Char's 2014 (59歳)

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 年 表 

 人 名 

 曲 目 

 DiscoGraphy 

 テレビ出演 

 ラジオ出演 

 雑誌掲載 

 江戸屋 

〜活動歴〜

Before Debut

  Idle  

Pink Cloud
 (J,L,&C) 

  BAHO  

Psychedelix

  SOLO  

 C,B,& A 

 other 

〜年表〜

〜1975 1976

1977 1978

1979 1980

1981 1982

1983 1984

1985 1986

1987 1988

1989 1990

1991 1992

1993 1994

1995 1996

1997 1998

1999 2000

2001 2002

2003 2004

2005 2006

2007 2008

2009 2010

2011 2012

2013 2014

2015 2016

2017 2018



Char's Home

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日付名義タイトル
2014年 1月11日(土)Char鋤田正義の写真展「SOUND&VISION+きれい」開催を記念したトークショー出 演:鋤田正義/立川直樹/Char at 心斎橋 大阪アメリカ村 BIGSTEP B1 GALLERY



リットーミュージック社「ギターマガジン 2014年2月号」
特集「11年の名手が語るオレ流ストラトの鳴らし方」


リットーミュージック社「リズム&ドラムマガジン 2014年2月号」
Special Live Report「古田たかしドラム生活40年祭」




2012年以来2年ぶりに全国ライブ・ツアーを1月から4月にかけ行う発表があった。
更に今回も2012年の2012 TRADROCK by Char Tourでの企画「2012年12月19日(月) CD「ZICCA PICKER 2012 vol.1〜vol.20 SET」」と同じ企画が今回のツアーでも実施される旨の発表があった。


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日付名義タイトル
2014年 1月25日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at ZEPP名古屋

当日の感想
2014年 1月26日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 三重・松阪M'AXA
2014年 2月 1日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 静岡市民文化会館 中ホール

当日の感想


25:00〜26:55 BSフジ「坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス 第37夜 全員着席!「お台場ロック村」」放送
2014年 2月 2日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 岐阜club-G
2014年 2月 7日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 神戸チキンジョージ
2014年 2月 8日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 滋賀U★STONE
2014年 2月10日(月)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 金沢市文化ホール
2014年 2月11日(火)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 福井・鯖江市文化センター
2014年 2月14日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 山梨・コラニー文化ホール 小

当日の感想
2014年 2月15日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 長野・塩尻市文化会館レザンホール 豪雪のため延期

〜2月17日(火) 記録的な豪雪の甲府市内の模様
2014年 2月19日(水)CharFM愛知「中野重夫のKeep On Rockin’」放送
2014年 2月21日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 大宮ソニックシティ 小ホール

当日の感想
2014年 2月22日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 下田市民文化会館 大ホール

当日の感想
2014年 2月26日(水)CharFM愛知「中野重夫のKeep On Rockin’」放送
2014年 3月 1日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 東京・練馬文化センター 大ホール

当日の感想
2014年 3月 2日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 大阪・森ノ宮ピロティホール
2014年 3月 5日(水)CharFM愛知「中野重夫のKeep On Rockin’」放送
2014年 3月 7日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 山口・シンフォニア岩国
2014年 3月 9日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at BLUE LIVE 広島
2014年 3月10日(月)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 鳥取・米子laughs
2014年 3月12日(水)CharFM愛知「中野重夫のKeep On Rockin’」放送
2014年 3月14日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 岩手県民会館
2014年 3月15日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 青森・Quarter
2014年 3月22日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at KAAT神奈川芸術劇場

当日の感想
2014年 3月23日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at パルテノン多摩

当日の感想
2014年 3月27日(木)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 長崎・NCC&スタジオ
2014年 3月29日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 熊本・食品交流会館
2014年 3月30日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 大分・TOPS Bitts Hall
2014年 4月 4日(金)CharJAZZ WEEK TOKYO 2014「エレクトリックギターの夕べ」 at Bunkamuraオーチャードホール

当日の感想
2014年 4月 6日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 福島・いわきアリオス
2014年 4月 8日(火)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 仙台市民会館
2014年 4月11日(金)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 徳島・あわぎんホール
2014年 4月12日(土)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 愛媛・松山市総合コミュニティーセンター キャメリアホール
2014年 5月 2日(金)Char忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 渋谷公会堂 Love & Peace 2014年5月2日〜アンプラグド〜

当日の感想
2014年 5月10日(土)新大久保バンドALS (筋萎縮性側索硬化症)について トーク&ライブ

当日の感想
2014年 5月18日(日)CharChar 2014 TRADROCK Tour at 長野・塩尻市文化会館レザンホール 振替公演

当日の感想




日付名義タイトル
2014年 5月20日(火)Char週刊朝日 5月30日号「俺のギター」
2014年 6月 9日(月)Char週刊現代 6月21日号「戸越銀座に出掛けよう」
2014年 9月 7日(日)



2014年12月 2日(火)
佐橋佳幸佐橋佳幸 (祝)芸能生活30周年記念公演 東京城南音楽祭T.J.O at 昭和女子大学 人見記念講堂

当日の感想


2014年12月 2日(火) NHK BSプレミアム 番組「「名曲のかたわらに サハシあり」〜ギタリスト佐橋佳幸・30周年記念公演〜」放送
2014年 9月24日(水)Char横浜ゴム iDナブラRS 新商品発表会 at ブルーノート東京

  • Change
  • Manic Depression
  • I'm Here For You
  • Yellow Cap
  • Smoky
  • Change
  • 2014年 9月27日(土)Char中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014 at 中津川公園内特設ステージ

    当日の感想

    17:30 Char at REDEMPTION STAGE

    19:50 仲井戸”CHABO”麗市&シアターブルック at REVOLUTION STAGE
    2014年10月 6日(月)シアターブルック2014年10月 6日(月)  Char 中津川 THE SOLAR BUDOKAN アフターパーティー at ビルボードライブ東京

     当日の感想

    19:30 1st ステージ

     当日の感想

    21:30 2nd ステージ

     当日の感想
    2014年10月11日(日)Charギター・マガジン 2014年11月号「ジャズ・ギターに憧れて」
    2014年10月13日(月)Char0:50〜 NHK総合「おやすみ日本」生放送・生出演
    2014年11月10日(月)Char雑誌「Rolling Stone」2014年11月号 企画「煙たい男たち」
    2014年11月11日(火)Char週刊朝日ムック「ロックの神々 Interviews」
    2014年11月18日(火)Charイベント『70’s・原風景・原宿』展 トークショー at ミッドトーキョー(元・乃木坂スタジオ)
    2014年11月25日(火)カルメン・マキカルメン・マキ45周年記念VOL.1 〜ONE NIGHT STAND〜 at 恵比寿LIQUIDROOM

    当日の感想
    2014年12月 1日(月)金子マリ金子マリ バースデーライブ「金子な理由 MARI KANEKO 60th Birthday Live 」 at 下北沢GARDEN

    当日の感想
    2014年12月 2日(火)金子マリNHK BSプレミアム 番組「「名曲のかたわらに サハシあり」〜ギタリスト佐橋佳幸・30周年記念公演〜」放送
    2014年12月17日(水)金子マリテレビ朝日 番組「EXシアターTV」放送
    2014年12月28日(日)Char本「ジロキチ・オン・マイ・マンド」発売
    2014年12月29日(月)CharEX THEATER ROPPONGI PRESENTS Char the Recital “リサイタル” 2014

    当日の感想
    2014年12月30日(火)CharEX THEATER ROPPONGI PRESENTS Char the Recital “リサイタル” 2014

    当日の感想



    リットーミュージック社「ギターマガジン 2014年2月号」
    特集「11年の名手が語るオレ流ストラトの鳴らし方」


    フェンダー・ストラトキャスター生誕60周年記念総力特集のChapter 2「11年の名手が語るオレ流ストラトの鳴らし方」。
    CharのストラトはCharizma。
    「私のストラト・カルテ」に記載されるボディ材と指板材に「木」と一言書かれているところに笑みがこぼれます。
    「ポットってなに?」というのは私も知らないので確かに「ポットってなに?」でした。
    スイッチの切り替え、ボリュームの操作などの話など興味深い話ばかりです。

    普遍的なデザインでビギナーにも最初は優しくしてくれる、まるでワル男のようなギター、ストラト。
    文章を読んでいるだけで思わず1本欲しくなってしまいました。

    それにしても代表するギタリストがクラプトン、ジミヘン、ベック、そしてリッチー。
    ストラト名盤100のアイテム。
    70年代後半の音楽雑誌と記載されている内容と殆ど変わらないような。
    やはり来世紀以降の人々が西洋音楽の歴史を学ぶとき、ロックとは20世紀後半に一般大衆の若者を中心に流行った西洋音楽の一つの分野。
    有名な作曲家や演奏家としてBeatles、Led Zeppelinなど。
    ロックで使用された重要な楽器はエレキギター。そのエレキギターの代表的な形はストラトやレスポールなどがテストに出題されると改めて思います。

    「ストラト名盤100」に掲載されているこのミュージシャンのこのアルバムのこの曲を聴いてみたい!と思ったらネットにアクセスすれば無料で簡単に聴けてしまう21世紀の今。
    ミュージシャンの方々や制作から流通までに関与する組織など創造した対価は得られているのでしょうか。
    音楽に限らず無料で得られる莫大な情報。
    提供側は無料で様々な情報やサービスを提供しどこで儲けているのでしょうか。
    情報やサービスの制作費の対価は得られるのでしょうか。
    物凄い時代になったものです。



    リットーミュージック社「リズム&ドラムマガジン 2014年2月号」
    Special Live Report「古田たかしドラム生活40年祭」


    近所の街の本屋さんにリットーミュージック社「ギターマガジン 2014年2月号」を買いに行った時、ふと目に入ったこの雑誌の表紙。
    その雑誌を手にして表紙の片隅にある文字「古田たかしドラム生活40年祭」。
    頭の方をペラペラとめくれどその記事は見当たらず。
    目次を見つけ頁を確認すればP124。
    もう体が止まらず一緒にレジまで持っていき買ってしまいました。

    買って家に持ち帰り今一度、P124を開きながら数々の写真と文章を読みながら既に記憶から消えていた楽しかった2013年11月25日(月) 古田たかしドラム生活40年祭〜しーたか40〜 at SHIBUYA-AXを今一度、思い出しました。

    この楽しそうに演奏する古田たかしの姿はいつのライヴでも観ることが出来ますが、この日は特に円満な笑顔でした。そのベスト・ショットとも言える大きめの1枚の写真。
    そして次から次へと登場し演奏したミュージシャンの写真の数々。
    最後の古田たかしの挨拶の写真まで文章を読みながら走馬灯のように思い出されます。

    唯一、うーんと思ったのは文章中の「トリハダ」という言葉。
    「鳥肌」は恐怖や不快感などを表す言葉だったような。
    1995年頃のパソコン通信Niftyのフォーラムやネットが普及し始めた頃の掲示板などで、感動した時にも似たよう状態になることからライヴの感想文において記載されるようになり、いつしかネット上では良い意味でも使われるようになった気がします。
    ネット上では当たり前に使われているこの表現ですが、活字でも使われるようになったのですね。
    言葉は変化し続けるものであり、最近の紙の辞書にどのように記載されているかわかりませんが現時点、改めて私は感動時には使わないようにしたいと思いました。

    そして古田たかし一人残りカーテン・コールみたいに挨拶をしてステージを下がり、スタッフがステージ上に登場し機材の撤収が始まっても「しーたか」のアンコールが止まらずだったことも思い出しました。

    限られたスペースに文字数の制約。その制約の中でこんな素敵な文章は書けるようになりたいものです。
    そしてサブタイトル「しーたかの歴史は日本Pop/Rockの歴史」がまた素敵です。




    2014年 1月25日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at ZEPP名古屋


    年末に発表されたツアー「Char 2014 TRADROCK Tour」。
    ツアー初日は名古屋か・・・
    公演日は1月25日か・・・
    その日は土曜日!。
    そしてあの日から10年目の1月25日!

    もう行くしかないと即決したのでした。

    更に
    「土曜日に松阪、日曜日に名古屋だったらいいのに」
    「月曜日の始発に乗れば松阪からも出勤時刻に間に合うかも」
    「行ってしまおうか、松阪。」 などと思いながら、それは大人としてダメだとぐっとこらえながらもまた行こうかなと思う松坂。

    何とか自分の気持ちを抑え、こころが揺らがないように帰りの新幹線の切符を購入しておきます。



    そしてようやくその当日が訪れました。



    撮影日:2013年11月9日(土)


    入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    チラシを眺めながら暫し開演を待ちます。

    【第1部】

    定刻を10分位過ぎた17:40頃、3人が下手から登場しセッティング。
    Charが優しく奏でるコード・ストロークに「"Nameless Land"かな?」と思ったのですが、始まった1曲目は"Shinin' You Shinin' Day"。
    今回も"コール&レスポンス"でいきなり「アクセルを踏み込めよ」な感じの開演です。

    そして2曲目は"空模様の加減が悪くなる前に"。

    ここで軽く「久々の名古屋で、生まれて初めて名古屋駅の東口に出た」というご挨拶をはさみ"過ぎゆく時に"。
    更に"Sunday Night To Monday Morning"。
    「もしかしたら昨年末の六本木みたいなコンセプトのアコギ・セット?」と思っているとやはり次は"ふるえて眠れ"。
    何度観ても楽しくなってくる曲が次々と演奏されて嬉しい気持ち。

    続けて始まったその曲はJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲。
    昨年末の3 Nights at EX THEATERにおけるエレキとも違うアコギの世界。
    音でステージは秋、紅葉の世界。
    この曲を観ていてギターでメロディを奏でながら音の厚みを付けるギターのコード・ストロークもある演奏。
    「押尾コータローの技を極めた?」と思ってCharの右手と左手をガン見しますが、指先と音がどうにも結びつきません!
    暫し演奏を観ながら「何?何?」状態です。
    「わからな〜い」で視野をステージ全体に戻せば、何と澤田浩史がアコギを奏でているではありませんか!

    納得!。そのまま澤田浩史がアコギを演奏する形で"気絶するほど悩ましい"。
    この曲はCharよりも澤田浩史に目がいってしまったのですが、そのCharの演奏を支えるアコギの演奏が良かったです。

    澤田浩史も再びベースに戻り"My Freind"、そして"表参道"で50分弱の第1部が終了です。



    【第2部】

    20分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、「いくぞ。前半の人と違うぞ」で始まったその曲は"Why Aren't You Ready"。
    手にするギターはPink Cloud。
    久しぶりの曲でアクセル全開です。

    更に本当に久しぶりの"Falling Star"!。
    「いくぞ」で"Do Or Die"。
    これらの曲を演奏するのは10年ぶりくらいなのでは?

    "Dazed"、エンディングの音と共にCharがイントロも無しに歌い始める"Song In My Heart"。
    シングル盤の裏ジャケットに写るステージ上で(擬似?)演奏するバンドのシルエット風な写真を思い出してしまいました。

    ライヴの楽しみの一つはこの意外性のあるセットリストですね。
    「うわぁこの曲を演奏してくれるの!」
    「うぅこうくる!」
    という一瞬の喜び、時に戸惑いの繰り返し。

    鳴らすコードに天野滋な"波"。
    本当に3人での演奏?と思えるほどの厚み、その半面、間も感じるこの演奏。たまりません。
    このアルバムのレコーディングの模様が掲載された月刊プレーヤーの記事も演奏中、ふと思い出しました。

    もちろんどの曲か忘れましたが第1部でも第2部でも曲中にCharがブレイクし演奏を再開した後のノリというか半拍位の微妙なタイミングに対し古田たかしと澤田浩史が目と目で会話をして合わせるシーンもありましたが、これもツアーならではですね。



    ここでCharがギターの交換のため、その間を澤田浩史にMCを任せるが、ここは名古屋です。
    20世紀もそうでしたが21世紀の今の名古屋の観客は余り突っ込まないかも。
    「ハードル高いかもよ、澤田さん」と思うのでした。

    交換したギターはBurgundy mist。もしや2013年10月11日(金) Char Live Tour 2013 at 町田市民ホールのように"A Fair Wind"周辺の曲!?と期待したのですが、ここからはレゲエなTradrockコーナーだったようです。

    1曲目はアルバム"The B"から"Help"。
    そう曲が始まる際、Charが「ボロいギターです。」と言ってコード・カッティングを始めた早々、ボディ側のストラップが外れたのでした。
    すかさず「やっぱボロい!」とリズムに合わせてコメントとしストラップを留め直し「Hey!Hey!Hey!」と観客をノセて演奏を再開したその展開もまたライヴならではですね。

    Tradrockコーナー2曲目はアルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"。
    この曲だったと記憶しますがエンディングのスネア一発に対しPAさんが思いっきりエコーをかけて「とん、とん、とん・・・」って響いたその音にCharが古田たかしの方を見たのに対し、「PAさんだよ」という風にPAさんの方を指を向ける古田たかしなのでした。

    続けてアルバム"Eric"から"Badge"。

    更にアルバム"The V"から"Walk Don't Run"、そして"Pipeline"。
    この"Piepline"では上手側の最前列の観客の方にピックを手渡し、Charが最初に弾いたギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ン、と数回、Charが体で大きくリズムをとる手招きで弾かれていました。
    かっこいいです。



    ここでギターを気絶Mustangに持ち替えて「昨年末の3 Nights at EX THEATERの話から天国に召された2人のうちの1人であるJerry Margosianの曲で"I've Tried"。」という旨の紹介があり演奏が始まったかな。
    やはりアコースティンク・セットもそうですが、とても3人だけの演奏とは思えない厚いけど間もある演奏。

    ドラムのリズムにCharのギターと澤田のベースが会話し序々に盛り上がる展開。
    おっと期待するも、"からまわり"に繋げるには違うかもな・・・と思っていると弾きだしたイントロは"Anytime"。
    BAHOではないアコギではないエレキな"Anytime"。
    かっこいいです。

    そして"Freeway Jam"を少し演奏し、"Tokyo Night"に。
    この後は怒涛の終盤の盛りがりで本編で終えるかと思いきや、この"Tokyo Night"で本編終了。
    何かこれも意外性の一つです。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    挨拶するCharが気絶ムスのネックを左手で押さえるコードを見て「あの曲だな」と思って始まったのは正にあの曲"闘牛士"。
    アンコールはこの"闘牛士"1曲で終わり。
    これも意外でした。
    でも昔のコンサートのアンコールはこんなものだったよなと逆に懐かしくも新鮮に思うのでした。



    でももう少し欲しいなと思い暫くの手拍子で2回目のアンコールに。
    下手から背中を丸め杖を付くような感じで登場し「じじぃを働かせるな。」。

    そして始まったその曲は"Tomorrow Is Cominng For Me"。
    キーボード・レスの3人ですが間奏のギターに続きベース・ソロ、ドラム・ソロを含む熱い演奏でした。



    ZEPPを出た後、飲みながら「行っちゃおうかな、松阪・・・」
    「新幹線ではなく近鉄に乗っちゃおうかな」
    と悩む一時。

    でもお友達が「ダメダメ」と言ってくれて、財布も厳しさを増すばかりの中年男。
    名古屋駅から近鉄電車に乗らないで何とか新幹線に乗って帰ることが出来ました。

    そう言えば久しぶりに"Smoky"を演りませんでしたね。



    2014年 2月 1日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at 静岡市民文化会館 中ホール


    静岡でも土曜日に演るのか。
    行こうかな。
    30年前に知り合った静岡の友達も誘って。

    ところでその翌日の日曜日は岐阜。
    「土曜日に岐阜、日曜日に静岡だったらいいのに」
    「月曜日の始発に乗れば岐阜からも出勤時刻に間に合うかも」
    「行ってしまおうか、岐阜。」 などと思いながら、それは大人としてダメだとぐっとこらえながらもまた行こうかなと思う岐阜。

    何とか自分の気持ちを抑え、購入をグッと堪えます。



    そしてようやくその当日が訪れました。



    撮影日:2014年 2月1日(土)


    入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    1週間前に終えたツアー初日の名古屋。楽しかったなぁ。
    チラシを眺めながら暫し開演を待ちます。

    【第1部】

    セットリストは1週間前に終えたツアー初日の名古屋と同じです。

    JR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲を始める前に1977年の2nd Album"Have A Wine"にアコギ版"気絶するほど悩ましい"をレコーディングするまでのレコード会社との打ち合わせの話などを。
    更にJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲"My Favorite Things"は、Charも子供の頃、小学校の授業か何かで観に行った映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で流れる好きな曲だとかの話を。
    その間に澤田浩史もアコギに持ち替えます。
    この2曲は特にCharそして澤田浩史の演奏を交互に観るのでした。

    静岡にライブで来るのは久しぶり。
    Charの父親の妹さんが静岡に住んでいて幼少の頃、よく来た話など。
    今宵のCharはよく話します。

    それにしても第1部の最後の曲"表参道"における終盤のカッティングは凄かったです。
    超絶!と今更ながらに感じてしまいました。

    18:30頃、約50分の第1部が終了しました。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、「いくぞ。」で始まった第2部のセットリストは1週間前に終えたツアー初日の名古屋と同じです。

    手にするギターは最初はもちろんPink Cloud。
    2回目ということでセットリスト的には落ち着いて観られるのですが"Falling Star"、"Do Or Die"の頃。
    80年代中盤頃から時代はバブルに向かうも当時の私はお小遣い1万円でタバコを吸って昼食を食べてでお金は無いし、泊まり込みの日々が続いたりする生活。
    21世紀の今、「あの頃はバブル全盛で・・・」とテレビや雑誌で目にしたり、「あの頃は」という中高年の思い出話を耳にしても個人的には「何処が?」の頃。
    不覚にも涙は流れるわけはありませんが、演奏を楽しみながらも心の中は思い出しモードなのでした。

