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かっこ内はおおよその歌唱時間です。
オープニング
ステージにある大きなドーム状のセットが開くと、その中から出場歌手登場。
安室ちゃん、セットの中からステージの前の方に前進するときは笑顔だったけど、カメラが司会者を映すと、すでにぶちかましています。
LOVE涙色/松浦亜弥(初) [3:01]
この子みたいなタイプのアイドルって、歌合戦には珍しい気がします。
当時、歌合戦ではニッチな分野だった女性アイドル枠。
モーニング娘。と同じハロプロということもあって、デビューした年に初出場。
河合奈保子みたいにそこそこのセールスで出場回数を重ねる歌手になるのでしょうか。
おいらに惚れちゃ怪我するぜ!/えなりかずき(初) [2:51]
ヒットしたわけでもないのにデビューした年に初出場できたのは、中高齢層への圧倒的な知名度のおかげでしょうか。
弾き語りからダンスへ移行というスタイルは歌合戦始まって以来?
ダンスなしなら加山雄三が弾き語りからハンドマイクもって立ち上がって歌うことありますが。
ダンスの振り付けは、歌合戦としては珍しくラッキィ池田。
secret base~君がくれたもの~/ZONE(初) [2:59]
赤い衣装。
おお、上手い下手は別にしてメンバー全員が歌うグループだったのか。
CORAZON/DA PUMP(4) [3:23]
前回同様、歌合戦オリジナルのダンスがあったようで。
三年ぶりの人だから/原田悠里(3) [2:43]
曲前に紅組司会の有働由美子アナウンサーから名前を紹介され、元気よく「よろしくお願いしまーす!」とあいさつしていましたが、客席の反応はほとんどなし。
やっぱ、大ヒットないと知名度なかなか上がらないよね。
2年前までは中村美律子の定番だった花柳木糸之社中との共演を引き継いだからか、歌唱順も以前の中村美律子みたいになってきました。
泣かないで/山川豊(9) [2:46]
布施明、氷川きよし、前川清、堀内孝雄、美川憲一がバックコーラスで応援。
「泣かないで」という部分の振りを忘れたのはこのメンツの中で年末一番スケジュールがきつかったであろう氷川きよし。
ゲスト審査員紹介
審査員リポーターは膳場貴子アナウンサー。
モデルの川原亜矢子と、ハンマー投げの室伏広治選手が隣同士だったけど、そういえばこの2人ってその後・・・。
Feel so right/MAX(5) [2:44]
イントロでは覆面をしたままダンスを披露。
相変わらず早変わりやってくれないなあ。
実はこの時、MINAのおなかには赤ちゃんがいたそうで。
でも、周囲に公表してないから腹出しの衣装だし、ダンスありだしで、大変だったとか。
ジュリア/河村隆一(2) [3:07]
ソロとしては、第48回(1997年、平成9年)以来の出場。
こんな位置に登場するんだ。
ダンサーなんか出てくるんだ。
返り咲いたことも意外でしたが。
いかりや長介登場
午後8時を少し回ったところ。
司会者がやりとりしているところに、なぜかいかりや長介が通りかかり、もちろんお決まりのセリフを言ってもらうことに。
「8時4分過ぎだよ、全員集合!」
Kids Dream [6:23]
モーニング娘。と子供たちによる夢のステージ。
ミニモニ。「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」
「ハム太郎 とっとこうた」
「ハリーポッター」がヒットしたってことで、Mr.マリックとプッチモニ、えなりかずき、氷川きよしのマジック
木村弓「いつも何度でも」
モーニング娘。を中心に出場歌手で「さんぽ」
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席の松岡祐子(小説「ハリーポッター」シリーズの翻訳を担当)と。
子供の頃の夢はお姫様か魔法使いだったそうです。
続いてその隣の唐沢寿明と。
小学生の頃から俳優になりたかったそうです。
歌手席登場
昭和60年くらいまで?あった歌手席がステージ上に登場し、お手隙の出場歌手が応援します。
ふたりの絆/藤あや子(10) [2:43]
