|
|
10月 2日(水)、90周年を迎えた東京日比谷野外大音楽堂で4月14日(日)に行ったライヴの模様が収められたBlu-ray(or DVD) & CD「414」が発売された。
「414」は90周年を迎えた日比谷野音を捉えたコンテンツとしてプロデュースされている。
野音とその周りの風景、周辺のビル、緑、お客さん。主役は野音であってトリオ編成によるバンド演奏はBGMで60年代の10円コンサートの時代からいつも身近な存在であった日比谷野音に対する、Charからの敬意の表現とのこと。
そのBlu-ray(or DVD) & CD「414」のプロモーションか東京都・町田と富山県・小杉の2箇所でのみライブが行われた。
地図 拡大
日付 | 名義 | タイトル |
2013年10月 2日(水) | Char | Blu-ray(or DVD) & CD「414」発売
感想。 |
2013年10月11日(木) | Char | Char 秋ライブ 東京 町田公演 at 町田市民ホール
当日の感想。 |
2013年10月15日(火) | Char | 雑誌「レコード・コレクターズ 2013年11月号」発売
雑誌の感想。
NHKラジオ第一 「夏木マリ・丈夫も芸のうち」 ゲスト出演
番組の感想。 |
2013年10月19日(土) | Char | Char 秋ライブ 富山 小杉公演 at アイザック小杉文化ホール ラポール
当日の感想。 |
2013年2月9日(土)27:49〜28:49 フジテレビ「Char meets SPECIAL LIVE」放送
-
ギタリストCharがホストをつとめ、毎回ひとりの凄腕ギタリストをゲストに熱いロックギター談議を展開し、珠玉のセッションを生み出してきた番組「Char meets ???? 〜TALKING GUITARS〜」。
2003年の番組開始から30回目の放送を記念して、2012年10月25日に東京グローブ座で公開セッションが行われ公開録画。何でも500人限定公開のセッションを観るために優に20,000人を越える応募者が殺到したとか。
フジテレビNEXTでは2012年12月9日(日)19:00〜21:00に放送されていました。しかしフジテレビ有料チャンネルなど私の家では観ることが出来ません。でも流石はフジテレビです。その番組「Char meets SPECIAL LIVE」が地上波フジテレビで関東地域に放送されました。
Charがホストで仲井戸”CHABO”麗市、奥田民生、斉藤和義、山崎まさよし、野村義男をゲストに迎えて公開リアルセッション。
冒頭のゲスト一人一人のコメントで野村のヨッチャンが「何するのですか?」がいきなり笑わせてくれます。
上手から山崎、奥田、仲井戸、Char、野村、斎藤の順でアコギを抱えて並びスタンバイ。
とにかく山崎まさよしにふられGのブギにて始まり始まり。
そしてエレキに持ち替えセッションらしく花道にコンダクター席と称し観客に背を向けて5人を仕切る?演出。
「やりたい人?」に「帰りたい」と笑わせてくれるのは奥田民生か。
更に「弾きたい人?」で観客の一人をステージにあげて、山崎まさよしファンの女性も交えてセッション。頭が真っ白になる気持ち、よくわかります。それにしてもこの方、上手いですね。
グラスを片手にタバコをふかして楽しいセッション。1時間弱の番組ですが収録は3倍か4倍位かかったのではないでしょうか。演奏した方も大変かと思いますが、その編集をしたスタッフも大変な番組と思いながら朝を迎えたのでした。
その2時間完全版が3月23日(土)にCD放送フジテレビNEXTで放送されるとか。悩ましい。観たい!。けど契約はしない?・・・
2013年3月25日(月) 週刊現代4月6日号「ゴルフが好き」
-
週刊誌を購入したり読む習慣は無いのですが、インタビューが掲載されるとのこと。
そこで久しぶりに本屋さんに立ち寄り立ち読み・・・で終わろうとしたのですが、冒頭の
「アメリカにいた1ヶ月で70ラウンドはしたと思います」と最初の数行を読み
買お!
で買ってしました。
最近は音楽雑誌にCharのインタビュー記事が掲載されている位では買う気にならない、というか収納事情とお小遣い事情(書いてしまった)なので買わないのですが、本書は買ってしまいました。
ただレジで「400円頂戴します」と店員さんから言われた瞬間、
400円!?
と一瞬買うのを止めようかと思ったのでした。
週刊誌って400円もするのですね。驚きです。
さてP90とP91の2ページにぎっしりの文章。写真は奥田民生とかとラウンドした時の記念写真1枚。
ゴルフを始めたきっかけやエピソード、飛距離、ベストスコアなどとても新鮮かつ興味深く読むことが出来ました。
「クラブにはこだわらない、ギターは鳴ればいいし、クラブは球が前に飛べばいい。」という文章に、思わず「超こだわるくせに」の"Amano-Jack"の歌詞を思い浮かべるのでした。
そして最後の「私の金言:結果の良し悪しはすべて自分の責任である。」が今の私の心にグッとくるのでした。
2013年3月26日(火) NHK BSプレミアム「日本人の愛する洋楽アーティスト50」
-
半年に渡る視聴者からのリクエストをもとに洋楽ベスト50が3月26日(火)午後11時45分〜2時44分に放送された番組。
インターネットが発展し、YouTubeなどでいつでも無償で観る事が出来るようになった21世紀の今、放送される映像に有り難味は物凄く低くなてしまった印象があるのですが、次から次へと紹介されるミュージシャンの映像に懐かしく、そしてその合間に流れる日本のミュージシャンや芸能人などのコメントなど楽しい一時です。
1970年代後半、小林克也が司会を務める「ベスト・ヒットUSA」の放送が開始される前、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」でRainbow(ランクインにならず残念!、でもDeep Purpleが19位)、KISS(30位で紹介された時の映像)などの来日公演の模様や、民放の「ソウル・トレイン」などでBee Gees(41位でランクイン!)が75年のアルバム"Main Course"がリリースされる直前に往年のヒット曲を3人で歌ったシーンなどカセットテープに音だけ残しながらテレビのブラウン管に釘付けで観た30年近く前の事を昨日のことのように思い出しました。
さてCharは34位のJeff Beckで「練習しないと」、8位のEric Claptonで「少年の頃、コピーに明け暮れた」、4位のLed Zeppelinで「バンドでコピーしようとしたらバンドとしてコピーできないグループだった」、そして3位のThe Beatlesで「聴いて楽しむ音楽を教えてくれた」とコメントしています。
オーラあふれる姿なのですが照明の影響か「仙人になった?」と思ってしまいました。
やはりロックとは20世紀後半に流行った西洋音楽の一つのジャンル。未来の教科書や音楽のテストで「代表的な音楽家グループとそのメンバーを書きなさい」とか出題されるような気がします。
答えはやはりThe BeatlesでJohn,Paul,Geroge,Ringoだと思うのですがいかがでしょうか。
でもThe Beatlesは第3位。Michael JacksonとQueenが上位。リクエストする年齢層なので変動する順位ですからそれもありですね。
それにしても映像を観ながら亡くなられた方々がいて時の流れを感じずにいられないのでした。
2013年6月15日(土) 雑誌「Quarterly NOTE 2013.summer vol.2」インタビュー「俺の涙は、ギターが知っている」
-
「ないなら作ればいいじゃん」
EDOXの会報で始まった半生を語るインタビュー記事をギュッと凝縮した良い記事です。
「俺の涙は、ギターが知っている」、涙も知ってるし喜怒哀楽・悩・笑の全てをギターが知っている、そのギターになりたいと思うのでした。
でも放り投げないでね(^^;。
発行元:株式会社主婦の友社の雑誌「Quarterly NOTE 2013.Summer vol.2」。
特集「泣く」、秋に予定するVol.3は「伝える」の特集とか。
最近、活字が読めない、老眼で読めないのではなく読み続ける根気すら無い今日この頃ですが、何か不思議な雑誌です。
読まずしてコメントを言う資格は無いので、これにて。
2013年7月7日(日) 金子マリ & Char 第23回 下北沢音楽祭 異世代共存響声 at 下北沢北口駅前広場
-
下北沢音楽祭を知ったのは多分、20世紀後半、1979年に放送されたFMラジオの番組だと思います。
そして実際に足を運んだのは21世紀になった2001年 7月 7日(土)の第11回。この時はSmoky Medicie。この日は昨日のことのように思い出すことが出来る印象的なライヴでした。
更に2003年7月5日(金)の第13回。この時は金子マリ & Charの2人でした。
Charのライヴも雑念が頭に浮かび全く集中出来なかった2012年5月5日(土)新国立劇場 中劇場から1年ぶり。
あれから何か行く勇気が起きずライヴから疎遠な日々。
実を言うと今回も少し迷ったのですが、朝から天気が良いし、無料だし、最近は少しづつ観たいという気持ちも感じはじめ、「行きたいという気持ちが少しでもあるならば行ってくれば。」という声に背中を押され10年ぶりに下北沢駅に降り立ちました。
下北沢北口駅前広場 北口 ピーコック斜め前のEKIMAEステージ。
ステージと言っても屋根が跳ね上がったトラックの荷台。
でも駐車場?奥に駐車されたそのステージがまた味があって良いのです。
場内に忌野清志郎の曲が流れ続ける中、ビールを飲みながら開演の16時20分の開演を待ちます。
そして16時20分頃、金子マリがステージに登場しCharを招き入れます。
Charはヤマハのアコギ。そのアコギを1本にタンブリンを片手に歌うオープニングは"Don't Cry My Baby"。
観客もステージ上の2人も暑い、暑いで夫婦漫才のような最初のMC。
2曲目は"Without Love"。
3曲目はSmoky Medicieでは定番であった"I Feel The Earth Move"。
ふと藤井章司のドラムを思い出してしまいました。
そして4曲目はこの2人での定番である"Time After Time"。
この曲を最初に観た1992年9月7日 テレビ番組WOWOW「ザ・レコーディング」、そこで共演した大村憲司を思い出したり。
ここで金子マリが昨年2012年7月4日にタウンホールでお別れ会したジョニー吉長の曲で"ありがとう"と最後の曲を紹介します。
ダメだァ、この曲の演奏が始まり金子マリが歌い始めると、少しだけ、ほんの少しだけ、涙が流れてしまいました。泣きはしませんでしたが涙が少しだけ。。。
後半に入り、金子マリ、もしかすると泣いてる?、込み上げる思いをグッと堪えながら歌い続けます。
多分、それに気づいたCharも金子マリの方を見ながら演奏を続けています。
そして演奏を終えた2人、ステージ上で金子マリがCharに体を預けハグする2人なのでした。
残念ながらアンコールはありませんでしたが大満足の30分間なのでした。
やはりライヴ、Charのライヴはいいなと思いながら下北沢の街を後にしたのでした。
2013年8月21日(水) 坂崎幸之助のお台場フォーク村デラックス 第37夜 全員着席!「お台場ロック村」 at お台場ZEPP TOKYO
-
公開録画で後日、テレビで編集され放送されるかと思っていたのですが、このお台場フォーク村デラックス、CS放送・フジテレビNEXTで19:00〜22:00の生放送番組だったのを知ったのは会場に着いてから。
入場しステージを見ればMatchlessのアンプ、ドラム・セット、ベース・アンプ。これはCharとその仲間達のセッティング。これは楽しみです。
19:00きっかりに暗転した場内にステージから懐中電灯の光の筋が。
坂崎幸之助が独りで登場しアコギで吉田拓郎(1968年の頃、よしだたくろう)の歌で"わしらのフォーク村"を弾き語り。上手いなぁ。
そして1番目のゲストで昨年、再結成したらしいブリーフ&トランクス。まさにサイモン&ガーファンクル風。
面白いです。いいなぁ、こういうデュオ。楽しい一時を過ごすことが出来ました。
-
- 青のり
- ゴールデンボール
- ブリーフ&トランクス×坂崎幸之助:Scarborough Fair(Simon&Garfunkel)
ふと時計を見ると既に30分経過し19:30。でもまだ2時間30分あります。
続いてスターダスト☆レビューの根本 要が登場します。
前日までに選曲してくれた唯一の人とか。
案の定、話が長い!。でも面白い。まるで話し疲れると演奏するみたいと書くと流石に書きすぎ?。もっと話を聞いていたい。
彼らがデビューした頃か、1982年頃、ラジオかテレビで彼らの演奏を聴いてレコードは買いませんでしたが、好きなバンドでした。
今も現役で精力的にコンサート・ツアーをしていることは認識していたのですが、生で観れて楽しかったです。
- 全て根本 要×坂崎幸之助で。
- On The Way Home(Crosby, Stills, Nash & Young)
- 美しすぎて(GARO)
- 今夜だけきっと(スターダスト☆レビュー)
- Joy to the World(Three Dog Night)
"Joy to the World"を演奏した時はCharが出てくると期待したのですが、やはり登場しませんでした。
でもふと時計を見ると20:15、45分間も根本 要のコーナー?。でも根本 要、良かったです!。
次は遠藤賢治。
-
- 遠藤賢司×坂崎幸之助:寝図美よこれが太平洋だ
- 遠藤賢司×坂崎幸之助:君にふにゃふにゃ
- ラーメンライスで乾杯
- 外は暑いのに
- 夜汽車のブルール
- 夢よ叫べ
そうですね。。。まぁ独創性はありました。
改めて時計を見ると21:07。長い50分間でした。
もう放送時間は残すところ53分。
まだ登場していないのはムッシュかまやつひろしとCharのみ。しかし残りは53分。
30分弱づつ?。まさかね。それでは2013年 7月12日(金)のムッシュかまやつ meets Char KYOTO SUPER ROCK SESSION at 京都ホテルオークラ 4階宴会場「暁雲」のように二人で?。
いよいよCharが登場。Charもヤマハの気絶なアコギ。
登場早々「すみませんね、お待たせして」、「犬の散歩に行こうかなと思いまして」・・・「あのさ、そうやって話すから長くなるんだよ」と、やはり話が長い!。でも面白い。もっと話を聞いていたい。
- 全てChar×坂崎幸之助で。全般的に学年でいう先輩の坂崎がリード・ギター。
- エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ)
- 長い髪の少女(ザ・ゴールデン・カップス)・・・Char、途中で歌詞を失念。
- Tell Me (You're Coming Back)(The Rolling Stones)
- ベンチャーズメドレー・・・BAHOでお馴染みの"小さい秋"、「ひぃがぁしぃ」
- Caravan・・・ベンチャーズ上級コースでCharがリード・ギター。
- あの時君は若かった(ザ・スパイダース)・・・最初はやらないと言っていたザ・スパイダースの曲を「やっぱりやろう」と。
時計を見ると21:42。放送時間は残すところ18分。
それにしてもステージ上にあるドラム・キットやギターのアンプ群。生放送中に使われないとは!