    "波"のギターソロでの悶絶で弾き倒すChar。
    それはその後のMCで「ちょっと本気出し過ぎました。」とコメントするほど。



    ギターをBurgundy mistに交換しレゲエなTradrockコーナーに。
    まずは何故レゲエだったのかのお話をしてアルバム"The B"からの"Help"を演奏。

    "Help"を演奏した後、MC。
    ギターをはじめた頃、ご近所から「竹中家の次男坊、ギター始めたんだって」という井戸端会議風に話し引き寄せた後、話題はイギリスに行った際、Jeff Beckの自宅を訪問しセッションした時の話を。
    この5分位という長めのMCが面白かったです。もっともっと話してという感じです。
    因みにJeff Beckの自宅に行ったのは1998年5月4日 "DIBS Tour" at The Boarderline,London,UKの後だったか2002年9月25日(水)発売 アルバム「Sacred Hills〜聖なる丘〜」のレコーディングの時だったか・・・前者はJimの自宅に行っただけ。ならば後者なのかな。DIBSの会報を見直せば書いてあるかな・・・。
    「どなたか・・・」と書いてもメールがあったことは皆無のガラパコス・サイトだから。。。

    アルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"を始めるもイントロを始めるも直ぐに演奏を止めて「違ったよね」。
    コード進行を間違えたのはCharかな?。思い出せませんがこれもライヴです。
    すかさずCharが"Jeff's Boogie"を始めバンドで演奏。これは儲けもんでした。

    今一度、アルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"を演奏する旨のMCで「Bob Dylanの曲で」に対し観客から笑いが出たことに対し「これ、Bob Dylanの曲だよね」で問いかけるも観客は答えずというやり取りをして曲を始めます。
    何だかんだで"Help"が終わり、次の演奏まで10分間のMCという幸運な一時でした。

    "Tonight I'll Be Staying Here With You"のエンディングのスネア一発に対し「とん、とん、とん・・・」というPAさんのエコーも定番になっていました。



    そしてEric Claptonのコピーに明け暮れた中学時代の話からEric Claptonが来日した際、楽屋かどこかで会った時の話などを3分位してアルバム"Eric"から"Badge"。

    "Badge"の演奏を終えた後のMCで、「"Crossroads"が終わった後、クラプトンが「ドウモ」と言うの知ってる?」と演ってみようかで、"Crossroads"のギターの間奏の最後の方を独り弾きだし、それにドラムとベースも合わせ間奏後を歌いエンディングへ。
    そしてJack Bluceになり切り「Eric Clapton!」、更にEric Claptonになり切り「ドウモ」。

    今宵はMCがノリにノっています。



    更にアルバム"The V"から"Walk Don't Run"、そして"Pipeline"。
    この"Piepline"では上手側の最前列の観客の方にピックを手渡し、Charが最初に弾いたギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ン、と数回、弾かれていました。

    曲が終わってから「リズム感、悪いよ」。
    愛情一杯でジャララ〜ンされた観客をイジリます。



    ここでギターをFreeSpritに持ち替えて"I've Tried"。
    今宵は気絶ムスは使わずにFreeSprit。

    本編最後の曲"Tokyo Night"の最初に"Freeway Jam"を少し演奏するのですが、今宵は2回繰り返し。あれ?、前回は?、いつもは?。いつも通りかな。まぁいいや。
    「4文字となる「シズオカ・ナイト」は歌いづらいだろうな。Charはどのように歌うのかな」と前夜、考えていたのですが、流石にCharも歌いづらいということで2回ほど「シズオカ・ナイト」と歌った後、「スルガ・ナイト」に変更するのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールもFree Spirit。
    アンコールはこの"闘牛士"、そして「もう少し演る?」で"Tomorrow Is Cominng For Me"の2曲。

    "Tomorrow Is Cominng For Me"の演奏を終えギターFree Spiritを楽器担当のスタッフに放り渡すのですが、「ま、ま、まの万が一、落としたら・・・」と縁起でもないことを考えてしまいました。
    頑張れ、TAKEDA DAN!



    もっと観せて欲しいなと思い暫くの手拍子で2回目のアンコールに。
    あっという間に再登場。
    白ムスを選択し「そんなに言うなら演るよ」で始まったその曲は"Smoky"。
    スゲェ、かっこいい!
    終わったのは20:30位です。



    静岡のチケットを買う時は翌日(今宵)の岐阜も行くか迷ったのですが、流石にお腹は一杯、財布は空っぽです。
    静岡駅から21:13の東海道線の熱海駅行き、熱海駅から品川行き最終電車と乗り継ぎ帰宅したのでした。



    今回のツアーのセットリスト。
    Tradrockコーナーを除くと最新作は1988年12月に発表されたアルバム"Psyche II"からの"Do Or Die"です。
    つまり1976年から1988年までの20世紀の曲しか演っていないセットリストなのでした。






    2014年 2月 1日(土) 25:00〜26:55 BSフジ「坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス 第37夜 全員着席!「お台場ロック村」」放送


    2013年8月21日(水)にお台場ZEPP TOKYOで行われた生放送な番組「坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス 第37夜 全員着席!「お台場ロック村」」がBSフジで放送されました。

    坂崎幸之助が独りで登場しアコギで吉田拓郎(1968年の頃、よしだたくろう)の歌で"わしらのフォーク村"を弾き語りから。
    坂崎幸之助と言えば南こうせつのような歌声を思い出してしまうのですが、このような歌声だったのかと今更ながらに思うのでした。



    続いてブリーフ&トランクスで"青のり"。



    CMを挟んで根本 要×坂崎幸之助で
  • On The Way Home(Crosby, Stills, Nash & Young)
    2人のハーモニーもさることながら坂崎幸之助が本領発揮するギターが良いです。

  • 美しすぎて(GARO)
    ガロと言えば"学生街の喫茶店"や"ロマンス"などヒット曲のイメージが強いのですが、違ったのですね。と2人の演奏を観て思い直すのでした。

  • 今夜だけきっと(スターダスト☆レビュー)
    CMで採用され久しぶりに聴いたのですが良い曲です。
    根本 要の口笛に坂崎幸之助の優しいギターがたまりません。

  • Joy to the World(Three Dog Night)

    放送されたのは4曲で20分弱でしょうか。
    しかし当日はこのコーナーだけで45分。いかに話が長ったかが思い出されます。



    またCMを挟み次は遠藤賢治。
  • 遠藤賢司×坂崎幸之助:寝図美よこれが太平洋だ
    遠藤賢司のウクレレに坂崎幸之助のギター。この位までならば聴けます。

  • 遠藤賢司×坂崎幸之助:君にふにゃふにゃ
    遠藤賢司のギターに坂崎幸之助のギター。この位までならば何とか聴けます。

  • 夜汽車のブルール
  • 夢よ叫べ

    やはり申し訳ありません。3回見直しましたがよくわかりませんでした。



    CMを挟みお待ちかね次は全てChar×坂崎幸之助で。全般的に学年でいう先輩の坂崎がリード・ギター。
  • エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
  • 長い髪の少女(ザ・ゴールデン・カップス)・・・Char、途中で歌詞を失念。
  • 残念、放送ではカット・・・Tell Me (You're Coming Back)(The Rolling Stones)
  • ベンチャーズメドレー・・・BAHOでお馴染みの"小さい秋"、「ひぃがぁしぃ」
    Charのネック側から撮影した左手に右手の映像が良いです。

  • Caravan・・・ベンチャーズ上級コースでCharがリード・ギター。
  • あの時君は若かった(ザ・スパイダース)・・・最初はやらないと言っていたザ・スパイダースの曲を「やっぱりやろう」と。

    残念ながら1曲、カットされていました。



    CMを挟み全てムッシュかまやつ×坂崎幸之助で。
  • どうにかなるさ・・・ムッシュが強烈なギターコードをぶつけてきて坂崎を戸惑いさせた?。そしてアコギで間奏を弾く坂崎。
  • やつらの足音のバラード
  • 残念、放送ではカット・・・四つ葉のクローバー
  • ゴロワーズを吸ったことがあるかい

    残念ながら1曲、カットされていました。



    CMを挟み全てムッシュかまやつ×Charで。
  • ノー・ノー・ボーイ(ザ・スパイダース)
    楽しそうに演奏している姿がいいですね。
    特に好きな角度、Charの右側からネックの表ではなく裏側が映っている角度から撮影した映像。
    昔、1975年頃に観たBeatlesの映画でのGeroge Harrisonのその角度から撮影した映像だったか写真を観てからお気に入りの姿なのです。

  • Light My Fire(The Doors)
  • 残念、放送ではカット・・・ヘイ・ボーイ(ザ・スパイダース)
  • 残念、放送ではカット・・・Crossroads(Cream)

    残念ながら2曲、カットされていました。



    更にCMを挟み全てムッシュかまやつ×Charで×坂崎幸之助で。
  • Ya Ya(John Lennon)
  • バン・バン・バン(ザ・スパイダース)



    最後のCMを挟み出演者全員で。
  • 我が良き友よ

    楽しかったなぁ。その楽しい想い出が蘇りました。



    当日はCS放送で19:00から22:00まで生放送され、 9月11日(水)に<編集版>が放送されたようです。
    このBS放送は9月11日(水)に放送された<編集版>なのでしょうか。それとも9月11日(水)のCS放送の<編集版>は当日は生放送出来なかった22:00から22:47頃までの模様が放送されたのでしょうか。
    気になる処です。

    民放の地上波ならば視聴率は期待出来そうにありませんからCS放送にBS放送だからこその音楽番組ですね。






  • 2014年 2月14日(金) Char 2014 TRADROCK Tour at 山梨・コラニー文化ホール 小


    正直、購入するチケットを間違えて買ってしまった山梨・コラニー文化ホール。

    思わずパソコンに向かって「あぁ〜!、間違えた!」と叫びます。

    でも買ったからには行かずにはいられません。
    覚悟を決めて狩人の「あずさ2号」を思い出しながら一度、乗ってみたかった「あずさ」の指定席券とホテルを予約しました。



    そしてようやくその当日を迎えるのですが1週間前の2月8日(土)の40年ぶりの大雪に続きこの日も大雪。

    午後から夕方、そして夜に近づくにつれ交通機関が遅延・運休する当日でしたが何とか会場にたどり着いたのでした。



     

     

    撮影日:2014年 2月14日(金)


    入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    雪の影響で交通機関は遅延そして運休、高速道路は閉鎖、一般道路も大雪でゆっくりな運転に事故による渋滞などで開演時刻の18:30を過ぎても空席があちらこちらに目立ちます。 そして待つこと15分ほどたった18時45分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    1曲目は"All Around Me"。
    「おっセットリストを変えてきた?」
    「この雪、自然には勝てない、というか自然の一部なんだよね、人間も。」と期待感が倍増です。

    「この1曲目の"All Around Me"を後からこう使うか(笑)」
    と、諸事情で遅れて入場された方々のために着席された頃、「1曲目はこれでした。」と少しだけ演奏したり、あんなMC、こんなMC(よく覚えていない)で第1部における以降のセットリストはツアー初日の名古屋その1週間後の静岡と同じでした。

    2曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客でコール&レスポンスするのですが、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡ではCharが「1曲目からは」「2階席の人」「のらないと損ですよ」と観客を盛り上げるのですが、ここ山梨は最初から観客がコール&レスポンスされていたのが印象的でした。

    18:45頃、約60分の第1部が終了しました。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、20時頃に「いくぞ。」で始まった第2部で手にするギターは最初はもちろんPink Cloud。

    そうそう"Song In My Heart"、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡では"Dazed"のエンディングに続くようにCharが歌い出していたのですが、今宵はギターのストロークによるイントロも弾いていました。
    どちらの始まりも甲乙付けがたいですが、久しぶりのイントロで嬉しかったです。

    MCでCharは東京から当日移動で当初の電車よりも早いのに変更したらしいのですが、その後は特急は大幅遅延で当初の電車だったら来れなかったかも。
    本当、Char、来てくれてありがとう!という気分です。

    今宵もMCが絶好調です。

    それにしても観客のノリにMCへのツッコミが絶妙なここ山梨です。
    見習いたいけど見習おうにもセンス無いからなぁ。「イエェ〜」というのが精一杯です。

    そうそう今更ですが、Char、体を絞り込んでいますね。
    何度も細いしまった太ももにふくらはぎに視線が行って釘付けになる今宵なのでした。

    ギターをBurgundy mistに交換しレゲエなTradrockコーナーに。
    ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡と違いアルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"ではなく"Jeff's Boogie"でした。

    あとアルバム"The V"から"Pipeline"で。
    ギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ンと最前列の観客の方にピックを手渡し弾かせるシーンはなく、「どうだ、かっこいいだろ」「どうだ、弾きたいだろ」という得意げな顔つきで子供のような顔つきで弾くCharなのでした。

    終盤の"I've Tried"から「ギターをFreeSpritに持ち替えるのは変わらず。
    今宵は気絶ムスは使わずにFreeSprit。

    「コウフ・ナイト」で本編は終わりです。

    ふと時計を見たら時は既に21時20分頃。
    楽しかったなぁあ、あっという間の1時間20分間。

    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールは気絶仕様ムス。
    「知らねぇぞ」で始まったその曲は私には久しぶりのアルバム"Jimi"から"Perple Haze"。
    更にそのまま"からまわり"。

    "からまわり"のエンディングで2人にサインを送りドラムとベースでエンディングを引き伸ばす間にCharは白ムスにギターを交換。

    始まったその曲はもちろん"Smoky"。
    終わったのは20:40位だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。

    余りに楽しくて普段はグッズまで購入するだけのお小遣いがなく買わないのですが、思わずグッズ売り場でグッズを買ったのでした。
    もしかしたら初めてのお買い物かも。


    撮影日:2014年 2月14日(金)





    2014年 2月15日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at 長野・塩尻市文化会館レザンホール 豪雪のため延期
    記録的な豪雪の甲府市内の模様


    【2月14日(金)】

    雪の降る中、甲府に到着しました。
    まずは舞鶴城公園に。
    誰もいない公園、天守閣に向かって膝の上まで積もった新雪に道を造るように登ってみました。

     

     

    観光するには辛い天候なので甲府 コロニー文化ホールに直行します。
    ホールには南側から行ったのですが流石に早すぎて誰もいません!。
    既に膝上まで積もった新雪に道を造るのはスーツに革靴姿の疲れたサラリーマン姿のオジサンは雪をかき分け階段を上り入場します。
    丁度、ドラムのチューニング兼音決めの音が漏れ聴こえてきますが、舞鶴城で既に濡れていたビジネススーツのズボンに革靴で流石に虚しくなりホールから5分ほどの処にあるチェックイン予定22時のホテルに電話して15時過ぎにチェックインです。
    そしてホテルに行くためホールの北側入口に降りたら機材の搬入口や駐車場などがあり綺麗に雪かきされていました(爆)。

    夜の甲府 コロニー文化ホールでのライヴはいつも通り(毎回、今回が一番!と思うのですが(^^))最高のCharで、明日も楽しみだなと心も体もポカポカで雪の中、ホテルまでルンルンで歩いたのですが・・・



    【2月15日(土)】

    一夜開け、目が覚めたところ

    窓を開けたらぁ冬景色♪



    そしてテレビを付ければ・・・JR中央線。運転見合わせ?。
    きっとCharさん御一行はタクシーか何かで移動するだろうから、私はどう移動しようか。
    とてもタクシーで移動出来る財力は無いので歩くか!?。この甲府から塩尻までの距離は無理です!。
    トラックか何かヒッチハイク!?。しかし街を走る車は皆無です。
    もうダメか・・・プロモーターさんに電話すると「Charさんと相談した結果、延期します」とのこと。
    残念が半分、良かったが半分です。

    昼頃には雪も止み、陽もさしてきたので街に出てみましたがアーケードなどには雪が積もり、駐車場は屋根が落ちて車が潰れております。

       

     



    コンビニから弁当・お惣菜・オニギリ・パン・カップ麺などが消えていきます。
    とりあえず明日までの食料を買い込みホテルに戻りました。

    今回は普段は持ち歩かないノートパソコンを持ち歩いています。
    そして部屋にはインターネットのケーブルもあり、まるで自宅にいるような環境と時間を過ごすのでした。

     

    塩尻のライヴは延期になってしまい残念ではありましたが、明日になったら交通機関も再開し家に帰れるであろうと思いながら眠りにつくのでした。



    【2月16日(日)】

    カーテン開けたら外は晴れ!♪

    快晴の朝を迎えた甲府です。お散歩がてらホール近くの「すき家」で朝食。
    そして昨日、買っておいたデザートをホテルで食べました。

     

     

    JRさんのサイトには2月16日 04時30分掲載情報で「中央線は大月〜小淵沢駅間で、終日、運転見合わせ」とか。
    甲府駅は大月〜小淵沢駅間に位置するみたい。

    交通網が麻痺し物流も停止している甲府市内のコンビニは全滅状態、お店もだんだん品薄のようで吉野家も閉店みたい。
    こんな時は・・・そうだ、デパ地下に行こう。

    駅南のオリオン通り沿いの岡島百貨店の地階、食料品売り場。10時過ぎは十分にありましたが13時頃はそれなりに品薄になっていました。
    でも大丈夫、7階の催し物会場で北海道物産展も開催されています。
    雪の影響でお客様が思惑通りでないみたいで握り寿司もチラシ寿司も1000円でいいよとお買い物。あと生チョコ、チョコチップ、アイスクリームなどをお買い物。
    甲府滞在中は岡島百貨店に本当にお世話になりました。
    食事は海鮮丼、お寿司、うどん、焼肉弁当などなど。そしてビールにワイン。
    お陰様で自宅に帰ってから体重を量ったら3kg増えていました。

     

    以降、テレビや新聞で報道されている通り、甲府市内のコンビニは棚から食料品が消えた状態が続きました。
    でも街中のスーパーや駅前のデパート、ここ岡島百貨店では毎日、食料品が補充されていました。
    焼きたてのパン、出来立てのお惣菜、弁当にお寿司のパックなどなど。
    この違いは、倉庫・調理施設・配送センターが甲府盆地内にあるか。はたまた日夜、配送センターから高速道路を走って甲府盆地内までトラックまで運ぶ大手チェーン店かの違いかと思います。
    もちろん流通の停止状態が長引けば甲府盆地内の倉庫・調理施設・配送センターに備蓄されている食材が底をつき、街中のスーパーや駅前のデパートからも食料品が無くなるとは思いますが。
    やはり私としては、これまで通りコンビニよりも街のスーパーでお買い物していきたいと思います。
    便利なのですけどね、24時間365日営業し続けるコンビニは。
    でも可能な限り選択肢としてある状況ならばスーパーでお買い物したいと思います。

    足元は良くないですがお天気も良いし、お散歩です。
    滞在したホテルは駅南のコラニー文化ホール近くにある駅から徒歩20分位の位置にあります。
    駅に向かってオリオン通り沿いの岡島百貨店を通り過ぎ、まずは初日に観た舞鶴城公園。本丸からの眺めは良いだろうなと思いながらも流石に登る気にはなりませんでした(笑)。

    JRの踏切から甲府駅を眺めると、うーん、ダメですね。

    ふと見るとハイキングコースなる案内があります。そうだ、武田信玄観光しよう!
    雪道をツルツル、シャリシャリしながら2kmほど北上し武田信玄公墓所、そして武田神社でお参りしてきました。

     

     

     

    今回のCharのツアーのセットリストにある"Sunday Night To Monday Morning"を思い浮かべながら「明日は帰れるかな、帰れるといいな」と眠りにつくのでした。


    【2月17日(月)】

    JRさん、本日も運転見合わせ。でも昼頃に松本方面が再開するかもとか。
    確かに駅構内を見てもかなり雪が減りました。

    一瞬、松本・塩尻方面に北上し木曽路や中津川辺りで遅延や一部運休しているとはいえ中央本線の西線で今晩中に名古屋には着けるかも。運が良ければ最終の「のぞみ」で午前様とは言え帰宅出来るかもと思いましたが、ここは武田信玄のお膝元である甲府です。
    やはり動かざること山のごとし。

    高速バス、本日も運休。高速が復旧後、道の点検などして明日の午前中は微妙だけど運行再開かもしれないとか。とりあえず午後の新宿行きを予約しました。ただ物凄い渋滞かも。

    情報はテレビやネットで確認することは出来ますが、気分転換もかねて朝9時頃、お昼頃、そして夕刻、駅まで足を伸ばし交通機関の状態を確認する毎日でした。

     

    ということで今日も暇な私。
    ふと見れば・・・舞鶴城公園が綺麗・・・ぼくを誘っている・・・
     

     

    雪がカチコチに凍った小道を登ってみました。
    誰もいない本丸に天守台。ここまで来たら天守台に登るしかありません。
    ツルツルの階段を手すりを抱きかかえながら登ると・・・甲府盆地が一望出来ました。
    でも流石にろくに柵もない天守台の上を歩く勇気はありませんでした。
    帰りの下りはノロノロとゆっくり降りてきました。

    ここで転んで頭を強打したら、、、腰を強打したら、、、骨折したら、、、

    良い子は決して真似してはいけません。

     

     

    この日の遅く中央高速が開通したとかしないとか。
    流石にもう帰りたいです。
    東京方面の中央線は相変わらず運転見合わせ。高速バスは終日運休とのこと。
    しかし夜、3日ぶりに祝・開通「甲府〜小淵沢」!の報道が流れました。


    よし甲府から松本方面に塩尻まで行き、塩尻から「しなの」に乗って名古屋まで行く。
    そして名古屋からは東海道新幹線で帰る!。


    と決断し眠りにつくのでした。



    【2月18日(火)】

    2時間位の仮眠の後、ネットにアクセスしながら身支度などをして朝を迎えます。

    朝5時40分頃、フロントで元気に挨拶しチェックアウト。
    ルンルン気分でまだ暗い街の中を歩いて駅まで。
    そしてみどりの窓口で「ください!(笑顔)」。
    「すみません、小淵沢までしか開通していないので、茅野までタクシーとかになりますが。」
    ガーン!。
    「そ、そうなの。ならば出直してきますね(苦笑)」
    「申し訳ないです。」

    ホテルに電話して「先ほどチェックアウトしたのですが戻っていいですか」
    「いいですよ、外出扱いにしておきます」
    ということで今一度、甲府たそがれホテルの小部屋♪



    6時30分前にホテルに戻り、テレビを見れば「JRは運転見合わせ中。新宿行き高速バスは終日運休。もしかして富士山駅行きのバスは状況によっては」とか。
    富士山駅って何処?。JRの運休区間内の駅なのね。
    おっ富士山駅から池袋行きか羽田空港行きのバスがある!。

    9時頃に再び駅に行きJRの状況を見て、富士山行きのバスを確認すればやはり運休とのこと。
    仕方がないよねと駅前の藤村記念館を見てからホテルに戻り、ビールをプシュッ。朝っぱらから何をしているのでしょう!

