Char's 2004 (49歳)

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 年 表 

 人 名 

 曲 目 

 DiscoGraphy 

 テレビ出演 

 ラジオ出演 

 雑誌掲載 

 江戸屋 

〜活動歴〜

Before Debut

  Idle  

Pink Cloud
 (J,L,&C) 

  BAHO  

Psychedelix

  SOLO  

 C,B,& A 

 other 

〜年表〜

〜1975 1976

1977 1978

1979 1980

1981 1982

1983 1984

1985 1986

1987 1988

1989 1990

1991 1992

1993 1994

1995 1996

1997 1998

1999 2000

2001 2002

2003 2004

2005 2006

2007 2008

2009 2010

2011 2012

2013 2014

2015 2016

2017 2018

2019 2020



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日付名義タイトル
2004年 1月 8日(木)CharNHK「夢音楽館」放送

当日の感想



2003年11月26日に発売されたアルバム「MR.70's -You Set Me Free-」のプロモーション・ツアーを、1月から天王洲 アートスフィアの3日間を皮切りに神戸チキンジョージまで計11公演を行った。

このツアーのメンバーは
  • Char:G&Vo
  • 澤田浩史:B
  • Jim Copley:Dr
  • 小島良喜:Kbd
    であった。



    地図 拡大


    日付名義タイトル
    2004年 1月16日(金)CharMR.70's -You Set Me Free- at 天王洲 アートスフィア

    当日の感想
    2004年 1月17日(土)CharMR.70's -You Set Me Free- at 天王洲 アートスフィア

    当日の感想
    2004年 1月18日(日)CharMR.70's -You Set Me Free- at 天王洲 アートスフィア

    当日の感想

    TBSテレビ「情熱大陸 予告」放送
    2004年 1月21日(水)CharMR.70's -You Set Me Free- at Zepp 福岡
    2004年 1月22日(木)CharMR.70's -You Set Me Free- at 広島 Club Quattro
    2004年 1月24日(土)CharMR.70's -You Set Me Free- at 名古屋ダイヤモンドホール

    当日の感想
    2004年 1月25日(日)CharMR.70's -You Set Me Free- at 大阪 なんば Hatch

    TBSテレビ「情熱大陸」放送
    2004年 1月27日(火)CharMR.70's -You Set Me Free- at Zepp 仙台
    2004年 1月29日(木)CharMR.70's -You Set Me Free- at Zepp 札幌
    2004年 1月31日(土)CharMR.70's -You Set Me Free- at 渋谷AX

    Viewsic「ASAHI SIPER DRY The Live」生放送


    当日の感想
    2004年 2月 2日(月)CharMR.70's -You Set Me Free- at 神戸 Chicken George





    日付名義タイトル
    2004年 3月19日(金)






    2004年 6月15日(火)
    BAHOSpace Shower TV 15th Aniversarry Golden Guitar & Silver Voices at 渋谷AX

    当日の感想

    Space Shower TV「15th Aniversarry」放送
    04年 4月23日CharRock On The Way Char Premium Night at 表参道 The Orbient
    04年 5月10日(月)Charフジ721ch「Char meets Steview Salas」
    04年 5月頃CharTV CM「はるやま」音楽担当





    「今まで行けてないところにも行ってみたい」ツアーを、5月22日の佐賀ガイルズを皮切りに9月12日の日比谷野外音楽堂まで4ヶ月にわたり約40公演を行った。

    このツアーのメンバーは
  • Char:G&Vo
  • 澤田浩史:B
  • 嶋田吉隆:Dr
    であった。

    できるだけ多くの人に多くの場所で見てもらいたいということから、小回りがきくトリオであった。

    【前半】

    地図 拡大


    【後半】

    地図 拡大


    日付名義タイトル
    2004年 5月22日(月)CharNo Generation Gap at 佐賀 ガイルズ
    2004年 5月24日(水)CharNo Generation Gap at 宮崎 Weather King
    2004年 5月26日(金)CharNo Generation Gap at 鹿児島 Caparvo Hall
    2004年 5月28日(日)CharNo Generation Gap at 熊本 Battle Stage
    2004年 5月29日(月)CharNo Generation Gap at 長崎 NCC & スタジオ
    2004年 6月 2日(水)CharNo Generation Gap at 長野 Club Junk Box
    2004年 6月 3日(木)CharNo Generation Gap at 金沢 Az
    2004年 6月 5日(土)CharNo Generation Gap at 新潟 Lots
    2004年 6月10日(木)CharNo Generation Gap at 帯広 Mega Stone
    2004年 6月11日(金)CharNo Generation Gap at 旭川 Hi-Jack On
    2004年 6月13日(日)CharNo Generation Gap at 函館 Fryday Night Club

    13:30〜 東京FM 「ENEOS Rock On The Way」 放送

    2004年 6月18日(金)CharNo Generation Gap at 岡山 Actron
    2004年 6月20日(日)CharNo Generation Gap at 神戸 Chicken George
    2004年 6月24日(木)Char高円寺JIROKICHI 30th LIVE!! Sounds Of Superstars at 高円寺JIROKICHI

    当日の感想
    2004年 6月26日(土)CharNo Generation Gap at 郡山 Hip Shot
    2004年 6月27日(日)CharNo Generation Gap at 青森 Quarter
    2004年 7月 2日(金)CharNo Generation Gap at 高崎 Club Fleez
    2004年 7月 6日(火)CharEsp 30th Anniversary at 高田馬場 ESP学園 Club 1ne 2wo
    2004年 7月17日(土)CharNo Generation Gap at 広島 Club Quattro
    04年 7月18日CharBS朝日「MUSIC SOUL」放送
    04年 7月19日CharNo Generation Gap at 福岡 Drum Logos
    2004年 7月25日(日)CharBlues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜 日比谷野音が次郎吉になる日! at 日比谷野外音楽堂

    当日の感想
    2004年 7月30日(金)CharFuji Rock Festival '04 at 新潟県 苗場スキー場 White Stage

    後日、WOWOW「フジロックフェスティバル at 苗場スキー場」放送
    04年 7月31日忌野清志郎



    Char
    Fuji Rock Festival '04 at 苗場スキー場
    Guest:Char


    フジ721ch「Char meets Steve Lukather」放送
    04年 8月 7日Char情熱大陸Music Special 「Summer Time Bonanza」 at 国営昭和記念公園
    04年 8月 8日Charちんじゅの森 Charity Concert 2004 at 明治神宮内 森の中の特設ステージ
    04年 8月13日CharRising Sun Rock Fes '04 In Ezo at 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

    後日、SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送
    04年 8月14日Samurai V
    山崎まさよし、奥田民生
    Rising Sun Rock Fes '04 In Ezo at 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ

    後日、SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送
    04年 8月27日CharNo Generation Gap at 名古屋 Diamond Hall
    04年 8月28日CharNo Generation Gap at 大阪 なんば Hatch
    04年 8月30日CharNo Generation Gap at 高知 Caravan Sary
    台風接近のため中止
    04年 8月31日CharNo Generation Gap at 松山 Salon Kitty
    04年 9月 3日CharNo Generation Gap at Zepp 仙台
    04年 9月 5日CharNo Generation Gap at Zepp 札幌
    04年 9月 9日A.I.2004 A.I. Japan Tour at 渋谷 AX
    04年 9月11日(土)CharYokohama F・Marinos Vs Jubilo Iwata at 国立霞ヶ丘競技場

    当日の感想
    04年 9月12日(日)CharNo Generation Gap at 日比谷野外音楽堂

    当日の感想

    Viewsic「ASAHI SIPER DRY The Live」生放送





    日付名義タイトル
    04年9月19日(日)ジョー山中




    Char
    Joe's Bag at 川崎クラブチッタ

    当日の感想

    フジ721ch「Char meets Richie Kotzen」放送
    04年 9月20日(月)CharSpace Shower Sweet Love Shower 2004 at 日比谷野外音楽堂

    当日の感想

    Space Shower TV「Space Shower Sweet Love Shower 2004」生放送
    04年 9月21日Charフジテレビ「めざましテレビ "Space Shower Sweet Love Shower 2004 at 日比谷野外音楽堂"の模様でほんの少しA.I.との共演部分が写る」放送
    04年10月 1日A.I.2004 A.I. Japan Tour at 大阪 なんば Hatch
    04年10月 5日A.I.2004 A.I. Japan Tour at 渋谷AX
    04年11月 7日BAHOAmateur Night Vol.4 at 新潟 Lots
    04年11月11日(木)BAHOBAHO Live Tour 2004 at 神奈川県 杜のホールはしもと

    当日の感想
    04年11月20日BAHOBAHO Live 2004 at 静岡 長泉町文化センター Verte Foret
    04年11月22日BAHOBAHO Live 2004 at 名古屋 Diamond Hall
    04年11月26日(金)BAHOBAHO Live 2004 at 埼玉 和光市民文化センター Sunazalea

    当日の感想
    04年12月 1日BAHOAct Against Aids 2004 at 大阪城ホール
    04年12月 3日(金)BAHOBAHO Live 2004 at かつしか Symphony Hills

    当日の感想
    04年12月 9日Char新潟県中越地震 Charity Event Peace Vol.3 at 渋谷 O-West
    04年12月11日BAHO


    Char
    BAHO Live 2004 at 神戸 Chicken George

    フジ721ch「Char meets Steview Salas」放送
    04年12月12日BAHOBAHO Live 2004 at 徳島市文化センター
    04年12月31日CharBS-i「ロックの要 終夜運転SP」放送



    2004年
    2004年1月8日(木) Char NHK 「夢・音楽館」出演

    2004年1月16日(金) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア

    2004年1月17日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア

    2004年1月18日(日) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア

    2004年1月24日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 名古屋ダイヤモンドホール

    2004年1月25日(日) Char TBS「情熱大陸」出演

    2004年1月31日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 渋谷AX

    2004年3月19日(金) BAHO Space Shower 15th Anniversary "Golden Guitars & Silver Voices" at 渋谷AX

    04年5月10日(月) CSフジテレビ 721ch "Char meets Stevie Salas"

    04年5月11日(火) TV CM「紳士服はるやま」

    04年6月24日(木) Char 高円寺JIROKICHI 30th LIVE!! Sounds Of Superstars

    04年7月7日(水) Char Char DVD "No Generation Gap"

    04年 7月25日(日) Char Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜

    04年 7月30日 Char WOWOW「フジロックフェスティバル at 苗場スキー場」放送

    04年 8月13日(金) Char SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送

    04年 8月14日(土) 三人の侍 SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送

    04年 9月11日(土) Char 「横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田」 at 国立競技場

    04年 9月12日(日) Char Live Tour 2004 "No generation Gap" at 日比谷野外音楽堂

    04年9月19日(日) ジョー山中 "Joe's Bag" at 川崎クラブチッタ

    04年 9月20日(月) 15th Anniversary special SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2004 at 日比谷野外大音楽堂

    04年10月 1日(金) Char DVD「日産自動車 Dual Feel」 include New Song "One More Mile"

    04年11月?日(?) Paul Jackson アルバム「PJACKED!!〜Live At 251 Club In Tokyo〜」

    04年11月7日(日) Single CD 「横浜F・マリノス チームイメージソング "45 Over Drive"」

    04年11月11日(木) 04年11月11日(木) BAHO Live Tour 2004 at 神奈川:杜のホールはしもと

    04年11月20日(土) J,L,&C CD&DVD「Free Spirit 1979.7.14」

    04年11月26日(金) BAHO Live Tour 2004 at 埼玉:和光市民文化センター

    04年12月3日(金) BAHO Live Tour 2004 at 東京:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール




    2004年1月8日(木) NHK "夢・音楽館"


