中森明菜といえば、本人もデザインに携わるというドレス姿が印象的ですが、今回は私服のような服装(でもおしゃれ)。 直前に歌った長渕剛がもっと質素な衣装だったので、歌合戦という場なのに意外と違和感なし。
 歌唱曲は新曲の「Rojo -Tierra-」。 発売前の曲は歌わせないというNHKの方針は、大みそかにこの曲の配信を開始することでギリギリ回避。

心のプラカード/AKB48(7)[3:07]
 このグループも、久しぶりにメドレーではなく1曲のパフォーマンス。 タイトルの「プラカード」に合わせ、AKB48のメンバーやゲスト審査員が曲中に今年最後に言いたいことをしたためたカード(プラカード?)をカメラに向けてました。 そして最後には、メンバー全員で、なんて言うんだっけみんなの絵を合わせて大きな絵にするやつを披露。 メンバー一人、絵を忘れたのか落としたのか衣装内の出せないところに入っちゃったのか、紙を出せずに不安げな表情の子がいましたが。
 さて、この年AKBグループは国内の4グループがすべて出場となりましたが、AKB48以外の3グループは歌唱時間が2分に満たず、SKE48NMB48に至っては1組にまとめられて個々の歌唱時間はさらに短く、本家AKB48も番組終盤での登場だったものの、メドレーなしで3分をちょっと超える程度のパフォーマンス時間。 明らかに前回より扱いが悪くなっています。 次回はどう対応するのでしょうか。 もっと、ジャニーズ系のファンみたいに、視聴率を上げることに貢献するか、紅組白組の投票数が拮抗するような工夫をしよう、AKBグループのファンのみんなよ。 とりあえず、デジタル放送はテレビとレコーダで2票分投票、ワンセグ、スマホも、ケータイやスマホを複数台持つことで投票数を増やそう。

2014スペシャルメドレー/福山雅治(7)[5:56]
 この年も、恒例となった横浜の年越しライブ会場からの中継。 「HUMAN」~「クスノキ」のメドレー。 「HUMAN」の曲の前に挿入された映像のナレーションは福山本人。 「クスノキ」の曲の前に挿入された映像のナレーションは紅組司会の吉高。 「クスノキ」は長崎の子供たちの歌う映像をバックに。

麦の唄/中島みゆき(2)[4:53]
 まさかの2回目の出場。 なんでも、出場歌手発表前夜にNHKスタッフが一か八かで出演交渉をして、見事出場となったのだとか。
 歌唱はNHK101スタジオからの中継。 曲前にはシャーロット、玉山鉄二を交えてのトークあり。 シャーロット、この回の歌合戦で3回目の登場。 NHK、シャーロットをこき使ってるな。
 中島みゆきの衣装は白地に金色の刺繍のドレス(麦の金色をイメージ?)。 その後、マッサンとエリーの2ショットの間に金色のドレスに早変わり(やはり麦の金色をイメージ?)。 最後はマッサンとエリーに歩み寄って3ショットでおしまい。

ゲスト審査員とのトーク
 ステージ上で仲間由紀恵と。
 朝ドラ「花子とアン」で、仲間由紀恵演じる蓮子のシーンで流れた歌が、次の歌だとか。

愛の讃歌/美輪明宏(3) [4:53]
 3回目の出場にして、ついに黄色い自毛(それも変な表現ですが)での歌唱かと思ったら、黒髪でした。 歌詞に「この黒髪も」と出てくるしね。 衣装は、白いドレスというか、聖歌隊のような衣装というか、何?
 個人的には、「愛の讃歌」を歌うと きには紅組からの出場を希望していましたが。
 50年以上前のシャンソンってことで、フルコーラス歌っても長くないこの曲。 そのため、歌合戦では延々と続く大エンディングがつきました。 美輪明宏が大トリかって思うくらい。 それでもいいと思うけど。

サザンオールスターズ登場 [9:54]
 ソロでは原由子が第42回(1991年、平成3年)に紅組歌手として、桑田佳祐が第61回(2010年、平成22年)に特別ゲストで出演していますが、グループとしては歌合戦出演は第34回(1983年、昭和58年)以来。 9年ぶりの年越しライブを行っていた横浜アリーナからの中継。 映像協力はもちろんWOWOW。
 曲は「ピースとハイライト」と「東京VICTORY」、おそらくどちらもフルコーラス。 そして、2曲合わせてこの年の正式などの出場歌手よりも長い歌唱時間。

2014 Thanks Medley/(6)[5:44]
 V6岡田准一井ノ原が曲紹介。
 「感謝カンゲキ雨嵐」を1コーラス~早変わりして「GUTS!」1ハーフのメドレー。 「感謝カンゲキ雨嵐」ではフライングを披露して歌合戦初という報道もあったけど、過去に小林幸子とか米米CLUBジェームス小野田とか美川憲一がやっていたような。 2曲ともいい曲なんだけど、なんで大トリの聖子と比べて長いんだよ。 演出が派手なんだよ。
 あと、トリだけどお口パクパクという説もありますが、だとしたら残念。 まあ、大トリのサブちゃんがお口パクパクだったのでは?と言われたこともありましたから、トリとして初のお口パクパクではないのでしょうけど。

あなたに逢いたくて~Missing You~/松田聖子(18)[3:51]
 ついにトリ、そして大トリ。 生演奏?そして生歌。 でも、歌唱時間はトリのより短く1ハーフ。 フルコーラス歌ったって、メドレーののパフォーマンス時間とほぼ同じなのに1ハーフ。 バックコーラスがつくわけでも、紙吹雪が舞うわけでもなくただの1ハーフ。
 ベテラン聖子に対する敬意ってものが見られないんじゃないの?NHK。

ふるさと[1:14]
 投票結果集計の待ち時間をつなぐため、NHKの「花は咲く」に次ぐ主に歌合戦におけるごり押しソングを。 もちろん、中心となって歌っているのは、この歌が制作されるきっかけとなった
 大トリが歌った後で、もう一回が歌うって演出、やっぱり大トリ聖子に対する敬意ってものが感じられない。 NHKさんよ。
 これで、「ふるさと」の歌唱が投票前だったら、把握しているNHKの歌合戦の窓口全部に抗議のメッセージ送っていたよ。

エンディング
 白組優勝。 以上。

 代わり映えのしない白組偏重演出(歌唱時間が5分を超えたのはすべて白組、メドレーを披露したのもすべて白組など)で白組勝って当たり前なので、エンディングの投票結果については「NHKはどこかの事務所から『白組が優勝しないなら、うちの歌手を出場させない』とか圧力かけられているのかな」と勘ぐってしまって、落ち着いたことが書けないのですが、客観的なデータを二つだけ書いておきます。
 NHKはデジタルテレビ、ワンセグ、アプリ、会場審査に分けて票数を公開していますが、デジタルテレビについては紅組優勢でした。 お嬢さんのために「レリゴー」紅組に投票した家庭とか、1980年代を彩った紅組歌手を支持した家庭が、ジャニーズ支持層を若干上回ったんですかね。 また、今回はゲスト審査員票は独立して集計されませんでしたが、そちらの方も全9票のうち、紅組が5票以上獲得していました。