    この辺りで結構、気分は落ち込んでいました。
    というのも電車はもとより高速道路も不通になっていることからCharさん御一行も甲府盆地の外に出られない。
    つまりここ甲府市内に滞在しているはず。
    一緒の状況にいるというのは何か嬉しいというか気持ちの励みにもなっていました。
    しかし高速道路の通行が可能になったことで今日、Charさん御一行も帰京するだろうな。でも電車かバスの運行が再開されない限り帰れない私は取り残されたような気持ちになり正直、凹んだ時間帯でした。

    でも私は私。受け入れるしかありません。

    ついウトウトとして朝寝です。
     

    お昼過ぎに目が覚めました。
    暇だなぁどうしようかな。この雪ではお散歩も厳しいし、もう見たいところもありません。

    「そうだ、図書館へ行こう」と場所を確認し、ホテルの方に「多分、連泊します」と声をかけ「はいはい、お部屋、掃除してもよろしいですか」「はい、どうぞ」とお出かけ。

    図書館の前に駅に寄ってみるとJRは相変わらずですが、バス案内所に長蛇の列が。
    どうやら12時過ぎに新宿行きのバスの運行を再開したとのこと。
    既に時は13時過ぎ。ラッセル車を持たずに人海戦術で雪かきをされているらしいJRさんに期待は出来ないからバスの切符を購入する長蛇の列に並ぶとしました。
    長蛇の列はディズニーランドで訓練を積んでいるし、iPodに本も持参しているから退屈にはなりません。並ぶこと1時間30分。15時の切符を購入出来ました。

    切符を購入した時には既に14時30分頃。出発まであと30分です。
    急いでホテルに戻り「チェックアウトします」と荷物を取りに行きチェックアウト延長料金の精算をしようとすると「今日の分のお代は結構です。お気を付けて」と嬉しいお言葉。
    センティアホテル内藤には大変お世話になりました。ありがとうございました。

    15時にバス乗り場に戻り実際にバスが出発したのが15時30分頃。
    市内の幹線道路は1車線のために発生した渋滞で甲府南インターチェンジまで1時間以上を要しました。
    中央高速道路は順調に走ったのですが、首都高に入ったところで事故渋滞とかで新宿に着いたのが19時なのでした。
    まぁバス代も1980円位で、朝のプランである名古屋経由の10分の1で済んでそれはそれで良かったかと思います。

    結局、電車かバスなど公共交通機関を利用し甲府入りした観客は2月18日(火)の午後以降の高速バスで帰るか、翌2月19日(水)のJRの再開まで帰ることが出来なかったのでした。

    最後に甲府に滞在中、友達から届くCメール、メール、SNSのメッセージが嬉しかったです。
    ありがとうございました。




    2014年 2月21日(金) Char 2014 TRADROCK Tour at 大宮ソニックシティ 小ホール


    2013年10月11日(金) Char Live Tour 2013 at 町田市民ホールの入場時に配布されていたチラシ内に先行発売の案内。

    早速、現金書留で申し込みをしました。

    そして年が開けた1月にチケットも郵送されてきました。



    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では11公演目でしたが)10公演目、まだ前半です。



    撮影日:2014年 2月21日(金)


    入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    そして待つこと15分ほどたった18時45分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    1曲目は2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じく"All Around Me"。

    2曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客でコール&レスポンスするのですが、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡と同様にCharが「1曲目からは」「のらないと損ですよ」と観客を盛り上げます。
    最初から観客がコール&レスポンスされ、Charの煽りが無かったのは私が観た公演の中では今のところ2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小のみです。
    それにしても裏の手拍子は私には難しいです。

    第1部では2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小の後、記録的な豪雪のため2月17日(火)に中央高速道路が開通するまで甲府盆地から出られなかったことから"Sunday Night To Monday Morning"で「明日は帰れるかな」と思いながら、"ふるえて眠れ"などネタに曲紹介しながら進行していました。

    場内にはやはり2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小に行かれた方が複数名いて3日間ほど帰れなかったとCharと軽くやり取りされたのでした。

    "My Favorite Things"を始める際、澤田浩史がアコギを持った時には、場内から「おぉ」。
    そして翌日が誕生日とのことで場内から「バースデイ・イブ」という声もかかります。
    このツッコミが第2部の楽しさを倍増してくれました。

    第1部のセットリストは2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じでした。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、20時頃に第2部で登場したCharが手にするギターは最初はもちろんPink Cloud。

    3曲目の"Do Or Die"のイントロで3人の息が合わず失敗。もう一度、仕切り直し演奏したのは弘法も筆の誤り。これぞライヴの醍醐味です。

    "Song In My Heart"、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡では"Dazed"のエンディングに続くようにCharが歌い出していたのですが、今宵も2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同様にギターのストロークによるイントロも弾いていました。

    ギターをBurgundy mistに交換しレゲエなTradrockコーナーに入る際、バースデイ・イブの澤田浩史にMCを渡します。
    澤田浩史のMCはCharと演奏するようになって20年間。その最初の出会いを淡々と話します。
    ギターの交換も終わり澤田浩史のMCがいつ終わるのか見続けるCharの姿に爆笑でした。

    50歳を迎える澤田浩史にCharが50歳を迎えることをギターの音でアドリブを交えながら説いたり、この日もMCは絶好調です。

    ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡と違い、アルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"ではなく2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同様に"Jeff's Boogie"でした。

    あとアルバム"The V"から"Pipeline"でギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ンと最前列の観客の方にピックを手渡し弾かせるシーンは、下手側の最前列に寄ってきて「弾かせて」と手を上げた女性の方が。
    するとこの方、1弦から6弦に向けて下からジャラ〜ン。
    私はこの方の席の3席下手側にいて間近で見ることが出来たのですが、Charの驚いた顔も印象的でその姿に感動しました。
    曲が終わってから「下からきたね。オレでさえ上からなのに」とCharもコメント。

    終盤の"I've Tried"からギターをFreeSpritに持ち替える際、MCを古田たかしに振ります。
    澤田浩史とは小学校・中学校が学年も違うが同じであった旨の話しを始めたのですが、あっという間にギターを交換し、ステージの進行もあり話を遮るCharなのでした。
    この辺りの3人のコミュニケーションはダチ同士の絡みという感じで最高ですね。

    第2部のセットリストは2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールは気絶仕様ムス。
    アルバム"Jimi"から"Perple Haze"。
    そして"からまわり"。
    更に気絶仕様ムスのまま"Smoky"。

    アンコールも2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じでした。



    終わったのは21:40位だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 2月22日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at 下田市民文化会館 大ホール


    この日の公演の発表、そしてチケットの発売はこのツアーにおいても最初の方の発表だったような記憶があります。
    もう行くしかないと発売日である昨年2013年11月10日(日)。
    その日は名古屋にいて、「ピッツァを食べたい!」と市営地下鉄・東山線の本郷駅近くの

    「ピアッツァピッツァ」


    というお店でお昼を食べた後、本郷駅前から文化会館に電話して予約しました。
    翌日、お金を現金書留で送り、後日、チケットも郵送されてきました。



    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では12公演目でしたが)11公演目、まだ前半です。



    撮影日:2014年 2月22日(土)


    チケットを見ると下田市民文化会館開館25周年記念コンサートだったのですね。
    25年前と言えば1989年。まさにバブル真っ只中の建物。
    座席を確認しながら入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    そして待つこと15分ほどたった18時45分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    第1部のセットリストは2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じでした。
    つまりツアー初日の名古屋のセットリストの冒頭に"All Around Me"を追加した曲順です。

    2曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客でコール&レスポンスするのですが、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡と同様にCharが「腹から声だそう」という一言があったように記憶しますが、最初から観客がコール&レスポンスされ、Charの煽りが無かったのは私が観た公演の中では今のところ2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小とここ下田市民文化会館 大ホールの2箇所です。
    それにしても今宵も裏の手拍子は私には難しいです。

    MCは品川から乗車したJR東日本の特急「踊り子号」の話。
    2014年 2月14日(金)の山梨は甲府での雪の世界から1週間後のここ下田は花見で日本は広いという話。
    カトレヤという民宿の話で観客席の方と話したり。
    というように最初から絶好調です。
    何か今宵は一味違います。
    下田という土地に子供の頃の思い出、最近も憩いの場の一つとして思いがあるのでしょうか。

    第1部は1時間ほどの演奏。最後にペリーなCharが英語訛り?で「この後、エレキのCharさん、出てきます」とご挨拶です。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、20時頃に「ハリスです」で始まった第2部で手にするギターは最初はもちろんPink Cloud。

    "Do Or Die"では腕を大きく振りカッティングしていると袖口か何かがギターのスイッチにひっかかり、スイッチが切り替わったことでギターの音が途切れる場面もありましたが、流石は百戦錬磨のChar。何事も無かったように対処します。
    "Song In My Heart"、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡では"Dazed"のエンディングに続くようにCharが歌い出していました。
    2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小ではギターのストロークによるイントロも弾いていました。
    そしてここ下田ではイントロ無しで歌いだすのでもなく、イントロを弾いて歌いだすのでもなく、イントロの最初のコードを2回ほどストロークし歌いだしました。
    この曲を歌う気持ちの準備といいますか、そのような間をその時々の感覚でとっているのでしょうか。
    事前のリハーサルでは「"Dazed"の後、イントロ無しで"Song In My Heart"を歌いだす」だったような気がしますが、現場での感覚で変えていく。これぞ、ライブですね。

    そして"波"が終わりギターをBurgundy mistに交換しレゲエなTradrockコーナーに入る際、Charが「今日は澤田クンの誕生日です。」のMCの後、いきなりのクラッカーを鳴らし"ハッピィバースデイ"を歌います。
    更に下手からが5本?のローソクに火もついたケーキが登場!。ふぅっと火を消す澤田浩史。
    その一連の流れが余りに早くて記念撮影は間に合ったのか微妙でした。

    Tradrockコーナーの1曲目はこれまでの"Help"ではなく同じくアルバム"The B"から"涙の乗車券"こと"Ticket To Ride"。
    ほぼ原曲、と言ってもCharが初めて買ったアルバムVanilla Fudgeの"Keep Me Hanging On"版をほぼレコードを忠実にコピーした演奏。
    久しぶりと言っても2013年11月25日(月) 古田たかしドラム生活40年祭〜しーたか40〜 at SHIBUYA-AXから半年ぶりの演奏で、嬉しかったです。

    当時、BBAを観るかHumble Pieを観に行くか悩んだ話、チラッとCBAの名を出し、始めたその曲はツアー初日の名古屋その1週間後の静岡でも演奏したアルバム"Jeff"から"Tonight I'll Be Staying Here With You"。
    この"Ticket To Ride"と"Tonight I'll Be Staying Here With You"という2曲の組み合わせ、この組み合わせが私の好みでしかありませんが1番しっくり来て良かったです。

    そして続けてアルバム"Eric"のコーナー。
    久しぶりに「何がいい?」とリクエストを求めるChar。
    観客からの"Crossroards"の声に「今日は下田だから"Sunshine Of Your Love"かなと思ったけど、どっちがいい?」
    もちろん聞かれるまでもなく「両方!」と叫ぶしかありません。
    「別料金なんだよね。」で何となくこっちの方を見てくれたような気がして嬉しかったりして。
    上手側の方が「出すよ!」と叫んだようで、「出す?。じゃまずは」で"Sunshine Of Your Love"の演奏が始まります。

    演奏が終わると観客席から御捻りが投げ込まれます。

    ここで何と上手側に控えるギターテクの方に「レスポール、くれる?」で、ギターをLesPaul Gold Topに持ち替えます。 ギターの準備が出来るまで、投げ込まれた御捻りを見てちょっとしたお話を。
    このギターの登場は2013年11月25日(月) 古田たかしドラム生活40年祭〜しーたか40〜 at SHIBUYA-AX以来だと思いますが、この"Crossroads"をLesPaul Gold Topで演奏するとは!

    演奏後、「95点」と評価するCharでしたが、演奏直後に古田たかしからの「Eric Clapton!」の声に「ドウモ」と応えるCharは100点でしたね。
    これは2月 1日(土)の静岡市民文化会館 中ホールを観た人には笑えるシーンでした。

    「まだ大丈夫?」でふと時計を見ると何と既に時は21:20。

    アルバム"The V"では"Walk Don't Run"、「じゃ"十番街の殺人"演ってみようか。出来る?」でオマケの1曲で"Ten Seconds To Heaven"を。
    そして"Pipeline"でギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ンと最前列の観客の方にピックを手渡し弾かせるシーンは、下手側の最前列に寄ってきてお兄さんにピックを手渡しジャララ〜ン。

    以降はいつも通り、"I've Tried"、"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコール1曲目は気絶仕様ムスで"Natural Vivration"。
    そして2曲目は白ムスで"Smoky"。

    最後にCharの「最高の演奏出来てありがとう。」「こんないい演奏が出来たのは久しぶり。どうもありがとう」という旨のMCが印象的で、かつ全てを表していると思いました。

    終わったのは22:00少し前だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 3月 1日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at 東京・練馬文化センター 大ホール


    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では13公演目でしたが)12公演目。
    ようやく「青字:ツアーpart2(東阪、中国地区、北東北地区)」に突入したところ。

    地図 拡大




    撮影日:2014年 3月 1日(土)


    チケットを見ると練馬文化センター開館30周年記念コンサートだったのですね。
    30年前と言えば1984年。まさにバブルが始まろうとする頃の建物。

    開演時刻17:30少し前に入場し座席を確認して着席しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    ステージ両脇にそびえるPAスピーカーの大きさというかその数がこれまでよりも多い今宵です。

    1週間前の大宮ソニックシティ 小ホールは最前列の下手側から2席目の澤田浩史の正面よりも壁側。
    翌日の下田市民文化会館 大ホールでは2列目の澤田浩史のほぼ正面。
    そして今宵も4列目のほぼ正面。
    最近は下手側とはいえステージに間近の優良席が続き幸せです。

    開演時刻を5分ほどたった18時35分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    昨日の小春日和な金曜日から一転、寒い冬に逆戻りした今日。
    ステージに登場したCharもかじかんだ指を解す幕開けです。

    1曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客でコール&レスポンスするのですが、Charから「皆さん、力を貸して」「そんなもん?」という一言があったのですが、最終的に1500名弱の観客によるレスポンスの声は大きかったです。

    CharのMCにおいて「チャー」「チャァ」と声援を贈る観客1人。なかなか面白かったです。
    2回目か3回目のMCにおいても「チャー」「チャァ」な声援で絡む観客1人に「弓で撃つぞ」「名前は?・・・Yeah!」と返す処など、笑えました。
    キャッチボールにならない割り込み声援でどうなるのかなと思ったのですが、若干、途中で何度かイラッという顔つきになるもののCharは随所で応えながら先に進めます。
    まぁこれもライヴの1ページ。
    無反応で鑑賞し続けるよりも良いかも。微妙なところです。その時々の空気で左右されるお話かもしれません。
    私的には楽しめた思い出となったシーンではあります。

    第1部のセットリストはツアー初日の名古屋と同じ構成で進みます。
    2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小のように冒頭に"All Around Me"を追加しない曲順です。

    ところが"過ぎゆく時に"が終わり、続けて・・・と思ったらMCに入るのでした。
    そして"ふるえて眠れ"を演奏する旨を話し曲を始めるのでした。
    この時、古田たかしと澤田浩史が顔を合わせ「あの曲は?」「いいよ、ついていこう」「うん」というような視線と口パク会話、うなづきあう2人。
    何か"過ぎゆく時に"辺りから演奏が鋭くなった(言葉を選ばずに言うと「乱れ気味になった」)というか先に先に進めるCharだと思ったのですが、"Sunday Night To Monday Morning"をカットしたのは、単に忘れたのか、その場でカットしたのか、それは永遠の謎として残りました。

    練馬区、そして豊島園を話題にしながら"My Freind"。
    更にそして副都心線で渋谷・横浜方面と繋がった話から"表参道"と続き「これにて第1部は終わり」と思うのですが、どうやらまだ演奏が続くような。

    第1部最後の曲という紹介で始まったその曲は"Zig Zag Zone"。

    今回のツアーのセットリスト始まって以来の21世紀からの新曲。
    Tradrockコーナーを除くと最新作は1988年12月に発表されたアルバム"Psyche II"からの"Do Or Die"という1976年から1988年までの20世紀の曲しか演っていないセットリストでしたから嬉しい気分です。

    最後のCharから澤田浩史への愛のピック投げは、久しぶりなのかキャッチ失敗!。惜しい。

    いつも通りの55分間の第1部が終了したのは18時30分頃、15分間の休憩に入ります。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、今宵も先週の下田市民文化会館 大ホールと同様、
    「客電落ちたら始めた手拍子、メンバーが出てくるまで絶対に止めないもんね。」
    手拍子を続けてみました。

    そしてメンバーも登場し
    「手にしたPink Cloudをジャーンとしたら絶対に立つもんね。」
    で、立ち上がって始まったその曲は"Why Aren't You Ready"。

    "Song In My Heart"、ツアー初日の名古屋その1週間後の静岡では"Dazed"のエンディングに続くようにCharが歌い出していました。
    2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小ではギターのストロークによるイントロも弾いていました。
    そして今宵は先週の下田よりもはっきりとイントロで進行するコードをひとつずつゆっくりとストロークし歌いだしました。
    やはりこの曲を歌う気持ちの準備といいますか、そのような間をその時々の感覚でとっているのでしょうか。
    事前のリハーサルでは「"Dazed"の後、イントロ無しで"Song In My Heart"を歌いだす」だったような気がしますが、現場での感覚で変えていく。これぞ、ライブだと今宵も思うのでした。

    Tradrockコーナーの1曲目は予想通り先週の下田と同様、アルバム"The B"から"涙の乗車券"こと"Ticket To Ride"。
    ほぼ原曲、と言ってもCharが初めて買ったアルバムVanilla Fudgeの"Keep Me Hanging On"版をほぼレコードを忠実にコピーした演奏です。
    間奏でテンション高い音を連発するCharに驚きです。

    そして久しぶりに中学・高校時代の楽しい思い出話。
    その思い出話の中で"Born To Be Wild"、"You Keep Me Hanging On"、"Somebody To Love"などを次から次に小出ししていきます。

    更に今宵はこれまでと異なりアルバム"Eric"のコーナー。
    アルバム"Eric"のコーナーも予想通り先週の下田と同様、"Sunshine Of Your Love"。

    そしてアルバム"Jeff"のコーナー。何を演奏するかで観客のリクエストは"Led Boots"で最初の3音位をギターで弾きますがこのメンバーでは演ったことがないから"Jeff's Boogie"。
    個人的には"Tonight I'll Be Staying Here With You"を予想していたので少し残念でした。

    でも嬉しいかったのはMCの一部なのかコーナーだったのかよく覚えていないのですがアルバム"Jimi"のコーナーがあったことです。
    カメラ目線のJimiの姿を観てロックは冷静でいなければならないとか、映画「ウッドストック」からTen Years Afterなどの物真似などもあったような。既に記憶が薄れています。

    アルバム"The V"では"Walk Don't Run"、"Pipeline"ではギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ンと観客の方にピックを手渡し弾かせるシーンは、上手側のお兄さんにピックを手渡しジャララ〜ン。

    以降はいつも通り、"I've Tried"、"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールは気絶仕様ムスで2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小と同じアルバム"Jimi"から"Perple Haze"。更にそのまま"からまわり"。そして最後に"Smoky"でした。


    終わったのは20:30頃だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 3月22日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at KAAT神奈川芸術劇場


    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では20公演目でしたが)19公演目。
    ツアーも後半真っ只中、「赤紫色字:ツアーpart4(関東地区)」。

    地図 拡大



    この日はこのツアー唯一のゲストありの日。
    そのゲストとはミッキー吉野。
    楽しみ百倍だったのですが・・・

    3月13日(木)の朝、仕事に行く身支度しながらテレビをBGM的に付けていると突然、「ミッキー吉野」「怪我」「大阪」「タクシー」「ドアを閉めないで発進」「Char」「出演をキャンセル」という言葉が断片的に耳に入ります。
    思わずテレビに目を向け、「あああぁ」と声にしてしまうのでした。