    桃井かおりの司会で進行する番組みたい。

    一人目のゲスト工藤静香。"嵐の素顔"を。歌謡界全盛の頃は知りませんが20年後の今もブラウン管の中で活躍しているだけあり輝いていました。

    そしてかおりと静香のトークの後、いきなり"慟哭"という曲をチャーの弾くアコギOvation Eliteをバックに歌い上げます。

    3人でトーク。子供の話、犬の話など。トークでの楽しそうな顔が良いですね。


    チャーのアコギ、ダンボール箱のようなパーカションを叩く嶋田吉隆、エレキなウッドベースの澤田浩史による"Smoky"。

    この3人は2003年5月20日(火) Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYO同年11月18日(火)Amateur Night Vol.1 at 新潟LOTSとJim不在時にお馴染みのバンドになるのでしょうか。

    このアレンジの"Smoky"はこの番組だけで終わらせるには勿体無い、これまでにない面白いアレンジだと思います。でもこの曲だけはエレキでバンドによる演奏し続けて欲しいものです。

    次回のコンサートでは95年の時のようにアコースティック・セットがあってこの"Smoky"が演奏されてしまったら・・・そしてアンコールでエレキ版"Smoky"が演奏されたら・・・まるでEric Claptonのレイラ。勘弁して欲しいものです。でもやせ我慢はよします。生で一度くらいはこのアレンジの"Smoky"を観たいものです。

    それにしてもこのアレンジ、特に澤田のベースが凄く良かったです。


    そして最後にエレキ(パンダ・ストラト)でバンドによる"Save It For A Rainy Day"。

    アルバム「MR 70'S You Set Me Free」の感想でも書いたけど"B'cus You're You"ほど魅力を感じないと思う曲なのでした。


    澤田のベースの音、コンサート会場の座り位置で音は変わりますが、このテレビ位に音程がわかる音を期待したいです。


    新年早々良い番組を観ることが出来ました。こういう番組をこれからも期待していきたいものです。




    2004年1月16日(金) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア


    一言、凄いコンサートでした。

    2001年の新しいニュー・アルバム「Bamboo Joints」の岩盤の上に2002年の新しいニューアルバム「Sacred Hills〜聖なる丘〜」山脈と2003年の新しいニューアルバム「MR 70'S You Set Me Free」山脈が聳える大陸を見たという感じでしょうか。

    「これでも文句・不満があるなら言うてみぃ」という感じ。


    終演後、時計を見たら1回のアンコールを含めて1時間30分。

    最近の2時間以上は当たり前というコンサートに比べ今回は短めですが、終演後も満足感に浸り時間の長さに不満なんてありませんでした。

    一晩明けた今も満足感に浸っています。

    本当に充実した良いコンサートでした。


    そして澤田のベース。

    開演直前のサウンドチェックでベースアンプから聴こえる音もラウドでソリッドに感じました。

    今回は前から2列目のチャーの真ん前(B列19番)という席だからPAスピーカーの音に加えアンプからの生音も聴こえるせいかもしれませんが。

    そしてここアートスフィアはベースの音が良く響く会場だからかもしれません。

    渋谷公会堂のような会場でもこのようなベースを感じたいと思いました。でも今回のベースの音ならば期待出来そうな気がします。


    ステージのセットがこれまたカッコイイです。

    中世のヨーロッパの貴族の旗を模したチャーの旗。

    BGMはパイプ・オルガンでバロックな旋律。

    そして開演時間が過ぎた頃、開演直前のサウンドチェックが終わり場内に流れるはBGM"フリフラフリフラフリフラァ"と唄う曲。

    これが開演の合図のようです。

    曲も終盤に入った頃、メンバーがステージ上に登場します。


    オープニングはパンタ・ストラトで"Save It For A Rainy Day"。

    アンプは小さい方のマッチレスを使っていました。

    (2003年末だったか2004年始の朝、丁度、名古屋に向かう日の朝、立ち上がろうとしたら足に力が入らずひっくりかえった際に足を捻挫。)
    数日前までギブズに松葉杖の生活だったので、今宵は席も良いし自重しようかと思っていたのですが、イントロが流れ始めたら思わず立ってしまいました。

    その後は2003年の新しいニューアルバム「MR 70'S You Set Me Free」からの曲を連続します。


    12弦のアコギに持ち替えて"Jay"(だったような)。

    95年の"Stand Tour"における"Rock'n Roll Train"のようにアコースティック・コーナーで、04年1月8日(木) にNHK 「夢・音楽館」出演した時に演奏したアレンジで"Smoky"を交えるのかとも予想していたのですが、良い意味で期待を外してくれました。

    やはり"Smoky"はエレキです。


    そしてギターを持ち替え・・・その持ち替えたギターは遠い昔、今から20年以上前、NHKの番組「Rock Festival」でテレビのブラウン管の中で飛び跳ねていたチャーが持っていたギターなのでは・・・これはもしや噂で聞いた横須賀の楽器屋「サウンドロフト」さんが製作された気絶仕様のムスタングなのではないでしょうか。

    演奏した曲は"The Leading Of The Leaving"。


    今度はGRUのテレキャスターに持ち替え"Unexpected"を。

    記憶ではレコーディングでもこのテレキャスター・モドキを使用したと雑誌で読んだと記憶していますが、チャーもM.Cでコメントしてたけどチャーがテレキャスターを持つのは珍しい。


    再びパンタストラト(ピンクのストラトだっけな?)に持ち替え
    2002年の新しいニューアルバム「Sacred Hills〜聖なる丘〜」から"Shipping Out"など数曲。

    更に"B'cus You're You"の後、気になる気絶仕様のムスタングに持ち替え"からまわり"。

    そして最後に"Cast Away"をかまして本編が終了したのでした。

    終わった時の感想は一言「スゲェぇ」。


    残業ことアンコールは一瞬"Merry Go Round"かと思った"Rainbow Shoes"、そして"Smoky"。やっぱ、"Smoky"はエレキです。この時もギターは気絶仕様のムスタングなのでした。


    これで終わりとJimはドラムセットから降りステージから去ろうとしたのですがチャーが呼びとめもう1曲"Pain"で今宵のコンサートは終了したのでした。


    本当、一言、凄いコンサートでした。





    2004年1月17日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア


    昼ごろ、窓の外を見れば雪が舞っていて、終演後、電車が止まって帰れなくなる心配よりも会場に辿り着けないことの方を心配するのでした。

    しかし外気の温度は意外に高くこれは積もることはないと思い安心して会場へ向かうのでした。


    入場すれば開演前のBGMは昨夜のパイプ・オルガンと違いインドネシアか東南アジアの鉄琴(シロフォン)みたいな音の曲。

    そして開演時間もかなり過ぎた頃、BGM"フリフラフリフラフリフラァ"と唄う曲が流れメンバーもステージ上に登場しいよいよ開演です。


    今宵もオープニングはパンタ・ストラトで"Save It For A Rainy Day"、"Girl"、"Midnight Eye"。


    Jimの実家の家業であったリハーサル・スタジオでプロもアマも一緒に遊んだ感じをイメージしたJimの曲でスタジオの名前を曲名にしたという紹介で"Underhill Days"、"But,Your Love's 4-ever"、"Black & Yellow"、"You Set Me Free"。


    初日もこの順番だったと思います。


    今日は13列目の中央辺り。ステージ全体が見渡せ、音的にも一番バランスが良いと思われる席です。

    PAスピーカーから流れる澤田のベースはラウドでソリッド。

    その反面、小嶋のキーボードの音が抑え目でバンドのボトムを支えているようなPAが音作りをしているように思いました。

    今回のツアーが特に評価が高いのならば、その要因はセットリストの曲風、そしてこのPAバランスだと思うのでした。

    それにしてもここアートスフィア、音響の良さに加え舞台演劇の会場らしく照明がとても綺麗です。

    曲のイメージにぴったりの照明効果が更にイメージをかき立てます。


    12弦のアコギに持ち替えて"Jay"。

    そしてギターを気絶仕様のムスタングに持ち替え・・・と思ったら出てきたのはパンダストラト。「あれぇ?」と思えば演奏した曲は"You And I"。この曲を聴きながら

    「久々に"The Night Of Leonid"かぁ、いいなぁこの曲・・・あれ?この曲って"You And I"だっけ?。そうだよな、"You And I"。」

    と思うのでした。


    9年間の今日、BAHOのコンサートのために関西入りしていたために自らも遭遇した淡路・神戸の大震災の犠牲になった方々のご冥福しながら、人生何が起こるかわからないという意味の"Unexpected"をGRUのテレキャスターに持ち替えて演奏します。

    このギターがまた良い音をしていました。


    再びパンタストラトに持ち替え"Shipping Out"。

    ここでドロップDチューニングのピンクのストラトに持ち替え"Heavy Head Wind"、"B'cus You're You"。

    更に気絶仕様のムスタングに持ち替え"からまわり"、そして最後に"Cast Away"をかまして本編が終了したのでした。


    アンコールはパンダ・ストラトで"Cloud 9"、"Sprite Sprinter"、そして"Pain"。


    「久しぶりに"Smoky"をやらないコンサート?」かと思ったのですが、2度目のアンコールで気絶仕様のムスタングを使用し"Smoky"を演奏するのでした。それにしてもこの綺麗なカッティング!。凄いギターです。


    M.Cが少し長めに感じましたが、今宵も良い夢をみさせて頂きました。



    2004年1月18日(日) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィア


    入場すれば今宵の開演前のBGMはインド音楽。

    そして開演時間もかなり過ぎた頃、BGM"フリフラフリフラフリフラァ"と唄う曲が流れメンバーもステージ上に登場しいよいよ開演です。


    今回のコンサートで特筆することは初日からチャーの喉が絶好調で歌声が太く通っていたことです。

    流石に3日目のこの日は疲れが見え隠れしているようにも見受けられましたがその疲れを吹き飛ばすような凄い演奏。

    おまけにM.Cも無駄無く(^^;とても楽しく、曲の合間の取り方が絶妙だったような気がします。


    今宵もセットリストは二日目と同じでしたが、2度目のアンコールも"Smoky"で終わりかと思いきや"Natural Vibration"。

    この"Natural Vibration"、最初の煽りからイントロに入るところでリズムが急に速くなったような・・・そしてリフになるとゆっくりに感じたり。実を言うと"B'cus You're You"や"からまわり"などでも乱れを感じていたのですが、この感じはJimとチャーのノリに置いてきぼりをくらったということかもしれません(笑)。


    今日も最高に気分は高揚し夢の3日間は終わったのでした。

    最後に冬の日本を西へ北へした後、体調管理万全で渋谷AXに戻って来ることを祈願したいと思います。




    2004年1月24日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 名古屋ダイヤモンドホール


    怒涛の天王洲3日間も終わった数日後、「最後だと思ってもう一度だけ来たら」という電話が入り近く名古屋に行こうかと思います。

    しかし私にとって名古屋は近くて遠い街。「今月末か、来月になってから」と思いながら頭はコンサート・ツアーのことばかりです。

    そのコンサートツアーもそろそろ折り返し地点。オフィシャル・サイト(当時のファンクラブDIBSが運営する"http://www.char-net.com/")にアクセスすると今週末の24日は名古屋ダイヤモンドホールとのこと。


    「名古屋かぁ・・・ン!?、名古屋?」。


    財布を確認すると1万円札1枚。

    新幹線のチケットはカードで買うとして1万円札1枚は辛い。

    しかし行かなかった後悔をするのは嫌だと決断し、「今週末の24日、名古屋に行くよ」と電話で伝えるのでした。


    野暮用を済ませた後、"のぞみ"に乗り名古屋入り。

    名古屋駅に降立ちダイヤモンドホールに向かおうと思うのですが


    「ダイヤモンホールって何処?」


    状態です。

    ダイヤモンドホールはその昔、雲竜ホールだったところと小耳にはさんだことを思い出し、何とか会場に辿り着いたのは開場時間の頃。


    まずはチケットの購入です。

    ホールがある4階まで続く整列入場の列を横目にエレベータで当日券売り場へ。

    チケット代6000円とオフィシャル・サイトオフィシャル・サイト(当時のファンクラブDIBSが運営する"http://www.char-net.com/")にありましたが当日券は何と6500円。

    おまけに1ドリンク500円購入が必須とのことで既に7000円の出費。この予想外の1000円の出費は痛いなぁと整列入場します。

    おまけに入場時のカメラチェックでカバンに入れてあったペットボトルのお茶がお預かりになってしまうのです。

    そのペットボトルには特に引換券をくれるわけでなし、「ここに置いておきますから退場時にお持ち帰り下さい。」とのこと。

    「ウーン、多分どれが自分のかわからなくなるだろうな」と一口か二口しか飲んでいないペットボトルに未練を残しながら入場するのでした。

    恐るべしダイヤモンドホール!


