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 サディスティック 

 & 

 マゾヒスティック 

「サディスティック&マゾヒスティック」の画像です

 2000年。日本映画。91分。製作・配給=日活株式会社。監督=中田秀夫 。製作=中村雅哉。プロデューサー=明石知幸 。アシスタントプロデューサー=盛 夏子 。助監督=安達正軌 。撮影=井上恵一郎 。録音=小松将人 。編集=高橋幸一 。音楽=川井憲次 。出演=小沼勝 、木築沙絵子 、半沢浩 、森勝 、小原宏裕 、片桐夕子 、結城良煕 、橋本文雄 、井上治 、菊川芳江 、荒井晴彦 、谷ナオミ 、坂本長利 、黒沢直輔 、風祭ゆき 、小川亜佐美 、村上修 、芳田秀明


 小沼勝監督は、1937年に小樽市で生まれた。12年ぶりに発表した映画「NAGISA」は、2001年第51回ベルリン国際映画祭のキンダーフィルムフェストで日本映画初のグランプリに輝いた。小沼監督の助監督を務めた経験を持つ中田秀夫監督による日活ロマンポルノ30周年記念作。17年間 に47本の日活映画を撮り続けた小沼監督を通じて、日活ロマンポルノの意義を浮き彫りにしている。懐かしい映像とともに、おとなしそうな監督の「鬼」の側面が明らかにされていく。かつての過酷な共同作業の思い出を語る関係者の証言が面白い。

 JSA 「JSA」の画像です

 2000年作品。韓国映画。110分。配給=シネカノン、アミューズ。監督:パク・チャヌク(PARK Chan Wook)。原作=パク・サンヨン。脚本=キム・ヒョンソク、チョン・ソンサン、イ・ムヨン、パク・チャヌク。撮影=キム・ソンボク。オ・ギョンピル(北朝鮮軍士官)=ソン・ガンホ(SONG Kang Ho)、イ・スヒョク(韓国軍兵長)=イ・ビョンホン(LEE Byung Heon)、ソフィー・チャン(スイス軍将校)=イ・ヨンエ(LEE Young Ae)、ナム・ソンシク(韓国軍一等兵)=キム・テウ(KIM Tae Woo)、チョン・ウジン(北朝鮮軍兵士)=シン・ハギュン(SHIN Ha Kyun)


 38度線上の共同警備区域=JSA。この南北朝鮮分断の象徴で不可解な射殺事件が起こり、真相を究明するためスイス軍将校が訪れる。そして、驚くべき真実と統一への熱い思いが明らかになる。紋切り型を避け、南北分断の現実をファンタジックでありながらリアルに描いた問題作。2000年に、韓国でこのような作品がつくられたと、きっと後世は記すことになるだろう。

 最初は、演技が硬く、もたつきが気になったものの、中盤からは南北の男たちの友情に、ぐんぐん引き込まれた。タブーを犯しながら、出会いを繰り返し、本当に楽し気に語らい合う4人。重大な犯罪という政治的な側面を忘れさせるほどに、その会話はコミカルだ。だから悲劇が際立つ。スイス軍将校役のイ・ヨンエは、最初付け足しのような役回りだったが、最後は未来を象徴する存在となる。表情が乏しく物足りない面もあるが、月並みな恋愛に巻き込まれなかったので許そう。


 A.I. 「A.I.」の画像です

 2001年作品。アメリカ映画。146分。配給=ワーナー・ブラザーズ映画。監督・脚本=スティーブン・スピルバーグ。撮影=ヤヌス・カミンスキー。美術=リック・カーター。編集=マイケル・カーン。音楽=ジョン・ウィリアムス。衣装=ボブ・リングウッド。ロボット特殊効果=スタン・ウィンストン。ハーレイ・ジョエル・オスメント、ジュード・ロウ、フランシス・オコーナー、ブレンダン・グリーソン、ウイリアム・ハート