作詞・作曲が小野彩だから、藤あや子の自作曲です。
女性演歌歌手で自ら曲も作るって、珍しいような。
しあわせの青い鳥/山本譲二(11) [2:45]
奇妙な振りだ。
目尻に手を当てるような振りは、ひょっとして「しわ」を意味しているのか。
「おててのしわとしわをあわせてしあわせ」みたいな。
今後、もし大ヒット「みちのくひとり旅」を歌合戦で歌う機会があったら、その時くらいは後半で歌わせてあげてください。
これからがある/八代亜紀(23) [2:52]
新曲を歌合戦で歌うのは第41回(1990年、平成2年)以来実に11年ぶり。
第31回(1980年、昭和55年)、大トリで「雨の慕情」を歌った時のような細かい飾り満載の衣装。
志摩半島/鳥羽一郎(14) [2:56]
いつも通り衣装は質素ですが、歌手席の後ろに大きな大漁旗が登場し、ダンサー?が歌手席の横で大漁旗を振っていました。
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席の栃東大裕関と。
今までを見ての勝敗を聞かれ、「まだわかりません」と率直なコメント。
続いてバレリーナの森下洋子と。
「何を楽しみに見ていらっしゃいますか?」という質問には答えず、「エネルギーいただいています」とか「踊りがリズミカルで」と自由なコメント。
fragile/Every Little Thing(5) [3:12]
このグループはヒット曲が多い割に中途半端な位置で歌うことが多いな、と思います。
メッセージ/TOKIO(8) [3:06]
歌唱順は前回とほとんど変わらないけど、この年初めてヒットチャートの1位になったご祝儀か、歌唱時間は前回よりは長め。
そして、普通のバンドのパフォーマンス。
TOKIOはジャニーズだから、油断するとジャニーズJr.が踊りに来るし、NHKが「ステージ的に弱い」と判断すると、変な演出が入るから。
中澤裕子登場
モーニング娘。を卒業した中澤裕子がこの年は近鉄バッファローズが優勝したので、猛牛パワーで紅組が勝つと話すと、ロンドンブーツ1号2号と花紀京がやってきて、「猛牛は赤いものに突進するからむしろ白」と反論。
花紀京が「白組に怖いものはないけど、和田アキ子は怖い」と話していると、後ろに和田アキ子がやってくるというベタな展開。
吉本芸人と和田アキ子のからみも歌合戦に定着したようで。
港町情話/中村美律子(9) [2:54]
おみっちゃんの歌合戦としては珍しく静かな歌。
大阪/前川清(22) [2:59]
どうしても「男と女の破片」みたいだな、と思ってしまう。
楽しい人が好き/香西かおり(10) [2:41]
どうせこの年はヒット曲なかったし、歌合戦向きじゃない軽めの曲でも歌っちゃえ的な中堅歌手の余裕?
イントロは島倉千代子の「愛のさざなみ」を思わせるようなバックコーラス。
あんみつ姫のような格好のZONEが応援。
北の五番町/細川たかし(27) [2:58]
この人が前半に登場ですか。
事務所を独立したらしいが、それが何か関係あるのでしょうか。
大ヒット曲「北酒場」みたいに明るいアップテンポな曲ですが、ノリは悪いように感じました。
Mr.Moonlight~愛こそがザ☆ピース!~(新世紀最初の紅白出場バージョン)/モーニング娘。(4) [4:27]
OGの中澤裕子も応援。
曲前にメンバー一人一人が一言ずつメッセージを届ける。
早がわりありの「Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~」と「ザ☆ピース!」のメドレー。
「ザ☆ピース!」は曲が終わると思わせて再び伴奏が始まるので、拍手をすべきか観客が戸惑う戸惑う。
「ザ☆ピース!」の後に再び「Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~」に戻るし。
出逢いの唄/吉幾三(16) [3:03]
ギター弾き語り。
関東地区の歌手別視聴率では前半のトップ。
モーニング娘。出演後という好位置でもありましたが、モーニング娘。のパフォーマンスの直後に吉幾三の歌が始まったわけでもないので、単なるおこぼれというわけではないのでしょう(午後9時前で民放はコマーシャルタイムだったという背景もあるようですが)。