大トリでムッシュが登場!
きっとムッシュは「ここの前で終わって欲しいな」と坂崎に耳打ちし、坂崎が「時間通り?。読み通り。この後が楽しくなりますからね。放送に入らない部分からが楽しくなります。」とか。
これは楽しみです。
ムッシュはスタインバーガー(Steinberger)を使い、本日、初めてのテケテケ、エレキギターの登場。
- 全てムッシュかまやつ×坂崎幸之助で。
- どうにかなるさ・・・ムッシュが強烈なギターコードをぶつけてきて坂崎を戸惑いさせた?。そしてアコギで間奏を弾く坂崎。
- やつらの足音のバラード
- 四つ葉のクローバー
- ゴロワーズを吸ったことがあるかい・・・坂崎が「あとどの位?」とスタッフに問いかけ「あと1分位」の声にムッシュが「じゃ省略して演ろう」。
最後の"ゴロワーズを吸ったことがあるかい"が始まって間もなく放送終了の22:00を迎えました。もちろん曲は省略・短縮されることなく演奏されたと思います。何せ、原曲を知らないので編曲されていてもわかりません。
時計を見ると生放送は既に終了している22:02。
坂崎が「じゃムッシュ、もう放送終わっちゃっているから、思いっきり演っちゃっていいから」と嬉しそうに話す二人。
セッティングの間、2013年 7月12日(金)のムッシュかまやつ meets Char KYOTO SUPER ROCK SESSION at 京都ホテルオークラ 4階宴会場「暁雲」で「楽しかった、Charのプレイをガン見出来て嬉しかった」と話すムッシュ。
そして再びCharが登場します。
タバコにビール片手に「もう放映されないでしょ」。
そのビールを見てムッシュも「持ってきて!」。
ピンク系のチェック柄のシャツにピンクの帽子に着替えギターはピンクのPinkloud。かっこいい。
サングラスをした古田たかしがドラム、ベースは澤田浩史も登場し、坂崎がステージを一旦、下がります。
最初の曲は"ノー・ノー・ボーイ(ザ・スパイダース)"。ピンクのPinkloudが物凄く綺麗な音を醸し出し、エンディング近くでのバイオリン奏法がまた綺麗。と思っているとバンド全体が音量を下げていきフェードアウトを演出し、「なんちゃって」。
"Light My Fire(The Doors)"はCharの歌で。
再び"ヘイ・ボーイ(ザ・スパイダース)"。
観客に手拍子を促し「交差点という曲を」。"Crossroads(Cream)"をゆったりめに演奏。
再び坂崎幸之助も登場。
楽しそうなムッシュを見て「テレビ無くなったと思った瞬間から伸び伸びとやってますね」とChar。
観客に「Yeah! Yeah! Yeah!」とコールさせて、演奏に突入。その曲は"Ya Ya(John Lennon)"。
坂崎はアコギで、間奏ではハーモニカも。
それにしてもステージ上の楽しそうなこと。ムッシュは終始、笑顔。間奏などCharが弾きだすとムッシュは楽しそうな顔をしながら近づきそのプレーするCharの姿をガン見。
Charも古田も澤田も終始楽しそうに演奏しています。
演奏が終わってムッシュが「はぁー」と息切れ。するとCharが「もうちょっと頑張ってね」。
Charが観客に「皆、立って。座っているの疲れたろうし。」で始まったその曲は"バン・バン・バン(ザ・スパイダース)"。
エンディングは終わったと思ったら、誰かがリフを弾きだし再び演奏を。ムッシュ、Char、坂崎が何回か繰り返した後、何と澤田もリフを弾きだしもう一度。更には古田がドラムでリズムを叩き出しもう一度。
今宵のライヴは生放送中が第1部で、第2部が
-
ムッシュかまやつ meets Char TOKYO SUPER ROCK SESSION at Zepp Tokyo
と言っても過言ではありません!。
そう言えばムッシュが一口飲んでアンプの処に置いてあったビールに手を伸ばし喉を潤すCharの姿もありましたね。
こんなリラックスして楽しそうに演奏するバンドはなかなかないのではないでしょうか。
坂崎が今宵の出演者全員をステージに招き入れます。
「じゃラスト1曲。いいなぁ。一応、進行があるからさ」という坂崎の言葉に、Charがすかさず「よく言うよ。こんだけ押しておいて。全然テレビに映っていないんだから。ウチのバンドのメンバーなんて後ろでずーっと待っていて御家族の方になんて言ったらいいのか。」 「今度、再放送があるから。大丈夫。」と坂崎。
最後は全員で"我が良き友よ"。
坂崎が出演者全員を紹介しお礼を。Charもギター・アンプの電源を落としステージ上は暗転。
場内のアンコールの拍手に坂崎が独り登場しオープニングと同様、アコギで"白いサンゴ礁(ズー・ニー・ヴー)"を弾き語り。
曲が終わったら番組としてのエンディングの収録っぽくお話を。
明日も催しをやるらしくその告知を。
楽しかったなぁ。時計を見れば22:47。
きっと台本上は
-
時刻 | 時間枠 | 演目 |
19:00 | 5分 | オープニング:坂崎幸之助 |
19:05 | 20分 | ブリーフ&トランクス |
19:25 | 30分 | 根本 要 |
19:55 | 30分 | 遠藤賢司 |
20:15 | 30分 | Char |
20:45 | 30分 | ムッシュかまやつ |
21:15 | 30分 | ムッシュかまやつ×Char |
21:45 | 10分 | 全員 |
21:55 | 5分 | エンディング:坂崎幸之助 |
だったのではないでしょうか。
でも実際は
-
時刻 | 時間枠 | 演目 |
19:00 | 5分 | オープニング:坂崎幸之助 |
19:05 | 25分 | ブリーフ&トランクス |
19:30 | 45分 | 根本 要 |
20:15 | 50分 | 遠藤賢司 |
21:07 | 35分 | Char |
21:42 | 20分 | ムッシュかまやつ |
22:02 | 30分 | ムッシュかまやつ×Char |
21:35 | 10分 | 全員 |
22:42 | 5分 | エンディング:坂崎幸之助 |
でした。
これが坂崎幸之助マジックというものなのでしょう。
4,000円でギューっと濃厚な3時間47分。本当に幸せな一時でした。
2013年 8月25日(土) Char Slow Music Slow LIVE '13 at 東京 池上本門寺・野外特設ステージ 10th Anniversary
-
「野外か・・・」「雨だったら嫌だな・・・」「どうしようかな・・・」
1週間前は晴れ、3日前は曇り、前日は曇り雨の天気予報。
そして迎えた当日の朝、雨。
でもお昼頃には雨もあがり雨合羽は不要でした。今年のCharはちょっと違う!?
入場した頃には既にBonnie Pinkが演奏中。ビールを飲みながら押尾コータロー、持田香織と楽しみます。
Bonnie Pink
セットリスト
- Fish
- Coast To Coast
- Get On The Bus
- 街の名前
- Home Sweet Home
- Catch The Sun
- Heaven's Kitchen
- A Perfect Sky
押尾コータロー
セットリスト
- Ready Go!
- 戦場のメリークリスマス
- Weather Report
- Relation!
