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だらだら日記

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2004年5月編

5月22日(土)
 売上がふるわないのに、えらいペースで仕入をするので店は在庫で溢れるわー、内職で貯めた金は吹っ飛ぶわーの状態に陥る。でもまあ良い仕入が出来ているので良しとしましょう。


5月19日(水)
 水戸の成果は2勝2敗。でも本気で欲しかったナカムラマンガが落札できたので、ほとんどオッケー。落丁チェックとか補修とかしてるけど、思わず読み始めて仕事になんない(^^;。


5月17日(月)
 店を閉めてから、お酒を一本かついで下北沢へ。『第1回藤野羽衣子個展 下北沢・ハレンチ展』。藤野羽衣子って誰? かというと、2002年8月3日の日記で出てきた女優さんです。当時の芸名は藤繭ゑさんでした。ストリッパーを引退し新しい名前で各方面にて多彩な才能をまき散らしつつ活躍中です。その一旦は、彼女の公式ページ『分解社』でもごらん頂けます。まあ、いろいろ見所は満載だが、とくに過去の社長のお仕事映像編は必見かもしれん
 こんだけ才能と美貌が溢れまくってると人生勝ったも同然という言葉が脳裏をかすめるが、こういう言葉はひょっとして失礼かもしれんと3.7秒ほど熟考するが脳味噌がタイムアウト。
 会場で販売していた著作『ストリップ万歳』にあつかましくもサイン入れて貰ったり、更にあつかましくも色紙にサイン貰ったり、豆大福の眼福(この地球上で20数名にしか分からないネタ)にあずかるとかとかの至福の時を過ごす。その時の映像はしっかりデジカメに撮ってしまったけど、門外不出なんで公開せず(^_^)
 ちなみに上記の著作はうちで販売したりなんかはしないので、欲しい人は下北沢に走れ!


5月16日(日)
 てなわけで水戸行脚。朝8時に起きて(実に久しぶり)、チャリで水道橋。JRでとりあえず上野駅に着くが8時半の特急に間に合わず、9時発のスーパー日立に乗る。10時15分水戸着。水戸は初めてなんだが、妙にひらけてビルばかりが目立つ街である。駅の南口を出て、千波湖から注ぎ出る桜川(那珂川の支流)の川縁をとぼとぼ歩くと10分くらいで、入札会場のホテルに着いた。

 席料(ようは参加費ね)の1500円(弁当付)を払って。早速入札会場へ。会場は3つに分かれていて、一番大きな部屋が嵩もの(ようは量が多い奴)、もう一つが軸とか色紙とか書簡とか和本とかの古典籍に近いもの。最後の部屋が漫画とかサブカルもの。基本的に今日は、この最後の部屋にしか興味がない。お目当てのナカムラ漫画の前に座り込んで、内容チェック。ビッグネームはいないけど、それなりにSFとミステリーが混じっているのでちょっと気合いを入れた金額を算出。他に見回すと、貸本が5束くらい出ている。背中を見ると屑ばかりなんで、これはパス。紙ものの方を見ると小松崎茂の戦記物の挿絵原画が出ている。18枚あってサイズ的にもそこそこ大きい。友人に電話して入札値を打診。

 昼飯のお弁当食べて。う〜ん、と悩みながら再度値段を再計算するが、結局最初のままの値で入札する。念のために再度見廻っていると古い怪奇系映画のポスターを見かけたので、知り合いの業者に電話して代理で入札。ここで1時頃。5時迄まてば、落札した荷物をそのまま持ち帰れるが、4時間も暇を潰しようがないので、発送用の荷札を書いて会場を引き上げる。行きは特急だけど帰りは鈍行。どーせ急いで帰ってもしゃーないし(^^;


5月14日(金)
 取材続きはまだまだ続き、今度は東京書籍から依頼。どうやら以前出ていた「東京古書店グラフティ」のパート2の取材みたい。ついでに本日、とあるアニメ制作会社の社長が来て、某マンガ家の連絡先を知りたいので仲介してくれとの依頼がある。う〜ん、なんだか本業以外が慌ただしい。

 今週日曜日は水戸まで仕入の予定。


5月13日(木)
 てなわけでオーストラリア放送協会。インタビューの趣旨は「日本におけるレイプの現状」で、みやわきさんに対しては、日本にメディア(漫画含む)は、平気でレイプやらセックスの描写を載せるが、そのことが性犯罪を助長させることにならないのか? という意見を聞きたかったようだ。当初かみ合わなかった質疑も後半は少しずつ噛み合い出すが、肝心の質問の回答には至らなかったんじゃないだろうか(^^;。
 「何故レイプマンという漫画が受けたのか?」という質問に対し、「戦後女性が強くなりすぎて男性のストレスが溜まった結果だろう」という回答に、脇にいたディレクター(オーストラリア人)が「それは理解できる。うちの女房も強すぎて」とぼやいたのは、裏で聞いてて笑ってしまった。「レイプマン」という作品が理解できたかどうかは怪しいが、誤解されない程度には分かって頂けたようではある。

 メディアにおける性描写が性犯罪を助長させるかどうかという議論に対する個人的見解は、「助長させるかどうかはデータがないので何とも言えないが、ここまで情報流通が肥大化したいま、性的な情報のみの隠蔽が不完全にしかできないならば、いっそオープンにしてしまった方がマシだろう」です。


5月12日(水)
 今年に入って店頭の売上と通販の売上は完全に逆転。うーん、店の意味づけもちょっと考えないといけないかな〜。ここんとこお店に来るのは知り合いとかばっかりだし(^^;。

 今週は何故か取材が2件。ひとつはマガジンハウスのBRUTUS。こちらは普通に古本屋としての取材なんだけれど、もう1件がオーストラリア放送協会。どうもここらいしけど公共なんだが民間なんだかよく分からない。こちらは店の取材じゃなくて、某マンガ家をインタビューするにあたって、場所を貸して欲しいとのこと。狭くても良いならどうぞということで了承したけど、わざわざこんなところでやらなくても(^^;。ちなみに取材のテーマは「日本におけるレイプの現状」だそうだ( ̄▽ ̄;。別に国内で放送するわけじゃないから、俺はかまわんけどね。