 待ちに待った先行上映に駆け付けた。スタンリー・キューブリック監督が、長い年月映画化を目指していた「A.I.」をスティーブン・スピルバーグ監督が、その遺志を継ぐ形で製作している。キューブリックが骨格をつくり、スピルバーグが仕上げをした。キューブリックは、力強い映像をつくるが、温度が低くやや強引な展開が個性。一方、スピルバーグは落ち着いたストーリー運びで映像の温度は温かめ。性格の違う両者の持ち味が融合し、不思議な色合いの作品になっている。その点をちぐはぐに感じるかどうかで、評価は分かれるだろう。スピルバーグの集大成という宣伝コピーが使われているが、むしろキューブリックSFの集大成と言った方がいいだろう。基本は、キューブリック・テイストだ。

 愛をインプットされて生まれた少年ロボットの話だが、真実と偽りをめぐる物語は、長い時間を経て、思わぬ展開をみせる。真実と偽りが逆転する結末は、私たちの常識を激しく揺さぶる。いかにも、シニカルなキューブリックらしいが、それを柔らかなファンタジーにまとめあげるところが、スピルバーグらしい。人工知能の物語といえば、まっ先に「2001年宇宙の旅」を思い出す。人工知能の行方、人間と機械の共存というテーマの一つの回答が、「A.I.」だともいえる。結末も「2001年宇宙の旅」のラストと響き合っているように思う。2001年に公開された意義は大きい。


 石井秀人作品集 「石井秀人作品集」の画像です

 石井秀人は、1960年群馬県生まれ。専修大学在学中、演劇活動をした後、1984年、イメージフォーラム付属映像研究所で実験映画を学ぶ。処女作「家、回帰」が1985年のPFFに入選。以後、8ミリフィルムで作品を制作する。1999年、新作「光」を発表した。山崎幹夫が「8ミリ界の孤 高の人」と呼び、尊敬している監督。6月に屋台劇場まるバ会館で「石井秀人作品集:視線の祈り」が企画された。


 Aプロプログラムは、「家、回帰」(18分、1984年)、「光の神話」(25分、1986年)、 「風わたり」(26分、1991年)。「家、回帰」は、祖父の死に衝撃を受けて始められ、入浴する祖母の裸体を執拗に記録することで終る。個人映画の王道か。「光の神話」は、「家、回帰」の記憶を反復しながら、変奏していく。「風わたり」は、不動のまま移動、出会いへと転奏していく試み。

 Bプログラムは、2作品。「小さな舟」(15分、1992年)の写真の独創的な使用、「光」(48分、1999年)の光と影と音響のシンクロは、ケミカル系へと超越しそうになりながら、自らの根拠へと立ち返ってくる。8ミリ映像としての面白さは感じるものの、頑固なまでに世界を切り詰めていく手法は、かなり息苦しい。


 第2回アメリカン・ショート・ショート

フィルム フェスティバル2000inサッポロ

 第2回アメリカン・ショート・ショート・フィルム フェスティバル2000inサッポロのオープニングレセプションが、6月7日夜、イベントスペースEDITで行われた。実行委員長の別所哲也さんは「ショート・フィルムの面白さを北海道中に広めていただきたい」とあいさつした。上映作品のダイジェスト紹介、トークライブの紹介に続き、第54回カンヌ国際映画祭で、短編映画部門のパルムドール賞を受賞したアメリカ映画「おはぎ(ビーン・ケーキ)」(デイビッド・グリーンスパン監督、12分20秒)の上映も行った。「おはぎ」を見る前に皆でおはぎを食べるという札幌らしい粋な試みも。「おはぎ(ビーン・ケーキ)」は、戦時中の日本の学校を舞台にした作品で全編日本語。軍国主義教育の下、建て前が重んじられた時代だ。そんな中でも率直な感性を失わない子供がいた。転校生の少年を宮川竜一が好演、彼に好意を持つ少女を波多野沙也加が爽やかに演じている。時代考証に支えられながら、全体に素朴な味わいが素晴らしい。ほのぼのとした感動が広がる。