- Big Blue Ocean
- ナユタ
持田香織
セットリスト
- Hajimari
- 雨は徒然に
- 静かな夜
- 君のくれた世界
- 愛の花
- Bolero
- Pocket
Char
20:05、いよいよCharの登場です。
アコギ、パーカッション、エレキ・ウッド・ベースのアコスティック編成。
Charはヤマハの気絶なアコギ。
短い「できあがっているでしょ」の挨拶の後、ジャンジャンジャンのコードを鳴らすは野外のこのような雰囲気でよく演る"Nameless Land"であろう。
そして3人で暫しオープニングを演奏し"Nameless Land"を。
本門寺で遊んだ話の後、"White Room"こと"白い部屋"。
そして「を、続いて"Badge"?」と思ったら"気絶するほど悩ましい"。
improvisationをしながら観客とエール交換。
お寺ということでユウレイが出てきたりでBonnie Pinkがゲストで登場。
始まった曲は"Superstition"。イベントっぽい共演でかっこよかったです。
「かっこいいな、このバンド。」でBonnie Pinkがステージを下がります。
ここで澤田がベースでリフを弾き始めそのリズムに合わせCharが「こんな感じで」と手拍子を求めますが、そんなリズムを私が手拍子出来るわけがなく周囲とバラバラ。
どうやら観客全体がバラバラ?。「好きなようにノッテくれ」で始まったその曲は"Shinin' You Shinin' Day"。 更に"Smoky"。間奏では澤田と古田のソロもあったりして最後はアーム・ダウンの代わりにネック・ダウンでグィーンして40分ほどで本編が終わりました。
アンコールではChar一人立って白のストラトで何だっけこの曲?、暫くの間、バンドで演奏するが澤田に「聞こえにくい?」と尋ね、直ぐにアコギに持ち直し座って演奏を再開し1曲。
楽しかったなぁ。
セットリスト
- Nameless Land
- White Room
- 気絶するほど悩ましい
- Superstition (with Bonnie Pink)
- Shinin' You Shinin' Day
- Smoky
- (ENCORE)
- Feel The Groove
2013年8月31日(土) NHK総合テレビ「SONGS -ベンチャーズ-」出演
-
テレビは観るのですがチャンネル権を持っていないので新聞のテレビ欄を見ながら録画予約をする際、その前後で面白そうな番組も予約しておきました。
まず21:00〜21:55 BSフジ「HIT SONG MAKERS〜栄光のJ-POP伝説〜」で井上大輔(井上忠夫)の特集を観ました(実際に録画を観たのは皆が寝静まっている6月1日(日)3:00過ぎ)。
幼稚園時代の数少ない断片的な思い出の一つ。
通園時、そこの部分しか知らないブルーコメッツの"ブルーシャトー"の最初の歌詞「森と泉に囲まれて」と歌っていたこと。その光景だけが何故か記憶に残っています。
言葉のイメージは良くないかもしれませんが凄い職業作曲家、フィンガー・ファイブやシブがき隊など数々のヒット曲のメロディメーカー、そして自らもミュージシャンだったと記憶しています。
続いて22:00〜23:00 NHK BSプレミアム「うたものがたり「フィンガー・ファイブ 久保田早紀」」を観ました。
順番は逆ですが1979年のヒット曲で久保田早紀の"異邦人"。
その当時、番組「ザ・ベストテン」などテレビに映る彼女の歌う姿は疲れきっていて痛々しく思った記憶なのですが、今の音楽伝道者として歌う姿はとても素敵に思えました。
そして前の番組でも映ったフィンガー・ファイブ。
1973年、デビュー曲は都倉俊一が作曲・阿久悠が作詞の"個人授業"。シングル"個人授業"、私も当時、買いました。
今も日頃持ち歩く唯一の心の友iPodに格納されており、時々"個人授業"〜"恋のダイヤル6700"〜"学園天国"と勢い付けで聴いています。
ちなみに久保田早紀の"異邦人"も格納されて時々聴く1曲です。
この"個人授業"のギュッとしたイントロだけでイッテしまい、あのサビの晃のハイ・トーンのビブラートには今もハートがギュンとします。
そのフィンガー・ファイブは長男・次男・三男のギター・バンドが始まりで1964年のザ・ベンチャーズのヒット曲"ダイヤモンド・ヘッド"が流れ、更にフィンガー5のデビュー前のデモ・テープに収録されていた曲の一つで"Joy To The World"が流れます。
最後に23:00〜23:29 NHK総合テレビ「SONGS -ベンチャーズ-」を観ました。
オーディションで"Joy To The World"を歌ったフィンガー・ファイブも虜になったベンチャーズ。
ベンチャーズでギターを始めた1人、その代表としてCharが登場。
話しはよく聞く内容ですがテレビで動く姿が映るのが嬉しいですね。
番組の主役であるベンチャーズの特集として若かりし頃の映像、そして今の映像とギュッと凝縮されベンチャーズに馴染みのない私も楽しく観ることが出来ました。
16歳のベンチャーズをコピーする女性ギタリストがDon Wilsonと共演するその顔がベンチャーズの話をするCharと同じというのが印象的でした。
あと冒頭に映った映画「エレキの若大将」の加山雄三と寺内タケシに感動していたりします。
2013年 9月15日(日) Char New Acoustic Camp 2013 at 水上高原リゾート200(トゥーハンドレッド)
-
「野外か・・・雨降ったら・・・」「群馬、遠いな・・・」で忘れていたのですが、「次は何処で演るのかな?」と確認するとその群馬県にある水上高原でのフェス。
タイムテーブルも発表されておりCharは15:25から16:25の1時間の野外ライヴの水上。
「15時前に会場入りするならば」と試しに乗り換え案内で調べると行けないわけではない水上。
そして17時頃に会場を後にすれば帰れないわけではない水上。
時は流れ9月に入り、週間天気予報を眺めるとその日の予報は「晴れ」から「曇り」、翌日は「雨」という微妙な予報。
おまけにチケットも残りわずかとか。
水上駅からシャトル・バスも運行されるとかで時刻表を確認すると往路の最終は10:00発。
「その時刻に間に合うように行くには」と乗り換え案内で調べると自宅を朝5時に出れば日帰りで行って帰ってこれる水上。
勢いで購入しました。
その数日後にはチケットも完売とあり、買っておいて正解だと思ったのも束の間、南に台風18号が発生し、この3連休に関東を直撃するかもしれないとか。
天気予報も「雨」。日が近づくにつれ予報の降水確率は高まるばかりの「雨」予報。
「す、素晴らしい。流石は雨男Char様・・・」
前日の土曜日、関東地方の日中は晴れていたにも関わらず日付を超え寝静まった当日の夜中3時過ぎ。物凄い豪雨で目を覚ましました。
明け方4時直ぐに少しは雨も弱まったような気がしますが、結局、家を出た明け方5時も台風が近づく雨。
新幹線を使えば1時間30分は短縮出来るのですが、差額の3000円が痛いので在来線を乗り継ぎ水上駅に到着したのが9時30分。
水上駅に到着した時は曇りだったのですが、ふと気づくと本格的に雨が降っていました。
雨の中、水上駅からシャトルバスに乗り会場である「水上高原リゾート200(トゥーハンドレッド) 群馬県利根郡みなかみ町 水上高原ゴルフコース・こぶしコース」に向かいます。
「降水量?ミリ以上で通行止め」の看板などもあったり、「雨で崖崩れで通行止めなったりしたら嫌だな」と思いながら、会場に到着です。
雨の中、坂道をトボトボ歩いて降りていくとまず見えたのはメイン・ステージ「Stage Yonder」。丁度、演目の合間でサウンドチェク中。
仕方が無いのでCharが出演する「Stage Here」へ。
雨で泥濘んだ道を歩いていくと音が少しずつ聞こえステージが見えてきました。
雨のフェスの観客の過ごし方を学習しようと脇の丘の上にあがります。
ステージ前で雨合羽を着て楽しむか、この丘の上で傘をさして遠目から楽しむか・・・。
さて演奏も終わり観客は「Stage Yonder」の方に戻っていきます。
雨宿りするような場所も無く、ここに居ても仕方がないので「Stage Yonder」までは戻ります。でもCharが出演する時まで体力を消耗しないように「Stage Via」まで足を運ぶのは控えたのでした。
昼食を終えた後、リハーサルかサウンドチェックの段取りや観客の集まるノリを確認しようと12時30分頃には再び「Stage Here」に行くのでした。
ここで何とサウンドチェックも終わる頃には、あら不思議。雨が止んできました。
そして福原美穂が始まる13:25には台風が近づいていると思うのに雨もすっかり止むではありませんか。
正に晴れ女。でも「どうせ雲の切れ目でCharが出てくる頃にはまた雨が降り出すんだろうな」と頭の中は完全にネガティブ思考です。
ちなみに福原美穂は洋楽コピーを中心にした40分位のステージでした。
いよいよ次はCharの番。
スタッフの方々が登場し次から次にセッティングしていきます。
ステージ上はアコースティック・キャンプだけあって、上手側にYAMAHAの"気絶な"アコギ、真ん中にパーカション、下手側にエレキ・ウッド・ベース。
この辺りで衣装に着替える前のCharが場内をお散歩していたとか!。残念、遭遇の機会を逃しました。
そうこうするうちに定刻15:25にCharを先頭にステージ下手側から3人が登場。
集まっていた皆が立ち上がろうとするとCharが両手で制し座らせます。
1曲目はJam Session。
観客と軽くエール交換したり、「おっ"Open Your Eyes"?」というリフもあったりする5分位のJamでした。
このJamは多分、Charのアイコンタクトで「えっ?」という感じに唐突に終わったような気がします。
音に引き寄せられるように一層観客も集まり、いよいよステージの始まりです。
「今年は色々とフェスに出演しており、その度に適当にセッションしている。」旨のMCで今日も期待させてくれる発言。
そして「こういう森の中で創った"All Around Me"を聴いて下さい。」で始まったその曲はもちろん"All Aournd Me"。
次は「早いの」で"Jeff's Boogie"。
やはり「えっ」と思うエンディング。「3人にはブロックサインがあり、最後までトラップがある」とか。
「この辺で歌姫を呼びましょうか」で、その歌姫とは13:25からこのステージで歌っていた福原美穂がステージに登場します。
彼女自身のステージがコピー曲が多かったし、帰国子女かハーフかなと思い帰国帰宅してから調べると北海道生まれの日本育ちとか。うーん、凄い。
バンド3人も観客も座っていることから福原美穂もステージに胡座で歌うその曲は"Whta's Going On"。
「第1次審査は受かったから次は水着審査ね」とか。
ここで「もう1人ゲストをご紹介します。マーティン。」
「マーティン?」。エレキ・バイオリンを奏でる酒屋の店員さんみたいな格好をした西洋な方。
帰宅してから調べるとOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのスコットランド系アメリカ人のバイオリニストMARTIN(Vo&Vio&G)でした。
終わってからだったか「さっき初めてMARTINと会って、今度、セッションしましょうとなって、じゃ今日やろか」とか。
そして始まったその曲は"Superstition"。
最初はCharが歌います。そして「そろそろ立ってもいいよ。」で座っていた観客もエンジン全開です。
その後は福原美穂が歌い、間奏はMARTINのエレキ・バイオリン。久しぶりに聴きましたが良い味を醸し出しています。
あとはCharと福原美穂が一緒に交互に歌うような感じで、そこにエレキ・バイオリンが絡んでくる感じ。
更に"Hold On I'm Coming"。
Charと福原美穂とMARTINの絡みは"Superstition"とほぼ同じだったような。
ゲストの2人がステージを下がり、「2人のバックバンドに化していたから別にギャラが欲しい」という感じに言って3人で始めたその曲は"Shinin' You Shinin' Day"。
更に"Smoky"。
間奏で澤田ひろしのベスース・ソロ、そして古田たかしのパーカション・ソロ。
エンディングはやはりギターのネックをグニューン。
一度、終わったのですが、もう一度、演奏を再開し観客とエール交換しながらエンディングを迎え本編を終えます。
一旦、下がった3人ですが、アンコールに応え再び登場。
そして「皆で最後に皆で歌って終わりましょう」で福原美穂が登場。更にMARTINも呼びますが、どうやらエレキ・バイオリンをしまっていたらしくそのセッティングする間、福原美穂が観客とエール交換。このエール交換が流石はプロでした。
MARTINのセッティングも完了し始まったその曲はずっと続けていたコード進行のまま"Stand By Me"。
歌う福原美穂が途中でナイクをMARTINに向けMARTINも唄います。
間奏はやはりCharのギターにMARTINのエレキ・バイオリン。格好良かったです。
最後はやはり観客も一緒になって歌わせる福原美穂のその姿にそのバックで弾くCharの姿を観てジョー山中を思い出しました。
そう頭の中であの時のジョー山名の姿を思い出しながら楽しんでいるといつしか曲はエンディングを迎えます。
福原美穂がバンドの演奏をバックに観客にコーラスを促していると、アイコンタクトでChar、澤田、古田の3人は演奏をフェードアウトしていき楽器を下ろし「今日はどうもありがとう」と下手側に下がるポーズを。
場内はステージ上の福原美穂とMARTINのエレキ・バイオリンと観客のコーラスのみ。
その光景を「さぁどうする?」てな感じで下手側の隅で笑顔で楽しむ3人の姿が面白かったです。
再び楽器を構え少しづつ音を奏で始める3人ですが、プロな福原美穂が観客を盛り上げエンディングに導いてしまいました。
これは3人、若い娘に一本やられたかなと思いましたが、「One two three four」のカウントした福原美穂に対し、最後にトラップをしかけたのは3人でした。年の功という感じですね。
さてCharのライヴも終わり「Stage Here」は全てのプログラムが完了。ステージの撤収も開始されました。
「Stage Yonder」では最後のプログラムが始まっていましたが、終演までいると帰宅が午前様になるし、台風も心配なので17:10発のシャトルバスに乗り込み帰途につくのでした。
そして水上駅で40分位待った後、18:38発の電車で再び在来線を乗り継ぎ24時前に家に到着したのでした。
今日のライヴも楽しかったです。行って良かったです。
2013年9月22日(日) Char 日比谷野音90周年記念事業 10円コンサート「1969-Rock'n Hibiya REVIVAL」 at 日比谷野外音楽堂
-
この3連休の予定は二転三転し、どうしようかと微妙だったのですが1週間前に・・・そして迎えた当日。
リストバンドも手にし15時から整列入場し確保した席は下手側のB1列16番前後という良席。
15時30分頃、オープニングアクトのサルサガムテープ。皆、タイトなリズムで格好良かったです。
途中からミッキー吉野と東ちずるも登場します。
「あっミッキーの機材、あんな上手側!」。少し下手側過ぎたかなと少々思ったりしますが、こんな良席ですから、10円でこれ以上を望んでは罰が当たるというものです。
あっという間に機材が入れ替わり定刻16時。トップバッターは何とThe Golden Cups!。
そうChar以外の出演者はサンボマスター、外道、内田裕也しか記憶していなかったから「おっ!」と思ったのですが、司会の近田春夫が「加部正義は体調不良で欠席」の旨とか。残念!。しっかり療養して早く元気な姿を観せて欲しいものです。
エディ藩のギターと歌、そしてマモル・マヌーの歌。久しぶりで嬉しかったです。
"長い髪の少女"も期待したのですが、やはり10円コンサートには不釣り合いかな。
機材の入れ替え中に流れる曲はFlower Traveling Bandの"SATORI"。
そしてThe M。上手側のミッキー吉野、そして下手側に浅野孝己。浅野のギターが格好良かったです。
浅野のギター、丁度、Godiegoが"Monkey Magic"で一世を風靡していた頃、好きだったのです。Greco GO-IIIを私も持っていました。
チャー・モデルを買わずにGO-III。「この浮気者!」って当時の私に言ってあげたい!。
でも今、聴いてもGodiegoのギターって格好良いのですよ。
更に外道。
加納秀人、そうる透、松本慎二の3人のプレーに圧巻!の一言。
ここで若い世代コーナー?