    今宵は徹夜予定だからビールは控えオレンジジュースを契機付けにグイッと飲み干し入場すれば場内は既にオールスタンディングの黒山の人だかり。


    まずは立ち位置を中央前から10〜15人目のところを確保します。今宵の開演前のBGMはインド音楽。


    そして待つこと数十分、開演時間も5分ほど過ぎた頃、BGM"フリフラフリフラフリフラァ"と唄う曲が流れメンバーもステージ上に登場しいよいよ開演です。


    チャーの喉の調子は良好と言うよりも絶好調。


    最初の数曲はトリオ・サウンドですが単に3人だけでは感じられない音の厚み。

    コンサート中盤からKbdも目立つ曲調になりますが、開演直後のトリオ・サウンドの数曲で目立たないKbdの存在が物凄く大きく感じるのでした。

    "Mr.70's You Set Me Free"コンサートツアーは澤田のベースもさることながら小嶋のKbdが物凄く良かったと思います。


    死んで遠くに行った人の"You Set Me Free"、生きているけど遠くにいる人の"Jay"。


    いつも通りのセットリストが進み、さて気絶仕様ムスタングかパンダ・ストラトかと見ているとパンダ・ストラトの登場です。


    「さぁ"You And I"・・・ン!?、違うがや。

    これは"You And I"ではなくて何だっけ?

    そうこれは"11 Years"。イェーイ!。」


    怒涛の天王洲3日間と違う曲を観ることが出来たのが物凄く嬉しいです。

    それにしても"11 Years"の最後のバイオリン奏法は何度観ても素晴らしいです。


    今宵のセットリストはアンコールは"11 Years"を除き2度のアンコールを含め天王洲3日目と同じだったような気がします。

    やはりコンサートはオールスタンディングですね。最後にチャーがペットボトルの水を観客に振り撒いた後、観客にペットボトルごと放り投げるのは息子の影響でしょうか。格好良い!。


    訂正:
    このライヴを観た直後、"11 Years"と書いていたようですが、正しくは"Another Face"でした。




    思い出の元・雲竜ホールでの2時間のコンサート。

    今宵も大満足で21:00頃、会場を後にし、千種区若水町の東棟4F19号室に向かい徹夜となるのでした。


    そしてその7時間30分後の4:30A.M頃に区切りがつき、怒涛の1週間が始まるのでした。

    あの時、あの瞬間に立ち会えたのはこの24日(土)に名古屋でコンサートを行ったチャーのお陰かなと思うのでした。




    2004年1月31日(土) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 渋谷AX


    コンサートが終わって2週間の日時が流れ、記憶は薄れるばかりです。テレビ放送を観直すとその感想も変わるかもしれませんがビデオを観る前に生で観たその感想を。


    名古屋ダイヤモンドホールが終わった夜から突然訪れた怒涛の1週間。

    初七日を迎えた31日の今日、その行事も終わらせ"のぞみ"で帰京し、一路、渋谷AXに向かいます。


    今から思い起こせばもしあの時がもう一晩遅かったらこの日のコンサートは諦めるところでした。


    看取ることが出来たのはあの日に名古屋でチャーのコンサートがあったお陰だし、今宵のコンサートを観ることが出来るのもあの日の深夜未明に逝った故人のお陰、と東に向かう新幹線"のぞみ"の中で一人思うのでした。


    さて入場するとインド音楽。

    開演時間を20分も過ぎた頃にチャーも登場し、いつも通り絶好調かと思いきや"Save It For A Rainy Day"、"Girl"辺りまで何かギターの音が伸びきらないと感じました。

    がしかしそれ以降は慣れたのか今宵も楽しいいつも通りのコンサートでした。

    今宵の本編のセットリストは天王洲の初日と同じで"The Leading Of The Leaving"。

    思い出されるのは"Heavy Head Wind"だったかJimi Hendirixのフレーズを織り交ぜたり、Jimのドラムソロもいつもより長く感じたりでしょうか。


    1度目のアンコール、何と"Rainbow Shoes"。

    途中でJeff Beckのワンフレーズを入れたり、某国の国家と某国のいつの間にか国家?の音階を組み合わせたフレーズを取り混ぜたり、その後のImprovisationもこれで1回目のアンコールは終わりでしょうと思う位でした。


    ところがここでスペシャルゲストとして元ホワイトスネイクのバーニー・マースデンが登場し"Going Down"でセッション大会。

    多分、チャーのゼマティスを借りて弾いていたと思います。

    やはりロック・ミュージシャンは太ってはいけませんなとバーニー見て思うのでした。

    しかしバーニー、チャーの突っ込みを跳ね返すことが出来ないシーンもありましたが細かいビブラートなど表現が物凄く豊かなところは流石でした。ウゥーン、ブルゥージィ。

    年代的にも時代的にもチャーにとってバーニーはギター・ヒーローとか憧れの対象ではないけれど、セッション中、チャーの目がとても素敵にキラキラお星様のように輝き楽しそうだったのが印象的でした。


    私はまだテレビで生放送された映像を観ていませんが、コンサートを生で観ながらこんなクリクリな目でライヴするチャーは近年見たことが無かったと思うのでした。

    ビデオを観たらいつも通りのチャーだったら苦笑いですが。

    とにかくこのクリクリな目が良かったです。


    バーニーもステージを去り、"Pain"で1回目のアンコールは幕を閉じるのでした。


    2度目のアンコールは"Smoky"に"Natural Vibration"で私のコンサート・ツアー観戦は全て終わったのでした。


    今回のコンサート・ツアーは天王洲の初日の感想文でも書きましたが、

    「これでも文句・不満があるなら言うてみぃ」

    感じですね。


    そしてチャーのコンサートで精進落しを終えた私は日常生活に戻るのでした。





    04年1月25日(日) Char TBS「情熱大陸〜ロックギタリスト Char〜」


    最近、良いテレビ番組への出演が多いです。
    初めて観た番組ですが職業「ロックギタリスト」を切り口に、愛犬のこと、父親として、音楽家として様々なチャーの魅力を30分間で上手く表現し紹介しているこれは良い番組でした。

    1月6日、スタジオのリハーサルから"Save It For A Rainy Day"、"Unexpected"、"Underhill Days"など。
    Jimなどメンバーの顔を凝視した後、ニコッと笑ったりする表情がたまりませんね。
    アンプのボリュームを下げずにジャックをブチッというのが笑えます。

    '78年の「8時だよ全員集合」に出演し"闘牛士"を演奏する映像には驚きです。もっと発掘して放送してもらいたいものです。

    天王洲の初日のリハーサルから"The Leading Of The Leaving"。
    本番から"Black & Yellow"、"Save It For A Rainy Day"、"Smoky"、"You Set Me Free"、"Cats Away"を。
    最後の多分"Natural Vibration"は何処でしょうか・・・福岡かな。

    天王洲の初日のロビーで収録したと思うファンの方々のお言葉があり、どのお言葉にもそうそうと頷くのでした。カメラに気付いていたらオイラも近寄っていったかも(笑)。でもカメラを前にしたら何も言えません。見っともないこと叫んでボツになって終わったことでしょう(爆)。
    ナレーション「チャーより指が速く動くギタリスト、経済的に成功しているギタリストはいるがチャーほどカッコイイという形容詞が似合うギタリストはいない」、これが全てですね。



    2004年3月19日(金) BAHO Space Shower 15th Anniversary "Golden Guitars & Silver Voices" at 渋谷AX


    2月中旬頃、オフィシャル・サイト(当時のwww.char-net.com)でこの催しを知った時、

    「このメンツで立ち見は厳しいなぁ。これは椅子に座ってマッタリ観たい。」

    と考えたのですが、皆さん考えることは同じのようですね。2階席はあっという間に完売とのことでした。

    これは床に体操座りして観るしかないかなと思いながら年度末の3月という時期はどうなるかわからないから当日、観に行くか決めようと時は流れるのでした。


    そして当日オフィシャル・サイト(当時のwww.char-net.com)を確認すれば主催者サイトにリンクされそこには

    「オールスタンディングの1階に座席を設ける。2階席を購入し1階席を希望される方には差額を返金」

    とのこと・・・うーん、チケット売れていないのね・・・少し早めに行って良い席を確保したいと思うけど、その会場に向かいたい気持ちと裏腹に現実は難しく入場した頃には1階席約600〜800席位はほぼ埋まっているのでした。


    定刻の19:00を少し過ぎた頃に1組目のゴンチチ。

    下手側のゴンの8分でリズムをとるその足に驚きです。ボレロの連発はきつかったけど、もちろんCMなどで耳にしたこともあるゴンとチチによるギターサウンドが心地良いです。


    そして2組目は有山じゅんじ。

    うーん、気持ちは中学生だったと思う75年頃にトリップするのでした。


    20:40頃、トリでBAHOが登場。

    上手側にニューヨークという感じにお洒落するチャー、下手側にいつもの格好という井出達で石ヤンが登場するのでした。

    石ヤンのスタッフがステージ上のギタースタンドまでギターを運ぶ時もギタースタンドに置いた時も観客側にギターの背面側しか見せません。きっとタイガース・デザインのギターだろうなと予想すれば案の定タイガース・デザインなのでした。


    オープニングは"Cross Roads"は、2曲目にチャーのブルース・ハープを堪能できる"Hallelujah I Love Her So"。


    美しく優しい"Here,There,& Everywhere"、この曲の流れを受けしっとりと始めた"Voices"。


    今回は事前リハは無く、大まかなセットリストはこの辺りでという事前連絡で当日、顔を合わせてからギター片手に決めたように感じました。

    そして記憶では最初の方の曲間でチャーの譜面をめくる素振りは凄く乱暴でアララと思ったりするのでした。

    ロックなツアーの合間のBAHOのステージ、何故ゆえに今BAHOなのか、主催者側から依頼があったからでしょうか。

    久しぶりに

    「ヘイヘイヘイ・ガール、仕事だからぁ、とりあえず頑張りまぁしょぉう♪」

    なステージだと感じるのでした。

    しかし演奏はもちろんプロフェッショナルなアマチュアBAHOなのでレベルはいつも通りで手を抜いていたというお話ではありません。


    今宵の最大の企画で春と言えばLed Zeppelinと"天国への桜・荒城への階段"。日本の旋律の美しいこと。


    終盤は"Stones Bamboo 〜 アミーゴ"、"Do It Again"と続き、"Happiness"では途中からチャーはコンガを叩き観客を煽るのでした。


    それにしてもM.C中、チャーが仰け反り過ぎて椅子ごとバランスを崩した時、後頭部からアンプをなぎ倒しながら倒れるかと思いましたよ。


    最後にサービスで"BAHO's Rag"を演奏したBAHOの持ち時間は嬉しいことに少し長めで50分位の今宵も楽しいコンサート。今宵もチャーを観ることが出来て幸せだなぁと感じながら21:30には会場を後にしたのでした。




    04年5月10日(月) CSフジテレビ 721ch "Char meets Stevie Salas"


    チャーがホスト役でギタリストをゲストに迎える90分番組の3回目。3回目のゲストはStevie Salas。
    お金払ったコンサートでこのようなプレーを長々と続けられたら寝てしまうようなホスト役としてゲストの良さを引き出すための演奏に終始するセッション。
    こういうプレーをするチャーも時にはよろしいのではないでしょうか。というよりも単なるゲスト役とホスト役という役割分担だけでなく、スティーヴィーとチャーの性格の違いというか個性が出た演奏でした。
    チャーはやはり「バンドの中で奏でる唯一のギタリスト」という立場での演奏が一番表現出来ると思うのでした。