 6月8日が映画祭の初日。午前11時からアーバンホールで特別プログラム1が始まった。平日ながら、まずまずの入り。「月球儀少年 Moon Grow」(山田勇男監督、28分)は、デジタルな感覚とレトロな感覚のミスマッチ。冒頭の「雨は千億のほうき星」という語りから、稲垣足穂へのオマージュに満ちた幻想世界が広がっていく。まだ生な感じの場面もあるが、山田映画の新しい展開として、今後が楽しみだ。「teevee graphics ・VIDEO VICTIM」(総合演出=小島淳二、34分)は、16の多彩なパーツから成り立っている。最初はデジタル映像のおとなしいサンプルかと思ったが、後半に進むにつれて危ない展開の作品が多くなり、少しドキドキした。結構H。

 特別プログラム最大の収穫は新海誠監督のアニメとの出会いだ。1973年生まれで、新進気鋭。「彼女と彼女の猫」(4分46秒)は、一人暮らしの女性と拾われた猫のほわっとした日常を描いている。省略のセンスが抜群で、心地よい時間を過ごさせてくれる。2000年のSKIPクリエイティブヒューマン大賞、第12回DoGA CGアニメコンテストグランプリを受賞している。製作中の「ほしのこえ」は、予告編を公開。スーパー遠距離恋愛、アクションSFといった内容。女性が国連宇宙軍のパイロットに選ばれるというのが、いかにも現代的。「私たちは、たぶん宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」というコピーが、新鮮だ。胸の中に染みてくる音楽は、ともに天門の担当。名コンビと言って良い。

 札幌ショート作品として「monumentに話し掛ける男」(吉澤智之監督、10分)も上映された。吉澤監督は、マルチ集団 「COMPAS」を主宰している。見ようによっては哲学的なテーマを軽くポップに描いているといえるが、おちゃらけスレスレの危うさもある。堂々と作品化した姿勢は立派。今後に期待しよう。北海道開発局の看板が取り上げられているので、いくらでも深読みができる。

 6月9日午前11時からは、特別プログラム2。「デンマーク・ヴィデオアート・データバンク」(80分)は、キュレーターのトーベン・セーボルグ氏が自作「これが色彩である」「それが私である」「広く開けた海の沖合いへ」「AとBの間の宇宙は無限大である」を含め26作品を集めたもの。実験作を中心にしながらも、1960年代から活動している先駆的なデンマーク・ヴィデオの層の厚さを感じる。考えさせる作品が多い中で、カサンドラ・ヴェーレンドルフの「枕」、ダニエル・サロモンの「フットボールヴィデオ」は、笑わせてくれた。

 Aプログラム(9作品=81分)。ジャパン・ショート・ショート「侍スター」(花見正樹監督)は、集金人の逆襲を描いたもの。凝ったショットは認めるとして、寄せ集め的で個性が見えにくかった。 いよいよアメリカン・ショート。「This Guy Is Falling」(Michael Horowitz & Gareth Smith監督)は、無重力コメディ。スケールががあんなに大きくなるとは思わなかった。12分ではもったいない。 「CHUCK」(Alex Turner監督)「Seraglio」の画像ですは、狂気に陥り訪問者を惨殺するセールスマン・チャックを不気味なまでに静かに描いた作品。後味の悪さは一級。「Me and My Old Man 」(Georgie Roland監督)は、長年連れ添った妻に逃げられた男が父親を訪ねてきて、衝撃の事実に気付くせつなすぎるドラマ。辛い。