Mil9、うん、いいかも。
何と女子校生ボーカルのHICCUP PANTHER。今回は歌が演奏に埋もれていましたが、これも経験。グレッチのギターを持って歌う姿がいいですね。
いよいよサンボマスター。音楽が格好良い!
生で観るのは初めてですがテレビに映るその音楽が好きでした。
そして機材の入れ替えでMATCHLESSも登場。でもエフェクター群はアンプの上に載せられた状態。まだCharの出番ではありません。
で、登場したのは顔にペイントした若人。「ラップかぁ・・・」「RIZEの方が格好良かったな」と観ていると「ン?、あのボーカル、ジェシー?」
やはりジェシーでした。
時は既に19時10分。
機材の入れ替えでMATCHLESSがステージに一際、際立ちます。
サウンドチェックの完了し暗転した野音にいつしか巻き起こる観客席の歓声に手拍子。
司会の近田春夫が飛び出してきて「もう説明するのはいいよな。次は誰だ!」。
で、いよいよCharの登場です。
古田たかし、澤田浩史、そしてミッキー吉野もいるではありませんか!
CharはFree Spiritsを構え、そして始まったその曲は"The Leading of The Leaving(loneliness)"
「おっ今宵のCharは少し違う?」。
ここでMC「中学生の時から育ててくれた野音。出たくても出られない先輩、来たくても来れない(天を見上げ)皆さんのために演奏します。」
エレピではわからなかったけどギターを奏で始めると「"波"だ!」。そしてギターがイントロを弾きだし歌に突入。
ロックとフォークの垣根はあったけど、その垣根を外した天野滋を代表に全ての諸先輩に贈るレクイエムなのでしょうか。
更にMC「野音の80%は雨模様で今日は晴れて救われた。」で"空模様の加減が悪くなる前に"。
やはり天野滋の歌詞で、日本語か英語かの論争があったのも遠くない昔。日本語でも格好の良いロックが出来る証の1曲でもありました。
そして"Smoky"。やはりこの曲はエレキでやらないと。 余り座ってアコギで観たいと思わない曲の一つで、かつキーボードにミッキー吉野で久しぶりに観るエレキな"Smoky"に感動しました。
約30分間のステージもこれで終わりです。
たった30分間でしたが物凄く充実した一時でした。
ちなみに演奏を終え下手側にさがる際、Charがステージ上に置いてあった飲み物の入った缶を手にして観客席に放り込みました。
それが放物線を描きながらこっちに飛んでくるではありませんか!
思わず手が伸びますが、まだその高度は上で3席位後ろのB3列20番横通路辺りに「ボカン!」(まだ中身が入っている)と落下しました。
その「ボカン!」の音の直後に缶の中身である水分がバサっと私の頭にかかって思わず「ウワッ」と小さく声にしたのでした!
おまけに清涼飲料水で糖分が髪の毛にベタっとして少し気色悪い感じ。
これはバンドの入れ替えの度にビールを買いに行って、その都度、グッズ売店に売っていたカンバッチを「1人1個」とあったのに、2回買ってしまったことをジョー山中さんとジョニーさんなどが見ていて「あいつには罰だ!」とか思ったりして。
それにしてもCharさんが飲んでいた缶でもなく、Charが去り際に手にしたモノというだけで手を伸ばしてしまった自分って・・・と思う翌日なのでした。
最後は内田裕也。
ジョー山中、安岡力也、デイブ平尾、ジョニー吉長、山口冨士夫などの名前を並べ捧げる曲を贈る姿に内面の優しさを感じるのでした。
アンコールに応え湯川れい子、ミッキー吉野、内田裕也、近田春夫などとカーテンコールに登場したChar親子。
終始戯れる二人の姿がまた良かったです。
2013年10月2日(水) Char Blu-ray(or DVD) & CD「414」発売
-
一般販売は10月2日(水)ですが、ZICCAサイトの先行販売で予約購入すれば9月21日(日)から順次発送とのことで、丁度、日比谷野外大音楽堂にいる頃、届いていたのかもしれません。それは出来すぎですね。その翌日かも。もう覚えていません。
【Blu-ray(or DVD)】
まずは映像を観てみます。
画面に映し出されたのは思いもしない白黒映像!。3曲目の"Endless Dream"からカラー映像になり照明も綺麗です。まだ明るい陽が高い頃の2曲だけ白黒映像にしたのでしょうか。
映像は演奏する側だけでなく観客側もはっきりと見え、映像においても会場一体感と言いますか、ライブは演る側と観る側で創るものと言いますか、演る側は観る側がこう見えるのだと感じさせてくれる映像です。
それにしてもエフェクターのスイッチを踏む足先が軽やかにリズムカルに切れよく、楽器を弾くには運動神経も必要なんだと今更ながらに思わせてくれます。
途中、登場するギター"Splender"。
Charが初めて弾いたギターGuyatone LG-80Tに続く2本目のギターとのこと。
ローリングストーンズのブライアンジョーンズが弾いていたタマゴ型のVOXギター。その形から座って弾きづらいことから同級生に売ったらしいのですが、その同級生と同窓会で会った時、「まだ持ってるよ」。
Guyatone LG-80Tに続く2本目のギター"Splender"、、「君も幸せ者だよ」と思うのでした。
エンディングロールに流れる曲は新曲でしょうか?
それにしてもこのエンディングロール、格好良いではありませんか。
終わったと思ったらアンコールで2曲。
思わずその前にプレーヤーのストップボタンを押すところでした。
"Move on"、そして"You're Like A Doll Baby"の2曲でアンコールも終わり。
「終わった!」と思ったら更に10秒位の映像。思わず爆笑です。
【CD】
最近はYoutubeで容易に音楽を聴き、映像を観ることが出来ます。それも無料で。
毎月のお小遣いをあれこれ工面し、やっと買ったレコードを何度も繰り返し聴き、レコードのジャケットと音であれこれ想像していた日々はもう帰ってこないし、大人になった今、この便利な生活を手放し昔の環境に戻りたいとも思いませんが、何か音楽そのものの価値、対価を得られるものではなくなってしまうのでしょうか。
曲間で観客の声援が強調されているようなこのCD。会場一体感、そしてその場にいるような臨場感を与えてくれます。
通勤の友として携帯型音楽プレーヤーに曲を格納し聴く毎日です。
【特典CD「ZICCA ZAM」】
ZICCA.NETにて先行予約し購入した時に同封されてきた特典CD「ZICCA ZAM」。
収録曲は"Inzoor"と"Outzoor"という3人によるアコースティックな曲。
パーカションは古田たかし、ベースは澤田浩史だと思うのですがいかがでしょうか。
きっと本編のCDよりも聴き続けるような予感がします。
ジャケットも含めこれだけで商品になる品質の高さ。嬉しい特典です。
ところで"Zoor"って?
2013年10月11日(金) Char 2013 Live at 町田市民ホール
-
入場しステージを見ればやはりオープニングはアコースティック・セット。
チラシを眺めながら暫し開演を待ちます。
【第1部】
定刻を10分位過ぎた18:40頃、3人が下手から登場し始まったその曲は"Shinin' You Shinin' Day"。
「あっ"エール"の交換ではなく、"コール&レスポンス"って言うんだ」と開演早々から学ぶいきなりアクセルを踏み込まれた感じの開演です。
そして2曲目も「Charのコピー」で"空模様の加減が悪くなる前に"。
更にギターでッチャ・ッチャ・ッチャって鳴らし始め「おっ"表参道"!」と思ったら演奏を止めて話しを始め「最近の甘いモノは?」と問いに観客からの声に根負けして「かき氷」。
そして始まったその曲は"表参道"。
その後の"Restaurant"でも「かき氷」が大活躍。
"Restaurant"前のMCで「かき氷」の観客からの声に椅子から転げ落ちそうなCharの姿に笑えました。
きっと来年、「かき氷」という言葉を街で見かけたらこの町田を思い出すことでしょう。
あの時はイントロで「おっ"Badge"?」と思った"気絶するほど悩ましい"、"Get High"とか演奏して第1部の最後は"Zig Zag Zone"。
残念ながらピック投げはピッチャーの暴投で残念!
"Jeff's Boogie"もあったでしょうか。60分弱の第1部でした。
【第2部】
20分程度のステージのセッティングを兼ねた休憩の後、久しぶり?に登場のBurgundy mistで始まったその曲は意表をついて"A Fair Wind"。
この辺りの曲は来年か再来年かと勝手に思っていたのですが、まさか今宵、観ることが出来るなんて。嬉しい!
いつか"Hyper Lane"も演ってくるかしらん。
それにしても綺麗なギターの音なのでしょう。透明感あふれる太く綺麗な音。
スタジオ版ではアコースティック・ギターのストロークしている部分もまるでアコギを弾いているような音。
いいなぁ、そしてあの笑顔で気持ちよさそうにクィーンってやられるとたまりません。
更に"視線"に"Hey Jimi"。
アコースティンク・セットもそうですが、とても3人だけの演奏とは思えない厚いけど間もある演奏。
何処でかは忘れましたがこの辺りで"Pink Cloud"に持ち替えて"去年の雨"から80年代を中心に。
その前の曲"Hey Jimi"に"Only For Love"、"Hear Me In Heaven"などジョニー、藤井さん、そして個人的なあっちに行ってしまった先輩や同級生などを思い出させてくれます。
古田&Charのボーカル、そしてコーラスで澤田も加わる"BY"に圧巻。
その勢いで"Drive Me Nuts"、"からまわり"と3人の演奏を堪能しました!