    セッションの合間の会話で面白かったのは
    「演奏中あまりにも興奮しすぎて50年代のレスポールをぶん投げたんだ。壊れて青ざめたんだけどステージは続けた。楽屋に戻ってから沈んだね。」
    での二人の会話です。お互いの失敗談を語り合うその表情が最高です。

    それ以外に興味深い会話はチャーの
    「今年はトリオで回る。全国の小さな場所をね。大規模なコンサートばかり続いたからライブの臨場感が恋しい。歳を取ると子供に戻るよ。楽しみが優先だから。今、自分を試してるんだ。初心に戻れるかどうかを。」
    です。
    Char 03年 5月20日 Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYO04年1月8日(木) Char NHK 「夢・音楽館」、そして03年12月3日(水) Char WOWOW「Act Against AIDS LIVE 2003」の延長線上だと思う嶋田、澤田のトリオ・バンドによるコンサート・ツアー。04年1月16日(金) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィアよりもロックなコンサートを観せてくれることを期待したいと思います。
    しかし本当に楽しみなのはスティーヴィーの言葉にもある
    「音楽性をもっと探求するにはトリオのスタンダードな大音量より別のスタイルがいい」
    であり、トリオ・バンドを終えた次のコンサート・ツアーで04年1月16日(金) Char コンサート"Mr.70's - You set me free -" at 天王洲アートスフィアよりもロックなコンサートを観せてくれるかもしれないと思うのでした。

    「ヘイ、ヘイ、ヘイ、ガール、仕事だからとりあえず頑張りまぁしょお♪」(from "がんばりましょう")の通りきっちり仕事をするチャーなのでした。でも楽しい仕事だったと思います。
    願わくばチャーをゲストに迎える番組があればと思うのですが、チャーをゲストに迎えるだけのホスト役がいるかどうかが番組が出来るかどうかの重要項目だと思います。
    パッと思いつく限りでは寺内タケシでしょうか。




    04年5月11日(火) TV CM「紳士服はるやま」


    音だけ繰り返し聴いているのですがアルバム「MR 70'S You Set Me Free」に負けず劣らぬラウドでソリッドなサウンド。TV向けにトラックダウンしているためかぱっと聴くとアルバム以上に大音量のギターサウンドなのでした。
    でもやはりアルバム「MR 70'S You Set Me Free」には敵わないのでした。




    04年6月24日(木) 高円寺JIROKICHI 30th LIVE!! Sounds Of Superstars


    「新春に行われた完成度の高いコンサート・ツアー"Mr.70's - You set me free -"から更に高いところに向かうために原点回帰的な"Get Back"するトリオ・バンドでライブハウスを全国行脚するコンサートツアーかな。」
    03年5月20日(火) Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYO03年12月3日(水) Act Against AIDS LIVE 2003などの延長線上の内容かな」
    と予想しながら今日のこの日を迎えました。

    仕事を切り上げ18:20頃にお店に到着すると既に整理入場の列を成していたのですが、「ガーン、渋谷公会堂などでは珍しくないスーツ姿が今日はいらっしゃらない!。うわぁ本当にいない!。あっ一人見つけた!」という感じで着替えられるものなら着替えたいなぁと思いながら定刻の18:30に開場となり整列入場するのでした。
    地下への階段を降りたところのレジで生ビールを買いふと奥を見るとすぐそこにステージが。「えっ、あっ、マジ?」という広さのJIROKICHIなのでした。
    ステージと観客席の間に段差は無く、ステージ前には演奏側と観客側の境目代わりのようにステージの横幅一杯に10脚の小さな椅子が並び(その位、狭いステージ!)、その列が3列並んでいるのでした。
    丁度、30人分の椅子席は埋まった辺りの入場でしたから、椅子席のすぐ後でチャーのマイクスタンドの前を立ち位置としたのでした。マイクとその立ち位置との間は椅子3個分の3M弱でしょうか。このような場所で観ることが出来て私は幸せ者です。チケット、どうもありがとう。ちなみに私の後ろは人が2人か3人立てるかどうかの幅しかない通路のような広さですぐ壁なのでした。上手側奥にトイレがありそちらは奥行きがありそうでしたが・・・

    入場から1時間余りの定刻19:30きっかりに場内が暗転しステージ上手側の控え室から登場したチャーは爪を磨きながらまずは30周年のおめでとうのご挨拶。
    Smoky Medicineが解散した後、これからはクロスオーバーだとMad Brothers というバンドを結成し初めてのコンサートがここジロキチで、ドラマーがコンサートが終わった後にドラム・セットを片付けずに帰ってしまったことが原因で解散したエピソードなどを交えていたような。

    パンダ・ストラトを抱えアップテンポで"Come Together"と繰り返し歌うオープニング。するといきなりBeatlesの"Come Together"。私は25年以上の長い間、Bealesが好きで愛聴し続けているのですが、コピー・バンドは大の苦手。Beatlesの曲をコピーするバンドを生で観るよりもBeatlesの音源を聴いたり映像を観ている方が楽しめます。
    でもチャーの"Come Together"は凄く良かったです。昔も"Day Tripper"や"Tomorrow Never Knows"などをコピーしていますがチャーのコピーはオリジナルかと思えるほどブルージィで大好きです。まぁ好きなチャーが演るからBeatlesの曲でも良く感じるというのはあることでしょう。
    その後は"Nameles Land"、そしてテレキャスに持ち替えて"Unexpected"。"Black & Yellow"。

    続いて「えっ、ウソ?」というイントロで1981年は懐かしの"Hear Me In Heaven"。そして"Moon Beam"。「マジかよぉ」とつい思ったアルバム"OiRA"からの選曲。中でも感動したのは"Moon Beam"のイントロでのバイオリン奏法。ボリュームを0に落としカッティングしボリュームを上げるのですが、ボリューム0にした時のカッティングの音が生で聴こえたこと。この生音で本当、感動しました。
    おまけに"You Keep Snowin'"。興奮して曲が終わって周りの方々と「ヒュー、ヒュー」言っていたら「みなさん、溜まっているものがあるようで」というコメントがありました。「そう、チャー、溜まっているからヌイてくれぇ」と叫びそうになったけど下品かと思い留まるのでした。

    記憶ではここで"Future Child"でしょうか。"かげろう"、"空模様の加減が悪くなる前に"、"Endless Dream"もあったような。
    終盤にあったドラム・ソロ、最初はコージーパウエルの"Over The Top"みたいで良かったけど長すぎると感じてしまいました。もう少しコンパクトにカチッとまとめて頂いたほうが良かったです。
    "Save It for A Rainy Day"、"からまわり"と続き本編が終了したのでした。

    あっという間にアンコール。「アンコールは長いぞ」というMC中、観客の中に間抜けな事を言ってる奴がいるぞという感じでチャーがチラッと声の方を見て終わった「朝まで帰らんぞ」コール、それを叫んだのは私なのでした。ハズしたなぁ。
    そして始まったその曲は"Sunshine Of Your Love"。そしてTV CM「紳士服はるやま」で採用された新曲"No Generation Gap"。てっきり英語の歌詞でハードなノリかと思いきや"Share The Wonder"みたいなノリの日本語の曲なのでした。
    続いて"Purple Haze"、"I Got You"("I Feel Good"?)、"Cross Roads"、"Born To Be Wild"。

    この辺りで椅子席の更に前で床に座り込んでいた女性からの「今日は私の誕生日」という声を受けチャーから"Happy Birthday"の歌を。
    おまけにバンドをバックに"2918"を歌う彼女でホールでのコンサートでは考えられにくいライブハウスならではの出来事なのでした。お誕生日、おめでとう!
    残念ながら途中でムスタングを手にしたけど、今日は違う気分とのことでムスタングを手放したのでした。もしムスタングを手にし続けたならばどのような曲を演奏したのでしょうね。

    最後はレゲエ版"Smoky"、"All Around Me"、"Apple Juice"などで22:30頃に幕を閉じたのでした。"Falling Star"も演奏したかな?。
    3時間のコンサートはスマップみたいで嬉しいです。あっという間の3時間なのでした。

    さてここ数年間のコンサートでは1977年1978年頃の楽曲を演奏する機会が多かったのでいつかは1980年頃の楽曲を演奏する日が来てもおかしくありません。
    場内で配られていたチラシの中にステージを設営中の白黒写真に

    FREE SPIRIT 1979.7.14
    Johnny,Louis,& Char
    今や伝説となった日比谷野外音楽堂でのフリーコンサート。完全収録盤として奇跡の復活!

    とプリントされたチラシがありました。
    あぁそうか、今年は79年 7月14日のFree Spirit at 日比谷野外音楽堂から25周年。その25周年を飾るに相応しいライブハウス・ツアー。そして今年は94年 9月17日のFree Spirit '94 日比谷野外音楽堂から10周年。
    '80年頃、レコードが磨り減るほど聴き倒した懐かしい曲を演奏してくれるのは嬉しい、コピー曲の連発も嬉しい、狭い処で近距離で演奏する姿を観ることが出来るのも嬉しい、狭い処で周りの方々と密着しながら観るのもライブハウスならではで嬉しい、嬉しいことだらけ。
    やはり1981年頃の懐かしの曲というだけで気分はやはり盛り上がってしまうのですが、"Unexpected"や"Black & Yellow"に新曲"No Generation Gap"の方が馴染めたような気がします。
    それはきっと私の中にある1981年"OiRA"当時のイメージに対し、当時よりも格段に凄くなったチャーは紛れも無く21世紀は「Bamboo Joints」以降のギター・プレーなので少しだけ違和感をおぼえたのがその理由だと思うのですが、その違和感こそがミュージシャンとして成長し続けるチャーの魅力であると思います。
    21世紀のチャーが20世紀の曲をどのように表現するか、またそこが今後の楽しみでもあります。

    この記念すべき25周年を終えたら30周年、35周年に向けてコンサート・ツアー"Mr.70's - You set me free -"を上回るコンサートを改めて待ち望むのでした。


     




    04年7月7日(水) DVD "No Generation Gap"


    "You Set Me Free"をBGMにオープニングの静止画だけでドキドキ。 マッチレス・アイコンのメニューも良い。ちなみに"No Generation Gap"のイントロのリフが延々と流れているのですが44小節分ロールで構成されているのですね。

    "No Ganeration Gap"、04年6月24日(木)の高円寺JIROKICHI 30th LIVE!! Sounds Of Superstarsで観た時は「イマイチ」と思ったのですが、イントロのスライド・ギターからしてカッコイイです。
    AIはもう少し音域が広いというか高い方が気持ち良いかもと思いながらもAIの歌があるからこそこの曲もメリハリがありかっこよく聴こえます。AIを共演させたのは成功ですね。
    チャー以外の演奏は打ち込みだと思う"Share The Wonder"よりもバンドによるレコーディング?のためかハードに聴こえる"No Generation Gap"ですが楽曲としては"Share The Wonder"の方が優れているかも。しかしバンド演奏サウンド、映像付き、そしてAIとのデュエットが成功して見応え聴き応えある作品になっています。
    それにしてもチャーのスーツ姿はかっこいい。そしてライヴ映像もかっこいいです。


    AIに提供した楽曲"Breathe"のスタジオ・アンプラグド・ライヴ。耳元で演奏しているような良い音。


    Guitar Solo Collection
    画面"Main Menu"のアイコン"All Play"で流れるのは画面"Guitar Solo Collection"のアイコン"DIGEST"の内容でしょうか。画面"Guitar Solo Collection"のギター毎にあるアイコンから再生するとアイコン"DIGEST"とは違う映像が楽しめるのですね。
    アイコン"DIGEST"、一言一言が面白いです。
    Gibson Lespaul Special Bob Marley Modelで「失敗。」

    EPIPHONE G-400 Xtreme-Fで「この位にしておこ、こいつは」。それにしても似合わないというかギター自体がカッコワルイ。

    傷だらけのFender Stratocaster, Burgandy Mist Metallic,early 1960's。それに対し「若くて嫌だ」の白いFender Stratocaster。