若者にチャンネルを変えさせない力を持つ数少ない演歌歌手か。
ちなみに、名古屋地区、関西地区では後半も含めた歌手別視聴率トップ。
遠野物語/長山洋子(8) [2:59]
冬や寒い地方を舞台にした演歌では、紙吹雪が定番ですが、ここでは人工雪が舞っていたような。
歌詞は暗いです。
石川さゆりのように眉間に縦じわが入りはじめました。
Jasmine/西城秀樹(18) [3:20]
デビュー30周年。
結婚、そして翌年は第一子誕生予定。
河村隆一プロデュースってことで、歌合戦の舞台でも河村隆一がピアノを演奏。
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席の藤田宜永と。
今までを見てどちらが優勢かと聞かれ、「男性なので女性にお世話になっていることへの感謝と、来年へのごますりを入れて、現時点では紅組に投票したい」と審査員としては珍しく具体的なコメント。
キャイ~ン登場
ウド鈴木は紅組司会の有働由美子アナウンサーと同じ衣装。
「ウド」と「有働(うどう)」ってことで。
ここで、天野ひろゆきから「有働さんも変装が非常にお上手だということで」と、この年あった騒動に絡めた突っ込み。
最後は3人で「キャイ~ン」のポーズを決めておしまい。
九十九坂/伍代夏子(12) [2:54]
1990年代の「カラオケで歌いやすい演歌」ブームを担った一人。
この曲も、カラオケ教室の練習曲になることを狙ったのかもしれませんが、夏子の幸せ演歌はすでにたくさんあるし、違う路線も試していただきたいなあ、と思ったり。
ア・カペラ/布施明(18) [3:11]
川井郁子のバイオリンの伴奏とともに。
こ、この場所(白組の前半トリの前)は…。
その昔前川清の定位置だったところ。
TOKIOがマジックを披露したり、進行が押しているときは歌を削られたりするところ。
選曲に関しては、八代亜紀よりもすごい。
新曲を歌合戦で歌うのは第38回(1987年、昭和62年)以来?
第38回の曲が新曲じゃなかったら第31回(1980年、昭和55年)以来だ。
歌合戦好きな方には、「八代亜紀や布施明が新曲を歌ってどうする?」という意見も多かったのですが、個人的には出場歌手にはその年の歌を歌っていただきたいので、今回の選曲は全然問題なしです。
remain~心の鍵/小柳ゆき(2) [3:13]
前半(第一部)トリとしては最年少ではないでしょうか。
ちょーっと喉が渇いていたか。
旅人よ/加山雄三(16) [3:25]
白組の前半トリによく見られる出場歌手がバックで楽器やコーラスで応援するという演出。
紅組では1970年代を最後にほとんど見られない演出なのが不思議。
ひとり/ゴスペラーズ(初) [3:07]
ニュース明け、後半開始と同時に、司会者からの紹介もなく歌いはじめるという、歌合戦始まって以来の趣向。
ヒット当時は大事なサビで声量が落ちるしハーモニーが合っていないしで散々でしたが、
さすがに歌い込んだようで安定していました。
Dearest/浜崎あゆみ(3) [3:16]
3回目の出場で後半の紅組トップバッターも3回目。
今回はピアノとストリングスが生でつくという演出だったそうで。
前回に引き続き松山恵子を思わせる落下傘スカート。
歌合戦での衣装はこれに統一でしょうか。
爆笑問題登場
ここ数年紅組応援として出演していた2人がこの年は白組応援ゲストとして登場。
この年話題になった人として小泉純一郎総理大臣、シアトルマリナーズのイチロー選手を挙げ、「まだこれから紅白で誰かがとちって名台詞を言うかもしれない」と白組司会の阿部渉アナウンサーにプレッシャーを与えておしまい。
ANOTHER WORLD/Gackt(初) [3:15]
テレビ欄の見出しには小林幸子と美川憲一の衣装対決にGackt参戦、というような表現がありましたが、衣装も歌唱も派手ではなかったと思います。
曲の前に「この男についてこれるか」という文字付きのGackt用の短い映像が映し出され、「新しい世界をお前達にも見せてやる」というGacktの語りもつきました。