21世紀の今、この3人の演奏は最高です。
あれ"Navy Blue"もありましたね。"Navy Blue"のあの高音を歌いきる日頃の生活習慣。どんな生活されているのでしょうか。
「見習わないとな」と思った記憶がありますから。
アンコールはFree Spiritsを持って"Natural Vibration"、"Smoky"。
"Smoky"でのベース・ソロ、ドラム・ソロも良かったです。
今宵も楽しかったです。
そしてイベントの出演も楽しいですがやはり単独ライヴはもっと楽しいです。
2013年10月15日(火) 雑誌「レコード・コレクターズ 2013年11月号」発売
-
街の本屋さんで何度か手にしてペラペラとすれど最後に買ったのはいつだったでしょうか。
もう活字からまだ聴いてもいないその音を想像しワクワクしたのは30年以上前のこと。
最近は音楽雑誌も温故知新に手にする位かもしれません。
今宵も陳列されている表紙のキング・クリムゾンの写真、そして「特集 ベック・ボガード&アピス「ライヴ・イン・ジャパン」」の文字に惹かれ手にしました。
「あーアルバム"レッド"のボックス・セットが発売されたんだ。」
1981年12月10日、名古屋市公会堂で観たのですが1970年代のアルバムからはこの"Red"位しか演奏しなかったこと。当時の新譜"Discipline"はそれでそれで数回位は聴いていたことを思い出したりしながらページをペラペラしていきふと目についたのは・・・
小さなBlu-ray(or DVD) & CD「414」のジャケット写真。
えっと思いその頁辺りに戻すと何とCharのインタビュー記事が!
これはもうお持ち帰りするしかないと本を持ってレジに進むのでした。
帰宅し開くはもちろん「Char インタビュー」です。
まずは1973年頃の自身の活動を振り返りながらBBA前後のJeff Beckの活動とBBA観を語ります。
そこは自身もアメリカ人ともイギリス人とも演奏を共にしてきたCharならではのコメント。
更にはBBAの一人Jeff BeckとセッションもしたCharならではのコメント。
その三人観は読み応えがあります。
そして1999年のC,B,& Aの話しへ。
1999年12月15日の神戸チキンジョージでの"Drive Me Nuts"でのハプニング。その裏話は本人しか語れない内容で興味深いです。
演奏する側から、そして自身が永遠のギター小僧であるからこそ言える言葉「本人たちと究極のBBAごっこ」。
当時、私としてはC,B,& Aで世界を廻ることを心密かに願ったのですが、やはりそれは叶わぬ夢だったようです。Charはやはり永遠のギター小僧なのかもしれません。
最後はBlu-ray(or DVD) & CD「414」の制作コンセプトを。
そうか、この作品はそうだったのかと今またBlu-ray(or DVD) & CD「414」を観直すのでした。
2013年10月15日(火) NHKラジオ第一 「夏木マリ・丈夫も芸のうち」 ゲスト出演
-
冒頭から夏木マリの艶かしい歌声から始まったこの番組。夏木マリと渋谷亜希がゲストを迎え食にまつわる物語を素敵な音楽を流しながら格好良い生き方を食べ歩く1時間の番組とか。
1曲目に"Ice Cream"が流れた後、Charが登場しまずはZepのライヴ帰りに飯田橋の喫茶店に入りナポリタンを食べた友達の笑い話から。
忘れられない食の話ということで高校時代の昼食の手作り弁当にまつわる話、40年位前の六本木のイタリアン・レストランでの話、新婚当初の愛妻の手料理の話、自分の食べる野菜は自分で作ろうで自宅の屋上で家庭菜園し、そこで気付いた話など。
これまでCharの口からなかなか語られる話ではなく興味深く拝聴しました。
話の合間に流れる2曲目はStevie Wonderの"You And I"。
数年ぶりにStevie Wonderの歌声を聴きました。
Charが"You And I"について語ります。
「よし久しぶりにStevie Wonderを聴こう」となるところが聴いたのはアルバム「Sacred Hills〜聖なる丘〜」です。
更にBlu-ray(or DVD) & CD「414」から"波"を流しBlu-ray(or DVD) & CD「414」の制作コンセプトを。
デビュー前に訪れたイギリスとアメリカの違いから1985年にイギリスを訪れサッカー観戦の面白さに気付いた話を交えながらアメリカよりもイギリスの方が個性を発揮出来るとか。
ここは少しよくわかりませんでした。
食べると創造力がわかなくなるので余り食べない話。
満腹だとシャープな演奏が出来ないのでライブの6時間前にパスタ位を口にするだけとか。
お昼頃に食べて会場入りしてリハーサルして本番を終えて落ち着くのは夜の23時頃?。ほぼ12時間近く食事をしないなんて!
あの演奏をするために60〜63kgを維持し続けるストイックな生活。
デビュー当時に出来たことが歳をとって出来なくなる、キーを落とす、テンポを落とす、ギターのフレーズを変える、渋くなりたくない!
ここでしょうか、今も魅了され続けるなのは。
それに比べ観る方の私は入場前から退場後も欲望のまま飲み食いする生活。
見習わないと・・・いつから?・・・今でしょ!?。
質問その1「最後の晩餐するなら?」に対し一人ならば「ナメコの味噌汁とご飯」か「喫茶店のナポリタン」、皆と食べるならば「鉄板系の焼きそば」とか。
質問その2「食べることとはどういうこと?」に対し「本能、生きていくことに必要なエネルギー」とか。
「あのお店に食べにいこう」というグルメには興味がないかもしれないけど、麺を茹でたり、その具など「超こだわるくせに天邪鬼」なのはこの番組でのお話からも思います。
番組を聴いた後、アルバム「Amono-Jak 天邪鬼」も聴いてみるのでした。
1975年頃から1985年頃まで深夜放送を楽しみ音楽番組で曲を録音したり(「エアチェック」)身近にあったのですが、もう何十年もラジオを視聴する機会は皆無です。
最近はiPodに格納してあるお気に入りの楽曲を組み分けしてそれを繰り返す聴くだけなのですが、久しぶりにラジオ番組を聴いてラジオも楽しいなと思うのでした。
2013年10月19日(土) Char 2013 Live at 富山 アイザック小杉文化ホール ラポール
-
2日間だけ組まれたChar Live Tour 2013。初日の東京・町田に続く2日目の富山・小杉公演。
会場は東の富山市と西の高岡市の中間にある射水郡は小杉駅近くのアイザック小杉文化ホール ラポール!。
公演日は10月19日!。
更にその日は土曜日!。
もう行くしかないと即決したのでした。
そしてようやくその当日が訪れました。
【第1部】
定刻を10分ほど過ぎた19:10頃、3人が登場し楽器を構えたところで「富山と言えば」でJリーガーの柳沢の名前を出し観客と少し会話した後、improvisationしながら始まったその曲は"Shinin' You Shinin' Day"。
コール&レスポンスの出来の良さに曲が終わった時、「満足です。帰ります。」というのはご愛嬌。
河川敷にある富山きときと空港から「きときと」で観客と少し会話して"空模様の加減の悪くなる前に"。
閑馬入れずに"表参道"。その歌詞の「チョコレートパフェ」は富山のお土産の一つ「甘金丹(カンコンタン)20個」とか。
それはちょっと胸焼けしそうです。
いつもならお土産は買わないのですが、翌日、目に入り思わず購入してみました。
ここで"Jeff's Boogie"。
途中で挟んだ曲は何かな?、"禁じられた遊び"?、いやZeppの"天国への階段"とか色々。覚えてられません。
そしてメンバー紹介。
そして次の曲のイントロを弾き始めたその時、観客席からの声。その声に反応し演奏を止めて「えっ何?」。
今一度、観客の声を聞き直し、アドリブで古田たかしのカルメンマキ&OZのアルバムでデビューから「40周年、おめでとう」を歌うChar。
多分、予定ではなかったと思うCharと古田たかしとのなりそめ思い出話を。
古田たかしのお祝い一色になったところで、「それではCharの曲を演ってみます」で"気絶するほど悩ましい"。
MCにてChar自ら派遣に格下げとなり古田たかしが雇われ店長の昇格の辞令をしました。
ここで観客席から「Charさん、愛してる」の声。その声に対し「そう言われましても」と嬉しそうに返すChar。
このホール、「ひびきホール」という愛称からもわかる通り合唱団やピアノなどでも愛用されているらしく、両壁が白い大理石で出来ており、声がよく通ります。
逆にロックやPAを通したMCなど1階席はともかく2階席は跳ね返りが強かったかもしれません。
それにしても富山の方ってMCでのツッコミが上手いです。私にはとても真似できません。
更にMCは続き富山と言えばデビュー前、NSPのバックバンドで富山に来た時、「バックの方ですよね」でサインを求められた話。 そして富山の売薬さんの話から富山では雇われ店長に昇格した古田たかしの実家の家業が70年代初頭は駄菓子屋さんで練習時にお菓子をご馳走してもらっていたら、ある日、突然、薬屋さんに変わってしまい出してくれたのがオロナミンCだったとか。
何とここで今もお気に入りで愛聴する82年のソロ・アルバム"Moon Child"から"Kusuriya"を少しだけ演奏してくれました。
流石に澤田浩史は演ったことの無い曲らしくCharからコードはCでと教えられ3人でほんの少しだけの演奏ですが、まさか生で観ることが出来るなんて!。
そして富山県の"Restaurant"は「ほたるイカ」「カンコンタン」などの"Restaurant"。
孫が出来た話しから未来の子供達へ"Future Child"。
第1部の終盤に向け盛り上がりに"Get High"、第1部の最後に"Zig Zag Zone"。残念ながら澤田浩史はピックをキャッチ出来なかったけど、キャッチャーの腕が上がる度にピッチャーの制球は厳しい所をついてきています。
頑張れ澤田浩史!
1時間きっかりで第1部が終了しました。
【第2部】
15分のステージの模様替えを兼ねた休憩が終わった20:25分頃、場内が暗転し再び3人が登場します。
Burgundy mistを構え始まったその曲はやはり"A Fair Wind"。
そして"視線"。間奏でCharが上手側PAの方に歩み寄り観客を煽ります。その姿を見て下手側の端の端の席の私も思わず立ち上がってしましました。
"Hey Jimi"、"去年の雨"、そして"Only For Love"。
ここでギターをPink Cloudに持ち替え"Navy Blue"。
Charの76年のデビュー曲でこの曲のレコーディングで参加したドラマーは古田たかしだったとか。
今宵のCharはこの曲の最高音域は辛そうな部分もありましたが流石、歌いきりました。
みんな聴いてるかい?、聴こえるかい?で"Hear Me In Heaven"。
もうここからは"Head Song"を皮切りにエンディングに向かってまっしぐらです。
"星条旗よ、永遠なれ"を3拍ほど演奏し"BY"。この"BY"、古田が歌いCharが歌いサビで澤田も加わるこの歌声は最高です!。
更にジャーンで"Drive Me Nuts"。そして"からまわり"。言わずと知れたPink CloudにJohnny,Louis,& Charの曲ですが、もうこの3人の曲だと言っても過言ではありません。
本編が終わりアンコール。
まずはCharizmaを持ちます。確かここでシールドを耳に差し込む素振りを見せるご愛嬌。
始まったその曲は"Apple Juice"。「こんなオレにしたのは富山県!」。うーん、楽しい!
ここでギターをFree Spiritに持ち替え始まったその曲は"Natural Vibration"。
間奏のクニュクニュでバンドに音を抑えてという素振りを見せながら下手側に寄ってきます。
そしてPAスピーカーの真ん前にいた小学3年生位の女の子のところまで来て、その女の子を手招きしアームを触らせてやり方を教えながらクニュクニュをさせてあげていました。
その横にお母さんらしき方がいらしたのですが、私が親だったら「お前にはまだ早い!」とその役を奪っていたかもしれません。ということは親になると出来ないかな。
うーん、それにしてもやるなぁ、Char。
そしてステージ中央に移動しながら観客に次々とクニュクニュさせていきます。
最後の最後はやはり"Smoky"。
終演は21時40分頃でしょうか。
今宵も最高でした。
それにしても曲の良さ、そのアレンジの良さ。演奏力、体力はもちろんのこと精神力でここに至ったChar。これは古田たかしも澤田浩史も同じで、この3人バンドは強力です。
そこに観客と創る空気。そのどれが欠けても出来ないステージだと初日の東京・町田も思い出しながら今更ながらに思うのでした。
2013年11月 2日(木) Char 月刊プレイヤー 2013年12月号
-
プレイヤー、70年代は売ります・買います・メンバー募集が豊富な雑誌というイメージが強いのですが、当時からインタビュー記事はいつも興味深い内容が掲載される雑誌だったと記憶しています。
小学校時代に始めて組み、Led Zeppelinが登場しドラムの方が出来ないと解散したバンドFOXの話しなど今回のCharのインタビューも興味深い内容が満載でした。
流石、プレイヤー!。
そうか、Blu-ray(or DVD) & CD「414」で野音を見上げながら空を見上げるCharの姿に、ジョニー吉長や藤井章司などに向かっていたと思ったのですが、そこに小学校時代のバンドFOXのドラマーの方にも向かっていたのかもしれません。
それにしても悔しいです。
このインタビュー記事を読むまでBlu-ray(or DVD) & CD「414」に特典映像が収録されていたなんて!