    残念ですが仕方がありません。
    これを記載している3月27日(木)時点、骨折されたミッキー吉野も19日(水)に手術を終えリハビリに入ったようで何よりです。
    いつの日かまた凄い演奏を観せて聴かせてくれることでしょう。その日を待ちたいと思います。





    撮影日:2014年 3月15日(土)


    開演時刻17:30少し前に入場し座席を確認して着席しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    ステージ両脇にそびえるPAスピーカーの大きさというかその数がやはりツアー前半よりも多い、倍増です。
    その違い、変化は何なのでしょうか。
    興味本位でしかないのですが知りたい処です。


    1ヶ月前の大宮ソニックシティ 小ホールは最前列の下手側から2席目の澤田浩史の正面よりも壁側。
    翌日の下田市民文化会館 大ホールでは2列目の澤田浩史のほぼ正面。
    2週間前の東京・練馬文化センター 大ホールは4列目のほぼ正面。
    最近は下手側が多かったのですが、今宵は上手側壁際とは言え前から4列目というステージに間近の優良席。
    でも真ん中の最前列を外し続けるのは私らしい?
    いずれにしても幸せが続きます。


    開演時刻を10分ほどたった17時40分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    1曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客のコール&レスポンスはCharから「横浜なので"じゃん"」。
    コールを「横浜の"よ"」に変えて、Charの煽りでレスポンスが序々に大きくなる場内、いつしか後ろからの声も聞こえるようになりました。

    最初のMCの途中でつい手元からピックを落とし「もうお爺ちゃんなので」というのに笑えます。

    第1部のセットリストは2014年 2月14日(金) 山梨・コラニー文化ホール 小の出来事を一言二言挟みながら曲を紹介しながら3月 1日(土)の東京・練馬文化センター 大ホールに"Sunday Night To Monday Morning"も演奏した祝・全曲演奏パターン。
    多分、3月 1日(土)の東京・練馬文化センター 大ホールもMCでの観客からの声援にペースを乱されなければ祝・全曲演奏パターンだったと思います。
    これもライヴですね。

    "My Freind"の口笛が少し調子が出なかったかも。

    第1部最後の曲という紹介で始まったその曲は21世紀からの新曲"Zig Zag Zone"。
    最後のCharから澤田浩史への愛のピック投げは、2週間前の東京・練馬文化センター 大ホールに続きキャッチ失敗!。惜しい。

    60分間の第1部が終了し、15分間の休憩に入ります。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、今宵も3月 1日(土)の東京・練馬文化センター 大ホールと同様、
    「客電落ちたら始めた手拍子、メンバーが出てくるまで絶対に止めないもんね。」
    と、手拍子を続けてみたのですが、暗転と共にメンバーはあっという間に登場。

    そしていつも通り
    「手にしたPink Cloudをジャーンとしたら絶対に立つもんね。」
    で、立ち上がって始まったその曲は"Why Aren't You Ready"。
    前半はいつも通り"Why Aren't You Ready"から6曲目の"波"を演奏します。


    Tradrockコーナー、1980年頃にテクノポップが流行った時は「もしかしたらギターも流行りものとして終わったのかもしれない」と思った話などをした後、1曲目はアルバム"Jeff"から"Going Down"。
    この始まりは想像していなかったの嬉しさ倍増です。


    次はアルバム"Eric"のコーナー。
    いつも通り「何、いきましょうかね。」という一言があったので、すかさず「ホワイトルーム!」と言ってみたところ「白い部屋?」。
    そして「白い部屋、君を待つ」と演歌風に歌います。

    「"白い部屋"、今日は終わってしまったのですよ。」なんて言われたら「交差点!」と言おうと思ったのですが「では、演ってみましょうか。」で"White Room"を演奏してくれました。
    嬉しさ・楽しさ倍増、改めて「Char、ありがとう!」と思った瞬間です。

    冒頭、イントロの途中で「赤い部屋だな」と言ったような気がしましたが、何からそう発されたのかよくわかりませんでした。
    歌の2番目辺りで多分、ワウワウ辺りのシールドが原因かギターの音が途切れたのは残念でしたが、これもライブです。

    アルバム"Eric"のコーナーは、
    1月25日(土)のZEPP名古屋などで"Badge"。
    2月22日(土)の下田市民文化会館 大ホールなどで"Sunshine Of Your Love"と"Crossroads"。
    ここ横浜で"White Room"を演奏してくれたので、残す個人的に観たいのは"The Politician"なのですが、この曲はもう無理かな。

    MCで最近のEric Claptonのライヴを観て「武道館で寝かすなよ」とか言いながら最後はやはり「オレのヒーローだからしっかりやって欲しい」なる旨を語る処は本当に好きなのだなとわかります。


    次はアルバム"Jimmy"のコーナー。
    「Zeppは歌うのが大変。誰か歌える人います?」で手を上げた観客がいて「じゃ歌ってくれる?」で"Communication Breakdown"を小さく演奏し、その観客が冒頭の「イエェ」を。
    その方、絶対に忘れられない思い出になったことでしょうね。ほっこりした凄く良いシーンでした。
    あと観客からのリクエストで"Moby Dick"も少し演奏したかも。


    アルバム"The B"からはアルバム"Jimi"風で"Day Tripper"。
    イントロや間奏などのギターはアルバム"Jimi"風、歌はアルバム"The B"という感じでした。

    もし「何、いきましょうかね。」という一言があったならば「"Tomorrow Never Knows"」と言うつもりでしたが、多分、この曲はもう無理かな。


    「あと誰がいたっけ?」に観客からの声に応え「ストーンズ?」で、Rolling Stones風に聴かせるブルースのコード進行を実演します。


    「日本のバンドにも影響されていて、本当はここでミッキーが入ってくる予定だったけど」でたとかでThe Golden Cupsの"長い髪の少女"。
    ミッキー吉野の事故や怪我、療養している模様などを愛を交えながら話します。


    アルバム"The V"コーナーでは"Walk Don't Run"、"Ten Seconds To Heaven"。
    更に"Pipeline"ではギターのコードEmをジャララ〜ン、ジャララ〜ン、ジャララ〜ンと観客の方にピックを手渡し弾かせるシーンは、上手側のお兄さんにピックを手渡しジャララ〜ン。スクラッチを最初にしたかも。


    後半はいつも通り、"I've Tried"、"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールは気絶仕様ムスで"Apple Juice"。更にそのまま"Natural Violation"。そして最後に"Smoky"でした。


    終わったのは20:40頃だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 3月23日(日) Char 2014 TRADROCK Tour at パルテノン多摩


    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では20公演目でしたが)19公演目。
    ツアーも後半真っ只中、「赤紫色字:ツアーpart4(関東地区)」。
    昨夜のKAAT神奈川芸術劇場に続き今宵もCharの楽しいライヴです。

    地図 拡大




    撮影日:2014年 3月23日(日)


    開演時刻17:30少し前に入場し座席を確認して着席しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    ステージ両脇にそびえるPAスピーカーの大きさというかその数がやはりツアー前半よりも多い、倍増です。
    その違い、変化は何なのでしょうか。
    興味本位でしかないのですが知りたい処です。


    中央少し下手寄り15列目というステージ全体を視界に入れることが出来てPAからの音も最良な優良席。
    思い出せば ツアー初日のZepp名古屋その1週間後の静岡市民文化会館 中ホール、そして思い出深い豪雪の山梨・コラニー文化ホール 小はこのような席でした。
    今宵も幸せが続きます。


    開演時刻を10分ほどたった17時40分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    1曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客のコール&レスポンスはCharからコールを「"う"」に変えて、Charの煽りでレスポンスが序々に大きくなる場内です。

    MCは鳥取はゲゲゲの鬼太郎だらけだった話から、今宵は日曜日の夜で黄昏る時間帯、何をしているかというお話。

    シングル"気絶するほど悩ましい"のB面で阿久悠に作詞をお願いした"ふるえて眠れ"を佐藤準とアレンジしながら「この曲がA面になるといいのに」と話していた興味深い裏話。

    人間の本能としてマイナーな音は哀愁を感じ、メジャーな音は気持ちを明るくする。このような人間の本能を伸ばすと平和になるとか、音楽治療などあるのではないかという話など。

    予定では昨夜のKAAT神奈川芸術劇場にゲスト出演する予定でしたが大阪で怪我をしてキャンセルしたミッキー吉野の療養の模様などを話した後、ミッキー吉野に捧げる旨を話し演奏を始めた"All Around Me"。 第1部のセットリストは昨夜のKAAT神奈川芸術劇場に続き祝・全曲演奏パターン。

    第1部最後の曲は21世紀からの新曲"Zig Zag Zone"。
    最後のCharから澤田浩史への愛のピック投げは、2週間前の東京・練馬文化センター 大ホール昨夜のKAAT神奈川芸術劇場に続きキャッチ失敗!。惜しい。
    頑張れ澤田浩史!

    最後にCharが15年前の共演を思い出すように「ラリーカールトンでした。」と下手に下がり、60分間の第1部が終了し、15分間の休憩に入ります。



    【第2部】

    約15分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、今宵も3月 1日(土)の東京・練馬文化センター 大ホールと同様、
    「客電落ちたら始めた手拍子、メンバーが出てくるまで絶対に止めないもんね。」
    と、手拍子を続けてみたのですが、この日も暗転と共にメンバーはあっという間に登場。

    そしていつも通り
    「手にしたPink Cloudをジャーンとしたら絶対に立つもんね。」
    で、立ち上がって始まったその曲は"Why Aren't You Ready"。
    前半はいつも通り"Why Aren't You Ready"から・・・いえ一味違いましたね。

    まず印象に残ったのは2曲目"Falling Star"の入りが合わずに3人で苦笑いしながらそのまま合わし直してイントロを演奏したこと位でしょうか。
    Charが先走ったのかな?。どうだったのでしょうか。

    そして3曲目の"Do Or Die"が終わり"Dazed"が始まるかと思いきや、
    「来たくても来れない人のために、聴いて下さい」と話し始まったその曲は"Hear Me In Heaven"。
    今宵のCharはどなたに捧げたのしょうか。

    その後はいつもの"Dazed"、"Song In My Heart"、"波"が演奏される前半なのでした。


    Tradrockコーナー、サンリオ・ピューロランドへ行った話から、まずはアルバム"Eric"のコーナー。
    いつも通り「何、いきましょうかね。」という一言に観客から「クロスロードやって」。
    思惑通りギターをLesPaul Gold Topに持ち替え"Crossroads"。
    昨夜のKAAT神奈川芸術劇場に"Crossroads"をリクエストしたら二日続けて "Crossroads"になる可能性もあるなとまだ聴いていない"White Room"をリクエストしたのですが正解でした。
    観たかったし、"White Room"。
    "Crossroads"の演奏が終わった時、古田たかしが後ろに回していたボーカル・マイクを前に回し、2014年 2月 1日(土)の静岡市民文化会館 中ホールでネタにした
    「エリック・クラプトン!」 by 古田たかし
    「ドウモ」 by Char
    やろうとしたしたのですが、残念!
    PAさんと息が合わず古田たかしの「エリック・クラプトン!」はオフ・マイクなのでした。

    次にアルバム"Jeff"から"Jeff's Boogie"。

    アルバム"Jimi"のコーナーは観客からの「ワイルド・シング」の一言で"Wild Thing"。
    このリクエストも凄くツボを着いて最高でした。

    アルバム"The B"からは昨夜のKAAT神奈川芸術劇場と同じくアルバム"Jimi"風で"Day Tripper"。
    イントロや間奏などのギターはアルバム"Jimi"風、歌はアルバム"The B"という感じでした。
    出来具合は昨夜のKAAT神奈川芸術劇場の方が良かったですね。

    最後のコーナーはアルバム"The V"では「50年前に最初に弾いた曲」で"Pipeline"。


    「上からウチの親がまだ演っているのか!?、と言っていたりして」なる旨を言ってから40歳を過ぎた頃、父親に呼び出されて「プロデューサーとか肩書き持てないのか」と言われた思い出を語りながら「ギター部長?、平ギターで頑張ります」という話でTradrockコーナーを終えます。

    "Hear Me In Heaven"、家族に向けた選曲だったのかな?と思ってしまった瞬間なのでした。
    ギター始めて50周年のこのツアー、デビュー何周年よりもCharにとって思い入れのあるギター始めて50周年という記念すべきツアーなのでしょうね。


    この話から"I've Tried"を始めたので澤田浩史が一瞬戸惑いの顔を見せたのでCharが一言、オフマイクで「"I've Tried"」と応えと時のバンド・メンバー3人の笑顔でする目と目での会話が印象的でした。

    後半はいつも通り、"I've Tried"、"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールはCharizmaで"Drive Me Nuts"。これは想定外でしたの嬉しかった!
    更にそのまま"Apple Juice"。
    そして最後に気絶仕様ムスに持ち替えて"Smoky"でした。


    終わったのは20:40頃だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 4月 2日(水) 中川翔子 CD「9lives」 発売


    亡き父の楽曲を最初で最後とカバーする娘。
    そしてその楽曲を共作しレコーディングやライブでも共演していた父の友達。
    その娘とその楽曲を再び作品として残す父の友達。
    曲のグルーブを造るアコギにのって歌う娘。
    イントロ、間奏はもちろんあちらこちらにエレキなギターで奏でる旋律に音色。
    もうそれで十分です。
    最後にアコギのボディをボロロって叩くところが父の友達らしくてまた良いものです。


    1986年11月28日に発売された中川勝彦のシングル"ラスト・ウィッシュ―同じ色のクリスマス"。
    良い曲です。


    アルバムも聴きやすく春の暖かい朝の日差しの下を、聴きながら歩くと元気な気分になります。




    2014年 4月 4日(金) Char JAZZ WEEK TOKYO 2014「エレクトリックギターの夕べ」 at Bunkamuraオーチャードホール


    ツアーも後半真っ只中、その合間をぬうように発表されたJAZZ WEEK TOKYO 2014への出演。
    「JAZZ」?、「エレクトリックギターの夕べ」?、確かにBAHOでサウンドフェスタ in Tokyo '99〜ジャズフレーバーナイトなどに出演したことはありますが、「JAZZ」。
    まぁいつも通り期待を外さないCharをみせてくれることでしょう。



     

    撮影日:2014年 4月 4日(金)


    開演時刻19:00少し前に入場し座席を確認して着席しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
    ツアー真っ只中のChar Live Tour 2014ではアコスティック・セットの第1部と休憩を挟んだエレクトリック・セットの第2部から成る2部構成。
    今宵は休憩は無いもののアコスティック・セットとエレクトリック・セットになりそうです。

    ツアー真っ只中のChar Live Tour 2014での2月21日(金) Char 2014 TRADROCK Tour at 大宮ソニックシティ 小ホールでは最前列の下手側から2席目の澤田浩史の正面よりも壁側。
    翌日の下田市民文化会館 大ホールでは2列目の澤田浩史のほぼ正面。
    2014年 3月 1日(土) Char 2014 TRADROCK Tour at 東京・練馬文化センター 大ホールそして今宵も4列目のほぼ正面。
    今宵は上手側とは言え前から5列目というステージに間近の優良席。
    でも真ん中の最前列を外し続けるのは私らしい?
    最近は下手側とはいえステージに間近の優良席が続き幸せです。

    いつも入場時、チケットの半券を上着かどっかのポケットに入れるのですが、時々、何処にいったかなと探してしまいます。
    席について「そう言えばチケットは・・・」と思いゴソゴソし上着の表側の胸ポケットに「あった!」と思うと何故か2枚!?
    「なぜ2枚?」と思いながら出してみると、なんと懐かしのJRの特急券ではありませんか!。



    撮影日:2014年 4月 4日(金)

    何故か一人嬉しくなってしまいます。

    開演時刻を10分ほどたった19時5分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    1曲目は「JAZZ WEEK TOKYO 2014」らしく2012年の新曲"Rippa na Slippa"
    ギターのフレーズもそれっぽいフレーズを入れているような。
    最後の方では"Feel So Good"と挿入したり。何か今宵も、今宵はChar Live Tour 2014とは違うセットリストを期待出来そうです。
    なお間奏でギターと観客のコール&レスポンスはCharは煽るもののChar的にはイマイチだったような場内です。

    2曲目は曲紹介と共に"All Around Me"。やはりChar Live Tour 2014のセットリストかなと思ったり。
    私的には2013年10月19日(土)の富山 アイザック小杉文化ホール ラポールの時に思い出したように少しだけ演奏した1982年のソロ・アルバム"Moon Child"から"Kusuriya"なんていうのを期待していたのですが、流石にそれは贅沢過ぎなようです。

    時間的な制約からか澤田浩史もギターに持ちかえJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲"My Favorite Things"。更に"気絶するほど悩ましい"を演奏します。

    ここで祖母から聞いた昔の渋谷の話から「上目線の自分のことを歌っている」と紹介し"表参道"。
    途中で歌詞が飛んだのはご愛嬌。今宵は時々歌詞が飛んだ瞬間が数回あったような。まぁそんな日もあることでしょう。

    そしてアコスティック・セット最後の曲は"Zig Zag Zone"。
    最後のピック投げは残念!。しかし今宵のCharは諦めません。足元に控えるピックを手に取り第2投!。
    残念ながらCharの暴投!。更にもう1枚で、澤田浩史はお手玉しながら体でキャッチ!



    ここでスタッフ総出で機材の入れ替え。

    Pink Cloudを構え始まったその曲はもちろん"Why Aren't You Ready"。
    その後は"Falling Star"、"Do Or Die"、"Dazed"、"Song In My Heart"、"波"が演奏されるいつも通りの前半なのでした。

    ツアー真っ只中のChar Live Tour 2014でギターを弾いて50年など話しながらTradrockコーナーに繋げます。

    その1曲目は「JAZZ WEEK TOKYO 2014」らしく"Manic Depression"。
    これがまた格好良かったです。
    Jimi Hendrixになりきり、物真似選手権というわけではなくJimi風Charで音、フレーズ、ポーズを決めまくりです。

    次はEric Clapton。その昨今のEric Claptonの演奏スタイルに対し枯れない"かまやつひろし"の話に。
    昨年、7月12日(金)にKYOTO SUPER ROCK SESSION at 京都ホテルオークラ 4階宴会場「暁雲」に向けリハーサルをした時の話、 そういえば私の席の真ん前の女性の方が京都まで観に行かれたとか。羨ましい!。観たかったなぁ。どのような曲を演奏されたのでしょうか。
    昨年8月21日(水)の坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックスみたいな感じだったのでしょうか。気になるところです。

    あと1999年10月28日(木) Eric Clapton Tribute "Just One Night" at 赤坂ブリッツで集まった収益金をEric Claptonに渡しに行った時の話などから"JazzyなCrossroads"、"FunkyなCrossroads"を少しだけ演奏し、そして最後はギターをLesPaul Gold Topに持ち替え正調"Crossroads"を演奏したのでした。
    なお"Crossroads"の演奏が終わった時、古田たかしが後ろに回していたボーカル・マイクを前に回し、2014年 2月 1日(土)の静岡市民文化会館 中ホールでネタにした
    「エリック・クラプトン!」 by 古田たかし
    「ドウモ」 by Char
    は今宵はありませんでした。

    TradoRockコーナー最後の曲はもちろん50年前に最初に弾いた曲"Pipeline"。
    上手の方、中央の方がジャラーンされました。


    いよいよ後半。
    ギターをFree Spiritに持ち替えて来たくても来れない友達に向け"Hear Me In Heaven"。
    私個人としては"かくれんぼ"を観たいところでしたが、清志朗も"Hear Me In Heaven"を観ていたことでしょう。

    更に"I've Tried"からいつも通り"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    本当に決めずに登場したのか定かではありませんが暫しドラムセットの前に澤田浩志とCharが集まり何を演奏するかミーティング。
    こういうシーンってバンドっぽく好きです。
    アンコールは気絶仕様ムスで"Natural Vibration"、そして"Smoky"でした。


    終わったのは21:10頃だったでしょうか。
    今宵も楽しかったです。




    2014年 5月 2日(金) Char 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 渋谷公会堂 Love & Peace


    先行販売に何度も応募しましたが全て落選。
    一般販売も繋がった時には完売。
    もう駄目かなと思いながら・・・間近になり泣く泣く都合が悪くなった方からお譲り頂き無事行くことが出来ました。
    ありがとうございました。

    そして迎えた当日。
    上京し表参道〜原宿〜渋谷をブラブラとしてから渋谷公会堂に向かいます。



    撮影日:2014年 5月 2日(金)


    開演18時少し前に会場入り。入場する際、一人ひとりに手ぬぐいが配布されました。

    パンフレット位は購入してもいいかなとも思ったのですが、ロビーのグッズ・コーナーには長蛇の列。とても開演までに買えないと席につきます。

    ステージ上は上手に愛用の自転車にES-335か。
    下手に清志郎。
    そして真ん中に大きなスクリーン。

    定刻を5分ほど過ぎた18:05頃、場内が暗転しスクリーンに映る渋谷のスクランブル交差点。
    そこに自転車に乗った清志郎が登場し、清志郎が自転車で渋谷公会堂の楽屋口まで走る擬似映像という最高のオープニングです。