    NAVIGATOR Char II/CM-200というのは懐かしい。

    動くチャーとしては初めて観たギターGIBSON SG Special。

    ここでAIが登場し赤いMUSTANG。「音がちゃんと出ていない」でチャーがボディをゲンコツでボコボコしたり、モザイク入りZEMATIS Shell Topをかつがせる時に「何でオレがこんなことしなくてはいけないのだ。娘がいたらこんなことさせるのかな。」というところが愛らしい。

    70年代初頭にこの形のギターを弾くエリッククラプトンの写真を思い出したGIBSON Firebird 76。

    白のFENDER MustangからFENDER Electric XII。「観る側は弾いてもらいたいだろう」でMOSRITE Ventures II。うーん、これを期待するのは50歳代?。

    GUYATONE LG-80T。匠の音はは道具に左右されません。ここでピンクのハートをクックすれば口にガムテープで「ギター1本くれ」かぁ。オイラも欲しいぞ。

    最後はレコーディングにも使用したというGUITAR-R-US Telecaster Type。

    ギター毎のアイコンはギターと手の動きに着目した映像で、Gibson Lespaul Special Bob Marley Model、Fender Stratocaster, Burgandy Mist Metallic,early 1960'sにピチピチのFender Stratocaster。
    ワウを踏む足元の映像付きのNAVIGATOR Char II/CM-200、GIBSON SG Special、GIBSON Firebird 76、Fender Mustang、MOSRITE Ventures II、GUYATONE LG-80T、GUITAR-R-US Telecaster Typeと続くのでした。
    手の動きとフレーズを楽しむならばギター毎のアイコン、チャーを楽しむならばダイジェストですね。

    それにしてもチャー、頑張ったねぇ。「あー面倒くせぇ」と言いながら楽しく弾いてくれています!。いつもながらファン思いですね。


    特典映像は"Water Business"、"Long Distance Call"、そして"Jay"。

    いつもの打ち込みによるシングルCDとは違うラウドなサウンド。ライヴな映像付きDVD。久々に頑張ったシングルではないでしょうか。




    04年7月25日(日) Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜


    真夏の太陽の日差しの中、やってまいりました日比谷野外音楽堂。
    14:45頃に入場するとステージではオーストラアの原住民アボリジニの楽器デジュリドゥ(という名前だったような?)をパーカッションと共に演奏し開演前から楽しませてくれます。これは凄かったです。もった早く入場すれば良かったと思う位に良かったです。
    アボリジニイの世界に浸りながら1杯目のビールを飲み終わったきっかり15:00に司会の林家こぶ平とアシスタントが登場し、本日のコンサートの主旨と第1セットのメンバーを紹介しさっそく演奏が始まります。

    まずは鮎川誠(Vo,G)が登場。何とこの暑い中、スーツ。これがお洒落というものでしょう。2曲目は見慣れたレスポールに持ち替えましたが最初はストラト抱える姿に違和感を覚えたのでした。せっかくならばシーナも連れてくればと思うのでした。
    そして入れ替わりで永井ホトケ隆(Vo)が登場。これまたこの暑い中、スーツ。お洒落です。

    きっかり50分の演奏の後、機材交換を兼ねた10分間の休憩で16:00には第2セットが始まります。
    トンボも飛び交う夕暮れ時に登場したのは宮本mimi典子(Vo)。白のアフロヘアに白の衣装でソウルフルにカラオケで2曲ほど。
    そして入れ替わりで金子マリ(Vo)が登場し森園勝敏(G)などのバックで2曲ほど歌うのでした。

    きっかり50分の演奏の後、機材交換を兼ねた10分間の休憩で17:00には第3セットが始まります。
    坂田明(Sax)、梅津和時(Sax)、そして山下洋輔(Pf)など生で演奏を観るのは初めてだったので嬉しかったです。山下洋輔(Pf)のソロでピアノの弦を切ってしまったりピアノを壊すような伝説を密かに期待したのですがそのようなことはお預けなのでした。

    山下洋輔(Pf)と木村充揮(Vo,G)のユニット。そして最後のセッション"サマータイム"にはやられましたです。

    きっかり50分の演奏の後、機材交換を兼ねた10分間の休憩で18:00、お待ちかねの第4セットです。
    まずは司会の三平が出てきてオーナーの荒井ABO誠(Didge)にインタビューしながらメンバーを紹介。ステージに近藤等則(Tp)、小島良喜(Pf)、近藤房之助(Vo,G)、エレクトリック・バイオリンなどが登場します。
    第4セットの前半は近藤房之助(Vo,G)中心かと思いきや1曲目はオーストラリアの原住民アボリジニイと都会の片隅のクラブで毎夜繰り広げられるフリージャズの融合。薄暗いレコード喫茶の片隅で黙って音に浸る気分でしょうか。それにしても長かったです。30分位演奏していたような。

    そして後半、まずは近藤房之助(Vo,G)の世界で"ダンス地獄"を。近藤(Vo,G)に近藤(Tp)が絡む絡む。まさに爆裂の第4セットです。
    いよいよお待ちかねのチャーが登場。うーん、やはりこの人、華があります。ステージ上で一際輝いています。パンダ・ストラトでリフを弾きながら「30年前、アマチュアの時に出てから世話になった」という挨拶から「高円寺、ジロキチ」と繰り返し歌いながら場内を盛り上げます。
    場内もほぼ立ち上がった頃合いで宮本mimi典子(Vo)と金子マリ(Vo)をコーラスに招き入れ始めた曲は"Hold On I'm Coming"。
    続いて始まった曲のイントロ。何かと思えば歌いだしてわかった"Cross Roads"。うーん、正直、面白くない選曲かな。でも小島のキーボード・ソロ、エレクトリックバイオリン・ソロ、そして近藤のトランペットの絡みもありいつもの"Cross Roads"とは一味違い面白かったです。
    近藤房之助(Vo,G)の歌で久しぶりにチャーと"Traveling"(「"One Way Out"(だっけな?)」は誤り)を。近藤のトランペットの間奏、チャーのギター、最後はチャーと近藤のギターで絡み合い、本日のコンサートの本編の最後を飾るには最高の選曲に最高の演奏だと思いました。

    ところが第4セットはこれで終わることはなかったのでした。私が思うにこの時点で第4セットを閉めて、ここから先はアンコールという形にした方が演出的に良かったように思います。
    ということで荒井ABO誠(Didge)がオーストラリアの友人Mick Martin(Vo)を紹介。ウーン、いいんだけどね・・・チャーもバックでチャッチャカとギターをカッティングしていましたが、正直、歌は上手くないし、曲にも魅力を感じないのでした。
    そして本当に最後の曲でこの日のために創った曲"友情"を皆でセッションが始まるのでした。ここでチャーはギターを外し下手側PAスピーカー裏の壁際で皆の演奏を見守るのでした。この曲は森園勝敏(G)がギターを弾いていたように記憶します。でも演奏は始まるも歌の担当である宮本mimi典子(Vo)と金子マリ(Vo)が歌詞カードが準備されていないため歌えず。マリが「誰か今日のパンフ貸して」で観客からチラシを受け取り木村充揮(Vo,G)が歌い始めるのでした。そうそうこの時、シーナも登場しコーラスをつけるのでした。
    曲も一旦終わり再び曲"友情"の演奏が始まった頃、チャーは下手側にステージを降りるのでした。"友情(reprise)"が演奏される中、オーナー荒井ABO誠(Didge)のご挨拶。でも長い長いrepriseで最後のほうでもう一度、ステージ上に表れるチャーなのでした。
    記憶ではここで19:30頃、約4時間30分のコンサートなのでした。


    5000円でこの出演者の数。当然、チャーの出番は2〜3曲。費用対効果を考えると悩ましいところでチケットを買って行くかかかなり迷いました。
    でもジロキチというライブハウスの30周年のお祝いコンサートとして良かったと思いました。
    ただ大人になり家庭を持った昔は若人が大勢駆けつけ皆でお祝いし楽しみに来られたためでしょうか。子供も目立ちました。でも私ならばせめて中学生以上の年齢、そしてロックやジャズが好きでないならば子供はコンサートに連れてこないぞとその光景を見ながら改めて思うのでした。

    最後にジロキチ30周年おめでとうございます。




    04年7月30日 Char WOWOW「フジロックフェスティバル at 苗場スキー場」放送


    ホワイトステージでの演奏から"からまわり"が放送される。この夏のコンサート・ツアーの一コマ。何でしょう、余裕で見せるこの凄い演奏。

    夏の晴れた午後の昼下がりの野外ステージ。いつの日か私も行ってみたいと思うのでした。でもチャーの出番まで待ちくたびれてしまうかな。




    04年 8月13日(金) Char SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送


    20:30頃の"Purple Haze"から"からまわり"に。間奏を弾きながら残り時間はどれ位と腕時計を覗く処が笑えます。




    04年 8月14日(土) 三人の侍 SkyPerfectTV「Rising Sun Rock Festival 2004 at 北海道石狩湾新港樽川埠頭横野外特設ステージ」放送


    22:00頃の奥田民夫、山崎まさよし、チャーによる三人の侍。
    1曲目はアコギ3本で"三人の侍のテーマ"を。
    2曲目はチャーのバンドでBeatlesの"Come Together"。ボーカルはチャー、山崎、奥田の順番で歌う。




    04年9月11日(土) Char 「横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田」 at 国立競技場


    なるべく正面で観たいと思いながらも当日券はSS席5500円、SB席4500円、Sブロック席3500円、自由席2500円。5500円と2500円の違いは大きく圧し掛かりますがメインスタンドの前にステージがあるならばと覚悟を決めてチケット販売窓口で

    「チャーのライヴのステージはどこになりますか?」

    と尋ねたところ、
    国立競技場

    「マリノス側のこの辺り(補足:上の図の太い←が指す黒四角の位置)と伺っておりますが、どちらを向いて演奏するかはわかりません。」

    とのこと。これはとピピッで

    「自由席をお願いします。」

    3000円浮いたなと思いながら入場しようにも入場口の前は長蛇の列。初めてのサッカー観戦のため何故故に列になるのか勝手がわかりません。既に時計は14:20近く。開演は14:55までに入場出来るの?と心配になりましたが、無事14:30過ぎた頃には入場出来たのでした。
    長蛇になるその理由は入場時のカバン・チェック。カンやペットボトルは持ち込み不可ということで私も買ったばかりのペットボトルのウーロン茶を紙コップに移すのでした。

    ステージはマリノス側の自由席。チャーはマリノスの応援しようと演奏する、ということはマリノス・サポーターに向かって演奏するはずとブルーに染まるスタンドの中に点在する空席の一つを陣取るのでした。
    もしや小嶋を呼んで"A Fair Wind"を演奏してくれないかと期待したのですがステージ上にキーボードは無くツアー中のトリオ・セット。チャーのギター・ケースは1つで白ムス、気絶ムス、ピンク・ストラトが収められ今日も主役はパンダ・ストラト。

    そして迎えた14:55。マリノス側自由席の後ろにオーロラヴィジョンのスクリーンに流れる"Smoky"のプロモーション・ビデオ。MCがチャーを紹介すると上手のステージを指す太い矢印を駆け足でステージに向かいます。

    チャーの井出達は背番号12でCHARとプリントされたマリノスのユニフォーム。ベースの澤田もドラムの嶋田もマリノスのユニフォーム。
    ローディからパンダ・ストラトを受け取り一言話した後、始まったその曲は何と"Pink Cloud"。パンダ・ストラトとマッチレスが奏でるギターは太い。懐かしさがこみ上げます。

    2曲目は新曲でしょうか?。キーボードがいない分を補うようにギターを弾きながら歌うトリオでのチャー。
    時々スモークでステージが見えなくなります。ふと後ろのスクリーンを見上げると演奏するチャーの姿が映っています。今日の試合はNHKが生放送するみたいですがチャーのステージは写るわけないのだろうなと思うのでした。