それもこんな処にリンクがあるなんて!
それにしてもプレイヤーさん、70年代から続く雑誌の一つとして歴代のCharのインタビュー記事を1冊にまとめて発売してくれないものですかね。
そしてレコード会社のレーベルを超えたベスト盤のように、例えばロッキンfと出版社を超えたムック本とか。
2013年11月25日(月) 古田たかしドラム生活40年祭〜しーたか40〜 at SHIBUYA-AX
-
今宵は生憎の雨模様の中、会場に着いたのは18:00少し前。
開場は18:10頃でしょうか。Aの1000人が入場した後、Bの400番位での入場。ということは今宵の宴には1000人以上の人が集まったのですね。
撮影日:2013年10月12日(土)
入場時、無料の小冊子が配布されましたのですが、亡くしたり汚してはいけないとすかさず鞄に収めます。
そしてワンドリンクとビールを受け取り、喉も乾いていたしロビーでグイっと飲みきり場内に入り立ち位置を決めます。
そうこうするうちに18:40頃に開演です。
前説のテレビ朝日の番組「タモリ倶楽部」のコーナー「空耳アワー」で「ソラミミスト」と呼ばれるイラストレーターの安斎肇が司会で登場し、古田たかしを紹介します。
すると下手側扉から赤いスーツにネクタイ姿の古田たかしが登場!。 下手側の特設サブステージに設置されたドラム・セットで口をハーブ?みたいなのでメロディを奏でながら一人でドラム・ソロを演奏します。
いきなりカッコ良い演出です。
司会がバンド・メンバーを紹介し、古田たかしをメイン・ステージに招き入れます。
そして始まったその曲は番組「タモリ倶楽部」のテーマ曲になっている曲。
最初のゲストはスキマスイッチの大橋卓弥。
爽やか!。古田たかしとの思い出などの会話を含め2曲演奏しました。
2人目のゲストはORIGINAL LOVEの田島貴男。
顔が濃い!。声も濃い!。
2曲目に何と"気絶するほど悩ましい"をラテン調でねちっこく濃く。
この曲が始まる時、下手側から男が登場しパーカッションを叩き始めたのですが澤田浩史?。その後、演出が
すると間奏で下手側から白ムスを抱えたCharが登場!
テレビのモノマネ番組で本物が後ろから登場するみたいと会話するのでした。
3人目のゲストは渡辺美里。
Charもバンド・メンバーの一人として始まったその曲は"Smoebody To Love"。
流石、渡辺美里。素晴らしい歌声に魅了されました。
ここでCharはステージを下がります。
渡辺美里が古田たかしとの馴れ初めやバンド・メンバー紹介などの会話。
会話では渡辺美里の「笑顔でドラムを叩ける人はこの人しかいない」という言葉が印象に残りました。
少し長いお話タイムを挟み更に1曲。"Desperado"を歌い上げます。
4人目のゲストである佐野元春がステージに上がり暫し古田たかしが愛する爬虫類・亀のお話。佐野元春のあの話口調は健在でした。
佐野元春 and The Hobo King Bandで古いブルースの曲を1曲、ブルースハープを吹き歌いあげます。
ミュージシャンの入れ替え時のセッティング変更の間は毎回、古田たかしを含むバンド・メンバーによる快調なインスト曲を毎回、演奏し、その間を飽きさせません。
確かこの辺りで古田たかしは背中のマジック・テープで止められていたネクタイ付き前だけワイシャツを外したと思います。
5人目のゲスト、DSL(Dr.StrangeLove)で"You Really Got Me"。そしてもう1曲。
確かに本人達がエピソードで語ったように「君たち、演奏はいいけど誰が歌うの?」と言われてもおかしくありませんでした。
冊子に記載される「CHRONICLE」を参照すると1989年から1991年。
世の中的にはバブルが崩壊し徐々に景気が下がり始めた頃。バブルな空気にどう受け入れられたのか想像しながら楽しみました。
このDSL(Dr.StrangeLove)で1995年から2004年頃までバックを務めていた奥田民夫が6人目のゲストで登場します。
歌うは2人目のゲストのORIGINAL LOVEの田島貴男が作詞作曲したORIGINAL LOVEの"接吻 Kiss"らしい。これは名曲ですね。
更に"Keep On Running"。
ここで再び衣装を明るいピンク調のシャツに"Pink Cloud"を構え、手には透明の液体が注がれたワイングラスを口にしながら上手側から登場。
ベースも下手側から澤田浩史が登場でCharのツアーメンバーが勢揃いです。
そして7人目のゲストはPuffy。うん、可愛い。昔から時々テレビで目にしてましたが、可愛いなぁ
会話ではその内容に合わせCharがギターでギュィーンと時々参加します。
ベースは
ロックグループ「チャクラ」の小川美潮の曲"めだか"とか。
思い起こせば2004年9月19日(日) ジョー山中 "Joe's Bag" at 川崎クラブチッタや2009年11月28日(土) エレック唄の市 at 九段会館の時もそうでしたが、他のミュージシャンのバックを演じる時は、いつもとは違うCharのプロとしての顔を観ることが出来てそれがまた楽しみの一つでもあります。
この辺りで古田たかしは更に赤いジャケットも脱ぎ捨てます。
ステージ上にChar、古田たかし、澤田浩史、そしてDr.Kyonが残り、8人目のゲストでChar。
Charはギターを"Pink Cloud"からBurgundy mistに持ち替えたかも。
Charと古田たかしの馴れ初め、アマチュア時代の日比谷野外音楽堂で子供がドラムセットの前に座って叩き始め、それまではCharが最年少だった位置を古田たかしに奪われた45年位前の思い出話を2人で会話する。
始まったその曲はCharが初めて買ったアルバムVanilla Fudgeの"Keep Me Hanging On"。
ほぼレコードを忠実にコピーした演奏。照明も曲の展開に合わせ変わる変わる。5分を優に超える気合が入っていた演奏でした。
ここでCharが透明の液体が注がれたワイングラスを古田たかしに手渡します。
「最後まで飲まないでおこうとしたのに」という古田たかしに「大丈夫、オロナミンCだから」とChar。
Charがお菓子屋から薬屋に転じたエピソードをネタに2人で語ります。
もしかしたら2013年10月19日(土) Char Live Tour 2013 at 富山 アイザック小杉文化ホール ラポールで少しだけ演奏した「"KUSURIYA"を演奏するのでは?」と期待したのですが、やはり演りませんでした。
「セッション・ミュージシャンでこんなことは出来るなんて、外国でもいない。古田たかしだからです。毎年、やろうよ。」でCharのデビュー・シングルでも叩いている話や、アマチュア時代に毎日のように入り浸っていた話など思い出話は尽きません。
新たな発見!。デビュー前の古田たかしなどと実験的な音楽をセッションしていた当時のバンドというか秘密結社は"Automatics"と命名されていたことです。
更に奥田民夫も登場しLesPaulを構え、CharもギターをLesPaul Gold Topに持ち替えます。
2人でぶっとく歌い、ぶっとくギターを弾き倒します。
多分、この曲も5分以上、熱演したと思います。
「宴もたけなわとなってきましたが、ボクの恩人」でカルメンマキを招き入れます。
カルメンマキを観るのは1999年 1月24日(日) 東京・吉祥寺Star Pine's Cafe以来、約15年ぶり。
ここでCharはギターをCharizmaに持ち替えます。
登場早々、カルメンマキがCharに「想定外の衣装だね」と一言。それに対し「Puffyとやるからね」と返すChar。
そして「たかし、おめでとう」とカルメンマキがお祝いの言葉を贈ると、古田たかしが思い出やお礼を語るその姿に「硬いよ」とマキ。
多分、カルメンマキを紹介する時には古田たかしは既に涙声だったような気がするのですが「40年ぶりに演るとはね」と感慨深くマキと古田たかしの2人だけのほんの短い会話。もう古田たかしはこみ上げるものをグッと堪えていました。この瞬間だけは何人足りとも入り込めない2人だけの空間を感じました。
「新旧織り交ぜて3曲演ります」とマキが語りピアノがイントロを奏で始めます。一瞬、コードは違いますが「Beatlesの"Let It Be"?やめてよ、 冗談でしょ」と浅はかにも思いましたが、やはり違いました。
2012年のアルバム"From The Bottom "から"それはスポットライトではない"でしたね。
2曲目は"Lilly Was Gone With Window Pane"。
イントロ、このコード、何だっけな?、歌が始まってそう1996年のアルバム"Union"から"Lilly Was Gone With Window Pane"。
良い曲、意味深で"Windows Pain"の意味を知ったのもこの曲で17年位ぶりに聴きました。
カルメンマキのライブは1998年10月27日に東京・吉祥寺Star Pine's Cafeで観て以来ですが最高でした。
歌声はより艶かしく聴かせてくれます。
この"Lilly Was Gone With Window Pane"の最後の最後にバンドの演奏も静粛しマキが一人歌い上げる頃、Charがマキの後ろのドラムセットの前に移動し客席に背を向けます。
いよいよ3曲目、来るぞ、来るぞと思わせてくれます。
マキが歌い終わり場内静けさから割れんばかりの歓声と拍手が上がる中、ハイハットでリズムを刻み始めスネアを一発叩いた瞬間にCharもマキの影から飛び出しイントロを弾き始めます。
「きたぁぁぁ!」、"私は風"。少し、いやかなり期待しこの日を迎えた今日のこの日でしたが嬉しいです。
ほぼレコードに忠実な演奏。それにしても凄かったです。
ミュージシャンの入れ替え時のセッティング変更の間は毎回、古田たかしを含むバンド・メンバーによる快調なインスト曲を毎回、演奏し、その間を飽きさせません。
この頃、古田たかしはサングラスをかけ、Charが一言「これから古田たかし、人間変わります。」
「酒、飲みます!」でワイングラスに注がれた透明の液体を飲みます。
いよいよエンディングに向かってまっしぐら。
CharはCharizmaからStratocasterに持ち替えたかも。もう記憶が薄れています。
知らない、記憶にない曲をドラムを叩きながら歌い上げます。
チョイ悪風に演奏していた古田たかしですが、曲が終わると元気で明るい礼儀正しく込み上げる気持ちを抑えながらも抑えようにも隠しきれない涙声で話し出します。
「終わりを迎えました。アンコールはありません。」でブーイングとアンコールの嵐。
「最初は小さなライブハウスでやろうと思ったけど、どんどん話が大きくなっていって素晴らしいアーティストと1000人以上の観客が集まってくれてありがとう。」てな感じで挨拶。
最後は一度も合わせていないけど佐野元春とカルメンマキを除く出演者が登場し盛り上がり大会。演奏したその曲は"バラバラ"?。
間奏ではCharを筆頭に古田たかしの指名で順々にギターもベースもキーボードもパーカションを叩く澤田浩史もソロを回していきます。
渡辺美里はドラムセットの上手側脇で、Puffyの二人も上手側端のマイクでコーラスで参加しています。
最後にドラム台から降りてステージ中央に歩み寄り、お祝いにかけつけたミュージシャン達にお礼を。
渡辺美里、Puffyの2人とは軽いハグ。
その勢いで奥田民夫に歩み寄り、その足は止まらず古田たかしと奥田民夫が軽く生チュゥ。その直後の奥田民夫の「やっちまったよ」という顔が笑えました。
回りを集まったミュージシャンに囲まれ古田たかしが挨拶。その挨拶に茶々を入れるChar。そのCharを止める奥田民夫。この3人のやり取りにまた笑えます。
「来年また会いましょう」と笑いをとる古田たかしに「還暦までやろう。やりましょうよ。」と述べるChar。
ミュージシャンがステージを下がり古田たかしが一人お礼を述べます。「今日は本当にありがとうございました」。そして何度も礼をします。
その姿を上手側脇で笑顔で見守るChar。出会ってから約45年間を思い出しているのでしょうか。
場内はもう出てこないと思いながら暫くアンコールを求める手拍子が鳴り響くのでした。
ガラパゴス・サイトですから、自己満足でしかないと思う個人に向けてのメッセージは書かないようにしているのですが、あえて今回は書いてしまいます。
「
40周年、おめでとうございます。古田たかしさん。
40年間、共にしたミュージシャンの方々に、そして直接的なファンに、ミュージシャンを通した間接的なファンへの気持ちが十分に伝わってきました。
45周年、50周年を楽しみにしております。
」
2013年12月1日(日) 本「天国のひまつぶし」発売
-
週末、街の本屋さんに立ち寄り、いつも通り音楽コーナーを眺めていくとふと目に付いた「山口冨士夫」の文字。
「あぁ先日、訃報がのっていたな」と過ぎ去ろうとしたのですが、ふと匂いがして手に取りパラパラっと目次を眺めるとやはりありました
5頁にわたる「Char」のインタビュー記事。
これは読むしかないと手にした本を持ってレジに向かいました。
氏の音楽を耳にする機会はなく、世代も違うためまずはCharのインタビュー記事を読みます。
氏の印象、80年代後半のこと、最後にあった時のことなど。Charに「プロレスしよう。じゃぁお前、ベースな」と言える少ない自他共に生意気だったと語るCharも一目置く存在だったのでしょうか。
本の全体の印象としては氏と交流のあった方々、氏と活動を共にした方々、氏のインタビューなど60年代後半から70年代前半の邦楽ロック、そしてその後のことを、氏の位置から、氏を通し一面を知ることが出来、歴史の本を開いたような感じで興味深く読むことが出来ました。
2013年12月27日(金) Char 3 Nights at EX THEATER
-
「
Char×ロバート・ブリル×佐藤準
1976年、Smokyを生んだ伝説のライブをいま再び!