カンヌ映画祭でも注目された「Seraglio」(Gail Lerner & Collin Campbell監督)は、日常に退屈していた中年主婦がキャベツ畑で自分宛てのラブレターを見つけたことで、生活が一変する。テンポ良く男女の心の機微を描いた。うまい。「TITLER」(Jonathan Bekemeier監督)は、ヒトラーを笑いのめしたブラツクコメディ。下品きわまりない替え歌が笑える。「Sunday Afternoon 」(Paul Charney監督)は、「不誠実な返答」などト書きそのままによる会話というアイデア小品。 「The Fool」(Jon Farhat監督)は、「未知との遭遇」のパロディ。男のおバカぶりとブラックな結末に、思わずニヤリとした。 「Vincent」(1982年、Tim Burton監督、6分15秒)は、何度も観ているが、何度観ても飽きない。恐怖の世界に憧れる早熟な少年の妄想を見事に映像化している。

 Bプログラム(10作品=82分)。ジャパン・ショート・ショートは 「Too Much」(野川みゆ樹監督)、「サイの芽 」(アラキ マサヒト監督)の2作品。ともに2分台で、一気に話を進める。「Delusions in Modern Primitivism」(Daniel Loflin監督)は、今年のアワード受賞作。ドキュメンタリーの面白さと結末の衝撃が評価されたのだろう。「The Ride Home」(Sam Hoffman監督)は、アルツハイマー病の悲しさと家族の絆を描いた寡黙な作品。 「Soul Collectors」(Rebecca Rodriguez監督)は、ショートショートにありがちなオチの典型。先が読めてしまう。

 「That Creepy Old Doll」(Beck Underwood監督)は、アニメーションの技術的な面白さはあるが、もう少し物語を膨らませてほしかった。平凡な結末。「Seven Hours to Burn」(Shanti Thakur監督)は、過酷な民族と宗教の歴史をたどる。「Zen and the Art of Landscaping 」(David Kartch監督)は、若い庭師が仕事先の家の家族のとんでもない関係に巻き込まれる物語。「Voy」 (Casey Thomson監督)は、ストーカーの実態に迫ったやりきれない作品。 「Girl Go Boom 」(Mark Tiederman監督)は、女性を口説く青年に待ち構えている結末が凄まじい。

 Cプログラム(8作品=80分)。 ジャパン・ショート・ショート2作品。「取毛男」(高掛智朗&前田賢次朗監督)。抜いた鼻毛がくじ引きだったらというコミックCG作。着眼点は素晴らしかったが、ひねりが足りなかった。残念。「Elle etait si jollie 」(Marc Rigaudis監督)は、在日のフランス人によるもの。いじめによる自殺を描いている。最後の長々とした説明がなければ、もっと胸に迫ったはず。「The Ballad of Little Roger Mead 」(Mark Carter監督)は、とんでもない作品。芸能コンテストに参加した12歳の少年の特技は、歌いながらゲロを空中に吐き、それをまだ飲み込むというもの。観客は皆気分が悪くなって、父親にも勘当されてしまう。ゲロ吐きが印象的な映画としては、『トレインスポッティング』(ダニー・ボイル監督)や『チューブ・テイルズ6・マウス』(アーマンド・イアヌッチ監督)、日本では『ピノキオ ルート964』(福居ジョウジン監督)などがあるが、独創性ではこの作品が一番かもしれない。

「NO IDEA」(Dan McLaughlin監督)は、1分間のアニメ。ファスナーなどの発明品を思い浮かべている原始人が登場する。「Oregon」(Rafael Fernandez監督)は、近未来の冷酷な管理社会を冷徹に描いているように見えて、その滑稽さも表現している。 「The Last Real Cowboys」(Jeff Lester監督)も、カウボーイの定義をめぐる男たちの物語。温かさと冷たさの両面を備えた作品。「The Box 」(Stefan Gronsky監督)は、優れたCG技術を見せてくれる。「Frankenweenie」(Tim Burton監督)は、『シザーハンズ』の原型と言われるストーリーだが、まだ習作といった方がいい。センスの良さは感じるが。