歌唱曲はアメリカにそっくりな曲があるというあれです。
コロッケ登場
美川憲一に扮しています。
もちろん、美川憲一本人も登場。
夢の涯て~子午線の夢~/小林幸子(23) [3:18]
同じ衣装、同じ顔(ご本人のライフマスク装着)のダンサーがピラミッド状に配置され怪しく動く中、ピラミッドの頂上で歌唱。
勘違いされていらっしゃる方が多いようですが、第51回(2000年、平成12年)をもって封印したのは大型舞台装置であって、ド派手衣装ではありません(でも翌年・・・)。
今回も電動のしかけがあったように思いますが、あれはNHKが用意したということでしょうか。
それとも小型舞台装置という扱いなのでしょうか。
私はてっきり最後までどれがご本人かわからないままなのかと期待しましたが。
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席の川原亜矢子と。
小林幸子のステージについて、「素晴らしいスペクタクル。
ベニスのお祭りのようなお面と・・・」
って、ベネチアの仮装カーニバルと同じ扱いかよ。
続いて隣の室伏広治選手と。
テレビで見るのと違って、生で見ると迫力があるとコメント。
明日があるさ 新世紀スペシャル/ウルフルズ(2)・Re:Japan(初) [6:09]
ウルフルズは「ガッツだぜ!!」を歌った第47回(1996年、平成8年)以来の出場。
Re:Japanは吉本新喜劇のメンバーから構成されたグループ。
浜田雅功はH Jungle with tとして第46回(1995年、平成7年)にも出場しています。
この年は、缶コーヒーのCMソングとしてリバイバルヒットした曲。
オリジナルは坂本九で、1963年の作品。
まずウルフルズ版(坂本九バージョンとは違う歌詞)、次にRe:Japan(歌合戦で使われた歌詞は坂本九バージョンそのまま?)、最後に2組まとめて。
ラストの歌詞は、年末のCMで流れたように「明日があるさ」を「来年があるさ」と変えてました。
Re:Japanは藤井隆、山田花子、東野幸治グループの時、音程の外れ具合が頂点に達しましたが(一説では、山田花子の音程がアレなので、他の2人も音を外すように、と浜田雅功からの指示があったのに、藤井隆が普通に歌っていたら、後ろからどつかれたそうで)、他のグループも手に汗握る歌唱でした。
さすがにヒット曲2曲をつなげただけあって長いです。
ゴーヤーマン、ガレッジセール登場
ゴーヤーマンは、朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」に登場したご当地キャラ。
ガレッジセールも「ちゅらさん」に出演していたこともあり、同じく「ちゅらさん」に出演していたゲスト審査員平良とみとのトークあり。
「紅と白どっちが勝つか」と聞かれ、おばあが「黄色」とぼけた後、言い直すと「Kiroro」ってことで、「ちゅらさん」主題歌だった次の曲へ続きます。
Best Friend/Kiroro(3) [3:00]
2年ぶりの出場。
2002年は活動を一時休止するという彼女たち。
デビュー4年で歌合戦出場3回という高打率。
当時喉の調子が悪かった玉城千春のボーカルにどきどきしっぱなしでしたが、声がひっくり返る最悪の事態は避けられました。
ビートたけしと志村けん登場
前回は刀で半次郎(氷川きよし)に敗れたため、今回はピストルでリベンジ。
でも相変わらず子分役のビートたけしがボケて親分の志村けんを撃ちまくり。
時間の都合か、音次郎(氷川きよし)との対決はありませんでした。
ネタの最中に曲のイントロが始まって退散した感じ。
大井おっかけ音次郎/氷川きよし(2) [2:49]
この曲で初のTOP10入り(「箱根八里の半次郎」は大ヒットだけど、最高は11位だったので)。
ダンサーの衣装と踊りが意味不明。
感謝状~母へのメッセージ~/島津亜矢(初) [2:58]
有働由美子アナウンサー、島津亜矢の名前を一瞬忘れる。
「うん、知らないよね。こんな女。」とうなずいた人は私以外にもいるのでは(いや、私は知ってたけどね)。
そしてヒット曲もないのに初出場して、過去の曲(1997年発売)を歌うとはどういうこと?