」
と書かれたら行ける境遇で、行く時間が出来て、チケット代が工面出来るであるのならば行くしかありません。
何とかお小遣いを貯めてチケット代を捻出しチケットも無事、購入!
2013年12月14日(土) ARASHI LIVE TOUR 2013 at 東京ドームが終わってから頭の中はこの日のことばかりです。
「もちろん演奏するのはキャニオンレコード時代の曲ばかり。その曲順はどうするのかな。」と仕事の行き帰りに1st Albumから3rd Albumを聴き続け今日のこの日を迎えました。
開演が20時からということで余裕を持って開演少し前に到着。11月30日にオープンしたばかりの六本木ヒルズの道を隔てたテレビ朝日のビル内にあるらしいEX THEATER。ビル前に到着すると綺麗な電飾。
てっきりビルの5階とかにあるのかなと思って入場すると何と地下に造られているホールなのでした。アリーナはエスカレータで降りていく感じです。
席に着きステージを見ると赤い緞帳。この緞帳が開くとどうなるのかな。キャニオンの世界一色を観せてくれるのかなと開演を待ちます。
【第1部 1st Album"Char"編】
20時頃、赤い緞帳の向こうから最終セッティングの音が聞こえ英語の話し声も聞こえたり。
そしてバンドの演奏が始まり赤い緞帳が左右に開くと上手からミッキー吉野(Kbd)、Char(Vo&G)、Robert Brill(Dr)、澤田浩史(B)、佐藤準(Kbd)。
1曲目は"Shinin You Shinin' Day"。
白のMustang(1967製?)を抱えたCharの井出達は正にアルバム"Char"のジャケットにように白のスーツ。
2曲目はその1st Album"Char"の2曲目"かげろう"。「まさかアルバムの曲順?。"Smoky"もそこで演ってしまうの?」と思ってしまいます。
「じゃ3曲目は"It's Up To You"ね」と思って構えると"視線"。「流石にアルバムの曲順ではないのね」。でも曲の構成はほぼアルバム通りです。
確かここで「キャニオンレコードからデビューしたCharです。念願のシングル曲を聴いて下さい。」のようなことを言って始まったその曲は"Navy Blue"。
思わず楽しくて顔がニヤけるばかりです。
そして針が上がりレコードを裏返してB面にして針を降ろしたような気分にした時、「きたぁ"Smoky"!」
本当にここに持ってくるなんて。2度目の間奏のピアノ・ソロは佐藤準。オリジナルということで佐藤準のプレイが目立つのですがどの曲もミッキー吉野が奏でるハモンド・オルガンが曲に厚みと色を描きあげ続けています。
終わったと思うとすかさずピアノのイントロから"I've Tried"。この曲も佐藤準のピアノとミッキー吉野のハモンドの音が泣かせてくれます。
私は観たことはないのですが1976年頃は佐藤準とJerry Margosianで創り上げていたのでしょうか。
"空模様のかげんが悪くなる前に"。もう頭の中は高校1年生に戻った感じです。
確か観客からも「"朝"演って!」の声が。そして始まったその曲は"朝"。
キーボード・ソロも忠実に佐藤準が演奏するなど。本当、アルバムの通りというのが嬉しいです。
そして演奏が終わると共に左右から緞帳が閉じられます。
「これは2部構成?。それとも本編終了?。でももうこれで終わってくれてもいいや。アンコール?」と思っているとどうやら10分間ほどの休憩なのでした。
【第2部 2nd Album"Have A Wine"編】
10分ほどの休憩の後、再び場内が暗転し赤い緞帳が左右に開き始まったその曲は"過ぎゆく時に"。
Charは白いスーツからTシャツ?にジーンズに着替え気絶仕様のMustangに持ち替えています。
「いい曲だなぁ」とまったり観ていたのですが、そこは流石にChar。まったりさせてくれるはずはなく2曲目は"Tokyo Night"。
確かこの"Tokyo Night"の最後で「(故)George Mastichにありがとう」と偲んでいました。
この"Tokyo Night"の勢いで"ICE CREAM"になだれこみます。
キャニオン時代のギターのカッティングなどfacebookで右手と右腕に着目するコメント・ツリーもあり目は右手と右腕にいきがちです。でも私はやはりいつも通りCharのお顔に目がいってしまいます。
"Rainy Day"でしっとり聴かせ、"ふるえて眠れ"で軽やかな気分。ストリングというかラッパの音もシンセで再演してくれています。
(補足)2日目を観てここで"夜"も演奏していたことを思い出しました。
「2枚目のシングルを聴いて下さい」で「えっ"気絶"演るの???」と思ったのですが、やはりその曲は"逆光線"。
そうですよね、この"逆光線"が真の2枚目だと思います。
「さぁいよいよ3rd Albumだ」と体を構えると何とここでギターをCharizmaに持ち替えます。
「あらら」と思っている中、始まったその曲はJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲。
まずは佐藤準(ミッキー吉野?)のストリングをバックにCharがバイオリン奏法でメロディを奏でます。
バイオリン奏法、人生50年と少し、エレキ・ギターの音を認識して40年と少し。初めてバイオリン奏法がバイオリン奏法、真にバイオリンと感じました。
そしてバンド演奏となり、ここらで照明にも目がいく余裕が生まれ、ステージは秋、紅葉をバックにバンドが演奏しています。
更に"The Leading of The Leaving(loneliness)"の演奏が続きます。
そう思い出しました。今宵のギターアンプはMATCHLESSではなくHIWATTでした。
「もうどうやってこの本編を終わらせるの?」と思って観ていると再び左右から赤い緞帳が閉じられます。
【第3部 3rd Album"Thrill"編】
「これは休憩?、それとも本編が終わり?」。もういいやとアンコールの拍手など。
3分ほどの休憩?かセット直しの後、再び場内が暗転し赤い緞帳が左右に開き始まったその曲は"You Got The Music"。
もちろん気絶仕様のMustang。
ここで軽くMC。「3枚目のシングル、"闘牛士"を聴いて下さい。」
やはり"闘牛士"が3枚目ですね。
そして"波"、"Thrill"。
ドラマーがレコーディング・メンバーのRobert Brillなのかもしれませんが、レコードで聴くイメージにより近いと感じるのはやはり澤田浩史とRobert Brillのリズム隊なのでしょうか。
ジョニー吉長、Jim Copley、そして古田たかし、などなど。Charと共に演奏するドラマー達ですからいつの演奏も凄いのですが、何かレコードみたいと思うのはギターやキーボードのフレーズだけではないリズムなのでしょうか。
「よしあとは"My Freind"でオシマイ!」と思いきやレコードのB面に突入し"あいつのBoogie"。
針を上げてレコードをひっくり返すその余裕もありませんでした
うん、ミッキー吉野もいますし、本編の終盤に向けて嬉しい選曲です。
ミッキー吉野のハモンド・オルガンによるソロが凄いです。いつ観ても切れ味抜群。
最初はギターのカッティングだけでしたが、途中でCharとミッキー吉野でフレーズというかメロディのコール&レスポンス?。そして少しユニゾンで演奏し、お仕舞い。この曲だったかメンバーのソロ・コーナーもありました。
もう本当、お腹一杯です。
でも"Tomorrow Is Coming For Me"のイントロが始まると「デザートは別腹?」で食べてしまうように音の洪水に飲み込まれます。
それにしても音が良いPAさん?会場?バンドの演奏?その3本の矢というか三位一体の音が素晴らしいです。
ここでギターをGold TopのLesPaulに持ち替えて、観客の「ちゃぁーあー」の応え始めたその曲は"表参道"。
もうここまできたら最後は"Wondering Again"しかありません。
佐藤準のストリングスにミッキー吉野がピアノを奏で始めます。
別腹ももう満腹でこれ以上はもう無理。
メンバーが楽器を降ろしステージ中央に集合しご挨拶。そして下手側に下がります。
もう満腹で食べられない気分ですが、体はアンコールを求める手拍子。
でも今宵は終わりの場内アナウンスが流れます。
もちろん大満足で会場を後にするのは22時40分頃なのでした。
2013年12月28日(土) Char 3 Nights at EX THEATER
-
【はじめに(おことわり)】
幸いにも恵まれた境遇で2日連続で観ました。
そしていつも通り自分が感じたことを書いています。
他の方は真逆かもしれません。
もちろん両日共に最高だったかもしれません。
私もこの日を最初に観ていたら多分、違う感想だったと思います。
あくまでも私の思い出話であることを先におことわりしておきます。
【第1部 1st Album"Char"編】
初日に続き2日目です。
2日目の席もCharの前、前から20列目位の物凄く良い席です。
席に着きまず目についたのは赤い緞帳は無く開放されたステージです。
定刻を10分ほど廻った19:10頃、下手側からメンバーが登場し、始まったその曲は初日と同様、"Shinin' You Shinin' Day"。
まずは座ったまま軽くリズムにのせながら観ているうちに何故か体と心がまったりとしてきました。視界が広くいいなぁと思っていると「そうか昨夜と違い誰も立っていないからだ!」と気づくのでした。
間奏でCharが「Come on!」「Everybody!」と盛り立てながら弾くギターはまた素晴らしいです。流石に連日のライヴで声が少し疲れが見えたりしましたが今宵も絶好調です。
2曲目の"かげろう"でいきなりステージ前に出てきたり煽ってくれます。
そして3曲目の"視線"の途中で心は「次は"Naby Blue"だから座っていようかな」と思いますが、ついつい体が勝手に立ち上がってしまいました。
立ち上がっても私とステージ、私とCharの間を遮るモノは何も無し。快感!
間奏のギターがまた煽ってくれます。今宵も凄い!
