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だらだら日記

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8月編

8月22日(金)

 組合から本が届く。東京都古書籍商業協同組合編『古本カタログ』。こういうタイトルだと古書目録みたいだけど実は晶文社から発行されたれっきとした新刊本である。見開きに古い本と新しい本とを対比して並べ、ちょっとしたコメントをのっけてある。たとえば、”ファンタジーはベストセラー”と題し、右に「桃太郎絵詞:江戸後期巻物、古書価100万円」、左に「ハリーポッターと賢者の石」を並べるという具合である。身内びいきではあるが、それぞれの対比がおもしろく、なかなか楽しめる本に仕上がっている。
 わざわざこの本を日記に取り上げたのは、別にこの本の宣伝をしたかったわけではない。この本には前掲の本の対比以外に、いろいろと本に携わる各方面の人間のコラムが掲載されている。 その中の某Mのコラムを読んで実はちょっと唖然とさせられた。
  某Mは作家兼編集者である。そのコラムには概ねこのようなことが書かれていた。”東京下町の地域ミニコミ誌を編集していて、その地域について書かれた資料を探したがなかなか見つからない。古書で2冊ほど見つけたが、どちらも1万円もする。持っている人から借りてコピーした”
 読んでいてうんざりした。仕事に必要な資料の値段の1万円が高いか安いかは、仕事の内容と本の内容が分からないのでとやかく言うつもりはない。しかし仮にも作家で編集という著作権に関して一番ナーバスであらねばならない立場の人間が臆面もなく”人から借りてコピーした”と平気で書く無神経さには呆れ果ててしまう。自分のしている行為が著作権法に違反している行為だという認識がまるでないようだ。
 自分自身他人の著作物をコピーしたことが一度もないわけではない。しかし少なくともそれが禁止された行為で違法であることは認識してしている(別に認識していれば許されるわけではないが・・・)。 著作者というのは、意外と自分の著作権が侵害されるのはナーバスだけど、他人の著作権の侵害に関しては無神経であるらしい。
  ちなみに著作権の有効期間は著作者の死後50年で、複製に関しては図書館や教育現場での使用に関してのごく一部しか許されていない。作家も含めて一般の人は、複製して販売しなければ著作権に触れないものと勘違いしているんじゃないだろうか。
 ちなみにこの「古本カタログ」の奥付には、”本書の内容の一部あるいは全部を複写複製することは、著作権法上での例外を除き禁じられています”と書かれている。なにをかいわんやである(-_-#


8月12日(火)

 名古屋の親戚宅に一泊し、ヨシズ張りの作業を朝方片づけて、一路伊勢の某超書店へ。道はそれほど渋滞はしていないけど、それほど飛ばせる道でもないので、なんだかんだで4時間ほどかかってしまう。200万冊の在庫と聞いていたし、一部で貸本マンガなどもあると噂されていたので、かなり期待していたのだが正直期待はずれだった。でも6mはありそうな天井までびっしりと本が詰まっているのは確かに壮観。西洋の図書館みたい。ただし自分ではしご昇って取るのは怖そう。1時間ほどうろついて客に依頼されていた探求本を中心にセドル。掘り出し物は無かったけど、まあガソリン代くらいにはなったかな?

 帰りは一路静岡へ。伊勢湾岸自動車道を通ったので、たいした渋滞にも遭わず、1号線バイパスも順調で意外とハイペースで戻ってこれました。

豊橋名物? 黄色い矢印信号。


8月11日(月)

 コンビニの駐車場で時間潰したり駅前の喫茶店でモーニングを食べつつ時間潰したりして、ようやく明治村の開園時間9時半となる(^^;。まあ昔から一度みてみたかった旧帝国ホテルの玄関ロビーとか網走監獄とか色々と堪能させていた頂きましたが、やっぱり炎天下に3時間も歩き回るには気力も体力も十分じゃないことを実感させられました。結局全部の建物をみるのは断念。

 明治村聖ザビエル天主堂の薔薇窓。薔薇には見えないけど薔薇窓。

 睡眠不足と暑さでぐったりしながら次の目的地、犬山城。だいたい日本のお城は鉄筋コンクリートに改修された物が多いのだけど、こちらはほぼ当時の状態が残されているのが素晴らしい。さらに個人所有という点もナイスだと思う。最上階の外側に張り出した回廊(って言うのか?)が外側に傾斜しているのは、ちょっとくたびれた身には怖い物を感じたけど(^^;

 犬山城天守閣の桃の瓦。たぶん魔除だと思う。

 


8月10日(日)

 今日から13日まで夏期休暇(^_^)。といっても大半はセドリに明け暮れるのだが(^^;。とりあえず実家に戻って、静岡松坂屋の古書市と界隈の古本屋をのぞく。

 収穫はこの3点ほど。

  

 最近プレミアム化しつつある虫コミの北島洋子「スイートララ』、小学三年生付録『まんが大行進』(お目当ては前面のドラえもんに非ず)、表紙からコラムまで徳南誠一郎オンパレードの貸本短編誌曙出版『地獄門 3号』。

 晩の22時になって、実家の清水から愛知県犬山市に向けて出発。国1バイパスに乗った瞬間豪雨に見舞われる(T_T)。前途危うい。

 国1バイパスを袋井で降り、県道61号を北上。二俣で県道9号に入りさらに北上。JR飯田線を越えて151号線を抜け473号線へと入り、あとは恵那まで直行。ガスであまり視界は良くないが比較的道のコンディションが良いのと空いているおかげでペースは順調。恵那に午前3時頃付き、そのまま19号線で西へ向かい、犬山市に到着〜。でも5時半って早く着きすぎ(T_T)/


 

8月5日(火)

 不意に、こんなところに(http://www.nasda.go.jp/lib/nasda-news/2003/08/hito_j.html)顔を出したりする(^^;