    映像が終わると真ん中のスクリーンの幕が空き、1番手でトータス松本が下手から登場します。
    ステージ中央に位置する椅子に座りアコスティック・ギターで弾き語りです。
    3〜5曲ほどだったでしょうか。
    その後も出演者が独りずつ出てきてステージ中央に位置する椅子に座りアコスティック・ギターで3〜5曲ほどを合間に思い出話を挟みながら弾き語りする演出でした。


    2番手はいきなり仲井戸"CHABO"麗市の登場です。
    チャボは"ボスしけてるぜ"でいきなり一発かましてくれます。
    アコスティック・ギター1本で立っての演奏でグイグイ引っ張るリフを奏でながら歌い見事なロックを観せてくれます。
    MCも良かった。チャボにしか出来ない内容。
    チャボが登場するのは早くないですか?、というのが第一印象ですが、全体の構成を思い出すとここに入るのがやはり一番しっくりくるのかもしれません。


    3番手は真心ブラザーズ。デビュー25周年らしい二人組グループ。
    1曲目は"あの歌が思い出せない"。この曲は「かぐや姫」がデビューアルバム"はじめまして"に収録されていました。
    かぐや姫がレコーディングするということで忌野清志郎が売り込んだ曲だったように記憶しています。
    懐かしい。


    やはり4曲ほど演奏してからセッション・コーナー。
    まず初対面らしい奥田民夫をステージに招き入れます。
    更にスペシャル・シークレット・ゲストということで浜崎貴司。「誰?」って家に帰って調べたらFlying Kidsという1980年代末期のバンド・ブームのきっかけになったテレビ番組「イカすバンド天国」をきっかけにデビューした方。
    この4人で曲は"デイ・ドリーム・ビリーバー"。良い曲、良い歌詞です。


    4番手は奥田民夫。
    独りで"スローバラード"など。


    次は何かなと思うと「ここで先輩と」で5番手のCharをステージに招きます。

    Charの井出達はChar Live Tour 2014の2本の角の生えた帽子にツアーTシャツにジーンズ。
    あれ?、Char、気持ち太ったかも。

    奥田民夫に「いい声してるね」とCharが話しかけます。
    そして奥田民夫とCharの二人で演奏するその曲はもちろん"かくれんぼ"。
    2人で交互に歌い、2人でハモる。見事でした。

    Charが清志郎との思い出を語り、ここでもう1人、トータス松本をステージに招き、始めたその曲は"S.F"。
    トーマス松本がハーブを奏で奥田民夫とCharの2人で交互に歌い、2人でハモる。これも凄かったです。
    そして終盤に「ヘヘヘェーイ」で観客とコール&レスポンス。
    歌の合間、そして最後にトーマス松本のハーブ・ソロがまた味があって良かったです。


    最後に出演者全員ステージに登場し"つ・き・あ・い・た・い"。
    上手から真心ブラザーズの一人が椅子に座ってスライド・ギター、そして立っているもう1人。エレクトリックなギターSGに持ち替えたChar。奥田民夫、チャボ、トータス松本。 最初に奥田民夫が歌い、2番目にCharが歌います。
    ところが出足の歌いだしが入れず「ちょっと待った!」コール。そして改めて歌い始めます。
    間奏はエレキなChar、真心ブラザーズのスライド・ソロ。
    間奏の後はトータス松本が歌ったかな。この辺りでCharが「スタンドアップ!」ときっかけを待っていた観客を立たせます。
    後奏はチャボのアコギがCharのエレキと3度でハモリ、トーマス松本のハーブ・ソロ。


    演奏後、全員がステージ中央に集まりお礼の挨拶をしてステージ下手に下がります。
    場内、アンコールの声の中、ステージに再びスクリーンが降りてきます。
    そして第2部はフィルム・コンサート。
    "ミッドナイトブルー"、"デイ・ドリーム・ビリーバー"など40分間位、武道館などでのライヴの映像が流れます。
    昨今、ドーム・コンサートでライヴなのですが視線はスクリーンを観続けている事も珍しくないので、これもアリかと思うのでした。


    終わったのは20時30分位だったでしょうか。
    あっという間の2時間30分間でした。

    会場を出るとライブ前に観た展覧会「箭内道彦 月刊 風とロック展〜愛と伝説のフリーペーパー、その神髄〜」の創刊100号記念号をお土産その2を受け取り帰路につくのでした。



    個人的には"世の中が悪くなっていく"を観たかったのですが、残念ながら選曲されていませんでした。




    2014年 5月10日(土) 新大久保バンド ALS (筋萎縮性側索硬化症)について トーク&ライブ at 新橋ZZ


    偶然、幸いにもネットでこの日の事を目にし、お店に電話予約することが出来ました。



    撮影日:2014年 5月10日(土)


    18:30少し前に入場し19時をまわり開演です。

    まずは新橋ブランニューDAYsと称された「宇治茶屋」、そして「胃カメラZ」というアマチュア・バンドが数曲ずつ演奏。
    歌とギターも良かったのですが、「おっ」と思ったのがリズム陣です。
    ベースとドラムがしっかり土台を固めていて良かったです。
    そのリズムにギター、そしてボーカルがのっかり心地良い一時でした。

    そしてそれら演奏も20時過ぎに終わり新大久保バンドのセッティングが開始されます。
    ほぼセッティングも完了したところでCharも場内に入り、場内に鳴るBGMに合わせてギターを爪弾くなど最終調整が終わったのが20:20過ぎ。
    いよいよ新大久保バンドの演奏が始まります。
    新大久保バンドとはDr、B、Kbdの3人にG&VoでChar。

    CharはCharizmaをもって1曲目はジャムから。
    その後も時にジャムを挟みながら"金星のライオン"、"Apple Juice"などJLC時代の曲を中心に演奏します。
    途中でギターをPink Cloudに持ち替えたかな。
    そう"Song In My Heart"も演奏しましたね。
    最後は"Smoky"を演奏したかな。

    これで終わりかと思いましたが、ここでDrがゲストの古田たかしに交代しアンコールのコーナーっぽく数曲。
    最後にもう一度"Apple Juice"だったかな。

    終演は22時20分頃だったでしょうか。
    終わって直ぐに、とにかく生ビールを注文しグイっと飲んで会場を後にしたのでした。

    ALSと共に生きることになったベーシストの方を支援することが目的のこの日のライブ。
    友・愛・深・優・・・という文字が満載のライブでした。




    2014年 5月18日(日) Char 2014 TRADROCK Tour at 長野・塩尻市文化会館レザンホール 振替公演


    2014年 1月25日(土) ZEPP名古屋を皮切りに全28公演中の(予定では20公演目でしたが)28公演目。
    本当ならば2月15日(土)の10公演目でしたが豪雪のため延期となり、結果としてChar Live Tour 2014の千秋楽になったのもまた運命。
    私にとって楽しさ倍増になったのは間違いありません。


    地図 拡大


     

    撮影日:2014年 5月18日(日)


    いつも通り、ぶらり途中下車しない5時間強の各駅停車の旅で会場前に到着した時は流石に嬉しい、でもこれで終わってしまう寂しさ入り混じる複雑な気持ちになるのでした。

    そして開演時刻を10分ほどたった17時40分過ぎた頃、場内が暗転しメンバーが登場します。

    【第1部】

    場内が暗転すると共に凄い歓声。
    Charも登場するやいなや「うるさいよ」。
    そして「今日は2月15日です」で場内を更に沸かせます。

    1曲目の"Shinin' You Shinin' Day"の間奏でギターと観客のコール&レスポンスはCharからコールをNHKのテレビ小説「花子とアン」から「"てっ"」に変えて、Charの煽りでレスポンスが更に大きくなる場内です。

    途中のMCで、何と澤田浩史、集合時間を間違えて1時間ほど遅刻だったとのこと。
    予定通り会場入りしていたCharは途中、抜け出して塩尻駅まで澤田を迎えに行った話をします。
    偉くなったぞ、澤田浩史!(笑)。

    第1部のセットリストは"All Around Me"を除く祝・全曲演奏パターン。
    更に"My Freind"と"表参道"の間に、そうこのツアーでは初登場の曲、それは懐かしの"OSANPO"。
    この季節に万歩計を付けてのお散歩は気持ち良いです。

    第1部最後の曲は21世紀からの新曲"Zig Zag Zone"。
    最後のCharから澤田浩史への愛のピック投げは今回もキャッチ失敗!。惜しい。
    何度も投げなおすも制球乱れるChar。
    頑張れ澤田浩史!

    60分弱の第1部が終了し、15分間の休憩に入ります。



    【第2部】

    場内、暗転、手にしたPink Cloudをジャーンとしたら頃には場内ほぼ総立ち状態で第2部が始まります。
    2曲目"Falling Star"だったか間奏のギター・ソロを堪能しながら「今宵のCharはいつも以上に凄くない?」と思ったのですが、いかがでしょうか。

    驚いたのが"Dazed"で間奏、いつも通りギター・ソロだけかと思いきや澤田に振りベース・ソロ。
    やはり今宵のCharは何処か違う?
    とにかく"Dazed"、10分以上にわたり素晴らしい演奏をしたような。

    圧巻は"波"。
    間奏のギター・ソロで「何か良いか悪いかわからないけど力入っているな」と思っていると、やはり久しぶりにギターの弦が切れるのでした。
    そのため急遽、ギターをPink CloudからFree Spiritに交換したかも。


    Tradrockコーナーに入るところのMC。
    塩尻は初めて・・・高校1年生の古田たかしと高校を卒業した頃のCharがNSP(New Sadistic Pink)のバックを務めていた1974年(昭和49年)頃、NSPのコンサート・ツアーで諏訪に訪れていた話。
    コンサートの途中で同じくバックを務めていた佐藤準がうたた寝してしまった話。
    NSPの曲"コンクリートの壁にかこまれて"のレコーディングでの話。ここで少しだけこの曲を演奏したかな。
    デビュー当時、天野滋に詩を書いてもらった話などこのコンサート・ツアーのMCでNSPの話は少なくありませんでした。
    やはりNSPと天野滋はCharの人生の1ページであるのは間違いないようです。

    ところで何を演奏したかな。
    アルバム"Jeff"から"Jeff's Boogie"はありましたね。
    アルバム"The B"からアルバム"Jimi"風で"Day Tripper"。
    アルバム"Eric"からギターをLesPaul Gold Topに持ち替え"Crossroads"。
    最後はアルバム"The V"は"Pipeline"。
    だと思います。
    曲順はもう思い出せません。


    後半はいつも通り、"I've Tried"、"Anytime"、"Tokyo Night"で本編の幕が終わるのでした。



    暫くの手拍子でアンコールで登場します。
    アンコールは気絶ムスだったかな。いきなり"Head Song"。これは想定外でしたの嬉しかった!
    更にそのまま"からまわり"に"闘牛士"。
    そして最後に"Smoky"でした。


    終わったのは20:40頃だったでしょうか。


    1月25日(土)の名古屋を皮切りに始まった全国28箇所に及ぶChar Live Tour 2014も終わってしまいました。
    今の気持ちは・・・

    メンバー、スタッフの皆様、お疲れ様でした。
    最高の半年間、楽しかったです。


    出待ちして頂きました。





    2014年 5月20日(火) 週刊朝日 5月30日号「俺のギター」


    5月18日(日) 長野・塩尻市から2日後の朝、仕事に向かう前の気だるい気分で新聞を眺めていると週刊誌の広告が目に入りました。
    週刊誌など買う習慣が無いまま歳を重ねてきましたが、広告の見出し位は眺めたら・・・

    「巨匠 ジミー・ペイジ 特別インタビュー」という文字にピピッ!
    更に「わが愛するギター チャー」でビビッ!


    前回、週刊誌を買ったのは2013年3月25日(月) 週刊現代4月6日号のこと。
    買ったけど2頁を読んだだけで他の記事は殆ど読んでいないので、今回もどうしようかな・・・と迷いながら本屋さんで手に取り、チラ見してみたら・・・はい、レジに向かっていました。

    まずP11。
    「どう? 俺のギターかっこいいでしょ」でYAMAHA L-51を脇に置いたCharのカラー写真。
    写真の大きさはページ面積の4分の1弱なのですが、はい、いいです。

    そしてP128。
    「未だに影響与えるジェフ・ベック」で、決して目新しい内容ではありませんが、「ロックの醍醐味、ギターの醍醐味とは何か」を簡潔に語っております。





    2014年 6月 9日(月) 週刊現代 6月21日号「戸越銀座に出掛けよう」


    まずは立ち読みしてみようかなで町の本屋さんへ。
    手にすると巻頭カラーの部分の一部で

    <下町散歩>戸越銀座に出掛けよう−品川区・日本一長い商店街


    コメントもあり、小さいながらも写真もある。
    記事は馴染みの1軒をエピソードを交え紹介する内容でした。
    でもこれで430円は・・・と頁をペラペラすると

    わが人生最高の10冊


    で、正やん(伊勢正三)も登場。
    はい、レジに向かっていました。

    これで購買部数が増え、また登場したら嬉しいです。
    それを期待して今回も購入したのでした。





    2014年 9月 7日(日)  佐橋佳幸 (祝)芸能生活30周年記念公演 東京城南音楽祭T.J.O at 昭和女子大学 人見記念講堂


    「佐橋佳幸って誰だろう・・・」。でもCharが出演するとのこと。
    何かゲストの方々が凄く、Charとどのような接点なのか、何をされている方なのか。
    まずはチケットだけは購入。


    そうこうするうちに時は流れジャニーズのコンサート事務局から封筒が1通。
    9月4日(木)から5日間の東京ドームを皮切りにスマップがドーム・ツアーとか。
    第3希望まで応募出来るということで第1希望から6日(土)、7日(日)、5日(金)で応募しました。


    後は結果を待つばかり。
    ところが手帳を見たところ「7日(日) 佐橋 at 三茶」とメモがあります。
    「佐橋?・・・」「三茶?・・・」
    「アァァァ、Charの日!」

    万が一、スマップが第2希望の7日(日)が当選したらどうしたら良いのでしょうか。
    どう考えても体は1つ。両方、同時に観に行けるわけがありません。


    しかし神様は私を見捨ててはいませんでした。
    スマップの抽選結果は見事「第1希望 6日(土)」
    ホッとしました。


    いつもなら直前に予習し、今回も「佐橋佳幸?」で調べるところですが、直前はスマップの予習で精一杯。


    結局、何の下調べもしないで三軒茶屋駅近くの昭和女子大学のキャンパスに入ります。
    ここは女子大のキャンパス!
    その響きに感動したのですが残念ながら女子大学生の姿を確認することは出来ませんでした。残念!
    仕方がないので人見記念講堂に入場したのでした。

     
      撮影日:2014年 9月 7日(日)


    そして開演時刻17:00を5分ほど過ぎた処で場内が暗転し暗幕の向こうからギターを弾くシルエットに大きなギターのカッティングから曲が始まります。
    幕が開くと女性ボーカルが歌い始めます。
    「で、佐橋佳幸は出ているの?」「誰が佐橋佳幸?」という感じです。

    1曲目はその女性が英語の歌詞を歌い上げます。


    1曲目があっと言う間に終わり司会の萩原健太と能地祐子 夫妻が登場します。
    MCは何かよく聞き取れなくて2人目の女性ボーカルの歌を観るのですが、何か1980年頃に戻ったというか21世紀は当時から何ら変わっていないのかと思えるのでした。


    どうやら佐橋佳幸とは上手側でギターを弾く方のようです。


    2曲ほど歌った後、暫しおしゃべり。
    ようやくこの二人目の女性ボーカルがわかりました。EPOでした。
    EPOと主役の佐橋佳幸は高校時代の先輩、後輩とか。


    続いて3人目のゲストの女性ボーカルは渡辺美里。
    なんと渡辺美里も高校の後輩とか。
    普通の都立高校のようですが一体どのような高校でしょうか? 素晴らしい偶然。
    1年ぶりに観る渡辺美里もやはり2曲ほど歌います。


    因みにバックのドラムは古田たかしです。


    そして次は一緒に海外レコーディングなどしている佐野元春。
    1年ぶりに観る佐野元春も2曲演奏しました。


    この辺りでアコギ2本をバックに大貫妙子が歌ったかも。


    そして根本要が登場。
    やはり1年ぶりに観る根本要、やはり今回も根本要のMCは面白いし、でも長い!
    歌うは"Joy To The World"。
    更にスターダストレビューのメンバーが総登場し歌うはヒット曲で"木蘭の涙"。
    良い演奏でした。


    続いて小田和正。
    オフコースを解散しソロになった時、バック・バンドのギタリストが佐橋佳幸とか。
    1曲目はCMでも採用された曲でテレビで何度も耳にしていた"たしかなこと"。

    更に1990年代にヒットしたテレビドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌"ラブ・ストーリーは突然に"。
    イントロの印象的なギターは今宵の主役・佐橋佳幸の演奏だったようです。
    この曲ではコーラスにスターダストレビューの面々が登場しました。


    ここで意外な方、松たか子が登場します。
    なんと今宵の主役・佐橋佳幸は松たか子の旦那様。この二人は夫婦だったようです。
    記憶では週刊誌などで記事になっていた人だったのですね。

    やはり2曲ほど歌いました。
    透き通った通る声、素敵でした。


    さてオープニング時からステージ中央に設置されたMatchlessにギターPinkCloudも用意されました。
    いよいよCharの登場です。
    ところで芸能生活30周年をお祝いにかけつけるCharと今宵の主役・佐橋佳幸はどのような関係なのでしょうか。

    1曲目は佐橋がエレキを始めたきっかけの曲"Shinin You Shinin Day"を演奏したのですが、何とコーラスに小田和正、松たか子、根本要が登場します。

    それにしてもCharのギターの音がデカイ。
    音の大きさだけをいえば主役の佐橋の音を食ってしまい嬉しいのですが流石に「ここまで音量が違って、いいの?」と思ってしまうのでした。

    大概、演奏するCharを中心に、時にベースやドラムやキーボード、そして全体を観るというパターンなのですが、昨夜だけは違いました。
    もうCharが歌おうがギターを弾こうが、オジサンの視線は松たか子にロックイン!。

    サビの「Shinin You Shinin Day」と歌うところで、松たか子は楽しそうにCharの方ばかり観ています。
    おまけにCharは「Day」を発すると笑顔で大概、下手側斜め後ろに位置するコーラス隊の方ばかり振り返ります。
    するとコーラス隊に顔を向ければ松たか子のニコニコ顔が視界に飛び込みCHarもニンヤリする、「Shinin' You Sinin' Day」と歌うたびにその光景が繰り返されます。
    これほどCharに嫉妬したことは記憶にありません。悔しい!