個人的には立ったり座ったりするのは面倒なのですが次は"Navy Blue"ですからここは座ってみます。
ここで「オーイエイ、イエイ」とコール&レスポンス。「まぁこの位にしておいてやるは。」
"Naby Blue"では流石のCharも連夜の今宵は高音が厳しそう。
そして"Smoky"!。"Smoky"です!。"Smoky"だよ!。
でも次は"I've Tried"だし、もう立ったり座ったりするのは面倒だから見えなくなるまで座っていようと思いました。
いつしか"Smoky"もエンディングを迎えます。
エレキの"Smoky"を座って観るのは・・・記憶に無いかもしれません。
続く"I've Tried"。高音は声が裏返ってしまいCharの声が厳しそう。
"空模様のかげんが悪くなる前に"でもバンドの演奏は絶好調。初日と同様、Robert Brillがタイトに力強くバチッ!バシッ!と決め続けています。凄いです。
その半面、この辺りからCharのギターが雑になってきたような・・・バンドのアンサンブルとして決める処は決め、ギター・ソロの決める処は決めているのですが、それ以外の処のフレーズ、コード・カッティングなど雑に思えてならなくなってきました。
"朝"では特に歌いながらのカッティング、佐藤準のキーボード・ソロの時のカッティングなど何か初日とは違ったように思えてしまいます。
今宵は初日と違いミッキー吉野のキーボード・ソロの時にはミッキー吉野のキーボード・セット前にあった対になった小さなコンガというかタムを盛り上げようとするのか叩いたり。
初日はどうだったかなと演奏を観ながら思い出すとミッキー吉野のキーボード・セット前まで来たところまでは同じです。でも初日はミッキー吉野のキーボード・ソロの展開に呼応するかのように細かなカッティングを決めまくっていました。
そこがパーカションに変わったのですが、今宵はこれ以降、全体的にカッティングが大雑把に思えてなりませんでした。
更に曲の終盤の「Ah-」を促したり観客を盛り立てます。
そしてエンディングに向かうギター・ソロ。もちろん凄いのですが何か大雑把に感じてそのまま左右から赤い緞帳が閉じられ第1部が終わりました。
なお初日とは違い場内に休憩のアナウンスがありました。
【第2部 2nd Album"Have A Wine"編】
10分ほどの休憩の後、赤い緞帳の向こうからハモンドの音が小さく重厚に響き始め再び場内が暗転し赤い緞帳が左右に開き始まったその曲は"過ぎゆく時に"。
"Tokyo Night"で「とぉぉきょぉぉナイトクラブ♪」と軽く歌い「Come on!」と煽り更に"Freeway Jam"の一節を奏でたりします。
歌いながら時々に「Come on!」「Everybody!」と入れるのですが、立つという反応は上下の一部だけで私の視界に入る全体は座っていました。
立っても良かったけど座っていても楽しい一時です。
最後に今宵も遊び人Gerogeを偲んで「(故)George Mastichにありがとう」な六本木の夜をコメント。
佐藤準のピアノにミッキー吉野のハモンド、重厚な澤田浩史のベース、タイトで力強いRobert Brillのドラムをバックに"Ice Cream"でもギター・ソロを決めまくりです。
メンバー紹介。38年ぶりの再演するRobert Brill。昔、六本木の芋洗坂を下りきった処に住んでいて久しぶりの変わり果てた六本木の街並みに驚いた話など。
「Shinin' Youを創った後に創った曲」というコメントで始まった"Rainy Day"でしっとり聴かせ、"ふるえて眠れ"で軽やかな気分。
更に"夜"。この"夜"では佐藤準のピアノ・ソロ辺りからミラーボールがクルクル廻っています。
何かやはり雑に思えてしまう"逆光線"のカッティングにギター・ソロなのでした。
ギターをCharizmaに持ち替えJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲。
まずは佐藤準(ミッキー吉野?)のストリングをバックにCharがバイオリン奏法でメロディを奏でるのですが、まぁ2度目なのが原因か感動は薄いです。
更に"The Leading of The Leaving(loneliness)"の演奏が続き再び左右から赤い緞帳が閉じられます。
【第3部 3rd Album"Thrill"編】
場内、アンコールの拍手。
3分ほどで再び場内が暗転し赤い緞帳が左右に開き始まったその曲は気絶仕様のMustangで"You Got The Music"。
立つならこの曲からと考えていましたが、座ってると楽ですから天邪鬼の私は「もし次の"闘牛士"では見えなくなっても絶対に立たないもんね」と心に決めて座って見続けることにします。
更に"闘牛士"。中央最前辺りの2〜3列目の方々が立ち、上下のブロックの席の方々が立ち始めました。
でも幸い?にも私の席からはステージの視界は良好なのでした。
更に"波"。
それでは「危険をおかしましょうか」で始まったその曲は"Thrill"。もう体が我慢しきれなくなり天邪鬼もここまでで立ち上がってしまいました。
雑とか何とか感じていましたが、やはり凄いです。
ここで何とギターを降ろし、ミッキー吉野のキーボード・セットに向かいます。ミッキー吉野が一旦、上手側の袖に下がり、ピアノを弾きながら"My Freind"。 ここで思いがけない曲が嬉しいです。
タイトなドラム、どっしりとしたベース、佐藤準のストリングス。
CharとRobert Brillが犬の鳴き真似をし合います。
いいなぁ、この曲。
再びギターを構え"あいつのBoogie"。この辺りから場内総立ち状態になり初日と同様に続くのですがCharとミッキー吉野でフレーズというかメロディのコール&レスポンス?の応酬も無く、各人のソロ廻しもあっさりに"Tomorrow Is Coming For Me"が演奏されるのでした。
あとはGold TopのLesPaulに持ち替えて、"表参道"と"Wondering Again"が演奏され楽しい今宵のライヴも終わりです。
楽しいライブだったのですが、あっさり下がろうとするように見えたCharにRobertが前に出る?と目を向けCharが手招きしメンバーが並んで挨拶する姿を見ながら演奏する側はどういう印象だったのかなと思うのでした。
楽しかったなぁ。それにしても声を出そうとすると咳き込むし、裏声も出なくなってしまったのは年のせいなのかな・・・。
2013年12月29日(日) Char 3 Nights at EX THEATER
-
【第1部 1st Album"Char"編】
いよいよ3日目、最終日です。
最終日も下手側、佐藤準の前から10列目位の物凄く良い席です。
今宵も赤い緞帳は無く開放されたステージです。
そして映像機材が多数配置されています。
定刻を10分ほど廻った18:10頃、下手側からメンバーが登場。
本日はご家族も来ており、Charが登場するかいなや「ちゃーちゃん」。
そしてその声に応えるChar。
Charの井出達で変わった処は防止にトナカイ?のような角が2本生えているところでしょうか。
何か今宵も期待させてくれそうな幕開けです。
セットリストは初日、2日目と同じです。
何か2日目の個人的な印象と違い物凄く丁寧な演奏です。
Charとしては観客に立って欲しいのか今宵も歌の途中で「Come on!」と入れたりしています。
とにかく最初から最後まで丁寧だけどスリリングな演奏。
"Smoky"が終わったところで、ジャケットを脱ぐ間を繋ぐことを理由にして佐藤準にMCを振ります。
佐藤準のMCは「スピード感があるCharとやるのは楽しい。」。
あと印象に残ったMCは"I've Tried"を演奏する前にCharが「Jerry Margosianに捧げます」と語った事でしょうか。
"朝"のミッキー吉野のキーボード・ソロの時にはCharはカッティングを一瞬だけ弾くのですが思い直しその手を止めてミッキー吉野のキーボード・セット前にあった対になった小さなタム叩きます。
更に曲の終盤の「Ah-」を促し「最後はハモって」「いい感じ」と観客を盛り立てます。
そしてギター・ソロでエンディングに向かい、今宵も左右から赤い緞帳が閉じられ場内に休憩のアナウンスで第1部が終わりました。
【第2部 2nd Album"Have A Wine"編】
10分ほどの休憩の後、赤い緞帳の向こうからハモンドの音が小さく重厚に響き始め再び場内が暗転し赤い緞帳が左右に開き始まったその曲は"過ぎゆく時に"。
セットリストは2日目と同じです。
初日と違い3枚目のシングル・レコードと紹介された"逆光線"。
多分、紹介されたような。
「あっ今宵は3枚目と言った!」と記憶してるのですが気のせいかもしれません。
確かこの辺りの曲が終わったところで「ちゃーちゃん」の声に「大のお気に入りの赤ちゃん」とCharが応えたりしたところがまた微笑ましいです。
ギターをCharizmaに持ち替えJR東海「そうだ京都、行こう。」のCM曲。
初日と同様、綺麗なバイオリン奏法を織り交ぜた演奏に感動です。
【第3部 3rd Album"Thrill"編】
場内、アンコールの拍手。
3分ほどで再び場内が暗転し赤い緞帳が左右にメンバーが登場。
やはりCharが登場するやいなや微笑ましい「ちゃーちゃん」。でも今回は観客に声に消されその声が届かなかったか、仕事に徹したかでした。
まずはメンバー紹介から。
そして始まったその曲は気絶仕様のMustangで"You Got The Music"。
「この曲から」と決めていたので立ち上がっての鑑賞です。
いいなぁギター・ソロ。最高です。
「4枚目のシングル!」で"闘牛士"。
"波"が終わった処でCharはギターを降ろし、ミッキー吉野のキーボード・セットに向かいます。
「おっセットリストを入れ替えたのか」。確かに"波"〜"My Freind"〜"Thirll"と続けた方が観ている方も"Thirll"の勢いがあるままエンディングまでいけるので嬉しいと思ったのですが、残念ながらミッキー吉野に「違うよ」と言われ勘違いしたことに気付くCharなのでした。
その照れ隠しか再びギターを構える間をとりつくために困った時に頼れる親友ということで佐藤準にMCを振ったところが笑えました。
佐藤準のMCは「歳を重ねると体が痛い」。
そのMCに「緊張感無くなるよ。次の曲は緊張感の塊なのに。」なる旨を返し始まったその曲は"Thrill"。
ピアノを弾きながら"My Freind"。珍しく歌い始めたCharがピアノをしくじり「ゴメン」で演奏を中断し、もう1度、歌の部分から演奏をし直し。本当に珍しい光景でこれも嬉しく思いました。
そして最後の佐藤準のストリングスに合わせたRobert Brillの口笛が綺麗でした。
3日間とも大概の曲がRobert Brillのハイハットで刻みスティックでカウントで曲は始まるのですが、"表参道"の際、ギターをGold TopのLesPaulに持ち替えていましたが、この日、Charはその仕草を見せなかったので「もしや、驚きの追加曲?」。
しかしやはりギターの持ち替えは行われましたが、Robert Brillのカウントは急には止まらない。あっという間にバンドの演奏は始まり、ギターの音は丁度、歌い始めからになってしまったのはご愛嬌。
最後の"Wondering Again"を聴きながら「夢よ、終わらないでくれ。このまま続いてくれ」と思い続けるのでした。
全ての演奏が終わりCharが泣き真似(実際に込み上げていたような感じに思いました)をしながらRobert Brillとハグ。そしてミッキーとも。メンバー全員がステージに肩を並べご挨拶。
「良かったよ。良かったね」と思うのでした。
去り際、Charが「良いお年を!」と生声で叫んで今宵、そして夢のような楽しい3日間は終わりを告げるのでした。
【おわりに】
幸いにも恵まれた境遇で3日連続で観ることが出来ました。
思ったのは1977年の春先に終わらず、1978年もこのメンバーで続けられていたのならば、その後の38年間、そしてChar側も観客側も今とは違っていたのかもしれません。
これが運命というか人生というものなのでしょうか。
1977年当時にCharが描いていたバンドが、36年の年月を経て結成することが出来た楽しい3日間。
良かったね、Char!
そしてありがとう、Char!
という感じです。
そして楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまいました。
「
Char×ロバート・ブリル×佐藤準
1976年、Smokyを生んだ伝説のライブをいま再び!
」
|