歌前に母親からのメッセージを聞いて涙ぐむも、歌はしっかり歌う。
それでこそプロ。
この後、再び大きなヒットがないまま、十数年後に返り咲きます。
ワールドカップ ウェルカムショー [4:05]
サッカー・ワールドカップ開催にちなんで世界各国の芸を出場歌手が披露。
2年ぶりに日本チアリーディング協会が登場。
モーニング娘。、川中美幸、長山洋子、藤あや子:フレンチカンカン(フランス)
DA PUMP、在日中国雑技芸術団:獅子舞(中国)
DA PUMP、西城秀樹、加山雄三、アフリカン・エキスプレス・スペシャル:音楽(アフリカ)
Re:Japan:サボテン兄弟って芸ではないよなあ(メキシコ)
MAX、キャイ~ン、アシエ・サンバ・チーム:サンバダンス(ブラジル)
Jリーガーの上村健一、福田健二、南雄太、パク・チソン選手登場
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席のJOC会長・竹田恆和と。
翌年にオリンピック、サッカーワールドカップ、アジア大会があるという話で、お決まりの紅と白どちらが優勢か、という話はありませんでした。
この世界のどこかに/郷ひろみ(22) [3:17]
翌年の2001年から、しばらく歌手活動を休止するという郷ひろみはシースルー&ヘソが見えそうな短いシャツにコート(そしてアクセサリーじゃらじゃら)というHIROMI GOファッション。
沢田研二にも昔の体型に戻った暁には是非やって頂きたい。
ゴスペラーズのバックコーラスつき。
FNS歌謡祭の時は「そんなに動かなくてもよろしい」と思ったゴスペラーズだったが、歌合戦ではおとなしく。
Say the word/安室奈美恵(7) [3:03]
久々に動く安室ちゃん。
思えばダンスはこれまで初出場の年とその次の年の2回しか披露していなかったような。
歌詞を間違えて、一瞬歌唱が途切れました。
そう、生歌なんですよ。
ドリフのほんとにほんとにご苦労さんスペシャル/ザ・ドリフターズ(初) [3:57]
ドリフの番組によくゲストで呼んでもらったという西城秀樹、布施明、細川たかし、前川清が曲前に一発ずつギャグを披露。
それなら郷ひろみも呼ばれてたはずだから、あの衣装のままで参加してくれればよかったのに。
「ドリフ大集合のテーマ」~「誰かさんと誰かさん」~「ドリフのズンドコ節」~「東村山音頭」~「ほんとにほんとにご苦労さん」~「ドリフのビバノン音頭」というメドレー。
昭和40年代に応援ゲストとしての歌合戦出演は何度もありますが、歌手としての出場は初めて。
お気楽に歌っているという感じ。
そこがいいです。
志村けんには白鳥のドレスを着ていただきたかった。
瑠璃色の地球2001/松田聖子(15) [3:31]
第37回(1986年、昭和61年)にも歌った曲。
今回は原田真二のピアノ演奏込みのスペシャルバージョンとか。
頭でかい。
髪のボリュームと顔のバランスがミコを見ているようでもある。
キー少し下げてる。
まさかこの年の出場を最後に歌合戦辞退組にまわるとは。
そしてそのあとまた歌合戦に復帰して大トリを務めることになろうとは。
内山理名登場
書道七段ということで、白組のために「大願成就」としたためてきたそうです。
それは恋/森進一(34) [3:32]
バックでこの曲を主題歌にした舞台「近松心中物語」に当時主演していた平幹二朗と高橋惠子が花柳木錦之輔の振りつけで歌を食いまくる迫真の演技。
ご本人は紙吹雪に好かれ、前髪、マイク、そして衣装に紙吹雪がまとわりつく。
凛として/坂本冬美(14) [2:57]
2002年4月から活動を休止して和歌山に戻ると表明してからの歌唱。
でも、番組中はそんなことには触れられず。
当時はこの年が最後の出場になると思っていたそうです。
紅白対抗!少年少女聖歌隊 [6:07]
パイプオルガンを弾いているふりをしているのはコロッケ。
「8時だよ!全員集合」のコーナーそのままなので、聖歌隊とはいっても、やるのは早口言葉。
「生麦生米生卵」と「スモモも桃も桃のうち、桃もスモモも桃のうち」。
意外にも、聖歌隊には河村隆一のお姿も!