    残念ながら松たか子はステージを下がり、根本要のボーカルで"Summer In The City"を演奏。
    これが残念!
    いえ、演奏も根本要の歌はもちろん良かったです。
    しかし松たか子にコーラスでもっとステージにいて欲しかったという残念です。
    それにしても演奏もさることながら要の歌が物凄く良かったです。


    Charのコーナーが終わると次は2人目のCで新宿の先輩、仲井戸"CHABO"麗市の登場です。
    3ヶ月の仲井戸"CHABO"麗市の1曲目はCharも参加します。

    開口一番、「チャボです。」 by Char。
    「Charです。」 by チャボ。

    そして演奏を終え自らMatchlessの電源スイッチを切り、ギターからシールドを抜き、ギターを抱えて下手側に下がるCharなのでした。


    もう1曲、チャボがRCの曲を演奏します。


    高橋幸宏、小原礼の演奏が観ることが出来たのも嬉しかったです。


    最後に芸能活動の起点としたUGUISSの演奏の後、出演者ほぼ全員がステージに登場し、くす玉を割られました。
    その時もCharがステージに登場したところまでは観たのですが、やはり松たか子がいつ出てくるかと下手側の袖に目が釘付けです。
    ようやく出てきた松たか子は下手側の隅。
    そして皆で手を繋ぎお礼のお辞儀。ふとCharは?と思い上手側に目を流すと、いない!
    すると後列にチャボ、Char、古田たかしの3人が並んでいたのでした。




    撮影日:2014年 9月 7日(日)





    2014年 9月27日(土)  Char 中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2014 at 中津川公園内特設ステージ


    名古屋市内から中央本線西線の中津川駅行き快速電車で到着した中津川駅。

     

    中津川で思い出すのは小学校5年生の時に行った2泊3日の野外研修に行ったこと位でしょうか。

    そして本で読む1969年から毎年夏に行われた日本で最初の野外フェスティバル「全日本フォークジャンボリー」です。
    何故、中津川で行われたのかはわかりませんが、1970年頃の日本といえば新幹線も東京〜新大阪間を結ぶ東海道新幹線のみ。
    高速道路も東名高速道路と名神高速道路、そして河口湖辺りまで開通している中央高速道路位だったのではないでしょうか。
    JRも当時は国鉄。
    中央本線も名古屋から中津川までは電化されていましたが、中津川から木曽福島方面は電化されていなくて蒸気機関車D51などが走っていたような気がします。
    今とは違って座席シートのクッションも劣り、ロングレールではないレールの繋ぎ目部分に当たるカタンコトンという音と振動が続く長旅。

    もちろん当時も改良により電車の旅が快適になったと記憶していますが、何故、中津川だったのかは知りません。


    あれから44年後の今回の野外フェスティバルも中津川。
    駅からシャトルバスの乗り場まえ駅前通りを歩いていくと歩道に続くフェスティバル応援の旗。
    この旗でまた気分も高まります。

     

    シャトルバスで20分ほど走った処に位置する中津川公園。
    その公園が会場になっております。
    時刻は10時。丁度、入場する方々が列となり整列入場します。
    入口前でチケットと引き換えに腕に一人づつリストバンドを付けてくれ、いよいよ入場です。

     

    まずは会場内の位置関係をチェックです。
    最初に訪れたのが最後のステージを観るREVOLUTION STAGE。
    ステージの両脇には「THE SOLAR BUDOKAN」と名付けられた通り沢山の太陽光パネルが並び、蓄電池に電気を溜め込んでいます。
    これだけパネルが並ぶと圧巻です。

     

    続いてCharのステージが行われるREDEMPTION STAGEです。



    会場を見渡せる高台に登ると爽やかな風。気持ち良いです。

     

    そしていよいよフェスティバルの始まる11時となりました。





    12:40からREVOLUTION STAGEで始まったRISEの演奏。
    金子兄弟のリズム隊、そしてジェシー。格好良いです。
    盛り上がりの観客。
    流石に観客の中には入っていくことはしませんでしたが凄いです。


    あちらこちらを少しづつ観て過ごしていると時は既に15時頃。
    そろそろ体調を整える時刻になりました。
    REDEMPTION STAGEに戻り、トイレに行き、パーカショニストと長い木の枝の中をくりぬき低音を響かせる民族楽器のバンドが演奏中です。
    心地良いリズムに引き寄せられ観客の輪の中に加わり演奏を楽しみました。


    そして16時30分頃、演奏が終わり観客が引き上げると共に次のステージに向け立ち位置を確保します。
    その確保した位置はステージ中央の最前列という極上の位置。
    もう一人か二人位、下手側の方が良かったかなと思いながらも古田の真ん前、下手側の澤田も良く見える極上の場所ですから贅沢過ぎます。

    いよいよステージ上に機材が搬入され設営。
    スタッフやバンド・メンバーも登場し音合わせが始まります。
    あとは開演時刻を待つだけとなりました。




    17:30 Char at REDEMPTION STAGE


    ほぼ定刻17:30、上手側から登場するメンバー3人。
    下手側にベースの澤田浩史、中央に古田たかし、そして上手側にCharizmaを手にするCharです。

    フェスティバルということで事前のリハーサルは出来ないためまずはバンドで演奏しながら軽くジャムを行い観客とコール&レスポンス。

    そして始まったその曲は"Pain"。
    いつものように古田の安定したドラムと澤田のグイグイくるベースの重厚なサウンド、そしてCharの歌にギターです。

    続けて"Low n' Top"。


    ここで「中津川ジャンボリー」という言葉などを交えながら軽く挨拶があったかも。
    「チャーカッコイイ」など黄色い女性の声を耳にするなど気持ち良い空間に化しています。


    そして「ゆっくりいこうか」で始まったその曲は"I'm here for you"。
    野外、森林の中ではこの曲ですね。
    ビシバシと決めるドラムに踊るベースが心地良いです。

    更に"波"で魅せられました。
    野外の雰囲気のせいかChar Live Tour 2014の時のような込み上げるようなギター・ソロはありませんでしたが、もちろん十分に歌い上げていました。


    早くも終盤に突入で久しぶりの"Yellow Cap"。

    この曲は9月24日にブルーノート東京で行われた「iD nabla RS」新商品発表会でのシークレット・ライブのセットリストにありましたから必ず演奏してくれるに違いないと期待していましたから嬉しさ倍増です。

    この曲を演奏するのは2001年 1月に行われたChar Featuring Paul Jackson ブルーノート・ツアー以来なのではないでしょうか。
    というか私が観たのは13年ぶりという話しですが。

    途中の澤田のベース・ソロは松川純一郎(g.v) + 澤田浩史(Vo&b) + 嶋田吉隆(ds.v.Bo Diddley) などのライブで何度か耳にしていますが、Charとの演奏で観るとまた違った引き出しが飛び出てくる澤田のベースです。


    気づくと周囲はすっかり夜になっており「これからは大人の時間です。」と始まったその曲は"Perple Haze"。

    そのまま観客とのコール&レスポンスで突入するその曲は"からまわり"しかありません。

    しかし終盤のカッティングに入ってからギターの音が少し変?
    ということでスタッフも登場しギターの演奏をやめエフェクターをあれこれと触りますが、なかなか復旧しないのでそのまま演奏を再開しエンディングに。


    最後にメンバー一同、ステージ前に出てきてご挨拶。
    その際、Charが手にしたペットボトルを大きく振り回し観客席に放り込もうとします。
    その結果、振り回した勢いでペットボトルの口から水が吹き出し、はい、ステージ真ん中最前列に立っていた私は頭から顔にかけその水を浴びさせて頂きました。

    しかし哀しいかな、手が滑ったのかペットボトルはステージにポン!
    ステージ上に転がるペットボトルを再び手にし観客席に投げ入れるCharなのでした。

    うーん、ペットボトル投げはまだまだのようです。
    CHarにはギターやゴルフをやる間を惜しんでペットボトル投げを練習し、来年の野外フェスティバルでは華麗なペットボトル投げを観せて欲しいものですね。


    補足):
    私は水を浴び視界が無くなったのですが、どうやら投げたペットボトルが勢い余って天井に当たり、ステージ上に転がったようです。
    何気に水を浴びて嬉しく思った私。
    野外のライブはそんなもんですよね。


    あっという間にアンコールで登場し手にするギターはピンクの愛機"Pink Cloud"。
    演奏を始めるも間奏でギターの音は相変わらず。
    演奏する手を止めスタッフのエフェクター調整を待つ間、観客とコール&レスポンス。
    そして再びギターの音をあれこれチェックし、いつもならば2度目の間奏のカッティングを始めますがその音はやはり不安定かも。

    しかしそこはプロ。3番の歌を歌いあげます。

    ところが2度目の間奏のカッティングを始めますがその音はやはり不安定。

    流石にその音には我慢出来なかったのか突然Charは演奏を止め、「Thank you!」とギターを外すとギターアンプの後ろにギターPink Cloudを放り投げて上手側ステージ袖に下がります。

    愛機Pink Cloudはギターアンプの後ろ側に無残にも横たわるのでした。

    RISEの面々も観ていた上手側ステージ袖に下がる際、中腰にしていたスタッフの一人を軽く足蹴にしながら行ったのですが、そのスタッフの方も苦笑いしながら後ろに転がっていました。
    きっと苦笑いしながらステージを下がったCharだったことでしょう。


    ギターを放り投げてステージを下がるのは20世紀末は1999年12月18日(土) Char,Bogert,& Appice 天王洲アートスフィアの時以来のような気がします。

    本当に良いものを観せて頂けました。
    このシーンだけで入場料のもとはとったと思いました。


    ほぼ50分間位の楽しかったCharのステージも終わりました。
    園内はすっかり夜。
    光が届かない場所はすっかり暗闇です。
    一旦、最終ステージの行われるREVOLUTION STAGEに足を向けたのですが、最後にトイレに行ってから早3時間。
    最終ステージを観る前にトイレに行っておこうと思うのですが、暗くて場所がよくわかりません。
    そこで先程も使ったREDEMPTION STAGE後方のトイレに戻ります。

    そしてトイレから出て楽しかったREDEMPTION STAGEを見ればすっかり機材は片付けられて何事もなかったように静かな闇に包まれています。
    その闇の中で聞き覚えのある話し声。
    すると会話も丁度終わったところ。
    演奏後のお疲れとは思いながら声をかけサインをお願いしたところ、気さくに応じて頂けました。

    古田さん、サインありがとうございました。






    19:50 仲井戸”CHABO”麗市&シアターブルック at REVOLUTION STAGE


    古田さんから想定外のサインも頂き、REVOLUTION STAGEに向かいます。

    18時45分頃に到着するとステージではDragon Ashが熱い演奏を繰り広げ、観客もPAテントの後ろまでぎっしりでとても前に行ける状況ではありません。
    もちろん観客は飛び跳ね、押し競饅頭状態でとても爺が入っていける雰囲気でもありません。
    「これでは最終ステージは前の方で観るのは無理だな」と思い、遠くの方のステージと上手に備え付けられた大型スクリーンでその演奏を楽しむとします。

    Dragon Ashのベースは金子兄弟の弟、RISEのベーシストKen Kenだったのですね。
    ここでもKen Kenのベースがグイグイ引っ張っています。


    「格好良いなぁ」と思いながら暗闇に目もなれてきてふと前を見ると、観客のあちらこちらに空間が見えています。
    「せっかく来たのだから、やはり前で観たいな」と思い、空間を縫うようにして前に前に進み、PA卓のテントの前までようやく辿り着きました。

    時計を見れば19時少し前。
    「まだまだステージまで遠いな」と思っているとあちらこちらから結構、強引に前に進む若者たちがいるではありませんか。

    その若者たちが前に進むと一瞬だけ空間が出来て直ぐに閉じる感じです。

    「そうだ、大人気ないけど、前に進む若人の後に付いていこう」とその時を待ちます。

    すると来ました!
    すかさずその背後に付き、若人が開けた道を進んで背後で道が閉じられることを繰り返します。
    しかし若人の余りの速さ、それ以上にその強引さに着いていくのはそろそろ限界と数メートル前に進んだ処で追うのを止めました。


    かなり前に来たのですが、「まだまだステージは遠いな」と思っているとまた強引に前に進む若人を発見。

    すかさず後に付いて前に進みほどほどの処で止まることを数回繰り返します。


    ステージとPA卓テントとの中間位でしょうか。
    もう大型スクリーンを観なくてもステージのメンバー達の顔がよく見えます。

    しかしそこは押し競饅頭状態の真っ只中。
    周りを見渡せば20代の若若男女ばかり。
    爺の居場所ではありません。

    しかし時はもう既に遅しで爺も右に左に前に後ろにジャンプし続ける周囲に合わせるしかありません。
    何とか地面に倒れないようにジャンプ・ジャンプ・ジャンプ。
    意外に楽しいではありませんか!

    しかし時計を見るとまだ19時00分。このステージは多分19時30分だからまだ30分もあるのかと少し気が遠くなります。


    そんな気持ちでいる時、急に後ろから頭上にドタと物体が降ってきました。

    「ヤバイ、波乗り野郎共だ!」。

    この物体に当てられたら良くないとメガネを外しカバンに収納します。
    そして右に左に前に後ろにジャンプし続ける周囲に同期しながら後ろからの気配に注意し、物体が近づいて来たらパスしないで避けてあげることを続けます。


    ここでステージ上のギターを弾きながら歌う人だったか音頭をとり、観客が輪をつくりポッカリ空間を創り上がります。
    そして何かの合図と共に観客がワッと散るパフォーマンスが始まります。

    余りその中に入りたくないなと群衆の波を見ながら、観客スペースの真ん中の方に、そしてステージの方向に逃げるように体を進めます。

    そんなパフォーマンスが2〜3回あったのですが、ふと気付くとステージまで10列ほどの位置まで近づきました。

    しかし時はまだ19時10分を過ぎた頃で目眩がしそうです。


    再びギターを弾きながら歌う人が「肩車して」と語り、すぐ目の前に肩車の山脈が出来上がりました。
    思わず「若若男女の皆さん、この爺を肩車して」と言いたくなりましたが、ぐっとこらえます。
    そして肩車の山脈が崩れたその時、また前方に空間が出来上がりましたから前に進み、とうとう前から4列目まできました。


    あともうひと頑張りと思っているとDragon Ashの演奏が終了し、若若男女がステージ前から引き上げる度に前に中央に進み、少し上手側ですがステージ前最前列の位置を確保したのでした。


    かなり強引に前に来たので少し気が引けましたが、「もう今回は許して下さい」な気分なのでした。





    ステージ上は機材の入れ替えが進みます。
    Charのギターアンプも登場しました。
    ところがそのギターアンプは下手側に設置されてしまいました。

    「しまった!」
    残念ながら裏目に出てしまいました。
    しかしここは17:30 Char at REDEMPTION STAGEに続き極上の最前列。
    贅沢過ぎます。




    そしてほぼ定刻の19時50分、メンバーが登場します。

    ステージ中央にチャボ、そして上手側の私の真ん前に位置するボーカル・アンプにこのフェスティバルの発起人である佐藤タイジ。
    これは凄い位置に身を置いてしまい気分は最高!

    オープニングはRCサクセションの"ようこそ"。
    「ソーラー武道館に、よーこそ!」と観客を煽り続けます。

    2曲目は「ハッスル・ハッスル」と歌う曲。

    それ以降はよく覚えていませんがイカス演奏が数曲繰り広げられます。
    更に「日本で一番有名なロックンロール!」で"上を向いて歩こう"が演じられます。
    もう何て格好良いのでしょう、チャボ。最高です。

    「月の曲?」の演奏、佐藤タイジの奏でるギターがとても深い月夜を表現していました。


    何曲目か全く記憶にないのですがローリング・ストーンズの"Everything Is Turning To Gold"でお待ちかねのCharizmaを構えたCharが登場します。

    この二人の共演は2014年 5月 2日(金)  Char 忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー 渋谷公会堂 Love & Peace以来でしょうか。
    シアターブルックをバックに熱い演奏を繰り広げます。


    ここで最終ステージらしく他の出演者もステージに招き入れます。
    一番驚いたのは、うじきつよしの登場です。
    そして始まったその曲は"雨あがりの夜空に"。
    間奏では皆でギターを廻し、エアギターの芸人さんにCharが耳打ち弾き真似する背後でギターを弾き、そのギターに合わせエアギターしたり、エアギターの人にCharがCharizmaを渡そうとしたり、大盛り上がりです。

    とうとう曲が終わってしまいました。

    しかしCharがリフを再び弾きはじめエンディングをもう一度バンド演奏します。
    そんなことを2度3度と繰り返すCharなのでした。

    2013年8月21日(水) Char 坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス 第37夜 全員着席!「お台場ロック村」 at お台場ZEPP TOKYOの時のかまやつひろしのような役割をCharが務めるのですが、ここには坂崎幸之助もいないので、Charに続き演奏を再開する強者はいないのが残念と言えば残念でした。


    楽しい時間はあっという間に終わりを迎えました。

    アンコールに仲井戸”CHABO”麗市&シアターブルックが1曲奏でます。


    そして開演から60分強、全ての演奏が終わりました。
    最後は佐藤タイジの音頭で一本締めで1日の幕を下ろしたのでした。


    21:00 終演後


    再びシャトルバスに乗り込み21時30分過ぎにJR中津川駅に到着したのでした。

    しかし残念なことに快速電車は行ったばかり。特急列車「しなの」に乗ることも出来たのですが、やはり40分後の22時12分だったかの普通電車の発車まで待つのでした。

     









    2014年10月 6日(月)  Char 中津川 THE SOLAR BUDOKAN アフターパーティー at ビルボードライブ東京


    あの楽しかった中津川公園でのThe Solar Budokan 2014から早9日が過ぎ去りました。
    恐ろしい位に物凄い速さで流れる「時」に改めて驚く今日この頃です。
    そのいくら「時」が早く流れようとも変わらないのは、お小遣い事情により行こうか行かないか迷いに迷い続ける事位でしょうか。
    相変わらず決断力がない我が人生。

    しかしあの中津川に行って楽しむことが出来たのに、このアフターパーティに参加しないのは無いと思い、ようやく行くことに決めたのが3日前のことでした。


    ところが当日は台風18号が日本列島を直撃。
    関東地方も朝から風雨が強まり通勤・通学の足に影響が出始めたのでした。

    お昼頃には台風も関東地方を通過したようで、お日様も射し始め、運行を停止していた公共交通機関も運行を順次再開し始めました。
    もしかしたら機材やメンバーの到着遅延により中止もありうるかもしれないと思い、念のためお店に電話すると予定通り実施するとのこと。


    行きました、ビルボードライブ東京。
    1年ぶりに訪れた六本木にある東京ミッドタウン。
    それもガーデンテラス。
    ガーデンテラスはB1と1F位にしか行ったことがありません。
    入場する前に庭園を少しお散歩。
    六本木も秋の装いを始めようとする気配です。


     



    道草はこれ位にして、まずはチケットカウンターで当日券を購入します。
    7,500円のサービス席はステージにも近いフロアーのテーブル席なのですが飲み物や食事などは別料金。
    しかしカジュアル席ならば1ドリンク付きで5,500円。
    私にとってその差は大きいので哀しいかな購入するはもちろんカジュアル席です。


    いよいよ入場します。
    入場しビールを受け取る際、「お食事はいかがですか」という甘いお言葉。
    その甘い誘惑にのってしまいそうでしたが、グッと堪えた自分をまずは褒めてあげたいと思うのでした。

    そして席に着くと、そこは天井近い照明群の高さ。
    丁度、ステージを見下ろす感じで、あえて難点を言うならばCharのように帽子を被るミュージシャンの場合、顔の表情が見にくい位でしょうか。
    ただハコの大きさが大きさですから、カジュアル席からもステージはとても近いです。
    更にエフェクターボードもよく見えますからミュージシャンの足さばきもよくわかる良い席でした。


    19:30 1st ステージ



    ステージ後方の下界が見える窓にカーテンが閉められました。
    定刻19:30、1回目のステージの始まりです。
    まずシアターブルックの4人「佐藤 タイジ (Vo/G), 中條 卓 (B), 沼澤 尚 (Dr), エマーソン北村 (Key)」による演奏。

    1曲目、佐藤タイジはナイロン弦のガット・ギター?というか"禁じられた遊び"のクラシック・ギター?をかき鳴らし、間奏の音はエレキ・ギターそのもの。
    先日の中津川でも思いましたが、佐藤タイジ、歌もギターも凄いです。

    2曲目はタイジ、アコギに持ち替えたかな、多分。

    それにしても良い曲、演るなぁ、シアターブルック!


    あの日、あの時、中津川では大騒ぎだったのですが、今宵のライブは静かに進行していきます。
    「打ち上げなんだから」とタイジは煽るのですが、なかなか静かな場内です。
    私も中津川とは少し違う感じで優雅?に楽しむのでした。


    いよいよゲストの登場です。

    1人目は女性ボーカリストでbird。
    これまで聴いたことがない方なのですが、うん、気持ち良い曲でした。


    2人目のゲストは堂珍嘉邦。
    やはりこれまで聴いたことがない方なのですが、うん、上手いです。


    3人目のゲストは加藤ひさし From THE COLLECTORS。
    うん、MCが面白かったです。もちろん歌も良かったです。


    4人目(4組目)のゲストはタブゾンビ from SOIL&”PIMP”SESSIONS (Tp), 元晴 from SOIL&”PIMP”SESSIONS(Sax)の2人。
    このホーン・セクションがまた凄い。
    "世界で一番(なんとか)"という曲、ご機嫌なサウンドで恰好良かったです。


    それにしてもこのような多種多様な楽曲を難なく演奏するシアターブルック、守備範囲が広い!。
    本当に守備範囲が広いバンドです、シアターブルック。


    そしていよいよお待ちかねCharの登場です。

    何でも佐藤タイジ周辺ではCharを「酋長」と呼んでいるとのこと。
    場内「酋長」コールでCharを招き入れます。


    さてCharが手にしたのは、あの日、あの時、ギターが悪いわけではないのですがお仕置きをした"Pink Cloud"。
    始まったその曲はテンションの高い曲、曲名は知りません。
    16のカッティング。
    そのカッティングからメロディを徐々に組み立て始め一気に駆け上るギター・ソロも絶好調。
    ホーン・セクションのご機嫌な音。
    恰好良いです。


    2曲目は"Smoky"。

    シアターブルックとの"Smoky"、良いではありませんか。

    2コーラス目の歌をCharとタイジが歌い分けます。

    1度目の間奏、最初にCharが弾いて、次にタイジが弾き、最後のコードに沿ったシーケンス・パターンというのですか、そこをCharが弾き始めるとタイジが3度(多分ね)のユニゾンで弾くところなど最高でした。


    本当、良い音を奏でています、"Pink Cloud"。

    あの日、あの時もこんな素敵な音を出していたならばお仕置きもされなかったことでしょう。


    ここで全員がステージに登場。
    今宵の音源も先日の中津川で蓄電してきた太陽エネルギー。
    この行動力。改めて佐藤タイジの行動力に感銘。


    3曲目はこのSOLAR BUDOKANのテーマ曲だと思う"もう一度、世界を変えるのさ"。

    Charはスライドで優しい旋律で色を添えていきます。

    曲の途中でステージ後方のカーテンが開き下界が見渡せます。
    そのガラスにステージ上のミュージシャンの後姿やフロアーにいる観客の姿が映り、幻想的な雰囲気を醸し出します。

    そのような感じで曲もエンディングを迎えるのでした。


    メンバーも下手側の袖に消え去り、静かな場内。
    そして徐々に沸き起こる静かなアンコールの声。
    「うわぁまるでスマップのコンサートにおけるアンコールの声みたい」と思っていると、場内アナウンスで約1時間20分位の1st ステージの終わりを告げるのでした。




    一旦、外に出て、流石に小腹が空いたのでプラザまで行きコンビニで調達。
    再びガーデンテラス B1まで戻りホッと一息ついたのでした。




     



    2nd ステージの開場時刻も過ぎたので今一度、4Fに行き入場するのでした。


    21:30 2nd ステージ




    ステージ後方の下界が見える窓にカーテンが閉められました。
    定刻21:30、2回目のステージの始まりです。


    1st ステージと同様、まずシアターブルックの4人による演奏で始まります。

    そして2曲もアコギに持ち替えず、ガットギターでご機嫌な演奏。

    その後のゲスト陣は1st ステージと同じ順番で登場しましたが、演奏した曲は違ったような、違わないような。
    よく覚えていませんが、1st ステージと同様、とても良かったです。


