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だらだら日記

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11月編

11月28日(金)
 つい先日自転車でこけまして左ひじをかなり激しく負傷しました(T_T)。その日の晩は思わず悲鳴を上げてしまうほど激痛が走り、布団の上でじたばたしておりました。次の日に医者に行ってレントゲンを撮ってもらうととりあえず骨に異常はありませんでした。生まれてこの方骨折したことがないという丈夫な骨は相変わらず健在のようです(^^;。とりあえず湿布薬と炎症止めの飲み薬をもらうが、これを書いている時点でも腕を不用意な方向に動かすとかなり痛みが走って何かと不便な状況。服を着るのが結構至難の業です。

 朝方メールで『コミック 愛の世界史』全10巻に注文が入る。これは複数の漫画家によるシリーズ物で、クレオパトラとかショパンとかゲーテとかの歴史人物コミカライズしたものです。正直言ってこの本の揃いは、珍しいことは珍しいのだが、人気のある漫画家も少ないのでセットでは売れんかな〜と思っていた。注文主は関西の大学教授。このシリーズの何が目当てかというと、小形啓子『愛と革命の詩人 ハイネ』でした。この本はドイツで翻訳発行されているらしく、ドイツのデュッセルドルフのハイネ研究所が原著を探していたということらしい。う〜ん、日本の漫画がドイツにまで進出しているとは思わなかった。奥が深いぜ日本の漫画も(^^;

 先月に引き続き今月はNHKから取材依頼。って言っても店ではなくてやっぱり本なんだけどね。本は『万寶料理秘密箱』。この本の中に黄身と白身を反転させたゆで卵を作る”黄身返し卵”という料理方法がある。これを現代に復活させ量産化させたメーカーが長野にあるらしい。この技術をニュースで紹介する上で、原著も紹介したいらしい。撮影はまだだけど、放映は12月6日(土)朝7時35分頃らしい。全国放送なのか地域放送なのかは、もひとつよく分からないです。


11月2日(日)
 神田古本まつりが始まった。今回は古書組合で作成した無料マップにお店が掲載されたので、来店客数は多いのだけれども客単価はどうにも低くて(^^;。そろそろ店売りも考え物かも知れない〜。通販主体にして、他にアルバイトでもやったほうがましかも(-_-;。個人消費も底なしだね〜。

 最近福本伸行にはまってます。とくに博打ものが面白くて、『賭博黙示録カイジ』、『天』、『アカギ』など読んでます。今までの賭博漫画と違って、心理的な駆け引きに重点が置かれていたり、単なる麻雀でも変則ルールを用いることによって緊迫感を醸し出しています。『カイジ』は揃いで一気読みしたのだけれど、『天』と『アカギ』は、他の古本屋の均一台にあったコンビニ本で読んでいる。困ったことにこのコンビニ本というのは、通巻表示がないので前後関係や全巻のどれだけ読んだのかさっぱり分からない。読み捨てするなら良いのだけど、かなり欲求不満になる本ではある(^^;。

 古物営業法の一部を改正する法律が平成15年9月1日に制定された。これに伴いインターネット上で古物を販売する業者は、届け出が必要となる。これはまあ別にかまわないと言えばかまわないのだが、問題は添付書類。”プロバイダやインターネットのモールショップの運営者からURLの割り当てを受けた通知書の写し等”が必要とあるが、プロバイダからURLを割り当てた際に発行される書類などという物は、実のところほとんどのプロバイダで発行などしていないのだ。多くのプロバイダは、インターネットの接続環境を提供することが主で、ホームページの割り当てはオマケに過ぎない。ホームページを運営したいお客さん(インターネット利用者のごく一部)は、接続した跡にオンラインで適当に設定するのが主流である。結局プロバイダとの契約書(というか書面)には、ログインIDやパスワードやメールアカウントは記載されるがURLなどはどこにも表示されない。私は独自ドメイン持ってるし、それなりの証明が可能なので困らない。しかし他の古本屋からは何件か相談が来ている。結局の所、プロバイダに証明書を発行してもらうか、警察にそんな書面は一般的に存在しないとねじ込むかのどちらかしか手段はない。ねじ込むという論調ではないけど、自分も申請しなきゃならない都合上、近所の警察に行って書類もらうついでに、”他の古本屋が困っているよ”と担当の警察署員に告げる。しかし担当の警察署員も結構この問題には頭抱えているようです(^^;。逆に警視庁の担当の方に直接状況を説明してやってくれと頼まれてしまう(^^;。う〜ん、と言われても困ってしまうけど・・・。まあプロバイダ側の対応が悪いようだったら、またねじ込みに行きましょう(^_^)。