    3曲目は"Purple Haze"。間奏ではいつものようにジェフベックのフレーズを織り交ぜます。正直、最近のチャーは何故コピーをよく演るのだろうと思うのでした。チャーが演奏したいのでしょうか。ジミヘンのようなコピー曲を演奏するファンの期待にチャーは応えているのでしょうか。私はジミヘンのようなコピー曲よりもオリジナル曲が観たかったです。コピーよりもオリジナル曲をやってくれよぉ。
    途中でマリノス・サポーターを煽り「ボーン、ボーン、ボーン」。少しづつマリノス・ファンも声が出てきます。チャーは「ボーン」と言っていたののか「ゴーン」と言っていたのか?。ゴン中山はジュピロ。マリノスのスポンサーはANAにNISSANでゴーン社長のこと?。やはり「ボーン」だったのでしょうか。
    最後は"Introduction"をワンフレーズ織り交ぜて14:15頃。20分弱のステージが終了しチャーは駆け足で退場するのでした。

    ステージの撤収を見届けファンでもない私がサポーター席にいるのは失礼と席を後にするのでした。
    そしてキックオフ少し前の16:00頃、場内に"A Fair Wind"が流れ選手が子供たちと手を繋いで入場して試合が始まるのでした。
    ところで何故故に子供たちと手を繋いで入場するのでしょうね?。何か不思議な気がしました。今日は特別?、それとも世界選手権のような試合もそうなのでしょうか。
    空席が目立つSB席の上段の自由席で、ノンビリとサッカー観戦しながらこういうプロの試合を生で観るのは60年代末か70年代初頭に少年ドラゴンズに入会し巨人戦以外の試合を中日球場の外野席で観て以来かもしれないと小学生の頃を思い出すのでした。




    04年9月12日(日) Live Tour 2004 "No generation Gap" at 日比谷野外音楽堂


    いよいよツアー・ファイナルのこの日。ピンク・ストラトを抱えアップテンポで"Come Together"と繰り返し歌うオープニング。いきなりマグネシウムが爆発したのにビックリです。こんな演出、昨今、記憶にありません。
    続く"Nameles Land"も絶好調。ギター・プレーの凄さ、ギターの音色の良さ、喉の調子も絶好調。
    本編は04年 7月25日(日) Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜と同じセットリスト(かな?)。
    密かに昨日の国立競技場で演奏された曲"Pink Cloud"をバンドPink Cloud以外のメンバーでこの野音で演奏されるかと期待しましたが曲"Pink Cloud"は演奏されずに終わったのでした。残念!

    これだけ演奏が凄いと重箱の隅を突っつくような感想になります。
    "Hear Me In Heaven"、間奏のギターとベースの絡み。チャーが右手で澤田にどうぞポーズして奏でられたベース。久々に澤田とマーちゃんを比べてしまいました。チト、切れが無かったですね。
    嶋田のドラム・ソロ、和太鼓?のようなスティックさばき。やはり長いなぁ。
    和風のパワーのあるリズムを刻むところなど70年代の邦楽ロック風でJLCの曲などを再演するに良いかもしれませんがアルバム"Sacred Hills"の曲は合わないかも。

    1回目のアンコールでA.Iが登場。チャーの「何か子供が付いてきた」に対しA.Iが「すみません、付いてきちゃいました」と小さくなっていたけど、チャーがギターをジャーンとやった瞬間、「Yeah!」。おーその切り替えがかっこいいです。
    そして"No Generation Gap"を。04年 7月25日(日) Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜ではチャーが一人で歌いましたがこの曲はA.Iあっての曲ですね。DVD "No Generation Gap"と同様、凄い歌声でした。
    昨今、2000年のSpecial Liveなどでクリスタル・ケイやSAKURAなどと共演していますが、A.Iが一番のヒットかもしれません。
    "Hallelujah I Love Her So"、そして"5人バンドでお馴染みの"Come On Everybody"を歌いステージを後にするのでした。うん、満足!。

    "Apple Juice"、そして昨日の国立競技場でも演奏された新曲。この新曲はJimのドラムの方が良いかも。
    "Natural Vibration"、途中でレゲエ調になったので04年 7月25日(日) Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜のように"レゲエ版Smoky"に繋げるかと思ったのですが、再びいつもの"Natural Vibration"に戻るのでした。

    これでもう終わり、今宵も満足だと思ったら最後に竹の子が出てきました。その竹の子ですが、井出達が地元のお祭りというより特攻服を着込んだ暴走族風で物凄く格好悪い。でも盛り上げ方は上手い。曲が始まるまでの前説までで終われば最高だったのに。
    "You're Like A Doll Baby"の曲の間中、竹の子が入れる合いの手は曲に合っていません。後半は下手側に寄ったので意識的に視界から竹の子を消したのですが"You're Like A Doll Baby"の曲の間中、合いの手を入れ続けるその声は消すことが出来ず勘弁して欲しかったです。はっきり言って邪魔!。
    残念ながら今日の竹の子は第11回 北沢音楽祭 at 北沢タウンホール01年10月31日 The 25th Anniversary Live Tour "Bamboo Joints" at 武道館03年5月20日(火) Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYOと違い単なる素人のヤンキーで、そのヤンキーが突然お祭りの催しに乱入し邪魔したような感じでした。
    チャー、これでは単なる親バカです。竹の子を出すならA.Iと同様に竹の子を前面に出すべきです。前面に出せないと思うのならばステージに上げる必然性は無いと思います。演奏するチャーを観ながら親バカだと思うのでした。

    終演し、客電も付き、退場を促すアナウンスを聴きながら色々と思い、仕方がないそろそろ退場するべぇと周りを見渡すと殆どの方がもういないのでした。出遅れ。


    さて今回のトリオ・ツアー。キーボードがいない分、ギターで埋めています。だから弾きまくりで嬉しい。
    澤田のBass、嶋田のDrというトリオ・バンド。このメンバーでの初演である03年5月20日(火) Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYOの時からこのバンドの印象を一言で言うと「華が無い」ですね。何かチャーとそのバックという感じ。
    Jimや小嶋などとの活動を中心に、音楽のヴァリエーションの一つとして時にBAHOをやったり、ソロをやったり。更にその一つとしてトリオというバリエーションを加えたのでしょうか。
    「えーこんな懐かしい曲をやるの?」という驚きはあるし、若かりし頃に聴き倒した曲だから私の心が盛り上がるのは当たり前。でも何かスリルを余り感じないのでした。
    どれもこれもチャーだから最高級の処で善し悪し・好き嫌いを言っているだけの話なのですが30周年、35周年に向けてコンサート・ツアー"Mr.70's - You set me free -"を上回るコンサートを改めて待ち望むのでした。



    04年9月19日(日) ジョー山中 "Joe's Bag" at 川崎クラブチッタ


    迷うなら行くべしと今宵も野暮用を切り上げて川崎へ。開場時間の17:00を30分以上過ぎた頃に着けどいまだに開場されていない模様です。窓口で当日券を買い求め開場を待つ列の最後尾に並びます。
    場内に入ると前半分はテーブルが20卓ほど並び予約席みたい。後ろ半分に椅子が並びポツポツ空席。後ろの方に空席を見つけて開演を待ちます。関係者席?が前で一般客が後ろというのも珍しい。
    17:40頃に開場し開演は18:20頃だったでしょうか。和太鼓が打ち鳴らされバンドが登場し始まったその曲はフラワートラヴェリングバンドの曲かな?。"SATORI"かな?。
    正直、ジョー山中と言えば角川映画「人間の証明」のテーマ曲、70年代後半頃、邦楽ロック上の伝説のバンドなるフラワートラヴェリングバンドのアルバム"SATORI"を聴いた位でしか知りません。
    しかし60歳近いとは思えないジョー山中の細身の体にその声にビックリです。
    バンド・メンバーで音楽プロデュースのミッキー吉野。03年5月20日(火) Break The Rules "LEVI'S LIVES" at ZEPP TOKYO以来に観る久々のミッキーのプレーは相変わらず凄いです。その存在感に圧倒されます。
    知らない曲ばかりですがジョーの歌は聴かせてくれます。

    数曲演奏された後、最初のゲストで亀渕友香とVoice Of Japan。このVioce Of Japanなる12人くらいの男女の歌声が凄い!。エレキもぶっ飛ぶそのコーラスのパワーに圧巻されました。
    その後もエディ藩、シーナと鮎川誠などゲストを交互に招き入れながらステージは進みます。

    そしてトイレ休憩も終わりジョーが再び登場。そしてステージに招かれるチャー。ジョー曰く「チャーが高校生だった頃、1度バックをやってもらった」とのこと。
    チャーのObationとミッキーのピアノをバックにしっとりと"人間の証明のテーマ"を。

    再びバンドに戻り"Just Me Woman"。以降、チャーはパンダ・ストラトを抱え最後までステージを務めカッティングも間奏におけるギターソロも一際大きい音なのが嬉しいです。チャーの立ち位置は珍しく下手側。

    "ムーチャクーチャ"。チャーは前に備えられた譜面台の譜面を見ながら演奏。1曲演奏が終わるたびに一番上に重ねられた譜面を一番後ろに置き換えるその姿にバックミュージシャン時代を想像してしまうのでした。
    その後はジェイムズ・ブラウンの"男の世界"やオーティスレディングの"Rock Of The Bay"など。譜面を見ながらCoolに弾き続けるチャーの姿を以前、観たことがあるなと考えてみると99年9月22日 大木トオル 30th Anniversary at 東京厚生年金会館以来かもしれません。

    不良少年「ゼロ」?をステージに招き入れます。ジョーも見上げる背が高い西洋人?の井出達。ジョーの息子?、英語でHipHopを。一見、やる気が無いと言うか恥ずかしいのか淡々とラップし続けます。
    チャーも04年 9月12日(日)の日比谷野外音楽堂で竹の子をこのような形でステージに招けば良かったのにと改めて思うのでした。だってテーマが"No Generation Gap"だったわけですから。
    曲が終わり「悪いことばっかりしないで頑張れよ」というジョーの送る言葉にチャーが一言「(ジョーに)言われたくないよね」だって(爆笑)。

    そして"To The New World"などでエンディングを迎えアンコールで内田裕也の登場。生で観るのははじめてのユーヤで曲はもちろん"Johnny B. Good"。50歳近いチャーもこのメンバーに囲まれると若造という感じです。
    シーナも鮎川誠もエディ藩も出てきてセッション大会。リズムに合わせてメンバー全員で右を向いたり左を向いたり上げたり突き出したりとチャーも楽しそうにポーズを決めるのでした。
    そうこうするうちにステージ上にふっくらした温和な顔つきのオッサンがノロノロと出てきます。誰かな?このオッサンと見ればなんとルイズ・ルイス加部ことマーちゃんではありませんか。
    ギターを弾くチャーと笑顔で挨拶。チャーの背後から肩を揉んだり。
    ユーヤもステージを降り次の曲が始まる時、マーちゃんもギターを弾きたそうでステージ上をノロノロしますがお連れの方に袖の方に引っ張られながらノロノロと消え去るのでした。ウーン、JLCの再結成、夢を壊さないでくれたチャーにホッとするのでした。チラシに「Golden Cups再演」とありましたが演奏の方は大丈夫なのかなと思ってしまうのでした。

    そして"Stand By Me"。ジョーが観客席に降りてきてコーラス大会。ステージに戻ったジョーは赤ん坊を抱えています。お孫さん?、まさか実子ではないですよね。
    ミッキーのピアノをバックに1曲歌った後、再びチャーを含むメンバーが再登場し"Woman"を。 明日も朝が早いと9:30頃に迎えた終演と共に速攻で会場を後にしたのでした。
    60歳近いジョーに50歳近いチャーと格好良く歳を重ねる二人。
    日中の野暮用は終わらないし当日券チケット代7000円に最後まで行くかどうか迷い続けていたのですが、今宵も行って本当に良かったと思うのでした。




    04年 9月20日(月) 15th Anniversary special SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2004 at 日比谷野外大音楽堂