    さて「酋長」ことCharが登場した3曲。

    曲目は1st ステージと同じです。

    1曲目のホーン・セッションがご機嫌の16の曲。

    タイジからギター・ソロを指名されるもCharは16でカッティングを続け、更に全音符をスラーかタイで結んだような超・スローボールを投げるピッチャーのようなソロを奏でます。
    いくらタイジに煽られようがカッティングとスローボールを連投するCharです。

    これは面白いことになってきました。

    タイジに弾かしたり、キーボードに振ったり。

    そして超スローボールを投げ続けていると思ったら急に超剛速球を投げ込むCharです。

    ついには勢い余って弦を切ってしまうのでした。
    弘法も筆の誤りとも思いますが、それを超越して恰好良かったです。

    そして弦が切れたPink CloudからFree Spiritにギターを持ちかえます。


    2曲目は"Smoky"。

    これまた1度目の間奏から魅せてくれるCharです。
    超スローボールを連投し続け、タイジにギター・ソロを委ね、最終的にタイジとギター・ソロの投げ合い。

    1日に2度、それもPink CloudとFree Spiritという異なるギターで"Smoky"を観ると、この2本の違いを何となく感じることが出来ました。

    今宵の私の好みとしてはPink Cloudの方が良かったかも。


    3曲目はこのSOLAR BUDOKANのテーマ曲だと思う"もう一度、世界を変えるのさ"。

    Char、やはりイントロはスライドで奏でます。
    ただやはりPink Cloudとは違うFree Spiritは固いというか超合金な音だなと思っていると1st ステージの時と違いスライドをギターアンプの上に戻し、指でポジショニングする弾き方に戻すのでした。

    やはりスライドはPink Cloudの方が魅了する音でしたね。


    途中、何度かギターを弾きながらクルクル回るCharなのでした。

    そうそうこの曲だったか、Charが下手側最前列のテーブルの上にあったグラスにあった水を一口飲み、皿の上にあったポテトか何かを口にするお茶目なCharなのでした。


    最後の曲もとうとう終わってしまいました。

    「あぁ終わってしまう、終わってしまった。」と思うとCharが再びリフを奏で始めサビの演奏を再開するのでした。

    そしてタイジが今一度、ステージ上のミュージシャンを紹介します。

    うーん、いい!。これは良い!って思いました。



    2ndステージの幕が降りて時計を見たら何と23時10分を廻っていたのでした。

    この時刻、家に着くのは午前様で間違いないのですが、最終電車で帰宅するためのタイムリミットである六本木駅発の電車の出発時刻まで15分弱。
    長い演奏は嬉しいけどライブの余韻に浸ることなくビルボードライブを後にして、六本木駅まで地下道を足早に歩くのでした。

    まぁいつもライブが終わるとサッサと会場を後にします(地方に遠征しホテルに泊まった時の2014年前半は除く)から、いつも通りと言えばいつも通りです。


    それにしてもこんなに楽しいステージが繰り広げられると知っていたならば、友人も誘って無理やりでも観に連れて来るのだったと思いながら家路についたのでした。








    2014年10月11日(土)  Char ギター・マガジン 2014年11月号「ジャズ・ギターに憧れて」


    街の本屋さんに行き何気に雑誌のエリアの音楽コーナーに行くと発見しました。
    はい、その雑誌をレジまで持って行くのでした。

    Charの口からジョージ・ベンソンの名前はデビュー当時、正確には歌謡界に登場した直後のインタビューでも登場しているのですが、ジャズというジャンルというよりもアレンジやメロディー・ラインなど楽曲の良さに魅了されている話や、ラリーカールトンやリーリトナーの名前は出ていましたが、その良さやコピーするきっかけなど語られることはなかなかありませんでしたから興味深く読みました。

    このような言葉をCharから引き出すインタビュアーもまた凄いと思いました。








    2014年10月13日(月)  Char 0:50〜 NHK総合「おやすみ日本」生放送・生出演


    ネットとテレビの融合、テレビとネットの融合、その書き方でどちらが主か変わるようですが、その融合真っ只中らしいテレビ。
    三連休の中日の深夜未明、テレビの深夜放送を視聴しました。

    ネットと融合し視聴者参加の一つの形として思いつくのは朝の情報番組でのテレビのリモコンから参加する番組です。
    それから画面下などにメールやツイッターで書き込みされた文字が帯のように流れる番組です。

    テレビやラジオの電話やハガキと同じで放送局と視聴者の関係がどう変わるのか、そのスピード感が違うと言われても頭の固い私にはネットでどう変化しているのか理解出来ずにいます。


    さて初めて観るこの番組。
    1970年代のラジオの深夜放送番組を21世紀の今はテレビでやっているような番組でした。
    途中、台風19号が接近中ということもありニュースが民法でいうCMのように入ります。
    その間、スタジオでは次の進行を打ち合わせ、段取りされているのでしょうか。


    まず思ったことです。
    「眠いいね」のボタンをクリックするその面白みがわからないです。
    1970年代の番組宛に届くハガキの枚数を、PCからクリックさせているような感じでしょうか。
    ハガキに宛名を書いてポストに投函する手間に対し、PCのブラウザに表示されているボタンをクリックすることは楽ですし、ましてやその程度の操作ならばボタンのクリックは別に人手でやらなくてもプログラムで自動的に押下させれば良いと思います。
    ハガキを手書きする(1970年代、一般家庭にコンピュータもプリンターも商品化されていません)よりも楽な行為です。
    何が楽しいのだろう。


    というようなことを思っていると1時38分、Charが登場しました。

    選択されたお便りを送った視聴者数人に順番に電話でお話する形で番組は進行していきます。

    「中学の頃、こんな音楽を聴いていた」「あのミュージシャンはどう」というような事を番組で話されても退屈になってしまうのですが新譜やライブのプロモーションでもない出演、そして流石は工藤官九郎の番組だったからでしょうか。
    何の番組だったか忘れましたが、記憶ではDJが夏木マリのラジオ番組にゲスト出演した際、食と家庭菜園の話をした時があったのですが、その番組以来、楽しく観ることが出来ました。


    中でも一番、印象に残った視聴者登場は66歳のお父さんが修行されている姿を見てしまった娘さんです。
    深夜未明、1人きりの部屋でこの話を聞きながら腹を抱えてククク。
    画面に映るCharやクドカンの顔も最高でした。
    そうですね、10代20代の頃、「50代や60代のこの爺!」何て思っていましたが、「60代になってもそうなのですね」と思う50代です。
    あぁ面白かった。


    ところであっという前に1,000万を超えた「眠いいね」のカウンター。
    そこで目標「4,000万」に設定され、やはり機械的にボタンを押下されているのかと思って観ていると2時前には「眠いいね」のカウンターの上昇率は激減し1,200万位を過ぎた処で伸びが微増状態でした。

    そこでクドカンも視聴者にボタン押下の呼びかけ。
    Charのギターの煽りでクリックをついつい押下し続けた己の行動がかわいいかも。


    2時20分過ぎ、セッションの始まりです。
    ブルースです。
    Charのバックでクドカンが弾く感じでまずは始まります。
    これは面白いです。
    深夜とはいえテレビで、それもNHKでこのような内容の番組が放送されるとは。
    やはり時は21世紀だと思いました。


    さてカウンター。
    カウンターの動きを眺めていたのですが10,000カウントが1通のハガキで読み直せばいいかもしれません。
    2時30分直前1,500万カウント、1500通のハガキが届いたような感じ。

    セッションもブルースからテンポ・アップし「押せ、押せ」でハガキが急増し1分間で5通が届き、1,550,000カウント。

    次の曲は"Bamboo Joints"風。

    2時35分、セッション・コーナーも終わりました。
    ギターを弾くのはもう十分でしょう。


    50年前の東京オリンピックの懐かしの映像を適当に選択し、その感想をあれこれと。
    そうです。テレビへの出演、特に演奏が目的ではない番組に出演する場合、このようなコーナーで目を輝かせながら話すCharの姿を観たかったから起きてて良かったです。


    2時50分、とりあえず20,000,000カウントを目指そうとクドカンも「眠いいね」のボタンの連打を呼びかけます。
    するとCharもタブレットのディスプレイ上で両手の人差し指と中指で軽やかにタッピング。
    もちろんボタンの押下はそんなに良い反応をしないからカウントには繋がりませんが、こんな指使いも格好良かったです。


    3時15分、哀しいお知らせがありました。
    目標を4000万から2,500万に下げました。

    そうですか、手元の端末におけるカウンターは9,9999が上限なのですね。
    Cookie機能を使っていると思うからあのファイルを削除すればカウンター・クリアーされると思うけどハードルが高いですね。


    そして3時35分。"Moonlight Serenade"が流れる中、番組は終わりを告げたのでした。


    1970年代中盤、石油高騰などを理由に深夜0時から放送が終了していたと記憶します。
    あれから40年。グローバルな時代、24時間活動し続ける世界なのですが、既に突入している急激衰退時代。
    テレビ・ショッピングや深夜番組を制作しない、テレビ番組を放送しないで砂嵐な画面にし続ける時間帯をそろそろ設けても良いと思うのでした。










    2014年11月10日(月) 雑誌「Rolling Stone」2014年11月号 企画「煙たい男たち」

    2014年11月11日(火) 週刊朝日ムック「ロックの神々 Interviews」


    2014年11月10日(月) 雑誌「Rolling Stone」2014年11月号 企画「煙たい男たち」


    街の本屋さんに行き何気に雑誌のエリアの音楽コーナーに行くと発見しました。
    はい、その雑誌をレジまで持って行くのでした。

    10代の頃、街の大きな本屋さんにある英語版の雑誌「Rolling Stone」。
    憧れるも英語で何が書いてあるのか全くわからない雑誌。
    ロック・ミュージシャンの最新の動向記事の中にある
    「雑誌「Rolling Stone」のインタビューで・・・と語った。」
    という文章にワクワクしたことを思い出しました。

    時は流れ21世紀になり、その憧れの雑誌の日本語版に憧れのCharが掲載されました。
    いつか英語版に掲載されたら最高ですね。



    2014年11月11日(火) 週刊朝日ムック「ロックの神々 Interviews」


    街の本屋さんに行き何気に雑誌のエリアの音楽コーナーに行くと発見しました。
    はい、その雑誌をレジまで持って行くのでした。

    10代の頃に憧れた英米のロック・ミュージシャン、20世紀の後半に西洋音楽の歴史の中でロックという分野で活躍してきた英米のロック・ミュージシャンが歳を重ね、その人生と音楽を語る素敵な本でした。

    1995年頃まで、丁度PCとWindows3.1が発売された頃からWindows95が発売された頃までの間、Niftyというパソコン通信のフォーラムがありました。
    現在の21世紀で言うならばPCだけでなくタブレットやスマホなどでも参加出来るソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と同じようなものですが、そのパソコン通信のフォーラムにおいて楽しいやり取りをさせて頂いておりました。

    そのフォーラムの一つ、音楽フォーラムの中で、


    ロックは西洋音楽の歴史の中で20世紀の後半に流行った一つの分野。
    遠い将来、音楽の授業の教科書にも記載され、テストで
    ベートーベンやモーツアルトと同じように20世紀後半に流行った分野は?
    その代表的なミュージシャンは?
    と出題されるのかな。
    その時、歴史に残るのはBeatlesだけなのかな。


    という風な感じの旨を書いたことを思い出したのですが、この雑誌は遠い将来、音楽の歴史を研究される方々に貴重な一冊になる良い雑誌だと思いました。









    2014年11月25日(火) カルメン・マキ45周年記念VOL.1 〜ONE NIGHT STAND〜 at 恵比寿LIQUIDROOM


    第1部 Char Special Band


    ステージには幕が閉じられたまま開演予定時刻19:30を少し過ぎた頃、いきなりハイハットでカウントを刻みバンド演奏が始まります。
    そして幕が開くとカルメン・マキ、ドラムを叩く古田たかし、澤田浩史、そしてChar。
    今宵のCharは久しぶりにFender Stratocaster, Burgandy Mist Metallic, Early 1960's。MATCHLESSから出る音はぶっといです。
    そして澤田浩史も久しぶりに白のプレシジョンベース。流石、熟したぶっとい音。

    オープニングは2014年5月28日に発売されたCD「Good Times,Bad Times 〜History of Carmen Maki〜」のRed Discの1曲目"Understand"。

    場内割れんばかりの拍手に歓声に包まれる中、マキのMCが始まります。
    1曲目は20歳の時に歌った曲。あれから44年、瞬き4回とか。

    ここでコーラスを担当する金子マリをステージに招き入れ"Rock'n Roll Star"、"Rock'n Roll Children"を歌い上げます。

    それにしてもカルメンマキの惹きつける力、威圧感、存在感は凄いです。
    主であれ従であれCharがステージで演奏していて、これだけCharを観なかったライブは多分、初めてです。
    それだけカルメンマキの存在感を大きく感じたのでした。

    続いて1996年の新譜「UNISON」から"1999"、そして"Lilly Was Gone With Window Pane"。
    1998年10月27日 東京・吉祥寺Star Pine's Cafeで行われたライブを観に行ったことなど思い出しました。

    2013年11月25日(月) 古田たかしドラム生活40年祭〜しーたか40〜 at SHIBUYA-AXでも演奏しましたが、このバンドで"Lilly Was Gone With Window Pane"などアルバム「UNISON」からの曲を観ることが出来るその幸せ。たまりません。

    そしてメンバーが上手側に下がると共にステージの幕が閉じられるのでした。



    第2部 5X


    バンド・セッティング変更のため15分ほど過ぎた頃、ステージの幕が開きました。
    そして登場するは5X。
    メンバーは
  • ジョージ吾妻(Gt)
  • 盛山キンタ(Ba)
  • 大内“MAD”貴雅(Dr)

    "Easy Come Easy Go"が良かったです。



    第3部 OZ


    場内が暗転し会場に流れるのはセカンド・アルバムの冒頭のIntroduction。
    暫くするとメンバー
  • 春日博文(Gt)
  • 川上茂幸<川上シゲ>(Ba)
  • 武田“チャッピー”治(Dr)
  • 厚見玲衣(key)
    が登場し演奏を始めます。

    いきなりシゲの太いベース。もう30年以上前、この太いベースの音にOZの世界に導かれたと言っても過言ではありません。
    そして始まったその曲は"崩壊の前日"。

    ピアノのイントロ、そしてキーボードの前に設置された白色のキーボードに向かう春日。春日が弾くその音はメルトロン。もちろんその曲は"六月の詞"。

    "閉ざされた町"。
    この"閉ざされた町"の時、マキが両手の人差し指を伸ばし両腕を交互に前に出して観客を指し指し。
    その最初の指し指しを私に向かってやったような気がしてもうその威圧感に仰け反りそうでした。
    その後、場内のあっちの方、こっちの方と指し指しして、ようやくそういうポーズと理解出来たのですが、最初に指し指しされた時は訳が分からず仰け反るのみでした。
    これも観客一人の思い過ごしの楽しみ方ということで。
    とにかくその威圧感、圧迫感にやられてしまいました。
    それにしてもシゲのベースは凄いです。ブイブイと唸らせてグイグイと牽引していきます。

    "私は風"、マキ、最後は泣いていました。



    アンコール


    再びChar Special Bandで1曲。何だっけな?、"いつまでも"。

    春日は1曲演る気があったようですが、マキはもう十分と上手に下がりメンバーを手招きします。
    そのマキの呼びかけにステージ上の出演者も名残惜しそうにステージを下がり始めるとステージの幕も閉じられるのでした。
    幕が閉じられつつCharが見えなくなりそうな時、「チャー」と呼び掛けていると、こっちを見て「じゃぁね」という感じで手を振ってくれたのでした。
    これも観客一人の思い過ごしの楽しみ方ということです。


    感動、感涙、感謝、感激、言葉にならない、言葉にしてはいけないかもしれない一時でした。









  • 2014年12月 1日(月) 金子マリ バースデーライブ「金子な理由 MARI KANEKO 60th Birthday Live 」 at 下北沢GARDEN


    朝、降っていた雨もあがった夜が早い夕刻、下北沢駅に降り立ちました。
    ここ下北沢を訪れるのは1年半ぶり
    そして下北沢と言えば金子マリ。
    その金子マリが誕生日を迎え、そして還暦を迎えたそのお祝いライブが行われる下北沢GARDENに向かいます。

    今宵のライヴは18:00に開場し整列入場してから、19:00に開演し終演は22:00頃として入場から終演まで約4時間の オールスタンディングは流石に辛いけど、きっとその辛さを感じない数時間だと思いながら時間と共に観客が増え続け満員御礼寿司詰め状態で開演を待ちます。


    第1部


    すると18:55頃、ステージ上に司会進行を務めるスマイリー原島が登場します。
    あらこの声は1年半の2013年7月7日(日)に行われた第23回 下北沢音楽祭でも司会を務められた方。
    この人の声と話し方、満員すし詰めの状態の場内にとても心地良く響き何かホッとするので好きです。

    ということでほぼ定刻19:00にトップバッター【5th element will】
  • 北京一(Vo)
  • 大西真(Ba)
  • 石井為人(Key)
  • 松本照夫(Ds)
  • 窪田晴男(Gt)
    でライヴが幕開けです。

    このバンドは2002年に横浜 関内のライブハウスStormy Mondayで観たことがあり懐かしい音が場内に響き渡ります。
    それにしてもマリのドレス姿、熟れています。


    その後の進行は金子マリと縁のある方達が入れ替わり立ち替わり登場し、金子マリと1曲共演しソロで1曲演奏する形で進行していきます。

    既に出演順は殆ど覚えていませんから、チラシに記載される50音順に。


    有山じゅんじ(Gt)
    この方のギターそして歌。印象的でした。


    渋谷毅(Pf)のピアノに小川美潮(Vo) 。
    この渋谷毅(Pf)という方はNHKのテレビ番組「おかあさんといっしょ」などで流れる有名な曲「ちょんまげマーチ」などを作曲されている方とか。
    ほぼこの渋谷毅(Pf)に目が釘づけです。


    高田エージ(Vo)
    あれ・・・そう「King Of Yeah!」な方かな。


    【バンバンバザール】
  • 福島康之(Vo,Gt)
  • 黒川修(Ba,cho)
    楽しい歌。お金は大事ですね。


    第2部


    【LIFE IS GROOVE】
  • KENKEN(Ba)
  • ムッシュかまやつ(Gt)
  • 山岸竜之介(Gt)

    山岸竜之介は、
    2005年1月5日(水) TBS 「さんま・玉緒のお年玉 あんたの夢をかなえたろかスペシャル」でCharと共演したギター抱えた幼児!
    あの幼児が既に15歳!
    ギター、凄く上手い!。とても15歳のプレーとは思えません。もちろん若いプレーですがまだ15歳でこれですから将来が楽しみです。
    何でも高校入試が迫っている?、「そうっかぁ中学生、あら学校は?」はご愛敬。

    そしてムッシュ75歳。
    これまたとても75歳には思えないプレーです。もし私も75歳になっても生きていたならばこんな元気で楽しむ年寄りになりたいものです。

    山岸竜之介とムッシュの歳の差60歳。
    60歳と言えば還暦を迎える金子マリ分、歳が離れているミュージシャンの共演。
    これは凄い光景です。一昔前だったならば想像つかない光景でした。


    丁度、1週間前、デビュー45周年記念ライヴを行ったカルメン・マキ(Vo) です。
    あの時の風貌とは大きく異なり、髪をボブ位に切り、眼鏡を掛けた素敵なご婦人の井出達なマキなのでした。

    マキとマリで歌うは"アフリカの月"。
    この時、バックを務めるのはアコギを抱える石田長生(Gt)
    この3人による歌を聴けば飲んでいないのにほろ酔い気分です。


    そして石やん、金子マリとくれば馬呆でCharも登場し"Happiness"。
    何と石やん、新婚とか。
    懐かしいなぁ、馬呆。
    それにしても石やん見て時の流れを感じてしまいました。失礼!