 Dプログラム(9作品=79分)も、ジャパン・ショート・ショートは2作品。「Hands」(島田英二監督)は、メッセージ性を乗せたスピード感のある映像。ほのかなユーモアも見逃せない。「若い二人(Too Young)」(合志知子監督)は、フルCGによるブラックなコメディ。はつらつとした笑いの下に隠された暴力性をえがいている。のかな。「12 x 12」(Maja Zimmerman監督)は、シリアスな独房もの。政治犯がゴキブリと心を通わせる場面から、痛々しい孤独が伝わってくる。緊迫感のある展開が、ラストでそがれたのが惜しまれる。16分のドラマを見事にまとめた「 LAST REQUEST」(Tom Hodges監督)は、ギャングたちのやりとりが抜群に面白い。長編の余韻さえ残す味わいだ。「Alien Song 」(Victor Navone監督)は、CGによる1分間のお遊び。

地獄行きが決まった主人公は、善行を積んで天国へ行けるのか。「In God We Trust」(Jason Reitman監督)も、16分を目一杯使ってドラマを楽しませてくれる。計算される善悪の価値観がめちゃくちゃで笑わせる。「Rick & Steve: The Happiest Gay Couple in All the World 」( Q.Allan Brocka監督)は、レゴを使ったアニメ。超危ない会話も、可愛いレゴ人形によって救われている。「Invisible」(Mollie Jones監督)は、ドラッグ中毒のアーティストの物語。ストーリーよりも映像の美しさに引き込まれた。グラスドームをめぐるラブストーリー「The Indescribable Nth」 (Oscar Moore監督)は、セルアニメの自在さを生かして、心温まる世界を作り上げた。

 Eプログラム(8作品=81分)。ジャパン・ショート・ショートは、さわやかな感動を運んでくる「並木道」(小野寺圭介監督)。リリシズムの表現力は将来性十分。 「The Hook-Armed Man」(Greg Chwerchak監督)は、殺人鬼「フック腕」が、社会に溶け込もうとするが、再び殺人を繰り返してしまうまでを、皮肉な視線で描いている。 「Better Life 」(Atsuko Kubota監督)は、タッチがユニークなアニメ。日常を淡々と描写するという狙いは分るが、あまりにも当たり前すぎる。「New Apartment」(AlexanderRose監督) は、前任者の忘れ物をテーマにしたクスクス笑いの小品。

「The Great Upsidedown」(Brian Klugman監督)は、盗みを働いて逆さ吊りにされた3人の若者の会話劇。コントとして楽しめる。会場を笑いが包んだ「Pillowfight」(Scott Rice監督)は、リアルで愛情に満ちたコメディ。監督が奥さんに捧げたというラストクレジットと、最後の放屁がさらに笑いを盛り上げた。「Boundaries」(Greg Durbin監督)は、20分近いドラマ。無口のトロンボーン奏者に24時間こづかれているという患者が、その悲惨さを医師に訴える。俳優の演技のうまさと見事な結末に感心した。「George Lucas in Love 」(Joe Nussbaum監督)は、アメショーにふさわしい心温まる作品。笑った回数は、この作品が一番多い。

 Iプログラム(7作品=85分)。このプログラムは、アメリカ以外の国の作品。「Flowergirl」(Cate Shortland監督)は、オーストラリア。日本人ダイスケは、帰国を前にして、友人たちとの関係など、さまざまな思いに浸る。ラストのビデオが素敵だ。ニュージーランドの「Infection 」(James Cunningham監督)は、コンピューターウィルスをテーマにしたCGアニメ。少し不気味。ドイツの「Kleingeld 」(Marc-Andreas Bochert監督)は、ホームレスとビジネスマンの関係を描いて、なかなか考えさせられる。

「Walking on the Wild Side 」(ベルギー、Dominique Able & Fiona Gordon監督)は、Hでハッピーなコメディ。大いなる勘違いがドタバタ劇に発展し嬉しくなる。 イランの「Alone with the Land」(Vahid Mousaian監督)とシンガポールの「Sons」(Royston Tan監督)は、父と子をめぐるストーリーが心にしみる。「Cycling is Essential」(Soko Kaukoranta監督)は、フィンランドの冬の風景を生かしたほのぼの作品。

 


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