    主催者のサイトを確認するとチケットは売り切れとあります。しかし野暮用で祝日の今日も都内にいるわけで当日券を期待して野音に行けば5300円で販売中。既に開演時刻である15:00も過ぎ場内からはトップバッターの女性の歌声が聴こえてきます。そしてかなり迷いに迷い・・・

    日もすっかり暮れた18:15頃、機材の設置も終わりいよいよチャーの登場です。
    パンダ・ストラで"赤とんぼ"をギターで爪弾いた後、バンドで"I Got You"("I Feel Good"?)のコード進行でImprovisation。また今回もコピー曲中心かと思いきや"Hear Me In Heaven"へ。死んだ人への歌から生まれてくる子供への曲"Future Child"と泣かせる選曲で嬉しいです。

    ギターを"Zemaitis 1981(Shell Top)"に変えて"No Generation Gap"のリフを。もしや今宵もA.Iの登場か?と期待した通りに出てきて歌ってくれました。やはりこの曲はA.Iあっての曲ですね。
    続いて04年 9月12日(日)の日比谷野外音楽堂でも演奏した"Come On Everybody"を。

    そして気絶ムスで"Natural Vibration"。コーラスはどうしても金子マリと比較してしまうのですがA.Iも極太でいいじゃないですか。若干キーが合わないかな。あとは経験か遠慮は無用だで歌えばもっと良くなるように思うのでした。
    レゲエな間奏の後、グニュグニュの箇所でチャーとA.Iは何をしてるかと思いきやA.Iにアームをグニュグニュさせようとしているのですね。後日、テレビ放送を見直すとA.Iがアームをグニュグニュする向きが違っているのはご愛嬌。




    04年10月1日(金) DVD「日産自動車 Dual Feel」 include New Song "One More Mile"


    メーカーのWebサイトでWebドラマとのこと。今もネットに電話回線のダイアルアップ接続する環境でドラマを視聴するというのは神業なので縁遠い世界です。
    しかし重いフラッシュコンテンツを我慢しながら何とかオリジナルDVDの申込だけは行いました。先着5万名だったと記憶しますがそのDVDが届きました。ありがとう!

    小西真奈美はTBSのドラマ日曜劇場「オレンジ・デイズ」で知ってるぞ。
    チャーの演技、演技「だね」。
    殆どのセリフが痒いのですが、DJブースでゲストの小西真奈美の仕草を見るチャーの演技は良かったです。
    演奏時のトークはいつものコンサートでのMCと全く同じノリ。やはり同じ演技でもギターを持った時の方が流暢です。

    思わず照れて噴出してしまいボツとなったシ−ンなどMaking映像などがボーナス・トラックとして収録されていれば更に嬉しいところです。全てをワン・テイクで「もう1回いきます」という声は無くボツ・テイクが無かったのかな。

    メッセンジャー、21世紀はインターネットのNiftyですが20世紀の'95年頃はパソコン通信のNiftyで言う処のチャットでしょうか。'95年頃までは私も掲示板やチャットというものを楽しみましたが'96年からは縁遠い世界。
    でも丸の内の超忙しいOLに扮する小西真奈美とチャット出来るならばまさにビール好きの「ピッチピチの短パン穿いた小太りの中年オヤジ」もチャットしたい気にもなります。

    ドラマ内でオークションで手に入れたギターに弾かされた曲"One More Mile"、これは04年 9月11日(土) 「横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田」 at 国立競技場の2曲目、04年 9月12日(日) Live Tour 2004 "No generation Gap" at 日比谷野外音楽堂のアンコールで演奏された曲ではありませんか。
    やはりこの曲も96年頃にJimとのセッションで創った曲だと思うのですがいかがでしょう。
    "One More Mile"が収録されているだけでこのDVDは宝物です。




    04年11月?日(?) Paul Jackson アルバム「PJACKED!!〜Live At 251 Club In Tokyo〜」


    2004年秋頃、Paul Jacksonのオフィシャルサイト「http://www.pauljackson.jp」において定価2500円で通信販売されていたアルバムである。
    その内容は96年4月20日21日に下北沢にあるクラブ251で行われたEast Bay All Starsの2日間のライヴから選曲されたアルバムである。

    East Bay All Starsのメンバーは
  • Char(Guitra)
  • James Levi(Drums)
  • Rodney Franklin(Keyborads)
  • Paul Jackson(Bass)
    である。

    メンバーも慣れ遊び心がより芽生えた2日目の4月21日の演奏よりもまとまりがある初日の4月20日で構成しようとしたが、オープニングの"Slick It"のみは演奏が良い2日目の4月21日から収録している。

    No.曲名コメント
    1.Slick It 4月21日のライブから。
    ウォーミング・アップのジャムの中、Paulがメンバー紹介を行い1曲目はファンキーなインスト曲。
    2.Hotel Domingo4月20日のライブから。
    3.Tiptoe4月20日のライブから。
    4.Cantalope Island4月20日のライブから。
    当日の会場ではキーボードのストリングにエレピの音が埋もれていたが、このCDではエレピの音が全面に出ている。
    5.Valdez In The Counyry4月20日のライブから。
    3分以上に及ぶキーボード・ソロ、3分近くに及ぶギター・ソロ、3分近くに及ぶパーカション・ソロなど楽しい演奏である。
    6.Merry-Go-Round4月20日のライブから。
    PsychedelixやCharソロと異なるジャズ側のリズム隊のため曲調、チャーの歌が艶やかで色っぽい。



  • 04年11月7日(日) Single CD 「横浜F・マリノス チームイメージソング "45 Over Drive"」


    11月6日(土)に横浜国際総合競技場にて開催予定のJリーグセカンドステージ第12節 「横浜F・マリノスvsジェフユナイテッド市原」戦の競技場内ファンクラブブース及び競技場内売店にて販売で購入しようとも思いましたが競技場に入るには入場料がいるし、試合を観る時間的な余裕もありません。
    そこで翌7日(日)からチームオフィシャルショップでも販売とのことで野暮用ついでに横浜駅で途中下車し、駅前のサッカーショップKAMO横浜駅前店で購入。
    もちろん生写真付きで04年 9月11日(土) 「横浜F・マリノス vs ジュビロ磐田」 at 国立競技場でのスナップなのでした。嬉しい!

    F・マリノスのサッカーのイメージと横浜の街をイメージして作り上げた躍動感溢れるロックナンバーとの"45 Over Drive"。何故ゆえに「45」?。45歳?、シングルレコードの回転数?。まぁいいんじゃないかなという感じでJimと小嶋でのコンサート・ツアーで是非とも演奏して欲しい曲です。

    さて気になるのはカップリング曲のLive Versionの"A Fair Wind"。この曲を目的に買ったと言っても過言でもありません。
    この曲は02年7〜8月に行われた2002 THE TOUR03年6月に行われたLIVE TOUR 2003で演奏されているのですが、さてこのテイクはいつの演奏でしょうか。
    私としては02年の何処かだと思うのですがいかがでしょうか。03年の時はもっと流暢というか自由なフレーズを奏でていたような気がしたからです。
    しかしテレビで放送された02年7月13日(土) 2002 THE TOUR at 日比谷野外音楽堂のテイクでも02年8月8日(木) 2002 THE TOUR at 渋谷AXのテイクでもないようです。
    とすると・・・ツアー会場から想像するとライブハウスならばZeppの何処か?。でもライヴ録音ならば外タレも含め定番の会場である8月3日(土)の大阪厚生年金会館でしょうか。8月3日(土)の大阪厚生年金会館、間違いない。

    と断言しましたが06年7月19日(水) アルバム 「SINGLES 1976-2005」のライナーノーツに記載されるレコーディング・データにて2002年8月12日の川崎クラブチッタでのテイクであることが判明しました。



    04年11月11日(木) BAHO Live Tour 2004 at 神奈川県 杜のホールはしもと


    新宿から京王線を乗り継いだ土地にある神奈川県橋本市。コンサート会場はその橋本駅前のビルの最上階にあるホールなのでした。
    リハーサルが延びたのか開演時間間近の頃に開場。
    入場してステージを観て驚いたのがパーカッションのセットがあることでした。「奏者は誰かな、もしかしてマック清水?」なんて勝手に期待するのでした。
    そしてステージのイスとモニタースピーカーの所にマイクスタンドが無いこと。「もしかしてゴンチチ?」。でもゴンチチもMCのためにマイクはありますね。

    そして開演時間も15分位遅れての19:30頃に弦楽四重奏の"Purple Haze"が流れいよいよ場内も暗転し開演です。
    上手から鼈甲の伊達メガネをかけたチャーが、下手から石ヤンが厳かに登場しBAHO Tour"BAD HOT SHOW"でお披露目されたチャーは6&4&2弦を、石ヤンは5&3&1弦だけのギターで"禁じられた遊び"を。
    一旦、ステージを下がる二人。下がりかけたチャーは途中で引き返しリズムボックスのスイッチをオン!
    リズムボックスのリズムが奏でる中、ステージ上はイスの位置を移動しマイクスタンドを設置したりと大忙し。

    そうこうするうちにオッサンなパーカッショニストが登場しコンガを叩き始め、いつもの井出達で二人も登場し始まったその曲は"Bad Hot Show"から"アミーゴ"。そして"Midnight Shuffle"。パーカッションが入り黒っぽさが強まり本当に久々にBAHOっていいなと心の奥底から思うのでした。
    ちなみにそのパーカッショニストは初期BAHOに欠かせないマック清水なのでした。

    久々のBAHOということでBAHOの生い立ちなどをネタにしたMCをはさみながら"スイングジャズ風ハードロック・メドレイ"、"ヴェンチャーズ・メドレイ"、もちろんミラーボールも登場する"グループサウンズ・メドレイ"などお馴染みのネタを。
    それにしてもチャーと石ヤンの歌は上手いです。二人のハーモニーにマックのコーラス付き。

    そして久々のソロ・コーナーで石ヤン、そしてチャー。チャーは会場からリクエストを募り"Restaurant"を。練習していたように上手いです。やるわけないよなって思っていた曲の一つだったから嬉しいです。
    気のきいたリクエストに直ぐに失敗したけど"Balcony"、更に"Scooter"とゴミ捨て場に捨てられていた「MATSIKO」と貼られたギターを拾ってきて作った4曲の話など演奏を織り交ぜながらチャーものっています。
    そしてカールスモーキー石井が作詞した"2918"を弾き語りで歌うのでした。

    ソロ・コーナーが終わると再びBAHOでNiel Youngの"Only Love Can Break Your Heart"をチャーが歌った後、再びマック清水が参加しリズムボックスも流しながら"Blackするほど悩ましい"など終盤に突入です。"ラ・ジ・カ・セ"、"Any Time"、そして"Happiness"ではチャーは白のフェンダージャパンのフレットレス・ベースを弾いてくれます。
    いつしか「欲しいものはバァホゥ」コールになり、チャーはマイク片手に観客席に降り最前列に座る男性客にマイクを向けたりして。
    そして「バァホゥ」コールの中、メンバーはステージを下がり本編は終了するのでした。場内はそのまま「バァホゥ」コールでアンコール要求。

    「バァホゥ」コールの中、アンコールで登場した3人は"Hapiness"から"Uncle Jack"を演奏したような気がします。 新春ツアーの後のチャーはこの夏のLive Tour 2004 "No generation Gap"のトリオ・バンドで79〜83年頃を、そしてこのBAHOで88年〜92年頃をAnthologyしているような気分になってしまいました。
    それにしても、ここ数年間のBAHOはココアみたいな甘さを感じてしまい好きではなかったのですが、今宵のBAHOはマック清水が久々に参加しているためかBAHO初期のような黒さを感じることが出来て久々に「あぁBAHOっていいなぁ」と思わせてくれました。

    2回目のアンコール。なんと金子マリが飛び入りでBAHOとマック清水をバックに1曲を歌います。本当に突然来たという感じでバックも手に提げたままの登場で歌う時は床にバックを置くのでした。

