ゲームについて考えることは喜びである

The Game Power


 ゲームに関連したエッセイです。タイトルは『週刊プロレス』山本隆司編集長、
通称“ターザン山本”氏の連載「ザ・マイナーパワー」のパロディです。
 何を隠そう、私は山本氏のファンなのです。
 「物事はすべて自分に都合のいいように解釈する」と公言してはばからない
山本氏。綴じ込み付録のカレンダーの写真を、好きな1人の女子選手だけで12か月
埋める。トロフィーのプレゼンターとしてリングに上がり、大ブーイングを浴びて
も平然としている。あちこちで取材拒否に遭うが、決してへこたれることがない。
 「週プロ」を見ていると、自分は周りに気を遣い過ぎなのではないかと考えてし
まいます。もっと大胆にならないと、チャンスをつかむことはできないのかもしれ
ないですね。
 つまらないと思った試合は、素直につまらないと書く。もっとつまらないと思っ
た試合は、たとえメインイベントであっても、誌面には取り上げない。
 そして一般のファンの声をよく聞く。業界人よりもファンとのつながりを大切に
するのです。ゲーム界にも、こういう思い切ったマスコミがあっていいと思うので
すが。

※96年7月をもって、ターザン山本氏は週刊プロレスを退職、「ザ・マイナーパワ
ー」のコーナーも終了となりました。
 でも、「ザ・ゲームパワー」は、このタイトルのままで続けていきます。これか
らもよろしくお願いいたします。


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