ソロで早口言葉を披露する機会はありませんでしたが、ちゃんと早口をやってました。
もし指名されてたら、うまく言えてたかもね。
ここで攻守交替。
花~すべての人の心に花を~/由紀さおり(22)・安田祥子(10) [3:37]
第42回(1991年、平成3年)に喜納昌吉が、第46回(1995年、平成7年)に石嶺聡子が歌った曲。
姉妹が怪しく動く。
You Go Your Way/CHEMISTRY(初) [2:58]
これはハーモニーを重視する二人組対決ということでしょうか。
久々によく通る声の歌手が出てきたと思いましたが、川畑要の方が緊張からか歌い出し音程がフラット気味だったりビブラートがうまくかけられないなど喉の調子悪そうでどきどき。
堂珍嘉邦はいつも通り無表情で顔色悪くて高音もビブラートも万全。
1ハーフの普通のテレビバージョンかと思ったら、1コーラス目のサビが半分にカットされているし曲のラストも若干歌詞をカット。
カットした結果、本来の歌詞と意味がちょっと違ってない?
氷川きよしと並んで関東地区歌手別視聴率第1位。
イムジン河/キム・ヨンジャ(3) [2:54]
何かイベントがあると登場する女、キム・ヨンジャ。
というか、彼女ほどの実力がある歌手が常連になれないのは不思議。
特定の演歌歌手ばかりひいきしているんじゃないの?
今回は2002年のサッカー・ワールドカップ日韓共同開催にちなんでの出場。
この「イムジン河」は日本ではその昔フォーク・クルセダーズというグループが歌っていたが、レコードは発売禁止になった曲らしい。
2コーラス目は母国語で歌唱。
陽はまた昇る/谷村新司(15) [3:42]
前回は第40回(1989年、平成元年)に歌唱。
有働由美子アナウンサー、曲が終わる前にしゃべり始めています。
森昌子メモリアルスペシャル/森昌子(14) [4:00]
「せんせい」~「哀しみ本線日本海」~「越冬つばめ」のメドレー。
当初、「せんせい」はメドレーに組み込まれない予定でしたが、「せんせい」を聴きたい方が多いのでは、という森昌子からの申し出で追加されたそうです。
16年ぶりの歌合戦復帰。
ステージ中央までは夫森進一がエスコート。
目尻のしわ。
多少どっしりとした体形。
力んでいない。
泣かない。
新生森昌子か。
恋女/美川憲一(18) [3:01]
こんな後ろの位置で歌うとは。
最初の衣装はボリューム抑えめで色も黒地で地味。
ややマンネリ気味の「代役がイリュージョンやっている最中に着替え」「空中浮遊」も今回はペガサスでアクセントをつけたということでしょうか。
そして、プリンセス天功と「イリュージョン&空中浮遊」の複数年契約でもしているのでしょうか。
ゲスト審査員とのトーク
ゲスト審査員席の天海祐希と。
美川憲一のステージは「かっこいい。自分もやってみたい。」
ここまでで印象に残った歌手はザ・ドリフターズとはっきり答えています。
男前です。
涙つづり/石川さゆり(24) [3:07]
久々に歌合戦の舞台で新曲を歌う。
第43回(1992年、平成4年)以降なつメロばかり歌っている印象がある彼女だけど、第47回(1995年、平成7年)の「大阪のおんな」(歌合戦では同じく1995年発売の「北の女房」を歌唱)や、第51回(2000年、平成12年)の「人生情け舟」(歌合戦での歌唱曲は「津軽海峡・冬景色」)など、10万枚前後の売り上げを残していて、決してヒット曲もないのに惰性で出場を続けているわけではありません。
「涙つづり」も約10万枚の売り上げ。
酒と泪と男と女/堀内孝雄(14) [3:48]
おお、谷村新司より後ろだ。
この曲は故・河島英五の代表曲で、彼の生前の歌声とデュエット。
大ヒットでありながら、本家は歌合戦でこの曲を歌ったことはなし。
歌の前半は歌声よりも鼻水をすする音をマイクが拾い過ぎ。
大河の流れ/川中美幸(14) [2:51]