    ステージに残るはマリとChar。
    二人で演奏するは"Time After Time"。
    この曲を観るのはやはり1年半の2013年7月7日(日)に行われた第23回 下北沢音楽祭以来。
    今宵も泣かせてくれます。

    更に2006年11月8日(水)に発売されたアルバム 「B-ethics/ベーシック」に収録されている"Taxi Driver"。
    アルバムで聴いた時は「なんじゃこれ」と思ったのですがライヴで観ると楽しい楽曲だと思いました。
    でも自動車の運転も出来ない私としては笑えない紙一重な世情な歌です。

    第2部の最後の曲は"Honey"。
    至福の一時でした。


    第3部


    【金子マリ&バックスバニー】
  • 永井充男(Gt)
  • 鳴瀬喜博(Ba)
  • 難波弘之(Key)
    の演奏がありました。
    初めて観聴きするバックバニーです。



    さていよいよエンディングに向けてまっしぐらです。
    長男・金子ノブアキ(Dr) のドラムと次男・KENKEN(Ba)のベースとマリで"アスペクト"という曲を。
    その"アスペクト"を創った由来などを語ります。
    お子さん二人も33歳と29歳ですか。
    最初に知った時はまだ結婚されていませんでしたし、産休・育休開けのライブの時はまだお子さんは一人でしたし、あれから30年という感じでしょうか。
    「息子は恋人」と時に耳にしますが、母親として息子二人との演奏は感無量だと思いますし、幸せな顔を終始しておりました。

    「JLCをやりたいのでCharを呼びます」で始まったその曲は"Don't Cry My Baby"。
    Charは1週間前、カルメンマキ デビュー45周年記念ライヴと同じFender Stratocaster, Burgandy Mist Metallic, Early 1960's。
    ジョニー吉長と加部正義がそこで演奏しているような錯覚を起こしそうな演奏です。
    流石、胎教や乳幼児の頃から少年時代まで日常生活の中で聴いていたであろう金子家の子供二人だけあります。

    そしてチャボこと仲井戸麗市(Gt)をステージに招き入れます。
    演じるは"ドカドカうるさいR&Rバンド"。
    イントロでCharが久しぶりのスライドをきめてくれます。

    そして「最後の曲」で始まったのは"Street Information"。


    アンコール


    アンコールで竹中家の長男ジェシーがロウソクと花火が燃えるケーキを持って入場。
    そのロウソクを一気?に吹き消すマリ。
    そして最後に歌うのは「この曲をおいて他に無いよね」のジョニー吉長の"ありがとう"。
    長男・金子ノブアキ(Dr) のドラムと次男・KENKEN(Ba)のベース、Charのギターをバックに歌いあげるマリなのでした。
    ジェシーのラップはギター・ソロのような感じで入るには違和感ありませんでしたが、最後の方はどうも前に出過ぎというか主の歌が引き気味になったかも。
    でもそのジェシーを見るマリの顔はお母さんそのものでしたね。
    金子家のお母さんと竹中家のお父さん、そして両家の子供たちという最後で、1980年代の頃を思い出す世代のファンとしても感無量な一時だったかもしれません。


    さて楽しかったライブが終わり時計を見れば23時10分を廻っているのでした(冷汗)。


    お店を出る時に配布されていた「金子マリな新聞」。
    これは素敵です。

    更に何でもこの日の模様が「DVD化決定 2015年3月1日リリース予定」とか。楽しみです。


    お店を出ると、熱い心身に下北沢の師走の空気が心地良い23時25分なのでした。











  • 2014年12月 2日(火) NHK BSプレミアム 番組「「名曲のかたわらに サハシあり」〜ギタリスト佐橋佳幸・30周年記念公演〜」


    2014年12月 2日(火) 23:45から2014年 9月 7日(日)  佐橋佳幸 (祝)芸能生活30周年記念公演 東京城南音楽祭T.J.O at 昭和女子大学 人見記念講堂の模様が90分間、テレビで放送されました。

    番組の進行は佐橋佳幸が生い立ちを語る合間にライブ「佐橋佳幸(祝)芸能生活30周年公演の模様(目黒編・三茶編)」の模様がダイジェスト版で進行する形式。


    オープングを飾った曲はデビューUGUISSの"Born In America"。

    デビューと音楽活動を始めるきっかけとなった高校時代から一学年上の先輩・EPOの"語愛(かたらい)"。
    そして高校の後輩・渡辺美里の"センチメンタル カンガルー"。

    本格的にセッション活動が始まった時代から佐野元春の"ロックンロール・ハート"。


    縁のあるミュージシャンが登場し佐橋佳幸を語るその最初に桑田佳祐。
    もしライブ「三茶編」に出ていたら・・・。チケットの争奪戦となり入手出来なかったことでしょう。
    もしサプライズで観ることが出来たならば・・・驚喜したことでしょうね。
    話の中で
    「一番気に入らないのが、何故、あの方が奥様なのか!。と日本のミュージシャンの99%が思っている」
    と語っていますが日本に住む人達の一人である私もそう思っています。


    目黒Blues Alley Japan編からも放送されました。
    目黒編では藤井尚人、更に藤井フミヤが出演したのですか!。 ライブハウスで藤井フミヤの"True Love"を観ることが出来るのも一重に佐橋佳幸の人望なのでしょう。


    声の出演で山下達郎、竹内まりや。
    鈴木雅之、細野晴臣のコメントも流されました。
    佐橋佳幸のことは知りませんでしたが、彼の演奏は何度も聴いたことがあったと改めて思いました。


    再び三茶編に戻り大貫山弦妙子で"あなたを思うと"。

    根本要の笑いのMCの抜粋。もちろん歌うは"木欄の涙"。

    小田和正の"ラブ・ストーリーは突然に"。
    この演奏の後、イントロのやり直しシーンがありましたが、ライヴを観ていないとこのやり直しの理由はよくわからなかったかもしれません。


    いよいよ登場、松たか子。歌うは"ほんとの気持ち"。
    改めて桑田佳祐ではありませんが、何か悔しいと言いますか羨ましいと言いますか、これも一重に佐橋佳幸の人柄・人望なのでしょう。


    そしてChar。リハーサルの模様も含め演じるは"Shinin' You Shinin' Day"。
    もちろん松たか子も登場します。
    終始「Charもいいけど松たか子をもっと映して」と思い続けるのでした。

    更に仲井戸"CHABO"麗市で"いい事ばかりはありゃしない"。

    ところでCharと佐橋佳幸、チャボと佐橋佳幸の音楽活動における繋がり、接点は何処だったのか記憶にないのですが、きっと何処かであったことでしょう。


    小坂忠 & Soul Connectionで"ほうろう"。
    高橋幸宏のドラムに小原礼のベース。

    映像を見ならがこの小坂忠、もしかしたら2014年12月 1日(月) 金子マリ バースデーライブ「金子な理由 MARI KANEKO 60th Birthday Live 」 at 下北沢GARDENでも登場し1曲歌った方かも。確信はありませんが何となくそう思ってしまいました。

    最後はUGUISS fet.MISATOで"Sweet Revenge"。


    日本の音楽シーンに佐橋佳幸ありと思う番組でした。
    それにしてもCharと佐橋佳幸、チャボと佐橋佳幸の繋がりが気になる処です。










    2014年12月17日(水) テレビ朝日 番組「EXシアターTV」


    2014年12月17日(水)深夜2:21から始まったこの番組。
    もちろんその時刻に起きてられるわけがなく、録画した番組を再生して視聴しています。

    一番感動したのは何度も紙の上の文字で読んだプロになったきっかけなどのエピソードを動くCharが自ら語るその姿です。

    その次に感動したのは昨年2013年12月27日(金)から12月29日(日)の3日間、六本木EX THEATERで行われた「Char 3 Nights」のライヴ映像です。
    "Wondering Again"がほんの少し映っただけですが、今、思い出しても良いライヴだったと思い出しました。
    もちろん「全編」、いえ60分もの編集版で十分ですから観てみたい映像です。

    最後は番組MCである大原櫻子とセッション。

    楽しく視聴した30分間番組でした。

    それにしても最後に流れた"A Fair Wind"。
    ライヴで演奏したのは昨年2013年10月19日(土) 富山 アイザック小杉文化ホール ラポールが最後。
    1年前に演奏していますが、もう1度、ライヴで観たいと思う1曲です。











    2014年12月28日(日) 本「ジロキチ・オン・マイ・マンド」発売


    週末、街の本屋さんに立ち寄り、いつも通り音楽コーナーを眺めていくとふと目に付いた「ジロキチ」の文字。
    ふと匂いがして手に取りパラパラっと目次を眺めるとやはりありました。
    3頁にわたる「Char」のインタビュー記事。
    これは読むしかないと手にした本を持ってレジに向かいました。

    中央線沿線は縁がないこと、ライブハウスも最近までなかなか行く機会が無かった我が人生。
    ジロキチに行ったのは2004年6月24日(木) 高円寺JIROKICHI 30th LIVE!! Sounds Of SuperstarsでCharを観に行った時だけ。
    階段を降りた地下、ライブハウスならではの広さとステージの高さ。
    物凄い数の観客全員が立ち見だったので後ろの方は音しか聴こえない状態だったかもしれない、幸いにも私は前の方に立つことが出来たのですが、凄い一時でした。

    そのジロキチの床、壁、天井などに染み込んだ夜な夜な響いた音と喜怒哀楽の一部がギュっと詰まった一冊です。
    巻頭の写真に写る初代マスターの方、2004年7月25日(日) Blues & Jazz Explosion in Hibiya 〜JIROKICHI 30th Anniversary〜でも演奏されていた方でしょうか。
    その方と交流のあった方々、氏と活動を共にした方の回想など邦楽ロックの歴史の本を開いたような感じで興味深く読むことが出来ました。
    老眼には少し厳しいですが巻末の「ジロキチ・スケジュール・ブック 1975.2-2014.12」は圧巻!。







    2014年12月29日(月) Char EX THEATER ROPPONGI PRESENTS Char the Recital “リサイタル” 2014の感想。


    久しぶり、2014年10月 6日(月)  Char 中津川 THE SOLAR BUDOKAN アフターパーティー at ビルボードライブ東京以来の東京 六本木。
    開演18:00ということで入場前に六本木ヒルズのけやき通りのイルミネーションを見てから2013年12月29日(日) Char 3 Nights以来、1年ぶりにやって来ましたEX THEATER。

     

    撮影日:2014年12月29日(月)


    入場し席に着いてステージを眺めれば下手側からベース、ドラムス、ギター、そして佐藤準のキーボード。
    このベースとドラム・セットが正面を向いているというよりも斜めに、Charの方向を向いているような感じに設営されています。
    Charの機材は昨年と同様ステージ上はHIWATTと予備?にRoland JC-160が並んでいます。
    また佐藤準のキーボードの横にエレピが1台。

    「このエレピはCharが弾くのかな。ならばあの曲とあの曲かな。もしかするとあの曲も前半はこれで弾き語りかな」
    「選曲は昨年の1st、2nd、そして3rd Album順、収録順に演奏された曲を、ライブらしい起承転結で構成した感じだろうな。
    それにしても"リサイタル"。1970年代の歌謡曲のアイドルっぽい名称は洒落なのかしら。」
    「新曲は"Change"かな。」
    とあれこれ思いながら開演のその時を待ちます。

    第1部


    開演時刻を15分近く過ぎた頃、1ベルが鳴り開演近いことを告げる場内アナウンス。
    そして20分を過ぎた頃、場内が暗転し下手側の袖からメンバーが登場します。

    シャッフルのリズムにメンバーがアドリブを始めます。

    「1曲目は"Tokyo Night"かな? 立ってしまおうかな、どうしようかな。
    あの頃のあの曲風が先に来るか後にくるのかな。
    場内にコール&レスポンスを促すけど場内静かだな。 "You Got The Music"のイントロが鳴るまで座っていようかな。」

    など考えているとやはり"Tokyo Night"。
    そして"逆光線"、"ふるえて眠れ"、"Navy Blue"とあの時代の大好きな曲風が続き「この展開ならば暫く座ってみていよう。」と思うのでした。

    それにしても昨年と同様、オリジナル・メンバーであるRobert Brillのドラムとストリングスも忠実に再現する佐藤準のキーボード、そしてアルバムに収録されているテイクのベースをほぼ完コピしている澤田浩史。この3人による演奏は非の打ち所がありません。

    ここでメンバー紹介とご挨拶。
    Robertの「わかりやした」がしばらく耳に残り口にしてしまいそうです。

    ギターをCharizmaに持ち替え新曲"Moving Again"。
    Charが自分自身に向かって歌ってる曲。
    今年もやはりありましたからね、別れが色々と。
    でも生きている者は心に思いながらも前に進むしかありません。

    更にCM曲でもある"Change"。
    やはりこの位の重低音は気持ちが良いです。
    そろそろエンジンも暖かくなってきました。

    イントロを佐藤準がエレピで奏で始まったその曲は"A Fair Wind"。
    この曲は2014年12月17日(水) テレビ朝日 番組「EXシアターTV」の感想でも記しましたが昨年2013年10月19日(土) 富山 アイザック小杉文化ホール ラポール以来。
    少しミストーンが多いかなと思う演奏でしたが、良い曲です。

    Robertが快調なリズムを刻みだし、早くも盛り上がりタイムでしょうか。
    Charから「エンジン掛かるの遅いのでは。立ってもいいんだぜ」と促されて立つのは、物凄く悔しいけど立ち上がり「ユー、ガット、ミュージック」とコール&レスポンス。
    そして始まったその曲は"You Got The Music"。
    「やはりいきなりイントロを奏で始め自然に体が立つ。Charに促されることなく立つ方が良かったな」と調子良いことを勝手に思いながら大好きな曲を楽しみます。

    そして"Shinin' You Shinin' Day"。
    エンディングで左右から赤い幕が閉じられ前半が終わり暫し休憩です。
    座る席が幸いして幕が閉じる瞬間までCharの姿が見えるのでした。


    第2部


    15分ほどの休憩の後、場内暗転、幕の向こうからエレピのイントロが響き始めるとと共に、赤い幕が左右に開き第2部の始まりです。
    第2部の始まりは"My Friend"。
    やはり佐藤準のキーボードセットの横にセットされたエレピでCharが弾きながら歌います。
    イントロで一旦転調して笑いをとりにいき通常のコードに戻し歌い始めたのかな。

    ここでLes Paul Goldtopを肩に掛け、そのまま"表参道"をエレピを弾きながら歌い、間奏部分のみギターを弾くところが、よくありそうで無い光景で新鮮でした。

    曲が終わるとおもむろに立ち上がりながら弾き始めたイントロのその曲は"空模様のかげんが悪くなる前に"。
    更に"かげろう"。
    Les Paul Goldtopが本当に良い音をだしています。

    ここでギターをMustangに持ち替え少しMCを。
    1年という長さをどう感じるか年齢と共に短くなっていく話など。
    雨男の話から朝起きたらこのような天気だったので予定していなかったと次の曲を紹介し"Rainy Day"。
    更に"The Leading Of The Leaving"。
    バンドの奏でる音が場内を様々に彩色します。

    "Sunday Night To Monday Morning"、"過ぎ行く時に"。 「One Two Three Four」のカウントも力強く「さてそろそろ本編も後半で盛り上がりタイムかな。」と始まったその曲は"Ice Cream"。
    間奏のトリルから始まるギター・ソロが気持ちが良いです。

    そしてギターのカッティングで始まったその曲は"Thrill"。
    イントロが奏でられた瞬間、思わず立ち上がってしまいました。
    実を言うと"Ice Cream"の途中で立ってしまおうかと思ったのですが、次の曲でフェイント掛けられて立ったり座ったりするのは嫌だなと様子見をし、「次があの曲かこの曲とかだったら立ってしまおう」と考えていたので心身共にドンピシャで反応してしまったのでした。

    更に"Tommorow Is Coming For Me"。
    終盤に佐藤準のキーボード・ソロ、澤田浩史のベース・ソロ、Robert Brillのドラム・ソロを交え、エンディングに。
    「お味噌ならばハナマルキ」を奏でて終わりました。

    メンバー紹介とお礼を述べ下手側の下がるメンバー達なのでした。


    アンコール


    暫しのアンコールの拍手で再び下手側の袖からCharを先頭に登場するメンバー達。
    思わず立ち上がり「Yeah!,Char!,Yeah!」と叫んでいると目の前を通り過ぎたCharが途中で方向転換し、こちらの方に向かってくるではありませんか。
    何かするのかなと思う間もなく目の前に立ち右手に持つピックを「はい」てな感じで伸ばしてくれ、足が勝手に1歩か2歩前に出てピックを頂いたのでした。
    余りに一瞬のことで「握手もしてもらえば良かったかな。でもまぁそれはやり過ぎでしょう。」と思いながら場内後方から「いいなぁ」の女性の声だけが耳に入るのでした。
    そういいでしょう、私もこの光景を後ろから見ていたらいいなと思ったこと間違いありません。
    運良く割り当てられたA列10番というほぼ澤田浩史の真ん前の最前列の席が幸いしました。
    また比較的静かだと思った場内が味方したかもしれません。
    それにしても歓声はあるものの静かな場内でした。



    撮影日:2014年12月29日(月)


    このようにピックを頂くのは2006年3月20日(月) 渋谷AX以来です。後からじわじわと喜びを感じるのでした。

    Charは何事も無かったように再びキーボードに向かい「まぁ座ってくれ」。
    そして奏で始めたその曲はもちろん"Wondering Again"。
    ギターソロの間奏の前で立ち上がり手渡されたLes Paul Goldtopで奏でます。
    第1部で演じられた新曲"Moving Again"、第2部の最後に演じられた"Tomorrow Is Coming For Me"を思い出し、この"Wondering Again"を魅入りながら1978年にトリップしながらも、この2014年の年末に2015年に向け今一度踏み出そうとしているCharと思うのでした。

    ここでこの日、会場まで利用したタクシーの運転手が成り立てで運転手になった経緯などを話しながら来たエピソードを語り始まったその曲はもちろん"Taxi Driver"。
    体も勝手に立ち上がり盛り上がらずにいられません。
    最初、06年11月8日(水) 金子マリ アルバム 「B-ethics/ベーシック」で耳にした時は正直「何だこれ」でしたが、今では"Apple Juice"みたいに思う曲です。

    場内から可愛い黄色い声で「チャーチャーン」。
    オフマイクで佐藤準に「孫が来ている」と説明するCharなのでした。

    再びオンマイクでCharの「どうしようかな」に対し場内から「スモーキー」の声。
    「うーん、それは早いでしょ。」と思うのですが、そう思うのは今年も何度も観る機会に恵まれたからであって、もし久しぶりに観に来られたならば"Smoky"を早く観たいその気持ちはよくわかります。
    Charは「"Smoky"、演っていないのですよ。」と受け答えながら再び場内からの「スモーキー」の声に「じゃCharのコピーで"Smoky"」と演奏を始めるのでした。

    そしてメンバー紹介とお礼を述べ下手側に下がります。

    アンコール 2


    ここで澤田浩史にMCを少々無茶振り。主旨は「昨年に続きここ六本木で年を越せるのは嬉しい」でした。

    そのMCにCharが突っ込むとRobert Brillがせっかちにスティックでカウントをとり始まったその曲は"Moonlight Serenade"。
    この曲は05年10月19日(水) シングル「Piano」に一人ピアノで奏でいましたが、今宵はバンドで豪華な演奏をするのでした。







    2014年12月30日(火) Char EX THEATER ROPPONGI PRESENTS Char the Recital “リサイタル” 2014の感想。


    日が開けて2日目は開演17:00。


    第1部


    今宵も開演時刻を15分近く過ぎた頃、1ベルが鳴り開演近いことを告げる場内アナウンス。
    そして20分を過ぎた頃、場内が暗転し下手側の袖からメンバーが登場します。

    第1部のセットリストは昨夜と同様、"Tokyo Night"で始まり"Shinin' You Shinin' Day"の締める構成。

    初日の最前列A列10番から2日目の席はQ列3番という後方の下手側の壁際。
    ステージ全体は見渡せ照明も綺麗です。出来るならば列はそのままでも中央だったならばなお良かったなと思いながらも初日の席もあるからそれは贅沢過ぎます。
    音響もあえて申し上げるならばステレオ効果を狙っているのか上手側に配置された佐藤準のキーボードの音量が小さく聴こえた位で良かったです。

    今日が2014年の最後のライヴ。
    ライヴを観ながら1月25日(土)のZEPP名古屋から雪で閉じ込められた2月14日(金)山梨の甲府はコラニー文化ホールなどこの1年間に観たライヴの数々、そしてこの1年間の出来事を一人思い出していたのでした。


    第2部


    15分ほどの休憩の後、場内暗転、幕の向こうからエレピのイントロが響き始めるとと共に、赤い幕が左右に開き第2部の始まりです。
    第2部のセットリストは昨夜と同様"My Friend"から始まり、途中の"Rainy Day"がもともと予定されていた"波"に。
    この"波"では「昼下がりの横浜BAYの波は」で始まる歌詞に何度か歩き見た港の景色を思い浮かべながら聴き入ってしまいました。

    そして曲目が進むにつれ体も熱くなってきて"Ice Cream"が始まると共に思わず立ち上がってしまいました。
    前方に立っている方はまばらでしたから視界良好。
    でも後ろの席の方は視界不良になってしまったと思います。一応、すみません。でも座り疲れて我慢も出来なくなったのでお許しを。
    この"Ice Cream"でギターの弦が切れギターをPink Cloudに持ち替えたかも。

    本編最後は"Tommorow Is Coming For Me"。
    終盤に佐藤準のキーボード・ソロ、澤田浩史のベース・ソロ、Robert Brillのドラム・ソロを交え、エンディングに。
    メンバー紹介とお礼を述べ下手側の下がるメンバー達なのでした。


    アンコール


    暫しのアンコールの拍手で再び下手側の袖からCharを先頭に登場するメンバー達。
    奏で始めたその曲はもちろん"Wondering Again"。
    そして"Taxi Driver"。 演奏後、Charの「お釣りはいいから領収書下さい。」にRobert Brillの「わかりやした」。
    うーん、口くせになりそうな「わかりやした」。

    ここで昨夜と同様ここでCharはMustangに、澤田浩史はフレットレスのベースに持ちかえます。
    場内からの「闘牛士」の声に「Charの? いいよ」で曲"闘牛士"の演奏。
    "闘牛士"の演奏が終わるとすかさずRobertがスティックでカウントをとり"Smoky"。

    そしてメンバー紹介とお礼を述べ下手側に下がります。


    アンコール 2


    ここで「また来年もやりたい。その時は新曲がもう1曲増えているかも。」という嬉しい言葉が。
    そして話題は高円寺のライヴハウス「ジロキチ」


    撮影日:2014年12月28日(日)

    の開店祝いにブッキングされたものの、その演奏したその日1日で解散したバンド「Mad Brothers」が何故、解散に至ったかの思い出話を佐藤準と正に漫談。
    そしてその時に演奏した曲"Moonlight Serenade"を2014年の締め括りに演奏。
    最後の方で演奏しながらメロディをスキャット(タララ〜という感じ)するCharがまた格好良かったです。


    いよいよ2014年も今宵と明日31日を残すばかり。
    会場を後に楽しかったライヴの余韻に酔いながら六本木の街を漂うのでした。



    撮影日:2014年12月30日(火)