    そしてチャーが漢字を、石ヤンがひらがなで歌い分ける"上を向いて歩こう"を。間違えたりするのはご愛嬌。二人の声の調和はまるでBeatlesのJohnとPaulのハーモニーのように聴こえてしまうのでした。
    おまけに男子は漢字、女子はひらがなでBAHOの演奏をバックに"上を向いて歩こう"をフルコーラスで観客が歌うのでした。鍵無しっ子(音痴)な私は少々困ったチャンになるのでした

    最後に"Baho's Rag"を奏でて今宵のコンサートも終わりを迎えるのでした。




    04年11月20日(土) Johnny,Louis,&Char CD BOX「Free Spirit 1979.07.14」


    土曜日の昼下がり、うたた寝しているとピンポン・ピンポンと玄関のチャイムを鳴らす音。「うるっせいなぁ」と無視を決めつけると更にピンポン・ピンポン。仕方が無いから確認したら宅配便で「私宛?、差出人はディブス?」でもう一度寝るのでした。

    数時間後、というか夜になって目覚めて封筒を開けパッケージを暫し眺めます。そしておもむろにビニールを破り捨てCDを流しながら写真集を眺めればそこは想像を膨らませに膨らませた日比谷野外音楽堂。
    ゴダイゴとのツアー終了し、最後の「夜のヒットスタジオ」の出演、そして時に雑誌に掲載されるインタビュー記事を最後にお茶の間から消え去った後、月刊誌ヤングギターでカルメンマキのバックでギターを弾いている記事までチャーの記事は無かったように記憶しています。
    地方に生息していた当時、チャーが野音でFree Spiritを行ったことを知ったのはずっと後になってからでした。
    そのせいか79年7月14日 Free Spiritというコンサート自体に思い入れは希薄です。
    しかしその後年、様々なインタビュー記事を読むにつれ79年7月14日 Free Spiritというコンサートがどんどん伝説化していくのでした。


    メディアを見ると「うわぁMade In Taiwan」で江戸屋もグローバル展開によるコスト削減されているのですね。逆にその結果、リリースが遅れたり、DVDがPCで再生出来ない場合があるのかなとも思います。


    79年に2000円の価格で3000枚の限定発売されたアルバム「Free Spirit」とこの04年のCDを比べるとBeatlesの70年のアルバム「Let It Be」と03年のアルバム「Let It Be...Naked」の違いです。いや70年のアルバム「Let It Be」と95年のアルバム「Anthology」に収録されているアウトテイクスの違いですね。

    改めて79年のアルバム「Free Spirit」の出来の良さを痛感させられます。この素材をあの素晴らしい作品に仕立て上げたチャーに感動しています。
    きっとスタジオに一人でこもってギター、ボーカル、キーボードを差し替えたりオーバーダブしているような気がします。そしてもしかしたらほんの少しだけドラムもオーバーダブしていたりして。

    改めて当時の社会情勢と音楽事情を思い出しながらチャーの79年7月14日 Free Spiritというコンサートに至るまでの音楽活動を復習しながら聴き、伝説本で妄想を膨らませていた私もやっと「79年7月14日 Free Spiritというコンサートはね・・・」と思ったりして。
    伝記本で妄想する私はとにかく嬉しいです。

    79年のアルバム「Free Spirit」の編集メモです。

    No. 曲名 79年版 04年版
    音の配置 BとGが同じ中央やや左に配置されている。 Bを左にGを右に配置している。
    1. Introduction
    2. Wasted Charのボーカルも差し替えられている。例えば1番の2回目の"I really don't know"での「really」を「リアリ」という感じで歌っている。
    「You know I'm cowardly boy」の歌詞が違う。
    「But,Please don't treat me like your toy」の「But」をはっきり歌っている。
    ギターの間奏は差し替えで後半は高音域で弾くソロの影でベースと共にリフを弾くギターの音が流れ79年当時から作品としてスタジオで編集していることは予測出来ていた。
    「really」を「リーリ」という感じで歌っている。
    「You know」無しで「I'm cowardly boy」と歌っている。
    「But,please」を流すように歌っている。
    3. 風に吹かれてみませんか イントロの修正。
    「ネクタイしめて」のコーラスを修正。
    間奏でキーボードを重ねギターを差し替え、オーバーダブして2本聴こえる箇所がある。後半部ではギターのカッティングもオーバーダブしている。
    エレピはコンサートでも弾かれていた。確かに映像でもほんの一瞬、エレピに向かうジョン山崎が写る。
    4. Open Your Eyes イントロのギターが5小節目からオーバーダブされている。イントロの7小節目までドラムがオーバーダブされていると思うが誰がしたのでしょうか。
    「I'm not right,I'm not left,I'm not straight」でギターのカッティングをオーバーダブしている。間奏後でも同様にオーバーダブしている。
    エンディングでの「Open your eyes」ではギターやジョニーのコーラスを被せたりしている。
    5. 籠の鳥 最後の「あーあ 出そうで・・・出たよ」の「よ」でDrとBとGが一体になっている。 最後の「あーあ 出そうで・・・出たよ」の「よ」でDrに遅れBとGがバラバラに入っている。
    6. Natural Vibration イントロのコーラス「Natural Vibration」がオーバーダブされている。
    「I don't care your reaction. What's your satisfaction. Don't you know the fuction. Of the natural Vib」の歌に差し替えられている。
    「I'll help you out」の歌に差し替えられている。
    「There's no worry about somebody else. Who watches you out」の歌に差し替えられている。
    「Don't you get into the music. Would it be confusing. Do you feel like you're losing. Losing your reason.」の歌に差し替えられている。
    それ以外にも「Nobody knows how to tell you.・・・」でも歌を重ねている。

    「I don't care your reaction. I don't know your satisfaction. Do you know the reaction. Of the natural Vib」と歌っている。
    「right now」と歌っている。
    「There's no worry somebody else. Who watches you out」と歌っている。
    「I don't know the music. Would it be confusing. Do you feel like you're losing. Losing your reason.」と歌っている。
    7. You're Like A Doll Baby イントロのギターからオーバーダブされている。最初の「You've been makin' a smillin' face」辺りからの歌を差し替えている。とにかく編集の嵐である。 最初の「You've been makin' a smillin' face」から歌い損ねている。

    以下、省略。
    8. Shinin' You Shinin' Day


    パソコン搭載のDVD-ROMプレイヤーでの動作は保障していないの・・・私はPC以外でDVDを再生したことがないのに・・・多分、大丈夫だろうとDVDを再生したらチャプター1しか認識してくれません。残念!
    仕方がないので世界で一番普及しているDVDプレイヤー「プレステ2」を持ち出し再生したのでした。

    そしてDVDは95年のBeatlesのAnthologyのような79年7月14日 Free Spiritというコンサート版Anthology。
    25年前を振り返るチャーのインタビューを交えたことでDVDの魅力が倍増しています。
    制作するにあたりどのような制作会議があったのでしょうか。私としてはこのBOX Setを作成するに至る裏話、企画書、打ち合わせ議事に興味が移っています。


    「そんなぁ時代もぉあぁったねとぉ・・・」
    遠い、遠い、モノトーンのセピア色の思い出の1ページ。
    Johnny,Louis,& Charはこのまま思い出にしておいて欲しいものです。どこかのライヴハウスで3人一緒になり2〜3曲位の演奏はあってもいいけど決して再結成とか同窓会なんて銘打ってやって欲しくないですね。

    夏のLive Tour 2004 "No generation Gap"冬のBAHO Live Tour 2004を観ていてPaul McCartneyのここ数年の思い出のメロディ・ツアーを思い浮かべ、そしてこのAnthology「Free Spirit」。まるでこれまでをリセットし違う処へ行ってしまうかのようです。
    改めて30周年、35周年に向けてコンサート・ツアー"Mr.70's - You set me free -"を上回るコンサートを改めて待ち望むのでした。




    04年11月26日(金) BAHO Live Tour 2004 at 埼玉:和光市民文化センター


    野暮用を終え新幹線で品川駅に着いたのが18:20頃。そこから池袋を経由し東武鉄道を乗り継いだ土地にある埼玉県和光市。和光市駅から大きなバッグを抱えてとぼとぼと15分位歩いた処にあるコンサート会場に何とか開演時間前に到着することが出来ました。
    入場しまず驚いたことは2階席は未使用で1階席の半分しか観客がいないということ。ほぼ400名位の入りでしょうか。

    開演時間19:00を20分位過ぎた頃、弦楽四重奏の"Purple Haze"が流れいよいよ場内も暗転し開演です。
    内容は04年11月11日(木)の神奈川:杜のホールはしもととほぼ同じでした。
    "スイングジャズ風ハードロック・メドレイ"を演奏した後、鳥取砂丘の話からチャーの顔がラクダに似ているとかという話があったりして。

    ソロ・コーナーでは石ヤンが演奏する曲をその場で考えるという裏話の後、日本語版"Imagine"を。「あぁもう12月、今年もJohn Lennonの命日が近いなあ」と思うのでした。それにしても物凄いアコギの弾き語りです。
    チャーは"Restaurant"、そして"Over The Rainbow"を。その間のM.Cで"Scooter"も演奏しましたが練習してきたのか杜のホールはしもとの時よりも長めでした。

    アンコールで登場した3人は"Hapiness"から"Uncle Jack"を演奏し、2度目のアンコールのためにステージを下がることなく「このまま続けるか」「そうだね」と顔を見合わせ「残業やります」で演奏を続けたその曲は"All Around Me"。

    石ヤンのGの曲、そして"上を向いて歩こう"、最後に"Baho's Rag"を奏でて22:00頃、今宵のコンサートも終わりを迎えるのでした。




    04年12月3日(金) BAHO Live Tour 2004 at 東京:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール


    野暮用を終え羽田空港に着いたのが17:30頃。京浜急行で向かうは両さんの街。青砥駅からとぼとぼと5分位歩いた処にあるコンサート会場に何とか開演時間前に到着することが出来ました。
    場内は先日の和光と違いほぼ満席です。

    開演時間19:00を15分位過ぎた頃、弦楽四重奏の"Purple Haze"が流れいよいよ場内も暗転し開演です。
    内容は04年11月11日(木)の神奈川:杜のホールはしもととほぼ同じでした。
    "禁じられた遊び"に向け上手側から登場したチャーにピンスポットが当たらず、既にステージ中央に近い処にいたチャーに対しスポットライトは上手側袖を照らし一瞬戸惑うチャーなのでした。

    今宵もチャーのトークは冴えていて5分以上が2回位。
    藤井裕のアルバムでプロデューサーの忌野清志郎からの依頼されてレコーディングに参加した際、家にあったエレキギターは弦が切れていたので楽器屋で弦を買った話とスタジオで弦を張り替えるのに苦労した話などを。
    印象に残ったのは「16年間のBAHOの集大成をお見せしよう」という言葉。「集大成」なんて言われると終止符を打つような感じです。

    ソロ・コーナーのチャーは"Restaurant"、そして"Over The Rainbow"を。今宵は前半のM.Cが長かったせいかM.Cネタの"Balcony"も"Scooter"もありませんでした。

    "Black Shoes"で使用したエレキをアコギに変えた時、ステージを下がるローディに「出ねぇ!、出ねぇ!」とオフ・マイクで叫びローディを呼び戻すチャー。ローディがアンプの電源とボリューム、コードを辿ってギターとアンプが繋がっているか確認し、コードを抜いたり。結局、ギターのボディにあるスイッチを入れてなかっただけ?。やれやれ。

    いよいよ終盤に突入し"Hapiness"で一度ステージを下がり、アンコールで"Hapiness"(reprise)から"Uncle Jack"。
    2度目のアンコールで"Boat Club Road"を演奏した後、観客の"Smoky"にお答えしてフル演奏。そして"上を向いて歩こう"を演奏し再びステージを降り、そして3度目のアンコールで出てきて軽く"Baho's Rag"を奏でた22:00頃、今宵のコンサート、私にとって今年のコンサート納めを無事終えたのでした。