この頃(「二輪草」の大ヒット以降)が彼女にとっての第二のキャリアの頂点のようなもので、この曲も10万枚を超えるヒット。
21世紀に入ってから、ベテラン歌手はヒット曲がない年には過去の代表曲を歌わせられるようになってしまうのですが、第55回(2004年、平成16年)まで新曲を歌い続けます。
きみを忘れない~タイムカプセル~/さだまさし(13) [3:38]
熱唱系でもないし、重苦しさもないし、気軽に聞けるけど、なんか心が温かくなる曲。
歌詞をちゃんと読むと、自分の人生と照らし合わせていろいろ考えちゃうんでしょうね。
春が来た/天童よしみ(6) [3:00]
すっかり紅組の締めに登場する女として定着した彼女。
曲前にモーニング娘。、松田聖子、由紀さおり、その他紅組女性歌手からの応援があるのですが、これが紅組とは思えない元気いっぱいの揃った応援。
紅組歌手って、恥ずかしがったりして大声で応援できないこと多いから。
恥ずかしがらないモーニング娘。の夜まで出演できる人たちは貴重な戦力。
紅組演歌歌手としては珍しく女性コーラス隊をバックに従えての歌唱。
逢いたかったぜ/五木ひろし(31) [3:55]
46年前の歌(1955年の岡晴夫のヒット曲)らしいです。
ちゃんと調べていないのですが、岡晴夫は歌合戦に出場していないので、「逢いたかったぜ」は歌合戦初披露かも。
古い曲だから(短いから)3コーラス歌ったのか。
でも3コーラス歌うと長いぞ。
夢/和田アキ子(25) [3:33]
前回この歌を歌った時は2コーラス歌えなかったから、今回は2コーラスかフルコーラス歌えるかと思ったら変わらなかったようで。
紅組トリって、次に歌う白組の演出が大掛かりになるからか、質素になることが多いのですが、コーラス隊とブラス隊がバックを固めていました。
山/北島三郎(38) [3:47]
こちらも男性コーラス隊がバックについています。
1番終わったら紙吹雪が横から吹いてきました。
コーラスもいるのに。
いつも通り、サブちゃん仕様の紙吹雪の量なので、ご本人もバックコーラスも大変そう。
エンディング
観客のうちわの数を計算するのは、いつも通り麻布大学野鳥研究部の皆さんと、珠算有段者の皆さん。
観客票は
紅組 1,427
白組 1,615
と188票という僅差で白優勢(例年より最後まで残っていた観客が多かったようで)。
そして、ゲスト審査員票を加えた計13票の結果は紅組4対白組9と白組の圧勝。
観客票が紅優勢でも白組の勝ちだったね。
「蛍の光」まで、エンディングに合わせて着飾って登場した出場歌手のバックには、大トリの北島三郎のバックコーラスを担当していた男性コーラス隊が、紙吹雪にまみれたまま立っていたのが、なんかかわいそう。
最後の「蛍の光」の指揮はいつも通り宮川泰。
前回の小細工について何か指導が入ったのか、普通に紅白のリボンをつけた指揮棒を2本振っていました。
そして、オープニングでのぶちかましがうそのような笑顔の安室ちゃんや、最後の歌合戦だと思って泣いていた坂本冬美をはげます藤あや子や香西かおりの姿も一瞬映ります。
各出場歌手がメッセージを読み上げるという趣向はどうだったんでしょう。 見ている私は進行が遅れそうでひやひやしましたが、司会者が出場歌手の代わりにメッセージを読むことも多く、NHKは私ほどはひやひやしていなかったようで。
でも、いつもなら司会者との絡みなしで歌って引っ込むタイプの歌手もメッセージ読み上げの関係で多少司会者と絡んだのはよかったかも。
歌唱時間を見ると最短で2分41秒(香西かおり、しかも2コーラス歌ってます)。
最長はウルフルズとRe:Japanが共演した「明日があるさ」の6分9秒。
これは2組分の時間なので参考記録とするならモーニング娘。の4分27秒が最長。
例年よりも歌唱時間の差が小さい年でした。
トリの和田アキ子と大トリの北島三郎の間にあからさまな演出の差も歌唱時間の差もなかったし、こういう年は結構好き。